JP6320705B2 - 初期位相可変リング発振器 - Google Patents

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Description

本発明は、概して言えば、オシロスコープと共に用いるリング発振器に関し、特に、小さな時間分解能や高速なリセット・インターバルでプログラムできるリング発振器に関する。
本願は、2012年8月20日に出願された米国仮出願番号第61/691,116号に基づく優先権を主張する。
既知のタイマ回路は、それらを用いるアプリーケーションの範囲の全てを完全に満足させるものではない。例えば、既存のタイマ回路は、極わずかな遅延時間をプログラムできない。加えて、従来のタイマ回路は、通常、リセット・インターバルが長い。
今日、オシロスコープで最も使用頻度が高く、進んだトリガ・モードは、グリッチ・トリガ・モード又はパルス幅トリガ・モードと呼ばれるモードであり、この場合、入力パルスは、1つ以上の基準タイマと比較されるパルス幅に基づいて、トリガ・イベントとしての条件を満たすか判断される。基準タイマを用いるこうしたトリガ・モードに関する性能の重要な指標としては、最小タイマ設定及び最小タイマ・リセット・インターバルがある。より高いビット・レートへの要求が高まるにつれ、現在の設計に基づくタイマよりも、数十倍のオーダーで高速な次世代のタイマ回路へのニーズが高まっている。
米国特許第6515550号明細書 米国特許第5355097号明細書 米国特許公開第2008/0001677号明細書 米国特許公開第2006/0232346号明細書
上述の課題に取り組む関連する参考文献の例としては、例えば、上述の特許文献1〜4として示すようなものがある。しかし、これら特許文献1〜4に開示された技術には、回路リセット時間が低速であったり、細かい遅延時間を回路にプログラムできない、といった課題がある。
このように、タイマ回路には、既存のタイマ回路の設計を改善し、進歩させるべきニーズがある。そこで、本願は、オシロスコープなどの電気測定分野において存在するニーズに適した新しく有益なタイマ回路の例に言及する。
本発明による実施形態には、概して言えば、改良リング発振器型タイマ回路に関するシステムと装置が含まれる。実施形態は、複数のマルチプレクサであるNAND(否定論理積)ゲート又はNOR(否定論理和)ゲートが含まれ、これらは、遅延段の縦続接続組み合わせ回路として構成され、閉ループ・チェーンで接続される。ある実施形態では、比較的長い遅延時間に関して使用されるカウンタと、複数の微細マルチプレクサを含んでいても良く、これらによって、1つのクロック・サイクルよりも小さい微細期間をタイマ回路に設定可能になる。
本発明の概念1は、出力端子に発振信号を生成する初期位相可変(phase-startable)リング発振器であって、
静止状態からの発振開始を制御する起動制御信号を受ける第1入力端子と、
上記静止状態中に上記出力端子に生成する所定信号レベルを制御すると共に、予め定めた複数の初期ゲート遅延時間の選択肢のグループから、上記発振信号の初期ゲート遅延時間を選択するための制御データを受ける第2入力端子と
を具え、
上記起動制御信号に応答して、選択された上記ゲート遅延時間だけ上記所定信号レベルを上記出力端子に生成し続けた後、発振を開始することを特徴とする初期位相可変リング発振器。
本発明の概念2は、上記概念1の初期位相可変リング発振器であって、少なくとも1つの反転段を更に具えている。
本発明の概念3は、上記概念2の初期位相可変リング発振器であって、奇数個の反転段を更に具えている。
本発明の概念4は、上記概念1の初期位相可変リング発振器であって、複数のNANDゲートを更に具えている。
本発明の概念5は、上記概念1の初期位相可変リング発振器であって、複数のNORゲートを更に具えている。
本発明の概念6は、上記概念1の初期位相可変リング発振器であって、第1の複数のマルチプレクサを更に具えている。
本発明の概念7は、上記概念6の初期位相可変リング発振器であって、上記第1の複数のマルチプレクサに結合された第2の複数のマルチプレクサを更に具えている。
本発明の概念8は、上記概念7の初期位相可変リング発振器であって、上記第2の複数のマルチプレクサは、微細マルチプレクサであって、上記ゲート遅延時間が、1ゲート遅延時間より短い微細遅延時間を含むことを特徴としている。
本発明の概念9は、上記概念8の初期位相可変リング発振器であって、上記微細マルチプレクサは、デジタル・アナログ・コンバータ(DAC)の出力信号を受けるよう構成されていることを特徴としている。
本発明の概念10は、上記概念8の初期位相可変リング発振器であって、上記微細マルチプレクサは、メモリから情報を受けるよう構成されることを特徴としている。
本発明の概念11は、上記概念6の初期位相可変リング発振器であって、上記第1の複数のマルチプレクサに結合される複数のデジタル・アナログ・コンバータ(DAC)を更に具え、このとき、上記ゲート遅延時間が、1ゲート遅延時間より短い微細遅延時間を含むことを特徴としている。
本発明の概念12は、上記概念1の初期位相可変リング発振器であって、上記発振信号を受けるカウンタを更に具えている。
本発明の概念13は、上記概念12の初期位相可変リング発振器であって、上記制御データが、更に、発振を開始する前の上記静止状態中の上記カウンタの状態を定めることを特徴としている。
本発明の概念14は、上記概念1の初期位相可変リング発振器であって、注入クロック信号を受ける第3入力端子を更に具えている。
本発明の概念15は、上記概念14の初期位相可変リング発振器であって、上記初期位相可変リング発振器に注入された上記注入クロック信号の振幅を制御する第4入力端子を更に具えている。
本発明の目的、効果及び他の新規な点は、以下の詳細な説明を添付の特許請求の範囲及び図面とともに読むことによって明らかとなろう。
図1Aは、本発明の実施形態によるリング発振器型タイマ回路の第1実施形態のブロック図である。 図1Bは、図1Aに示すリング発振器型タイマ回路のタイミング・チャートである。 図2は、本発明の実施形態によるカウンタを含むリング発振器型タイマ回路の第2実施形態のブロック図である。 図3は、本発明の実施形態の例による複数の微細マルチプレクサを含むリング発振器型タイマ回路の第3実施形態のブロック図である。 図4は、本発明の実施形態の例によるリング発振器型タイマ回路の第4実施形態のブロック図である。 図5は、本発明の実施形態の例によるリング発振器型タイマ回路の第5実施形態のブロック図である。
本発明によるタイマ回路は、以下の詳細な説明を図と共に参照することで、よりよく理解できるであろう。詳細な説明及び図面は、単に本願発明の種々の例を提供するに過ぎない。当業者であれば、本発明の範囲から離れることなく、開示例を変更、修正、改良することが可能であろう。異なるアプリケーションや設計事項に合わせて、多くの変形が考えられるであろう。以下の詳細な説明を通して、種々のタイマ回路の例が提供される。これら例における関連する特徴は、異なる例において、同一、類似又は非類似となることがある。
本発明の実施形態は、概して言えば、初期位相可変リング発振器を含み、その出力端子から発振信号を出力する。典型的には、リング発振器は、例えば、マルチプレクサや論理ゲートといった一連の電気コンポーネント含み、これらは、全体として閉ループを構成する形態で電気的に結合される。
本発明の実施形態では、リング発振器は、概して言えば、第1及び第2入力端子を有する。第1入力端子は、静止状態からの発振開始を制御する起動制御信号を受ける。第2入力端子は制御データを受けるが、この制御データは、静止状態中の出力端子における所定信号レベルの生成を制御すると共に、予め定めた複数の初期ゲート遅延時間の選択肢の中から、発振信号の初期ゲート遅延時間を選択する。起動制御信号に応じて、発振器は、選択されたゲート遅延時間の間、その出力端子に引き続き上記所定信号レベルを生成し続け、その後、発振を開始する。
後述のように、リング発振器は、NANDゲート、NORゲート、マルチプレクサ又はこれらの適切な組み合わせといった種々の形式の論理構成要素又はその他の電気コンポーネントを含んでいても良い。また、リング発振器は、少なくとも1つの反転段を含んでいても良い。複数の反転段を含む実施形態では、一般的には、奇数個の反転段を設けることになる。
図1Aを参照して、タイマ回路10の第1例を説明する。タイマ回路10は、第1マルチプレクサ16(MUX F)、第2マルチプレクサ24(MUX E)、第3マルチプレクサ32(MUX D)、第4マルチプレクサ40(MUX C)、第5マルチプレクサ48(MUX B)及び第6マルチプレクサ56(MUX A)を含み、これらは遅延段の縦続接続組み合わせ回路を構成する共に、閉ループ・チェーン66で接続されており、第1〜第5マルチプレクサを含めた閉ループ・チェーンによる構成は、別名で、リング発振器構成とも呼ばれる。タイマ回路10は、オシロスコープの種々のトリガ・モートでの使用に適したプログラマブル・タイマとしての機能を提供する。
引き続き図1Aを参照すると、第1MUX F16は、反転入力端子18と、第1論理レベル入力信号を受けるよう構成された第2入力端子20(F)と、共通起動入力端子64と、出力端子22とを更に含んでいる。第2MUX E24は、MUX F16の出力端子22に電気的に結合された第1入力端子26と、第2論理レベル入力信号を受けるよう構成された第2入力端子28(E)と、共通起動入力端子64と、出力端子30とを更に含んでいる。第3MUX D32は、MUX E24の出力端子30に電気的に結合された第1入力端子34と、第3論理レベル入力信号を受けるように構成された第2入力端子36(D)と、共通起動入力端子64と、出力端子38とを更に含んでいる。第4MUX C40は、MUX D32の出力端子38に電気的に結合された第1入力端子42と、第4論理レベル入力信号を受けるよう構成された第2入力端子44(C)と、共通起動入力端子64と、出力端子46とを更に含んでいる。第5MUX B48は、MUX C40の出力端子46に電気的に結合された第1入力端子50と、第5論理レベル入力信号を受けるよう構成された第2入力端子52(B)と、共通起動入力端子64と、出力端子54とを更に含んでいる。第6MUX A56は、MUX B48の出力端子54に電気的に結合された第1入力端子58と、第6論理レベル入力信号を受けるよう構成された第2入力端子60(A)と、共通起動入力端子64と、出力端子62とを更に含んでいる。MUX B48の出力端子54は、閉ループ・チェーン66を介して、MUX F16の反転入力端子18に電気的に結合される。加えて、MUX A56の出力端子62は、発振器出力信号68を供給し、これは、デジタル・オシロスコープで別途使用するために送られる。
これに代えて、図1Aで縦続接続されている5個のマルチプレクサよりも多数のマルチプレクサを用いて、タイマ回路を構成しても良い。更に、図1Aで縦続接続されている5個のマルチプレクサよりも少数のマルチプレクサを用いて、タイマ回路を構成しても良い。
図1Bは、タイマ回路10の動作を示している。MUX A56からMUX F16までの夫々の共通起動入力端子64は、単一の制御信号(RUN:実行)65に電気的に結合されており、RUN信号65はタイマ回路10を起動、停止及びリセットするのに利用される。各マルチプレクサは、RUN信号65が論理レベルの高(=1)のときは、第1入力端子の入力信号を選択して出力端子に供給し、低(ロー=0)のときは、第2入力端子の入力信号を選択して出力端子に供給する。RUN信号65が論理レベルの高(ハイ)のときは、タイマ回路10が発振するが、これは、MUX E24からMUX B48の夫々の第1入力端子(26、34、42、50)が、MUX F16からMUX C40の夫々の出力端子(22、30、38、46)に電気的に夫々結合されているからである。更に、MUX B48の出力端子54が、リング構成を満たすように、MUX F16の反転入力端子18に電気的に結合されているからでもある。
次に、RUN信号65が論理レベルの低(ロー)のときは、タイマ回路10が所定状態にリセットされるが、これは、MUX F16からMUX A56の夫々が、このときは、第2入力端子(20、28、36、44、52、60)をモニターしているからである。更に、MUX F16からMUX A56の夫々が、独立にプログラムされる論理レベルの入力信号を第2入力端子(20、28、36、44、52、60)の夫々で受けることが可能だからでもある。
次に、RUN信号65が論理レベルの高(ハイ)の場合において、タイマ回路10の発振器出力信号68に現れる最初の立ち上がりエッジの遅延時間は、タイマ回路10のプリセット状態によって決まる。リング構成にあるMUX B48からMUX F16(つまり、48、40、32、24、16)の5個の第2入力端子(52、44、36、28、20)の全ての夫々が論理レベルの高(ハイ=1)にプログラム(プリセット)され、MUX A56の第2入力端子60が低(ロー=0)にプログラム(プリセット)されていると、発振器出力信号68は、RUN信号65が論理レベルの高になった後、1ゲートの遅延があって、論理レベルの高になる(図1Bの一番上の波形を参照)。
しかし、例えば、MUX A56及びMUX B48の第2入力端子(60、52)の夫々が、もし論理レベルの低にプログラムされ、MUX C40からMUX F16の第2入力端子(44、36、28、20)の夫々が論理レベルの高にプログラムされると、発振器出力信号68は、RUN信号65が論理レベルの高になった後、2ゲートの遅延があって、論理レベルの高になる(図1Bの上から2番目の波形を参照)。図1Bに示すように、このタイミング・パターンは、タイマ回路10の出力信号として所望する各遅延時間を追加する毎に繰り越される。更に、もし各ゲート遅延時間が約10ピコ秒の持続時間で、この実施形態における5個のマルチプレクサ(遅延段)であるなら、タイマ回路10は、100ピコ秒の範囲を約10ピコ秒のタイマ分解能でカバーし、また、1周期が約100ピコ秒で動作するということになる。また、図1Bが示すように、RUN信号65が論理レベルの低(ロー)のときの第1〜第6マルチプレクサの第2入力端子の論理レベルの組み合わせ(プリセット)に応じて、タイマ回路の起動(発振開始)時の出力波形の位相が異なる(初期位相が変化する)と考えることもできる。更に、初期位相を調整することで、出力信号波形の最初のエッジ位置の遅延時間を制御し、これによって、タイミングを所望分解能で得ることができる。
次に図2を参照して、第2実施形態例であるタイマ回路110を説明する。タイマ回路110は、タイマ回路10と類似又は同一の機能を多数含んでいる。タイマ回路110は、第1マルチプレクサ116(MUX F)、第2マルチプレクサ124(MUX E)、第3マルチプレクサ132(MUX D)、第4マルチプレクサ140(MUX C)、第5マルチプレクサ148(MUX B)及び第6マルチプレクサ156(MUX A)を含み、これらは複数遅延段の縦続接続組み合わせ回路を構成すると共に、閉ループ・チェーン166で接続され、この閉ループ・チェーンによる構成は、別名でリング発振器構成とも呼ばれる。
タイマ回路110は、更にカウンタ170を含む。カウンタ170は、MUX A156の出力端子162に電気的に結合される。RUN信号165も、カウンタ170への入力信号として、そして、負論理(active-low)リセット信号として供給され、カウンタを(そして、リング発振器も)既知の初期状態に設定する。カウンタ170への制御入力信号171は、この初期状態を制御するのに利用される。
上述のように、タイマ回路110も、5個のマルチプレクサ(遅延段)を持っているので、10ピコ秒の分解能を持つことになる。しかし、この例では、カウンタ170が出力端子162に電気的に結合されているので、カウンタ170を使うことで、分解能は同じ10ピコ秒のままで、更に長い任意のタイマ値を提供できる。
続いて図3を参照し、第3の実施形態例であるタイマ回路210を説明する。タイマ回路210は、第1マルチプレクサ216(MUX F)、第2マルチプレクサ224(MUX E)、第4マルチプレクサ240(MUX C)、第5マルチプレクサ248(MUX B)及び第6マルチプレクサ256(MUX A)を含み、これらは複数遅延段の縦続接続組み合わせ回路を構成すると共に、閉ループ・チェーン266で接続され、閉ループ・チェーンによる構成は、別名でリング発振器構成とも呼ばれる。タイマ回路210は、更に、微細マルチプレクサ(274、282、290、298、306)、注入マルチプレクサ231、試験マルチプレクサ314、注入デジタル・アナログ・コンバータ(DAC)233、精密電圧DAC322を含んでいる。
複数の微細マルチプレクサ(274、282、290、298、306)は、上述した1ゲート遅延時間の10ピコ秒の最小分解能時間を、これよりも短い遅延時間に改善するために利用される。注入マルチプレクサ231は、機能的にMUX F216からMUX B248と同じ動作をするが、1つだけ追加の機能がある。それは、信号注入機能である。注入マルチプレクサ231には、第1入力端子234、注入入力端子272、第3入力端子236、第4入力端子235及び出力端子238がある。タイマ回路210の他のコンポーネントと比較して、注入マルチプレクサ231に追加されている入力端子については、詳しくは後述する。
MUX274には、第1入力端子276(F)、共通第2入力端子326、制御ビット入力端子278、そして、MUX F216の第2入力端子220に電気的に結合される出力端子280がある。MUX282には、第1入力端子284(E)、共通第2入力端子326、制御ビット入力端子286、そして、MUX E224の第2入力端子229に電気的に結合される出力端子288がある。MUX290には、第1入力端子292(D)、共通第2入力端子326、制御ビット入力端子294、そして、信号注入マルチプレクサ231の第3入力端子236に電気的に結合される出力端子296がある。MUX298には、第1入力端子300(C)、共通第2入力端子326、制御ビット入力端子302、そして、MUX C240の第2入力端子244に電気的に結合される出力端子304がある。MUX306には、第1入力端子308(B)、共通第2入力端子326、制御ビット入力端子310、そして、MUX B248の第2入力端子252に電気的に結合される出力端子312がある。
試験マルチプレクサ314には、第1入力端子316(A)、試験クロック入力端子318、選択入力端子319、そして、MUX A256の第2入力端子259及び第3入力端子261に電気的に結合される出力端子320がある。試験マルチプレクサ314が、選択入力端子319でプログラム論理レベル低(ロー)を受けると共に、試験クロック入力端子318で試験クロックを受けると、試験クロックは、図2のカウンタ170のような、後続回路の機能を試験するように、発振器出力信号228へと通過できる。
引き続き図3を参照すると、10ピコ秒の最小分解能時間を、単一のゲート遅延時間を下回る微細時間値まで小さくできる。例えば、微細マルチプレクサ(274、282、290、298、306)の共通第2入力端子326の夫々に印加されるリセット値は、精密電圧DAC322によって、「微細」論理値に設定できる。複数の微細マルチプレクサの夫々の対応する出力端子(280、288、296、304、312)の1つを選択して、この「微細」論理値を、MUX F216からMUX B248までの夫々の第2入力端子(220、229、236、244、252)の対応する1つへと通過させても良く、これによって、タイマ回路210の発振の開始時に、そのMUXについて「微細(fractional=1より小さい値の)」ゲート遅延時間を生じさせる。
1つの例としては、MUX A256の入力端子261が論理レベルのゼロに設定され、精密電圧DAC322からのプログラム微細論理レベル0.7が微細マルチプレクサ306を通過してMUX B248の入力端子252へと送られ、微細マルチプレクサ274、282、290及び298が高(ハイ)論理レベルを選択している例があり、この場合では、RUN信号264が高論理レベルになった後、タイマ回路210が高出力信号を1.3ゲート遅延時間で生成する(MUX Bに関しては、0.7から1まで上昇するので0.3ゲート遅延時間であり、そして、MUX Aに関しては、0から1まで上昇するので1ゲート遅延時間である)。一般化して言えば、微細マルチプレクサ(274、282、290、298、306)の任意の1つが、精密電圧DAC322から微細論理レベルを、対応するリング・マルチプレクサに関する初期状態レベルとして選択する一方、残りの微細マルチプレクサは、夫々の第1入力端子への入力信号を選択して出力する。
本願でいう「微細論理レベル」とは、論理0と論理1の中間に位置する線形な電圧という観点から定義されるものでなく、その開始電圧に基づいて選択されたマルチプレクサを用いて実現される実際の遅延時間が線形に位置づけされるという観点から定義されている。例えば、微細論理レベルの0.7とは、その電圧レベルが、論理レベル1の電圧と比較して電圧比で0.7ということでなく、実現される遅延時間が、1ゲート遅延時間(この例では10ピコ秒)と比較して比率にして0.7に相当する遅延時間(この例で言えば7ピコ秒)となるような電圧レベルということである。これは、十分なビット数(従って高分解能)のDACを用いると共に、微細論理レベルの電圧と、実現される遅延時間との関係を予め求めておくことで実現しても良い。これに加えて、又は、これに代えて、この機能を実現するのに、1つの精密電圧DACだけとする代わりに、複数のリング・マルチプレクサ(216、224、231、240、248)夫々の第2入力端子に、別々の微細論理レベルを供給する別々の精密電圧DACをタイマ回路に設けても良い。このように、複数のリング・マルチプレクサの初期状態を、論理0と論理1でプログラム(設定)しつつ、オプションで1つの微細論理レベルをリング・マルチプレクサの端部のマルチプレクサにプログラムしても良い。ある実施形態では、例えば、5個のDACがリング・マルチプレクサに直接供給することで、これを実現しても良い。または、1個のDACと複数の微細マルチプレクサを用いて、リング・マルチプレクサ中の選択された1つのマルチプレクサがDACの出力信号を受けることで、これを実現しても良い。
図3に示すように、タイマ回路210が長い期間であっても確実に正確であるようにすため、信号注入マルチプレクサ231を用いても良い。例えば、RUN信号264を水晶制御発振回路(図示せず)に同期させるのではなく、水晶制御発振信号を注入クロック信号270として、信号注入マルチプレクサ231の注入入力端子272に直接注入できる。注入DAC233は、マルチプレクサ231の第4入力端子235に電流を供給する。この可変電流は、マルチプレクサ231に供給が許される注入クロック信号270の量を制御するのに利用しても良く、最終的には、タイマ回路210に対する注入ロック効果(injection-locking effect)の頑強さを決定する。実際、タイマ回路210は、RUN信号264の立ち上がりエッジでプログラムされた位相から動作を開始するが、注入ロック効果のために、その位相及び周波数がゆっくりと時間をかけてシフトし、注入される水晶制御クロックと位相及び周波数が揃う。注入DAC233からの電流が増加すると、注入ロック効果は、この増加した電流に比例するので、タイマ回路210は更に長い期間に渡り安定する。
注入クロック270は、タイマ回路210の時間設定が短めの場合にはスイッチ・オフとするようにし(これは、注入ロック効果による位相シフトからジッタが生じるのを避けるため)、時間設定が長めの場合にはスイッチ・オンとするようにしても良い。これに代えて、注入電流の振幅をプログラムして可変可能なDACを用いても良い。これによれば、ソフトウェアによって、注入ロック効果で誘発されるジッタを最小にする注入レベルを求めることを可能にしながら、望ましい周波数にロックするための十分な注入量を確保できる。更に、ソフトウェアであれば、時間に応じて注入電流振幅が徐々に大きくなるようにプログラムでき、これによって、短期間のロック無しモードと、長期間の注入ロック・モードとの間で、動作の振る舞いに「大きな落差」が生じるのを避けることができる。
図4を参照して、タイマ回路の第4の実施形態の例300を説明する。タイマ回路300には、第1電気コンポーネント304と第2電気コンポーネント312がある。第1電気コンポーネント304には、第1入力端子306、第2入力端子308及び反転出力端子310がある。第2電気コンポーネント312には、第1入力端子314、第2入力端子316及び反転出力端子318がある。タイマ回路300には、最後の電気コンポーネント320があり、これには、第1入力端子322、第2入力端子324及び反転出力端子326がある。上述した実施形態のように、タイマ回路300のリング発振器構成は、最後の電気コンポーネント320の反転出力端子326を、第1電気コンポーネント304の第1入力端子306と電気的に結合する閉ループ・チェーン302で実現される。タイマ回路300のタイミング関係は、上述した本願発明の実施形態と同様である。加えて、タイマ回路300は、複数のNANDゲートから構成されているが、NORゲートを用いて別のタイマ回路を構成しても良い。更に、タイマ回路の別の例では、3つ以上の電気コンポーネントを含んでいても良い。
図5を参照して、タイマ回路の第5の実施形態の例を説明する。タイマ回路400は、上述したタイマ回路300と同じリング発振器構成を実現している点で類似し、更に、タイマ回路400は上述した実施形態と同じタイミング関係で動作する点でも類似する。しかし、タイマ回路400には、上述のタイマ回路210と類似する更に高い分解能を提供するための付加回路も含んでいる。
タイマ回路400は、複数の電気コンポーネントを含んでいる。それは、第1電気コンポーネント404、第2電気コンポーネント412、第3電気コンポーネント420、第4電気コンポーネント428及び最後の電気コンポーネント436であり、これらは遅延段の縦続接続組み合わせ回路を構成する共に、閉ループ・チェーン402で接続されており、この閉ループ・チェーンによる構成は、別名で、リング発振器構成とも呼ばれる。
先に述べた本発明の実施形態のように、複数の電気コンポーネント(404、412、420、428、436)の夫々は、対応する第1入力端子(406、414、422、430、438)、第2入力端子(408、416、424、432、440)及び反転出力端子(410、418、426、434、442)を有している。反転出力端子(410、418、426、434)の夫々は、遅延段中の次の電気コンポーネントの第1入力端子(414、422、430、438)に電気的に結合される。しかし、最後の電気コンポーネント436の最後の反転出力端子442は、閉ループ・チェーン402によって、第1電気コンポーネント404の第1入力端子406に戻って電気的に結合され、これによって、閉ループ・リング発振器構成が完成する。ここでも、タイマ回路400のタイミング関係は、上述したタイマ回路210のものと同様である。
タイマ回路400には、更に、複数の微細電気コンポーネント(448、454、462、470、478)、制御電気コンポーネント446及び共通RUN/起動ライン444がある。微細電気コンポーネント(448、454、462、470、478)は、より高い分解能を提供するよう機能すると共に、起動(動作開始)時点をプログラムに従って所望の時間だけ遅延する機能も提供する。
複数の微細電気コンポーネント(448、454、462、470、478)の夫々は、対応する第1入力端子(450、456、464、472、478)、第2入力端子(452、458、466、474、480)及び反転出力端子(453、460、468、476、482)から構成される。図5に示すように、微細電気コンポーネント(448、454、462、470、478)の反転出力端子(453、460、468、476、482)の夫々は、電気コンポーネント(404、412、420、428、436)の第2入力端子(408、416、424、432、440)に電気的に結合される。ここでも、タイマ回路210に関して上述したように、これら微細電気コンポーネントによって、遅延時間の分解能をより高くでき、また、遅延時間量がプログラム可能になる。
制御電気コンポーネント446は、イネーブルされた場合、微細電気コンポーネント(448、454、462、470、478)夫々の第2入力端子(452、458、466、474、480)に、RUN/起動信号444を供給するよう機能する。RUN/起動信号444がイネーブルされた場合、微細電気コンポーネントの夫々が、このイネーブル信号を受ける。しかし、複数の第1入力端子(450、456、464、472、478)の中で1つだけについて、その入力信号が夫々の微細電気コンポーネントを通過し、そして、上述したリング発振器構成の回路を構成する複数の電気コンポーネント(404、412、420、428、436)の対応する1つへと通過する。加えて、タイマ回路400は複数のNANDゲートで構成されているが、別の例のタイマ回路では、複数のNORゲートで構成しても良い。更に、別の例のタイマ回路では、本願で開示した本発明による実施形態で説明したものよりも、電気コンポーネントの数が多くても良いし、少なくても良い。
図示した実施形態を参照して本発明の原理を説明及び図示してきたが、こうした原理から離れることなく構成や詳細を変更したり、所望の形態へと組み替えても良いことは当然である。また、上述では特定の実施形態に絞って説明したが、他の構成も考えられる。特に、本願では「本発明の実施形態による」といった表現を使っているが、こうした言い回しは、概して、基準となりえる実施形態を意味しているのであって、本発明が特定の実施形態の構成に限定されることを意味するものではない。本願で示したように、こうした用語は、同じか又は異なる実施形態を、他の実施形態と組み合わせ可能であることに言及しているものである。
本発明の具体的な実施形態を実例で説明し、実例を説明する目的で記述してきたが、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、多様な変形が可能なことは明らかであろう。即ち、上述の実施形態を種々に変更可能であるという観点から、詳細な説明や関連する図面等は、単に説明の都合によるものに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
10 タイマ回路
16 第1マルチプレクサ
24 第2マルチプレクサ
32 第3マルチプレクサ
40 第4マルチプレクサ
48 第5マルチプレクサ
56 第6マルチプレクサ
64 共通起動入力端子
65 RUN信号
66 閉ループ・チェーン
110 タイマ回路
116 第1マルチプレクサ
124 第2マルチプレクサ
132 第3マルチプレクサ
140 第4マルチプレクサ
148 第5マルチプレクサ
156 第6マルチプレクサ
164 共通起動入力端子
165 RUN信号
166 閉ループ・チェーン
170 カウンタ
210 タイマ回路
216 第1マルチプレクサ
224 第2マルチプレクサ
231 注入マルチプレクサ
233 注入DAC
240 第4マルチプレクサ
248 第5マルチプレクサ
256 第6マルチプレクサ
266 閉ループ・チェーン
274 微細マルチプレクサ
282 微細マルチプレクサ
290 微細マルチプレクサ
298 微細マルチプレクサ
300 タイマ回路
304 第1電気コンポーネント
306 微細マルチプレクサ
312 第2電気コンポーネント
314 試験マルチプレクサ
320 最後の電気コンポーネント
322 精密電圧DAC
400 ダイマ回路
402 閉ループ・チェーン
404 第1電気コンポーネント
412 第2電気コンポーネント
420 第3電気コンポーネント
428 第4電気コンポーネント
436 最後の電気コンポーネント
444 共通RUN/起動ライン
446 制御電気コンポーネント
448 微細電気コンポーネント
454 微細電気コンポーネント
462 微細電気コンポーネント
470 微細電気コンポーネント
478 微細電気コンポーネント

Claims (2)

  1. 出力端子に発振信号を生成する初期位相可変リング発振器であって、
    リング発振回路を構成する複数の第1マルチプレクサを具え、
    複数の上記第1マルチプレクサの夫々が、
    静止状態からの発振開始を制御する起動制御信号を受ける第1入力端子と、
    上記静止状態中に上記出力端子に生成する所定信号レベルを制御すると共に、予め定めた複数の初期ゲート遅延時間の選択肢のグループから、上記発振信号の初期ゲート遅延時間を選択するための制御データを受ける第2入力端子と
    有し
    上記起動制御信号に応答して、選択された上記ゲート遅延時間だけ上記所定信号レベルを上記出力端子に生成し続けた後、発振を開始することを特徴とする初期位相可変リング発振器。
  2. 複数の上記第1マルチプレクサに夫々対応する複数の第2マルチプレクサと、
    1ゲート遅延時間より短い微細遅延時間に対応した電圧を供給するデジタル・アナログ・コンバータとを具え
    複数の上記第2マルチプレクサの夫々は、対応する上記第1マルチプレクサの上記第2入力端子に、上記制御データとして、上記デジタル・アナログ・コンバータからの上記電圧を選択的に供給する請求項記載の初期位相可変リング発振器。
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