JP4731440B2 - 散水機 - Google Patents

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Description

本発明は、解体機による建造物の解体作業の際に発生する粉塵を消塵するため、破砕部等に散水する散水機に関する。
散水機能を有する解体機として、特許文献1〜5には、自走式車両に設けた多関節アーム等の作業用アームの先端に鋏み形やブレーカ等の破砕装置を取付け、その作業用アームの先端に散水用ノズルを取付け、破砕装置によるコンクリート建造物の破砕と同時に散水用ノズルから破砕部に散水するものが開示されている。
また、特許文献6には、自走式台車に無線受信機と水タンクと散水用水ポンプを搭載すると共に、その台車にハンドルで昇降操作可能な昇降スタンドを設置し、その昇降スタンドの頂部に前記散水用水ポンプから送られる水を散水するノズルを、上下左右に向き変更可能に取付け、遠隔操作により台車を走行させると共に、ノズルを操作して向きを調整しながら破砕部に散水する散水機が開示されている。
実開平5−58759号公報 実開平5−71355号公報 特開平7−18880号公報 特開平8−260513号公報 特開平9−125709号公報 実開平6−31859号公報
従来、一般的には特許文献1〜5に開示されているように、散水用ノズルは解体機の作業用アームの先端に破砕具に近接して設けられているので、破砕部から飛散する粉塵全体にまんべんなく散水することが困難である上、散水する霧状の水によって破砕部が解体機上のオペレータから見え難くなる場合があるという問題点がある。
また、特許文献6に記載のものは、解体機から独立して散水機が設けられているので、破砕部の側面側から散水可能であり、破砕により生じる粉塵に対して好適な位置からまんべんなく散水できるという利点がある。しかしながら、この台車使用の散水機は、散水中に走行も含めた大出力のパワーユニットを作動させながら散水用水ポンプを作動させているので、エネルギーの無駄が生じるという問題点がある。また、この特許文献6に記載の構成では、上下に伸縮するマストの頂部に散水用ノズルが設けられているので、台車に対して水平方向の変位は不可能であるから、破砕部に対して近接したり離反したりして好適な距離から散水することが困難である上、低層住宅には適用できるが、高層コンクリート建造物には適用できないという問題点がある。また、この特許文献6に記載の構成では走行も含めたパワーユニットにより散水用ポンプを駆動しているので、特に市街地での作業の際には、安全の観点上、散水装置専用のオペレータが必要になる。
本発明は、上記問題点に鑑み、解体機とは別に設けられて破砕部に対して離れた好適な位置から散水可能になり、効率のよい消塵が可能になると共に、省エネルギー化、省力化に寄与し、高層建造物の解体にも使用しうる散水機を提供することを目的とする。
請求項1の散水機は、解体機の解体作業により生じる粉塵に散水して消塵する散水機において、
クローラ式の走行体上に旋回装置を介して旋回体を設置し、前記旋回体前方の左右いずれか一方に運転室を搭載するとともに、主パワーユニットを搭載した自走式車両と、
前記旋回体を起伏可能に取付けた伸縮ブームと、
前記旋回体前方の前記運転室の反対側であって前方へ延出させて形成した延出部上に搭載され、少なくともエンジンとこのエンジンにより駆動される発電機とこの発電機により充電されるバッテリーとを含む散水用パワーユニットと、
前記伸縮ブームの頂部に搭載された受信機、散水用ノズル、この散水用ノズルの方向を変更するノズル駆動装置、並びに前記受信機の受信信号により前記ノズル駆動装置を制御するノズル制御装置と、
前記解体機のオペレータから前記ノズルの操作信号を前記受信機に無線送信可能な送信機と、
散水用水ポンプと、
前記散水用水ポンプからの水を前記散水用ノズルに供給するために前記伸縮ブームに添設した散水用水ホースと、
前記散水用水ホースを前記伸縮ブームの伸縮に伴って巻き取り繰り出しするホースリールと、
前記伸縮ブームの頂部の電力を要する機器に前記バッテリーより電力を送るために前記伸縮ブームに添設したケーブルと、
前記ケーブルを前記伸縮ブームの伸縮に伴って巻き取り繰り出しするケーブルリールとを備え
前記主パワーユニットは、前記走行体、前記旋回体、および前記伸縮ブームを作動させる動力源となり、
前記散水用パワーユニットは、少なくとも前記散水用水ポンプ、前記ノズル駆動装置、および前記ノズル制御装置を作動させる動力源となることを特徴とする。
請求項2の散水機は、請求項1に記載の散水機において、
前記散水用ノズルとして、破砕部への散水用ノズルと地上落下物への散水用ノズルとを備え、前記破砕部への散水用ノズルの口径は、前記地上落下物への散水用ノズルの口径より大きいことを特徴とする。
請求項3の散水機は、請求項に記載の散水機において、
前記地上落下物への散水用ノズルの口径は、前記破砕部への散水用ノズルの口径の5〜9割程度であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、散水機が解体機と別に設けられる上、走行体の走行、旋回体の旋回、伸縮ブームの起伏、伸縮ブームの伸縮により伸縮ブームの頂部の散水用ノズルの位置を任意に調整可能であるから、解体機による破砕部に対して、散水用ノズルの位置を好適な位置に容易に設定できる。このため、破砕部に対してまんべんなく、しかも解体機のオペレータの視野を邪魔することなく、散水を行なうことが可能となる。
また、建造物の破砕作業は、ある場所ごとに集中して行なわれることから、散水用ノズルの位置を設定した後はそのノズルの向きを調整するだけでよく、ある範囲の破砕場所の破砕作業が終わるまで伸縮ブームの起伏や伸縮は不要であるから、散水機の主パワーユニットは停止させておき、散水用パワーユニットのみを作動させて散水することにより省エネルギー化が可能となる。
また、伸縮ブームの頂部に散水用ノズルを設けると共に、無線式送受信システム、電力供給のためのケーブルおよびケーブルリールの設置、散水用水ホースとそのホースリールの設置を行なったので、伸縮ブームの伸長により散水用ノズルを高い位置に設定し、ノズルの方向調整を行なうことが可能となり、高層建造物への適用が可能となる。
また、散水機に主パワーユニット以外に散水用パワーユニットを搭載し、安全性の観点から主パワーユニットを停止して散水機の走行等が行なえない状態とし、散水用パワーユニットのみを作動させて解体、散水作業が行なうことができるようにしたので、散水機に専用のオペレータが付く必要はなく、解体機のオペレータが解体のための操作と無線送信による散水の操作を行なうことができ、省力化が達成できる。
図1は本発明による散水機の一実施の形態を作業状態で示す右側面図である。1は破砕対象となるコンクリート建造物、2は解体機、3は散水機である。解体機2は、クローラ式(ホイール式でもよい)走行体4上に旋回装置5を介して旋回体6を設置し、旋回体6に運転室7と油圧パワーユニット8とを搭載している。旋回体6には作業用アーム9を起伏可能に取付け、その先端に鋏状の破砕具10を取付けている。
本実施の形態の作業用アーム9は、多関節アームでなり、高層建造物の破砕を可能にするため、直管状の長い第一段アーム9aを旋回体6に油圧シリンダ9bの伸縮により起伏されるように取付け、第一段アーム9aの先端に比較的短い第二段アーム9cを油圧シリンダ9dにより回動されるように取付け、第二段アーム9cの先端に第二段アーム9より長い直管状の第三段アーム9eを油圧シリンダ9fにより回動されるように取付けている。破砕具10は第三段アーム9eの先端に回動可能に取付け、油圧シリンダ9gにより回動されるように取付けている。この解体機2の作業用アーム9には伸縮アームや継ぎ足し式アームを含ませる場合もある。
散水機3は、クローラ式走行体11上に旋回装置12を介して旋回体13を設置し、旋回体13に運転室14と主パワーユニット15とを搭載している。主パワーユニット15は、エンジンにより油圧ポンプおよび発電機を駆動し、発電機はバッテリーを充電するものである(いずれも図示せず)。16は伸縮ブームであり、図2は伸縮ブーム16を縮めかつ倒した状態で示す右側面図、図3はこの散水機3の左側面図、図4はこの散水機3を伸縮ブーム16を省略して示す正面図である。これらの図面に示すように、旋回体13に設けたブラケット17に伸縮ブーム16を油圧シリンダ18により起伏されるように取付けている。
本実施の形態の伸縮ブーム16は断面サイズが異なる5本の筒状分割ブーム16a〜16eを相互に伸縮可能に嵌合してなるもので、伸縮用の油圧シリンダを内蔵するとともに、連動して伸縮するためのワイヤロープを分割ブームの間で掛け回してなるものである。ワイヤロープを掛ける代わりに多段伸縮シリンダで伸縮させるものもある。
前記主パワーユニット15は、走行体11に設けられる左右の走行用モータと、旋回装置12に備える旋回モータと、伸縮ブーム16の起伏用油圧シリンダ18と、伸縮ブーム16の伸縮用油圧シリンダを作動させる油圧源として機能するとともに、バッテリーが各種機器の電源として機能する。
図2および図5(側面図)に伸縮ブーム16の頂部に取付けられる機器を示す。これらの図において、20は前記伸縮ブーム16の頂部に固定して設けたブラケット、21はこのブラケット上に取付けたボックスであり、このボックス21には後述の受信機22およびノズル制御装置23(図9参照)が収容される。
図5および図6(平面図)に示すように、前記ブラケット20には、破砕部78(図1参照)用散水用ノズル24と地上落下物79(図1参照)への散水用ノズル25とを取付けるための回動枠26が、左右のピン27を中心に回動可能に取付けられる。ブラケット20と回動枠26との間に回動枠26を回動させるための電動シリンダ29が両端をピン付けして取付けられる。なお、破砕部用散水用ノズル24と地上落下物用散水用ノズル25の口径は同じにしてもよいが、破砕部78における粉塵の発生量が破砕屑の地上への落下により生じる粉塵の発生量よりも多いことを考慮すると、破砕部用散水用ノズル24の口径を地上落下物用散水用ノズル25より大きくする(散水用ノズル25の噴出口の断面積を散水用ノズル24の5〜9割程度とする。)ことが好ましい。
図6および図7(側面図)に示すように、回動枠26の前部には回動軸30が、回動枠26の上部26aと下部26bにそれぞれ設けた軸受31、32により回動可能に支持されて取付けられる。図7および図8の平面図に示すように、前記回動軸30の下部にはブラケット34が固定して取付けられ、このブラケット33と回動枠26の下部26bに設けたブラケット33の間に回動軸30を回動させるための電動シリンダ35が両端をピン付けして取付けられる。
図6、図7に示すように、回動軸30には軸36が左右に突出して取付けられ、この軸36には前記散水用ノズル24、25を取付けたブラケット37、38が回動可能に取付けられる。39は前記回動軸30の下部に固定して取付けたブラケットであり、このブラケット39と前記ノズル取付け用のブラケット37、38との間にはノズルの上下の向きを変更するための電動シリンダ40、41が両端をピン付けして取付けられる。前記電動シリンダ29、35、40、41および後述の開閉弁72、73によりノズル駆動装置28が構成される。
次に前記散水用ノズル24、25への水の供給経路について説明する。図2〜図4に示すように、旋回体13はその右側の前端を左側の運転室14の搭載部の前端とほぼ同じ位置まで延出させ、その延出部13aに散水用パワーユニット42を搭載する。また、散水用パワーユニット42と運転室14との間に、水タンク49を搭載する。この水タンク49の容量は好ましくは50〜200リットルである。なおこの例と異なり、運転室14を旋回体13の右側に設置する場合には、延出部13aおよび散水用パワーユニット42は左側に設ける。
散水用パワーユニット42には、図9の系統図に示すように、エンジン43と、このエンジン43により駆動される水ポンプ44および発電機45と、発電機45により充電器46を介して充電されるバッテリー47とを備える。
図9に示すように、水タンク49にはフロート50が所定の高さに上がると水タンク49への水の導入を停止する開閉弁51を備える。また、水タンク49内の最低水位を検出する水位センサ52を設け、水タンク49内の水位が所定水位以下であることを水位センサ52が検出すると制御装置53によりエンジン53を停止して水ポンプ44を保護する。
図9に示すように、この実施の形態においては、給水手段として、据え付け式の大容量の水タンク54(好ましくは1000〜5000リットルの容量を持つ。)と、この水タンク54から前記旋回体13に搭載された水タンク49へ給水する水ポンプ55と、この水ポンプ55を駆動するエンジン56とからなる給水プラント57を備える。58は水タンク54内の最低水位を検出する水位センサであり、この水位センサが所定水位以下であることを検出すると制御装置59はエンジン56を停止して水ポンプ55を保護する。なお水ポンプ55の吐出管89にもリリーフ弁が設けられるが図示を省略している。この給水プラント57は散水機3とは別の車両に搭載する。
水ポンプ55の吐出管89を旋回体13上の水タンク49に接続するため、旋回体13には、図2に示すように、旋回体13には後方に突出する接続管60を設ける。この接続管60には、前記水タンク49の水導入ポートに一端が接続される水配管の他端が接続される。
なお、この水ポンプ55は低圧(1MPa未満)で大容量のものであり、前記水ポンプ44は高圧(1MPa気圧以上)で小容量である。この実施の形態においては水ポンプ44は吐出圧を3MPaとし、前記ノズル24、25からの散水の到達距離10〜15mに設定した。
水ポンプ44の吐出管61には、吐出圧が設定値以上になると吐出水を水タンク49に戻すリリーフ弁62と、水ポンプ44の始動時に水ポンプ44が定常の運転状態に至るまで水ポンプ44からの吐出水を水タンク49に戻す手動式のアンロード弁63を設けている。なおこのアンロード弁63は、タイマーや定常流動状態を検出するセンサの出力により、エンジン起動時のアンロード状態(弁開状態)からロード状態(弁閉状態)に自動的に移行させる自動開閉弁としてもよい。
図9において、水タンク49の満水状態から水位が下がり、フロート50が下がって開閉弁51が開くと、給水プラント57の水ポンプ55から水タンク49に自動的に給水され、水タンク49が空になることを防止する。
図2、図3、図9において、64は前記旋回体13上に設けたブラケット17に取付けたホースリールである。65は先端を伸縮ブーム16の頂部のブラケット20に固定し、伸縮ブーム16の下面に添わせて取付けた散水用水ホースである。この水ホース65は、伸縮ブーム16の下面に取付けることにより、破砕により落下する破砕屑が水ホース65に衝突して水ホース65が損傷することを防いでいる。
ホースリール64は散水用水ホース65に前記バッテリー47から電力の供給を受ける電動式定トルクモータを備え、その定トルクモータにより散水用水ホース65に一定の張力を加えておくものである。66はこの散水用水ホース65を支持するために伸縮ブーム16の下面に取付けた支持具である。この散水用水ホース65は、前記ホースリール64に巻き取り繰り出しされる。このホースリール64の回転ジョイント64aの水導入用ポートに、水ポンプ44の水吐出ポートに接続される配管86が接続される。
なおこの実施の形態においては、水ポンプ44の吐出管61に接続具88、87を介して配管86を接続し、この配管86を回転ジョイント64aに接続している。そして配管86の先端の接続具87は、水ポンプ44の吐出管61の接続具88に対する接続を可能とするのみでなく、給水プラント57の水ポンプ55の吐出管89の接続具90とも互換性を有して、もしくは接続具88に接続具87を接続したままで接続具90が接続具87に付加的に接続できるように構成し、これにより、水ポンプ44からの水を利用するのではなく、給水プラント57からも散水用ノズル24、25に直接給水できるように構成している。なお、給水プラント57から直接ノズル24、25に給水する場合は、供給ポンプ44の作動は停止させるため、エンジン43により回転される軸に対して水ポンプ44の軸は分離可能としている。
図5および図10(正面図)に示すように、伸縮ブーム16の下面に添わせる散水用水ホース65は、伸縮ブーム16の頂部のブラケット20において、分岐ジョイント69により2本の散水用水ホース70、71に分岐する。これらの散水用水ホース70、71はそれぞれ前記散水用ノズル24、25に水を導くものである。各散水用水ホース70、71にはそれぞれ電動式の開閉弁72、73を設ける。
各散水用水ホース70、71はそれぞれ前記回動枠26およびブラケット34に途中の部分が固定され、それぞれ散水用ノズル24、25に接続される。
次に前記受信機22やノズル制御装置23、ノズル駆動装置としての電動シリンダ29、35、40、41、並びに電動式の開閉弁72、73への電力の供給経路について説明する。図2に示すように、伸縮ブーム16の基端ブーム16aには、ケーブルリール74が取付けられる。このケーブルリール74の回転ジョイント74aには、図9に示すように、基端ブーム16aに添設するケーブル75を介してバッテリー47が接続される。76は一端を伸縮ブーム16の先端に固定し、伸縮ブーム16に添って取付けたケーブルである、このケーブル76は前記ケーブルリール74に巻き取り繰り出しされる。このケーブルリール74にもバッテリー47から電力が供給される電動式定トルクモータを備え、ケーブル76に一定の張力を与える。
ケーブル76は受信機22やノズル制御装置23に接続される。また、ノズル制御装置23と電動シリンダ29、35、40、41並びに開閉弁72、73間もケーブルにより接続される。ノズル制御装置23と電動シリンダ29、35、40、41との間には、これらの電動シリンダ29、35、40、41の過負荷を防止するため、過大な負荷電流を検出する過負荷検出器23aを設け、過負荷検出器23aの作動により該当する電動シリンダの伸縮動作を停止するように構成している。
図11は前記受信機22に無線により送信する携帯式送信機77を示す図であり、この送信機77は内蔵バッテリーを電源とする。この送信機77は、押しボタンスイッチとして、電源スイッチ77a、非常停止スイッチ77b、電動シリンダ29を収縮させる「チルト上」スイッチ77c、電動シリンダ29を伸長させる「チルト下」スイッチ77d、電動シリンダ35を収縮させて回動軸30を左回りさせる「旋回左」スイッチ77e、電動シリンダ35を伸長させて回動軸30を右回りさせる「旋回右」スイッチ77f、電動シリンダ40を収縮させて散水用ノズル25を上方向に向かせる「ガンA上」スイッチ77g、電動シリンダ40を伸長させて散水用ノズル25を下方向に向かせる「ガンA下」スイッチ77h、電動シリンダ41を収縮させて散水用ノズル26を上方向に向かせる「ガンB上」スイッチ77i、電動シリンダ41を伸長させて散水用ノズル26を下方向に向かせる「ガンB下」スイッチ77j、開閉弁72を開にして散水用ノズル24からの放水を行なう「放水A出」スイッチ77k、開閉弁72を閉にして散水用ノズル24からの放水を停止させる「放水A止」スイッチ77m、開閉弁73を開にして散水用ノズル25からの放水を行なう「放水B出」スイッチ77n、開閉弁73を閉にして散水用ノズル25からの放水を停止させる「放水B止」スイッチ77pおよび予備スイッチ77qを備える。
次にこの散水機3の操作、動作について説明する。解体現場において、図1に示すように、解体機2に隣接して散水機3を位置させる。この散水機3の位置決めは、走行体11の走行により行なう。また、散水用ノズル24、25の位置決めは、前記旋回体13の旋回、伸縮ブーム16の起伏と伸縮量の調整により行ない、散水用ノズル24、25からの散水が、解体機2の運転室7にいるオペレータからの破砕具10による破砕部78に対する視界の妨げになりにくい距離、位置に散水用ノズル24、25を位置決めする。
次に給水プラント57とエンジン散水用パワーユニット42を始動させ、送信機77を解体機2のオペレータが持ち、破砕具10による建造物1の解体作業とともに、散水用ノズル24、25の向きを調整しながら散水を行なう。このとき、散水機3の主パワーユニット15は停止させ、散水用パワーユニット42のみを作動させ、解体機2のオペレータが運転室7内で散水用ノズル24、25を遠隔操作して散水とその停止、方向制御を行なうことにより、散水機3は無人の状態で破砕と散水を行なうことができる。
このように、本実施の形態においては、散水機3が解体機2と別に設けられる上、走行体11の走行、旋回体13の旋回、伸縮ブーム16の起伏、伸縮ブーム16の伸縮により伸縮ブーム16の頂部の散水用ノズル24、25の位置を任意に調整可能であるから、解体機2による破砕を行なう破砕部78に対して、散水用ノズル24の位置を好適な位置に容易に設定できる。このため、破砕部78に対してまんべんなく、しかも解体機2のオペレータの視野の邪魔になることなく、散水を行なうことが可能となる。
また、建造物1の破砕作業は、ある場所ごとに集中して行なわれることから、散水用ノズル24、25の位置を設定した後はそのノズル24、25の向きを調整するだけでよく、ある範囲の破砕場所の破砕作業が終わるまで伸縮ブーム16の起伏や伸縮は不要であるから、散水機2の主パワーユニット15は停止させておき、散水用パワーユニット42のみを作動させて散水することにより省エネルギー化が可能となる。
また、伸縮ブーム16の頂部に散水用ノズル24、25を設け、この伸縮ブーム16の頂部に設けた散水用ノズル24、25による散水と、散水方向の調整のためのノズル駆動装置の無線による操作を可能にするため、送信機77と受信機22等からなる無線式送受信システム、電力供給のためのケーブル76およびケーブルリール74の設置、散水用水ホース65とそのホースリール64の設置を行なったので、伸縮ブーム16の伸長により散水用ノズル24、25を高い位置に設定し、ノズル24、25の方向調整を行なうことが可能となり、高層建造物1への適用が可能となる。
また、散水機3に主パワーユニット15以外に散水用パワーユニット42を搭載し、安全性の観点から主パワーユニット15を停止して散水機3の走行等が行なえない状態とし、散水用パワーユニット42のみを作動させて解体、散水作業が行なうことができるようにしたので、散水機3に専用のオペレータが付く必要はなく、解体機2のオペレータが解体のための操作と無線送信による散水の操作を行なうことができ、省力化が達成できる。
また、本実施の形態においては、散水用水ポンプ44は旋回体13に搭載されて散水用パワーユニット42のエンジン43により駆動される構成を有すると共に、旋回体13上に散水用水ポンプ44に水を供給する水タンク49を搭載したので、散水用水ポンプ44として一般的に使用される低圧大容量の水ポンプに比較して高圧、少容量のポンプを用いることにより、散水の飛距離を得ることができ、少ない水量で粉塵の除去を行なうことができ、散水による環境への悪影響を最小限にとどめることができる。
また、本実施の形態においては、伸縮ブーム16の頂部に設ける散水用ノズル24、25の駆動装置を電動シリンダ29、35、40、41からなる電動式としたので、受信機22とノズル制御装置23の電源としてケーブル76を通して供給される電力をノズル駆動装置に兼用できるため、ノズル駆動装置に油圧アクチュエータを用いる場合に比較して小規模の機器で軽量に構成できる。
また、本実施の形態においては、散水用ノズルとして、破砕部78への散水用ノズル24と地上落下物79への散水用ノズル25とを備えたので、落下する破砕屑が地上に落下する際等に生じる粉塵も有効に消塵することができる。
図12は送信機77Aの他の実施の形態であり、この送信機77Aはオペレータ95の音声を認識して符号化する音声認識器96を内蔵したもので、変換した符号を送信するようにしたもので、このような送信機77Aを用いれば、解体機2のオペレータ95は送信機を操作する必要がないので、解体作業に集中することができ、能率向上、安全性向上に寄与する。
図13は本発明の他の実施の形態を示す系統図であり、旋回体13上に搭載する散水用パワーユニット42Aはエンジン43により発電機45を駆動するのみであり、水ポンプ44や水タンク49を無くし、散水用ノズル24、25への給水は給水プラント57から行なうように、水ポンプ55の吐出管89をホースリール64の回転ジョイント64aに接続具87、90および配管86を介して接続したものである。他の構成は図1〜図11に示した実施の形態と同様である。
この実施の形態においても、散水時には、散水機3の主パワーユニット15は停止させておくことができるため、省エネルギー化が達成できる。また、前記実施の形態による前述した他の効果もあげることができる。
図14は本発明の他の実施の形態を示す系統図であり、この実施の形態においては、ノズル駆動装置28Aを油圧駆動式とし、前記電動シリンダ29、35、40、41の代わりに油圧シリンダ29A、35A、40A、41Aをそれぞれ設け、また電動式開閉弁72、73の代わりに油圧式開閉弁72A、73Aを設け、これらの制御のため、電磁操作式の油圧切換弁でなるコントロール弁80a〜80fを設け、ノズル制御装置23は受信機22からの操作信号によってこれらのコントロール弁80a〜80fを制御し、散水用ノズル24、25の向きの制御と散水開始、停止を制御するようにしたものである。
また、この実施の形態においては、前記バッテリー47からケーブルリール74、ケーブル76を介して受信機22やノズル制御装置23に電力を供給するのみならず、電動モータ81にも電力を供給し、この電動モータ81で油圧ポンプ82を駆動して前記油圧シリンダ29A、35A、40A、41Aの油圧源としている。83は油圧ポンプ82の最高圧を設定するリリーフ弁、84は油タンクであり、これらも伸縮ブーム16の頂部に搭載される。
この実施の形態においても図1〜図11で示した実施の形態による効果のうち、ノズル駆動装置28Aを油圧駆動式とした以外の前述の効果をあげることができる。
図15は本発明の他の実施の形態を示す系統図であり、図14と同じ符号は同じ構成機器を示す。この実施の形態は、油圧式駆動装置である油圧シリンダ29A、35A、40A、41Aおよび開閉弁72A、73Aの油圧源確保のため、伸縮ブーム16の頂部に電動モータ81、油圧ポンプ82、リリーフ弁83および油タンク84を搭載するのではなく、散水用パワーユニット42Bのエンジン43で油圧ポンプ84を駆動し、リリーフ弁83や油タンク84も散水用パワーユニット42B内に設けたものである。
この実施の形態においては、油圧ポンプ82からの作動油は前記伸縮ブーム16に添設する油圧ホース93を介して伸縮ブーム16の頂部の油圧式駆動装置に供給する。そして伸縮ブーム16の伸縮に伴う油圧ホース93の伸縮を行なわせるため、定トルクモータ付きのホースリール94を伸縮ブーム16または旋回体13上に設置する。
この実施の形態によれば、伸縮ブーム16上に搭載される油圧源が旋回体13上に設置されるため、図14の実施の形態に比較して、伸縮ブーム16上に搭載する油圧機器の規模、重量が軽減されるという利点がある。
上記各実施の形態において、散水用パワーユニット42、42A、42Bにより散水用ノズル24、25に給水する場合、水ポンプ44はバッテリーを電源として作動する電動式水ポンプを用いてもよい。
本発明による散水機の一実施の形態を作業状態で示す右側面図である。 本実施の形態の散水機を伸縮ブームの収縮、倒伏状態で示す右側面図である。 本実施の形態の散水機を伸縮ブームを示す左側面図である。 本実施の形態の散水機を伸縮ブームの図示を省略して示す正面図である。 本実施の形態における伸縮ブームの頂部の機器構成の一例を示す側面図である。 本実施の形態の伸縮ブームの頂部の機器構成の一例を示す平面図である。 本実施の形態のノズル駆動装置の構成の一例を示す側面図である。 本実施の形態のノズル駆動装置の回動軸の回動装置の一例を示す平面図である。 本実施の形態の散水機の全体構成の一例を示す系統図である。 本実施の形態の水ホースの分岐構造の一例を示す正面図である。 本実施の形態の送信機のスイッチ配置の一例を示す図である。 本実施の形態における送信機の他の例を示す図である。 本発明の散水機の全体構成の他の実施の形態を示す系統図である。 本発明の散水機の全体構成の他の実施の形態を示す系統図である。 本発明の散水機の全体構成の他の実施の形態を示す系統図である。
1:建造物、2:解体機、3:散水機、4:クローラ式走行体、5:旋回装置、6:旋回体、7:運転室、8:油圧パワーユニット、9:作業用アーム、10:破砕具、11:クローラ式走行体、12:旋回装置、13:旋回体、14:運転室、15:主パワーユニット、16:伸縮ブーム、17:ブラケット、18:油圧シリンダ、20:ブラケット、21:ボックス、22:受信機、23:ノズル制御装置、24、25:散水用ノズル、26:回動枠、27:ピン、29、35、40、41:電動シリンダ、29A、35A、40A、41A:油圧シリンダ、30:回動軸、31、32:軸受、33、34:ブラケット、36:軸、37、38、39:ブラケット、42、42A、42B:散水用パワーユニット、43:エンジン、44:水ポンプ、45:発電機、46:充電器、47:バッテリー、49:水タンク、50:フロート、51:開閉弁、52:水位センサ、53:制御装置、54:水タンク、55:水ポンプ、56:エンジン、57:給水プラント、58:水位センサ、59:制御装置、60:接続管、61:吐出管、62:リリーフ弁、63:アンロード弁、64:ホースリール、64a:回転ジョイント、65:散水用水ホース、66:支持具、69:分岐ジョイント、70、71:散水用水ホース、72、73:電動式開閉弁、72A、73A:油圧式開閉弁、74:ケーブルリール、74a:回転ジョイント、75、76:ケーブル、77、77A:送信機、78:破砕部、79:地上落下物、80a〜80f:コントロール弁、81:電動モータ、82:油圧ポンプ、83:リリーフ弁、84:油タンク、86:配管、87、88:接続具、89:吐出管、90:接続具、93:油圧ホース、94:ホースリール、95:オペレータ、96:音声認識器

Claims (3)

  1. 解体機の解体作業により生じる粉塵に散水して消塵する散水機において、
    クローラ式の走行体上に旋回装置を介して旋回体を設置し、前記旋回体前方の左右いずれか一方に運転室を搭載するとともに、主パワーユニットを搭載した自走式車両と、
    前記旋回体を起伏可能に取付けた伸縮ブームと、
    前記旋回体前方の前記運転室の反対側であって前方へ延出させて形成した延出部上に搭載され、少なくともエンジンとこのエンジンにより駆動される発電機とこの発電機により充電されるバッテリーとを含む散水用パワーユニットと、
    前記伸縮ブームの頂部に搭載された受信機、散水用ノズル、この散水用ノズルの方向を変更するノズル駆動装置、並びに前記受信機の受信信号により前記ノズル駆動装置を制御するノズル制御装置と、
    前記解体機のオペレータから前記ノズルの操作信号を前記受信機に無線送信可能な送信機と、
    散水用水ポンプと、
    前記散水用水ポンプからの水を前記散水用ノズルに供給するために前記伸縮ブームに添設した散水用水ホースと、
    前記散水用水ホースを前記伸縮ブームの伸縮に伴って巻き取り繰り出しするホースリールと、
    前記伸縮ブームの頂部の電力を要する機器に前記バッテリーより電力を送るために前記伸縮ブームに添設したケーブルと、
    前記ケーブルを前記伸縮ブームの伸縮に伴って巻き取り繰り出しするケーブルリールとを備え
    前記主パワーユニットは、前記走行体、前記旋回体、および前記伸縮ブームを作動させる動力源となり、
    前記散水用パワーユニットは、少なくとも前記散水用水ポンプ、前記ノズル駆動装置、および前記ノズル制御装置を作動させる動力源となることを特徴とする散水機。
  2. 請求項1に記載の散水機において、
    前記散水用ノズルとして、破砕部への散水用ノズルと地上落下物への散水用ノズルとを備え、前記破砕部への散水用ノズルの口径は、前記地上落下物への散水用ノズルの口径より大きいことを特徴とする散水機。
  3. 請求項に記載の散水機において、
    前記地上落下物への散水用ノズルの口径は、前記破砕部への散水用ノズルの口径の5〜9割程度であることを特徴とする散水機。
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