JP6317239B2 - 仮撚加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、糸に仮撚加工を施す仮撚加工機に関する。
例えば特許文献1に記載された仮撚加工機では、1台の主機台と1台の巻取台とによってスパンという単位が形成されており、複数のスパンが並べられることによって全体が構成されている。1スパンにおいては、複数の仮撚装置がスパンの配列方向(以下、単に「配列方向」と称する)に並べられた状態で主機台に支持されるとともに、複数の巻取装置が巻取台に搭載されている。その結果、仮撚加工機の1スパンには配列方向に複数の糸道が形成され、仮撚加工が施された糸のパッケージを同時に複数生産することが可能となっている。
特開2014−77217号公報
近年、パッケージの生産効率をさらに向上させるために、1スパンに設けられる仮撚装置や巻取装置の数が増加する傾向にある。その結果、配列方向に並べられる仮撚装置の数が増加し、配列方向におけるスパンの寸法が大きくなる。このとき、主機台や巻取台において配列方向に延設されているビーム部材については、その長さが延長されることにより、軸方向に直交する方向の振動が増幅しやすくなるという問題があった。特に、糸を送るためのフィードローラを支持するビーム部材においては、フィードローラの回転により振動が生じやすい。しかも、フィードローラは比較的軽量なため、ビーム部材の断面寸法がもともと小さく、延長による振動の増幅が顕著であった。
このような振動の問題を解決するために、ビーム部材の断面寸法を大きくし、ビーム部材の剛性を高くすることが考えられる。しかしながら、フィードローラやインターレース(交絡装置)が取り付くビーム部材の周辺には、これらの付属部品が密集して配置されているため、ビーム部材の断面寸法を大きくすると、糸掛けやメンテナンスの作業性が低下したり、機械全体の寸法が大型化したりすることになり、ビーム部材の断面寸法を大きくすることは困難であった。
そこで、本発明は、フィードローラを支持するビーム部材の断面寸法を大きくしなくとも、ビーム部材に生じる振動を低減可能な仮撚加工機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、配列方向に複数形成された糸道ごとに、糸を仮撚りする仮撚装置、前記仮撚装置で仮撚りされた前記糸を巻き取る巻取装置、および前記糸を送るフィードローラが設けられた仮撚加工機において、前記配列方向に並べられた複数の前記仮撚装置を支持する主機台と、複数の前記巻取装置が搭載される巻取台と、前記主機台および前記巻取台のうち少なくともいずれか一方において前記配列方向に延設され、前記フィードローラを支持するビーム部材と、を備え、前記ビーム部材に、前記ビーム部材の軸方向に直交する方向の振動を抑制する動吸振器が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、フィードローラを支持するビーム部材に、軸方向に直交する方向の振動を抑制する動吸振器が設けられている。このため、ビーム部材の断面寸法を大きくしなくとも、動吸振器を設けるという簡易な構成で、ビーム部材の振動を低減することが可能となる。
また、前記主機台に、前記糸を交絡させる交絡装置が設けられるとともに、前記交絡装置に対して前記糸の走行方向の上下流両側に前記フィードローラが設けられており、前記両側のフィードローラは、それぞれ異なる前記ビーム部材により支持されるよう構成されていると好適である。
かかる構成によれば、交絡装置に対して糸の走行方向の上下流両側にフィードローラが設けられているため、これらフィードローラの速度調整により、交絡装置における糸のテンションを適切に調整することができる。また、この構成では、主機台に、交絡装置、フィードローラ、およびビーム部材が高密度に配置されるため、ビーム部材を断面寸法の大きなものに変更することが特に困難である。このため、動吸振器を設けるという解決手段が特に有効である。
また、前記動吸振器は、前記ビーム部材に設けられた支持体と、前記支持体によって支持される重りと、前記支持体と前記重りとの間に設けられた弾性体とを有するように構成されていると好適である。
かかる構成によれば、ビーム部材の振動が支持体および弾性体を介して重りに伝わる際に、弾性体が圧縮変形することで、ビーム部材の振動エネルギーが吸収される。このため、ビーム部材の振動を効果的に低減することができる。
また、前記支持体は、前記軸方向に直交する断面において、水平面に対して傾斜する2つの傾斜面を有しており、前記2つの傾斜面にて前記重りを支持するように構成されていると好適である。
かかる構成のごとく、重りが2つの傾斜面により支持されていると、重りの自重が傾斜面に対して鉛直方向および水平方向の両方に作用するため、弾性体の圧縮変形も、2つの傾斜面にそれぞれ接する部分において、鉛直方向および水平方向の両方に生じる。このため、ビーム部材の軸方向に直交する方向における振動のうち、鉛直成分および水平成分の両方、すなわちビーム部材の軸方向に直交する面内のすべての方向の振動を低減することができる。
ここで、前記2つの傾斜面のなす角度が70度以上110度以下であることが好ましい。
傾斜面に接触した弾性体の圧縮変形を利用して振動エネルギーを吸収する場合、2つの傾斜面のなす角度が大きいと、傾斜面に沿って重りが浮き上がりやすくなるために、振動を低減できる方向が限定される。一方、2つの傾斜面のなす角度が小さいと、2つの傾斜面で重りが挟み込まれて動きが規制されてしまうことで、振動エネルギーを吸収する能力が低下してしまう。そこで、2つの傾斜面のなす角度を70度以上110度以下とすることで、振動エネルギーをそれぞれの傾斜面に接触した弾性体の圧縮変形を利用して無駄なく効率よく吸収することができる。
また、前記2つの傾斜面は、それぞれ水平面に対して反対方向に35度以上55度以下傾斜していると好ましく、さらには、前記2つの傾斜面は、それぞれ水平面に対して反対方向に45度傾斜しているとより好ましい。
上述のように、弾性体の圧縮変形を利用して振動の低減を図る場合、振動加速度が大きくなっても、できるだけ重りが傾斜面から浮いてしまわないようにすることが好ましい。そこで、傾斜面の傾斜角度を35度以上程度とすることで、振動加速度が大きくなった場合であっても、重りが傾斜面から浮いてしまうことを抑えることができる。また、傾斜面の傾斜角度を55度以下程度とすることで、2つの傾斜面で重りが挟み込まれて動きが規制されたり、弾性体が剪断変形したりすることを抑制でき、振動エネルギーの吸収が阻害されることがない。特に、傾斜面の傾斜角度を45度程度とすることで、振動エネルギーをそれぞれの傾斜面で無駄なく効率よく分担して吸収することができるとともに、低減できる振動の加速度を最大にすることができる。このため、ビーム部材の軸方向に直交する方向における振動を、振動方向にかかわらず効果的に低減することができる。
また、前記重りは、前記軸方向に延びる円柱形状であると好適である。
重りが軸方向に延びる円柱形状であれば、ビーム部材の軸方向に直交する方向における重りの寸法を抑えることができる。このため、狭いスペースであっても動吸振器の配設が容易となる。
また、前記弾性体は、前記円柱形状の重りの周面に取り付けられたOリングであると好適である。
弾性体をOリングとすることで、弾性体と傾斜面の接触面積が小さくなり、弾性体が圧縮変形しやすくなり、振動低減効果を向上させることができる。また、Oリングは汎用品であり、その種類も豊富であるため、Oリングの弾性率や寸法を簡単に変更でき、動吸振器の固有振動数の調整が容易となる。このため、ビーム部材の振動を効果的に低減しやすくなる。
また、複数の前記Oリングを前記重りに取り付けることができ、前記複数のOリングのそれぞれは前記重りに対して着脱自在である。
このとき、重りに取り付けるOリングの数を調整することができるので、動吸振器の固有振動数の調整の自由度が向上する。このため、ビーム部材の振動を一層効果的に低減しやすくなる。
本発明によれば、フィードローラを支持するビーム部材に動吸振器を設けることで、ビーム部材の断面寸法を大きくしなくとも、ビーム部材に生じる振動を低減することができる。
本発明の一実施形態にかかる仮撚加工機を示す正面図である。 1スパン分の主機台を巻取台側から見た模式図である。 1スパン分の巻取台を主機台側から見た模式図である。 動吸振器の分解斜視図である。 動吸振器の長手方向に直交する断面図である 図2のVI−VIにおける断面図である。 ビーム部材の振動測定値を示すグラフである。 他の実施形態における動吸振器の長手方向に直交する断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる仮撚加工機1を示す正面図である。仮撚加工機1は、例えば、ポリエステルやポリアミド等の熱可塑性合成繊維に、仮撚りを施して縮れを付与し、伸縮性に富んだ加工糸を製造するものである。
図1に示すように、仮撚加工機1においては、互いに対向配置された1台の主機台10と1台の巻取台20とによってスパンという単位が形成されている。スパンは、主機台10を中心として左右対称に2つ設けられている。換言すると、左右両側のスパンは、中心に配置された主機台10を共有する構成となっている。そして、左右対称の2つのスパンが、配列方向(図1の紙面の奥行き方向)に複数並べられることで、仮撚加工機1の全体が構成されている。
1つのスパン内には、主機台10、主機台10に対向して配置される巻取台20、主機台10と巻取台20とをこれらの上部で連結する支持部30等が設けられており、これらに後述する各装置が配置される。主機台10は、配列方向に延在している。巻取台20は、作業空間40を空けて主機台10に対向配置されている。巻取台20に対して作業空間40とは反対側には、巻取台20に設けられた複数の巻取装置71によって巻き取りが行われた満巻のパッケージPを作業者が取り上げる作業空間50が存在する。
さらに、1つのスパン内には、作業空間50を挟んで巻取台20と対向配置された給糸部61、主機台10の上部において配列方向に複数設けられた仮撚装置65、巻取台20に設けられた複数の巻取装置71等を備えている。給糸部61は、給糸パッケージSを複数保持し、給糸パッケージSの糸Yを給糸するものである。仮撚装置65は、給糸部61から供給された糸Yを仮撚りするものである。巻取装置71は、仮撚装置65により仮撚りされた糸Yを巻き取り、パッケージPを形成するものである。1つのスパン内には、給糸パッケージS、仮撚装置65および巻取装置71等が同数設けられており、これと同じ数の糸道が配列方向に形成されている。
給糸部61から巻取装置71までの糸道には、糸Yの走行方向の上流から順に第1フィードローラ62、第1加熱装置63、冷却装置64、仮撚装置65、第2フィードローラ66、インターレース(交絡装置)67、第3フィードローラ68、第2加熱装置69、および第4フィードローラ70が配置されている。仮撚加工機1には、給糸部61から巻取装置71までの糸道に沿った各装置が、主機台10を挟んで対称にそれぞれ配置されている。
第1フィードローラ62は、巻取台20の上部に配置されている。第1加熱装置63は、作業空間40の上方に配置されている。冷却装置64は、作業空間40の上方、かつ第1加熱装置63よりも主機台10側に配置されている。仮撚装置65は、主機台10の上部に配置されている。第2フィードローラ66は、主機台10のうち、仮撚装置65よりも下方に配置されている。インターレース67は、主機台10のうち、第2フィードローラ66よりも下方に配置されている。第3フィードローラ68は、主機台10のうち、インターレース67よりも下方に配置されている。第2加熱装置69は、主機台10のうち、第3フィードローラ68よりも下方に配置されている。第4フィードローラ70は、巻取台20の下部に配置されている。
第1加熱装置63と冷却装置64は、作業空間40の上方にて水平方向に沿ってほぼ直線的に配置されており、給糸部61から巻取装置71までの糸道は作業空間40を囲むように形成されている。第1加熱装置63と冷却装置64は、支持部30に固定されている。作業者は、作業空間40において、図示しない糸掛用の作業台車に乗り、第1加熱装置63や冷却装置64近傍の高い位置での糸掛けを行ったり、メンテナンスを行ったりすることが可能となる。
各フィードローラ62、66、68、70は、糸走行方向の上流側から下流側へ糸Yを送るためのローラである。第2フィードローラ66の糸送り速度は、第1フィードローラ62の糸送り速度よりも速く設定されている。このため、第1フィードローラ62と第2フィードローラ66との間で、糸Yは延伸される。また、第4フィードローラ70の糸送り速度は、第3フィードローラ68の糸送り速度よりも遅く設定されている。このため、第3フィードローラ68と第4フィードローラ70との間で、糸Yは弛緩熱処理される。
給糸部61から給糸された糸Yが巻取装置71で巻き取られるまでの仮撚加工機1の動作について説明する。第1フィードローラ62と第2フィードローラ66との間で延伸された糸Yには、仮撚装置65によって撚りが付与される。仮撚装置65は、例えば、ベルト式のニップツイスタであり、互いに交差する一対のベルト間に走行する糸Yを挟んで、糸Yに撚りと送りを与える。仮撚装置65で形成される撚りは、第1フィードローラ62まで伝搬して、延伸されつつ加撚された糸Yは、第1加熱装置63で熱固定された後、冷却装置64で冷却される。加撚および熱固定された糸Yは、仮撚装置65を通過した後、第2フィードローラ66に至るまでに解撚される。このようにして延伸仮撚加工が施された糸Yに対して、インターレース67により空気噴射を行うことで、糸Yに部分的に交絡部が形成され、集束性が付与される。インターレース67により集束性が付与された糸Yは、第2加熱装置69で弛緩熱処理され、巻取装置71によって巻き取られ、パッケージPを形成する。
次に、主機台10および巻取台20の構成について説明する。図2は、1スパン分の主機台10を巻取台20側から見た模式図であり、図3は、1スパン分の巻取台20を主機台10側から見た模式図である。なお、図2および図3では、図が煩雑になることを避けるため、糸Yの図示を省略している。
主機台10は、図2に示すように、配列方向に離間して配置された一対の支持板11の間に、支持ブラケット12、ビーム部材13、14がそれぞれ配列方向に延びるように架け渡された基本構成となっている。支持ブラケット12は支持板11の上部に配置されており、支持ブラケット12の下方にビーム部材13が、さらにビーム部材13の下方にビーム部材14が配置されている。支持ブラケット12には16個の仮撚装置65が、ビーム部材13には16個の第2フィードローラ66が、ビーム部材14には16個の第3フィードローラ68が、それぞれ配列方向に並べられた状態で取り付けられている。また、鉛直方向において、ビーム部材13とビーム部材14の間にはインターレース67が配置されており、ビーム部材14の下方には第2加熱装置69が配置されている。
巻取台20は、図3に示すように、配列方向に離間して配置された一対の支持板21の間に、ビーム部材22、23、24がそれぞれ配列方向に延びるように架け渡された基本構成となっている。ビーム部材23が支持板21の上部、ビーム部材24が支持板21の下部にそれぞれ1本ずつ設けられており、鉛直方向においてビーム部材23とビーム部材24との間に、4本のビーム部材22が等間隔に配置されている。1本のビーム部材22には、4個の巻取装置71が配列方向に並べられた状態で取り付けられており、巻取台20全体としては、合計16個(4個×4段)の巻取装置71が搭載可能となっている。また、ビーム部材23には16個の第1フィードローラ62が、ビーム部材24には16個の第4フィードローラ70が、それぞれ配列方向に並べられた状態で取り付けられている。
主機台10および巻取台20は、配列方向において同じ寸法を有しており、これらが互いに対向配置されることでスパンが形成される。本実施形態では、上述のように、1スパンに、仮撚装置65、巻取装置71、フィードローラ62、66、68、70がそれぞれ16個ずつ設けられることで、配列方向に16筋の糸道が形成されている。
ここで、巻取台20が4段構成(1スパンの糸道の数が16)の本実施形態の仮撚加工機1を、従来から存在する巻取台が3段構成(1スパンの糸道の数が12)の仮撚加工機をベースに製造する場合を考えてみる。この場合、1スパンに設けられる仮撚装置65や巻取装置71等の各装置を12個から16個に増加させる必要がある。巻取装置71の増加については、巻取台20の段数を3段から4段に増やす(ビーム部材22の本数を3本から4本に増やす)ことで対応することができる。しかしながら、仮撚装置65は配列方向に一列に並べられているため、仮撚装置65の4個の増加分は、配列方向におけるスパンの寸法、換言すると、配列方向における主機台10や巻取台20の寸法を延伸する必要がある。
このとき、配列方向に延設された部材(例えば、支持ブラケット12やビーム部材13、14、22、23、24)の配列方向の長さを延長すると、軸方向(配列方向に一致)に直交する方向の振動が増幅しやすいという問題があった。特に、フィードローラ66、68、62、70を支持するビーム部材13、14、23、24においては、フィードローラ66、68、62、70の回転により振動が生じやすく、しかも、フィードローラ66、68、62、70は比較的軽量であり、ビーム部材13、14、23、24の断面寸法がもともと小さいため、振動の増幅が顕著であった。
このような問題を解決するために、ビーム部材13、14、23、24の断面寸法を大きくし、剛性を高くすることが考えられる。しかしながら、ビーム部材13、14、23、24の断面寸法を大きくすると、周囲のスペースが狭くなるために糸掛けやメンテナンスの作業性が低下したり、機械全体の寸法が大型化したりすることになる。特にフィードローラ66、68やインターレース67が取り付くビーム部材13、14の周辺は、これらの付属部品が密集して配置されているため、ビーム部材の断面寸法を大きくすることは困難であった。なお、支持ブラケット12やビーム部材22については、比較的重量の大きな仮撚装置65や巻取装置71を支持するため、もともと断面寸法の大きな高剛性のものが採用されており、振動の増幅は生じにくい。
フィードローラ66、68、62、70(以下、「フィードローラ66等」と称する)を支持するビーム部材13、14、23、24(以下、「ビーム部材13等」と称する)の振動を低減するため、図2および図3に示すように、ビーム部材13等に動吸振器80が設けられている。動吸振器80は、ビーム部材13等の軸方向に直交する方向の振動を抑制する装置であり、ビーム部材13等のほぼ中央に設けられている。ただし、実際の振動の状況に応じて、動吸振器80の配設箇所は適宜変更が可能である。
図4は、動吸振器80の分解斜視図であり、図5は、動吸振器80の長手方向に直交する断面図である。動吸振器80は、長手方向に延びる支持体81と、支持体81に支持される円柱形状の重り82と、重り82の周面に取り付けられた複数のOリング83とを有して構成される。
支持体81は、底面81aと、底面81aの両端から延設される2つの傾斜面81bと、底面81aとの接続端と反対側の傾斜面81bの端から延設される2つの側面81cとからなる。その結果、支持体81は、長手方向に直交する断面がV字形状となっており、その内部に重り82を収容する空間が形成されている。より詳細には、図5に示すように底面81aを水平に配置した場合には、2つの傾斜面81bは底面81aの両端から斜め略45度上方に向かって外側に広がるように形成されており、側面81cは鉛直方向に沿って延設されている。
重り82は、円柱形状を有しており、その長手方向が支持体81の長手方向と一致するように、支持体81に対して着脱自在に収容される。重り82の周面には、長手方向に複数の環状溝(不図示)が形成されており、各環状溝に対してOリング83が着脱自在となっている。このため、重り82に取り付けられるOリング83の個数を変更することが可能となっている。重り82は、底面81aから浮いた状態、かつ、2つの傾斜面81bによって支持された状態で、支持体81の内部空間に収容されている。なお、Oリング83と側面81cとの間に、わずかな隙間を確保することで、重り82の水平方向への変位が拘束されてしまうことを回避している。
ここで、支持体81の底面81aは、2つの傾斜面81bをつなげる役割を有するとともに、動吸振器80をビーム部材13等に取り付ける際の取付部として機能する。しかしながら、底面81aは振動低減の観点からは必須の構成要素ではなく、例えば、傾斜面81bや側面81cにて支持体81をビーム部材13等に取り付ける場合には、底面81aをなくすことも可能である。また、支持体81の側面81cは、メンテナンス等の際に作業者が重り82に接触したり、あるいは想定以上の振動が生じたりした場合に、重り82が落下してしまうことを防止する。しかしながら、側面81cも底面81aと同様に、振動低減の観点からは必須の構成要素ではなく、省略することも可能である。
動吸振器80をビーム部材13等に取り付ける際には、動吸振器80の長手方向がビーム部材13等の軸方向に一致するよう配設される。ここでは、図6を参照しつつ、ビーム部材13、14に設けられた動吸振器80の取付態様について説明するが、ビーム部材23、24に設けられた動吸振器80の取付態様も基本的に同様である。
図6は、図2のVI−VIにおける断面図である。動吸振器80の取付態様について説明する前に、フィードローラ66、68の具体的な配置や構成について説明する。インターレース67に対して、糸Yの走行方向の上流側には第2フィードローラ66が設けられ、糸Yの走行方向の下流側には第3フィードローラ68が設けられている。フィードローラ66、68は、中空の角管であるビーム部材13、14の下方にそれぞれ配設されている。
第2フィードローラ66は、ブラケット91により回転自在に支持される駆動ローラ66Aと、ブラケット92により回転自在に支持される従動ローラ66Bとを有して構成される。駆動ローラ66Aと従動ローラ66Bとは互いに当接しており、当接部にて糸Yをニップしている。駆動ローラ66Aが不図示のモータにより回転駆動され、駆動ローラ66Aが反時計回りに回転することで、従動ローラ66Bが時計回りに回転し、ニップされた糸Yが下方に送られる。
同様に、第3フィードローラ68は、ブラケット94により回転自在に支持される駆動ローラ68Aと、ブラケット95により回転自在に支持される従動ローラ68Bとを有して構成される。駆動ローラ68Aと従動ローラ68Bとは互いに当接しており、当接部にて糸Yをニップしている。駆動ローラ68Aが不図示のモータにより回転駆動され、駆動ローラ68Aが反時計回りに回転することで、従動ローラ68Bが時計回りに回転し、ニップされた糸Yが下方に送られる。
ここで、インターレース67は、糸Yに空気を噴射するためのノズル67aと、ノズル67aに空気を供給するための空気供給部67bを有して構成されており、大きな空間を占有するものとなっている。また、フィードローラ66、68において一点摩耗が発生することを防止するため、一定時間ごとに糸Yをトラバースさせるトラバース装置101、103が、それぞれビーム部材13、14の近傍に配設されている。さらに、左右一対のトラバース装置101を支持する支持部材102や左右一対のトラバース装置103を支持する支持部材104も、それぞれビーム部材13、14の上方近傍に配設されている。このように、各種部材が高密度に配置されている主機台10においては、振動低減のためにビーム部材13、14の断面寸法を大きくすることは非常に困難であるため、動吸振器80を設けるという手法が特に有効である。
ここで、動吸振器80は、支持体81の2つの傾斜面81bがそれぞれ水平面に対して反対方向に略45度傾斜するように、ビーム部材13、14にそれぞれ固定される。具体的には、ビーム部材13用の動吸振器80のように、適当なブラケット93を介して、支持体81の底面81aをビーム部材13の上面に固定することができる。また、ビーム部材14用の動吸振器80のように、支持体81の底面81aを直接ビーム部材14の上面に固定するようにしてもよい。さらには、図6に示した支持体81の取付態様に限定されることはなく、動吸振器80を、ビーム部材13、14の上面以外の部位に固定してもよいし、支持体81の底面81a以外の部位をビーム部材13、14に固定してもよい。つまり、2つの傾斜面81bの傾斜角度が略45度となるのであれば、支持体81をどのように取り付けても構わない。
動吸振器80を設けることで、ビーム部材13等の軸方向に直交する方向の振動により、Oリング83が圧縮変形する。ビーム部材13等と重り82との間に存在するOリング83が変形することで、ビーム部材13等の変位と重り82の変位に時間差が生じ、ビーム部材13等の振動エネルギーが、Oリング83で熱エネルギーに変換されて吸収されることになる。このとき、重り82の重量やOリング83の種類や個数等の各パラメータは、ビーム部材13等の振動を最も効果的に低減できるように決定すればよい。例えば、動吸振器80の固有振動数がビーム部材13等の固有振動数と略同じになるように上記各パラメータを調整すれば、ビーム部材13等の振動を効果的に低減することができる。
図7は、ビーム部材13等の振動測定値を示すグラフであり、a図は動吸振器80を設ける前の振動速度、b図は動吸振器80を設けた場合の振動速度を示す。ここでは、フィードローラ66等を支持するビーム部材13等として、ビーム1〜3を測定対象とし、振動の鉛直成分および水平成分をそれぞれ測定した。この試験では、ビーム1〜3として長さが約2mの100mm角の中空角材を使用し、糸Yの送り速度を0〜1441m/min(0〜85Hz)の範囲で変化させたときの振動速度を測定した。その結果、図7から明らかなように、動吸振器80を設けることによって、鉛直成分、水平成分ともに振動が大きく低減しており、動吸振器80による振動低減効果を確認することができた。
以上のように、本実施形態の仮撚加工機1によれば、フィードローラ66等を支持するビーム部材13等に、軸方向に直交する方向の振動を抑制する動吸振器80が設けられている。このため、ビーム部材13等の断面寸法を大きくしなくとも、動吸振器80を設けるという簡易な構成で、ビーム部材13等の振動を低減することが可能である。
また、本実施形態では、主機台10に、糸Yを交絡させるインターレース(交絡装置)67が設けられるとともに、インターレース67に対して糸Yの走行方向の上下流両側にフィードローラ66、68が設けられており、フィードローラ66、68は、それぞれ異なるビーム部材13、14により支持されている。したがって、フィードローラ66、68の速度調整により、インターレース67における糸Yのテンションを適切に調整することができる。また、この構成では、主機台10に、インターレース67、フィードローラ66、68、およびビーム部材13、14が高密度に配置されるため、ビーム部材13、14を断面寸法の大きなものに変更することが特に困難である。したがって、動吸振器80を設けるという解決手段が特に有効である。
また、本実施形態では、動吸振器80は、ビーム部材13等に設けられた支持体81と、支持体81によって支持される重り82と、支持体81と重り82との間に設けられたOリング(弾性体)83とを有して構成されている。かかる構成によれば、ビーム部材13等の振動が支持体81およびOリング83を介して重り82に伝わる際に、Oリング83が圧縮変形することで、ビーム部材13等の振動エネルギーが吸収される。このため、ビーム部材13等の振動を効果的に低減することができる。
また、本実施形態では、支持体81は、軸方向に直交する断面において、水平面に対して傾斜する2つの傾斜面81bを有しており、2つの傾斜面81bにて重り82を支持するように構成されている。かかる構成のごとく、重り82が2つの傾斜面81bにより支持されていると、重り82の自重が傾斜面81bに対して鉛直方向および水平方向の両方に作用するため、Oリング83の圧縮変形も、2つの傾斜面81bにそれぞれ接する部分において、鉛直方向および水平方向の両方に生じる。このため、ビーム部材13等の軸方向に直交する方向における振動のうち、鉛直成分および水平成分の両方、すなわちビーム部材13等の軸方向に直交する面内のすべての方向の振動を低減することができる。
また、本実施形態では、2つの傾斜面81bのなす角度を70度以上110度以下としている。傾斜面81bに接触したOリング83の圧縮変形を利用して振動エネルギーを吸収する場合、2つの傾斜面81bのなす角度が大きいと、傾斜面81bに沿って重り82が浮き上がりやすくなるために、振動を低減できる方向が限定される。一方、2つの傾斜面81bのなす角度が小さいと、2つの傾斜面81bで重り82が挟み込まれて動きが規制されてしまうことで、振動エネルギーを吸収する能力が低下してしまう。そこで、本実施形態のように、2つの傾斜面81bのなす角度を70度以上110度以下とすることで、振動エネルギーをそれぞれの傾斜面81bに接触したOリング83の圧縮変形を利用して無駄なく効率よく吸収することができる。
また、本実施形態では、2つの傾斜面81bが、それぞれ水平面に対して反対方向に35度以上55度以下程度傾斜している。傾斜面81bの傾斜角度を35度以上程度とすることで、振動加速度が大きくなった場合であっても、重り82が傾斜面81bから浮いてしまうことを抑えることができる。また、傾斜面81bの傾斜角度を55度以下程度とすることで、2つの傾斜面81bで重り82が挟み込まれて動きが規制されたり、Oリング83が剪断変形したりすることを抑制でき、振動エネルギーの吸収が阻害されることがない。
特に、本実施形態では、2つの傾斜面81bが、それぞれ水平面に対して反対方向に略45度傾斜しているので、振動をそれぞれの傾斜面81bで無駄なく効率よく分担して吸収することができるとともに、低減できる振動の加速度を最大(約0.7G)にすることができる。このため、ビーム部材13等の軸方向に直交する方向における振動を、振動方向にかかわらず効果的に低減することができる。
また、本実施形態では、重り82は、軸方向に延びる円柱形状であるので、ビーム部材13等の軸方向に直交する方向における重り82の寸法を抑えることができる。このため、狭いスペースであっても動吸振器80の配設が容易となる。
また、本実施形態では、動吸振器80に設ける弾性体としてOリング83を採用している。弾性体をOリング83とすることで、弾性体83と傾斜面81bの接触面積が小さくなり、弾性体83が圧縮変形しやすくなり、振動低減効果を向上させることができる。また、Oリング83は汎用品であり、その種類も豊富であるため、Oリング83の弾性率や寸法を簡単に変更でき、動吸振器80の固有振動数の調整が容易となる。このため、ビーム部材13等の振動を効果的に低減しやすくなる。
また、本実施形態では、複数のOリング83を重り82に取り付けることができ、複数のOリング83のそれぞれは重り82に対して着脱自在に構成されている。このため、重り82に取り付けるOリング83の数を調整することができ、動吸振器80の固有振動数の調整の自由度が向上するので、ビーム部材13等の振動を一層効果的に低減しやすくなる。
[その他の実施形態]
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、フィードローラ66等を支持するビーム部材13等に動吸振器80を設ける場合について説明した。しかしながら、仮撚装置65を支持する支持ブラケット12や巻取装置71を支持するビーム部材22で振動が問題となり得る場合には、支持ブラケット12やビーム部材22に動吸振器80を設けることも可能である。
また、動吸振器80の具体的構成が変更可能であることは言うまでもない。例えば、支持体81と重り82との間に設ける弾性体としてOリング83以外のものを採用してもよい。また、弾性体は重り82に取り付けるものに限定されず、支持体81に取り付けるものであってもよい。また、上記実施形態のように支持体81をビーム部材13等とは別に設けるのではなく、支持体81をビーム部材13等に一体的に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、動吸振器80をビーム部材13等の外側に配設するものとしたが、図8に示すように、動吸振器80をビーム部材13等の内側に配設するようにしてもよい。こうすれば、動吸振器80の配設に際して、省スペース化を図ることができる。なお、動吸振器80をビーム部材13等の内側に設ける場合には、Oリング83の交換等のために重り82を取り出すことができるように、ビーム部材13に開閉部13aを設けることが好ましい。
また、上記実施形態では、主機台10に対して対向配置された巻取台20に巻取装置71が設けられるものとした。しかしながら、例えば特開2012−097369号公報に記載されているような仮撚加工機、すなわち巻取装置が主機台に設けられており、主機台が巻取台として兼用されている仮撚加工機に本発明を適用することも可能である。
1:仮撚加工機
10:主機台
20:巻取台
13、14、23、24:ビーム部材
62、66、68、70:フィードローラ
65:仮撚装置
67:インターレース(交絡装置)
71:巻取装置
80:動吸振器
81:支持体
81b:傾斜面
82:重り
83:Oリング(弾性体)
Y:糸

Claims (10)

  1. 配列方向に複数形成された糸道ごとに、糸を仮撚りする仮撚装置、前記仮撚装置で仮撚りされた前記糸を巻き取る巻取装置、および前記糸を送るフィードローラが設けられた仮撚加工機において、
    前記配列方向に並べられた複数の前記仮撚装置を支持する主機台と、
    複数の前記巻取装置が搭載される巻取台と、
    前記主機台および前記巻取台のうち少なくともいずれか一方において前記配列方向に延設され、前記フィードローラを支持するビーム部材と、
    を備え、
    前記ビーム部材に、前記ビーム部材の軸方向に直交する方向の振動を抑制する動吸振器が設けられていることを特徴とする仮撚加工機。
  2. 前記主機台に、前記糸を交絡させる交絡装置が設けられるとともに、前記交絡装置に対して前記糸の走行方向の上下流両側に前記フィードローラが設けられており、
    前記両側のフィードローラは、それぞれ異なる前記ビーム部材により支持される請求項1に記載の仮撚加工機。
  3. 前記動吸振器は、前記ビーム部材に設けられた支持体と、前記支持体によって支持される重りと、前記支持体と前記重りとの間に設けられた弾性体とを有する請求項1または2に記載の仮撚加工機。
  4. 前記支持体は、前記軸方向に直交する断面において、水平面に対して傾斜する2つの傾斜面を有しており、前記2つの傾斜面にて前記重りを支持する請求項3に記載の仮撚加工機。
  5. 前記2つの傾斜面のなす角度が70度以上110度以下である請求項4に記載の仮撚加工機。
  6. 前記2つの傾斜面は、それぞれ水平面に対して反対方向に35度以上55度以下傾斜している請求項5に記載の仮撚加工機。
  7. 前記2つの傾斜面は、それぞれ水平面に対して反対方向に45度傾斜している請求項6に記載の仮撚加工機。
  8. 前記重りは、前記軸方向に延びる円柱形状である請求項3ないし7のいずれか1項に記載の仮撚加工機。
  9. 前記弾性体は、前記円柱形状の重りの周面に取り付けられたOリングである請求項8に記載の仮撚加工機。
  10. 複数の前記Oリングを前記重りに取り付けることができ、前記複数のOリングのそれぞれは前記重りに対して着脱自在である請求項9に記載の仮撚加工機。
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