JP5842605B2 - リフィルケース - Google Patents
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Description
図1に示されるように、プリンタ10は、インクジェット記録方式に基づいて、記録用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。プリンタ10は、カートリッジ装着部110と、記録部27とを備えている。カートリッジ装着部110は、本発明に係るリフィルケースに相当する。
図1及び図2に示されるように、インクカートリッジ30はインクを貯留する容器である。インクカートリッジ30の内部に形成されている空間がインクを貯留するインク室36である。
図1に示されるように、カートリッジ装着部110は、プリンタ10に設けられている。カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30から記録ヘッド21へインクが供給される。なお、図1及び図3においては、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態が示されている。
図5に示されるように、カートリッジ装着部110において、ケース101の開口112と反対側の外側面側(ケース101の終面の裏側)には、樹脂成形体73が配置されている。図5及び図6に示されるように、樹脂成形体73は、接続部103(インクニードル122及び保持部121)、第1壁81、第2壁82、側壁88(図7参照)、及びジョイント70が一体成型された部材である。
インクニードル122及び保持部121は、樹脂成形体73の第1壁81の一方の面72(図3及び図6参照)から奥行き方向53に沿って突出されている。つまり、インクニードル122及び保持部121は、樹脂成形体73の第1壁81の一方の面72からインクカートリッジ30が着脱される方向、つまり水平方向に平行な奥行き方向53に沿って延出されている。ここで、一方の面72とは、樹脂成形体73がカートリッジ装着部110に取り付けられた状態において、ケース101の終面の裏側と対向する側の面である。ケース101の終面には開口が設けられており、各インクニードル122及び保持部121は、当該開口を介してケース101の終面の表側、つまり装置前側に、水平方向に沿って突出される(図4参照)。
図5及び図6(C)に示されるように、樹脂成形体73の第1壁81の他方の面74には、4本の第2インク流路19が形成されている。第2インク流路19は、以下のようにして形成される。まず、樹脂成形体73の他方の面74が、4つの開口75から各開口75に対応するジョイント70に至る経路に沿って凹ませられる。この凹みの各々が第2インク流路19となる。他方の面74が凹ませられた状態において、各第2インク流路19の他方の面74側は開口されている。以上より、各第2インク流路19は、各インクニードル122とそれぞれ連通しており、同じ向きの面側が開口されている。
図5及び図6(C)に示されるように、ジョイント70は、各インクニードル122よりも重力方向の上側に配置されている。
これ以降の説明では、インクカートリッジ30がケース101に装着されている状態であるとする。例えば、各部材の配置位置や位置関係が説明される際、ケース101にインクカートリッジ30が装着される姿勢における配置位置や位置関係が説明される。
図5及び図6(B)、(C)に示されるように、樹脂成形体73の第1壁81の他方の面74、つまりインクニードル122の基端側には、3つの漏れインク貯留室80(80A〜80C)が形成されている。漏れインク貯留室80は、他方の面74の下部に形成されている。漏れインク貯留室80は、インクニードル122がインク供給部37に挿入された状態において、インクニードル122とインク供給部37との隙間から漏れたインクを貯留するものである。漏れインク貯留室80は、本発明に係るインク貯留室に相当する。
上述したように、第2壁82は、側壁88と同じ高さで立設されている。但し、図7に示されるように、第2壁82は、幅方向51において導入室90と隣接する位置において、他の位置よりも低い高さで立設されている。これにより、第2壁82の立設先端面にフィルム83が溶着される際、第2壁82のうち低い高さで立設された部分にはフィルム83が接触しない。その結果、フィルム83が接触しない部分には、第2開口84が形成される。
図6(B)に示されるように、樹脂成形体73における他方の面74側、つまりインクニードル122の基端側には、導入室90が形成されている。図5及び図6(C)に示されるように、樹脂成形体73には、4つの導入室90(90A〜90D)が形成されている。導入室90は、インクニードル122がインク供給部37に挿入された状態において、インクニードル122とインク供給部37との隙間から漏れたインクが漏れインク貯留室80へ至るまでに通る空間である。
図5及び図6に示されるように、第1開口79、第2開口84、及び導入室90は、各インクニードル122に対応して設けられている。つまり、第1開口79、第2開口84、及び導入室90は、4つずつ設けられている。
インクニードル122がインク供給部37に挿入された状態において、インクニードル122とインク供給部37との隙間からインクが漏れた場合、当該インクは、毛細管現象により、第1リブ86によって形成された溝に沿って、インクニードル122の先端側から基端側へ流れ、導入室90に達する。インクニードル122の基端側に流れたインクの量が多くなってくると、当該インクは、重力によって下方へ、つまり導入室90の底面を区画する第2壁82へ落ちる。これにより、インクは、導入室90に溜まる。導入室90に溜まったインクの液面が、第2リブ87の高さに達すると、当該インクは、毛細管現象により、第2リブ87によって形成された溝に沿って、導入室90から漏れインク貯留室80へ流れる。漏れインク貯留室80に流れたインクの量が多くなってくると、当該インクは、重力によって下方へ流れる。つまり、当該インクは、第2壁82及び側壁88に沿って下方へ流れる。これにより、当該インクは、漏れインク貯留室80の下方に溜まる。以上のようにして、インクニードル122から漏れたインクは、漏れインク貯留室80に貯留される。
本実施形態によれば、プリンタ10のカートリッジ装着部110は、第1開口79を囲む第2壁84により形成された導入室90を有しており、第2開口84が第1壁81から離間されている。よって、プリンタ10の姿勢が変化されても、漏れインク貯留室80に貯留されたインクが第1開口79から流出することが抑制される。具体的には、プリンタ10の姿勢が、給紙トレイ15を下側にした通常の姿勢から、開口112を下側にした姿勢に変化された場合、漏れインク貯留室80に溜まったインクは、第1壁81を底面として、低い高さで立設された第2壁82の高さを超えない限り、第1開口79からインクニードル122の先端側へ流出することはない。
30・・・インクカートリッジ
73・・・樹脂成形体
79・・・第1開口
80・・・漏れインク貯留室(インク貯留室)
81・・・第1壁
82・・・第2壁
83・・・フィルム
84・・・第2開口
85・・・仮想平面
86・・・第1リブ
87・・・第2リブ
90・・・導入室
101・・・ケース
110・・・カートリッジ装着部(リフィルケース)
122・・・インクニードル(インク管)
Claims (8)
- インクカートリッジが装着されるケースと、
上記ケースに装着されたインクカートリッジに先端側が水平方向に挿入されて、インクカートリッジが貯留するインクが流通するインク管と、
上記インク管の基端側に設けられており、少なくとも上記インク管と交差する第1壁を有しており、当該第1壁を含む壁に囲まれたインク貯留室と、
上記ケースにインクカートリッジが装着される姿勢において、上記第1壁における上記インク管の下側に設けられており、上記第1壁を貫通する第1開口と、
上記インク管の基端側に設けられており、上記第1開口を囲む第2壁により上記インク貯留室と区画された導入室と、
上記第2壁において上記第1壁から離間されて設けられており、上記第2壁を貫通する第2開口と、を具備するリフィルケース。 - 上記ケースにインクカートリッジが装着される姿勢において、インク貯留室は、少なくとも上記導入室の上側及び下側に拡がる空間である請求項1に記載のリフィルケース。
- 上記ケースにインクカートリッジが装着される姿勢において、上記インク管の下側となる外周面に設けられており、上記第1開口を通じて上記導入室の内外へ延びる少なくとも一対の第1リブを更に有する請求項1又は2に記載のリフィルケース。
- 上記ケースにインクカートリッジが装着される姿勢において、上記第2開口は、水平方向に上記第2壁を貫通するものである請求項1から3のいずれかに記載のリフィルケース。
- 上記第2開口に設けられており、上記導入室の内外へ延びる少なくとも一対の第2リブを更に有する請求項4に記載のリフィルケース。
- 少なくとも上記インク管及び上記第1壁が1つの樹脂成形体である請求項1から5のいずれかに記載のリフィルケース。
- 少なくとも上記インク管、上記インク貯留室の一部、及び上記導入室の一部が1つの樹脂成形体であり、
上記インク貯留室及び上記導入室が同じ仮想平面においてそれぞれ開口しており、当該開口が同じフィルムが貼着されて閉塞されたものである請求項6に記載のリフィルケース。 - 複数のインクカートリッジにそれぞれ対応した複数の上記インク管を有しており、
各インク管に対応して複数の上記第1開口、上記第2開口及び上記導入室が設けられており、
上記複数の導入室に上記複数の第2開口を通じてそれぞれ連通する上記インク貯留室を有する請求項1から7のいずかに記載のリフィルケース。
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