JP6404706B2 - 金属汚染除去方法および金属汚染除去装置 - Google Patents

金属汚染除去方法および金属汚染除去装置 Download PDF

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Description

本発明は、被処理体に薬液を供給する薬液供給ラインを構成するフッ素樹脂の内壁に存在する金属汚染を除去する金属汚染除去方法および金属汚染除去装置に関する。
半導体デバイスの製造プロセスやフラットパネルディスプレー(FPD)の製造プロセスにおいては、被処理体である半導体ウエハやガラス基板に付着したパーティクルやコンタミネーション等を除去するウエット洗浄処理が行われる。
このようなウエット洗浄処理を行うウエット洗浄処理装置においては、半導体ウエハ等の被処理体に対して、アンモニア系、フッ酸系、硫酸系等の薬液を供給し、洗浄処理を行う。
このようなウエット洗浄処理装置において、薬液を供給する薬液供給ラインは一般的にフッ素樹脂で構成されるが、フッ素樹脂には初期状態で半導体ウエハ等の被処理体に悪影響を及ぼす微量の金属が金属汚染として存在する。洗浄処理後の被処理体には金属汚染が極めて少ないことが要求されるため、初期状態において薬液供給ラインを構成するフッ素樹脂の金属汚染を除去する必要がある。
フッ素樹脂の金属汚染を除去する手法としては、塩酸、弗化水素酸、硝酸、硫酸、酢酸等の酸を含有する洗浄液を用いて金属を溶出する手法が知られている(例えば、特許文献1の段落0022〜0023参照)。また、実際のウエット洗浄処理装置では、洗浄液として被処理体洗浄用の薬液を用いて薬液供給ラインのフラッシング洗浄を行っている。
特開平8−245723号公報
しかしながら、このような洗浄液による薬液供給ラインの金属汚染除去処理により、ユーザーの要求レベルまで金属汚染を低減するためには、数週間から数ヶ月という長期間の処理が必要となってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、薬液供給ラインを構成するフッ素系樹脂の金属汚染を短期間で効率的に除去することができる金属汚染除去方法および金属汚染除去装置を提供しようとするものである。
すなわち、本発明は、被処理体に薬液を供給する薬液供給ラインを構成するフッ素系樹脂の内壁に存在する金属汚染を除去する金属汚染除去方法であって、金属汚染を構成する金属に対して反応性を有する液体状態の洗浄物質を加温することにより、洗浄物質の液体と洗浄物質の蒸気の混合状態とし、該混合状態の洗浄物質を前記薬液供給ラインに供給し、前記洗浄物質の蒸気を、前記薬液供給ラインを構成する前記フッ素系樹脂の内壁に存在する金属汚染に作用させて金属汚染を除去することを特徴とする金属汚染除去方法を提供する。
本発明はまた、被処理体に薬液を供給する薬液供給ラインを構成するフッ素系樹脂の内壁に存在する金属汚染を除去する金属汚染除去装置であって、金属汚染を構成する金属に対して反応性を有する液体状態の洗浄物質を加温することにより、洗浄物質の液体と洗浄物質の蒸気の混合状態とする機構と、前記混合状態の洗浄物質を前記薬液供給ラインに供給する配管とを有し、前記洗浄物質の蒸気を、前記薬液供給ラインを構成する前記フッ素系樹脂の内壁に存在する金属汚染に作用させて金属汚染を除去することを特徴とする金属汚染除去装置を提供する。
本発明において、液体状態の洗浄物質としては、酸またはアルカリを用いることができ、塩酸、硝酸、および水酸化アンモニウムから選択されたものを好適に用いることができる。この中では特に塩酸が好ましい。
液体状態の洗浄物質を加温することにより、洗浄物質の液体と洗浄物質の蒸気の混合状態とする場合に、液体状態の洗浄物質として塩酸を用いた場合には、加温温度は40〜100℃であることが好ましく、液体状態の洗浄物質として用いられる塩酸の濃度は、0.1〜50mass%であることが好ましい。また、前記液体状態の洗浄物質液として用いられる塩酸は、塩酸の蒸気圧が0.0045mmHg以上になるように加温されることが好ましい。
前記金属汚染を構成する金属の典型例としてはAlを挙げることができる。また、前記薬液供給ラインとしては、被処理体を薬液洗浄するための洗浄処理装置に用いられるものを挙げることができる。
上記金属汚染除去装置において、前記液体状態の洗浄物質を循環して使用する循環機構をさらに有することが好ましく、前記循環機構により循環される前記液体状態の洗浄物質を清浄化する清浄化機構をさらに有することが好ましい。
本発明によれば、薬液ラインを構成するフッ素系樹脂の内壁の微細凹凸に気体状の洗浄物質が容易に入り込み、微細凹凸内に存在する金属汚染と反応して金属汚染を除去することができる。
本発明の金属汚染の除去方法が適用される洗浄処理装置の一例を示す断面図である。 本発明が適用されるフッ素系樹脂で形成されたチューブの内壁を示すSEM写真である。 本発明が適用されるフッ素系樹脂で形成された角槽の内壁を示すSEM写真である。 金属汚染除去装置の第2の例を示す断面図である。 金属汚染除去装置の第3の例を示す断面図である。 本発明の金属汚染除去方法の有効性を確認する実験を行った結果を示す図である。 洗浄物質としてHClを用いた場合の温度とAl溶出量との関係を示す図である。 洗浄物質としてHClを用いた場合のHCl濃度とAl溶出量との関係を示す図である。 バブリングにより発生したHCl蒸気で除去処理を行った後、および常温のHClで除去処理を行った後におけるAl溶出量を比較した結果を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
<洗浄処理装置>
最初に、本発明の金属汚染除去方法が適用される洗浄処理装置の一例について説明する。図1は、本発明の金属汚染の除去方法が適用される洗浄処理装置の一例を示す断面図である。
洗浄処理装置1は、被処理体としての半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)Wに対して枚葉式の洗浄処理を行うものであり、ウエハWを洗浄する洗浄処理部2と、洗浄処理部2に配置されたウエハWに洗浄のための薬液を供給する液供給部3とを有している。
洗浄処理部2は、ウエハWを回転可能に保持するスピンチャック11と、スピンチャック11を回転させるモータ12と、スピンチャック11に保持されたウエハWを覆うためのカップ13とを有している。カップ13の底部には、排気および排液のための排気・排液管14が設けられている。
スピンチャック11は、ウエハWを水平状態で真空吸着し、ウエハWの受け渡しに際しては、図示しない昇降機構によりカップ13の上方へ上昇される。なお、スピンチャック11はウエハWを機械的に保持するものであってもよい。
液供給部3は、キャビネット15と、キャビネット15内に設けられたタンク16と、タンク16に薬液を供給する薬液供給配管17と、タンク16に純水(DIW)を供給する純水供給配管18と、タンク16内で薬液と純水が混合されて形成された処理液を洗浄処理部へ供給する処理液供給配管19と、処理液供給配管19を供給されてきた処理液をウエハWに向けて吐出する処理液ノズル20とを有する。キャビネット15内には、タンク16内の処理液を温調する温調器21が設けられている。薬液供給配管17および純水供給配管18には、それぞれバルブ22およびバルブ23が設けられている。
薬液供給配管17、タンク16、処理液供給配管19、および処理液ノズル20は、薬液供給ライン25を構成する。薬液供給ライン25は、薬液に対する耐腐食性が高いフッ素系樹脂で形成されている。フッ素系樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)、四フッ化エチレン六フッ化プロピレン共重合体(FEP)のようなテフロン(登録商標)として知られているものや、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)等を挙げることができる。
ウエハWの洗浄用の薬液としては、アンモニア過水(SC1)のようなアンモニア系薬液、希フッ酸(DHF)のようなフッ酸系薬液、硫酸過水(SPM)のような硫酸系薬液、塩酸過水(SC2)のような塩酸系薬液等、従来からウエハ洗浄用の薬液として用いられているものを用いることができる。
このように構成される洗浄処理装置1においては、薬液洗浄部2のスピンチャック11上にウエハWを保持し、スピンチャック11とともにウエハWを回転させつつ、ウエハW上に処理液を供給する。処理液は液供給部3のタンク16において薬液と純水を混合することにより形成され、タンク16内の処理液が処理液供給配管19および洗浄液ノズル20を介してウエハWに供給される。これによりウエハWに所定の洗浄処理が施される。
<金属汚染除去装置の第1の例>
次に、本発明の金属汚染除去方法を実施する金属汚染除去装置の第1の例について説明する。図1に示すように、薬液供給ライン25には本例の金属汚染除去装置30が接続されている。薬液供給ライン25を構成するフッ素系樹脂には、製造過程において加工治具等からの金属汚染が生じており、金属汚染除去装置30によりこのような金属汚染が除去される。
金属汚染除去装置30は、洗浄物質を液体状態の洗浄液として貯留する洗浄液タンク31と、洗浄液タンク31から洗浄物質を液体状態の洗浄液のまま供給する洗浄液供給配管32と、洗浄液供給配管32に設けられた洗浄液送給用のポンプ33と、洗浄液供給配管32に接続され、洗浄液を加温して洗浄物質を液体と蒸気の混合状態にする加温器34と、液体と蒸気の混合状態の洗浄物質を薬液供給ライン25に供給する気液洗浄物質供給配管35とを有する。気液洗浄物質供給配管35にはバルブ36が設けられている。気液洗浄物質供給配管35は、薬液供給ライン25の薬液供給配管17に接続されている。そして、洗浄物質は、洗浄液タンク31から液体状態のまま洗浄液として洗浄液供給配管32を通って加温器34に至り、そこで加温されて液体と蒸気の混合状態とされ、液体と蒸気の混合状態を保ったまま気液洗浄物質供給配管35を介して薬液供給ライン25の薬液供給配管17に供給される。
金属汚染除去装置30は、洗浄液の循環機構を有していてもよい。循環機構は、薬液供給ライン25に液体と蒸気の混合状態の洗浄物質を供給して汚染金属を除去した後の洗浄液を洗浄液タンク31に戻す循環路を有する。このとき、循環路に使用済の洗浄液を清浄化する清浄化機構を設けることが好ましい。清浄化機構としては、再生、精製機構を含んでいてもよい。
<第1の例の金属汚染除去装置による金属汚染除去処理>
次に、以上のように構成された第1の例の金属汚染除去装置30による薬液供給ライン25の金属汚染除去処理について説明する。
薬液供給ライン25を構成する薬液供給配管17、タンク16、処理液供給配管19、ノズル20の材料としては、薬液に対する耐腐食性が高いフッ素系樹脂が用いられるが、上述したようにフッ素樹脂には、製造過程において加工治具等から、ウエハWに悪影響を及ぼす金属が混入し、それが金属汚染として存在する。一方、被処理体であるウエハWには金属汚染が極めて微量であることが要求される。
このため、洗浄処理装置1によるウエハの洗浄処理中に薬液供給ライン25からウエハWに金属汚染を構成する金属が供給されることを極力防止すべく、ウエハWの洗浄処理を開始する前の初期段階において、金属汚染除去装置30により除去対象金属と反応する腐食性の洗浄物質を用いて液薬液供給ライン25の金属汚染除去処理を行う。
除去対象の金属はウエハWに悪影響を与える金属であり、代表的なものとしてアルミニウム(Al)を挙げることができる。他の金属としては、Fe、Ni、Cr、Cu、Zn、Li、Na、Mg、K、Ca、Ti、Mn、Co、Sr、Y、Mo、Ba、W、Pb等を挙げることができる。
洗浄物質(洗浄液)としては除去しようとする金属汚染を構成する金属と反応する腐食性を有するもの、例えば酸やアルカリが用いられる。具体的には、塩酸(HCl)、硝酸(HNO)、水酸化アンモニウム(NHOH)等を挙げることができ、除去しようとする金属に応じて適切なものを選択すればよい。これらの中では塩酸(HCl)が特に好適である。
従来の金属汚染除去処理では、洗浄物質として除去対象金属と反応する腐食性の洗浄液、例えば薬液そのものを液体の状態のまま薬液供給ラインに供給してフラッシング洗浄を行っていた。しかし、このような手法では、ユーザーの要求レベルまで金属汚染を低減するために、数週間から数ヶ月という長期間にわたる処理が必要となることが判明した。
その原因について検討した結果、以下のような結論が得られた。
フッ素系樹脂からなる配管やタンクには100μm以下の微細な凹凸が多く存在している。例えば、図2はフッ素系樹脂で形成されたチューブの内壁の走査型顕微鏡(SEM)写真であるが、加工時のキズが多数存在していることがわかる。また、図3(a)(b)はフッ素系樹脂で形成された角槽の内壁のSEM写真であるが、表面に微細な複雑形状が存在することがわかる。フッ素系樹脂は撥水性が高いため、このような微細凹凸の内部に金属汚染が存在した場合、その内部に洗浄液が浸入することができず、微細凹凸の内部に存在する金属汚染を洗浄液により直接除去することは難しい。したがって、洗浄液を供することにより微細凹凸内部に存在する金属汚染が少しずつ溶出し続ける。これが、洗浄液によるフラッシング洗浄に長期間を要する原因であると考えられる。
そこで、本例では、洗浄処理装置1をウエハWの洗浄処理に供する前に、金属汚染除去装置30を用いて液体と蒸気の混合状態の洗浄物質により薬液供給ライン25の金属汚染を除去する。具体的には、洗浄液タンク31内で液体状態の洗浄液として貯留された洗浄物質を、洗浄液供給配管32を介して液体状態のまま加温器34に供給し、そこで液体状態の洗浄物質、すなわち洗浄液を加温して洗浄物質を液体と蒸気の混合状態とし、この液体と蒸気の混合状態の洗浄物質を、気液洗浄物質供給配管35を介して薬液供給ライン25の薬液供給配管17へ供給する。
蒸気は、その粒子がフッ素系樹脂の微細凹凸よりも細かく、また樹脂自体への透過性も有するため、液体と蒸気の混合状態の洗浄物質の中の蒸気が微細凹凸に容易に浸入する。洗浄物質は金属汚染を構成する金属と反応する腐食性の物質であるため、微細凹凸に浸入した蒸気がその中の金属汚染を構成する金属と反応し、微細凹凸内の金属汚染を迅速に除去することが可能となる。このとき、金属汚染を構成する金属は、気体成分となって除去されるか、または蒸気の結露により生じた液体中にイオンとなって除去される。また、洗浄物質は液体と蒸気の混合状態であるため、液体が所定の温度を保ったまま薬液供給ライン25の細部まで迅速に行き渡らせることができる。
蒸気を有効に発生させるためには、洗浄液である塩酸(HCl)、硝酸(HNO)、水酸化アンモニウム(NHOH)等を加温するが、蒸気を微細凹凸に十分に供給して金属汚染の除去効果を高めるためには、洗浄物質の蒸気の蒸気圧が高いほうが好ましく、そのために洗浄液の加温温度を高くすることが好ましい。洗浄液として塩酸(HCl)を用いた場合には、洗浄液を40〜100℃に加温することが好ましく、70〜100℃がより好ましい。また、洗浄液として用いる塩酸(HCl)濃度は0.1〜50mass%とすることが好ましい。また、洗浄液として塩酸(HCl)を用いた場合には、HClの蒸気圧が0.0045mmHg以上になるように洗浄液を加温することが好ましい。
なお、気液洗浄物質供給配管35は、薬液供給ライン25における薬液供給配管17の所定位置に接続されているが、薬液供給ライン25のうち金属汚染を除去しようとする部位に応じて接続部位を適宜設定すればよく、薬液供給配管17の任意の位置に接続することができ、また、タンク16に接続されていてもよい。タンク16に接続する場合には、洗浄物質の加温を温調器21で行うことも可能である。
<金属汚染除去装置の第2の例>
次に、本発明の金属汚染除去方法を実施する金属汚染除去装置の第2の例について説明する。図4は金属汚染除去装置の第2の例を示す断面図である。上記第1の例では、洗浄物質を液体と蒸気の混合状態で薬液供給ラインに供給するようにしたが、本例では蒸気のみを薬液供給ラインに供給する。除去対象の金属および洗浄物質(洗浄液)は第1の例と同じである。
本例の金属汚染除去装置130は、洗浄物質を液体状態の洗浄液として貯留する洗浄液タンク131と、洗浄液タンク131の周囲に設けられたヒーター132と、洗浄液タンク131内でヒーター132により加温されて発生した洗浄物質の蒸気を薬液供給ラインの薬液供給配管17に導く蒸気供給配管133とを有する。なお、符号134はバルブである。
このように構成される第2の例の金属汚染除去装置130においては、洗浄液タンク131内の洗浄液がヒーター132より加温されて蒸気となり、その蒸気が蒸気供給配管133を経て薬液供給ラインの薬液供給配管17に供給される。供給された蒸気は、薬液供給ラインを構成するフッ素系樹脂の微細凹凸に容易に浸入し、その中の金属汚染を構成する金属と反応し、微細凹凸内の金属汚染を迅速に除去することが可能となる。このとき、洗浄物質は蒸気のみであるため、液体と蒸気の混合状態の場合よりも薬液供給ライン25の中での供給性が低いが、蒸気の状態を確保したまま薬液供給ライン25の金属汚染除去が必要な部位に十分に供給できる条件に設定すればよい。そのためには、洗浄液である塩酸(HCl)、硝酸(HNO)、アンモニア水(NHOH)等の温度を高くして、洗浄物質の蒸気の蒸気圧を高くすることが好ましい。洗浄液として塩酸(HCl)を用いた場合には、洗浄液を40〜100℃に加温することが好ましく、70〜100℃がより好ましい。また、洗浄液として用いる塩酸(HCl)濃度は0.1〜50mass%とすることが好ましい。また、洗浄液として塩酸(HCl)を用いた場合には、HClの蒸気圧が0.0045mmHg以上になるように洗浄液を加温することが好ましい。
<金属汚染除去装置の第3の例>
次に、本発明の金属汚染除去方法を実施する金属汚染除去装置の第3の例について説明する。図5は金属汚染除去装置の第3の例を示す断面図である。上記第1および第2の例では、洗浄液を加温して洗浄物質の蒸気を生成した例を示したが、本例では洗浄液を加温せず、バブリングにより洗浄物質の蒸気を生成し、薬液供給ラインに供給する。除去対象の金属および洗浄物質(洗浄液)は第1の例と同じである。
本例の金属汚染除去装置230は、洗浄物質を液体状態の洗浄液として貯留する洗浄液タンク231と、洗浄液タンク231内の洗浄液にバブリングガスを供給するバブリング配管232と、バブリングにより発生した洗浄物質の蒸気を薬液供給配管17に導く蒸気供給配管233とを有する。バブリングガスとしては、NガスやArガスのような不活性ガスを用いることができる。なお、符号234はバルブである。
このように構成される第3例の金属汚染除去装置230においては、洗浄液タンク231内の洗浄液にバブリングガスが供給されて、洗浄液がバブリングされる。そして、バブリングにより発生した蒸気が蒸気供給配管233を経て薬液供給ラインの薬液供給配管17に供給される。供給された蒸気は、薬液供給ラインを構成するフッ素系樹脂の微細凹凸に容易に浸入し、その中の金属汚染を構成する金属と反応し、微細凹凸内の金属汚染を迅速に除去することが可能となる。本例においても、洗浄物質は蒸気のみであるため、液体と蒸気の混合状態の場合よりも薬液供給ライン25の中での供給性が低いが、蒸気が薬液供給ライン25の金属汚染除去が必要な部位に十分供給できるようにバブリングガスの供給量を調整すればよい。
<実験例>
以下、本発明の実験例について説明する。
(実験例1)
最初に、本発明の金属汚染除去方法の有効性を確認する実験を行った。
ここでは、フッ素系樹脂であるPTFE製の角槽(図3に示す微細組織を有するもの)に対してAlの除去処理を行った場合について示す。洗浄物質としてはHClを用いた。
最初に、実際にウエハの洗浄処理に用いる薬液であるSC1(アンモニア過水)による24時間の溶出処理(実液フラッシング)を3回行い(処理(1))、次いで常温でのHClによる24時間の溶出処理を行い(処理(2))、次いでSC1による24時間の溶出処理(実液フラッシング)を1回行い(処理(3))、次いで常温でのHClによる24時間の溶出処理を行い(処理(4))、次いで80℃で加温した液体と蒸気の混合状態のHClによる溶出処理を行い(処理(5))、最後にSC1による24時間の溶出処理(実液フラッシング)を2回行った(処理(6))。
各処理におけるAlの溶出濃度を図6に示す。この図に示すように、処理(1)〜(4)は、実液であるSC1を用いた溶出処理と常温でのHCl溶出処理であり、Alの溶出濃度は0.042〜0.176ppbの間で増減しながら継続的にAlが溶出されている。その後の処理(5)は、本発明の処理に対応する液体と蒸気の混合状態のHClによる溶出処理であり、この処理(5)によりこれまでに最大の0.695ppbのAlが検出され、その後の処理(6)のSC1による溶出処理では、1回目でバックグランドレベルの0.027ppbに達し、2回目でターゲットレベルの0.02ppbを下回る0.007ppbとなった。これは、本発明の手法により、角槽を構成するフッ素系樹脂であるPTFEの微細凹凸にHCl蒸気が浸入して微細凹凸中のAlに有効に作用し、従来手法で除去することができなかった微細凹凸内のAlが溶出され、その後の実液(SC1)へのAl溶出量を効果的に低減できたことを示している。
常温HClについても腐食性のHCl蒸気は発生するが、その発生量はわずかであり、微細凹凸に浸入する量が極めて少なく、また、発生した蒸気が結露しないため、HCl蒸気が微細凹凸内のAlにほとんど作用しない。このためAlの除去効果の差として現れたものと考えられる。
(実験例2)
次に、洗浄物質としてHClを用いた場合の条件とAl除去効果との関係を調査した。
ここでは、フッ素系樹脂であるPFA製の湾曲したチューブを200℃に加熱した後、ステンレス鋼(SUS)製のロッドをPFAチューブに挿入して曲げを矯正し、内壁に図2に示すようなキズが形成されたものに対して、種々の条件のHClを用いてAl除去処理を行った。
まず、HClの温度の影響を調査した。図7は、HCl濃度を3.6mass%に固定し、種々の温度のHClにより24時間の洗浄処理(除去処理)を行った後、SC1による24時間の溶出処理を行った際のAl溶出量を示す図である。なお、図7には各条件でのHClの蒸気圧も併記している。この図に示すように、常温のHClで洗浄処理を行った場合には、Al溶出量が0.136ppbであったのに対し、50℃の場合はAl溶出量が0.080ppbまで低下し、HCl蒸気の効果が得られた。また、70℃の場合はAl溶出量が0.023ppb、80℃の場合は0.030ppbであり、さらにAl溶出量が低下し、いずれもバックグランドレベルの0.031ppbよりも低い値であった。
次に、HClの濃度の影響を調査した。図8は、HCl温度を70℃に固定し、種々の濃度のHClにより24時間の洗浄処理(除去処理)を行った後、SC1による24時間の溶出処理を行った際のAl溶出量を示す図である。なお、図8には、濃度3.6mass%で常温のHClで24時間の洗浄処理を行った結果も併記している。また、各条件でのHClの蒸気圧も併記している。この図に示すように、温度が70℃では、濃度が0.036〜3.6mass%の間でいずれもAl溶出量が0.035ppb以下と低い値を示したが、特に、濃度が0.1mass%以上でAl溶出量がバックグランドレベルの0.031ppbよりも低い値となった。
また、図7および図8に併記したHClの蒸気圧に着目すると、HClの蒸気圧が4.5×10−3mmHg(0.0045mmHg)以上であれば、Al溶出量がバックグランドレベルの0.031ppbよりも低い値となることが確認された。
(実験例3)
次に、バブリングによりHCl蒸気のみを供給した場合のAl除去効果を確認する実験を行った。
ここでは、実験例2と同様の手法で内壁にキズが形成されたPFAチューブに対して、常温HClをバブリングすることにより発生したHCl蒸気用いてAl除去処理を行った場合と、常温のHClを用いてAl除去処理を行った場合とを比較した。
具体的には常温HClバブリングにより発生したHCl蒸気で洗浄処理(除去処理)を行った後、および3.6mass%で常温のHClで洗浄処理(除去処理)を行った後におけるAl溶出量を比較した。Alの溶出量は、SC1を用いて一度リンス目的の溶出を行った後、再度SC1を封入して溶出したAl量とした。その結果を図9に示す。この図に示すように、常温のHClで処理した場合は、Al溶出量が0.082ppbであったのに対し、バブリングによりHCl蒸気を供給した場合は、Al溶出量が0.024ppbとバックグランドレベルの0.031ppbよりも低い値となった。
<他の適用>
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、本発明を被処理体の洗浄処理装置に用いられる薬液供給ラインに適用した場合について示したが、これに限らず、フッ素系樹脂で構成された薬液供給ラインにより被処理体に薬液を供給する処理であれば適用可能である。
また、上記実施形態では、洗浄液を加温することにより液体と蒸気の混合状態を形成して金属汚染を除去する場合、洗浄液を加温またはバブリングして発生した蒸気を用いて金属汚染を除去する場合について説明したが、これに限らず、洗浄物質の一部または全部を気体状にしたものを用いて金属汚染を除去すればよい。
さらに、上記実施形態では被処理体として半導体ウエハを用いた場合について示したが、フラットパネルディスプレイ(FPD)用の基板等、他の被処理体にも適用可能であることは言うまでもない。
1;洗浄処理装置
2;洗浄処理部
3;液供給部
11;スピンチャック
12;モータ
13;カップ
14;排気・排液管
15;キャビネット
16;タンク
17;薬液供給配管
18;純水供給配管
19;処理液供給配管
20;処理液ノズル
21;温調器
22,23,134,234;バルブ
25;薬液供給ライン
30,130,230;金属汚染除去装置
31,131,231;洗浄液タンク
32;洗浄液供給配管
33;ポンプ
34;加温器
35;気液洗浄物質供給配管
132;ヒーター
133,233;蒸気供給配管
232;バブリング配管
W;半導体ウエハ(被処理体)

Claims (18)

  1. 被処理体に薬液を供給する薬液供給ラインを構成するフッ素系樹脂の内壁に存在する金属汚染を除去する金属汚染除去方法であって、
    金属汚染を構成する金属に対して反応性を有する液体状態の洗浄物質を加温することにより、洗浄物質の液体と洗浄物質の蒸気の混合状態とし、該混合状態の洗浄物質を前記薬液供給ラインに供給し、前記洗浄物質の蒸気を、前記薬液供給ラインを構成する前記フッ素系樹脂の内壁に存在する金属汚染に作用させて金属汚染を除去することを特徴とする金属汚染除去方法。
  2. 前記液体状態の洗浄物質は、酸またはアルカリであることを特徴とする請求項1に記載の金属汚染除去方法。
  3. 前記液体状態の洗浄物質は、塩酸、硝酸、および水酸化アンモニウムから選択されたものであることを特徴とする請求項に記載の金属汚染除去方法。
  4. 前記液体状態の洗浄物質は塩酸であり、加温温度は40〜100℃であることを特徴とする請求項1に記載の金属汚染除去方法。
  5. 前記液体状態の洗浄物質として用いられる塩酸の濃度は、0.1〜50mass%であることを特徴とする請求項に記載の金属汚染除去方法。
  6. 前記液体状態の洗浄物質として用いられる塩酸は、塩酸の蒸気圧が0.0045mmHg以上になるように加温されることを特徴とする請求項または請求項に記載の金属汚染除去方法。
  7. 前記金属汚染を構成する金属はAlであることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の金属汚染除去方法。
  8. 前記薬液供給ラインは、被処理体を薬液洗浄するための洗浄処理装置に用いられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の金属汚染除去方法。
  9. 被処理体に薬液を供給する薬液供給ラインを構成するフッ素系樹脂の内壁に存在する金属汚染を除去する金属汚染除去装置であって、
    金属汚染を構成する金属に対して反応性を有する液体状態の洗浄物質を加温することにより、洗浄物質の液体と洗浄物質の蒸気の混合状態とする機構と、
    前記混合状態の洗浄物質を前記薬液供給ラインに供給する配管とを有し、
    前記洗浄物質の蒸気を、前記薬液供給ラインを構成する前記フッ素系樹脂の内壁に存在する金属汚染に作用させて金属汚染を除去することを特徴とする金属汚染除去装置。
  10. 前記液体状態の洗浄物質を循環して使用する循環機構をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の金属汚染除去装置。
  11. 前記循環機構により循環される前記液体状態の洗浄物質を清浄化する清浄化機構をさらに有することを特徴とする請求項10の金属汚染除去装置。
  12. 前記液体状態の洗浄物質は、酸またはアルカリであることを特徴とする請求項から請求項11のいずれか1項に記載の金属汚染除去装置。
  13. 前記液体状態の洗浄物質は、塩酸、硝酸、および水酸化アンモニウムから選択されたものであることを特徴とする請求項12に記載の金属汚染除去装置。
  14. 前記液体状態の洗浄物質は塩酸であり、加温温度は40〜100℃であることを特徴とする請求項に記載の金属汚染除去装置。
  15. 前記液体状態の洗浄物質として用いられる塩酸の濃度は、0.1〜50mass%であることを特徴とする請求項14に記載の金属汚染除去装置。
  16. 前記液体状態の洗浄物質として用いられる塩酸は、塩酸の蒸気圧が0.0045mmHg以上になるように加温されることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の金属汚染除去装置。
  17. 前記金属汚染を構成する金属はAlであることを特徴とする請求項から請求項16のいずれか1項に記載の金属汚染除去装置。
  18. 前記薬液供給ラインは、被処理体を薬液洗浄するための洗浄処理装置に用いられていることを特徴とする請求項から請求項17のいずれか1項に記載の金属汚染除去装置。
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