JP3429078B2 - ホースクランプ部材 - Google Patents
ホースクランプ部材Info
- Publication number
- JP3429078B2 JP3429078B2 JP22079194A JP22079194A JP3429078B2 JP 3429078 B2 JP3429078 B2 JP 3429078B2 JP 22079194 A JP22079194 A JP 22079194A JP 22079194 A JP22079194 A JP 22079194A JP 3429078 B2 JP3429078 B2 JP 3429078B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- clamp member
- hose clamp
- holder
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホースの途中を所定の
角度に屈曲させて保持するホースクランプ部材に関する
ものである。
角度に屈曲させて保持するホースクランプ部材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ゴムやビニール製のホースを建物や機械
のコーナー部分にはわせて設けるような場合、途中で折
り曲げる必要が生じることも少なくない。この場合、折
り曲げたホースを、この折り曲げた状態で保持しておく
必要がある。そこで、この折り曲げた状態で保持してお
く従来方法として、屈曲させる位置に合わせて予めホー
ス自体を曲げ加工しておき、これを配設する方法があ
る。しかしながら、この方法では、ホースの製造工程に
おいて折り曲げ加工を行わなければならず、また特別注
文となるのでコストが高くなる。さらに、取り付ける位
置が変わり、その位置の形状も変わってしまったような
場合には、そのホースを再度使用することができないと
言う問題点があった。
のコーナー部分にはわせて設けるような場合、途中で折
り曲げる必要が生じることも少なくない。この場合、折
り曲げたホースを、この折り曲げた状態で保持しておく
必要がある。そこで、この折り曲げた状態で保持してお
く従来方法として、屈曲させる位置に合わせて予めホー
ス自体を曲げ加工しておき、これを配設する方法があ
る。しかしながら、この方法では、ホースの製造工程に
おいて折り曲げ加工を行わなければならず、また特別注
文となるのでコストが高くなる。さらに、取り付ける位
置が変わり、その位置の形状も変わってしまったような
場合には、そのホースを再度使用することができないと
言う問題点があった。
【0003】そこで、ホース自体には予め加工を施さず
に、ホースクランプ部材を別途用意し、このホースクラ
ンプ部材でホースを所定の形状に折り曲げ保持しておく
方法が取られたものもある。図10乃至図12はそのホ
ースクランプ部材の一例を示すもので、図10はその外
観斜視図、図11はその平面図、図12は図11のG−
G線断面図である。図10乃至図12において、このホ
ースクランプ部材51は、板材を断面略U字形に屈曲さ
せて樋状にした状態にして樹脂材等で作られており、そ
の途中が水平面上で折り曲げられ、両端が略90度異な
る方向を向いた状態となっている。また、両端に近い内
側面には、このホースクランプ部材51内に挿入された
ホース60を抜け止めするための係止突起52が設けら
れている。なお、この係止突起52は、図10及び図1
1に示すように、各端部に1対づつ、すなわち各端部で
対向し合っている面に1つづつ、合計4つ設けられてい
る。
に、ホースクランプ部材を別途用意し、このホースクラ
ンプ部材でホースを所定の形状に折り曲げ保持しておく
方法が取られたものもある。図10乃至図12はそのホ
ースクランプ部材の一例を示すもので、図10はその外
観斜視図、図11はその平面図、図12は図11のG−
G線断面図である。図10乃至図12において、このホ
ースクランプ部材51は、板材を断面略U字形に屈曲さ
せて樋状にした状態にして樹脂材等で作られており、そ
の途中が水平面上で折り曲げられ、両端が略90度異な
る方向を向いた状態となっている。また、両端に近い内
側面には、このホースクランプ部材51内に挿入された
ホース60を抜け止めするための係止突起52が設けら
れている。なお、この係止突起52は、図10及び図1
1に示すように、各端部に1対づつ、すなわち各端部で
対向し合っている面に1つづつ、合計4つ設けられてい
る。
【0004】そして、このホースクランプ部材51は、
ホース60を直角に折り曲げる必要がある部分に装着さ
れる。この装着では、ホースクランプ部材51の溝53
にはわせてホース60を折り曲げ配置し、さらにホース
60を溝53内に押し込んで圧入させると、係止突起5
2で抜け止めされてホース60に取り付けられる。ま
た、このようにしてホースクランプ部材51が取り付け
られたホース60では、このホースクランプ部材51が
取り付けられた部分が略90度折り曲げられた状態で保
持される。したがって、ホースクランプ部材51を取り
付けた状態で、ホース60を配置すると、その位置では
ホース60が90度に折り曲げ保持された状態で取り付
けることができる。
ホース60を直角に折り曲げる必要がある部分に装着さ
れる。この装着では、ホースクランプ部材51の溝53
にはわせてホース60を折り曲げ配置し、さらにホース
60を溝53内に押し込んで圧入させると、係止突起5
2で抜け止めされてホース60に取り付けられる。ま
た、このようにしてホースクランプ部材51が取り付け
られたホース60では、このホースクランプ部材51が
取り付けられた部分が略90度折り曲げられた状態で保
持される。したがって、ホースクランプ部材51を取り
付けた状態で、ホース60を配置すると、その位置では
ホース60が90度に折り曲げ保持された状態で取り付
けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たホースクランプ部材51を使用したホース60の折り
曲げでは、ホースクランプ部材51が板材を断面略U字
形に屈曲させて樋状にした状態にして樹脂材等で作られ
ているので、ホースクランプ部材51をホース60に取
り付けるとき、ホースクランプ部材51が変形しにくい
ので装着がしずらく、作業性が悪いと言う問題点があっ
た。また、ホースクランプ部材51の両端の向きを調整
したいような場合でも、ホースクランプ部材51全体に
剛性が持たされていて形状に柔軟性が無いので、ホース
60の折り曲げ量を調整したいような場合、多少なりと
も調整することができない。このため、その折り曲げ量
に適したホースクランプ部材51を別途用意しなければ
ならず、汎用性に欠けると言う問題点があった。さら
に、板材を断面略U字形に屈曲させて樋状にした状態に
して、樹脂材等でホースクランプ部材51を形成してい
るので、材料を多く必要とし、コストが高くなると言う
問題点があった。加えて、ホースクランプ部材51の重
量が大きくなり、1つのホース60に沢山のホースクラ
ンプ部材51を装着させた場合では、ホース全体の重量
が増し、取り扱いがしにくくなると言う問題点もあっ
た。
たホースクランプ部材51を使用したホース60の折り
曲げでは、ホースクランプ部材51が板材を断面略U字
形に屈曲させて樋状にした状態にして樹脂材等で作られ
ているので、ホースクランプ部材51をホース60に取
り付けるとき、ホースクランプ部材51が変形しにくい
ので装着がしずらく、作業性が悪いと言う問題点があっ
た。また、ホースクランプ部材51の両端の向きを調整
したいような場合でも、ホースクランプ部材51全体に
剛性が持たされていて形状に柔軟性が無いので、ホース
60の折り曲げ量を調整したいような場合、多少なりと
も調整することができない。このため、その折り曲げ量
に適したホースクランプ部材51を別途用意しなければ
ならず、汎用性に欠けると言う問題点があった。さら
に、板材を断面略U字形に屈曲させて樋状にした状態に
して、樹脂材等でホースクランプ部材51を形成してい
るので、材料を多く必要とし、コストが高くなると言う
問題点があった。加えて、ホースクランプ部材51の重
量が大きくなり、1つのホース60に沢山のホースクラ
ンプ部材51を装着させた場合では、ホース全体の重量
が増し、取り扱いがしにくくなると言う問題点もあっ
た。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はホースへの装着が容易で、また軽
量で、材料も少なくて済み、安価で汎用性にも優れたホ
ースクランプ部材を提供することにある。さらに、他の
目的は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行
く。
のであり、その目的はホースへの装着が容易で、また軽
量で、材料も少なくて済み、安価で汎用性にも優れたホ
ースクランプ部材を提供することにある。さらに、他の
目的は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行
く。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ホースの途中を所定の角度に屈曲させて保持
する樹脂製のホースクランプ部材において、前記ホース
の外周を挟持して各々装着する前後一対のホルダー部
と、前記一対のホルダー部の間に介装されて、前記一対
のホルダー部を互いに所定の角度向きを変えて位置決め
保持している本体部とからなるとともに、前記本体部を
弾性変形可能な横リブ及び縦リブだけでスケルトン状に
形成することにより、当該本体部の弾性変形を得て前記
一対のホルダー部同志の向きを調整できるようにしたこ
と特徴としている。
本発明は、ホースの途中を所定の角度に屈曲させて保持
する樹脂製のホースクランプ部材において、前記ホース
の外周を挟持して各々装着する前後一対のホルダー部
と、前記一対のホルダー部の間に介装されて、前記一対
のホルダー部を互いに所定の角度向きを変えて位置決め
保持している本体部とからなるとともに、前記本体部を
弾性変形可能な横リブ及び縦リブだけでスケルトン状に
形成することにより、当該本体部の弾性変形を得て前記
一対のホルダー部同志の向きを調整できるようにしたこ
と特徴としている。
【0008】
【作用】この構成によれば、ホースの外周を挟持して各
々装着される前後一対のホルダー部との間に介装された
本体部が、弾性変形可能なリブだけでスケルトン状に形
成されているので、本体部を弾性変形されることにより
上記一対のホルダー部同志の向きを調整して、これによ
りホースの折り曲げ量を調整することができる。したが
って、ホースの折り曲げ量を、本体部が弾性変形できる
範囲で調整することができるので、ホースの折り曲げ量
が多少異なる部分にも使用することができる。また、ホ
ースをホルダー部に圧入させるようなとき、ホースクラ
ンプ部材全体を大きく弾性変位させなくても圧入するこ
とができる。さらに、本体部はリブだけでスケルトン状
に形成しているので、成形のための材料費を最小限にす
ることができ、軽量化も可能になる。
々装着される前後一対のホルダー部との間に介装された
本体部が、弾性変形可能なリブだけでスケルトン状に形
成されているので、本体部を弾性変形されることにより
上記一対のホルダー部同志の向きを調整して、これによ
りホースの折り曲げ量を調整することができる。したが
って、ホースの折り曲げ量を、本体部が弾性変形できる
範囲で調整することができるので、ホースの折り曲げ量
が多少異なる部分にも使用することができる。また、ホ
ースをホルダー部に圧入させるようなとき、ホースクラ
ンプ部材全体を大きく弾性変位させなくても圧入するこ
とができる。さらに、本体部はリブだけでスケルトン状
に形成しているので、成形のための材料費を最小限にす
ることができ、軽量化も可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1乃至図9は本発明の一実施例に係
るホースクランプ部材を示すもので、図1はその外観斜
視図、図2はその上面図、図3は図2の矢印A方向より
見た側面図、図4は図2の矢印B方向より見た側面図、
図5は図2の矢印C方向より見た側面図、図6は図2の
矢印D方向より見た側面図、図7はその底面図、図8は
図2のE−E線に沿う縦断側面図、図9は図2のF−F
線に沿う縦断側面図である。
詳細に説明する。図1乃至図9は本発明の一実施例に係
るホースクランプ部材を示すもので、図1はその外観斜
視図、図2はその上面図、図3は図2の矢印A方向より
見た側面図、図4は図2の矢印B方向より見た側面図、
図5は図2の矢印C方向より見た側面図、図6は図2の
矢印D方向より見た側面図、図7はその底面図、図8は
図2のE−E線に沿う縦断側面図、図9は図2のF−F
線に沿う縦断側面図である。
【0010】図1乃至図9において、このホースクラン
プ部材1は、大きくは前後一対のホルダー部2,2と、
このホルダー部2,2との間を接続している本体部3と
を一体に有して、断面略U字形に屈曲されて樋状にした
状態にして樹脂材で作られている。
プ部材1は、大きくは前後一対のホルダー部2,2と、
このホルダー部2,2との間を接続している本体部3と
を一体に有して、断面略U字形に屈曲されて樋状にした
状態にして樹脂材で作られている。
【0011】さらに詳述すると、各ホルダー部2は、板
材を断面略U字形に屈曲させた状態にしてそれぞれ形成
されている。また、相対向する内面には、このホルダー
部2内に挿入されたホース10を抜け止めするための係
止突起8が、各々内側に向かって突出された状態にして
形成されている。この係止突起8は、図8中に符号を付
して示すように、ホース10が装脱される方向の面8
a,8bが各々傾斜面として形成されていて、ホース1
0の装脱時にホルダー部2を拡開し易くしている。ま
た、図8に示すように、互いに対向し合っているホルダ
ー部内面間の距離をL1、係止突起8間の距離をL2、ホ
ース10の外形における直径をDとすると、L1>D>
L2の関係で形成されている。
材を断面略U字形に屈曲させた状態にしてそれぞれ形成
されている。また、相対向する内面には、このホルダー
部2内に挿入されたホース10を抜け止めするための係
止突起8が、各々内側に向かって突出された状態にして
形成されている。この係止突起8は、図8中に符号を付
して示すように、ホース10が装脱される方向の面8
a,8bが各々傾斜面として形成されていて、ホース1
0の装脱時にホルダー部2を拡開し易くしている。ま
た、図8に示すように、互いに対向し合っているホルダ
ー部内面間の距離をL1、係止突起8間の距離をL2、ホ
ース10の外形における直径をDとすると、L1>D>
L2の関係で形成されている。
【0012】本体部3は、ホルダー部2,2との間を連
結している横リブ4a,4b,4cと、断面が前記ホル
ダー部2と同じ略U字形を成して本体部3の前後略中間
の位置で前記横リブ4a,4b,4cと交差し、この横
リブ4a,4b,4cと一体に形成されている縦リブ5
とで、スケルトン状に形成されている。また、本体部3
は、その中間の部分が水平面上で折り曲げられ、この両
端に一体に設けられているホルダー部2,2が互いに略
90度異なる方向を向いた状態になっているが、各リブ
4a〜4c及び縦リブ5の剛性に打ち勝つ外力が与えら
れると、各リブ4a〜4c及び縦リブ5の全体が弾性変
形されて一対のホルダー部同志の向きを調整できる構造
になっている。
結している横リブ4a,4b,4cと、断面が前記ホル
ダー部2と同じ略U字形を成して本体部3の前後略中間
の位置で前記横リブ4a,4b,4cと交差し、この横
リブ4a,4b,4cと一体に形成されている縦リブ5
とで、スケルトン状に形成されている。また、本体部3
は、その中間の部分が水平面上で折り曲げられ、この両
端に一体に設けられているホルダー部2,2が互いに略
90度異なる方向を向いた状態になっているが、各リブ
4a〜4c及び縦リブ5の剛性に打ち勝つ外力が与えら
れると、各リブ4a〜4c及び縦リブ5の全体が弾性変
形されて一対のホルダー部同志の向きを調整できる構造
になっている。
【0013】そして、このホースクランプ部材1は、ホ
ース10を直角に折り曲げる必要がある部分に装着され
る。この装着では、ホースクランプ部材1のホルダー部
2と本体部3とに連続して形成されている溝7にはわせ
てホース10を折り曲げ配置し、さらにホース10を溝
7内に押し込んで圧入させると、係止突起8で抜け止め
されてホース10に取り付けられる。また、このように
してホースクランプ部材1が取り付けられたホース10
では、このホースクランプ部材1が取り付けられた部分
が略90度折り曲げられた状態で保持される。こうし
て、ホースクランプ部材1を取り付けた状態で、ホース
10を配置すると、その位置ではホース10が90度に
折り曲げ保持された状態で取り付けることができる。
ース10を直角に折り曲げる必要がある部分に装着され
る。この装着では、ホースクランプ部材1のホルダー部
2と本体部3とに連続して形成されている溝7にはわせ
てホース10を折り曲げ配置し、さらにホース10を溝
7内に押し込んで圧入させると、係止突起8で抜け止め
されてホース10に取り付けられる。また、このように
してホースクランプ部材1が取り付けられたホース10
では、このホースクランプ部材1が取り付けられた部分
が略90度折り曲げられた状態で保持される。こうし
て、ホースクランプ部材1を取り付けた状態で、ホース
10を配置すると、その位置ではホース10が90度に
折り曲げ保持された状態で取り付けることができる。
【0014】したがって、本実施例のホースクランプ部
材1によれば、ホース10の外周を挟持して各々装着さ
れる前後一対のホルダー部2との間に介装された本体部
3が、弾性変形可能な横リブ4a〜4c及び縦リブ5だ
けでスケルトン状に形成されているので、本体部3を弾
性変形させることにより一対のホルダー部2同志の向き
を調整し、これによりホース10の折り曲げ量を変える
ことができる。よって、ホース10の折り曲げ量を、本
体部3が弾性変形できる範囲で調整することができる
で、ホース10の折り曲げ量が多少異なる部分にも使用
することができる。また、ホース10をホルダー部2に
圧入させるようなとき、ホースクランプ部材1の全体を
大きく弾性変位させなくても圧入することができ、装着
が簡単に行え、作業性が向上する。さらに、本体部3は
リブ4a〜4c、5だけでスケルトン状に形成している
ので、成形のための材料費を最小限にすることができ、
軽量化も可能になる。
材1によれば、ホース10の外周を挟持して各々装着さ
れる前後一対のホルダー部2との間に介装された本体部
3が、弾性変形可能な横リブ4a〜4c及び縦リブ5だ
けでスケルトン状に形成されているので、本体部3を弾
性変形させることにより一対のホルダー部2同志の向き
を調整し、これによりホース10の折り曲げ量を変える
ことができる。よって、ホース10の折り曲げ量を、本
体部3が弾性変形できる範囲で調整することができる
で、ホース10の折り曲げ量が多少異なる部分にも使用
することができる。また、ホース10をホルダー部2に
圧入させるようなとき、ホースクランプ部材1の全体を
大きく弾性変位させなくても圧入することができ、装着
が簡単に行え、作業性が向上する。さらに、本体部3は
リブ4a〜4c、5だけでスケルトン状に形成している
ので、成形のための材料費を最小限にすることができ、
軽量化も可能になる。
【0014】なお、上記実施例では、本体部3を3つの
横リブ4a〜4c及び1つの縦リブ5で形成した場合に
ついて説明したが、そのリブの数は材料、リブの長さ及
び厚み等により任意に設定されるものである。
横リブ4a〜4c及び1つの縦リブ5で形成した場合に
ついて説明したが、そのリブの数は材料、リブの長さ及
び厚み等により任意に設定されるものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るホー
スクランプ部材によれば、ホースの外周を挟持して各々
装着される前後一対のホルダー部との間に介装された本
体部が、弾性変形可能なリブだけでスケルトン状に形成
されているので、本体部を弾性変形させることにより上
記一対のホルダー部同志の向きを調整し、これによりホ
ースの折り曲げ量を変えることができる。したがって、
次の(1)〜(3)のような効果が期待できる。 (1)ホースの折り曲げ量を、本体部が弾性変形できる
範囲で調整することができるで、ホースの折り曲げ量が
多少異なる部分にも使用することができ、汎用性が向上
する。 (2)ホースをホルダー部に圧入させるようなとき、ホ
ースクランプ部材全体を大きく弾性変位させなくても圧
入することができるので、装着が簡単に行え、作業性が
向上する。 (3)本体部はリブだけでスケルトン状に形成している
ので、成形のための材料費を最小限にすることができ、
軽量化も可能になる。
スクランプ部材によれば、ホースの外周を挟持して各々
装着される前後一対のホルダー部との間に介装された本
体部が、弾性変形可能なリブだけでスケルトン状に形成
されているので、本体部を弾性変形させることにより上
記一対のホルダー部同志の向きを調整し、これによりホ
ースの折り曲げ量を変えることができる。したがって、
次の(1)〜(3)のような効果が期待できる。 (1)ホースの折り曲げ量を、本体部が弾性変形できる
範囲で調整することができるで、ホースの折り曲げ量が
多少異なる部分にも使用することができ、汎用性が向上
する。 (2)ホースをホルダー部に圧入させるようなとき、ホ
ースクランプ部材全体を大きく弾性変位させなくても圧
入することができるので、装着が簡単に行え、作業性が
向上する。 (3)本体部はリブだけでスケルトン状に形成している
ので、成形のための材料費を最小限にすることができ、
軽量化も可能になる。
【図1】本発明の一実施例に係るホースクランプ部材の
外観斜視図である。
外観斜視図である。
【図2】本発明に係るホースクランプ部材の上面図であ
る。
る。
【図3】図2の矢印A方向より見た側面図である。
【図4】図2の矢印B方向より見た側面図である。
【図5】図2の矢印C方向より見た側面図である。
【図6】図2の矢印D方向より見た側面図である。
【図7】本発明に係るホースクランプ部材の底面図であ
る。
る。
【図8】図2のE−E線に沿う縦断側面図である。
【図9】図2のF−F線に沿う縦断側面図である。
【図10】従来のホースクランプ部材の一例を示す外観
斜視図である。
斜視図である。
【図11】本発明に係るホースクランプ部材の上面図で
ある。
ある。
【図12】図11の矢G−G線に沿う縦断側面図であ
る。
る。
1 ホースクランプ部材
2 ホルダー部
3 本体部
4a〜4b 横リブ
5 縦リブ
8 係止突起
10 ホース
Claims (3)
- 【請求項1】 ホースの途中を所定の角度に屈曲させて
保持する樹脂製のホースクランプ部材において、前記 ホースの外周を挟持して各々装着する前後一対のホ
ルダー部と、 前記一対のホルダー部の間に介装されて、前記一対のホ
ルダー部を互いに所定の角度向きを変えて位置決め保持
している本体部とからなるとともに、 前記本体部を弾性変形可能な横リブ及び縦リブだけでス
ケルトン状に形成することにより、当該本体部の弾性変
形を得て前記一対のホルダー部同志の向きを調整できる
ようにしたことを特徴とするホースクランプ部材。 - 【請求項2】 前記ホルダー部が断面略U字状に形成さ
れ、前記縦リブが前記ホルダー部同士を連結している前
記横リブと交差して前記記ホルダー部と同じ断面略U字
状に形成されている請求項1に記載のホースクランプ部
材。 - 【請求項3】 前記ホルダー部の内面には、このホルダ
ー部内に挿入された前記ホースを抜け止めするための係
止突起を設けた請求項1に記載のホースクランプ部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22079194A JP3429078B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | ホースクランプ部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22079194A JP3429078B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | ホースクランプ部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0861318A JPH0861318A (ja) | 1996-03-08 |
JP3429078B2 true JP3429078B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=16756628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22079194A Expired - Fee Related JP3429078B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | ホースクランプ部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3429078B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006170384A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Tokai Rubber Ind Ltd | 燃料輸送用の樹脂チューブ及びその製造方法 |
DE202008010188U1 (de) * | 2008-07-30 | 2009-12-10 | Paul Hettich Gmbh & Co. Kg | Schnellbefestigungselement |
US9812684B2 (en) | 2010-11-09 | 2017-11-07 | GM Global Technology Operations LLC | Using elastic averaging for alignment of battery stack, fuel cell stack, or other vehicle assembly |
JP5465222B2 (ja) * | 2011-10-11 | 2014-04-09 | 東海ゴム工業株式会社 | 燃料輸送用のコネクタ付樹脂チューブの製造方法 |
US9863454B2 (en) | 2013-08-07 | 2018-01-09 | GM Global Technology Operations LLC | Alignment system for providing precise alignment and retention of components of a sealable compartment |
US9669774B2 (en) | 2013-10-11 | 2017-06-06 | GM Global Technology Operations LLC | Reconfigurable vehicle interior assembly |
US20150291222A1 (en) * | 2014-04-10 | 2015-10-15 | Gm Global Technology Operations Llc. | Elastically averaged alignment systems and methods |
US9657807B2 (en) | 2014-04-23 | 2017-05-23 | GM Global Technology Operations LLC | System for elastically averaging assembly of components |
JP6413442B2 (ja) * | 2014-07-31 | 2018-10-31 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
US9758110B2 (en) | 2015-01-12 | 2017-09-12 | GM Global Technology Operations LLC | Coupling system |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP22079194A patent/JP3429078B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0861318A (ja) | 1996-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4688961A (en) | Combination clip | |
JP3429078B2 (ja) | ホースクランプ部材 | |
JP3890536B2 (ja) | 管体が接続可能なボックス | |
JPH0327882Y2 (ja) | ||
JP3581999B2 (ja) | ガラスの固定構造 | |
JP2020175793A (ja) | 自動車用ドアバイザーの取付け用ブラケット | |
JP2509930Y2 (ja) | 樹脂製バンパのハ―ネス固定構造 | |
JP2524211Y2 (ja) | 合成樹脂製ケーブル支持具 | |
US20030185644A1 (en) | Fastener for plastic structure | |
JPH068925Y2 (ja) | 屈曲モール | |
JP3294472B2 (ja) | ルーフモールのエンドキャップ及びルーフモールの取付構造 | |
JP3737187B2 (ja) | クランプ | |
JP3514280B2 (ja) | 外装化粧材の取付構造 | |
EP0857846A1 (en) | Clamping bracket for fixing two wall profiles to each other | |
JPH06506Y2 (ja) | 建築板継手部材 | |
JPH0343884Y2 (ja) | ||
JPH04123123U (ja) | 机等の天板における保護縁装置 | |
KR200173849Y1 (ko) | 차량용 클램프 | |
JPH0119908Y2 (ja) | ||
KR200221712Y1 (ko) | 골조물 고정구 | |
JPH0355346Y2 (ja) | ||
JP4000730B2 (ja) | コルゲート管保持クリップの取付け治具 | |
JPS6215579Y2 (ja) | ||
JPH0443611Y2 (ja) | ||
JPH0650708Y2 (ja) | 合成樹脂製ケーブル支持具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |