JP2013151098A - 記録装置、カバー - Google Patents

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克巳 岡本
Noriyasu Aoki
義安 青木
Kazutoshi Sakamoto
一峻 坂本
Toshinori Fujimatsu
俊紀 藤松
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Abstract

【課題】印刷中に、所謂紙ジャムが発生し、用紙が搬送経路に残ったままとなった場合に、使用者が、搬送経路に残った用紙を容易に取り除くことができないという課題がある。
【解決手段】用紙Pに記録する記録部と、筐体2の内部に設けられ、用紙Pが搬送される搬送経路と、筐体2に設けられ、搬送経路が露出する搬送経路開口部としての開口部24と、退避可能な部材から構成され、開口部24を覆うカバー30と、を備えた記録装置を提供する。
【選択図】図11

Description

本発明は、記録装置、カバーに関する。
インクジェットヘッドを備えたインクジェット方式の記録装置や、感光体を備えた電子写真方式の記録装置は、搬送される用紙などの記録媒体に文字や画像を形成する。このような記録装置では、所謂紙ジャムによって搬送される用紙が搬送経路に残ってしまうことがある。
例えば、特許文献1では、使用者がカバーを開けるときの操作に連動して、外側搬送部材と内側搬送部材とが分離し、搬送経路に残った用紙を取り出すことができる。
特開2008−58449号公報
しかしながら、特許文献1の記録装置では、紙ジャムによって搬送される用紙が搬送経路に残ってしまったとき、使用者がカバー全体を回動させなくてはならないという課題がある。また、カバー全体の回動に連動して外側搬送部材と内側搬送部材とを分離させて搬送経路を露出させる構成を備えている。そのため、記録装置が大型化してしまうという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]記録媒体に記録する記録部と、筐体の内部に設けられ、前記記録媒体が搬送される搬送経路と、前記筐体に設けられ、前記搬送経路が露出する搬送経路開口部と、退避可能な部材から構成され、前記搬送経路開口部を覆うカバーと、を備えたことを特徴とする記録装置。
本適用例によれば、退避可能な部材から構成され、搬送経路開口部を覆うカバーを備える。これにより、紙ジャムによって搬送される記録媒体が搬送経路に残ってしまったとき、使用者がカバー全体を回動させることなく、使用者は搬送経路開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。また、搬送経路が露出する搬送経路開口部を備える。これにより、カバー全体の回動に連動して搬送経路を露出させる構成を備えていないので記録装置が大型化してしまうことを抑制できる。
[適用例2]前記記録部は、前記記録媒体に向かってインクを噴射する液体噴射ヘッドを有し、前記筐体に設けられ、前記搬送経路開口部と隣接する隣接開口部と、前記筐体の外部に配置されたインクタンクと、前記隣接開口部を通り、前記液体噴射ヘッドと前記インクタンクとを連通するインク供給チューブと、を備えたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、隣接開口部を通り、液体噴射ヘッドとインクタンクとを連通するインク供給チューブが備えられる。これにより、インク供給チューブが搬送経路や搬送経路開口部に位置しないので、使用者が、搬送経路開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くとき、インク供給チューブが障害になることを防止できる。
[適用例3]前記退避可能な部材は、変形可能な部材によって構成されたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、使用者は、カバーの一部を変形させて開口させることができるので、カバーの外側から内側に手を入れて、搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。
[適用例4]前記退避可能な部材は、複数の棒状部材によって構成され、前記棒状部材の端部が前記搬送経路開口部の縁に固定されたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、棒状部材の固定された端部の反対側が退避するので、使用者は、カバーの一部を開口させ、搬送経路に手を入れて、搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。
[適用例5]前記退避可能な部材は、複数の帯状部材によって構成され、前記帯状部材の端部が前記搬送経路開口部の縁に固定されたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、帯状部材の固定された端部の反対側が退避するので、使用者は、カバーの一部を開口させ、搬送経路に手を入れて、搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。
[適用例6]前記インク供給チューブは、前記液体噴射ヘッドと連通する第1のインク供給チューブと、前記インクタンクと連通する第2のインク供給チューブとを備え、前記第1のインク供給チューブと前記第2のインク供給チューブとの間に介在する中継部が備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第1のインク供給チューブ、第2のインク供給チューブをそれぞれ異なる部材によって構成することができる。
[適用例7]前記カバーは、前記隣接開口部を覆うことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、外観上の美観が向上する。
[適用例8]前記インク供給チューブを係合する係合部を、前記筐体における前記搬送経路開口部を除く位置に備えたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インク供給チューブが搬送経路や搬送経路開口部に位置しないので、使用者が、搬送経路開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くときの障害になることを防止できる。
[適用例9]前記隣接開口部と連通し、前記中継部を収容する収容部が備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第1のインク供給チューブや第2のインク供給チューブが搬送経路や搬送経路開口部に位置しないので、使用者が、搬送経路開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くとき、第1のインク供給チューブや第2のインク供給チューブが障害になることを防止できる。
[適用例10]前記中継部は、前記収容部に装着されたアダプターであることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、筐体とインクタンクとを分離することができる。
[適用例11]前記中継部は、前記収容部に備えられた継手であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第1のインク供給チューブと第2のインク供給チューブとを中継することができる。
[適用例12]前記アダプターは、液体を貯留する貯留部を備えた液体容器であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、貯留部から液体を液体噴射ヘッドに供給することができる。
[適用例13]前記筐体における前記搬送経路開口部の鉛直方向下側に、前記記録媒体を排出する排出用開口部が備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、使用者は、筐体における排出用開口部が備えられた側から搬送経路開口部に手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。
[適用例14]前記筐体における前記排出用開口部の鉛直方向下側に、前記記録媒体を載置するカセット挿入口部が備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、使用者は、筐体におけるカセット挿入口部が備えられた側から搬送経路開口部に手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。
[適用例15]筐体の内部に設けられ、記録媒体が搬送される搬送経路と、前記筐体に設けられ、前記搬送経路が露出する搬送経路開口部と、を備えた記録装置のカバーであって、退避可能な部材から構成され、前記搬送経路開口部を覆うことを特徴とするカバー。
本適用例によれば、退避可能な部材から構成され、搬送経路開口部を覆うカバーを備える。これにより、紙ジャムによって搬送される記録媒体が搬送経路に残ってしまったとき、使用者がカバー全体を回動させることなく、使用者は搬送経路開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。
記録装置の外観斜視図。 カバーを取り外した状態における記録装置の外観斜視図。 カバーの図。 実施形態2における記録装置の外観斜視図。 実施形態2におけるカバーを取り外した状態における記録装置の外観斜視図。 実施形態2における収容部の部分を示す外観斜視図。 実施形態2におけるカバーの図。 実施形態3における記録装置の外観斜視図。 実施形態4における中継部としての継手を示す図。 (a)は、貯留部を備えたアダプターの斜視図、(b)は、管形状の継手の斜視図。 実施形態5における記録装置の外観斜視図。 実施形態5におけるカバーを取り外した状態における記録装置の外観斜視図。 実施形態6における記録装置の外観斜視図。 実施形態6におけるカバーを取り外した状態における記録装置の外観斜視図。 複数の固い棒状部材によって構成されるカバーの一部を示す図。 記録部に原稿給紙部とスキャナー部とを備えた記録装置の外観斜視図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1における記録装置としてのインクジェットプリンター(以降は、プリンターという)1を副走査方向D2下流側から見た図、すなわち正面側から見た外観斜視図である。カバー30は、一方の面が粘着性を有する帯状の固定部材31によって、筐体2に固定される。
図2は、図1のカバー30を取り外した状態におけるプリンター1の外観斜視図である。筐体2の内部には、筐体2に固定されたガイド部3に沿って、主走査方向D1に往復移動するキャリッジ4が備えられる。キャリッジ4には、液体としてのインクを噴射する液体噴射ヘッド5が備えられる。
筐体2の副走査方向D2上流側すなわち背面側には、記録媒体としての用紙Pを載置する用紙サポート14が備えられる。用紙サポート14に載置された用紙Pは、筐体2に備えられた給紙装置(不図示)によって筐体2の内部に給紙される。
プリンター1は、紙送りモーター(不図示)によって回転駆動される駆動ローラー(不図示)と駆動ローラーと当接し従動する従動ローラー(不図示)とを備え、筐体2の内部に給紙された用紙Pは、駆動ローラーと従動ローラーによって、搬送経路10に沿って副走査方向D2に搬送される。液体噴射ヘッド5は、主走査方向D1に往復移動しながら、搬送される用紙Pに対してインクを噴射し、用紙Pに文字や画像を記録する。
本実施形態における記録部は、主走査方向D1に往復移動する液体噴射ヘッド5、用紙Pを副走査方向D2に搬送する、駆動ローラーと従動ローラーを含んで構成される。
文字や画像が記録された用紙Pは、プリンター1の正面側に設けられた排出用開口部18から、副走査方向D2に排出され、スタッカー17に載置される。
また、プリンター1には、用紙Pを積載するためのカセット15が、カセット挿入口部26から挿入され、副走査方向D2にスライド可能に備えられる。使用者は、カセット15に設けられた取手部16を用いて、カセット15を引き出し、用紙Pを積載する。
カセット15に積載された用紙Pの最上部にある用紙Pが給紙装置によって、筐体2の内部に給紙され、搬送経路10に沿って搬送される。液体噴射ヘッド5は、主走査方向D1に往復移動しながら、搬送される用紙Pに対してインクを噴射し、用紙Pに文字や画像を記録する。文字や画像が記録された用紙Pは、排出用開口部18から排出され、スタッカー17に載置される。
プリンター1の正面側には、電源のオン・オフの操作や、印刷条件の設定を行う操作ボタン23や印刷条件の表示や、印刷時のエラー情報を表示するための発光ダイオードなどの表示部22が備えられる。
筐体2の内部には、主走査方向D1において仕切る仕切り板11、仕切り板13、副走査方向D2において仕切る仕切り板12が設けられている。キャリッジ4、ガイド部3は、鉛直方向D3において、仕切り板11,12,13の下側に備えられる。この構成により、キャリッジ4は、鉛直方向D3における仕切り板11,12,13の下側の位置で、主走査方向D1に往復移動する。
筐体2の内部には、主走査方向D1において仕切り板11と仕切り板13によって区画され、副走査方向D2において排出用開口部18の鉛直方向D3上側に形成された壁部9と仕切り板12によって区画され、鉛直方向D3において搬送経路10と筐体2の内側の上部に形成された内壁面2bによって区画される空洞部Sが形成される。
筐体2の正面側すなわち副走査方向D2下流側には、主走査方向D1において仕切り板11と仕切り板13によって区画され、鉛直方向D3において内壁面2bと壁部9の鉛直方向D3上側の端面9aによって区画される範囲(主走査方向D1の幅A2と鉛直方向D3の高さBに示す範囲)が開口する搬送経路開口部としての開口部24が設けられている。
このように、筐体2の内部における搬送経路10の液体噴射ヘッド5側に空洞部Sが形成され、空洞部Sと連通し、筐体2の正面側が開口する開口部24が形成されている。また、ガイド部3は、副走査方向D2において仕切り板12より背面側に備えられ、キャリッジ4は、副走査方向D2において仕切り板12と重なる位置に備えられる。
このような構成により、使用者がプリンター1の正面側に設けられた開口部24から空洞部Sを見ると、キャリッジ4の一部と搬送経路10が露出している。
筐体2の正面側すなわち副走査方向D2下流側には、主走査方向D1において仕切り板11と内壁面2aによって区画され、鉛直方向D3において内壁面2bと壁部9の鉛直方向D3上側の端面9aによって区画される範囲(主走査方向D1の幅A1と鉛直方向D3の高さBに示す範囲)が開口する隣接開口部としての開口部28が設けられている。
筐体2の正面側における図面右側には、挿入孔32が設けられている。挿入孔32には、筐体2の内部に備えられた回路基板(不図示)と電気的に接続される端子(不図示)が備えられている。プリンター1の外部に配置された情報処理機器の通信用ケーブルが挿入孔32に挿入され、端子を介して回路基板と電気的に接続される。
筐体2の外には、インクタンク50が備えられる。インクタンク50には、インク色別に区画された液体容器51a,51b,51c,51dが備えられる。本実施形態では、液体容器51a〜51dには、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインクがそれぞれ収容される。
インク供給チューブ40a,40b,40c,40dは、液体噴射ヘッド5とインクタンク50の液体容器51a,51b,51c,51dと連通し、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインクがポンプ部(不図示)を介してインクタンク50から液体噴射ヘッド5に供給される。
開口部28の副走査方向D2上流側には、筐体2の内部を副走査方向D2に仕切る仕切り板27が設けられる。仕切り板27には、貫通孔29が形成されている。また、搬送経路10の鉛直方向D3上側の主走査方向D1の幅A1の範囲においては、壁部9の鉛直方向D3上部から副走査方向D2上流側に延びる底板20が形成されている。
インク供給チューブ40a〜40dは、筐体2の外部から開口部28を通り、底板20に当接または上部を通り、貫通孔29を通り、キャリッジ4側に配置される。そして、インク供給チューブ40a〜40dは、キャリッジ4に固定される。インク供給チューブ40a〜40dは、キャリッジ4の主走査方向D1の往復移動に伴って、フレキシブルに変形が可能である。
インク供給チューブ40a〜40dは、結束部(不図示)によって束ねられ、プリンター1の筐体2の図面左側側面に備えられた係合部21に係合される。係合部21は、筐体2における開口部24を除く位置に備えられる。
図1のカバー30には、カバー30を厚さ方向すなわち副走査方向D2に切断し、主走査方向D1に延びる切断部301が形成される。切断部301の主走査方向D1における両端において鉛直方向D3上側には、主走査方向D1に対して斜めに切断された切断部302a,302bが形成される。切断部301の鉛直方向D3下側には、切断部302a,302bと線対称の位置に切断部302c,302dが形成される。
インク供給チューブ40a〜40dは、カバー30の切断部301を通り、筐体2の外部から内部に配置される。インク供給チューブ40a〜40dは、図面左側の切断部302aまたは切断部302cを通り、筐体2の外部から内部に配置されるようにしてもよい。
カバー30には、切断部301,302a〜302dによって鉛直方向D3に分割された分断部303aと分断部303bとが形成される。分断部303aは、切断部301より鉛直方向D3上側の範囲で、破線j、切断部302a、切断部302bによって囲まれる範囲である。分断部303bは、切断部301より鉛直方向D3下側の範囲で、破線k、切断部302c、切断部302dによって囲まれる範囲である。
図3(a)は、図1のカバー30を、カバー30がプリンター1に取り付けられた状態において正面側から見た図である。図3(b)は、図3(a)の矢印方向すなわち主走査方向D1から見たC―C´の位置における断面図である。
カバー30は、変形性を有する樹脂やゴムなどによって形成される。そのため、使用者がカバー30の正面側から切断部301に手を背面側(副走査方向D2上流方向)に差し込むようにして入れると、分断部303aと分断部303bは、背面側に突出して退避する。これにより、カバー30における図3(a)、図3(b)の鉛直方向D3の長さL1に示す部分が開口する。
使用者は、カバー30の開口した部分から手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを把持した後、カバー30の開口した部分から手を抜くと、分断部303aと分断部303bは、図1に示す元の位置に戻る。
以上、説明した実施形態1のプリンター1は、用紙Pに記録する記録部と、筐体2の内部に設けられ、用紙Pが搬送される搬送経路10と、用紙Pに向かってインクを噴射する液体噴射ヘッド5と、筐体2に設けられ、搬送経路10が露出する搬送経路開口部としての開口部24と、筐体2に設けられ、開口部24と隣接する隣接開口部としての開口部28と、筐体2の外部に配置されたインクタンク50と、開口部28を通り、液体噴射ヘッド5とインクタンク50とを接続するインク供給チューブ40a〜40dと、変形可能な材質から構成され、第1の方向である鉛直方向D3に分断されることにより退避可能な部材としての分断部303a,303bを有し、開口部24を覆うカバー30と、を備える。
この構成によれば、紙ジャムが発生し搬送経路10に用紙Pが残った場合に、使用者は、分断部303aと分断部303bとの間に手を入れて、カバー30の一部を開口させ、開口部24を介して搬送経路10に残った用紙Pを容易に取り除くことができる。
また、開口部28を通り、液体噴射ヘッド5とインクタンク50とを接続するインク供給チューブ40a〜40dが備えられる。これにより、インク供給チューブ40a〜40dが搬送経路10や開口部24に位置しないので、使用者が、開口部24から手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを取り除くとき、インク供給チューブ40a〜40dが障害になることを防止できる。
図3(c)に示すように、鉛直方向D3に延びる切断部305を形成し、分断部306a,306bを形成したカバー30aを備えてもよい。
また、図3(d)に示すように、主走査方向D1に切断された切断部307の両端に円形状の開口部308を設けたカバー30bを備えてもよい。開口部308を設けることにより、分断部309a,309bを背面側に倒すときの抵抗力が小さくなる。また、開口部28側の開口部308にインク供給チューブ40a〜40dを通せば、インク供給チューブ40a〜40dをカバー30bに固定することができる。
また、カバー30,30a,30bが、開口部24を覆うことにより、インクミストが開口部24から筐体2の外部に流出することを抑制できる。また、カバー30,30a,30bが、開口部24,28を覆うことにより、外観上の美観が向上する。
(実施形態2)
実施形態2では、変形可能な棒状部材によって構成されたカバーで、開口部24を覆う記録装置について説明する。図4は、実施形態2におけるカバー30cが備えられたプリンター1aの外観斜視図である。図5は、図4のカバー30cを取り外した状態でのプリンター1aの外観斜視図である。
プリンター1aには、収容部25が設けられる。図6は、プリンター1aの収容部25の部分を示す外観斜視図である。図6は、図5のアダプター7a〜7d、インク供給チューブ8a〜8dを図示していない。
図6の開口部28の副走査方向D2上流側には、筐体2の内部を副走査方向D2に仕切る仕切り板27aが設けられる。収容部25は、副走査方向D2においては、開口部28が下流側に形成され、仕切り板27aによって上流側が区画されている。主走査方向D1においては、仕切り板11と筐体2の内壁面2aとによって区画され、鉛直方向D3においては、内壁面2bと底板20とによって区画されている。
図5の収容部25には、中継部としてのアダプター7a,7b,7c,7dが収容される。アダプター7a〜7dは、底板20に設けられたガイドレール19に備えられる。アダプター7a〜7dは、開口部28によって正面側が露出して備えられる。
アダプター7a〜7dは、第1のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ6と第2のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ8a〜8dとの間に介在して備えられる。アダプター7a〜7dと液体噴射ヘッド5との間には、インクタンク50からインクを吸引し液体噴射ヘッド5に供給するポンプ(不図示)などが備えられる。
図6の仕切り板27aには、4個の入力部80が設けられている。入力部80は、仕切り板27aの副走査方向D2上流側でインク供給チューブ6と接続される。また、入力部80は、図5のアダプター7a〜7dの副走査方向D2上流側に設けられた出力部(不図示)と接続可能である。これにより、アダプター7a〜7dからインク供給チューブ6にインクが供給される。
入力部80に対してアダプター7a〜7dの出力部(不図示)は着脱可能である。使用者は、ガイドレール19に沿って、アダプター7a〜7dを収容部25に装着したり、離脱させたりすることができる。アダプター7a〜7dは、収容部25より小さく、収容部25の一部に備えられる大きさであってもよい。
キャリッジ4には、インク供給チューブ6の一端が固定される。インク供給チューブ6は、キャリッジ4に備えられた液体噴射ヘッド5と接続される。インク供給チューブ6は、キャリッジ4の主走査方向D1の往復移動に伴って、フレキシブルに変形が可能である。
インク供給チューブ6は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインク色の数の複数のインク供給チューブによって構成される。アダプター7a〜7dには、インク供給チューブ6の他端がインク色別にそれぞれ接続される。
筐体2の外には、インクタンク50が備えられる。インクタンク50には、インク色別に区画された液体容器51a,51b,51c,51dが備えられる。本実施形態では、液体容器51a〜51dには、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインクがそれぞれ収容される。
インク供給チューブ8a〜8dの一端は、インクタンク50と接続され、インク供給チューブ8a〜8dの他端は、開口部28を通り、アダプター7a〜7dとインク色別にそれぞれ接続される。
インク供給チューブ8a〜8dは、結束部(不図示)によって束ねられ、インク供給チューブ8a〜8dは、プリンター1aの筐体2の図面左側側面に備えられた係合部21に係合される。
図7(a)は、図4のカバー30cの一部を正面側から見た図で、使用者の手(不図示)によって開口された状態にある。図7(b)は、カバー30cを構成する棒状部材311の一部を示す斜視図である。棒状部材311は、変形可能な樹脂やゴムなどによって構成される。綿や樹脂などの繊維素材を棒状に形成したものでもよい。
カバー30cは、複数の棒状部材311を主走査方向D1に並べた状態で、棒状部材311の鉛直方向D3上側を連結部材310によって連結することによって構成される。図4のカバー30cは、連結部材310を固定部材31によって、開口部24,28の鉛直方向D3上側に位置する筐体2の端部に固定することによって、プリンター1aに備えられる。
これにより、図7(a)の主走査方向D1の長さL2に示すように、使用者の手(不図示)が正面から背面側に向かって差し込まれると、棒状部材311は、主走査方向D1における両側に突出するように湾曲して退避し、壁部9の端面9aの鉛直方向D3上側が開口する。
使用者は、カバー30cの開口した部分から手を入れ、搬送経路10に残った用紙Pを把持し、カバー30cの開口した部分から手を抜くと、棒状部材311は、元の位置に戻り、開口した部分が閉じられる。
以上、本実施形態で説明したカバー30cは、退避可能な部材としての図7(a)の棒状部材311によって構成され、棒状部材311の鉛直方向D3上端部が図5の開口部24,28の鉛直方向D3上側に位置する筐体2の端部に固定される。
この構成によれば、紙ジャムが発生し搬送経路10に用紙Pが残った場合に、使用者は、主走査方向D1に隣接する棒状部材311の間に手を入れて、カバー30cの一部を開口させ、開口部24を介して搬送経路10に残った用紙Pを容易に取り除くことができる。
また、液体噴射ヘッド5と接続されるインク供給チューブ6と、インクタンク50と接続されるインク供給チューブ8a〜8dとを備え、インク供給チューブ6とインク供給チューブ8a〜8dとの間に介在するアダプター7a〜7dが備えられる。
この構成によれば、インク供給チューブ6、インク供給チューブ8a〜8dをそれぞれ異なる部材によって構成することができる。
また、開口部28と連通し、アダプター7a〜7dを収容する収容部25が備えられる。
この構成によれば、インク供給チューブ6やインク供給チューブ8a〜8dが搬送経路10や開口部24に位置しないので、使用者が、開口部24から手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを取り除くとき、インク供給チューブ6やインク供給チューブ8a〜8dが障害になることを防止できる。
また、中継部としてのアダプター7a〜7dを備えることにより、筐体2とインクタンク50とを分離することができる。
図7(b)は、帯状部材312によって構成されたカバー30dの斜視図である。本実施形態では、棒状部材311によって構成されたカバー30cを備えたが、帯状部材312によって構成されたカバー30dを備えてもよい。
カバー30dは、変形可能な素材から形成され、鉛直方向D3における長さL4の範囲が切断された切断面313を有し、帯状部材312の鉛直方向D3上部を複数連結することによって構成される。カバー30dの鉛直方向D3上端部は、開口部24,28の鉛直方向D3上側に位置する筐体2の端部に固定される。
これにより、図7(c)の鉛直方向D3の長さL3に示すように、使用者の手(不図示)が背面側に差し込まれると、帯状部材312は、鉛直方向D3下側の端部が背面側に突出するように湾曲し、鉛直方向D3の長さL3に示すように、壁部9の端面9aの鉛直方向D3上側が開口する。
この構成によれば、紙ジャムが発生し搬送経路10に用紙Pが残った場合に、使用者は、複数の帯状部材312を筐体2の外部から内部に向かって手で押すことにより、退避可能な部材としての帯状部材312を背面側に退避させ、カバー30dの一部を開口する。
使用者は、カバー30dの開口した部分から手を入れ、搬送経路10に残った用紙Pを把持し、カバー30dの開口した部分から手を抜くと、帯状部材312は、元の位置に戻り、開口した部分が閉じられる。これにより、使用者は、開口部24を介して搬送経路10に残った用紙Pを容易に取り除くことができる。
また、長く伸びる棒状の固い部材を複数並べて構成したカバーを備えてもよい。図15(a)は、複数の固い棒状部材314によって構成されたカバー30fの一部を示す図である。固定部材316の主走査方向D1における両端部が、開口部24の鉛直方向D3上側の縁に固定される。
棒状部材314の鉛直方向D3上端部にはリング315がそれぞれ設けられている。固定部材316が各リング315を貫通することにより、棒状部材314は、棒状部材314の下端側が移動自由に備えられる。
図15(b)は、カバー30fの一部が開口した状態を示す図である。搬送経路10に用紙Pが残ったとき、使用者は、退避可能な部材としての棒状部材314を主走査方向D1における両側に退避させることにより、カバー30fの一部が開口する。
使用者は、カバー30fの開口した部分から手を入れ、搬送経路10に残った用紙Pを把持し、カバー30fの開口した部分から手を抜くと、棒状部材314は、元の位置に戻り、開口した部分が閉じられる。これにより、使用者は、開口部24を介して搬送経路10に残った用紙Pを容易に取り除くことができる。
(実施形態3)
図8は、実施形態3におけるプリンター1bの外観斜視図である。プリンター1bは、図5の開口部24のみを覆うカバー30eを備える。実施形態1のカバー30,30a,30b、実施形態2におけるカバー30c,カバー30dは、開口部24と開口部28とを覆ったが、図8に示すように、開口部24のみを覆うカバー30eを備えてもよい。プリンター1bの他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態4)
実施形態4では、中継部としての継手を備えた記録装置について説明する。図9(a)は、図6の入力部80を拡大した斜視図である。仕切り板27aには、仕切り板27aから突出した、入力部80としての継手80aが備えられる。継手80aは、管形状を有し、仕切り板27aを貫通し、仕切り板27aの副走査方向D2上流側と下流側に突出して備えられる。継手80aの副走査方向D2上流側は、インク供給チューブ6と接続される。
図9(b)は、出力部としての継手81の斜視図である。継手81は、管形状を有し、挿入孔83に図9(a)の継手80aが挿入され、固定部82によって仕切り板27aに固定される。継手81には、インク供給チューブ8a(8b,8c,8d)が接続される。継手80a、継手81は、インク供給チューブ6とインク供給チューブ8a(8b,8c,8d)とを接続する中継部を構成する。
上記は、出力部としての継手81に入力部としての継手80aを挿入させたが、入力部としての継手80bに出力部としての継手を挿入してもよい。図9(c)は、入力部としての継手80bの斜視図である。図9(d)は、出力部としての継手85の斜視図である。
図9(c)の継手80bは、貫通孔84を有する。継手80bの副走査方向D2上流側は、インク供給チューブ6と接続される。図9(d)の継手85の突出部87は、継手80bの貫通孔84に挿入され、固定部86によって仕切り板27aに固定される。継手80b、継手85は、インク供給チューブ6とインク供給チューブ8a(8b,8c,8d)とを接続する中継部を構成する。
また、中継部として、インクが貯留される貯留部を備えた液体容器を備えてもよい。図10(a)は、貯留部91を内部に備えたアダプター90の斜視図である。アダプター90は、アダプター7a〜7dと同様に、箱型形状を有し、収容部25に収容することが可能である。
アダプター90は、インクを貯留する貯留部91を備えた液体容器である。アダプター90は、インク色別に備えられ、それぞれの貯留部91は、一つのインク供給チューブ6と一つのインク供給チューブ8a〜8dと連通する。
図10(b)は、管形状を有する継手88の斜視図である。一つのインク供給チューブ6と一つのインク供給チューブ8a〜8dとを中継部としての継手88によって接続してもよい。継手88は、収容部25の内部または収容部25の外部に備えてもよい。本実施形態で説明したプリンターの他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態5)
実施形態1〜実施形態4では、筐体2の外部に配置されたインクタンク50に液体容器51a〜51dを備えたが、実施形態5では、筐体2の外部にインクタンク50を配置せずに、筐体2の内部に備えた液体容器から液体噴射ヘッド5にインクを供給するプリンターについて説明する。図11は、実施形態5におけるプリンター1cの外観斜視図である。図11のプリンター1cは、図1に示したインク供給チューブ40a〜40d、インクタンク50、係合部21を取り除いたものである。
図12は、図11のプリンター1cのカバー30を取り外した状態における外観斜視図である。開口部28に位置する収容部25には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインクがそれぞれ収容された液体容器としてインクカートリッジ42a,42b,42c,42dが着脱可能に備えられる。
インクカートリッジ42a〜42dは、インク供給チューブ41を介して液体噴射ヘッド5と連通する。実施形態1で説明したように、紙ジャムによって用紙Pが搬送経路10に残ってしまったとき、使用者は、図11の分断部303a,303bを背面側に退避させ、図12の開口部24から手を入れて用紙Pを取り除くことができる。
カバー30は、透明であってもよい。これにより、搬送経路10に残ってしまった用紙Pを視認できるので、容易に取り除くことができる。また、インクカートリッジ42a〜42dと収容部25が視認できるので、インクカートリッジ42a〜42dを容易に交換できる。プリンター1cのその他の構成は、実施形態1のプリンター1の構成と同じである。
(実施形態6)
実施形態6では、インクカートリッジが開口部28から正面側に突出した状態で備えられたプリンターについて説明する。図13は、実施形態6におけるプリンター1dの外観斜視図である。図14は、図13のカバー30eを取り外した状態におけるプリンター1dの外観斜視図である。
開口部28に位置する収容部25には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインクがそれぞれ収容された液体容器としてインクカートリッジ44a,44b,44c,44dが着脱可能に備えられる。インクカートリッジ44a〜44dは、開口部28から正面側に突出して装着される。インクカートリッジ44a〜44dは、インク供給チューブ41を介して液体噴射ヘッド5と連通する。
プリンター1dには、図8を用いて説明したカバー30eが、図14の開口部24を覆うようにして備えられる。また、プリンター1dには、方向D4に回動可能なカバー43が備えられる。カバー43は、インクカートリッジ44a〜44dが収容部25に装着されていない状態で開口部24と開口部28とを覆うことができる。また、カバー43は、カバー30eが開口部24を覆った状態で、カバー30eに重なるようにして開口部24を覆うことができる。プリンター1dのその他の構成は、実施形態1のプリンター1の構成と同じである。
図16は、記録部103に原稿給紙部101とスキャナー部102とを備えた記録装置100の外観斜視図である。原稿給紙部101は、用紙サポート113に置かれた原稿(不図示)をスキャナー部102の原稿台(不図示)に給紙する。原稿台上でスキャナー部102によって原稿に描かれた文字や画像が読み取られた後、原稿給紙部101によってスタッカー114に原稿が排出される。
液体噴射ヘッド107を備え主走査方向D1に往復移動するキャリッジ106と、用紙(不図示)を搬送する搬送経路105が、正面側が開口する開口部104から露出している。
記録部103は、搬送経路105を搬送する用紙に対して液体噴射ヘッド107からインクを噴射し、用紙に文字や画像を印刷する。
開口部115が主走査方向D1において開口部104と隣接して設けられる。開口部115を有する収容部111が設けられる。中継部としてのアダプター109a,109b,109c,109dが、収容部111に収容される。アダプター109a〜109dには、液体噴射ヘッド107と接続される第1のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ108が接続される。
記録装置100の外には、インク色別に区画された液体容器51a,51b,51c,51dが収容されたインクタンク50が配置される。アダプター109a〜109dには、インクタンク50と接続される第2のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ110が接続される。インク供給チューブ110は、記録装置100の側面に設けられた係合部112に係合される。
実施形態1〜実施形態6で説明した発明は、図16に示した記録装置100にも適用する。また、搬送経路が露出する搬送経路開口部と退避可能な部材を有し、搬送経路開口部を覆うカバーを備えた記録装置は、感光体を備えた電子写真方式の記録装置にも適用する。
1〜1d…インクジェットプリンター、2…筐体、5,107…液体噴射ヘッド、6,8a〜8d,40a〜40d,108,110…インク供給チューブ、7a〜7d,109a〜109d…アダプター、10,105…搬送経路、18…排出用開口部、19…ガイドレール、20…底板、21,112…係合部、24,28,104,115…開口部、25,111…収容部、26…カセット挿入口部、30,30a〜30f…カバー、50…インクタンク、80a,80b,81,85,88…継手、90…アダプター、91…貯留部、100…記録装置、303a,303b,306a,306b,309a,309b…分断部、311,314…棒状部材、312…帯状部材、D3…鉛直方向、P…用紙。

Claims (15)

  1. 記録媒体に記録する記録部と、
    筐体の内部に設けられ、前記記録媒体が搬送される搬送経路と、
    前記筐体に設けられ、前記搬送経路が露出する搬送経路開口部と、
    退避可能な部材から構成され、前記搬送経路開口部を覆うカバーと、を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記記録部は、前記記録媒体に向かってインクを噴射する液体噴射ヘッドを有し、
    前記筐体に設けられ、前記搬送経路開口部と隣接する隣接開口部と、
    前記筐体の外部に配置されたインクタンクと、
    前記隣接開口部を通り、前記液体噴射ヘッドと前記インクタンクとを連通するインク供給チューブと、を備えたことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記退避可能な部材は、変形可能な部材によって構成されたことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記退避可能な部材は、複数の棒状部材によって構成され、前記棒状部材の端部が前記搬送経路開口部の縁に固定されたことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記退避可能な部材は、複数の帯状部材によって構成され、前記帯状部材の端部が前記搬送経路開口部の縁に固定されたことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項2に記載の記録装置であって、
    前記インク供給チューブは、前記液体噴射ヘッドと連通する第1のインク供給チューブと、前記インクタンクと連通する第2のインク供給チューブとを備え、
    前記第1のインク供給チューブと前記第2のインク供給チューブとの間に介在する中継部が備えられたことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項2に記載の記録装置であって、
    前記カバーは、前記隣接開口部を覆うことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項2に記載の記録装置であって、
    前記インク供給チューブを係合する係合部を、前記筐体における前記搬送経路開口部を除く位置に備えたことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項6に記載の記録装置であって、
    前記隣接開口部と連通し、前記中継部を収容する収容部が備えられたことを特徴とする記録装置。
  10. 請求項9に記載の記録装置であって、
    前記中継部は、前記収容部に装着されたアダプターであることを特徴とする記録装置。
  11. 請求項9に記載の記録装置であって、
    前記中継部は、前記収容部に備えられた継手であることを特徴とする記録装置。
  12. 請求項10に記載の記録装置であって、
    前記アダプターは、液体を貯留する貯留部を備えた液体容器であることを特徴とする記録装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の記録装置であって、
    前記筐体における前記搬送経路開口部の鉛直方向下側に、前記記録媒体を排出する排出用開口部が備えられたことを特徴とする記録装置。
  14. 請求項13に記載の記録装置であって、
    前記筐体における前記排出用開口部の鉛直方向下側に、前記記録媒体を載置するカセット挿入口部が備えられたことを特徴とする記録装置。
  15. 筐体の内部に設けられ、記録媒体が搬送される搬送経路と、前記筐体に設けられ、前記搬送経路が露出する搬送経路開口部と、を備えた記録装置のカバーであって、退避可能な部材から構成され、前記搬送経路開口部を覆うことを特徴とするカバー。
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