JP6371960B2 - バスバーユニットおよびモータ - Google Patents

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Description

本発明は、バスバーユニットおよびモータに関する。
従来、コイルの上方に、バスバーと称される導電性の部品を配置し、当該部品を介してコイルと外部電源とを電気的に接続する構造のモータが、知られている。一般に、バスバーは、銅板をプレス等で打ち抜いて形成される。しかしながら、従来のバスバーは、モータの中心軸に対して、周方向、軸方向、および径方向に三次元的に延びる複雑な形状を有する。このため、材料となる銅板に多くの無駄な部分が生じ、材料の歩留まりが悪いという問題があった。
この点について、特開2010−239771号公報には、複数の円弧状バー部材を端部同士で連結した環状給電部材が記載されている。当該公報では、1つの円弧状バー部材につき2つの端部が存在するため、環状給電部材を作成する際に複雑な折り曲げ加工を行う必要が無く、材料の無駄を最小限に抑えることができるとされている(要約等)。
特開2010−239771号公報
特開2010−239771号公報の構造では、円弧状バー部材同士の接続部分が、樹脂製の給電部材保持部材の外に露出している。このため、当該公報の構造では、モータの駆動や搬送に伴う衝撃に耐えるために、円弧状バー部材同士の接続自体を強固に行う必要がある。
本発明の目的は、モータに用いられるバスバーユニットにおいて、材料の無駄を減らし、かつ、衝撃に対する強度を高めることができる構造を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、モータに用いられるバスバーユニットであって、前記モータのコイルに電気的に接続されるバスバーと、前記バスバーを保持する樹脂製のバスバーホルダと、を有し、前記バスバーは、複数の金属製のバスバー部材を有し、複数の前記バスバー部材は、前記コイルを構成する導線が接続される端子部と、第1接続部と、を有する第1バスバー部材を含み、前記第1バスバー部材の前記第1接続部と、複数の前記バスバー部材のうちの他の1つである第2バスバー部材に設けられた第2接続部とが接続されて接続部を構成し、かつ、前記バスバーの前記接続部の少なくとも一部分が、前記バスバーホルダに保持されるバスバーユニットである。
本願の例示的な第1発明によれば、複数のバスバー部材を組み合わせて、バスバーを構成する。これにより、材料の無駄を減らすことができる。また、バスバーの接続部の少なくとも一部分が、バスバーホルダに保持される。これにより、衝撃に対するバスバーの強度が高まる。
図1は、第1実施形態に係るバスバーユニットの斜視図である。 図2は、第2実施形態に係るモータの縦断面図である。 図3は、第2実施形態に係るコイルの接続構成を概念的に示した図である。 図4は、第2実施形態に係るコイルの接続構成を概念的に示した図である。 図5は、第2実施形態に係るバスバーユニットの上面図である。 図6は、第2実施形態に係る中性点用バスバーの上面図である。 図7は、第2実施形態に係る中性点用バスバーの斜視図である。 図8は、第2実施形態に係るバスバー部材の斜視図である。 図9は、第2実施形態に係るバスバー部材の斜視図である。 図10は、アーク溶接を利用した場合の中性点用バスバーの部分斜視図である。 図11は、第2実施形態に係るバスバーユニットの製造手順を示すフローチャートである。 図12は、変形例に係るバスバーユニットの部分分解斜視図である。 図13は、変形例に係る中性点用バスバーの上面図である。 図14は、変形例に係る中性点用バスバーの上面図である。 図15は、変形例に係る中性点用バスバーの上面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本願では、モータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの中心軸に直交する方向を「径方向」、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、コイルに対してバスバーユニット側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この上下方向の定義により、本発明に係るモータの製造時および使用時の向きを限定する意図はない。
また、本願において「平行な方向」とは、略平行な方向も含む。また、本願において「直交する方向」とは、略直交する方向も含む。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るバスバーユニット23Aの斜視図である。このバスバーユニット23Aは、モータに用いられ、コイル43Aと外部電源とを電気的に接続する役割を果たす。図1に示すように、バスバーユニット23Aは、バスバー54Aと、バスバー54Aを保持する樹脂製のバスバーホルダ55Aとを有する。
図1のバスバー54Aは、2つの金属製のバスバー部材80Aを有する。各バスバー部材80Aは、径方向に延びる径方向分岐81Aと、周方向に広がる周方向分岐82Aとを有する。径方向分岐81Aの一端部と、周方向分岐82Aの一端部との間には、屈曲部83Aが介在する。すなわち、本実施形態の2つのバスバー部材80Aは、いずれも、径方向分岐81A、周方向分岐82A、および屈曲部83Aを有する屈曲バスバー部材である。これらの屈曲バスバー部材は、直線状の部材から成形するため、板材を無駄にすることなく打ち抜くことができ、歩留りが高い。また、同一形状の部材であるため、歩留りはさらに高くなる。さらに、個々の直線状の部材は小さい部材であるため、板材を隙間無く打ち抜くことが可能となり、歩留りを高めることができる。
径方向分岐81Aは、屈曲部83Aとは反対側の他端部に、端子部84Aを有する。端子部84Aは、コイル43Aを構成する導線431Aと、電気的に接続される。また、一方のバスバー部材80Aの周方向分岐82Aは、屈曲部83Aとは反対側の他端部に、第1接続部88Aを有する。第1接続部88Aと、2つのバスバー部材80Aのうちの他のバスバー部材80Aに設けられた第2接続部89Aとは、互いに接続されて、接続部87Aを構成する。また、接続部87Aの少なくとも一部分が、バスバーホルダ55Aに保持される。これにより、衝撃に対するバスバー54Aの強度が高まる。また、端子部84Aは、バスバーホルダ55Aの樹脂に覆われず、露出している。
特に、本実施形態の第1接続部88Aは、第1接続面85Aを有する。また、2つのバスバー部材80Aのうちの他のバスバー部材80Aに設けられた第2接続部89Aは、第2接続面86Aを有する。このように、各接続部が接続面を有することによって、これらの接続面同士を、よりしっかりと接続することができる。
<2.第2実施形態>
<2−1.モータの全体構成>
続いて、本発明の第2実施形態について、説明する。図2は、第2実施形態に係るモータ1の縦断面図である。本実施形態のモータ1は、例えば、自動車に搭載され、パワーステアリングの駆動力を発生させるために使用される。ただし、本発明のモータは、パワーステアリング以外の用途に使用されるものであってもよい。例えば、本発明のモータは、自動車の他の部位、例えばエンジン冷却用ファンやオイルポンプの駆動源として、使用されるものであってもよい。また、本発明のモータは、家電製品、OA機器、医療機器等に搭載され、各種の駆動力を発生させるものであってもよい。
このモータ1は、ステータ22の径方向内側にロータ32が配置される、いわゆるインナロータ型のモータである。図2に示すように、モータ1は、静止部2と回転部3とを有する。静止部2は、駆動対象となる機器の枠体に固定される。回転部3は、静止部2に対して、回転可能に支持される。
本実施形態の静止部2は、ハウジング21、ステータ22、バスバーユニット23、下軸受部24、および上軸受部25を有する。
ハウジング21は、筒状部211、底板部212、および蓋部213を有する。筒状部211は、ステータ22およびバスバーユニット23の径方向外側において、軸方向に略円筒状に延びる。底板部212は、ステータ22および後述するロータ32の下側において、中心軸9に対して略垂直に広がる。蓋部213は、バスバーユニット23の上側において、中心軸9に対して略垂直に広がる。ステータ22、バスバーユニット23、および後述するロータ32は、ハウジング21の内部空間に、収容される。
筒状部211、底板部212、および蓋部213は、例えば、アルミニウムやステンレス等の金属により構成される。本実施形態では、筒状部211と底板部212とが一部材で構成され、蓋部213が他部材で構成されている。ただし、筒状部211と蓋部213とが一部材で構成され、底板部212が他部材で構成されていてもよい。
ステータ22は、後述するロータ32の径方向外側に、配置される。ステータ22は、ステータコア41、インシュレータ42、および複数のコイル43を有する。ステータコア41は、電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。ステータコア41は、円環状のコアバック411と、コアバック411から径方向内側へ向けて突出した複数のティース412とを有する。コアバック411は、中心軸9と略同軸に配置される。また、コアバック411の外周面は、ハウジング21の筒状部211の内周面に、固定される。複数のティース412は、周方向に略等間隔に配列される。
インシュレータ42は、絶縁体である樹脂からなる。各ティース412の上面、下面、および周方向の両端面は、インシュレータ42に覆われる。コイル43は、インシュレータ42の周囲に巻かれた導線431により、構成される。すなわち、本実施形態では、磁芯となるティース412の周囲に、インシュレータ42を介して、導線431が巻かれる。インシュレータ42は、ティース412とコイル43との間に介在することによって、ティース412とコイル43とが電気的に短絡することを、防止する。
なお、インシュレータ42に代えて、ティース412の表面に、絶縁塗装が施されていてもよい。
バスバーユニット23は、導体である銅などの金属からなるバスバー51〜54と、バスバー51〜54を保持する樹脂製のバスバーホルダ55とを有する。バスバー51〜54は、コイル43を構成する導線431と、電気的に接続される。また、モータ1の使用時には、外部電源から延びる導線が、バスバー51〜54に接続される。すなわち、コイル43と外部電源とが、バスバー51〜54を介して、電気的に接続される。
図2の例では、ステータ22より上側、かつ、蓋部213より下側に、バスバーユニット23が配置されている。ただし、バスバーユニット23は、蓋部213より上側に配置されていてもよい。バスバーユニット23のより詳細な構造については、後述する。
下軸受部24および上軸受部25は、ハウジング21と、回転部3側のシャフト31との間に配置される。本実施形態の下軸受部24および上軸受部25には、球体を介して外輪と内輪とを相対回転させるボールベアリングが、使用されている。これにより、ハウジング21に対してシャフト31が、回転可能に支持される。ただし、ボールベアリングに代えて、すべり軸受や流体軸受等の他方式の軸受が、使用されていてもよい。
本実施形態の回転部3は、シャフト31とロータ32とを有する。
シャフト31は、中心軸9に沿って延びる柱状の部材である。シャフト31の材料には、例えばステンレスが使用される。シャフト31は、上述した下軸受部24および上軸受部25に支持されながら、中心軸9を中心として回転する。また、シャフト31の上端部311は、蓋部213より上方へ突出する。シャフト31の当該上端部311には、ギア等の動力伝達機構を介して、駆動対象となる装置が連結される。
ロータ32は、ステータ22の径方向内側に位置し、シャフト31とともに回転する。ロータ32は、ロータコア61、複数のマグネット62、およびマグネットホルダ63を有する。ロータコア61は、電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。ロータコア61は、その中央に、軸方向に延びる挿入孔60を有する。シャフト31は、ロータコア61の当該挿入孔60に圧入される。これにより、ロータコア61とシャフト31とが、互いに固定される。
複数のマグネット62は、ロータコア61の外周面に、例えば接着剤で固定される。各マグネット62の径方向外側の面は、ティース412の径方向内側の端面に対向する磁極面となっている。複数のマグネット62は、N極とS極とが交互に並ぶように、周方向に配列される。なお、複数のマグネット62に代えて、N極とS極とが周方向に交互に着磁された1つの円環状のマグネットが、使用されていてもよい。
マグネットホルダ63は、ロータコア61に対して固定された樹脂製の部材である。マグネットホルダ63は、例えば、ロータコア61をインサート部品とするインサート成型により得られる。複数のマグネット62の下面および周方向の両端面は、マグネットホルダ63に接触する。これにより、各マグネット62が、周方向および軸方向に位置決めされる。また、マグネットホルダ63により、ロータ32全体の剛性が高められる。
外部電源から、バスバー51〜54を介してコイル43に駆動電流が与えられると、ステータコア41の複数のティース412に、磁束が生じる。そして、ティース412とマグネット62との間の磁束の作用により、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部2に対して回転部3が、中心軸9を中心として回転する。
<2−2.コイルの接続構成について>
本実施形態のモータ1は、U相、V相、およびW相の三相交流により駆動する三相同期型のモータである。図3および図4は、コイル43を構成する導線431の接続構成を、概念的に示した図である。図3および図4に示すように、本実施形態のステータ22は、12個のコイル43を有する。12個のコイル43は、4つのU相コイル43(U1〜U4)、4つのV相コイル43(V1〜V4)、および4つのW相コイル43(W1〜W4)を含む。これらのコイル43は、U1、V1、W1、U2、V2、W2、U3、V3、W3、U4、V4、W4の順で、周方向に等角度間隔で配列される。
図3中に概念的に示したように、本実施形態では、U1とU2、U3とU4、V1とV2、V3とV4、W1とW2、およびW3とW4の6組のコイル対が、それぞれ、1本の連続した導線431により、構成される。すなわち、図4のように、これらの6組のコイル対が、それぞれ直列に接続される。また、U1,U2のコイル対と、U3,U4のコイル対とは、並列に接続されてU相コイル群UGを形成する。また、V1,V2のコイル対と、V3,V4のコイル対とは、並列に接続されて、V相コイル群VGを形成する。また、W1,W2のコイル対と、W3,W4のコイル対とは、並列に接続されて、W相コイル群WGを形成する。
そして、これらのU相コイル群UG、V相コイル群VG、およびW相コイル群WGの一方の端部は、マイクロコントローラを含む回路基板70と、電気的に接続される。また、これらのU相コイル群UG、V相コイル群VG、およびW相コイル群WGの他方の端部は、中性点Nにおいて互いに電気的に接続される。すなわち、本実施形態では、U相コイル群UG、V相コイル群VG、およびW相コイル群WGが、Y結線にて接続される。
また、図3および図4に示すように、本実施形態では、中心軸9を含む平面73により区分される一方の空間である第1空間71に、各コイル対の一方のコイル43(U1,V1,W1,U4,V4,W4)が配置される。これらのU1,V1,W1,U4,V4,W4のコイル43は、いずれも、回路基板70側に接続されるコイルである。また、本実施形態では、上述した平面73により区分される他方の空間である第2空間72に、各コイル対の他方のコイル43(U2,V2,W2,U3,V3,W3)が配置される。これらのU2,V2,W2,U3,V3,W3のコイル43は、いずれも、中性点N側に接続されるコイルである。
<2−3.バスバーユニットの構成について>
続いて、モータ1に用いられるバスバーユニット23の構成について、説明する。図5は、バスバーユニット23の上面図である。図5に示すように、バスバーユニット23は、U相用バスバー51、V相用バスバー52、W相用バスバー53、および中性点用バスバー54と、これらのバスバー51〜54を保持するバスバーホルダ55とを有する。バスバーホルダ55は、U相用バスバー51、V相用バスバー52、W相用バスバー53、および中性点用バスバー54のそれぞれの一部分をインサート部品とする樹脂成型品である。
U相用バスバー51は、2つのU相用端子部511,512を有する。2つのU相用端子部511,512は、上述した第1空間71に配置される。また、U相用端子部511,512には、U1,U4の各コイル43から引き出された導線431の端部が、それぞれ接続される。すなわち、図4に示したように、回路基板70とU1,U4の各コイル43とが、U相用バスバー51を介して、電気的に接続される。
V相用バスバー52は、2つのV相用端子部521,522を有する。2つのV相用端子部521,522は、上述した第1空間71に配置される。また、V相用端子部521,522には、V1,V4の各コイル43から引き出された導線431の端部が、それぞれ接続される。すなわち、図4に示したように、回路基板70とV1,V4の各コイル43とが、V相用バスバー52を介して、電気的に接続される。
W相用バスバー53は、2つのW相用端子部531,532を有する。2つのW相用端子部531,532は、上述した第1空間71に配置される。また、W相用端子部531,532には、W1,W4の各コイル43から引き出された導線431の端部が、それぞれ接続される。すなわち、図4に示したように、回路基板70とW1,W4の各コイル43とが、W相用バスバー53を介して、電気的に接続される。
中性点用バスバー54は、6つの中性点用端子部541〜546を有する。6つの中性点用端子部541〜546は、上述した第2空間72に配置される。また、中性点用端子部541〜546には、U2,V2,W2,U3,V3,W3の各コイル43から引き出された導線431の端部が、それぞれ接続される。すなわち、図4に示したように、中性点Nと、U2,V2,W2,U3,V3,W3の各コイル43とが、中性点用バスバー54を介して、電気的に接続される。
図6は、中性点用バスバー54の上面図である。図7は、中性点用バスバー54の斜視図である。図6および図7に示すように、中性点用バスバー54は、複数の金属製のバスバー部材80を組み合わせて構成される。本実施形態では、複数のバスバー部材80は、互いに同一形状である。これらのバスバー部材80は、溶接により互いに接続される。
図8および図9は、単一のバスバー部材80の斜視図である。図8および図9に示すように、バスバー部材80は、厚み方向のみに屈曲する板材からなる。各バスバー部材80は、径方向分岐81および周方向分岐82を有する。周方向分岐82は、モータ1に組み込まれたときに、中心軸9に対して周方向に広がる。径方向分岐81は、モータ1に組み込まれたときに、周方向分岐82の一端部から、径方向外側へ向けて延びる。径方向分岐81と周方向分岐82とは、屈曲部83を境として屈曲する。すなわち、バスバー部材80は、周方向分岐82の一端部と、径方向分岐81の一端部との間に、屈曲部83を有する。なお、径方向分岐81は、モータ1に組み込まれたときに、周方向分岐82の一端部から、径方向内側へ向けて延びていてもよい。
このように、本実施形態では、中性点用バスバー54を構成する複数のバスバー部材80が、いずれも、径方向分岐81、周方向分岐82、および屈曲部83を有する屈曲バスバー部材である。金属製の板材から得られる屈曲バスバー部材を組み合わせて中性点用バスバー54を構成することで、材料の無駄を減らすことができる。ただし、中性点用バスバー54を構成する複数のバスバー部材80の中に、このような屈曲バスバー部材とは異なる形状のバスバー部材が、含まれていてもよい。
径方向分岐81は、屈曲部83とは反対側の他端部に、端子部84を有する。端子部84は、上面視においてU字状に湾曲する。端子部84の先端は、径方向内側へ向けられている。端子部84は、モータ1に組み込まれたときに、上述した複数の中性点用端子部541〜546の1つとなる。なお、端子部84は、U字状に湾曲する形状に限られず、導線431と電気的に接続できる形状であればよい。
また、周方向分岐82は、第1板状部821と第2板状部822とを有する。第1板状部821は、周方向分岐82の屈曲部83とは反対側の他端部から、略周方向に沿って、平板状に広がる。第2板状部822は、第1板状部821と屈曲部83との間において、略周方向に沿って、平板状に広がる。このように、第1板状部821および第2板状部822をいずれも平板状とすれば、後述する第1接続面85および第2接続面86が、平面となる。このため、第1接続面85および第2接続面86が曲面の場合と比べて、これらの面の接触が安定する。したがって、第1接続面85と第2接続面86とを、容易に溶接できる。
中性点用バスバー54を作製するときには、バスバー部材80の第1板状部821の他端部付近の径方向外側の面(以下「第1接続面85」と称する)と、他のバスバー部材80の第2板状部822の径方向内側の面(以下「第2接続面86」と称する)とを、接触させる。このとき、第1接続面85の軸方向の高さと、第2接続面86の軸方向の高さとを一致させる。そして、第1接続面85と第2接続面86とを溶接する。これにより、2つのバスバー部材80が、強固に固定されるとともに、電気的に接続される。また、複数のバスバー部材80に対して、このような溶接を順次に行うによって、複数のバスバー部材80が周方向に連なる。その結果、図6および図7のような、単一の導体である中性点用バスバー54が得られる。
本実施形態では、バスバー部材80の第1接続面85を有する第1接続部88と、他のバスバー部材80の第2接続面86を有する第2接続部89とが、溶接により接続される。第1接続部88と第2接続部89とは、互いに溶接されて接続部87を構成する。接続部87は、溶接により熱変形した部分であり、2つのバスバー部材80を繋ぐ部分である。
特に、本実施形態では、第1接続面85と第2接続面86とが、抵抗溶接により接続される。抵抗溶接を利用すれば、他の溶接方法を利用する場合より、第1接続面85と第2接続面86とを容易に接続できる。また、抵抗溶接を行うと、第1接続面85と第2接続面86とは、図8および図9にクロスハッチングで示したような、略円形の抵抗溶接領域851,861において、互いに接続される。したがって、バスバー部材80の上縁や下縁に、溶接に伴う変形が生じにくい。
また、抵抗溶接以外にも、TIG溶接のようなアーク溶接を利用して、第1接続部88と第2接続部89とを接続してもよい。アーク溶接の場合は、図10に示すように、バスバー部材80のエッジ部分等において溶接を行うことができる。図10の例では、溶接を行うTIG溶接領域871において、隣り合う2つのバスバー部材80のエッジ部分同士が、溶接により熱変形して繋がれる。そして、その繋がれた部分が、接続部87となる。ただし、TIG溶接領域871は、バスバー部材80のエッジ部分には限定されず、2つのバスバー部材80の互いに隣接する部分であればよい。
ここで、図6のように、溶接後の中性点用バスバー54が占める中心軸9周りの角度範囲をθo、中性点用バスバー54が有する端子部の数をm、第1板状部821の中心軸9側の面と第2接続面86とがなす平角より小さい角度をθaとする。そうすると、角度θaは、各バスバー部材80の第1板状部821を一辺とする正多角形の1つの内角に等しくなるから、次の式(1)を満たす。本実施形態では、θo≒180°,m=6,θa≒150°であり、式(1)を満たしている。
θa≒π−θo/m (1)
また、本実施形態では、互いに溶接される第1接続面85と第2接続面86とが、中心軸9に対して径方向に重なる。このため、各バスバー部材80が、隣接するバスバー部材80によって、径方向に位置決めされる。したがって、各バスバー部材80の径方向の位置ずれが、生じにくい。また、第1接続面85と第2接続面86とを周方向に重ねた場合、接続部87を広くとろうとすると、当該接続部87を覆うために、バスバーホルダ55を径方向に拡張する必要がある。しかし、端子部84を露出させる必要があるため、接続部87の面積には制限が生じる。これに対し、第1接続面85と第2接続面86とを径方向に重ねた場合は、接続部87を覆うためにバスバーホルダ55を径方向に拡張する必要はない。したがって、第1接続面85と第2接続面86とを周方向に重ねる場合と比べて、接続部87を広くとることができる。このため、第1接続部88と第2接続部89とを、より強固に接続できる。
<2−4.バスバーユニットの製造手順について>
図11は、バスバーユニット23の製造手順を示すフローチャートである。バスバーユニット23を製造するときには、まず、複数のバスバー部材80を準備する(ステップS1)。各バスバー部材80は、金属製の板材を、プレス機で厚み方向に屈曲させることにより得られる。金属板を厚み方向のみに曲げることで、各バスバー部材80を容易に得ることができる。また、各バスバー部材80を精度よく作製できる。
次に、複数のバスバー部材80を互いに接続することにより、中性点用バスバー54を作製する(ステップS2)。ここでは、上述の通り、各バスバー部材80の第1接続面85と、それに隣接するバスバー部材80の第2接続面86とを、溶接する。これにより、単一の導体である中性点用バスバー54が得られる。
続いて、U相用バスバー51、V相用バスバー52、およびW相用バスバー53を準備する(ステップS3)。U相用バスバー51、V相用バスバー52、およびW相用バスバー53は、例えば、金属製の板材をプレス機で屈曲させることにより得られる。なお、U相用バスバー51、V相用バスバー52、およびW相用バスバー53を準備するタイミングは、ステップS1〜S2より前であってもよく、ステップS1〜S2と同時であってもよい。
U相用バスバー51、V相用バスバー52、W相用バスバー53、および中性点用バスバー54が揃うと、次に、樹脂成型用の金型の内部に、これらのバスバー51〜54を配置する(ステップS4)。ここでは、上下方向に配置された一対の金型により形成される空洞に、各バスバー51〜54の少なくとも一部分が配置される。中性点用バスバー54については、接続部87の少なくとも一部分が、金型内の空洞に配置される。
続いて、金型内の空洞に、溶融樹脂を流し込む(ステップS5)。溶融樹脂は、金型に設けられたゲートから流し込まれ、U相用バスバー51、V相用バスバー52、W相用バスバー53、および中性点用バスバー54の表面に接触しつつ、空洞内に広がる。
そして、金型内の空洞に溶融樹脂が行き渡ると、金型内の溶融樹脂を、冷却して固化させる(ステップS6)。金型内の溶融樹脂は、固化されることにより、バスバーホルダ55となる。また、溶融樹脂の固化とともに、U相用バスバー51、V相用バスバー52、W相用バスバー53、および中性点用バスバー54と、バスバーホルダ55とが、互いに固定される。これにより、バスバーユニット23が得られる。
その後、一対の金型を開き、金型からバスバーユニット23を離型させる(ステップS7)。
このように、本実施形態のバスバーユニット23は、インサート成型により得られる。インサート成型を利用すれば、バスバーホルダ55の成型と、各バスバー51〜54に対するバスバーホルダ55の固定とを、同時に行うことができる。したがって、バスバーホルダ55を単独で成型した後に、当該バスバーホルダ55に各バスバー51〜54を固定する場合と比べて、バスバーユニット23の製造工程を短縮できる。
また、インサート成型を利用すれば、接続部87の少なくとも一部分を、バスバーホルダ55を構成する樹脂で、完全に覆うことができる。このため、衝撃に対する接続部87の固定強度を、より高めることができる。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
図12は、一変形例に係るバスバーユニット23Bの部分分解斜視図である。図12の例では、バスバーホルダ55Bが、中性点用バスバー54Bとは別に成型される。バスバーホルダ55Bは、その上面から下側へ向けて凹むバスバー保持溝551Bを有する。そして、バスバーホルダ55Bの成型後に、バスバーホルダ55Bのバスバー保持溝551Bに、中性点用バスバー54Bが嵌められる。このとき、中性点用バスバー54Bの、接続部87Bの少なくとも一部分が、バスバー保持溝551B内に配置される。このようにすれば、難度の高いインサート成型を行うことなく、中性点用バスバー54Bをバスバーホルダ55Bに保持させることができる。
図13は、他の変形例に係る中性点用バスバー54Cの上面図である。図13の例では、各バスバー部材80Cの周方向分岐82Cが、第3板状部823Cを有する。第3板状部823Cは、第1板状部821Cの屈曲部83Cとは反対側の端部から、径方向外側へ向けて平板状に広がる。そして、第3板状部823Cと、隣り合うバスバー部材80Cの径方向分岐81Cとが、溶接される。すなわち、図13の例では、第3板状部823Cが第1接続面85Cを有し、径方向分岐81Cが屈曲部83側の端部付近に第2接続面86Cを有する。このため、第1接続面85Cと第2接続面86Cとが、周方向に重なる。
図13の例において、溶接後の中性点用バスバー54Cが占める中心軸周りの角度範囲をθo、中性点用バスバー54Cが有する端子部の数をm、第1板状部821Cの中心軸側の面と第2接続面86Cとがなす平角より小さい角度をθa、第1板状部821Cの中心軸側の面と第1接続面85Cとがなす平角より小さい角度をθbとする。そうすると、角度θaおよび角度θbは、いずれも、各バスバー部材80Cの第1板状部821Cと中心軸とを結んで形成される二等辺三角形の底角の補角に等しくなるから、次の式(2)を満たす。図13の例では、θo≒180°,m=6,θa≒θb≒105°であり、式(2)を満たしている。
θa≒θb≒(π+θo/m)/2 (2)
図14は、他の変形例に係る中性点用バスバー54Dの上面図である。図14の中性点用バスバー54Dは、複数の第1バスバー部材801Dと、1つの第2バスバー部材802Dとを有する。第1バスバー部材801Dは、上記実施形態のバスバー部材80と同じく、径方向分岐81D、周方向分岐82D、および屈曲部83Dを有する屈曲バスバー部材である。ただし、周方向分岐82Dの周方向の長さは、上記実施形態の周方向分岐82の周方向の長さより短い。また、径方向分岐81Cは、屈曲部83Cとは反対側の他端部に、端子部84Dを有する。
一方、第2バスバー部材802Dは、第1バスバー部材801Dとは異なる形状を有する。図14のように、第2バスバー部材802Dは、モータの中心軸に対して略周方向に延びる。
図14の例では、各第1バスバー部材801Dの周方向分岐82Dの径方向内側の面が、第1接続面85Dとなる。また、第2バスバー部材802Dは、その径方向外側の面に、複数の第2接続面86Dを有する。そして、複数の第2接続面86Dに、各第2バスバー部材80Dの第1接続面85Dが、溶接される。図14の構造を採用すれば、第2バスバー部材802Dの径方向外側の面の任意の箇所に、第1バスバー部材801Dを接続できる。したがって、端子部84Dの周方向の間隔が一定でない場合にも対応できる。
図15は、他の変形例に係る中性点用バスバー54Eの上面図である。図15の例では、複数のバスバー部材80Eが、板厚方向ではなく、板面に沿う方向に曲げ加工されている。すなわち、金属製の板材を、プレス機等で、板面に沿う方向に屈曲させることにより、径方向分岐81E、周方向分岐82E、および屈曲部83Eを有する屈曲バスバー部材を得る。そして、各バスバー部材80Eの周方向分岐82Eの下面と、隣接するバスバー部材80Eの上面とが、溶接される。したがって、第1接続部と第2接続部とが、モータの中心軸に対する軸方向に重なる。このようにすれば、中性点用バスバー54Eの軸方向の寸法を、より抑制できる。
また、図15の例では、複数のバスバー部材80Eを、板厚方向ではなく板面に沿う方向に曲げ加工して屈曲バスバー部材を得ていたが、プレス機等で板材から屈曲した形状を打ち抜くことにより、屈曲バスバー部材を得てもよい。
また、上記の実施形態では、中性点用バスバー54と他のバスバー51〜53とが、径方向に重なっていなかった。しかしながら、中性点用バスバーと他のバスバーとを、径方向に重なるように配置してもよい。ただし、中性点用バスバーの径方向内側に他のバスバーを配置する場合には、中性点用バスバーの各端子部を、第1接続部88より径方向外側に配置することが好ましい。また、中性点用バスバーの径方向外側に他のバスバーを配置する場合には、中性点用バスバーの各端子部を、第1接続部88より径方向内側に配置することが好ましい。すなわち、中性点用バスバーの各端子部を、第1接続部88に対して、他のバスバーとは反対側に配置することが好ましい。このようにすれば、複数のバスバーを、全体として効率よく配置できる。
また、上記の実施形態では、第1接続部と第2接続部とを溶接していた。しかしながら、第1接続部と第2接続部とを、溶接以外の方法で接続してもよい。例えば、第1接続部と第2接続部とを、半田付けやかしめを利用して接続してもよい。半田付けを利用する場合には、第1接続部の半田が付着した部分、半田、および第2接続部の半田が付着した部分が、接続部となる。また、かしめを利用する場合には、隣り合うバスバー部材のかしめにより互いに接触する部分が、接続部となる。
また、上記の実施形態では、中性点用バスバーに本発明を適用したときの例を説明したが、本発明の構造を、U相用バスバー、V相用バスバー、またはW相用バスバーに適用してもよい。
また、各部材の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、バスバーユニットおよびモータに利用できる。
1 モータ
2 静止部
3 回転部
9 中心軸
21 ハウジング
22 ステータ
23,23A,23B バスバーユニット
24 下軸受部
25 上軸受部
31 シャフト
32 ロータ
41 ステータコア
42 インシュレータ
43,43A コイル
51 U相用バスバー
52 V相用バスバー
53 W相用バスバー
54,54B,54C,54D,54E 中性点用バスバー
54A バスバー
55,55A,55B バスバーホルダ
61 ロータコア
62 マグネット
63 マグネットホルダ
70 回路基板
80,80A,80C,80D,80E バスバー部材
81,81A,81C,81D,81E 径方向分岐
82,82A,82C,82D,82E 周方向分岐
83,83A,83C,83D,83E 屈曲部
84,84A,84D 端子部
85,85A,85C,85D 第1接続面
86,86A,86C,86D 第2接続面
87,87A,87B 接続部
88,88A 第1接続部
89,89A 第2接続部
431 導線
511,512 U相用端子部
521,522 V相用端子部
531,532 W相用端子部
541〜546 中性点用端子部
551B バスバー保持溝
801D 第1バスバー部材
802D 第2バスバー部材
821,821C 第1板状部
822 第2板状部
823C 第3板状部
851,861 抵抗溶接領域
871 TIG溶接領域
N 中性点
UG U相コイル群
VG V相コイル群
WG W相コイル群

Claims (20)

  1. モータに用いられるバスバーユニットであって、
    前記モータのコイルに電気的に接続されるバスバーと、
    前記バスバーを保持する樹脂製のバスバーホルダと、
    を有し、
    前記バスバーは、複数の金属製のバスバー部材を有し、
    複数の前記バスバー部材は、前記コイルを構成する導線が接続される端子部と、第1接続部と、を有する第1バスバー部材を含み、
    前記第1バスバー部材の前記第1接続部と、複数の前記バスバー部材のうちの他の1つである第2バスバー部材に設けられた第2接続部とが接続されて接続部を構成し、かつ、前記バスバーの前記接続部の少なくとも一部分が、前記バスバーホルダに保持されるバスバーユニット。
  2. 請求項1に記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1接続部および前記第2接続部の少なくとも一部分が、前記バスバーホルダに接触するバスバーユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1バスバー部材は、径方向に延びる径方向分岐、周方向に広がる周方向分岐、および前記径方向分岐の一端部と前記周方向分岐の一端部との間に介在する屈曲部を有する屈曲バスバー部材であるバスバーユニット。
  4. 請求項3に記載のバスバーユニットにおいて、
    前記径方向分岐は、前記周方向分岐の前記一端部から、径方向内側へ向けて延びているバスバーユニット。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記端子部は、前記バスバーの両端の一方に位置し、
    前記第1接続部は、前記バスバーの両端の他方に位置するバスバーユニット。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1バスバー部材と、前記第2バスバー部材とは、異なる形状であるバスバーユニット。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1接続部は、第1接続面を有し、
    前記第2接続部は、第2接続面を有し、
    前記第1接続面と前記第2接続面とが接続されるバスバーユニット。
  8. 請求項7に記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1接続面の前記軸方向の高さと、前記第2接続面の前記軸方向の高さとが、等しいバスバーユニット。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記バスバーホルダは、前記第1バスバー部材および前記第2バスバー部材とは別に成型された樹脂成型品であるバスバーユニット。
  10. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記バスバーホルダは、前記接続部の少なくとも一部分をインサート部品とする樹脂成型品であるバスバーユニット。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記バスバーホルダは、バスバー保持溝を有し、
    前記第2バスバー部材の少なくとも一部分が、前記バスバー保持溝に嵌まるバスバーユニット。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1接続部と前記第2接続部とが、溶接されるバスバーユニット。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1接続部と前記第2接続部とが、前記中心軸に対する径方向に重なるバスバーユニット。
  14. 請求項1から請求項12までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1接続部と前記第2接続部とが、前記中心軸に対する周方向に重なるバスバーユニット。
  15. 請求項1から請求項12までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1接続部と前記第2接続部とが、前記中心軸に対する軸方向に重なるバスバーユニット。
  16. 請求項1から請求項15までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1バスバー部材は、板面に沿う方向に屈曲する板材からなるバスバーユニット。
  17. 請求項1から請求項15までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1バスバー部材は、厚み方向に屈曲する板材からなるバスバーユニット。
  18. 請求項1から請求項17までのいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第2バスバー部材は、厚み方向に屈曲する板材からなるバスバーユニット。
  19. 請求項1から請求項18のいずれかに記載のバスバーユニットにおいて、
    前記第1バスバー部材および前記第2バスバー部材は、U相用、V相用、またはW相用であるバスバーユニット。
  20. 静止部と、
    前記中心軸を中心として回転可能に支持される回転部と、
    を有し、
    前記静止部は、
    前記中心軸に対して周方向に配列された複数のコイルと、
    請求項1から請求項19までのいずれかに記載のバスバーユニットと、
    を有し、
    前記回転部は、
    前記複数のコイルの磁芯と対向するマグネット
    を有するモータ。
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