JP6324934B2 - 散水アタッチメント、作業機械及び散水システム - Google Patents

散水アタッチメント、作業機械及び散水システム Download PDF

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Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械に脱着して散水するための散水アタッチメント、作業機械及び散水システムに関する。
散水装置を備えたアタッチメントを油圧ショベル等の作業機械のブームに装着したものがある(特許文献1等参照)。
特開平9−1087号公報
従来、ビル等の建築物の解体現場等で塵埃の飛散抑制のために人手で散水をするのが一般的であったが、解体する建築物の高層化に伴って近年では高所に散水する必要性が生じてきている。そこで散水装置を搭載した作業機械が提唱されているが、都市部の解体現場のように狭隘な作業現場で散水専用の作業機械を稼働させることは作業スペースの制約や機械の搬出入の煩わしさを考えると合理的ではない。従って、散水作業の後には散水用のアタッチメントを取り外して別の作業ができるようにすることが望まれる。
しかし、特許文献1の作業機械のようにブーム先端に散水用のアタッチメントを連結した構成では、散水作業後に作業機械を別の用途に用いる場合、まず散水用のアタッチメントを取り外し、アームを取り付けて通常の形態に戻した上でアームの先端に別のアタッチメントを連結しなければならない。この場合、通常のアタッチメントの交換作業と異なり、アームの脱着作業を要する他、アタッチメントシリンダの配管接続の作業等の数々の煩わしい作業を伴い、多大な工数を要する。また、アームは脱着を想定して構成されていないため、その脱着にはクレーン等の重機も必要となる。
加えて、特許文献1のアタッチメントは、ブームに連結された部材に対して1本のシリンダによって散水装置を備えた部材をスライドさせ、その分だけ散水位置が上昇させられるように構成されている。しかしながら、散水位置の移動はシリンダのストロークにより制限され、さして高所に散水することはできない。
本発明の目的は、他のアタッチメントと容易に交換することができ、より高所に散水することができる散水アタッチメント、作業機械及び散水システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る散水アタッチメントは、作業機械の車体に連結したブーム、前記ブームの先端に連結したアーム、及び前記アームの先端に連結したアタッチメントを含む多関節型の作業装置に対して、前記アタッチメントに代えて前記アームの先端に連結するものであって、前記アームの先端に連結する連結部と、前記連結部から延在する伸縮部と、前記伸縮部の先端に取り付けた散水ノズルと、前記散水ノズルに接続するホースと、前記連結部又は前記伸縮部に設けられ、前記ホースに接続する回転自在なカップリングを有すると共に前記ホースを巻き取るホースリールとを備え、前記伸縮部が、複数の筒状部材からなるテレスコピック機構部と、前記テレスコピック機構部の対応する筒状部材にそれぞれ固定され、前記テレスコピック機構部を伸縮させる複数のシリンダとを備えており、前記複数のシリンダは、隣接するもの同士のロッドとシリンダチューブとが連結されて前記テレスコピック機構部の伸縮方向に延在し直列に接続している散水アタッチメントにおいて、前記テレスコピック機構部の先端から数えて2番目の第2の筒状部材に取り付けた第1のシリンダのシリンダチューブの一方側に取り付けた第1の滑車と、前記シリンダチューブの他方側に取り付けた第2の滑車と、前記先端から数えて3番目の第3の筒状部材に取り付けた第2のシリンダのシリンダチューブに両端部が固定され、前記第1及び第2の滑車に掛け回されたロープと、前記先端から数えて1番目の第1の筒状部材に対して前記ロープを固定する固定部材とを備え、前記1番目の筒状部材は、前記第1のシリンダの伸縮に伴って前記第1及び第2の滑車の周りを周回する前記ロープに前記固定部材を介して引っ張られて前記第2の筒状部材に対して移動することを特徴とする。
本発明によれば、他のアタッチメントと容易に交換することができ、より高所に散水することができる。
本発明の一実施形態に係る散水アタッチメントを用いた散水システムを表す図である。 図1に示した作業機械の側面図である。 図2に示した作業機械の散水アタッチメントを取り外した状態を表す側面図である。 本発明の一実施形態に係る散水アタッチメントの左側面図である。 本発明の一実施形態に係る散水アタッチメントの平面図である。 本発明の一実施形態に係る散水アタッチメントの右側面図である。 本発明の一実施形態に係る散水アタッチメントを構成するテレスコピック機構部の内部構成を表す模式図であり、最収縮状態を表す図である。 図1に示した散水システムの回路図の要部を抽出して表した図である。 本発明の一実施形態に係る散水アタッチメントを構成するテレスコピック機構部の内部構成を表す模式図であり、最伸長状態を表す図である。 図2に示した作業機械の散水アタッチメントを最伸長させた状態を表す図である。 作業機械の作業装置に脱着される一般的な作業用のアタッチメントを複数例示した図である。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
1.散水システム
図1は本発明の一実施形態に係る散水アタッチメントを用いた散水システムを表す図である。この図に示した散水システムは、作業機械100、水タンク151、ポンプ152及び給水管153を備えている。ポンプ152の吸い込み口(不図示)と水タンク151は配管154で接続されており、ポンプ152の吐出口(不図示)と作業機械100に装着された散水アタッチメント106のカップリング(図5等)とが給水管153で接続されている。これにより、ポンプ152によって水タンク151の水が吸い込まれて吐出されると、給水管153を介して供給された水が散水アタッチメント106から噴出し噴射される。
2.作業機械100
図2は作業機械100の側面図、図3は散水アタッチメントを取り外した状態の作業機械の側面図である。以下の説明において断り書きのない場合は運転席の前方(図2及び図3中では左方向)を機体の前方とする。図2及び図3に示した作業機械は油圧ショベルをベースマシンとし、作業装置103(後述)に対して作業用のアタッチメントとしてバケット等の代わりに本発明に係る散水アタッチメント106を装着したものである。
作業機械100は、車体113及びこの車体113に取り付けた作業装置(フロント作業機)103を備えている。
車体113は、走行体101及び旋回体102を含む。旋回体102は運転室110を備え、運転室110内には、オペレータが着座する座席(不図示)、及びオペレータが操作する操作装置が配置されている。この旋回体102は、走行体101上に旋回輪(不図示)を介して設けられていて、旋回輪(不図示)を旋回モータ(不図示)で駆動することによって走行体101に対して旋回する。走行体101は、左右の履帯117により走行するクローラ式であるが、ホイール式であっても良い。走行体101の履帯117は左右の走行モータ118により駆動される。走行モータ118及び旋回モータはいずれも油圧モータであるが、電動モータを用いても良い。
作業装置103は、ブーム104、アーム105、散水アタッチメント106、ブームシリンダ107、アームシリンダ108、及びアタッチメントシリンダ109を含む多関節型の作業装置である。ブーム104は旋回体102の前部に上下方向に回動可能に連結され、アーム105はこのブーム104の先端に、散水アタッチメント106はこのアーム105の先端に、それぞれ回動可能に連結されている。ブームシリンダ107は旋回体102及びブーム104に、アームシリンダ108はブーム104及びアーム105に、それぞれ両端が連結されている。アタッチメントシリンダ109は、基端がアーム105の基部側に連結される一方、先端がリンク111,112を介してそれぞれアーム105の先端部及び散水アタッチメント106に連結されている。ブームシリンダ107、アームシリンダ108及びアタッチメントシリンダ109はいずれも油圧シリンダであるが、電動シリンダを用いても良い。本実施形態においては、例えば第1リンク111とアーム105との連結部には、散水アタッチメント106の角度(具体的には第1リンク111とアーム7との相対角度)を検出する角度センサ116(図8)が設けられている。角度センサ116の信号は制御装置60(図8)に出力される。
3.散水アタッチメント
図4は本発明の一実施形態に係る散水アタッチメントの左側面図、図5は平面図、図6は右側面図である。図4−図6に示した散水アタッチメント106は、連結部10、伸縮部20、散水ノズル35、ホース40及びホースリール50を備えている。
連結部10は、アーム105の先端に連結するブラケットである。この連結部10は、一方側(図4中の左側)がピン11,12を介して伸縮部20に連結されており、他方側(図4中の右側)にピン穴13,14を備えている。散水アタッチメント106をアーム105に取り付ける際、ピン穴13はアーム105の先端部とピン114(図2)で連結され、ピン穴14はリンク112(図2)の先端とピン115(図2)で連結される。
伸縮部20は、連結部10から延在する部位であり、テレスコピック機構部21とリンク22とを含んでいる。テレスコピック機構部21は複数の筒状部材21a−21eからなる多段伸縮機構であり、前述したピン11で連結部10に連結されている。リンク22は棒状の部材であり、一端がテレスコピック機構部21の最も基部側の筒状部材21eに設けたブラケット23にピン24で連結され、他端が前述したピン12で連結部10に連結されている。ブラケット23にはスタンド25が上記ピン24により回動可能に連結されており、散水アタッチメント106を地面や荷台等に置く際に図4のようにスタンド25をテレスコピック機構部21と概ね垂直の姿勢にすることで、散水アタッチメント106がスタンド25によって支持される。不使用時にはスタンド25はリンク22に沿った姿勢にしておく(図6の二点鎖線参照)。テレスコピック機構部21の詳細については後述する。
散水ノズル35は、伸縮部20の先端、具体的にはテレスコピック機構部21の先端に位置する筒状部材21aに、本実施形態では噴射孔をテレスコピック機構部21と直交する方向に向けた姿勢で(散水ノズル106が上方に起立した姿勢で噴射孔が前方を向くように)取り付けられている。以下、起立姿勢時に前方を向く面を散水ノズル106の「腹側面」、後方を向く面を「背側面」とする。この散水ノズル35には、ホース40の先端(出口)が接続している。ホース40は、筒状部材21b−21dの腹側面の先端部にそれぞれ設けたガイドローラ41−43、筒状部材21eの腹側面の先端部及び長手方向の中間部に設けたガイドローラ44,45に支持されている。ガイドローラ41−43はテレスコピック機構部21が図4のように倒伏した姿勢の際にホース40の下側を支持する。ガイドローラ44,45は同姿勢の際に上下及び左右からホース40を挟み込んでいる。ガイドローラ45は他のガイドローラ41−44に対して機体右側にオフセットしている。
ホースリール50は、ホース40を巻き取るボビン型の巻取リール51と、この巻取リール51を連結部10に対して連結し支持する支持部材52とを含む。本実施形態ではホースリール50を連結部10に取り付けた場合を例示するが、伸縮部20(例えばテレスコピック機構部21の筒状部材21e)にホースリール50を取り付けても良い。巻取リール51は支持部材52に対して回転軸53を介して回転自在に支持されていて、特に図示していないが回転方向の一方向(ホース40を巻き取る方向)にバネで付勢されている。回転軸53には水密構造の回転自在なカップリング54(図5、図6)が支持されており、このカップリング54には前述した給水管153の先端(出口)と巻取リール51に巻き回されたホース40の基端(入口)とが連結している。ポンプ152から供給される水は給水管153、カップリング54及びホース40を介して散水ノズル35に供給され、散水ノズル35から噴射される。
また、本実施形態では、先端から数えて1番目の筒状部材21a(適宜「第1筒状部材21a」と記載)にターゲット板55が、最後尾の筒状部材21e(適宜「第5筒状部材21e」と記載)に距離計56が設けられている。距離計56はテレスコピック機構部21の先端から数えて1番目及び最後尾の筒状部材21a,21eの距離(つまりテレスコピック機構部21の伸び)を検出するセンサであり、本実施形態では例えばレーザ距離計が用いられる。つまりこの距離計56はターゲット板55にレーザを照射してターゲット板55までの距離を計測し、後述する制御装置60に出力する。なお、距離計56の種類は特に限定されず、テレスコピック機構部21の伸長状態に関係して変化する2点間距離を検出できるものであれば良い。
4.テレスコピック機構部
図7はテレスコピック機構部の内部構成を表す模式図である。テレスコピック機構部21を構成する筒状部材21a−21eは、同図に示したように延在方向に隣接するもの同士が摺動して伸縮する構成である。具体的には、第1筒状部材21aが先端から数えて2番目の筒状部材21b(適宜「第2筒状部材21b」と記載)に出入り自在に収納されている。以下同様に、第2筒状部材21bが3番目の筒状部材21c(適宜「第3筒状部材21c」と記載)に、第3筒状部材21cが4番目の筒状部材21d(適宜「第4筒状部材21d」と記載)に、第4筒状部材21dが第5筒状部材21eに、それぞれ出入り自在に収納されている。
また、伸縮部20にはテレスコピック機構部21を伸縮させる複数のシリンダ26a−26cが備わっている。これらシリンダ26a−26cは例えば片ロッド複動油圧シリンダであり、テレスコピック機構部21の中空部に収容され、テレスコピック機構部21の対応する筒状部材の基端部付近の内壁面にそれぞれ固定されている。具体的には、シリンダ26a(適宜「第1シリンダ26a」と記載)は第2筒状部材21bに、シリンダ26b(適宜「第2シリンダ26b」と記載)は第3筒状部材21cに、シリンダ26c(適宜「第3シリンダ26c」と記載)は第4筒状部材21dに対し、それぞれシリンダチューブ27の基部付近が支持部材(不図示)によって固定されている。また、シリンダ26a−26cは伸縮方向に隣接するもの同士のロッド28とシリンダチューブ27とが連結されてテレスコピック機構部21の伸縮方向に延在している。具体的には、第1シリンダ26aのロッド28は第2シリンダ26bのシリンダチューブ27の基端部付近に、第2シリンダ26bのロッド28は第3シリンダ26cのシリンダチューブ27の基端部付近に、それぞれ支持部材29を介して連結されている。第3シリンダ26cのロッド28は、先端部が第5筒状部材21eの基端部付近に固定されている。
このとき、テレスコピック機構部21の最も先端側に位置する第1シリンダ26aには滑車31,32が設けられている。滑車31(適宜「第1の滑車31」と記載)はシリンダ26aのシリンダチューブ27の一方側(ボトム側)に、滑車32(適宜「第2の滑車32」と記載)は同シリンダチューブ27の他方側(ロッド側)に、互いの回転軸を平行にした姿勢で回転自在に取り付けられている。これら滑車31,32にはロープ33(例えばワイヤロープ)が掛け回されている。このロープ33の両端は第2シリンダ26bのシリンダチューブ27に固定され、かつ滑車31,32の間の部分が固定部材34によって第1筒状部材21aの内壁面に対して固定されている。
5.回路
図8は図1に示した散水システムの回路図の要部を抽出して表した図である。図8に示した符号のうち既出図面と同じものは、既出図面で既に説明した要素を表している。この図に示すように、第1−第3シリンダ26a−26cは直列に接続している。第3シリンダ26cのロッド側油室は第2シリンダ26bのボトム側油室に、第2シリンダ26bのロッド側油室は第1シリンダ26aのボトム側油室に接続している。第1シリンダ26aのロッド側油室及び第3シリンダ26cのボトム側油室は、コントロールバルブ62に接続している。このコントロールバルブ62には油圧ポンプ61及び作動油タンク63が接続している。コントロールバルブ62、油圧ポンプ61及び作動油タンク63は作業機械100の旋回体102に備わっている。特に図示していないが、油圧ポンプ61から吐出される圧油はブームシリンダ107等の他のアクチュエータにも供給され得る。コントロールバルブ62が図中中央の位置にあるとき、油圧ポンプ61及び作動油タンク63と第1及び第3シリンダ26a,26cとの連通は遮断される。コントロールバルブ62が図中左側の位置に切り換わると、油圧ポンプ61は第3シリンダ26cのボトム側油室に、作動油タンク63は第1シリンダ26aのロッド側油室に接続する。反対にコントロールバルブ62が図中右側の位置に切り換わると、油圧ポンプ61は第1シリンダ26aのロッド側油室に、作動油タンク63は第3シリンダ26cのボトム側油室に接続する。
コントロールバルブ62は、例えば制御装置60からの切り換え信号により切り換え制御される。制御装置60は作業機械100の旋回体102に備わっている。切り換え信号は操作装置64からの信号に応じて制御装置60から出力される。ここでは操作装置64が電気レバー装置である場合を想定して説明しているが、油圧パイロットレバーを用いて制御装置60を介さずにコントロールバルブ62を制御する構成であっても良い。また、本実施の形態の場合、例えば給水管153又はホース40の途中に電磁駆動式のバルブ66が設けられている。バルブ66は、制御装置60からの指令信号により開閉する。この指令信号は操作装置67からの信号に応じて制御装置60から出力される。操作装置64,67は作業機械100の例えば運転室110内に備わっている。
また、制御装置60は、前述した距離計56及び角度センサ116の信号を基に機体安定性に関する評価値を算出し、その評価値を基に機体安定性が予め設定した基準を満たしているか否かを判定装置として機能する。具体的には、制御装置60は、距離計56の信号から距離計56とターゲット板55(図4等)との距離を計算し、角度センサ116の信号からアーム105に対する散水アタッチメント106の角度を計算し、演算した両値を乗算して評価値を計算する。そして、予め設定された評価値に対する閾値を記憶領域から読み出し、評価値が閾値を超えている場合に機体安定性が基準を満たしていないとして警報装置65に信号を出力する。警報装置65は例えば運転室110内に設けたスピーカであり、警告音による警報を出力して機体安定性が低い状態であることをオペレータ、又はオペレータ及び周囲に知らせる。但し、警報装置65は聴覚的にオペレータに警告するする態様のものに限定されず、例えばモニタやランプ等のように視覚的な警報を出力するもの等、他の態様の手段を用いることもできる。
6.動作
(1)散水アタッチメントの伸縮
散水作業をする場合には、作業機械100を所望の場所に移動させ、散水目標の高さに応じて散水アタッチメント106を伸長させる。散水アタッチメント106を伸長させる際には、必要であればブームシリンダ107、アームシリンダ108及びアタッチメントシリンダ109を収縮させて作業装置103を起立した姿勢にした上で、操作装置64を適宜操作して第1−第3シリンダ26a−26cを伸長させる。第1−第3シリンダ26a−26cが伸長すると、図7で説明したように第1−第3シリンダ26a−26cに固定された第2−第4筒状部材21b−21dが、図9に示したように第5筒状部材21eを起点にして伸長方向(同図中左側)に移動する。更に第1シリンダ26aの伸長に伴って、第1シリンダ26aのシリンダチューブ27が第2シリンダ26bのシリンダチューブ27に対して同様の方向に移動し、滑車31,32の周りを周回するロープ33に固定部材34を介して引っ張られることによって、同じく図9に示したように第1筒状部材21aが第2筒状部材21bに対して伸長方向に移動する。第1−第3シリンダ26a−26cの最伸長時(つまりテレスコピック機構部21の最伸長時)の状態が図9に示した状態である。
その際、散水ノズル35に接続したホース40がテレスコピック機構部21の伸長に伴ってガイドローラ41−45に案内されつつホースリール50から引き出される。このようにして図2に示した姿勢から散水アタッチメント106を最伸長させた状態を図10に示す。
散水アタッチメント106を収縮させる場合は、以上と逆の手順を行なう。
(2)散水
第1−第3シリンダ26a−26cの他、ブームシリンダ107、アームシリンダ108、アタッチメントシリンダ109、旋回モータ、走行モータ118を適宜駆動して散水目標に応じて散水アタッチメント106の位置が調整できたら、操作装置67を操作してバルブ66(図8)を開く。これによりポンプ152から吐出される水がバルブ66、給水管153及びホース40を通って散水ノズル35から噴射される。その後操作装置67を操作してバルブ66を閉めれば散水は停止する。
(3)警告
前述したように制御装置60には角度センサ116及び距離計56の信号が入力されており、制御装置60は、散水アタッチメント106を伸長させる際や作業装置103を動かしながら散水する際等に散水アタッチメント106の姿勢(長さと角度)によって機体安定性が低下した際には警報を出力し、オペレータ等に報知する。一例としては、前述したように散水アタッチメント106の長さと角度の積が閾値を超えたら、制御装置60は警報装置65を介して警報を出力する。
7.効果
(1)脱着の容易性
図11は作業機械の作業装置に脱着される一般的な作業用のアタッチメントを複数例示した図である。図11(a)は解体現場で用いる小割用の破砕機、図11(b)は廃材のスクラップ処理や運搬等に用いるフォークグラップル、図11(c)は岩盤やコンクリート等の掘削や破砕等に用いるブレーカ、図11(d)は土砂やコンクリートガラ等の掘削や運搬等に用いるバケット、図11(e)は本実施形態に係る散水アタッチメント106を示している。図11に示したように、各アタッチメントは類似構造の連結部10(簡単のため散水アタッチメント106の連結部と同符号を付してある)を有している。各種アタッチメントは、ピン穴13をアーム105の先端部とピン114(図2)で連結し、ピン穴14をリンク112(図2)の先端とピン115(図2)で連結することで、アーム105に取り付けられる。破砕機やグラップル、ブレーカ等の油圧駆動装置を搭載したアタッチメントの場合、更に作業機械100の作業装置103に這い回されたアタッチメント用の油圧配管(不図示)のプラグを外して油圧駆動装置を接続する。
散水アタッチメント106もこれらアタッチメントと同様にピン穴13,14を有する連結部10を備えているため、他のアタッチメントと同様にアーム105に対して容易に脱着することができる。従って、他のアタッチメントと容易に交換することができる。
なお、第1−第3シリンダ26a−26cの油圧配管も破砕機等と同じように作業装置10に備わった既存の油圧配管を利用して容易に接続することができる。また、本実施形態の散水アタッチメント106はスタンド25(図2等)によって腹側面を下に向けた姿勢で自立することができる。従って、例えば地面や荷台に置いた散水アタッチメント106のピン穴13,14に対して、作業機械100を運転してアーム105及びリンク112の先端の位置を合わせることで、クレーン等の重機を用いることなく散水アタッチメント106の取り付けを行なうことができる。散水アタッチメント106を取り外す場合も、作業機械100を運転して散水アタッチメント106を水平姿勢で地面や荷台に下し、ピン114,115等を取り外すことで実施することができる。この点もアタッチメントの交換作業の容易化に寄与し得る。
(2)散水位置の高さ確保
本実施形態の散水アタッチメント106は、複数の筒状部材21a−21eからなるテレスコピック機構部21を複数のシリンダ26a−26cで伸縮させる多段伸縮機構を採用している。その分、散水アタッチメント106の伸縮率を大きくすることができるので、より高く散水アタッチメント106を伸長させることができ、より高所に散水することができる。シリンダ26a−26c同士を連結し直列回路で接続したことも伸縮率の増加に貢献している。
(3)軽量化
散水アタッチメント106のテレスコピック機構部21においては、第2−第4筒状部材21b−21dには第1−第3シリンダ26a−26cが固定されていて、第5筒状部材21eを起点にして第1−第3シリンダ26a−26cの伸縮に伴って移動するが、第1筒状部材21aに固定されるシリンダはない。その代り、滑車31,32及びロープ33を用いて第1及び第2シリンダ26a,26bのシリンダチューブ27の相対変位を利用して第1筒状部材21aに動力を伝えている。これによりシリンダの本数が抑えられ、散水アタッチメント106が軽量化し得る。
また、前述した通り、散水アタッチメント106には、図4に示したようにテレスコピック機構部21及び連結部10と共にトラスを構成するリンク22を備えている。リンク22でテレスコピック機構部21と連結部10を連結することで、テレスコピック機構部21の幅(腹側面から背側面までの距離)を必要以上に大きく採らなくても、伸縮部20に掛かるモーメントを連結部10に対して強固に支持することができる。これによりテレスコピック機構部21の大径化を抑制することができ、この点でも散水アタッチメント106の軽量化が期待できる。
このようにして散水アタッチメント106を軽量化したことにより、散水アタッチメント106の高い伸縮率を確保しつつも機体安定性を損なわない作業装置103の動作範囲を相応に確保することができる。
(4)安全性
散水アタッチメント106の伸縮率が大きい分、散水アタッチメント106の伸び具合と姿勢(角度)により機体重心が前後に移動し得るが、本実施形態においては前述した通り角度センサ116と距離計56の信号を基に制御装置60で機体安定性を判定し、機体安定性の低下が懸念される状況になると警報装置65により警報が出力され、オペレータや周囲に注意喚起がなされる。この点は安全性の確保に貢献する。
8.その他
第1筒状部材21aのみ滑車で動くように構成したが、滑車により移動する筒状部材は1つに限定されず、複数の筒状部材が滑車で移動する構成としても良い。例えば、第1筒状部材21aに加えて他の筒状部材(例えば第2筒状部材21b)が滑車により移動する機構とすることもできる。また、テレスコピック機構部21の伸縮段数を4段とした場合を例示して説明したが、例えば3段でも良いし、5段以上でも良い。
また、バルブ66を開閉して散水の開始及び停止をする構成を例示したが、例えば操作装置67の操作に応じて制御装置60からポンプ152に信号が出力され、ポンプ152の駆動及び停止により散水の開始及び停止をする構成とすることも考えられる。
また、散水アタッチメント106の伸び具合に対して散水アタッチメント106の角度のみを考慮して機体安全性の評価値を算出する例を説明したが、ブーム104及びアーム105の角度も考慮して散水アタッチメント106の姿勢を演算して評価値を算出するようにしても良い。
10…連結部、20…伸縮部、21…テレスコピック機構部、21a…筒状部材(第1筒状部材)、21b…筒状部材(第2筒状部材)、21c…筒状部材(第3筒状部材)、21d…筒状部材(第4筒状部材)、21e…筒状部材(第5筒状部材)、26a…シリンダ(第1シリンダ)、26b…シリンダ(第2シリンダ)、26c…シリンダ(第3シリンダ)、27…シリンダチューブ、28…ロッド、31…滑車(第1の滑車)、32…滑車(第2の滑車)、33…ロープ、34…固定部材、35…散水ノズル、40…ホース、50…ホースリール、54…カップリング、56…距離計、60…制御装置(判定装置)、65…警報装置、100…作業機械、103…作業装置、104…ブーム、105…アーム、106…散水アタッチメント、113…車体、116…角度センサ、151…水タンク、152…ポンプ、153…給水管

Claims (4)

  1. 作業機械の車体に連結したブーム、前記ブームの先端に連結したアーム、及び前記アームの先端に連結したアタッチメントを含む多関節型の作業装置に対して、前記アタッチメントに代えて前記アームの先端に連結する散水アタッチメントであって、
    前記アームの先端に連結する連結部と、
    前記連結部から延在する伸縮部と、
    前記伸縮部の先端に取り付けた散水ノズルと、
    前記散水ノズルに接続するホースと、
    前記連結部又は前記伸縮部に設けられ、前記ホースに接続する回転自在なカップリングを有すると共に前記ホースを巻き取るホースリールとを備え、
    前記伸縮部が、複数の筒状部材からなるテレスコピック機構部と、前記テレスコピック機構部の対応する筒状部材にそれぞれ固定され、前記テレスコピック機構部を伸縮させる複数のシリンダとを備えており、
    前記複数のシリンダは、隣接するもの同士のロッドとシリンダチューブとが連結されて前記テレスコピック機構部の伸縮方向に延在し直列に接続している散水アタッチメントにおいて、
    前記テレスコピック機構部の先端から数えて2番目の第2の筒状部材に取り付けた第1のシリンダのシリンダチューブの一方側に取り付けた第1の滑車と、
    前記シリンダチューブの他方側に取り付けた第2の滑車と、
    前記先端から数えて3番目の第3の筒状部材に取り付けた第2のシリンダのシリンダチューブに両端部が固定され、前記第1及び第2の滑車に掛け回されたロープと、
    前記先端から数えて1番目の第1の筒状部材に対して前記ロープを固定する固定部材とを備え、
    前記1番目の筒状部材は、前記第1のシリンダの伸縮に伴って前記第1及び第2の滑車の周りを周回する前記ロープに前記固定部材を介して引っ張られて前記第2の筒状部材に対して移動することを特徴とする散水アタッチメント。
  2. 車体と、
    前記車体に連結したブームと、
    前記ブームの先端に連結したアームと、
    前記アームの先端に連結した請求項1に記載の散水アタッチメントと
    を備えたことを特徴とする作業機械。
  3. 請求項2に記載の作業機械において、
    前記テレスコピック機構部の先端から数えて1番目及び最後尾の筒状部材の距離を測定する距離計と、
    前記散水アタッチメントの角度を検出する角度センサと、
    前記距離計及び前記角度センサの信号を基に機体安定性に関する評価値を算出し、前記評価値を基に前記機体安定性が予め設定した基準を満たしているか否かを判定する判定装置と、
    前記評価値が前記基準を満たしていない場合に前記判定装置から出力される信号により警報を出力する警報装置と
    を備えたことを特徴とする作業機械。
  4. 請求項2に記載の作業機械と、
    水タンクと、
    前記水タンクの水を吸い込んで吐出するポンプと、
    前記ポンプを前記ホースリールのカップリングに接続する給水管と
    を備えたことを特徴とする散水システム。
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