JP6333156B2 - セルフレベリング材の打設方法とポンプの更新方法およびポンプの据付方法 - Google Patents
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ポンプを支持する支持部が開口部の周囲に設けられたポンプ据付部におけるセルフレベリング材の打設方法であって、
支持部に型枠を設けて、型枠に囲まれた支持部上の充填空間と、開口部を跨いで、支持部上の充填空間の少なくとも異なる二箇所に連通するバイパス流路とを設け、
セルフレベリング材を充填空間とバイパス流路とに流し込むものである。
本第3発明におけるセルフレベリング材の打設方法は、ポンプを支持部に据え付けるためのボルトが充填空間内に突出しているものである。
ボルト孔にボルトを螺合してボルト孔を塞いだ後、セルフレベリング材を充填空間に流し込むものである。
充填空間のセルフレベリング材が硬化した後、蓋を開口部から除去するものである。
本第7発明は、既設のポンプを撤去した後、既設のポンプ又は更新したポンプを据え付けるポンプの更新方法であって、
既設のポンプを支持部から取り外し、
上記第1発明から第6発明のいずれか1項に記載されたセルフレベリング材の打設方法によりセルフレベリング材を支持部上に打設し、
打設したセルフレベリング材上にポンプを載せて支持部で支持するものである。
打設したセルフレベリング材上にポンプを載せて支持部で支持することを特徴とするポンプの据付方法である。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1はポンプの一例である立軸ポンプであり、排水機場や下水処理場等の水槽2に溜まった水を吸い上げて移送するものである。この立軸ポンプ1は水槽2の上部に形成されたコンクリート製の床3(基礎構造体の一例)に設置されている。立軸ポンプ1は、ポンプケーシング4と、ポンプケーシング4内に設けられた羽根車(図示省略)と、ポンプケーシング4内に挿通される主軸6と、主軸6を回転させる回転駆動装置7と、主軸6と回転駆動装置7との間に接続される中間軸8等を有している。
図3は、セルフレベリング材22を設けていない場合の立軸ポンプ1の据付構造を示している。この場合、ベースプレート12は、ソールプレート17のポンプ据付面18に直接載せられ、ボルト26で連結固定されている。尚、ポンプ据付面18には溝40が全周にわたり形成され、溝40には、ベースプレート12とソールプレート17との間をシールするOリング41が嵌め込まれている。
図6,図7に示すように、ソールプレート17に、ポンプ据付面18の内周側から立ち上がる内周型枠46と、ポンプ据付面18の外周側から立ち上がる外周型枠47とを取り付けて、これら内外両型枠46,47に囲まれた円環形状の充填空間48をポンプ据付面18上に全周にわたり形成する。尚、充填空間48は上方が開放されている。
また、図10に示すように、ソールプレート17のボルト孔27はボルト26によって塞がれているため、セルフレベリング材22がボルト孔27に流入するのを防止することができ、ボルト孔27がセルフレベリング材22の中に埋まってしまうのを防止することができる。
(その他の実施の形態)
第1の実施の形態では図6に示すようにバイパス流路52を一本設けたが、第2の実施の形態として、図15に示すように、バイパス流路52を二本又はそれ以上の複数本設けてもよい。
3 床(基礎構造体)
14 開口部
16 ポンプ据付部
17 ソールプレート(支持部)
22 セルフレベリング材
26 ボルト
27 ボルト孔
43 蓋
46 内周型枠
47 外周型枠
48 充填空間
50 側型枠
52 バイパス流路
Claims (8)
- 基礎構造体にポンプを据え付けるための開口部が形成され、
ポンプを支持する支持部が開口部の周囲に設けられたポンプ据付部におけるセルフレベリング材の打設方法であって、
支持部に型枠を設けて、型枠に囲まれた支持部上の充填空間と、開口部を跨いで、支持部上の充填空間の少なくとも異なる二箇所に連通するバイパス流路とを設け、
セルフレベリング材を充填空間とバイパス流路とに流し込むことを特徴とするセルフレベリング材の打設方法。 - セルフレベリング材が硬化した後、支持部の型枠と、セルフレベリング材が充填されたバイパス流路とを除去することを特徴とする請求項1記載のセルフレベリング材の打設方法。
- ポンプを支持部に据え付けるためのボルトが充填空間内に突出していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のセルフレベリング材の打設方法。
- 支持部に、ポンプを据え付けるためのボルト孔が形成され、
ボルト孔にボルトを螺合してボルト孔を塞いだ後、セルフレベリング材を充填空間に流し込むことを特徴とする請求項3記載のセルフレベリング材の打設方法。 - 開口部を蓋で閉じた後、支持部に型枠を設け、
充填空間のセルフレベリング材が硬化した後、蓋を開口部から除去することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のセルフレベリング材の打設方法。 - 支持部は開口部の周囲に環状に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のセルフレベリング材の打設方法。
- 既設のポンプを撤去した後、既設のポンプ又は更新したポンプを据え付けるポンプの更新方法であって、
既設のポンプを支持部から取り外し、
上記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載されたセルフレベリング材の打設方法によりセルフレベリング材を支持部上に打設し、
打設したセルフレベリング材上にポンプを載せて支持部で支持することを特徴とするポンプの更新方法。 - 上記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載されたセルフレベリング材の打設方法によりセルフレベリング材を支持部上に打設し、
打設したセルフレベリング材上にポンプを載せて支持部で支持することを特徴とするポンプの据付方法。
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