JP6384842B2 - 昇華法を用いて炭化珪素結晶体を高速に製造する装置とその方法 - Google Patents
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Description
炭化珪素結晶体の合成技術は既に100年以上の歴史がある。現在、普通に使われている昇華法は、旧ソ連の科学者TairovとTsvetkovが1978年にLely法を基に改善した方法である。種結晶を用いて、結晶体の成長を制御する構造では、Lely法によって、単一構造の炭化珪素単結晶を得ることができる。現在、昇華法は大口径SiC単結晶を得るために最も効果的な成長方法であることが証明されている。
粉末状の炭化珪素原料を坩堝本体の底部に投入し、種結晶を坩堝上部の種結晶保持具に取付け、その後、坩堝のチャンバーを真空ポンプで真空にする材料添加ステップaと、
加熱システムで坩堝全体を加熱し、ガス供給装置でガスを供給し、一部の粉末状の炭化珪素原料を坩堝本体の中央部で浮遊させ、坩堝本体底部の炭化珪素原料と坩堝本体中央部の浮遊する炭化珪素原料が受熱し、昇華され、気体炭化珪素を形成する加熱昇華ステップbと、
気体炭化珪素が坩堝上部に搬送され、かつ種結晶の処で結晶され、炭化珪素結晶体を形成する結晶ステップcを含む。
図1に示すように、本炭化珪素結晶体の高速製造装置はチャンバーのある坩堝1を有し、坩堝1は炭化珪素原料を添加するための添加口を有し、かつ外部と坩堝1のチャンバーを連通させるためのガス排出通路17を有する。坩堝1は坩堝上部15と坩堝本体16を含み、図7に示すように、坩堝本体16の上部は坩堝内の炭化珪素粉末充填面積よりも小さい開口部1aを有する。坩堝1の上部には種結晶の取付けに用いる種結晶保持具2が更に設けられ、種結晶保持具2は開口部1aの上部に位置し、かつ種結晶保持具2は水平方向に対して傾斜する取付面3を有し、ガス排出通路17は取付面3の傾斜する方向または垂直する方向に位置する。種結晶が取付面3に固定されるときは傾斜状態を保持する。
本実施例の技術手段は実施例1の技術手段とほぼ同じであり、異なる箇所は以下である。本実施例では実施例1におけるガス供給装置が設けておらず、坩堝1の底部に直接複数の通気孔を開設し、複数の管路Gとそれに対応する通気孔を合わせてガス供給を実現し、または、1つの管路Gと複数の前記通気孔を合わせてガス供給を実現できた。上記のガス供給構造により、坩堝1底部にある炭化珪素原料粉末が浮遊し、炭化珪素結晶体の成長速度を向上させる目的を達成した。
本実施例の技術手段は実施例1の技術手段とほぼ同じであり、異なる箇所は以下である。本実施例では、ガス供給装置は坩堝1の底部に穿設される通気柱を含み、通気柱は前記管路Gと連通し、通気柱の外周は噴気口を有し、通気柱は駆動部材の作用によって回転できる。
本実施例の技術手段は実施例1の技術手段とほぼ同じであり、異なる箇所は以下である。図5に示すように、本実施例では、駆動構造は坩堝1の上部にある貫通孔18を含み、貫通孔18内には公転軸23が穿設され、公転軸23には連結スタンド24が固定され、連結スタンド24には少なくとも1つの回転可能な歯車一25と連結されている。坩堝1には歯車二26が設けられ、歯車一25は公転軸23の伝動により、歯車二26を巡って公転すると同時に自転できる。種結晶保持具2は歯車一25に固定した。
本実施例の技術手段は実施例1の技術手段とほぼ同じであり、異なる箇所は以下である。図4に示すように、炭化珪素結晶体の製造効率を更に向上させるため、種結晶保持具2を複数設ける。複数の種結晶保持具2は坩堝上部15の中央部及び/または側壁に設置した。
実施例1から実施例5における昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法は下記のステップを含む。
粉末状の炭化珪素原料を坩堝1の底部に投入して、種結晶を坩堝1上部にある種結晶保持具2に取付け、種結晶の結晶面を水平方向と傾斜する傾斜状態に保持させ、その後、坩堝のチャンバーを真空ポンプで真空にする材料添加ステップa。
種結晶は自転すると同時に公転する、加熱システムは坩堝1全体を加熱し、ガス供給装置はガスを供給し、一部の粉末状炭化珪素原料を坩堝1の中央部で浮遊させ、坩堝1底部にある炭化珪素原料と坩堝1中央部で浮遊する炭化珪素原料は受熱し、昇華されて気体炭化珪素を形成する加熱昇華ステップb。
気体炭化珪素が上昇し、かつ種結晶上で結晶し、炭化珪素結晶体を形成する結晶ステップc。
種結晶または、成長された炭化珪素結晶体表面を周期的に加熱することため、比較的低い温度で炭化珪素結晶体を成長させることができ、比較的高い温度で炭化珪素結晶体の表面を昇華させることができる。本方法により、炭化珪素結晶体表面の一部が昇華させ、炭化珪素結晶体を減少させながら成長させることができる。即ち、異常成長、または多結晶が成長した場合、その異常部分の昇華速度が比較的速い現象を利用して、その異常部分を選択して除去することができる。本方法は一部の異常成長による炭化珪素結晶体の品質低下を自動的に無くし、炭化珪素結晶体の品質を向上させた。
本実施例の技術手段は実施例6の技術手段とほぼ同じであり、炭化珪素結晶体の成長速度を更に向上させるため、本実施例では、好ましくは、種結晶の自転速度は50r/minであり、種結晶の公転速度は5r/minである。
本実施例の技術手段は実施例6の技術手段とほぼ同じであり、炭化珪素結晶体の成長速度を更に向上させるため、本実施例では、好ましくは、種結晶の自転速度は1000r/minであり、種結晶の公転速度は100r/minである。
本実施例の技術手段は実施例6の技術手段とほぼ同じであり、炭化珪素結晶体の成長速度を更に向上させるため、好ましくは、加熱システによるが坩堝1のチャンバー下部にある固態炭化珪素原料に対する加熱温度が2250℃であり、加熱システムによる坩堝1のチャンバー中央部にある固態炭化珪素原料と気体炭化珪素に対する加熱温度が2350℃であり、加熱システムによる坩堝1のチャンバー上部にある気体炭化珪素と種結晶の処に対する加熱温度が1960℃である。
本実施例の技術手段は実施例6の技術手段とほぼ同じであり、管路G内のガス供給量が少なすぎると、坩堝内の炭化珪素粉末を浮遊できず、ガス供給量が多すぎると、原料である炭化珪素ガスが奪われるため、両者共炭化珪素結晶体速度を向上させる目的を実現できない。故に炭化珪素結晶体の成長速度を向上させるため、管路G内のガス供給量を0.01〜10L/minの好適な範囲内から選択した。
本実施例の技術手段は実施例6の技術手段とほぼ同じであり、好ましくは、種結晶保持具2の水平方向に対する傾斜角度は0〜45度から選択され、更に好ましいは20度である。その角度で成長された結晶体の形が規則的で、かつ結晶体内部の応力が一番小さく、結晶体表面の平坦度が最適で、高品質の炭化珪素結晶体の生産に役に立つ。
本実施例の技術手段は実施例6の技術手段とほぼ同じであり、炭化珪素結晶体の成長速度を更に向上させるため、本実施例では、粉末状の炭化珪素原料は炭化珪素粒子を含み、かつ炭化珪素粒子の平均粒径を5μm以下にし、炭化珪素粒子の比表面積を0.5m2/g以上にした。全部の炭化珪素粒子を機械的と物理的な損傷を与えた炭化珪素粒子にした。粉末状の炭化珪素原料には2400℃以下の高温条件下で昇華されないまたは熔解されない物質を混ぜて、混合原料にした。2400℃以下の高温条件下で、昇華されないまたは熔解されない物質は、タングステン、モリブデン、炭素、タンタル、炭化タンタル、酸化ジルコン、酸化マグネシウム及び希土類酸化物から選択した。
本実施例の技術手段は実施例12の技術手段とほぼ同じであり、異なる箇所は以下である。本実施例では、該粉末状の炭化珪素原料は、2種類の異なる形状及び2種類の異なる粒径の炭化珪素粒子を混合してなる混合原料を使用した。しかも、原料の中には少なくとも1種の平均粒径が5μm以下の炭化珪素粒子を含有する。異なる形状の炭化珪素粒子は少なくとも1種の比表面積が0.5m2/g以上の炭化珪素粒子を含有する。
Claims (36)
- 昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置であって、外部からガス及び/または液体を輸送するための管路(G)を含み、前記管路(G)は坩堝の底部からガスを坩堝(1)のチャンバーに搬送し、前記管路(G)は、ガスを噴出し、坩堝(1)内の炭化珪素粉末原料を浮遊または移動させることを特徴とする昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記管路(G)内に搬送されるガスまたは液体は予備加熱装置により加熱されることを特徴とする請求項1に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記管路(G)内に輸送されるガスは、キャリアガス、エッチングガス、炭素源ガス、珪素源ガスまたはこれらのいくつかの混合ガスであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記坩堝(1)のチャンバーの底部には前記管路(G)と連通するガス供給装置が設けられ、前記ガス供給装置により噴出されるガスは、坩堝(1)内の炭化珪素粉末原料を浮遊または移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記坩堝(1)のチャンバーの上部には種結晶を取付けるための種結晶保持具(2)が設けられ、前記種結晶保持具(2)は回転できることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記種結晶保持具(2)は駆動構造により、自転すると同時に公転することを特徴とする請求項5に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記種結晶保持具(2)は水平方向に対して傾斜する取付面(3)を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 全ての前記ガス供給装置は駆動部材により、自転及び/または移動することを特徴とする請求項4に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記ガス供給装置は、基盤(4)と、該基盤(4)の上部に位置する噴出管(7)を含み、前記噴出管(7)の外周壁には複数の径方向分配配管(9)を有し、ガス噴出口(8)は径方向分配配管(9)のポートに位置し、前記基盤(4)はガス供給通路(5)を有し、前記噴出管(7)は前記ガス供給通路(5)と連通し、基盤(4)の底部は、前記ガス供給通路(5)と連通し、かつ坩堝(1)の底部に穿設されるガス供給管(6)を有し、前記ガス供給管(6)は前記管路(G)と連通されることを特徴とする請求項4または請求項8に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記噴出管(7)の頂部はガス容易噴出用頂部傘(10)を有することを特徴とする請求項9に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記ガス供給装置は坩堝(1)の底部に穿設される通気柱を含み、通気柱は前記管路(G)と連通し、前記通気柱の外周は噴気口を有し、前記駆動部材は通気柱を自転及び/または移動させることを特徴とする請求項4または請求項8に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記坩堝(1)の外周には1つまたは1つ以上の加熱装置(11)で形成される加熱システムが設けられ、前記加熱システムは種結晶を周期的に加熱することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記加熱システムはそれぞれ異なる温度で坩堝(1)の3つの区域を加熱し、区域一(14)は固態炭化珪素原料が分布される坩堝(1)のチャンバーの下部であり、区域二(13)は固態炭化珪素原料と気体炭化珪素が分布される坩堝(1)のチャンバーの中央部であり、区域三(12)は気体炭化珪素と種結晶が分布される坩堝(1)のチャンバーの上部であることを特徴とする請求項12に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記坩堝(1)の本体上部は開口部(1a)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記坩堝(1)は坩堝上部(15)と坩堝本体(16)を含み、複数の前記種結晶保持具(2)は坩堝上部(15)の中央部及び/または側壁に設けられることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記坩堝(1)は外部と坩堝(1)のチャンバーを連通させるためのガス排出通路(17)を有し、前記ガス排出通路(17)は取付面(3)の傾斜する方向または垂直する方向にあることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか一項に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 坩堝であって、前記坩堝(1)のチャンバーの底部にはガス供給装置が設けられ、前記ガス供給装置はガスを噴出し、坩堝(1)内の炭化珪素粉末原料を浮遊または移動させることを特徴とする坩堝。
- 前記坩堝(1)のチャンバーの上部には種結晶を取付けるための種結晶保持具(2)が設けられ、前記種結晶保持具(2)は駆動構造の伝動で自転すると同時に公転することを特徴とする請求項17に記載の坩堝。
- 前記種結晶保持具(2)は水平方向に対して傾斜する取付面(3)を有することを特徴とする請求項18に記載の坩堝。
- 前記ガス供給装置は駆動部材の作用により、自転及び/または移動することを特徴とする請求項17乃至請求項19のいずれか一項に記載の坩堝。
- 前記ガス供給装置は、基盤(4)と、該基盤(4)の上部にある噴出管(7)を含み、前記噴出管(7)の外周壁は複数の径方向分配配管(9)を有し、ガス噴出口(8)は径方向分配配管(9)のポートに位置し、前記基盤(4)はガス供給通路(5)を有し、前記噴出管(7)は前記ガス供給通路(5)に連通し、基盤(4)の底部は、前記ガス供給通路(5)に連通し、かつ坩堝(1)の底部に穿設されるガス供給管(6)を有することを特徴とする請求項17乃至請求項20のいずれか一項に記載の坩堝。
- 前記噴出管(7)の頂部はガス容易噴出用頂部傘(10)を有することを特徴とする請求項21に記載の坩堝。
- 前記ガス供給装置は坩堝(1)の底部に穿設される通気柱を含み、前記通気柱の外周は噴気口を有し、前記駆動部材は通気柱を自転及び/または移動させることを特徴とする請求項17乃至請求項20のいずれか一項に記載の坩堝。
- 前記坩堝(1)の本体上部はガス濃度を上げるための開口部(1a)を有することを特徴とする請求項17乃至請求項23のいずれか一項に記載の坩堝。
- 前記坩堝(1)は外部と坩堝(1)のチャンバーを連通させるためのガス排出通路(17)を有し、前記ガス排出通路(17)は取付面(3)の傾斜する方向または垂直する方向にあることを特徴とする請求項17乃至請求項24のいずれか一項に記載の坩堝。
- 昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法であって、
粉末状の炭化珪素原料を坩堝(1)の底部に投入し、種結晶を坩堝(1)の上部にある種結晶保持具(2)に取付け、その後、坩堝(1)に対してのチャンバーを真空ポンプで真空にする材料添加ステップaと、
加熱システムが坩堝(1)全体を加熱し、ガス供給装置がガスを供給し、一部の粉末状炭化珪素原料を坩堝(1)の中央部で浮遊させ、坩堝(1)の底部にある炭化珪素原料と坩堝(1)の中央部で浮遊する炭化珪素原料が受熱され、昇華されて気体炭化珪素を形成する加熱昇華ステップbと、
気体炭化珪素が上昇し、かつ種結晶上で結晶されて、炭化珪素結晶体を形成する結晶ステップcを含むことを特徴とする昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法。 - 前記ステップaで、前記種結晶の結晶面を水平方向と傾斜する傾斜状態に保持させることを特徴とする請求項26に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法。
- 前記ステップbで、前記種結晶は自転すると同時に公転し、前記種結晶の自転速度は1〜2000r/minであり、前記種結晶の公転速度は1〜200r/minであることを特徴とする請求項26に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法。
- 前記ステップbで、加熱システムにより、坩堝(1)のチャンバー下部の固態炭化珪素原料を加熱する加熱温度は2100〜2600℃であり、加熱システムにより、坩堝(1)のチャンバー中央部の固態炭化珪素原料と気体炭化珪素を加熱する加熱温度は2200〜2800℃であり、加熱システムにより、坩堝(1)のチャンバー上部の気体炭化珪素と種結晶を加熱する加熱温度は1900〜2400℃である、ことを特徴とする請求項26または請求項28に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法。
- 前記粉末状の炭化珪素原料は炭化珪素粒子を含み、かつ炭化珪素粒子の平均粒径は5μm以下であることを特徴とする請求項26に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法。
- 前記炭化珪素粒子の比表面積は0.5m2/g以上であることを特徴とする請求項30に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法。
- 前記粉末状の炭化珪素原料は、少なくとも2種類の異なる形状及び/または少なくとも2種類の異なる粒径の炭化珪素粒子を混合してなる混合原料であり、かつ前記原料は少なくとも1種の平均粒径が5μm以下である炭化珪素粒子を含有することを特徴とする請求項26に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法。
- 異なる形状の炭化珪素粒子は少なくとも1種の比表面積が0.5m2/g以上である炭化珪素粒子を含有することを特徴とする請求項32に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する方法。
- 前記炭化珪素粒子の一部または全部が、機械的及び/または物理的な損傷を与えた炭化珪素粒子であることを特徴とする請求項30乃至請求項33のいずれか一項に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記粉末状の炭化珪素原料には2400℃以下の高温条件下で昇華されないまたは熔解されない物質が混ざってなる混合原料であり、酸化マグネシウム及び希土類酸化物の1種または複数から選択されることを特徴とする請求項30乃至請求項33のいずれか一項に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
- 前記2400℃以下の高温条件下で、昇華されないまたは熔解されない物質は、タングステン、モリブデン、炭素、タンタル、炭化タンタル、酸化ジルコン、酸化マグネシウム及び希土類酸化物の中の1種または数種から選択されることを特徴とする請求項35に記載の昇華法を用いて炭化珪素結晶体を製造する装置。
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