JP6399144B2 - モータ - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータ1Aの縦断面図である。図1に示すように、このモータ1Aは、静止部2Aと回転部3Aとを有する。回転部3Aは、中心軸9Aを中心として回転可能に支持されている。
<2−1.モータの全体構成>
続いて、本発明の第2実施形態について、説明する。図2は、第2実施形態に係るモータ1の縦断面図である。本実施形態のモータ1は、例えば、自動車に搭載され、パワーステアリングの駆動力を発生させるために使用される。ただし、本発明のモータは、パワーステアリング以外の用途に使用されるものであってもよい。例えば、本発明のモータは、自動車の他の部位、例えばエンジン冷却用ファンやオイルポンプの駆動源として、使用されるものであってもよい。また、本発明のモータは、家電製品、OA機器、医療機器等に搭載され、各種の駆動力を発生させるものであってもよい。
続いて、上述したワイヤーサポート23およびバスバーユニット24のより詳細な構造について、説明する。図3は、モータ1の部分縦断面図である。
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
なお、「コイルから引き出された導線に対する他の部材の組み付けまたは導線の接続作業を容易にすること」を第1の課題として設定すれば、「バスバーユニット」を必須要件とせず、それに代えて、「ワイヤーサポート」を必須要件とする発明を、上記の実施形態から抽出することができる。当該発明は、例えば、「静止部と、上下に延びる中心軸を中心として回転可能に支持される回転部と、を有し、前記静止部は、周方向に配列された複数のティースをもつステータコアと、前記ティースに巻かれた導線からなる複数のコイルと、前記ステータコアに直接または他の部材を介して固定された樹脂製のワイヤーサポートと、を有し、前記ワイヤーサポートは、軸方向に貫通する貫通孔または切り欠きが設けられた複数の保持部を有し、前記コイルから引き出された導線が、前記貫通孔または前記切り欠きを通って、上方へ延びているモータ。」となる。
Claims (12)
- 静止部と、
上下に延びる中心軸を中心として回転可能に支持される回転部と、
を有し、
前記静止部は、
周方向に配列された複数のコイルと、
前記複数のコイルの上方に位置し、前記コイルを構成する導線と電気的に接続される金属製のバスバーと、
前記バスバーを保持する樹脂製のバスバーホルダと、
前記複数のコイルの径方向外側において、軸方向に筒状に延びる筒状部と、
前記筒状部から、径方向内側へ向けて広がる天板部と、
を有し、
前記天板部は金属製であり、かつ、複数の天板孔を有し、
前記バスバーホルダは、平面視において前記天板孔と重なる位置に、複数のホルダ孔を有し、
前記回転部は、
前記中心軸に沿って配置されたシャフトと、
前記複数のコイルの径方向内側に位置し、前記シャフトに固定されたロータと、
を有し、
前記バスバーは、
前記中心軸に略直交する平面に沿って広がる板状部と、
前記板状部から上方へ向けて延び、前記導線の端部と電気的に接続される複数の端子と、
を有し、
前記バスバーおよび前記バスバーホルダからなるバスバーユニットと、前記ロータとが、軸方向に重なり、
前記導線が、前記天板孔および前記ホルダ孔を通って、前記端子に接続され、
平面視において、前記ホルダ孔は、前記天板孔よりも小さく、
前記バスバーホルダは、前記天板孔の内部へ向けて突出するホルダ凸部を有し、
前記ホルダ孔は、前記ホルダ凸部を軸方向に貫通しているモータ。
- 請求項1に記載のモータにおいて、
前記複数の端子は、前記中心軸に直交する単一の平面に沿って配置されているモータ。
- 請求項1または請求項2に記載のモータにおいて、
前記天板部と前記シャフトとの間に、ベアリングが介在し、
前記バスバーユニットと前記ベアリングとが、径方向に重なっているモータ。
- 請求項1または請求項2に記載のモータにおいて、
前記天板部と前記シャフトとの間に、ベアリングが介在し、
前記バスバーユニットと前記ベアリングとが、軸方向に重なっているモータ。
- 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のモータにおいて、
前記バスバーユニットは、前記天板部より上側に配置されているモータ。
- 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のモータにおいて、
前記バスバーユニットは、前記天板部より下側に配置されているモータ。
- 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のモータにおいて、
前記バスバーホルダは、前記天板部および前記バスバーをインサート部品とするインサート成型品であるモータ。
- 請求項1から請求項7までのいずれかに記載のモータにおいて、
前記静止部は、
前記コイルを構成する導線が巻かれる複数のティースをもつステータコアと、
前記ステータコアに直接または他の部材を介して固定された樹脂製のワイヤーサポートと、
をさらに有し、
前記ワイヤーサポートは、前記バスバーユニットおよび前記天板部より下側に位置する複数の保持部を有し、
前記保持部は、軸方向に貫通する貫通孔または切り欠きを有し、
前記コイルから引き出された導線が、前記貫通孔または前記切り欠きを通って、上方へ延びているモータ。
- 請求項8に記載のモータにおいて、
前記静止部は、
前記ティースと前記コイルとの間に介在する樹脂製のインシュレータをさらに有し、
前記インシュレータと前記ワイヤーサポートとが、別部材であるモータ。
- 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のモータにおいて、
前記複数の端子は、
U相、V相、およびW相の各相に対応する導線の端部が接続される複数の相用端子と、
中性点から延びる導線の端部が接続される複数の中性点用端子と、
を含み、
前記複数の中性点用端子は、前記相用端子が間に介在することなく、周方向に配列されているモータ。
- 請求項10に記載のモータにおいて、
前記複数のコイルは、一本の連続した導線により構成される2つのコイルからなるコイル対を6組有し、
前記中心軸を含む平面により区分される一方の空間に、各コイル対の一方のコイルが配置され、前記平面により区分される他方の空間に、各コイル対の他方のコイルが配置されているモータ。 - 請求項1から請求項11までのいずれかに記載のモータにおいて、
前記バスバーの径方向の重なりが、3つ以下であるモータ。
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