JP6375187B2 - ラベル処理装置及びラベル処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ラベル処理装置及びラベル処理プログラムに関する。
複数のラベルを一定間隔で含むロール紙を一定の長さのシートにカットし、カットシート上の各ラベルにラベル情報を印刷する印刷装置が知られている。例えば、印刷装置の構造上、印刷装置により搬送可能な最小カットシート長が125mmで、1枚のラベル長が23mm、ラベル間のマージン(カットのためのタイミング調整区間)が2mm、要求されるラベル数(総ラベル数)が11枚、1カットシートあたりのラベル数(単位ラベル数)が5枚である場合、例えば、5枚の全てのラベルにラベル情報が印刷された125mmのカットシート2枚と、5枚のうち1枚のラベルだけにラベル情報が印刷された125mmのカットシート1枚が出力される。この1枚のラベルだけにラベル情報が印刷された125mmのカットシートについては、4枚のラベルが無駄になる。
特許3436382 特開2002−338113 特開2008−80657
上記のケースでは、総ラベル数を超える無駄なラベル(4枚)が発生してしまい、非効率であった。しかしながら、印刷装置の構造上、最小シート長より短い長さのシートを切り出すことは許されない。
本発明の目的は、最小シート長が定められた条件下で効率よくラベルを発行することが可能なラベル処理装置及びラベル処理プログラムを提供することにある。
実施形態に係るラベル処理装置は、第1及び第2の設定手段と、ラベル処理手段とを備える。前記第1の設定手段は、1カットシートあたりの単位ラベル数に基づき、処理可能な最小シート長以上の基準長を設定する。前記第2の設定手段は、総ラベル数が単位ラベル数の整数倍でなければ、総ラベル数を単位ラベル数で除算した値の整数値を選択し、基準長の基準カットシートの枚数を前記整数値より1枚少ない枚数に設定し、前記整数値と単位ラベル数とを乗算した乗算値を算出し、総ラベル数と乗算値との差分に相当する差分ラベル数を算出し、単位ラベル数と差分ラベル数とを加算した余りラベル数に対応する調整長の調整カットシートを1枚設定する。前記ラベル処理手段は、前記第2の設定手段の設定に基づき複数のラベルを一定間隔で含むシート原紙から送り出されるシートをカットする。
実施形態に係るラベル処理装置の一例を示す概略図である。 実施形態に係るラベル処理装置の制御ブロック図である。 一定の長さ(最小シート長)にカットされたカットシートの一例を示す図である 実施形態に係るラベル処理装置によるラベル処理の一例を示すフローチャートである。 単位ラベル数(Unit=5)、所望される総ラベル数(Req:10〜20)を条件とし、ラベル調整処理を適用した場合の処理結果の一例を示す図である。 単位ラベル数(Unit=5)、所望される総ラベル数(Req:11)を条件とし、ラベル調整処理を適用しない場合の処理結果の一例を示す図である。 単位ラベル数(Unit=5)、所望される総ラベル数(Req:11)を条件とし、ラベル調整処理を適用した場合の処理結果の一例を示す図である。 カットシートの向きを変更する構成の一例を示す図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るラベル処理装置の一例を示す概略図であり、図2は、実施形態に係るラベル処理装置の制御ブロック図である。
図1及び図2に示すように、ラベル処理装置は、制御部11、記憶部12、入力部13、表示部14、データ入力部15、データ処理部16、プリンタ部17、給紙部18、排紙部19等を備える。プリンタ部17は、例えば電子写真方式を用いたプリンタ部であって、潜像を保持する第1〜第4の感光体ドラム171、172、173、174、定着ローラ175等を備える。給紙部18は、給紙ローラ181a、181b、カッター182等を備える。排紙部19は、排紙ローラ191、第1の排紙トレイ192、第2の排紙トレイ193等を備える。
制御部11は、ラベル処理装置によるラベル処理に関わるすべての動作を制御する。記憶部12は、動作制御プログラム、動作パラメータ等を記憶する。入力部13は、例えばタッチパネルで構成され、ユーザからの各種入力を受け付ける。表示部14は、例えば、入力部13と一体に形成され、受け付けた入力内容等をイメージ、文字、数字で表示する。
給紙部18は、給紙ローラ181により一定速度でロール紙P(シート原紙)を送り出し、複数のセンサが送り出されるロール紙Pを検知し、制御部11は、ロール紙Pの検知タイミングに基づきカッター182によるカットタイミングを制御する。制御部11によるカットタイミングの制御により、カッター182は、様々な長さのカットシートCSを切り出すことができる。ラベル処理装置の構造上、処理可能(搬送可能)な最小シート長が定められ、最小シート長より短いカットシートの切り出しは許されない。なお、ロール紙Pは、複数のラベルを一定間隔で含む。
データ入力部15は、PC等から送信される画像データ(ラベル情報等)を入力し、データ処理部16は、入力された画像データを指定されたプリントデータへ変換し、プリンタ部17は、プリントデータに基づき、第1〜第4の感光体ドラム171、172、173、174にC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー、黄)、Bk(ブラック、黒)の各色に対応する潜像を形成し、C、M、Y、Bkトナーを供給して各色に対応する潜像を現像し、各色に対応するトナー像をカットシート(カットシート上の各ラベル)へ転写し、カットシート(カットシート上の各ラベル)に転写されたトナー像を定着させる。
排紙部19は、排紙ローラ191により、トナー像が定着されたカットシートを排紙トレイ192又は193へ排紙する。
図3は、一定の長さ(最小シート長)にカットされたカットシート(最小カットシート)の一例を示す図である。電子写真方式のプリンタ部17で印刷する場合、帯電、露光、現像、定着のプロセスからなるため、確実に搬送、印刷できる最小シート長が電子写真装置の各構成の配置によって定まる。例えば、処理可能な最小シート長は、給紙ローラ181bと定着ローラ175との間の距離より長く設定される。カットシートが最小シート長以上であれば、給紙ローラ181bと定着ローラ175とでカットシートを確実に押さえ込むことができ、カットシートの浮き上がりやジャムを防止することができる。記憶部12は、最小シート長に関する情報を記憶する。例えば、ロール紙を最小シート長以上にカットするためのカットタイミング等に関する情報を記憶する。
例えば、図3に示すように、実施形態に係るラベル処理装置の最小カット長は125mmとなり、その最小カットシートに含まれるラベル数が最小ラベル数となる。なお、最小シート長以上の基準長の1基準カットシートに含まれるラベル数が単位ラベル数となる。
図3では1ラベルの長さを23mmとしたため、最小シート長である125mmのカットシート上には5枚のラベルが含まれる。なお、本実施形態では、ラベル間のマージン(カットのためのタイミング調整区間)が2mmのケースを想定する(カットシートの上端下端のマージンはラベル間のマージンの半分の1mmとなる)。
図4は、実施形態に係るラベル処理装置によるラベル処理の一例を示すフローチャートである。本ラベル処理によれば、所望される総ラベル数に応じてロール紙Pから引き出されたシートのカット長が最小カット長以上で可変制御され、無駄なラベルの発生が抑制される。
例えば、ユーザは、入力部13(入力手段)を介して、所望する総ラベル数(Req)と1カットシートに搭載する単位ラベル数(Unit)を入力する(ACT1)。つまり、ユーザは、入力部13を介して、総ラベル数と1カットシートあたりの単位ラベル数とを入力する。
総ラベル数及び単位ラベル数は最小ラベル数以上の値を設定する必要がある。制御部11は、入力された総ラベル数及び単位ラベル数が、最小ラベル数以上か否か判断し、最小ラベル数以上でなければ、エラーと判断し、再入力を要求する。
次に、制御部11(第1、第2の設定手段)は、記憶部12に記憶された1ラベルのサイズ(長さ)とマージン(ラベル間のマージン)、及び入力された単位ラベル数に基づき、最小シート長以上の通常カットシート(基準カットシート)の長さ(基準長)を設定する。簡単に説明すると、制御部11は、単位ラベル数に対応する基準長を設定する。制御部11は、総ラベル数と単位ラベル数に基づき、計算c1で必要となる想定シート数(x0)と単位ラベル数で処理した場合のラベルの端数(差分ラベル数)(y0)を算出する(ACT2)。x0とy0の定義は以下の通り。
x0:Req/Unitの値を整数化(少数以下を切り捨てる)
y0=Req−(Unit×x0)
制御部11は、総ラベル数が単位ラベル数の整数倍であることから、判定jg1でラベルの端数が存在しないと判断すると(y0=0)(ACT3、NO)、単位ラベル数に満たない数の端数のラベルが発生しないため、後続の調整処理を不要と判断する(ACT6)。この場合、制御部11は、設定s2で通常カットシート数としてx1(x1=x0)を設定し、調整カットシートのラベル数としてy1(y1=0(不要))を設定する(ACT7)。
言い換えれば、制御部11は、総ラベル数が単位ラベル数の整数倍であることに基づき、基準カットシートの枚数を整数倍の値に設定し、1枚の基準カットシートあたりのラベル数を単位ラベル数に設定する。カッター182(ラベル処理手段)は、前記設定に基づくカット制御のタイミングで、ロール紙Pから送り出されるシートをカットし、整数倍の枚数の基準カットシートを生成し、プリンタ部17は、各基準カットシートの各ラベルにラベル情報を印刷する。排紙部19は、排紙ローラ191により基準カットシートを排紙トレイ192へ排紙する。
制御部11は、総ラベル数が単位ラベル数の整数倍でないことから、判定jg1でラベルの端数が存在すると判断すると(y0>0)(ACT3、YES)、単位ラベル数に満たない数の端数のラベルが発生するため、後続の調整処理を必要と判断する(ACT4)。この場合、制御部11は、設定s1で、通常カットシート数としてx1(x1=x0−1)を設定し、調整カットシートのラベル数としてy1(y0+Unit)を設定する(ACT5)。つまり、y1の値は、単位ラベル数とラベルの端数(y0)との合計値(余りラベル数)となり、y1の値に基づき、調整カットシートの長さが設定される。
言い換えれば、制御部11は、総ラベル数が単位ラベル数の整数倍でなければ、総ラベル数を単位ラベル数で除算した値の整数値を選択し、基準カットシートの枚数を前記整数値より1枚少ない枚数に設定し、前記整数値と単位ラベル数とを乗算した乗算値を算出し、総ラベル数と乗算値との差分に相当する差分ラベル数を算出し、単位ラベル数と差分ラベル数とを加算した余りラベル数(さらにラベル間のマージン等)に対応する調整長の調整カットシートを1枚設定する。カッター182は、前記設定に基づくカット制御のタイミングで、ロール紙Pから送り出されるシートをカットし、前記整数値の枚数の基準カットシートと調整カットシートとを生成し、プリンタ部17は、各基準カットシートに含まれる各ラベルにラベル情報を印刷し、調整カットシートに含まれる各ラベルにラベル情報を印刷する。排紙部19は、排紙ローラ191により、前記整数値の枚数の基準カットシートと1枚の調整カットシートとを排紙トレイ192へ排紙する。また、排紙部19は、基準カットシートと調整カットシートとを区別するために(調整カットシートの存在を知らしめるために)、前記整数値の枚数の基準カットシートの排紙位置に対して、1枚の調整カットシートの排紙位置をずらして排紙トレイ192へ排紙するようにしてもよい。例えば、図8に示すように、排紙部19が、カットシートの向きを変更する部材194を備え、1枚の調整カットシートの搬送直前のタイミングで、部材194を突出させることにより、前記整数値の枚数の基準カットシートに対して、1枚の調整カットシートを90度回転させて排紙トレイ192へ排紙するようにしてもよい。或いは、前記整数値の枚数の基準カットシートに対して、表裏を反転させて1枚の調整カットシートを排紙トレイ192へ排紙するようにしてもよい。或いは、1枚の調整カットシートの少なくとも1箇所に折り目を付けて排出するようにしてもよい。或いは、前記整数値の枚数の基準カットシートを排紙トレイ192へ排紙し、1枚の調整カットシートを排紙トレイ193へ排紙するようにしてもよい。或いは、プリンタ部17が、調整カットシートの余白部分に識別情報(カラーマーカ)を印刷するようにしてもよい。これにより、基準カットシートと調整カットシートとの区別が容易になるとともに、2種類のカットシートが排出されていることを知らせることができる。
また、前記整数値が1の場合は、前記基準カットシートを設定せずに、余りラベル数(=総ラベル数)に対応する調整長の調整カットシートを1枚設定する。カッター182は、前記設定に基づくカット制御のタイミングで、ロール紙Pから送り出されるシートをカットし、調整カットシートを生成し、調整カットシートの各ラベルにラベル情報を印刷する。
図5は、1カットシートに含まれる単位ラベル数(Unit=5)、所望される総ラベル数(Req:10〜20)を入力し、ラベル調整処理を適用した場合の処理結果の一例を示す図である。図5に示すように、最小ラベル数未満のラベルの端数が発生した場合でも、最小ラベル数以上のラベル数を含む1又は複数のカットシートを出力できることがわかる。
図6は、1カットシートに搭載する単位ラベル数(Unit=5)、所望される総ラベル数(Req:11)を入力し、ラベル調整処理を適用しない場合の処理結果の一例を示す図である。図6に示すように、4枚の白紙(無駄紙)のラベルを含むカットシートが生じていることが分かる。つまり、1枚の端数のラベル用に5枚のラベルを含むサイズのカットシートが必要となる。
図7は、1カットシートに搭載する単位ラベル数(Unit=5)、所望される総ラベル数(Req:11)を入力し、ラベル調整処理を適用した場合の処理結果の一例を示す図である。図7に示すように、白紙(無駄紙)のラベルが生じていないことが分かる。つまり、5枚のラベルを含むカットシートと、6枚のラベルを含むカットシートが出力されるため、白紙(無駄紙)のラベルが生じない。
本実施形態のラベル処理装置によれば、紙の無駄を無くす為に、「最小シート長」、「1ラベルの長さ」、「ラベル間のマージン(長さ)」、「紙の上端下端のマージン(長さ)」、「総ラベル数」に基づき、無駄のない短冊状ラベルのカット条件を算出し、最小シート長以上の1枚以上の通常カットシートを出力する、又は最小シート長以上の1枚以上の通常カットシートと通常カットシートの長さより長い1枚の調整カットシートとを出力する、又は通常カットシートの長さより長い1枚の調整カットシートを出力する。調整カットシートの長さは、通常カットシートの長さと端数のラベルに応じたカットシート(最小シート長より短い)の長さを加算した長さとなる。これにより、捨てることになる無駄なラベルの発生を抑制することができる。
本実施形態のラベル処理装置によれば、ロール紙(ラベル)の無駄を無くすカット制御が可能であり、ロール紙の無駄を無くす技術を提供することができる。
本実施形態では、電子写真方式のプリンタ部を備えたラベル処理装置について説明したが、他の印刷方式のプリンタ部、例えばインクジェット方式のプリンタ部を備えたラベル処理装置にも適用可能である。また、感熱方式のプリンタ部を備えたラベル処理装置にも適用可能である。
なお、上記ラベル処理(各種判定、各種設定、及びシートのカットタイミング制御、印刷等を含む)の手順は全てソフトウェアによって実行することが可能である。このため、上記処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムをラベル処理装置にインストールして実行するだけで、上記処理を容易に実現することができる。
例えば、データ入力部15を介して、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から上記プログラムを読み取り、記憶部12等に読み取ったプログラムを記憶し、プログラムのインストールを完了することができる。或いは、データ入力部15を介して、上記プログラムをダウンロードし、記憶部12等にダウンロードしたプログラムを記憶し、プログラムのインストールを完了することができる。これにより、ラベル処理装置の制御部11は、インストールされた上記プログラムに基づき、上記ラベル処理を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
11…制御部、12…記憶部、13…入力部(入力手段)、14…表示部、15…データ入力部、16…データ処理部、17…プリンタ部、18…給紙部、19…排紙部、17…プリンタ部、182…カッター(ラベル処理手段)、ACT1…入力手段、ACT2〜5…第1、第2の設定手段。

Claims (5)

  1. 総ラベル数及び1カットシートあたりの単位ラベル数を入力する入力手段と、
    単位ラベル数に基づき、処理可能な最小シート長以上の基準長を設定する第1の設定手段と、
    総ラベル数が単位ラベル数の整数倍でなければ、総ラベル数を単位ラベル数で除算した値の整数値を選択し、基準長の基準カットシートの枚数を前記整数値より1枚少ない枚数に設定し、前記整数値と単位ラベル数とを乗算した乗算値を算出し、総ラベル数と乗算値との差分に相当する差分ラベル数を算出し、単位ラベル数と差分ラベル数とを加算した余りラベル数に対応する調整長の調整カットシートを1枚設定する第2の設定手段と、
    前記第2の設定手段の設定に基づき、複数のラベルを一定間隔で含むシート原紙から送り出されるシートをカットするラベル処理手段と、
    を備えるラベル処理装置。
  2. 総ラベル数が単位ラベル数の整数倍であれば、単位ラベル数に対応する基準長の基準カットシートの枚数を前記整数倍の値に設定する第3の設定手段を備え、
    前記ラベル処理手段は、前記第2又は第3の設定手段の設定に基づき、複数のラベルを一定間隔で含むシート原紙から送り出されるシートをカットする請求項1のラベル処理装置。
  3. 前記第2の設定手段は、前記整数値が1の場合は、前記基準カットシートを設定せずに、前記調整カットシートを1枚設定する請求項1のラベル処理装置。
  4. 前記ラベル処理手段は、
    前記第2の設定手段の設定に基づき、前記シート原紙から前記整数値の枚数の基準カットシートと1枚の前記調整カットシートとを切り出し、又は前記第3の設定手段の設定に基づき、前記シート原紙から前記整数倍の枚数の基準カットシートを切り出し、
    前記第2の設定手段の設定に基づき、切り出された前記整数値の枚数の基準カットシートの各ラベルに対して情報を印刷し、切り出された前記調整カットシートの各ラベルに対して情報を印刷し、又は前記第3の設定手段の設定に基づき、切り出された前記整数倍の枚数の基準カットシートの各ラベルに対して情報を印刷する請求項のラベル処理装置。
  5. 総ラベル数及び1カットシートあたりの単位ラベル数を入力する入力手順と、
    単位ラベル数に基づき、処理可能な最小シート長以上の基準長を設定する第1の設定手順と、
    総ラベル数が単位ラベル数の整数倍でなければ、総ラベル数を単位ラベル数で除算した値の整数値を選択し、基準長の基準カットシートの枚数を前記整数値より1枚少ない枚数に設定し、前記整数値と単位ラベル数とを乗算した乗算値を算出し、総ラベル数と乗算値との差分に相当する差分ラベル数を算出し、単位ラベル数と差分ラベル数とを加算した余りラベル数に対応する調整長の調整カットシートを1枚設定する第2の設定手順と、
    前記設定に基づき、複数のラベルを一定間隔で含むシート原紙から送り出されるシートをカットする処理手順と、
    をコンピュータに実行させるためのラベル処理プログラム。
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