JP2014052028A - 配設具 - Google Patents

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Yoshiaki Yamada
芳昭 山田
Hirotsugu Sasaki
裕嗣 佐々木
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Abstract

【課題】直線状の両面テープを直線状に貼り付けることができると共に、長尺状の取付部材を被取付部材に湾曲した状態で固定できる配設具を得る。
【解決手段】配設具10の配設本体21には保持部18と連結部20とがワイヤハーネス14の長手方向に沿って複数配設されている。保持部18は長手方向と直交する方向に延設された基部22と、基部22に立設されワイヤハーネス14の外周部14Aを保持する一対の縦壁部24と、を有している。連結部20の長手方向両端部が隣接する保持部18の基部22に連結されており、連結部20は長手方向と直交する幅が基部22の延設方向の長さに比べて短く、湾曲自在となっている。また、保持部18の基部22における縦壁部24と反対側には接着面50が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスやパイプ等の長尺状の取付部材をパネル等の被取付部材に湾曲した状態で固定するための配設具に関する。
従来、ワイヤハーネスやパイプ等の長尺状の取付部材に使用する配設具としては、例えば、特許文献1がある。この従来技術では、ワイヤハーネスが、屈曲自在なワイヤハーネスプロテクタ内に収容され保護されている。また、このワイヤハーネスプロテクタは、開口部を有する枠状の小片が多数連結されており、各小片の枠内にワイヤハーネスを収めるようになっている。そして、隣接する一組の小片間の節部が適宜屈曲して、ワイヤハーネスに沿うように変形するようになっている。一方、特許文献2には、L形状に屈曲された配線ダクトが示されている。
特開2006−327322号 特許第3625056号
しかしながら、特許文献1のワイヤハーネスプロテクタは、回動構造体の回動時に、ワイヤハーネスが他部材に干渉して損傷するのを防止することを目的としており、ワイヤハーネスを被取付部材に湾曲した状態で固定する構成となっていない。また、特許文献2の配線ダクトのように予め屈曲形状または湾曲形状が決まっている構造では、配線ダクトを被取付部材に両面テープで固定する場合に、前記形状に加工された両面テープを使用するか、または、直線状の両面テープを前記形状に加工して使用する必要があり、コストアップまたは作業が煩雑になる。
本発明は上記事実を考慮し、直線状の両面テープを直線状に貼り付けることができると共に、長尺状の取付部材を被取付部材に湾曲した状態で固定できる配設具を得ることを課題とする。
請求項1に記載の本発明の配設具は、長尺状の取付部材の長手方向と交差する方向に延設された基部と、前記基部に立設され前記取付部材の外周部を保持する一対の縦壁部と、を有する保持部と、長手方向両端部が隣接する前記保持部の基部に連結されると共に、前記長手方向と直交する幅が前記基部の延設方向の長さに比べて短く、屈曲自在な連結部と、前記保持部と前記連結部とが前記取付部材の長手方向に沿って複数配設された配設本体と、前記基部における前記一対の縦壁部と反対側に設けられ、被取付部材に接着される接着面と、を有する。
請求項1に記載の本発明の配設具では、配設本体に保持部と連結部とが取付部材の長手方向に沿って複数配設されている。また、保持部が、長尺状の取付部材の長手方向と交差する方向に延設された基部と、基部に立設され取付部材の外周部を保持する一対の縦壁部と、を有している。更に、連結部の長手方向両端部が隣接する保持部の基部に連結されており、連結部は長手方向と直交する幅が基部の延設方向の長さに比べて短く、湾曲自在となっている。このため、配設本体が一直線となる状態として、各保持部の基部における一対の縦壁部と反対側に設けられた接着面に直線状の両面テープを直線状に貼り付けることができる。次に、湾曲自在な連結部によって、被取付部材の配設部の湾曲形状に沿って配設本体を湾曲させることで、両面テープを介して配設具を被取付部材に湾曲した状態で固定することができる。この結果、保持部に長尺状の取付部材を保持することで、長尺状の取付部材を被取付部材に湾曲した状態で固定できる。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の配設具において、前記接着面は、前記長手方向において部分的に凸となった頂部を有する。
請求項2に記載の本発明の配設具では、各保持部の接着面に、配設具の長手方向において部分的に凸となった頂部が設けられている。このため、頂部によって、各保持部の接着面に貼り付けられた両面テープにおける隣接する保持部の間となる部位に撓みが生じる。この結果、両面テープに撓みが生じることで配設具が湾曲し易くなる。
請求項3記載の本発明は請求項2に記載の配設具において、前記接着面は、前記長手方向において、前記頂部を中心とする湾曲面または屈曲面となっている。
請求項3に記載の本発明の配設具では、接着面が配設具の長手方向において、頂部を中心とする湾曲面または屈曲面となっている。このため、頂部を中心とする湾曲面または屈曲面に沿って、各保持部の接着面に貼り付けられた両面テープにおける隣接する保持部の間の部位に撓みが更に生じ易くなる。この結果、両面テープに撓みが生じることで配設具が更に湾曲し易くなる。
請求項4記載の本発明の配設具は、請求項1〜3の何れか1項に記載の配設具において、前記長手方向両端部の保持部に前記連結部によって連結されると共に、前記保持部に比べ前記長手方向に長尺とされ、前記取付部材を保持可能な両端保持部を有する。
請求項4に記載の本発明の配設具では、保持部に比べて配設具の長手方向に長尺とされ、取付部材を保持可能な両端保持部が、配設具の長手方向両端部の保持部に連結部によって連結されている。このため、取付部材を両端保持部に保持し、両端保持部を被取付部材に固定することで、取付部材の被取付部材への取付強度がアップする。
請求項5記載の本発明の配設具は、請求項1〜4の何れか1項に記載の配設具において、前記一対の縦壁部は、それぞれ互いに接近する方向へ突出された爪部を有する。
請求項5に記載の本発明の配設具では、保持部の一対の縦壁部に、それぞれ互いに接近する方向へ突出された爪部が取付部材に当接し、取付部材が保持部から抜けるのを防止する。
請求項6記載の本発明の配設具は、請求項1〜5の何れか1項に記載の配設具において、前記複数の保持部は、各基部が前記長手方向と直交する方向に沿って平行に配置されている。
請求項6に記載の本発明の配設具では、複数の保持部の基部が、配設具の長手方向と直交する方向に沿って平行に配置されているため、取付部材の保持が安定する。
請求項1に記載の本発明の配設具は、上記構成としたので、直線状の両面テープを直線状に貼り付けることができると共に、長尺状の取付部材を被取付部材に湾曲した状態で固定できる。
請求項2に記載の本発明の配設具は、上記構成としたので、連結部を湾曲し易くできる。
請求項3に記載の本発明の配設具は、上記構成としたので、連結部を更に湾曲し易くできる。
請求項4に記載の本発明の配設具は、上記方法としたので、取付部材の被取付部材への取付強度をアップできる。
請求項5に記載の本発明の配設具は、上記方法としたので、保持部から取付部材が抜けるのを防止できる。
請求項6に記載の本発明の配設具は、上記方法としたので、取付部材の保持を安定させることができる。
本発明の第1実施形態に係る配設具を示す接着面と反対側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る配設具を示す接着面側から見た斜視図である。 図1の3−3断面線に沿った拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る配設具を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第1実施形態に係る配設具を示す側面図である。 図4の6−6断面線に沿った拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る配設具の湾曲させた状態を示す接着面と反対側から見た平面図である。 図7の8−8断面線に沿った拡大断面図である。 図7の9−9断面線に沿った拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る配設具を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第3実施形態に係る配設具の要部を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第4実施形態に係る配設具の要部を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第5実施形態に係る配設具の要部を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第6実施形態に係る配設具の要部を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第7実施形態に係る配設具の要部を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第8実施形態に係る配設具の要部を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第9実施形態に係る配設具の要部を示す接着面と反対側から見た平面図である。 本発明の第10実施形態に係る配設具を示す図6に対応する断面図である。 本発明の第11実施形態に係る配設具を示す図6に対応する断面図である。 本発明の第12実施形態に係る配設具を示す図6に対応する断面図である。 本発明の第13実施形態に係る配設具を示す図6に対応する断面図である。 本発明の第14実施形態に係る配設具を示す図6に対応する断面図である。
次に、本発明の配設具の第1実施形態を図1〜図8に従って説明する。
なお、図中、同一又は対応する機能を有する部材(構成要素)には同じ符号を付して適宜説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態の配設具10は、例えば、被取付部材の一例としての自動車車体のリアウインドウガラス12に、長尺状の取付部材の一例としてのデフォッガー用ワイヤハーネス14を取付けるために用いられる。
図1及び図2に示すように、配設具10はワイヤハーネス14の長手方向(図1及び図2の矢印A方向)を長手方向としており、例えば、一例として合成樹脂で構成されている。配設具10の配設本体21は、ワイヤハーネス14を保持するための複数(本実施形態では5本)の保持部18と、隣接する保持部18を互いに連結する複数の連結部20と、を備えている。また、連結部20は、配設具10の長手方向(図1及び図2の矢印A方向)に沿って直線状に延びおり、保持部18と連結部20とがワイヤハーネス14の長手方向に沿って配設されている。
図4に示すように、各保持部18は配設具10の長手方向(図4の矢印A方向)と直交する方向(図4の矢印B方向)に延設された基部22を有しており、基部22の延設方向(図4の矢印B方向)中央部22Aが連結部20によって互いに連結されている。また、連結部20は、配設具10の長手方向(図4の矢印A方向)と直交する方向(図4の矢印B方向)となる幅W1が、基部22の延設方向の長さL1に比べて短くなっている。従って、各連結部20は、配設具10の長手方向(図4の矢印A方向)に対して、図7に示すように、長手方向と交差する方向へ湾曲自在となっている。
図3に示すように、保持部18の基部22における延設方向(図3の矢印B方向)の両端部22Bには、一対の縦壁部24が同一方向(上方)へ立設されており、こられの縦壁部24によってワイヤハーネス14の外周部14Aが保持されるようになっている。
図4に示すように、保持部18の基部22は、配設具10の長手方向(図4の矢印A方向)と直交する方向(図4の矢印B方向)に平行に配置されている。このため、保持部18における一対の縦壁部24によって、ワイヤハーネス14の外周部14Aを長手方向に沿って等間隔で且つ対向する位置で挟み込むことができるようになっている。
図1及び図2に示すように、配設本体21における長手方向(図1及び図2の矢印A方向)の両端部の保持部18には、連結部20によって両端保持部26が連結されている。これらの両端保持部26は保持部18に比べて配設具10の長手方向に沿って長尺とされており、矩形板状の基部30を有している。また、基部30の幅方向(図4の矢印B方向)の両端部には、一対の縦壁部32が同一方向(上方)へ立設されており、こられの縦壁部32によってワイヤハーネス14の外周部14Aが保持されるようになっている。なお、両端保持部26の基部30における一対の縦壁部32と反対側は接着面30Aとなっている。
図4に示すように、両端保持部26の基部30の幅方向中央部30Bが、連結部20によって、隣接する保持部18における基部22の延設方向中央部22Aに連結されている。
図1及び図2に示すように、両端保持部26の一対の縦壁部32は、先端部における配設具10の長手方向両端部側にそれぞれ互いに接近する方向へ突出された爪部34を有している。これらの爪部34が、両端保持部26に挿入されたワイヤハーネス14の外周部に当接することによって、ワイヤハーネス14が両端保持部26から抜けるのを防止できるようになっている。
また、5本の保持部18のうち中央部に位置する3本の保持部18は、一対の縦壁部24の先端部にそれぞれ互いに接近する方向へ突出された爪部40を有している。なお、図3に示すように、これらの爪部40は、保持部18に挿入されたワイヤハーネス14の外周部14Aに当接することによって、ワイヤハーネス14が保持部18から抜けるのを防止できるようになっている。
図5に示すように、各保持部18の基部22における一対の縦壁部24と反対側には接着面50が形成されており、これらの接着面50に両面テープ52が貼り付けられるようになっている。
図6に示すように、基部22は、その延設方向から見た形状が、配設具10の長手方向(図6の矢印A方向)を長手方向とする略長方形状となっている。また、接着面50は、基部22の延設方向と直交する方向、即ち、配設具10の長手方向(図6の矢印A方向)において中央部が下方へ凸となった頂部54を有している。また、接着面50は頂部54を中心とする下方へ凸の円弧状の湾曲面となっている。
従って、図4に示すように、配設具10の配設本体21と両端保持部26とを一直線状に配置した状態で、保持部18の接着面50と両端保持部26の接着面30Aとに直線状の両面テープ52を貼り付けることができるようになっている。この際、図5及び図6に示すように、頂部54を中心とする湾曲面となった接着面50に両面テープ52が貼り付けられることで、隣接する保持部18の基部22の間の空間となっている部分に設けられる両面テープ52の部位52Aに撓みが生じるようになっている。
従って、図7に示すように、複数の連結部20によって、配設具10を湾曲させると、湾曲した配設具10の外周側では、図8に示すように、両面テープ52の部位52Aの撓みが小さくなる。一方、湾曲した配設具10の内周側では、図9に示すように、両面テープ52の部位52Aの撓みが大きくなる。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、配設具10の配設本体21に、保持部18と連結部20とが長手方向(矢印A方向)に沿って複数配設されている。また、連結部20の長手方向(矢印A方向)の両端部が隣接する保持部18の基部22に連結されており、連結部20は長手方向(矢印A方向)と直交する幅W1が基部22の延設方向(矢印B方向)の長さL1に比べて短く、湾曲自在となっている。このため、図4に示すように、配設具10の配設本体21と両端保持部26とを一直線状に配置した状態で、保持部18の接着面50と両端保持部26の接着面30Aとに直線状の両面テープ52を貼り付けることができる。
次に、図7に示すように、複数の連結部20によって、リアウインドウガラス12(図8及び図9参照)の配設部となる角部の湾曲形状に沿って、配設具10を湾曲させることができる。このため、両面テープ52を介して、配設具10をリアウインドウガラス12に湾曲した状態で固定することができる。また、配設具10の保持部18と両端保持部26とに、ワイヤハーネス14を保持することができる。
従って、本実施形態の配設具10では、直線状の両面テープ52を直線状に貼り付けることができると共に、ワイヤハーネス14をリアウインドウガラス12に湾曲した状態で固定できる。
また、本実施形態の配設具10では、図5及び図6に示すように、接着面50に設けた頂部54によって、隣接する保持部18の基部22の間の空間となっている部分に設けられる両面テープ52の部位52Aに、隣接する保持部18の間に入り込む方向(図5及び図6の上方)へ向って撓みが生じる。従って、図7に示すように、配設具10を湾曲させると、湾曲した配設具10の外周側では、図8に示すように、両面テープ52の部位52Aの撓みが小さくなる。一方、湾曲した配設具10の内周側では、図9に示すように、両面テープ52の部位52Aの撓みが大きくなる。この結果、配設具10が湾曲し易くなる。また、配設具10が湾曲する際に、両面テープ52における撓みの方向が頂部54によって、図9の上方向へ誘導される。このため、両面テープ52が局所的に重なり互いに接着するのを防止することができる。
更に、本実施形態の配設具10では、保持部18の接着面50が頂部54を中心とする湾曲面となっている。このため、保持部18の接着面50に貼り付けられた両面テープ52の部位52Aに撓みが更に生じ易くなっている。この結果、配設具10が更に湾曲し易くなると共に、両面テープ52が互いに接着するのを更に防止することができる。
また、本実施形態の配設具10では、保持部18に比べて長尺とされた両端保持部26が、配設本体21の長手方向両端部に位置する保持部18に連結部20によって連結されている。このため、各両端保持部26の基部30を両面テープ52によってリアウインドウガラス12に接着し、各両端保持部26によって、ワイヤハーネス14を保持することができる。この結果、リアウインドウガラス12へのワイヤハーネス14への取付強度をアップできる。
また、本実施形態の配設具10では、5本の保持部18のうち中央部に位置する3本の保持部18が、一対の縦壁部24の先端部にそれぞれ互いに接近する方向へ突出された爪部40を有している。このため、これらの爪部40が、保持部18に挿入されたワイヤハーネス14の外周部14Aに当接することによって、ワイヤハーネス14が保持部18から抜けるのを防止できる。
また、本実施形態の配設具10では、両端保持部26が、一対の縦壁部32の先端部にそれぞれ互いに接近する方向へ突出された爪部34を有している。このため、これらの爪部34が、両端保持部26に挿入されたワイヤハーネス14の外周部14Aに当接することによって、ワイヤハーネス14が両端保持部26から抜けるのを防止できる。
また、本実施形態の配設具10では、複数の保持部18の基部22が、配設具10の長手方向(図4の矢印A方向)と直交する方向(図4の矢印B方向)に平行に配置されている。このため、複数の保持部18における一対の縦壁部24によって、ワイヤハーネス14の外周部14Aを長手方向(図4の矢印A方向)に沿って等間隔で且つ対向する位置で挟み込むことができる。この結果、ワイヤハーネス14の保持が安定する。
(その他の実施形態)
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、配設本体21の長手方向両端部に両端保持部26をそれぞれ設けたが、図10に示す第2実施形態のように、両端保持部26に代えて、6本以上の保持部18を連結部20で連結した構成としてもよい。
また、上記実施形態では、配設具10における複数の保持部18の基部22が、配設具10の長手方向(図4の矢印A方向)と直交する方向(図4の矢印B方向)に平行に配置されており、基部22の延設方向中央22Aを配設具10の長手方向に沿って直線状に延びる連結部20で連結した。これに代えて、図11に示す第3実施形態のように、基部22の延設方向中央以外の同一部位を連結部20で連結した構成としてもよい。
また、図12に示す第4実施形態のように、基部22の延設方向中央以外の部位を隣接する基部22に対して基部22の延設方向の異なる位置で交互に連結した構成としてもよい。
また、図13に示す第5実施形態のように、基部22の延設方向中央以外の部位を隣接する基部22に対して基部22の延設方向に沿った異なる位置で交互に連結すると共に、連結部20を配設具10の長手方向(図13の矢印A方向)に対して傾斜させた構成としてもよい。
また、図14に示す第6実施形態のように、連結部20を配設具10の長手方向(図14の矢印A方向)に対して傾斜させると共に湾曲させた構成としてもよい。
また、図15に示す第7実施形態のように、連結部20の長手方向の一部に狭幅部20A等の変形促進部を形成した構成としてもよい。
また、図16に示す第8実施形態のように、複数の保持部18の基部22を配設具10の長手方向(図16の矢印A方向)に対して隣接する基部22が反対方向へ傾斜するように配置した構成としてもよい。
また、図17に示す第9実施形態のように、基部22の延設方向(図17の矢印B方向)の中央部に配設具10の長手方向(図17の矢印A方向)に沿った屈曲部22Cが形成されており、この屈曲部22Cの長手方向(図17の矢印A方向)に沿った延長線上に連結部20を配置した構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、保持部18の基部22における接着面50を頂部54が中心となった円弧状の湾曲面とした。これに代えて、図18に示す第10実施形態のように、接着面50の頂部54が平面となっており、頂部54の両側に傾斜面60を有する構成としてもよい。
また、図19に示す第11実施形態のように、接着面50の頂部54が平面となっており、頂部54の両側に湾曲面62を有する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、保持部18の基部22の延設方向から見た形状を略長方形状とした。これに代えて、保持部18の基部22の延設方向から見た形状を、図20に示す第12実施形態の6角形状や、図21に示す第13実施形態の菱形形状や、図22に示す第14実施形態の3角形状等の他の形状としてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の配設具10を、被取付部材の一例としての車体のリアウインドウガラス12に、長尺状の取付部材の一例としてのデフォッガー用ワイヤハーネス14を取付けるために使用した。これに代えて、取付部材をパイプ等の他の長尺状の取付部材とし、被取付部材をパネル等の他の被取付部材としてもよい。また、本発明の配設具10は自動車以外の車両の車体や、家電、住宅等にも適用可能である。
10 配設具
12 リアウインドウガラス(被取付部材)
14 ワイヤハーネス(取付部材)
18 保持部
20 連結部
21 配設本体
22 保持部の基部
24 保持部の縦壁部
26 両端保持部
30 両端保持部の基部
40 保持部の爪部
50 保持部の接着面
52 両面テープ
54 接着面の頂部

Claims (6)

  1. 長尺状の取付部材の長手方向と交差する方向に延設された基部と、前記基部に立設され前記取付部材の外周部を保持する一対の縦壁部と、を有する保持部と、
    長手方向両端部が隣接する前記保持部の基部に連結されると共に、前記長手方向と直交する幅が前記基部の延設方向の長さに比べて短く、湾曲自在な連結部と、
    前記保持部と前記連結部とが前記取付部材の長手方向に沿って複数配設された配設本体と、
    前記基部における前記一対の縦壁部と反対側に設けられ、被取付部材に接着される接着面と、
    を有する配設具。
  2. 前記接着面は、前記長手方向において部分的に凸となった頂部を有する請求項1に記載の配設具。
  3. 前記接着面は、前記長手方向において、前記頂部を中心とする湾曲面または屈曲面となっている請求項2に記載の配設具。
  4. 前記長手方向両端部の保持部に前記連結部によって連結されると共に、前記保持部に比べ前記長手方向に長尺とされ、前記取付部材を保持可能な両端保持部を有する請求項1〜3の何れか1項に記載の配設具。
  5. 前記一対の縦壁部は、それぞれ互いに接近する方向へ突出された爪部を有する請求項1〜4の何れか1項に記載の配設具。
  6. 前記複数の保持部は、各基部が前記長手方向と直交する方向に沿って平行に配置されている請求項1〜5の何れか1項に記載の配設具。
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