JP6623026B2 - 埋設弁設置構造 - Google Patents

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Description

この発明は、埋設弁用基台、特に、地下に埋設される消火栓等の埋設弁を、水道管路等の埋設管路に接続する際に使用する埋設弁用基台に関するものである。
地下に埋設される埋設弁としての消火栓の従来設置構造を、図面を参照しながら説明する。
図32は、消火栓の従来設置構造を示す平面図、図33は、消火栓の従来設置構造を示す断面図、図34は、図33のA矢視図、図35は、消火栓の標準的な施工工程図である。
図32から図34において、21は、消火栓であり、頂部から突出した弁開閉操作軸22を回転させることにより、放水口23に接続したホース(図示せず)から水が放水されるように構成されている。
24は、管継手であり、その両端部には、埋設管路としての水道管路25が接続されている。消火栓21は、管継手24に分岐して接続された立ち上げ管26に接続されている。管継手24の周囲は、基礎27上に打設されたコンクリート28により固められ、地震時等における消火栓21の位置ずれや損傷を防止している。
29は、消火栓21の周囲に底板31を介して構築されたピット、30は、ピット29上に設置された受枠、32は、受枠30に嵌め込まれた鉄蓋である。
消火栓21は、以下の工程(1)から(13)を経て設置されていた(図35参照)。
(1)開削溝内に配管された水道管路25に接続した管継手24に、立ち上げ管26を介して消火栓21を接続する(消火栓接続工程)。
(2)消火栓21の周囲にピットを仮施工する(ピット仮施工工程)。
(3)ピットに鉄蓋を仮設置する(鉄蓋仮設置工程)。
(4)開削溝を埋め戻す(埋戻工程)。
(5)消火栓21上の路面を車等が走行可能になるように復旧作業を行う(復旧工程)。
(6)後日、再度、消火栓21の周囲を掘削する(再掘削工程)。
(7)消火栓21の周囲に土留めを設置する(土留設置工程)。
(8)型枠を設置する(型枠設置工程)。
(9)型枠内にコンクリート28を打設する(コンクリート打設工程)。
(10)コンクリート28上に底板31を設置する(底板設置工程)。
(11)底板31上にピット29を構築する(ピット構築工程)。
(12)鉄蓋32が嵌め込まれる受枠30をピット29上に設置する(受枠設置工程)。
(13)受枠30の周囲を埋戻し、舗装する(舗装工程)。
消火栓21は、上述した工程(1)から(13)を経て構築されていたが、以下のような問題があった。
工程(1)のように、水道管路25に立ち上げ管26を介して消火栓21を接続した後、工程(2)のように、消火栓21の周囲にピットを仮施工し、この後、工程(3)のように、ピットに鉄蓋を仮設置し、この後、工程(4)のように、開削溝を埋め戻し、この後、工程(5)のように、復旧作業を行った後、工程(6)のように、後日、再度、掘削を行う必要があったので、消火栓21の構築に多大の時間と労力を要していた。
工程(2)から(6)を省略することができれば、消火栓21の構築時間を大幅に短縮することはできるが、これには、道路を長時間に亘って通行止めせざるを得ないので、省略することはできない。
また、工程(6)の再掘削工程後に行う工程、工程(7)の土留設置工程、工程(8)の型枠設置工程、工程(9)のコンクリート打設工程にも、多大の時間と労力を要していた。
従って、この発明の目的は、地下に埋設される消火栓等の埋設弁を、水道管路等の埋設管路に接続する際に、型枠内に大量のコンクリートの打設工程等が不要となる結果、埋設弁の設置が容易かつ短時間に行うことができる埋設弁用基台を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、地下に埋設される埋設弁と、複数個の基台片からなり、前記埋設弁の下方に構築した基礎上に載置される基台本体と、前記基台本体上に載置され筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台、前記ピット載置台内に前記溝部を通して配される管継手と、を有する埋設弁設置構造において、前記管継手は、高さ調整可能な脚部材を介して前記基台本体上に載置されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、地下に埋設される埋設弁と、複数個の基台片からなり、前記埋設弁の下方に構築した基礎上に載置される基台本体と、前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、前記ピット載置台内に前記溝部を通して配される管継手と、を有する埋設弁設置構造において、前記ピット載置台内には、充填材が打設され、前記管継手には、ストッパーが取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、複数個の基台片からなり、地下に構築した基礎上に載置される基台本体と、前記基台本体上に載置され筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台、地下に埋設される仕切弁であって、前記ピット載置台内に前記溝部を通して配され、埋設管路に接続される仕切弁と、を有する埋設弁設置構造において、前記管継手は、高さ調整可能な脚部材を介して前記基台本体上に載置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、複数個の基台片からなり、地下に構築した基礎上に載置される基台本体と、前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、地下に埋設される仕切弁であって、前記ピット載置台内に前記溝部を通して配され、埋設管路に接続される仕切弁と、を有する埋設弁設置構造において、前記ピット載置台内には、充填材が打設され、前記仕切弁には、ストッパーが取り付けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、地下に埋設される埋設弁と、複数個の基台片からなり、前記埋設弁の下方に構築した基礎上に載置される基台本体と、前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、を有する埋設弁設置構造において、前記基台片同士は、互いに高さ調整可能に連結されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、地下に埋設される埋設弁と、複数個の基台片からなり、前記埋設弁の下方に構築した基礎上に載置される基台本体と、前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、を有する埋設弁設置構造において、前記ピット載置台は、連結可能に分割されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明であって、前記基台本体と前記管継手とは、前記ピット載置台内に打設された充填材によって一体化されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項3または4に記載の発明であって、前記基台本体と前記仕切弁とは、前記ピット載置台内に打設された充填材によって一体化されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1、2、または7の何れか1つに記載の発明であって、前記埋設弁は、消火栓からなり、前記消火栓は、前記管継手に接続された立ち上げ管に接続され、前記管継手は、埋設管路に接続されることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1、2、または7の何れか1つに記載の発明であって、前記埋設弁は、空気弁からなり、前記空気弁は、前記管継手に接続された立ち上げ管に接続され、前記管継手は、埋設管路に接続されることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1から10の何れか1つに記載の発明であって、前記基台本体は、金属製であることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1から10の何れか1つに記載の発明であって、前記基台本体は、コンクリート製であることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1から10の何れか1つに記載の発明であって、前記基台本体は、樹脂製であることを特徴とする。
この発明によれば、ピット仮施工工程、鉄蓋仮設置工程、埋戻工程、復旧工程、再掘削工程、土留設置工程、型枠設置工程、コンクリート打設工程、底板設置工程が不要となる結果、消火栓等の埋設弁の設置が容易かつ短時間に行うことができる。
また、この発明によれば、基台本体を複数個の基台片により構成することによって、基台本体が設置される基礎に多少の凹凸があっても基台本体を基礎上に安定して設置することができる。
また、この発明によれば、基台本体を複数個の基台片により構成することによって、基台本体の運搬および基礎上への搬入が容易に行える。
また、この発明によれば、ピット載置台を連結可能に分割することによって、ピット載置台の運搬および基台本体上への搬入が容易に行える。
この発明の埋設弁用基台を示す平面図である。 この発明の埋設弁用基台を示す断面図である。 この発明の埋設弁用基台を構成する基台片を示す平面図である。 ピット載置台を示す平面図である。 ピット載置台を示す断面図である。 連結された、この発明の埋設弁用基台を示す平面図である。 連結された、この発明の埋設弁用基台を示す断面図である。 連結可能な、この発明の埋設弁用基台を構成する基台片を示す平面図である。 基台本体の上方に管継手を配した状態を示す正面図である。 管継手を配した基台本体上にピット載置台を載置した状態を示す側面図である。 脚部材が取り付けられた管継手を示す平面図である。 脚部材が取り付けられた管継手を示す正面図である。 脚部材が取り付けられた管継手を示す側面図である。 基台本体上に載置される管継手における脚部材の配置位置を示す平面図である。 ピット載置台内にコンクリートを打設した状態を示す平面図である。 ピット載置台内にコンクリートを打設した状態を示す正面図である。 ピット載置台上に下段のピットを設置した状態を示す断面図である。 施工が完了した消火栓を示す部分断面図である。 この発明の別の埋設弁用基台を示す平面図である。 この発明の別の埋設弁用基台を示す断面図である。 この発明の別の埋設弁用基台を構成する基台片を示す平面図である。 連結された、この発明の別の埋設弁用基台を示す平面図である。 連結された、この発明の別の埋設弁用基台を示す断面図である。 連結可能な、この発明の別の埋設弁用基台を構成する基台片を示す平面図である。 ストッパーが取り付けられた管継手を示す正面図である。 ストッパーが取り付けられた管継手を示す側面図である。 基台本体上に配された、ストッパーが取り付けられた管継手を示す正面図である。 少量のコンクリートで施工が完了した消火栓を示す部分断面図である。 連結したピット載置台を示す平面図である。 連結したピット載置台を示す正面図である。 ピットを載置したピット載置台を示す断面図である。 消火栓の従来設置構造を示す平面図である。 消火栓の従来設置構造を示す断面図である。 図33のA矢視図である。 消火栓の標準的な施工工程図である。
次に、この発明の埋設弁用基台の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の埋設弁用基台を示す平面図、図2は、この発明の埋設弁用基台を示す正面図、図3は、この発明の埋設弁用基台を構成する基台片を示す平面図、図4は、ピット載置台を示す平面図、図5は、ピット載置台を示す断面図である。
図1から図5において、1は、施工路面下(埋設弁の下方)に構築した基礎27(図33参照)上に載置される基台本体である。基台本体1は、金属製、例えば、鋳鉄製で、円形状をなし、複数個(この例では、3個)の基台片2から構成されている。
基台本体1を複数個の基台片2により構成することによって、各基台片2が独立して可動可能であるので、基台本体1が設置される基礎27に多少の凹凸があっても基台本体1を基礎27上に安定して設置することができる。しかも、基台本体1を複数個の基台片2により構成することによって、基台本体1の運搬および基礎27上への搬入が容易に行える。
図3に示すように、基台片2は、扇状に形成され、補強用のリブ2aと2bが基台片2の上面に形成されている。リブ2aは、基台片2の上面に同心円状に形成され、リブ2bは、基台片2の上面の端部に径方向に形成されている。
3は、基台本体1上に載置される円筒状のピット載置台である。ピット載置台3の周壁には、逆U字状の溝部4が対向して形成されている。ピット載置台3は、金属、コンクリートまたは樹脂によって構成されている。
図29から図31に示すように、ピット載置台3は、これを2分割し、互いにボルト・ナット15により連結しても良い。なお、3分割以上に連結可能に分割しても良い。
このように、ピット載置台3を連結可能に分割することにより重量の軽量化となり、ピット載置台3の運搬および基台本体1上への設置等の作業が容易に行える。
なお、図31に示すように、ピット載置台3上にピット29を載置する際に、最下段のピット29aの下端内にピット載置台3の上端を嵌め込むことによって、分割したピット
載置台3の結合力がより強固になる。
上記例は、基台片2同士は、互いに独立しているが、基台片2同士を連結可能にしてもよい。この例を、図面を参照しながら説明する。
図6は、連結された、この発明の埋設弁用基台を示す平面図、図7は、連結された、この発明の埋設弁用基台を示す断面図、図8は、連結可能な、この発明の埋設弁用基台を構成する基台片を示す平面図である。
図6から図8において、5は、リブ2bが挿入される溝5aが形成された三又状の連結部材、6は、縦長のボルト孔6aが形成された連結板である。連結板6は、基台片2の外周部に一体に形成しても、別体に形成してもよい。図示の例は、一体型である。なお、連結部材5のように嵌め込み式としてもよい。
連結部材5を、リブ2bの中心部に嵌め込むことによって、基台片2の中心部が連結され、連結板6同士をボルト7により結合することによって、基台片2の外周部が連結される。基台片2の高さ調整は、連結板6のボルト孔6aが縦長に形成されているので、ボルト孔6aの長さの範囲内で調整可能である。
次に、埋設弁として消火栓を例に挙げ、この発明の埋設弁用基台により消火栓を施工する場合について、図面を参照しながら説明する。
図9は、基台本体の上方に管継手を配した状態を示す正面図、図10は、管継手を配した基台本体上にピット載置台を載置した状態を示す側面図、図15は、ピット載置台内にコンクリートを打設した状態を示す平面図、図16は、ピット載置台内にコンクリートを打設した状態を示す正面図、図17は、ピット載置台上に下段のピットを設置した状態を示す断面図、図18は、施工が完了した消火栓を示す部分断面図である。
図9、図10、図15から図18において、21は、弁開閉操作軸22および放水口23等が設けられた消火栓である。24は、ピット載置台3の溝部4を通して配された管継手である。管継手24には、水道管路25が接続される(図9参照)。26は、管継手24に接続された立ち上げ管である。基台本体1と管継手24とは、ピット載置台3内に打設されたコンクリート28によって一体化されている。基台本体1と管継手24とがコンクリート28によって一体化されることにより、地震時等における消火栓21の位置ずれや損傷を防止することができる。
消火栓21の施工法の一例について、以下に説明する。
先ず、基台本体1を施工現場の路面下に構築した基礎27(図33参照)上に吊り下ろす。この作業は、基台本体1が複数個の基台片2により構成されているので、容易に行えるとともに、基礎27に多少の凹凸があっても基台本体1を基礎27上に安定して設置することができる。
図6から図8に示すように、基台片2が連結されている場合には、連結板6に形成されたボルト孔6aの長さの範囲内で高さ調整が可能である。
次いで、管継手24を基台本体1の上方にクレーン等により吊り下ろす(図9参照)。この際、図11から図13に示すように、管継手24に脚部材8を予め固定しておき、管継手24を脚部材8を介して基台本体1上に載置する(図14参照)。これによって、管継手24を吊った状態を維持しないで済む。脚部材8は、管継手24に固定された固定板9と、固定板9にボルト10により固定される高さ調整板11とからなっている。管継手24の高さの調整は、高さ調整板11のボルト孔11aが縦長に形成されているので、ボルト孔11aの長さの範囲内で調整可能である。
次いで、管継手24の両端部に水道管路25を接続する(図9参照)。
次いで、基台本体1上にピット載置台3を、溝部4に管継手24を通した状態で載置する(図10参照)。この際、管継手24をシール部材を介して溝部4に挿入すれば、管継手24と溝部4との隙間が塞がれるので、後述するコンクリート28のピット載置台3内からの流出等を防止することができる。
次いで、管継手24の立ち上げ管26に消火栓21を接続する。
次いで、ピット載置台3内に充填材としてのコンクリート28を打設して、基台本体1と管継手24とを一体化する。充填材は、コンクリート28以外であってもよい。
なお、図25および図26に示すように、管継手24の下部に、管継手24の移動および転倒を防止するストッパー14を取り付けておけば、図27に示すように、管継手24を基台本体1上に配し、ピット載置台3内にコンクリート28を打設する際において、ストッパー14がコンクリート28によって固定されるので、コンクリート28の打設量が少なくても、管継手24の移動や転倒を防止することができる(図28参照)。
次いで、ピット載置台3上にピット29をその下段から構築する(図17参照)。ピット29の構築は、ピット載置台3上に単に載置するのみで良いので容易に行える。
次いで、ピット29上に、鉄蓋32が嵌め込まれる受枠30を設置する。
そして、受枠30の周囲を埋戻し、舗装すれば、消火栓21の設置が完了する。
以上は、この発明の埋設弁用基台を使用して、消火栓を水道管路に接続する場合であるが、埋設弁としての仕切弁、空気弁あるいは排水栓を水道管路に接続する場合も、消火栓と基本的に同様である。
以上、説明したように、この発明によれば、消火栓21、仕切弁あるいは空気弁等の埋設弁の設置現場で基台本体1を基礎27上に吊り下ろせば良いので、上述した従来設置構造で行っていた、ピット仮施工工程、鉄蓋仮設置工程、埋戻工程、復旧工程、再掘削工程、土留設置工程、型枠設置工程、コンクリート打設工程、底板設置工程が不要となる。この結果、消火栓21等の埋設弁の設置が容易かつ短時間に行える。
また、この発明によれば、基台本体1を複数個の基台片2により構成することによって、基台本体1が設置される基礎27に多少の凹凸があっても基台本体1を基礎27上に安定して設置することができる。
また、この発明によれば、基台本体1を複数個の基台片2により構成することによって、基台本体1の運搬および基礎27上への搬入が容易に行える。
また、この発明によれば、ピット載置台3を連結可能に分割することによって、ピット載置台3の運搬および基台本体1上への搬入が容易に行える。
以上は、基台本体1が金属製の場合であるが、図19から図21に示すように、コンクリート製であっても樹脂製であってもよい。この場合においても、図22から図24に示すように、基台片2同士を横長のボルト孔12aが形成された連結板12を介してボルト13により連結してもよい。基台本体1をコンクリート製とした場合においても、金属製の場合と同様な効果が得られる。
1:基台本体
2:基台片
2a:リブ
2b:リブ
3:ピット載置台
4:溝部
5:連結部材
5a:溝
6:連結板
6a:ボルト孔
7:ボルト
8:脚部材
9:固定板
10:ボルト
11:高さ調整板
11a:ボルト孔
12:連結板
12a:ボルト孔
13:ボルト
14:ストッパー
15:連結具
16:ボルト・ナット
21:消火栓
22:弁開閉操作軸
23:放水口
24:管継手
25:水道管路
26:立ち上げ管
27:基礎
28:コンクリート
29:ピット
29a:最下段のピット
30:受枠
31:底板
32:鉄蓋

Claims (13)

  1. 地下に埋設される埋設弁と、
    複数個の基台片からなり、前記埋設弁の下方に構築した基礎上に載置される基台本体と
    記基台本体上に載置され筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台
    前記ピット載置台内に前記溝部を通して配される管継手と、
    を有する埋設弁設置構造において、
    前記管継手は、高さ調整可能な脚部材を介して前記基台本体上に載置されることを特徴とする埋設弁設置構造。
  2. 地下に埋設される埋設弁と、
    複数個の基台片からなり、前記埋設弁の下方に構築した基礎上に載置される基台本体と、
    前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、
    前記ピット載置台内に前記溝部を通して配される管継手と、
    を有する埋設弁設置構造において、
    前記ピット載置台内には、充填材が打設され、
    前記管継手には、ストッパーが取り付けられていることを特徴とする埋設弁設置構造。
  3. 複数個の基台片からなり、地下に構築した基礎上に載置される基台本体と、
    前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、
    地下に埋設される仕切弁であって、前記ピット載置台内に前記溝部を通して配され、埋設管路に接続される仕切弁と、
    を有する埋設弁設置構造において、
    前記仕切弁は、高さ調整可能な脚部材を介して前記基台本体上に載置されることを特徴とする埋設弁設置構造。
  4. 複数個の基台片からなり、地下に構築した基礎上に載置される基台本体と、
    前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、
    地下に埋設される仕切弁であって、前記ピット載置台内に前記溝部を通して配され、埋設管路に接続される仕切弁と、
    を有する埋設弁設置構造において、
    前記ピット載置台内には、充填材が打設され、
    前記仕切弁には、ストッパーが取り付けられていることを特徴とする埋設弁設置構造。
  5. 地下に埋設される埋設弁と、
    複数個の基台片からなり、前記埋設弁の下方に構築した基礎上に載置される基台本体と、
    前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、
    を有する埋設弁設置構造において、
    前記基台片同士は、互いに高さ調整可能に連結されていることを特徴とする埋設弁設置構造。
  6. 地下に埋設される埋設弁と、
    複数個の基台片からなり、前記埋設弁の下方に構築した基礎上に載置される基台本体と、
    前記基台本体上に載置され、筒状の周壁に溝部が対向して形成されたピット載置台と、
    を有する埋設弁設置構造において、
    前記ピット載置台は、連結可能に分割されていることを特徴とする埋設弁設置構造。
  7. 前記基台本体と前記管継手とは、前記ピット載置台内に打設された充填材によって一体化されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の埋設弁設置構造。
  8. 前記基台本体と前記仕切弁とは、前記ピット載置台内に打設された充填材によって一体化されていることを特徴とする、請求項3または4に記載の埋設弁設置構造。
  9. 前記埋設弁は、消火栓からなり、前記消火栓は、前記管継手に接続された立ち上げ管に接続され、前記管継手は、埋設管路に接続されることを特徴とする、請求項1、2、または7の何れか1つに記載の埋設弁設置構造。
  10. 前記埋設弁は、空気弁からなり、前記空気弁は、前記管継手に接続された立ち上げ管に接続され、前記管継手は、埋設管路に接続されることを特徴とする、請求項1、2、または7の何れか1つに記載の埋設弁設置構造。
  11. 前記基台本体は、金属製であることを特徴とする、請求項1から10の何れか1つに記載の埋設弁設置構造。
  12. 前記基台本体は、コンクリート製であることを特徴とする、請求項1から10の何れか1つに記載の埋設弁設置構造。
  13. 前記基台本体は、樹脂製であることを特徴とする、請求項1から10の何れか1つに記載の埋設弁設置構造。
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