JP2012140225A - 糸送り装置、繊維機械及び繊維機械の糸巻き取り方法 - Google Patents

糸送り装置、繊維機械及び繊維機械の糸巻き取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1つのフィードローラで送られる2本の糸を1つのガイドの2つの糸掛け部に簡単に糸掛けする。
【解決手段】第3糸送り装置22は、フィードローラ40と、ニップローラ41と、ガイド42とを有している。フィードローラ40とニップローラ41の間に糸Yが挟まれた状態で、フィードローラ40が回転駆動すると、このフィードローラ40の回転にともないニップローラ41も回転する。すると、糸Yには所望のニップ力が付与されて下流側に送られる。ガイド42は、主機台2aのバーサポート35に係合されたトラバースバー36に支持され、作業空間3に向かって水平方向に延在した板状のブラケット43と、ブラケット43の両側に設けられ、2本の糸Yがそれぞれ掛けられる2つの糸掛け部44a、44bとを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、糸送り装置、繊維機械及び繊維機械の糸巻き取り方法に関する。
従来から、給糸部から給糸された糸を巻取部で巻き取る、仮撚加工機などの繊維機械には、上流側から下流側に糸を送る糸送り装置が設けられている。例えば、特許文献1には、エア加工機や仮撚加工機などの繊維機械に設けられる糸送り装置について開示されている。この特許文献1では、1つの糸送り装置の1つのフィードローラで1本の糸を送っており、糸の本数に対応した同じ数だけフィードローラが設けられている。
また、特許文献1に詳細な記載はないが、フィードローラの上流側には、一般的に、走行する糸の糸道を変えてフィードローラに導くガイドが設けられている。そして、ガイドは、糸が掛けられる糸掛け部を有し、機台フレームなどの固定部材にブラケットを介して取り付けられる。
特開2000−247539号公報(図1)
ところで、現状は、上述したように、1つのフィードローラで1本の糸を送る形式が一般的であるが、1つのフィードローラで2本の糸を送るようにすれば、フィードローラの数を半減させ、設備コストを低減することができ、また、フィードローラの駆動に関するエネルギー消費量が低減するという効果も得られる。
これを実現するために、フィードローラに糸を導くガイドとして、2つの糸掛け部を有するものを採用することが考えられる。しかしながら、先に述べたように、ガイドにはブラケットが設けられているため、このブラケットの存在によってガイドへの糸掛け方向に制約がかかり、他との干渉なく、2つの糸掛け部にそれぞれ糸掛けすることが困難となる場合がある。例えば、2本の糸を同一方向から糸掛け部に糸掛けせざるを得ないことがあると、奥側に糸を掛ける場合に、手前の糸やその糸掛け部に干渉して、手前の糸の糸品質が低下するおそれがある。したがって、上記のような干渉が生じないようにガイドの構成を工夫することが望まれる。
そこで、本発明の目的は、1つのフィードローラで送られる2本の糸を1つのガイドの2つの糸掛け部に簡単に糸掛けすることができる糸送り装置、繊維機械及び繊維機械の糸巻き取り方法を提供することである。
本発明の糸送り装置は、糸を供給する給糸部とこの給糸部から給糸された糸を巻き取る巻取部との間の糸道に配置された糸送り装置であって、前記糸道に沿って走行する糸を上流側から下流側に送るフィードローラと、前記フィードローラよりも上流側に配置され、前記給糸部から給糸されて走行する糸を前記フィードローラに導くガイドと、を備えており、前記ガイドは、2本の糸を1つの前記フィードローラに導き、前記1つのフィードローラは、前記ガイドに案内されてきた前記2本の糸を下流側に送るように構成されており、前記ガイドは、前記2本の糸がそれぞれ掛けられる凹状の2つの糸掛け部を有し、これら2つの糸掛け部はブラケットを挟んで配置されている。
本発明の糸送り装置によると、1つのフィードローラで送られる2本の糸を1つのガイドの2つの糸掛け部に糸掛けする際に、他との干渉なく、2本の糸をブラケットの両側から2つの糸掛け部にそれぞれ簡単に糸掛けすることができる。
また、別の観点では、本発明の糸送り装置は、糸を供給する給糸部とこの給糸部から給糸された糸を巻き取る巻取部との間の糸道に配置された糸送り装置であって、前記糸道に沿って走行する糸を上流側から下流側に送るフィードローラと、前記フィードローラよりも上流側に配置され、前記給糸部から給糸されて走行する糸を前記フィードローラに導くガイドと、を備えており、前記ガイドは、2本の糸を1つの前記フィードローラに導き、前記1つのフィードローラは、前記ガイドに案内されてきた前記2本の糸を下流側に送っており、前記ガイドは、ブラケットに支持され、前記2本の糸がそれぞれ掛けられる2つの糸掛け部を有し、これら2つの糸掛け部は前記ブラケットの延在している側と逆側からそれぞれ糸が掛けられるフック状をしている。
本発明の糸送り装置によると、1つのフィードローラで送られる2本の糸を1つのガイドの2つの糸掛け部に糸掛けする際に、他との干渉なく、2本の糸をブラケットの延在している側と逆側から2つの糸掛け部にそれぞれ簡単に糸掛けすることができる。
本発明の繊維機械は、糸を供給する給糸部と、前記給糸部から給糸されて走行する2本の糸を下流側へ送る、上述の糸送り装置と、前記糸送り装置により送られた糸を巻き取る巻取部と、前記給糸部と前記巻取部との間の糸道に沿って走行する2本の糸の有無をそれぞれ検出する糸検出手段と、前記糸送り装置の前記フィードローラを制御する制御手段と、を備えており、前記制御手段は、前記フィードローラを駆動して2本の糸を送っているときに、前記糸検出手段によって、前記2本の糸のうちいずれか一方の糸が前記糸道を走行していないことを検出しても、前記フィードローラの駆動を継続して、前記2本の糸のうち他方の糸を送ったままにする。
本発明の繊維機械によると、2本の糸のうち一方の糸が糸切れした際に、糸切れしていない他方の糸を強制的に切断することなく、他方の糸の走行を止めずに巻き取りを継続しながら、一方の糸を糸掛け部に簡単に糸掛けすることができる。これにより、2本の糸とも再度糸掛けする場合に比べて、生産性を向上させることができ、作業者の糸掛けに対する手間を減らすことができる。
本発明の繊維機械の糸巻き取り方法は、糸を供給する給糸部と、前記給糸部から給糸されて走行する2本の糸を下流側へ送る、上述の糸送り装置と、前記糸送り装置により送られた糸を巻き取る巻取部と、前記給糸部と前記巻取部との間の糸道に沿って走行する2本の糸の有無をそれぞれ検出する糸検出手段と、を備えた繊維機械の糸巻き取り方法であって、前記糸送り装置の前記フィードローラで前記2本の糸を送っているときに、前記糸検出手段によって、前記2本の糸のうちいずれか一方の糸が前記糸道を走行していないことを検出しても、前記2本の糸のうち他方の糸を前記フィードローラにより送り、前記巻取部による糸の巻き取りを継続しながら、前記糸送り装置の前記糸掛け部に前記一方の糸のみを糸掛けする。
本発明の繊維機械の糸巻き取り方法によると、2本の糸のうち一方の糸が糸切れした際に、糸切れしていない他方の糸を強制的に切断することなく、他方の糸の走行を止めずに巻き取りを継続しながら、一方の糸を糸掛け部に簡単に糸掛けすることができる。これにより、2本の糸とも再度糸掛けする場合に比べて、生産性を向上させることができ、作業者の糸掛けに対する手間を減らすことができる。
1つのフィードローラで送られる2本の糸を1つのガイドの2つの糸掛け部に糸掛けする際に、他との干渉なく、2本の糸を2つの糸掛け部にそれぞれ簡単に糸掛けすることができる。
本実施形態に係る仮撚加工機の概略断面図である。 図1の糸送り装置の概略側面図である。 図2のIII方向から見た糸送り装置の図である。 仮撚加工機の各部への糸掛けの工程についての説明図である。 糸送り装置への糸掛けの工程について説明する図である。 従来例として考えられる糸送り装置の図3相当の図である。 図6の糸送り装置における糸掛けの工程について説明する図である。 変形例1における図3相当の図である。 変形例2における図3相当の図である。 変形例2における下方から見たガイドの斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、例えば、ポリエステルやポリアミドなどの熱可塑性合成繊維に、仮撚を施して捲縮を付与し、伸縮性に富んだ加工糸を製造する仮撚加工機について説明する。
まず、仮撚加工機の概略構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る仮撚加工機の概略断面図である。図1に示すように、仮撚加工機1は、鉛直方向に延在した主機台2aを含む機台フレーム2が作業空間3を囲んで配置されており、主機台2aと作業空間3を挟んで対向配置され、複数の給糸パッケージ5を保持する給糸クリール4と、主機台2aの上方に配置され、給糸クリール4から供給された糸Yを仮撚する仮撚装置6と、主機台2aに設けられ、仮撚装置6で仮撚された各糸Yを巻き取る3段の巻取装置7などを有している。
そして、給糸クリール4から仮撚装置6までの糸道には、糸走行方向の上流側から順に、ヤーンカッター16(糸切断手段)、第1糸送り装置20、シフターガイド31、第1加熱装置11、冷却装置12が配置されている。また、仮撚装置6から巻取装置7までの糸道には、糸走行方向の上流側から順に、第2糸送り装置21、インターレースノズル14、第2加熱装置15、第3糸送り装置22、糸検出センサ17(糸検出手段)、オイリングローラ33が配置されている。
第1〜第3糸送り装置20〜22は、その上流側と下流側で張力を変更して糸Yを送るためのものであり、第1糸送り装置20は作業空間3の上方に配置されており、第2糸送り装置21は主機台2aの上方に配置されており、第3糸送り装置22は主機台2aの下端に配置されている。
ヤーンカッター16は、第1糸送り装置20と給糸クリール4の間に配置されており、給糸クリール4から供給された直後の糸Yを切断するものであり、例えば、第1糸送り装置20から巻取装置7までの糸道で糸切れが発生したときに、給糸クリール4から第1糸送り装置20への糸Yの供給を停止するために用いられる。シフターガイド31は、鉛直方向に関する第1糸送り装置20と第1加熱装置11の間に配置されており、糸掛けする際に、第1加熱装置11と冷却装置12内に糸Yを通すのに用いられる。第1加熱装置11は、作業空間3の上方であって、第1糸送り装置20よりもさらに上方に配置されている。冷却装置12は、作業空間3の上方の第1加熱装置11よりも主機台2a側に配置されている。そして、第1加熱装置11と冷却装置12は、作業空間3の上方において、主機台2aから離れるように、斜め上方へ向かって略一直線に配置されている。
インターレースノズル14は、主機台2aの上方であって、第2糸送り装置21よりも下方に配置されている。第2加熱装置15は、主機台2aに設けられ、作業空間3から見て、巻取装置7の裏側に配置され、鉛直方向に沿って延在している。糸検出センサ17は、巻取装置7の下方であって、第3糸送り装置22の下流側側方に配置されており、第3糸送り装置22とオイリングローラ33の間を走行する糸Yの有無を検出する。オイリングローラ33は、巻取装置7の下方であって、糸検出センサ17の下流側側方に配置されている。このように各装置がレイアウトされて、給糸クリール4から巻取装置7までの糸道は、作業空間3を囲むように形成されている。
仮撚加工機1は、これら各装置の集まりで1つの錘を構成しており、このような錘が、主機台2aの作業空間3から離れた側の端部を軸として線対称に配置されているとともに、図1の紙面垂直方向に複数並べて配置されており、一般的には200錘を超える多錘機となっている。
次に、給糸クリール4から給糸された糸Yが巻取装置7に巻き取られるまでの仮撚加工機1の動作について説明する。
第2糸送り装置21の糸送り速度は、上流側の第1糸送り装置20の糸送り速度よりも速く設定されている。このため、第1糸送り装置20と第2糸送り装置21との間で糸Yは延伸される。また、第3糸送り装置22の糸送り速度は、上流側の第2糸送り装置21の糸送り速度よりも遅く設定されている。このため、第2糸送り装置21と第3糸送り装置22との間で糸Yは弛緩される。なお、第1〜第3糸送り装置20〜22の具体的な構成については後述する。
第1糸送り装置20と第2糸送り装置21との間で延伸された糸Yは、例えば、フリクションディスク式のツイスタである仮撚装置6によって撚りが付与されて下流側へ送られる。仮撚装置6で形成される撚りは、第1糸送り装置20まで伝搬して、延伸されつつ加撚された糸Yは、第1加熱装置11で加熱された後、冷却装置12で冷却され、撚りが固定される。加撚及び熱固定された糸Yは、仮撚装置6を通過した後、第2糸送り装置21に至るまでに解撚される。
このようにして延伸仮撚加工された糸Yは、インターレースノズル14において適宜に交絡部が形成されて、集束性が付与された後、第2加熱装置15で弛緩熱処理され、オイリングローラ33を介して巻取装置7によって紙管に巻き取られ、満管パッケージ8を形成する。そして、満管パッケージ8は、作業空間3にいる作業者により巻取装置7から取り外され、作業空間3を走行するストッカ(図示せず)に貯留される。そして、新たな紙管が作業者により巻取装置7に取り付けられ、紙管への巻き取りが再開される。
次に、第1〜第3糸送り装置20〜22の具体的な構成について、図2、図3を参照して説明する。図2は、図1の糸送り装置の概略側面図である。図3は、図2のIII方向から見た糸送り装置の図である。なお、図2、図3では、第3糸送り装置22について図示している。そして、以下では、第3糸送り装置22について説明し、第1、第2糸送り装置20、21については、第3糸送り装置22と同様の構成であるため、その説明を省略する。また、図3においては、図面を見やすくするために、フィードローラ40と駆動軸40aを2点鎖線で図示している。
図2、図3に示すように、第3糸送り装置22は、1つの糸送り装置で、図1の紙面垂直方向に2つ並んだ錘に対応し、第2加熱装置15内を通過した後の2本の糸Yを下流側に送るものであり、フィードローラ40と、ニップローラ41と、ガイド42とを1つずつ有している。
フィードローラ40は、図2の紙面垂直方向に延在し、複数の錘に対応し、制御部50により回転駆動される駆動ローラである。ニップローラ41は、表面が環状のゴム部材で巻かれており、フィードローラ40の周面に接触して配置されており、一端が機台フレーム2から突出した支持部45に回転自在に支持された従動ローラである。そして、フィードローラ40とニップローラ41の間に糸Yが挟まれた状態で、フィードローラ40が回転駆動すると、このフィードローラ40の回転にともないニップローラ41も回転する。すると、糸Yには所望の張力が付与されて下流側に送られる。
ガイド42は、上流側から送られた糸Yを下流側のフィードローラ40に導くものであり、機台フレーム2のバーサポート35に係合されたトラバースバー36に支持され、作業空間3に向かって水平方向に延在した板状のブラケット43と、ブラケット43の2本の糸Yが並ぶ方向(図2の紙面垂直方向)の両側に設けられ、2本の糸Yがそれぞれ掛けられる2つの糸掛け部44a、44bとを有している。2つの糸掛け部44a、44bは、ブラケット43を中心に線対称に配置されており、ブラケット43から離れる方向に途中まで徐々に径が縮んだ後、端部に向かって徐々に径が広がった、略凹形状をしている。そして、糸Yは、2つの糸掛け部44a、44bの最も径が小さな部分47に掛けられて、走行方向と直交する図2の紙面垂直方向への移動が規制されている。
そして、第2加熱装置15を通過した2本の糸Yのうち図3の左方の糸Yは、ブラケット43の左方に設けられた糸掛け部44aに掛けられて案内されながらフィードローラ40に送られ、フィードローラ40とニップローラ41の間にニップされて下流側へと送られる。また、図3の右方の糸Yは、ブラケット43の右方に設けられた糸掛け部44bに掛けられて案内されながらフィードローラ40に送られ、フィードローラ40とニップローラ41の間に、上述した左方の糸Yと平行な姿勢でニップされて下流側へと送られる。このように、2本の糸Yは、1つのフィードローラ40とニップローラ41によって平行に並んで走行して下流側に送られる。
バーサポート35は、機台フレーム2に固定的に設けられており、図2の紙面垂直方向に延在している。そして、トラバースバー36は、バーサポート35と係合して、図2の紙面垂直方向にスライド移動可能となっている。トラバースバー36がバーサポート35に沿ってスライド移動すると、トラバースバー36に支持されたガイド42も図2の紙面垂直方向に移動し、ガイド42に掛けられた2本の糸Yは、フィードローラ40とニップローラ41の間を、これらのローラ40、41の軸の延在方向に移動する。これにより、フィードローラ40とニップローラ41の糸Yと接触する位置を変えて、フィードローラ40とニップローラ41の摩耗を抑制し、寿命を延ばすことができる。
図2に示す仮撚加工機1の制御部50は、CPU、ROM、RAMなどを有しており、巻取装置7、ヤーンカッター16、フィードローラ40のモータ46などを制御する。
ここで、仮に、給糸クリール4から巻取装置7までの糸道を走行する糸Yに糸切れが発生したとする。すると、糸切れした巻取装置7側の糸Yは巻取装置7により巻き取られ、給糸クリール4側の糸Yは糸切れした箇所よりも下流側には送られないため、巻取装置7の上流側であって、第3糸送り装置22よりも下流側の糸検出センサ17で糸Yが走行していないことが検出される。すると、糸検出センサ17から制御部50に糸Yが走行していない、すなわち糸切れが生じている旨の信号が送られ、給糸クリール4側の糸Yは給糸クリール4の直後のヤーンカッター16で切断される。そして、切断された糸Yは除去され、給糸クリール4から給糸される糸Yを仮撚加工機1の各部に対して再度糸掛けして、巻き取りが再開される。
この仮撚加工機1の各部への糸掛けの工程について説明する。図4は、仮撚加工機の各部への糸掛けの工程についての説明図である。なお、図4においては、糸道がわかりやすいように、実際には各装置内を通って見えない糸Yについても実線で図示している。
図4(a)に示すように、給糸クリール4から供給された糸Yを主機台2aの上部に設置した吸糸パイプ30で吸引する。すると、吸糸パイプ30に吸引されている糸Yは、作業空間3を直線状に横切った状態となる。そして、第1糸送り装置20、シフターガイド31、第2糸送り装置21の順に糸Yを掛ける。このとき、第2糸送り装置21への糸掛けは、回転しているニップローラ41の側面から挿入する方法で行う、その後、仮撚装置6に糸Yを掛ける。
そして、シフターガイド31を自動または手動で上昇させることで、糸Yは第1加熱装置11、冷却装置12内に自動的に入る。その後、第1糸送り装置20への糸掛けを第2糸送り装置21と同様の方法で行い、図4(b)に示すように、インターレースノズル14に糸Yを掛ける。
その後、図4(c)に示すように、第2加熱装置15の下端近傍にサクションガン49を配置して、吸糸パイプ30に吸引されている糸Yを第2加熱装置15の上流端ガイド(図示せず)に糸掛けして、その近傍でカットする。すると、給糸クリール4と繋がった糸Yは、第2加熱装置15内を通過して、サクションガン49に吸引される。その後、図4(d)に示すように、第3糸送り装置22、オイリングローラ33に糸Yを掛けた後、巻取装置7へ糸Yを掛けて、仮撚加工機1の各部への糸掛けは完了する。
次に、第3糸送り装置22を例に挙げた糸送り装置への糸掛けの工程について説明する。図5は、糸送り装置への糸掛けの工程について説明する図である。なお、各糸送り装置は、1つの糸送り装置で、それぞれ2本の糸Y1、Y2を送っており、ここでは、図5を用いて、フィードローラ40とニップローラ41の間を送られる2本の糸Y1、Y2のうち、支持部45側を走行する糸Y2の糸掛けについて説明する。支持部45から離れたもう一方の糸Y1の糸掛けとの違いは、他方の糸をまたいで糸掛けされるか否かである。
フィードローラ40とニップローラ41の間を送られる2本の糸Y1、Y2のうち、支持部45側を走行する糸Y2が糸切れして再度糸掛けを行う際には、図5(a)に示すように、支持部45から離れたもう一方の糸Y1は、ヤーンカッター16により切断せずに、フィードローラ40を回転させたままにして、巻取装置7での巻き取りを続けておく。その上で、第2加熱装置15内を通過した糸Y2をサクションガン49により第2加熱装置15の下流端の近傍で吸引する。
そして、図5(b)に示すように、作業空間3から見て、糸掛け部44bの奥側(図5(b)の紙面奥側)に作業者がサクションガン49を移動させて、糸掛け部44bに糸Y2を掛けた後、糸掛け部44aに掛けられた糸Y1の図5(b)の紙面手前を横切って、フィードローラ40とニップローラ41の間に挟まれるように移動させる。その後、図5(c)に示すように、フィードローラ40とニップローラ41の間において、糸掛け部44aに掛けられた糸Y1をまたいで、支持部45側に移動させて、糸掛けを完了する。このとき、糸掛け部44bに掛けられた糸Y2は、糸掛け部44aに掛けられて走行し続けている糸Y1の上を通過するが、瞬間的なので走行し続けている糸Y1の張力変動を発生させることなく、糸Y1の品質には全く影響を与えない。
また、図示して説明はしないが、上述した糸掛け部44bへの糸掛けではなく、糸掛け部44aへの糸掛けの際にも、糸掛け部44bに掛けられた糸Y2は、ヤーンカッター16で切断せずに、フィードローラ40を駆動して下流側へ送り続けて、巻き取りを継続しておく。すなわち、1つのフィードローラ40により下流側に送られる2本の糸Yのうち、一方の糸Yを糸掛け部44に糸掛けする際に、他方の糸Yは一方の糸Yの糸掛けにともなう品質の低下がないため、ヤーンカッター16で切断せずに、フィードローラ40の駆動して下流側に送り続けて、巻取装置7による巻き取りを継続しておく。
本発明の第1〜第3糸送り装置20〜22のような糸送り装置によると、1つのフィードローラ40とニップローラ41で2本の糸Yを送るので、糸Yの数に対してフィードローラ40とニップローラ41の数を半減することができる。これにより、1本の糸Yを1つのフィードローラ40とニップローラ41で送る場合に比べて、設備コストを低減することができ、装置をコンパクトにすることができる。また、ニップローラ41は消耗品であるため、このニップローラ41の数が半減することで、消耗品に用いるコストを低減することができる。
また、1つのブラケット43に2つの糸掛け部44a、44bを設けることで、2本の糸Yのそれぞれに対して、ブラケット43と糸掛け部44を1つずつ個別に設ける場合に比べて、ブラケット43の数を減らして、設備コストをさらに低減することができ、糸送り装置をよりコンパクトにすることができる。また、2本の糸Yの糸掛けの際に糸Yがブラケット43や糸掛けされた他方の糸Yに干渉することがなく、2本の糸Yをブラケット43の両側から2つの糸掛け部44a、44bにそれぞれ簡単に糸掛けすることができる。
仮に、2本の糸Yを1つのフィードローラ40で送るのに合わせて、ガイドを単純に1つにしようとすると、従来例として考えられる糸送り装置としては、図6に示すように、ガイド82が、ブラケット83と、ブラケット83にその一方の側面が接続され、並んで配置された2つの糸掛け部84a、84bとを有しているものがある。
この場合、糸掛け部84aに掛けられた糸Yが走行したままで、糸掛け部84bに糸Yを掛けようすると、図7(a)に示すように、糸Yをサクションガン49で吸引した後、図7(b)に示すように、サクションガン49を移動させて、ブラケット83が干渉しないように、走行している糸Yとこの糸Yが掛けられている糸掛け部84aの間をまたがらないと糸掛けすることができない。そのため、このような場合には、糸Yの品質を考えると、糸切れせずに送られている糸Yも強制的に切断して、2本とも糸Yを掛け直して、糸送りを再開する必要がある。このように単純に1つのガイド82で2本の糸Yを1つのフィードローラ40に導いている構成では、2本の糸Yのうちブラケット83側の糸Yが切れて糸掛けする際に、他方の糸Yも切断して、2本とも糸掛けを行う必要がある。
そして、給糸クリール4から巻取装置7までの糸道で糸切れが生じた場合の仮撚加工機1の各部への糸掛けは、上述したように多くの手間が必要であり、作業者も多くの労力を必要とするものである。そこで、本実施形態では、2本の糸Yのいずれかが糸切れした際に、糸切れしていない一方の糸Yを切断せずに送り続けて巻き取りを継続しながら、もう一方の糸Yを糸掛け部44に糸掛けすることができる。これにより、他方の糸Yも強制的に切断して、2本の糸Yとも再度糸掛けする場合に比べて、生産性を向上させることができ、作業者の糸掛けに対する手間を減らすことができる。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
ブラケット43の両側に2つの糸掛け部44a、44bを設ける構成としては、上述した実施形態に限らず、図8に示すように、ブラケット143の先端に、作業空間3から離れる方向(図8の上方)に開口した、U状に湾曲した2つの糸掛け部144a、144bをブラケット143の両側に位置するように設けてもよい(変形例1)。
また、本実施形態においては、ブラケット43の両側に2つの糸掛け部44a、44bを設けていたが、例えば、ブラケット43のいずれか一端に2つの糸掛け部を並べて設けても、本効果を奏することは可能である。例えば、図9、10に示すように、ガイド242は、ブラケット243と、ブラケット243にその側面が接続され、作業空間3側(図9の下方)に向かって開口したコの字状の枠部材250とを有している(変形例2)。枠部材250は、その下流側半分(図10の上半分)の両端の先端から互いに内側に突出したフック部250aと、上流側半分(図10の下半分)の中央から前方に突出した突起部250bとを有しており、フック部250aと突起部250bは、その一部が重なっている。
そして、図示しないサクションパイプで吸引した糸Yをフック部250aよりも下流側からフック部250aに簡単に掛けることができ、フック部250aの上流側に突起部250bが配置されていることで、糸外れを抑制することができる。
また、本実施形態においては、第1〜第3糸送り装置20〜22の全ての糸送り装置について、本発明を適用したが、いずれか一部の糸送り装置に対してだけ本発明を適用してもよい。
また、本実施形態においては、給糸クリール4から巻取装置7までの間の糸切れ時における糸送り装置での糸掛けを例に挙げて説明したが、糸切れ時に限らず、例えば、糸種の変更などにともなう初期の糸掛け時にも、1つのフィードローラ40により送られる2本の糸Yのうち一方の糸Yの走行を止めることなく、他方の糸Yの糸掛けを行うことができる。
また、本実施形態においては、フィードローラ40とニップローラ41の糸Yと接触する位置を変えるために、ガイド42のブラケット43は、機台フレーム2に対してスライド可能なトラバースバー36に支持されていたが、フィードローラ40とニップローラ41の糸Yと接触する位置を変えない構成では、ブラケット43は機台フレーム2に支持されていてもよい。
また、本実施形態においては、糸送り装置としてニップローラ方式を採用した構成を例に挙げて説明したが、これに限らず、エプロンニップ方式にも本発明を適用することができる。
以上、説明した実施形態及びその変更形態では、本発明を、糸送り装置を用いて、糸に延伸加工を施して巻き取る仮撚加工機に適用したが、本発明の適用対象は、このような仮撚加工機に限られず、給糸部と巻取部の間の糸道に糸送り装置が設けられた、あらゆる繊維機械にも適用することができる。
1 仮撚加工機
2 機台フレーム
4 給糸クリール
7 巻取装置
6 仮撚装置
20 第1糸送り装置
21 第2糸送り装置
22 第3糸送り装置
40 フィードローラ
41 ニップローラ
43 ブラケット
44a、44b 糸掛け部
Y 糸

Claims (4)

  1. 糸を供給する給糸部とこの給糸部から給糸された糸を巻き取る巻取部との間の糸道に配置された糸送り装置であって、
    前記糸道に沿って走行する糸を上流側から下流側に送るフィードローラと、
    前記フィードローラよりも上流側に配置され、前記給糸部から給糸されて走行する糸を前記フィードローラに導くガイドと、を備えており、
    前記ガイドは、2本の糸を1つの前記フィードローラに導き、前記1つのフィードローラは、前記ガイドに案内されてきた前記2本の糸を下流側に送るように構成されており、
    前記ガイドは、前記2本の糸がそれぞれ掛けられる凹状の2つの糸掛け部を有し、これら2つの糸掛け部はブラケットを挟んで配置されていることを特徴とする糸送り装置。
  2. 糸を供給する給糸部とこの給糸部から給糸された糸を巻き取る巻取部との間の糸道に配置された糸送り装置であって、
    前記糸道に沿って走行する糸を上流側から下流側に送るフィードローラと、
    前記フィードローラよりも上流側に配置され、前記給糸部から給糸されて走行する糸を前記フィードローラに導くガイドと、を備えており、
    前記ガイドは、2本の糸を1つの前記フィードローラに導き、前記1つのフィードローラは、前記ガイドに案内されてきた前記2本の糸を下流側に送っており、
    前記ガイドは、ブラケットに支持され、前記2本の糸がそれぞれ掛けられる2つの糸掛け部を有し、これら2つの糸掛け部は前記ブラケットの延在している側と逆側からそれぞれ糸が掛けられるフック状をしていることを特徴とする糸送り装置。
  3. 糸を供給する給糸部と、
    請求項1または2に記載の、前記給糸部から給糸されて走行する2本の糸を下流側へ送る糸送り装置と、
    前記糸送り装置により送られた糸を巻き取る巻取部と、
    前記給糸部と前記巻取部との間の糸道に沿って走行する2本の糸の有無をそれぞれ検出する糸検出手段と、
    前記糸送り装置の前記フィードローラを制御する制御手段と、を備えており、
    前記制御手段は、前記フィードローラを駆動して1つのフィードローラ当たり2本の糸を送っているときに、前記糸検出手段によって、前記2本の糸のうちいずれか一方の糸が前記糸道を走行していないことを検出しても、前記フィードローラの駆動を継続して、前記2本の糸のうち他方の糸を送ったままにすることを特徴とする繊維機械。
  4. 糸を供給する給糸部と、請求項1または2に記載の、前記給糸部から給糸されて走行する2本の糸を下流側へ送る糸送り装置と、前記糸送り装置により送られた糸を巻き取る巻取部と、前記給糸部と前記巻取部との間の糸道に沿って走行する2本の糸の有無をそれぞれ検出する糸検出手段と、を備えた繊維機械の糸巻き取り方法であって、
    前記糸送り装置の前記フィードローラを駆動して1つのフィードローラ当たり2本の糸を送っているときに、前記糸検出手段によって、前記2本の糸のうちいずれか一方の糸が前記糸道を走行していないことを検出しても、前記2本の糸のうち他方の糸を前記フィードローラにより送り、前記巻取部による糸巻き取りを継続しながら、前記糸送り装置の前記糸掛け部に前記一方の糸のみを糸掛けすることを特徴とする繊維機械の糸巻き取り方法。
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