JP6392113B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着できるように構成されたキャニスタと、前記キャニスタとエンジンの吸気通路とをつなぐパージ通路と、前記パージ通路に設けられており、前記キャニスタ内の蒸発燃料を前記吸気通路に送るパージポンプとを備える蒸発燃料処理装置に関する。
これに関連する従来の蒸発燃料処理装置が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の蒸発燃料処理装置は、図12に示すように、キャニスタ100と、キャニスタ100と燃料タンク103とをつなぐベーパ通路104と、キャニスタ100とエンジンの吸気通路110とをつなぐパージ通路106と、キャニスタ100に外気を導く大気通路107とを備えている。キャニスタ100には、蒸発燃料を吸着する活性炭等の吸着材101が充填されている。パージ通路106には、そのパージ通路106を開閉するパージ開閉弁106vとパージポンプ106pとが設けられている。また、大気通路107には、その大気通路107を開閉する大気開閉弁107vが設けられている。上記構成により、パージ通路106のパージ開閉弁106vと大気通路107の大気開閉弁107vとを閉鎖することで、燃料タンク103内の蒸発燃料をベーパ通路104によりキャニスタ100まで導き、吸着材101に吸着させられるようになる。また、パージ通路106のパージ開閉弁106vと大気通路107の大気開閉弁107vとを開き、パージポンプ106pを駆動させることで、吸着材101に吸着された蒸発燃料を外気でパージし、その外気と蒸発燃料とをエンジンの吸気通路110に導くことができる。
特開2007−177728号
上記した蒸発燃料処理装置では、パージ通路106にパージポンプ106pを備えている。パージポンプ106pは、一般的に、エンジンの吸気通路110の近傍で車両のエンジンルーム内に設けられている。これに対し、キャニスタ100は燃料タンク103の近傍で車室の床下等に設けられている。このため、キャニスタ100とパージポンプ106pとは離れており、キャニスタ100からパージ通路106によってパージポンプ106pまで導かれる蒸発燃料は途中で冷えて一部が液化することがある。これにより、液化した蒸発燃料(液化燃料)がパージポンプ106pのポンプ部に入り込み、前記ポンプ部からそのポンプ部を駆動させるモータ部に浸入するおそれがある。モータ部内には充電部が存在するため、液化燃料がモータ部に浸入するのは好ましくない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、パージポンプのポンプ部からモータ部に液化燃料が浸入しないようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。請求項1の発明は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着できるように構成されたキャニスタと、前記キャニスタとエンジンの吸気通路とをつなぐパージ通路と、前記パージ通路に設けられており、前記キャニスタ内の蒸発燃料を前記吸気通路に送るパージポンプとを備える蒸発燃料処理装置であって、前記パージポンプは、ポンプ部と、そのポンプ部を駆動させるモータ部とからなり、前記ポンプ部は、軸心回りに回転可能な回転羽根と、その回転羽根を回転自在な状態で収納するハウジングとを備え、前記ハウジング内には、前記回転羽根の外周縁に沿って前記蒸発燃料を圧送するための流路が設けられており、さらに前記流路よりも低い位置に前記蒸発燃料の液化により生じた液化燃料を溜める液溜り部が設けられていることで、前記液化燃料が前記ポンプ部からモータ部に浸入しないように構成されている。
本発明によると、パージポンプのポンプ部の回転羽根は軸心回りに回転可能な構成のため、前記回転羽根の軸部にモータの回転軸が連結される。このため、ポンプ部のハウジング内に液化燃料が流入した場合、その液化燃料は、一般的に、回転羽根の軸部からモータの回転軸を伝ってモータ内に浸入する。しかし、ハウジング内には回転羽根の外周縁に沿って設けられた流路よりも低い位置に液化燃料を溜める液溜り部が設けられている。このため、液化燃料がハウジング内に流入してもその液化燃料は液溜り部に溜り、回転羽根の軸部とモータの回転軸とを伝ってモータ内に浸入することはない。即ち、前記パージポンプは、ポンプ部からモータ部への液化燃料の浸入を防止できるように構成されている。このため、安全性が確保される。
請求項2の発明によると、パージポンプのモータ部は、ポンプ部よりも高い位置に配置されている。このため、仮にパージポンプのポンプ部内に液化燃料が入り込んでも、その液化燃料がモータ部に浸入することがない。
請求項3の発明によると、パージポンプのポンプ部の入口には、パージ通路から蒸発燃料が流入する流入室が設けられており、前記流入室の上部からポンプ部の流路内に蒸発燃料を導く導入路が設けられている。このため、仮にパージポンプのポンプ部に液化燃料が導かれても、液化燃料は流入室の下に溜るようになる。そして、流入室の上部にある蒸発燃料が導入路によりポンプ部の流路に導かれる。
請求項4の発明によると、キャニスタとパージポンプとの間には、パージ通路を開閉可能なパージバルブが設けられており、前記パージポンプとパージバルブとの間には、前記パージ通路内で発生した液化燃料を溜める液溜り部が設けられている。このため、パージ通路から液化燃料がパージポンプのポンプ部内に入り込むことがない。
請求項5の発明によると、パージポンプと液溜り部とはエンジンルーム内に設けられている。このため、エンジンの熱でパージポンプの液溜り部、あるいはパージポンプとパージバルブ間の液溜り部に溜められた液化燃料を再び気化させることが可能になる。
請求項6の発明によると、液溜り部に溜められた液化燃料が燃料タンクに戻されるように構成されている。このため、液化燃料を有効利用できるようになる。
請求項7の発明は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着できるように構成されたキャニスタと、前記キャニスタとエンジンの吸気通路とをつなぐパージ通路と、前記パージ通路に設けられており、前記キャニスタ内の蒸発燃料を前記吸気通路に送るパージポンプとを備える蒸発燃料処理装置であって、前記パージポンプは、ポンプ部と、そのポンプ部を駆動させるモータ部とからなり、前記パージ通路が接続される前記ポンプ部の入口が下向きに開放されていることで、前記蒸発燃料の液化により生じた液化燃料が前記ポンプ部からモータ部に浸入しないように構成されている。即ち、パージ通路の端部は上向きの状態でパージポンプのポンプ部の入口に接続される。このため、パージ通路から液化燃料がパージポンプのポンプ部内に入り込むことがない。
請求項8の発明によると、パージポンプのモータ部は、前記ポンプ部よりも高い位置に配置されている。
請求項9の発明によると、パージポンプのポンプ部の入口には、パージ通路から蒸発燃料が流入する流入室が設けられており、前記流入室の上部からポンプ部の流路内に蒸発燃料を導く導入路が設けられている。
請求項10の発明によると、キャニスタとパージポンプとの間には、前記パージ通路を開閉可能なパージバルブが設けられており、前記パージポンプとパージバルブとの間には、前記パージ通路内で発生した液化燃料を溜める液溜り部が設けられている。
請求項11の発明によると、パージポンプと液溜り部とはエンジンルーム内に設けられている。
請求項12の発明は、液溜り部に溜められた液化燃料が前記燃料タンクに戻されるように構成されている。
本発明によると、パージポンプのポンプ部からモータ部に液化燃料が浸入することがない。
本発明の実施形態1に係る蒸発燃料処理装置を備える車両の模式斜視図である。 本発明の実施形態1に係る蒸発燃料処理装置の全体構成図である。 前記蒸発燃料処理装置のパージポンプの模式縦断面図である。 変更例1に係るパージポンプの模式縦断面図である。 変更例2に係るパージポンプの模式縦断面図である。 変更例3に係るパージポンプの模式縦断面図である。 変更例4に係るパージポンプの模式縦断面図である。 変更例5に係るパージポンプの模式縦断面図である。 本発明の実施形態2に係る蒸発燃料処理装置の構成図である。 変更例1に係る蒸発燃料処理装置の構成図である。 変更例2に係る蒸発燃料処理装置の構成図である。 従来の蒸発燃料処理装置の全体構成図である。
[実施形態1]
以下、図1から図8に基づいて本発明の実施形態1に係る蒸発燃料処理装置20の説明を行なう。本実施形態の蒸発燃料処理装置20は、図1、図2に示すように、車両のエンジンシステム10に設けられており、車両の燃料タンク15内で発生した蒸発燃料が外部に漏れ出ないようにするための装置である。
<蒸発燃料処理装置20の構造概要について>
蒸発燃料処理装置20は、図2に示すように、キャニスタ22と、そのキャニスタ22に接続されたベーパ通路24、パージ通路26、及び大気通路28とを備えている。キャニスタ22内には、吸着材としての活性炭(図示省略)が装填されており、燃料タンク15内の蒸発燃料を前記吸着材により吸着できるように構成されている。ベーパ通路24の一端部(上流側端部)は、燃料タンク15内の気層部と連通されており、ベーパ通路24の他端部(下流側端部)がキャニスタ22内と連通されている。キャニスタ22は、図1に示すように、燃料タンク15の近傍で車室の床下に設けられている。
パージ通路26の一端部(上流側端部)は、図2等に示すように、キャニスタ22内と連通されており、パージ通路26の他端部(下流側端部)がエンジン14の吸気通路16におけるスロットルバルブ17よりも下流側通路部と連通されている。そして、パージ通路26の途中にはパージ通路26を連通・遮断するパージバルブ26vと、キャニスタ22内の蒸発燃料をエンジン14の吸気通路16に圧送するパージポンプ30とが介装されている。パージバルブ26vとパージポンプ30とは、ECU19(エンジン・コントロール・ユニット)からの信号に基づいて動作するように構成されている。ここで、パージバルブ26vとパージポンプ30とは、図1に示すように、車両のエンジンルーム内でエンジン14等の近傍に設置されている。大気通路28は、図2に示すように、途中にエアフィルタ28aが介装された管路であり、基端部側がキャニスタ22に接続されている。そして、大気通路28の先端側が燃料タンク15の給油口15hの近傍位置で大気開放されている。
給油口15hは、図1に示すように、車体の表面パネル近傍内側に設けられており、開閉可能な蓋状のリッド15rによって覆われている。リッド15rには、図2に示すように、リッドスイッチ15sが設けられており、そのリッドスイッチ15sによってリッド15rの開閉が検出できるように構成されている。リッドスイッチ15sの信号はECU19に入力される。また、ECU19には、燃料タンク15内の圧力を検出するタンク内圧センサ15pの信号が入力される。
<蒸発燃料処理装置20の動作概要について>
イグニッションスイッチがオフしてエンジン14が停止すると、ECU19がパージバルブ26vを閉弁してパージ通路26を遮断するとともに、パージポンプ30を停止する。この状態で、燃料タンク15内の蒸発燃料がベーパ通路24を介してキャニスタ22内に導かれ、その蒸発燃料が吸着材に吸着されるようになる。また、燃料タンク15に給油が行なわれる際、即ち、リッド15rが開かれてリッドスイッチ15sがオンする場合にも、燃料タンク15内で発生した蒸発燃料がベーパ通路24を介してキャニスタ22内に導かれるようになる。
イグニッションスイッチがオンしてエンジン14が駆動されると、所定のパージ条件が成立する場合に、ECU19がキャニスタ22の吸着材に吸着されている蒸発燃料をパージさせる制御を実行する。即ち、この制御では、パージバルブ26vによりパージ通路26が開かれるとともに、パージポンプ30が駆動される。これにより、パージ通路26と連通しているキャニスタ22内が負圧になり、大気通路28からキャニスタ22内に空気が流入する。そして、前記空気によりキャニスタ22内の吸着材がパージされ、前記吸着材から離脱した蒸発燃料が空気と共にパージ通路26を通ってパージポンプ30まで導かれる。さらに、前記蒸発燃料と空気とはパージポンプ30によってエンジン14の吸気通路16に圧送され、エンジン14内で燃焼される。
ここで、キャニスタ22とエンジンルーム内のエンジン14(吸気通路16)、パージバルブ26v、パージポンプ30とは、図1に示すように、離れている。このため、キャニスタ22からエンジン14の吸気通路16に送られる蒸発燃料は、パージ通路26内で冷えて一部が液化する。そして、液化した蒸発燃料(以下、液化燃料という)がパージ通路26を通ってパージポンプ30まで到達することがある。パージポンプ30では、そのパージポンプ30のポンプ部32に入り込んだ液化燃料がモータ部36に浸入しないように、あるいは前記ポンプ部32に液化燃料が入り込まないように様々な対策が施されている。
<パージポンプ30の構成について>
パージポンプ30は、図3に示すように、ポンプ部32と、そのポンプ部32を駆動させるモータ部36とから構成されている。ポンプ部32は、軸心回りに回転可能に構成された円板状の回転羽根33と、その回転羽根33を軸心回りに回転自在な状態で収納するハウジング34とを備えている。回転羽根33には、表面側と裏面側との外周縁の位置に多数の羽根部33wが円周方向に等間隔で形成されている。また、ハウジング34内には、回転羽根33の表面側と裏面側との羽根部33wに対応する位置に円弧状に延びる流路34fが形成されている。さらに、ハウジング34には、円弧状に延びる流路34fの長さ方向における一端側に接続されるポンプ入口32eと、前記流路34fの他端側に接続されるポンプ出口32pが設けられている。また、ハウジング34内には、ポンプ入口32eと連通する位置であって前記流路34fよりも低い位置に液化燃料を溜める液溜り部34sが設けられている。
ポンプ部32の回転羽根33には、モータ部36の出力軸37の先端部37fが相対回転不能な状態で同軸に連結されている。モータ部36は、図3に示すように、ポンプ部32のハウジング34に連結されるフランジ部35を備えており、そのフランジ部35の中心にモータ部36の出力軸37を支持するベアリング35bが設けられている。モータ部36は、円筒状の固定子36sと、その固定子36sに同軸に収納されて前記出力軸37を備える回転子36rとから構成されている。そして、前記固定子36sと回転子36rとが円筒状のモータハウジング39に収納されている。モータハウジング39は、フランジ部35に対して同軸に固定されており、前記フランジ部35に対して平行なモータハウジング39の後端面に回転子36rの出力軸37の後端部37bを支持する軸受部39bが設けられている。
パージポンプ30のポンプ部32のポンプ入口32eには、図2に示すように、パージバルブ26v側のパージ通路26が接続される。また、ポンプ部32のポンプ出口32pには、吸気通路16側のパージ通路26が接続される。そして、パージポンプ30のモータ部36に対して給電が行なわれ、モータ部36の回転子36rが回転することで、ポンプ部32の回転羽根33が回転するようになる。これにより、パージバルブ26v側のパージ通路26からポンプ部32のポンプ入口32eに供給された蒸発燃料及び空気は、回転羽根33の羽根部33wに押圧されてハウジング34内の流路34fに沿って移動する過程で加圧され、ポンプ部32のポンプ出口32pから放出される。そして、ポンプ部32のポンプ出口32pから放出された蒸発燃料及び空気がパージ通路26を通ってエンジン14の吸気通路16まで圧送される。ここで、パージバルブ26v側のパージ通路26からポンプ部32のポンプ入口32eに供給された蒸発燃料に液化燃料が含まれていても、液化燃料はポンプ入口32eと連通する液溜り部34sに溜められるようになる。このため、液化燃料がポンプ部32の流路34f内に入り込むことがなく、前記液化燃料がモータ部36の回転子36rの出力軸37を伝ってモータハウジング39内に浸入するようなことがない。
ここで、図3では、モータ部36から離れた位置にポンプ部32のポンプ入口32eがあり、モータ部36のフランジ部35側にポンプ部32のポンプ出口32pがあるパージポンプ30を例示している。しかし、図4に示すように、モータ部36のフランジ部35側にポンプ部32のポンプ入口32eがあり、モータ部36から離れた位置にポンプ部32のポンプ出口32pがあるパージポンプ30であっても、ポンプ部32にポンプ入口32eと連通する液溜り部34sがあれば、モータ部36に対する液化燃料の浸入を防止できるようになる(変更例1)。また、特にポンプ部32に液溜り部34sを設けないパージポンプ30であっても、図5に示すように、ポンプ部32の上側にモータ部36を設けることで、モータ部36に対する液化燃料の浸入を防止できるようになる(変更例2)。
また、特にポンプ部32に液溜り部34sを設けないパージポンプ30であって、図6に示すように、ポンプ部32の下側にモータ部36を設けた場合であっても、ポンプ入口32eを下向きに開放させることで、パージ通路26の端部は上向きの状態でポンプ入口32eに接続される。このため、パージ通路26から液化燃料がパージポンプ30のポンプ部32内に入り込むことがない(変更例3)。さらに、ポンプ部32の下側にモータ部36を設ける場合に、図7に示すように、ポンプ部32のハウジング34の内側にポンプ入口32eと連通する流入室34xを設け、その流入室34xの上部から導入路34zにより流路34f内に蒸発燃料を導くようにすることも可能である(変更例4)。これにより、パージポンプ30のポンプ部32内に液化燃料が入り込んでも、液化燃料は流入室34xの下に溜り、流路34f内に入り込むことはない。ここで、図8に示すように、ポンプ部32のハウジング34の外側に前記流入室34xと導入路34zとを設けるようにすることも可能である(変更例5)。
<本実施形態に係る蒸発燃料処理装置20の長所>
本実施形態に係る蒸発燃料処理装置20によると、パージポンプ30は、ポンプ部32からモータ部36への液化燃料の浸入を防止できるように構成されている。即ち、ポンプ部32のハウジング34内には回転羽根33の外周縁に沿って設けられた流路34fよりも低い位置に液化燃料を溜める液溜り部34sが設けられている。このため、液化燃料がポンプ部32のハウジング34内に流入してもその液化燃料は液溜り部34sに溜り、回転羽根33の軸部37fとモータ部36の出力軸37とを伝ってモータハウジング39内に浸入することはない。したがって、パージ通路26内で蒸発燃料の一部が液化しても、その液化燃料がパージポンプ30のポンプ部32からモータ部36へ浸入することがない。このため、安全性が確保される。
また、パージポンプ30のポンプ入口32eを下向きに開放させることで、パージ通路26の端部は上向きの状態でポンプ入口32eに接続される。このため、パージ通路26から液化燃料がパージポンプ30のポンプ部32内に入り込むことがなくなる。さらに、パージポンプ30のモータ部36をポンプ部32よりも高い位置に配置することで、仮にポンプ部32内に液化燃料が入り込んでも、その液化燃料がモータ部36に浸入することがない。また、パージポンプ30のポンプ入口32eに蒸発燃料が流入する流入室34xが設け、流入室34xの上部からポンプ部32の流路34f内に蒸発燃料を導く導入路34zを設けることで、仮にポンプ部32内に液化燃料が入り込んでも、液化燃料は流入室34xの下に溜るようになる。このため、液化燃料がモータ部36に浸入することがない。
[実施形態2]
以下、図9から図11に基づいて本発明の実施形態2に係る蒸発燃料処理装置の説明を行なう。本実施形態では、図9に示すように、パージ通路26に設けられたパージバルブ26vとパージポンプ30間に液化燃料を溜める液溜り容器40を設け、パージ通路26内で発生した液化燃料を液溜り容器40に導けるようにしたものである。即ち、液溜り容器40は、パージバルブ26vとパージポンプ30間に位置するパージ通路26の上流側(パージバルブ26v側)と第1連通管41によって接続されており、前記パージ通路26の下流側(パージポンプ30側)と第2連通管43によって接続されている。これにより、パージ通路26内で発生した液化燃料は第1連通管41によって液溜り容器40まで導かれる。このため、液化燃料が直接的にパージポンプ30のポンプ部32内に流入するようなことがなくなる。また、液溜り容器40は、熱伝導性の高い材料、例えば、金属等により形成されており、エンジンルーム内の熱を効率的に吸収できるように構成されている。このため、液溜り容器40に溜められた液化燃料がエンジンルーム内の熱で気化し、第2連通管43によってパージ通路26に戻される。そして、パージ通路26に戻された気化燃料がパージポンプ30によってエンジン14の吸気通路16に圧送される。このため、液溜り容器40に溜められた液化燃料の有効利用を図れる。
ここで、液溜り容器40に溜められた液化燃料をエンジンルーム内の熱で気化させる代わりに、図10に示すように、前記液化燃料を燃料戻し装置50により再び燃料タンク15に戻すようにすることも可能である。燃料戻し装置50は、エゼクタ54を備えている。エゼクタ54はノズル54nから流体を噴出させてそのノズル54nの周囲に負圧を発生させ、前記負圧を利用して入口部54eから流体を吸い込み、その流体を出口部54pから放出(圧送)できるように構成されている。エゼクタ54の入口部54eには、逆止弁51を介して液溜り容器40内の底部と連通する液抜き管43eが接続されている。また、エゼクタ54のノズル54nには、パージポンプ30の下流側のパージ通路26から分岐した分岐配管27が電磁弁52を介して接続されている。さらに、エゼクタ54の出口部54pには、燃料タンク15と連通する戻り配管56が接続されている。また、液溜り容器40内には、液化燃料のレベルを検出するレベル計44が設けられている。なお、レベル計44及び電磁弁52は、ECU19と電気的に接続されている。
上記構成により、レベル計44からの信号でECU19が液溜り容器40の液化燃料のレベルが所定値を超えたことを検知すると、ECU19は、パージポンプ30が駆動されていることを条件に電磁弁52を開弁する。これにより、パージポンプ30によりエンジン14の吸気通路16に圧送される蒸発燃料及び空気の一部が分岐配管27を介してエゼクタ54のノズル54nに供給される。この結果、エゼクタ54の入口部54eに負圧が加わり、液溜り容器40に溜められた液化燃料が液抜き管43e、逆止弁51を通ってエゼクタ54の入口部54eに吸引される。そして、前記液化燃料がノズル54nから噴出した蒸発燃料及び空気と共にエゼクタ54の出口部54pから放出され、戻り配管56によって燃料タンク15に戻される。
ここで、図10に示す燃料戻し装置50では、分岐配管27によりパージポンプ30の下流側のパージ通路26からエゼクタ54のノズル54nに蒸発燃料及び空気を供給する例を示した。しかし、図11に示すように、分岐配管27によりエンジン14の吸気通路16からエゼクタ54のノズル54nに空気等を供給することも可能である。このように、本実施形態に係る蒸発燃料処理装置では、パージポンプ30とパージバルブ26vとの間には、パージ通路26内で発生した液化燃料を溜める液溜り容器40(液溜り部)が設けられている。このため、パージ通路26から液化燃料がパージポンプ30のポンプ部32内に入り込むことがない。また、エンジン14の熱で液溜り容器40に溜められた液化燃料を再び気化させ、あるいは燃料戻し装置50により液化燃料を燃料タンク15に戻すことが可能なため、液化燃料を有効利用できる。
<変更例>
本発明は上記した実施形態1,2に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、実施形態1では、パージポンプ30のポンプ部32のハウジング34内にポンプ入口32eと連通する液溜り部34sを設ける例を示した(図3、図4参照)。また、前記ハウジング34の内外にポンプ入口32eと連通する流入室34xを設ける例を示した(図7、図8参照)。しかし、上記構成に加えて、液溜り部34sに溜った液化燃料、あるいは流入室34xの下部に溜った液化燃料をエンジン14の熱で気化させる手段や、前記液化燃料を燃料タンク15に戻す手段を付加することも可能である。また、実施形態2では、液溜り容器40内に溜った液化燃料をエンジン14の熱を利用して気化させる例を示した。しかし、例えば、ヒータの熱を利用して液溜り容器40内に溜った液化燃料を気化させることも可能である。また、実施形態1、2では、パージポンプ30のポンプ部32内に液化燃料が入り難い構造にする例、あるいはポンプ部32内に入り込んだ液化燃料を液溜り部34sに溜める例を示した。しかし、上記構成の代わりに、パージポンプ30のポンプ部32とモータ部36との間にシール材を設けることで、ポンプ部32の液化燃料がモータ部36内に浸入しないようにすることも可能である。
14・・・・エンジン
15・・・・燃料タンク
16・・・・吸気通路
22・・・・キャニスタ
26v・・・パージバルブ
26・・・・パージ通路
30・・・・パージポンプ
32e・・・ポンプ入口
32・・・・ポンプ部
33・・・・回転羽根
34・・・・ハウジング
34f・・・流路
34x・・・流入室
34z・・・導入路
34s・・・液溜り部
36・・・モータ部
37・・・出力軸
40・・・液溜り容器(液溜り部)

Claims (12)

  1. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着できるように構成されたキャニスタと、前記キャニスタとエンジンの吸気通路とをつなぐパージ通路と、前記パージ通路に設けられており、前記キャニスタ内の蒸発燃料を前記吸気通路に送るパージポンプとを備える蒸発燃料処理装置であって、
    前記パージポンプは、ポンプ部と、そのポンプ部を駆動させるモータ部とからなり、
    前記ポンプ部は、軸心回りに回転可能な回転羽根と、その回転羽根を回転自在な状態で収納するハウジングとを備え、
    前記ハウジング内には、前記回転羽根の外周縁に沿って前記蒸発燃料を圧送するための流路が設けられており、さらに前記流路よりも低い位置に前記蒸発燃料の液化により生じた液化燃料を溜める液溜り部が設けられていることで、前記液化燃料が前記ポンプ部からモータ部に浸入しないように構成されている蒸発燃料処理装置。
  2. 請求項1に記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記パージポンプのモータ部は、前記ポンプ部よりも高い位置に配置されている蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記パージポンプのポンプ部の入口には、前記パージ通路から蒸発燃料が流入する流入室が設けられており、前記流入室の上部からポンプ部の流路内に蒸発燃料を導く導入路が設けられている蒸発燃料処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記キャニスタと前記パージポンプとの間には、前記パージ通路を開閉可能なパージバルブが設けられており、
    前記パージポンプとパージバルブとの間には、前記パージ通路内で発生した液化燃料を溜める液溜り部が設けられている蒸発燃料処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記パージポンプと前記液溜り部とはエンジンルーム内に設けられている蒸発燃料処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記液溜り部に溜められた液化燃料が前記燃料タンクに戻されるように構成されている蒸発燃料処理装置。
  7. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着できるように構成されたキャニスタと、前記キャニスタとエンジンの吸気通路とをつなぐパージ通路と、前記パージ通路に設けられており、前記キャニスタ内の蒸発燃料を前記吸気通路に送るパージポンプとを備える蒸発燃料処理装置であって、
    前記パージポンプは、ポンプ部と、そのポンプ部を駆動させるモータ部とからなり、
    前記パージ通路が接続される前記ポンプ部の入口が下向きに開放されていることで、前記蒸発燃料の液化により生じた液化燃料が前記ポンプ部からモータ部に浸入しないように構成されている蒸発燃料処理装置。
  8. 請求項7に記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記パージポンプのモータ部は、前記ポンプ部よりも高い位置に配置されている蒸発燃料処理装置。
  9. 請求項7又は請求項8のいずれかに記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記パージポンプのポンプ部の入口には、前記パージ通路から蒸発燃料が流入する流入室が設けられており、前記流入室の上部からポンプ部の流路内に蒸発燃料を導く導入路が設けられている蒸発燃料処理装置。
  10. 請求項7から請求項9のいずれかに記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記キャニスタと前記パージポンプとの間には、前記パージ通路を開閉可能なパージバルブが設けられており、
    前記パージポンプとパージバルブとの間には、前記パージ通路内で発生した液化燃料を溜める液溜り部が設けられている蒸発燃料処理装置。
  11. 請求項10に記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記パージポンプと前記液溜り部とはエンジンルーム内に設けられている蒸発燃料処理装置。
  12. 請求項10又は請求項11のいずれかに記載された蒸発燃料処理装置であって、
    前記液溜り部に溜められた液化燃料が前記燃料タンクに戻されるように構成されている蒸発燃料処理装置。
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