JP6296617B2 - 冷却貯蔵庫および除湿空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、室内の空気を除湿するための除湿空調機が搭載された冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫などの冷却貯蔵庫、および、冷却貯蔵庫が設置される室内の空気を除湿する除湿空調システムに関する。
特許文献1には、除湿手段を備える低温ショーケースが開示されている。そこでの除湿手段は、難燃紙に塩化リチウムを含浸させた薄型円盤形状の除湿ロータ(除湿エレメント)からなり、断熱箱体の天板上に形成された天部ダクトに配置されている。除湿ロータは、円盤中心に連結されたモータにより低速で回転される。天部ダクト内における除湿ロータの前方には送風機が配置されており、除湿ロータの前部上方には室内空気の吸込口が形成されている。送風機を駆動すると、室内空気が吸込口から天部ダクト内に取り込まれ、除湿ロータの前部を通過することにより除湿される。そして、除湿された乾燥空気が、天部ダクトの前端に形成された吐出口から、ショーケースの貯蔵室の前面開口へ向かって吐出される。一方、除湿ロータの前部に吸着した水分は、ロータ自身の回転により後部へ移動したときに、除湿ロータの後部下方に配置された加熱用配管により加熱されて蒸発する。この加熱用配管には、貯蔵室を冷却するための冷凍サイクルを構成する圧縮機および凝縮器を経た冷媒液が供給される。加熱用配管に加熱されて蒸発した水分は、除湿ロータの後部上方に形成された排気口から天部ダクト外へ排出される。
特許文献2に開示された除湿空調機は、除湿手段として除湿ロータおよび冷却コイルを備えている。吸込口から空調機内に取り込まれた室内空気は、除湿ロータの水分放出領域と、冷却コイルと、除湿ロータの水分吸着領域とを記載順に通過して、空調機の吹出口から室内へ戻される。室内空気が水分放出領域を通過すると、その絶対湿度は一時的に上昇するが、冷却コイルの周囲を通過することで冷却除湿され、次いで水分吸着領域を通過することでさらに除湿される。従って、吹出口から吹出される処理後の空気は、吸込口から取り込まれる処理前の空気に比べて絶対湿度が低くなる。冷却コイルの周囲を通過した空気が除湿されるのは、空気中の水分が凝縮して冷却コイルの表面などに付着するからである。除湿ロータは、水分吸着領域を通過する空気中の水分を吸着するとともに、水分放出領域を通過する空気中に水分を放出することで再生する。
特開平9−126619号公報(段落番号0023〜0029、図2) 特開2008−76035号公報(段落番号0004、図3、図4)
特許文献1に係る低温ショーケースによれば、貯蔵室の前面開口へ向かって乾燥空気を送給して、貯蔵室内の着霜や結露を低減することができる。しかし、除湿ロータに吸着した水分が、加熱用配管により加熱されて蒸発し、ショーケースが設置してある室内へ排出されるため、該室内の全体の湿度を下げることはできない。また、このショーケースでは、加熱用配管に対して凝縮器で凝縮した冷媒液を供給する。この冷媒液の温度は一般に40℃程度とあまり高くないため、除湿ロータに多量の水分が吸着しているような場合には、水分の加熱蒸発に必要な熱量が加熱用配管から供給されず、除湿ロータが十分に再生されないことがある。
特許文献2の除湿空調機においても、常温の室内空気を加熱することなく、除湿ロータの水分放出領域へ送るため、同ロータが十分に再生されないことがある。また特許文献2には、空調機内の冷却コイルに冷媒を供給する手段について特に記載されていないが、一般的には、冷却コイルを冷凍サイクルの蒸発器とし、圧縮機、凝縮器および膨張弁を経た低温の冷媒液を、冷却コイル(蒸発器)に供給すると考えられる。しかし、冷凍サイクルの圧縮機や凝縮器を除湿空調機に内蔵すると、空調機が大型化および大重量化し、冷却貯蔵庫への搭載には不適なものとなる。さらに特許文献2では、冷却コイルを通過した低温の乾燥空気を室内へ戻すため、気温の低い冬期などでの使用には適さない。
本発明の目的は、除湿空調機が搭載される冷却貯蔵庫、および、冷却貯蔵庫が設置される室内を除湿する除湿空調システムにおいて、除湿ロータに吸着した水分を効果的に加熱蒸発させて同ロータを十分に再生させ、除湿ロータによる除湿作用を長期にわたって安定的に発揮させることにある。また本発明の目的は、除湿空調機の小型化および軽量化を図って、同空調機の冷却貯蔵庫への搭載を容易化することにある。また本発明の目的は、除湿空調機から吹出される乾燥空気の温度を季節に合わせて変更して、除湿空調機を年間を通して好適に使用できるようにすることにある。
本発明は、圧縮機3および凝縮器4からなる内部冷凍機構5と、内部冷凍機構5から冷媒の供給を受けて庫内を冷却する蒸発器8とを内蔵する冷却貯蔵庫を対象とする。冷却貯蔵庫には、同貯蔵庫が設置される室内の空気を除湿するための除湿空調機20が搭載される。除湿空調機20は、室内空気を取り込むための吸込口21と、除湿後の乾燥空気を室内へ戻すための吹出口22とが開口されたケーシング23を備える。ケーシング23の内部に、吸込口21から吹出口22へ至る通気路30が形成され、該通気路30に除湿ロータ31が配置される。除湿ロータ31は、空気中の水分を吸着する水分吸着領域32と、空気中へ水分を放出する水分放出領域33とを有し、通気路30における水分放出領域33の下流側に水分吸着領域32が配置される。通気路30における水分放出領域33の上流側に、同領域33を通過する空気を加熱するための再生コイル36が配置され、通気路30における水分放出領域33と水分吸着領域32の間に、空気を冷却除湿するための冷却コイル37が配置される。再生コイル36は、内部冷凍機構5の圧縮機3の吐出口に冷媒配管で接続されて、圧縮機3から吐出される冷媒ガスの供給を受ける。冷却コイル37は、室外に設置される外部冷凍機構15に接続されており、外部冷凍機構15で凝縮した冷媒液が冷却コイル37に供給されることを特徴とする。
通気路30における冷却コイル37の下流側に、同コイル37で冷却された空気を再加熱するための再熱コイル38が配置されており、再熱コイル38が、同コイル38への冷媒の供給を制御する冷媒流路制御手段46を介して内部冷凍機構5に接続されている形態を採ることができる。
圧縮機3の吐出口から延びる圧縮出口管41と、凝縮器4の入口から延びる凝縮入口管42との間に、再生コイル36が配置された空調冷媒管43が接続されており、圧縮出口管41および凝縮入口管42の端部にはそれぞれコネクタ49・50が装着されており、空調冷媒管43の上流側の端部を圧縮出口管41のコネクタ49に連結し、下流側の端部を凝縮入口管42のコネクタ50に連結することにより、空調冷媒管43が圧縮出口管41および凝縮入口管42に接続されており、各コネクタ49・50には、空調冷媒管43が連結される前の状態において冷媒を封止するバルブが設けられており、空調冷媒管43が連結されることでバルブによる冷媒の封止状態が解除される形態を採ることができる。
また本発明は、第1冷却貯蔵庫1および第2冷却貯蔵庫2が設置される室内の空気を除湿する除湿空調システムを対象とする。第1冷却貯蔵庫1は、圧縮機3および凝縮器4からなる内部冷凍機構5と、内部冷凍機構5から冷媒の供給を受けて庫内を冷却する第1蒸発器8とを内蔵する。第2冷却貯蔵庫2は、室外に設置される外部冷凍機構15から冷媒の供給を受けて庫内を冷却する第2蒸発器11を内蔵する。第1冷却貯蔵庫1に除湿空調機20が搭載される。除湿空調機20は、室内空気を取り込むための吸込口21と、除湿後の乾燥空気を室内へ戻すための吹出口22とが開口されたケーシング23を備える。ケーシング23の内部に、吸込口21から吹出口22へ至る通気路30が形成され、該通気路30に除湿ロータ31が配置される。除湿ロータ31は、空気中の水分を吸着する水分吸着領域32と、空気中へ水分を放出する水分放出領域33とを有し、通気路30における水分放出領域33の下流側に水分吸着領域32が配置される。通気路30における水分放出領域33の上流側に、同領域33を通過する空気を加熱するための再生コイル36が配置され、通気路30における水分放出領域33と水分吸着領域32の間に、空気を冷却除湿するための冷却コイル37が配置される。再生コイル36は、内部冷凍機構5の圧縮機3の吐出口に冷媒配管で接続されて、圧縮機3から吐出される冷媒ガスの供給を受ける。冷却コイル37は外部冷凍機構15に接続されており、外部冷凍機構15で凝縮した冷媒液が冷却コイル37に供給されることを特徴とする。
通気路30における冷却コイル37の下流側に、同コイル37で冷却された空気を再加熱するための再熱コイル38が配置されており、再熱コイル38が、同コイル38への冷媒の供給を制御する冷媒流路制御手段46を介して内部冷凍機構5に接続されている形態を採ることができる。
第2冷却貯蔵庫2が、前面に開口を有する開放型のショーケースであり、除湿空調機20の吹出口22がダクト24を介して、第2冷却貯蔵庫2の前面開口の下方に形成された給気口25に接続されている形態を採ることができる。
本発明に係る冷却貯蔵庫には、同貯蔵庫が設置される室内の空気を除湿するための除湿空調機20を搭載する。除湿空調機20の通気路30には、その上流側から順に、再生コイル36、除湿ロータ31の水分放出領域33、冷却コイル37、および、除湿ロータ31の水分吸着領域32を配置する。吸込口21から通気路30に取り込まれた室内空気は、再生コイル36で加熱された後、水分放出領域33を通過することで一時的に絶対湿度が上昇するが、冷却コイル37で冷却除湿され、次いで水分吸着領域32を通過することでさらに除湿される。従って、吹出口22から吹出される処理後の空気は、吸込口21から取り込まれる処理前の空気よりも絶対湿度の低い乾燥空気となる。
そのうえで本発明では、再生コイル36を内部冷凍機構5の圧縮機3の吐出口に冷媒配管で接続し、圧縮機3から吐出される冷媒ガスを再生コイル36に供給するようにした。これによれば、凝縮後の冷媒液を供給する場合に比べて再生コイル36を高温にして、同コイル36を通過する空気を十分に加熱できる。この空気を水分放出領域33に通すことで、同領域33に吸着した水分を効果的に加熱蒸発させて、除湿ロータ31を十分に再生させることができ、従って、除湿ロータ31による除湿作用を長期にわたって安定的に発揮させることができる。また本発明では、再生コイル36と空気との間で熱交換を行って、再生コイル36を流れる冷媒ガスを冷却できるので、その分だけ凝縮器4における放熱量を小さく設定できる。従って、凝縮器4の小型化や、凝縮ファンの風量低下に伴う静音化などを図ることができる。
さらに本発明では、冷却コイル37を室外の外部冷凍機構15に接続し、外部冷凍機構15で凝縮した冷媒液を冷却コイル37へ供給するようにした。これによれば、除湿空調機20の冷却コイル37に冷媒を供給するための内蔵型の冷凍機構を廃して、除湿空調機20を小型化および軽量化できるので、冷却貯蔵庫に除湿空調機20を搭載するためのスペースの確保や、除湿空調機20の搭載に耐え得る冷却貯蔵庫の強度の確保が容易となる。また、内蔵型の冷凍機構を廃すると、その分だけ除湿空調機20の製造コストを小さくすることができる。さらに、室外の外部冷凍機構15は、内蔵型の冷凍機構に比べて大容量であるから、冷却コイル37への冷媒液の供給量を十分に確保して、冷却コイル37を通過する空気を安定的に冷却除湿することができる。
通気路30における冷却コイル37の下流側に再熱コイル38を配置し、同コイル38を冷媒流路制御手段46を介して内部冷凍機構5に接続すると、冷却コイル37で冷却された乾燥空気を必要に応じて再加熱してから、室内へ戻すことができる。具体的には、気温の低い冬期などには、再熱コイル38に高温の冷媒を供給し、冷却乾燥空気を再加熱してから室内へ戻すことができる。一方、気温の高い夏期などには、再熱コイル38に冷媒を供給せず、冷却乾燥空気を再加熱することなくそのまま室内へ戻すことができる。以上のように、本発明の再熱コイル38および冷媒流路制御手段46によれば、室内へ戻す乾燥空気の温度を季節に合わせて変更できるので、年間を通して好適に使用可能な除湿空調機20を得ることができる。
圧縮出口管41および凝縮入口管42の端部にそれぞれコネクタ49・50を装着すると、空調冷媒管43の端部をコネクタ49・50に差し込むだけで、空調冷媒管43を圧縮出口管41および凝縮入口管42に簡便に接続できる。また各コネクタ49・50に、空調冷媒管43が差し込まれる前の状態において冷媒を封止するバルブを設けると、冷却貯蔵庫内の冷媒配管に製造工場で予め冷媒を充填してから、店舗Sなどの出荷先へ出荷することができるので、出荷先で冷媒を充填する作業を省略して、冷却貯蔵庫の設置作業を簡略化できる。
本発明に係る除湿空調システムでは、第1冷却貯蔵庫1および第2冷却貯蔵庫2が設置される室内の空気を除湿するための除湿空調機20を、第1冷却貯蔵庫1に搭載する。除湿空調機20の通気路30には、その上流側から順に、再生コイル36、除湿ロータ31の水分放出領域33、冷却コイル37、および、除湿ロータ31の水分吸着領域32を配置する。吸込口21から通気路30に取り込まれた室内空気は、再生コイル36で加熱された後、水分放出領域33を通過することで一時的に絶対湿度が上昇するが、冷却コイル37で冷却除湿され、次いで水分吸着領域32を通過することでさらに除湿される。従って、吹出口22から吹出される処理後の空気は、吸込口21から取り込まれる処理前の空気よりも絶対湿度の低い乾燥空気となる。
そのうえで本発明では、再生コイル36を内部冷凍機構5の圧縮機3の吐出口に冷媒配管で接続し、圧縮機3から吐出される冷媒ガスを再生コイル36に供給するようにした。これによれば、凝縮後の冷媒液を供給する場合に比べて再生コイル36を高温にして、同コイル36を通過する空気を十分に加熱できる。この空気を水分放出領域33に通すことで、同領域33に吸着した水分を効果的に加熱蒸発させて、除湿ロータ31を十分に再生させることができ、従って、除湿ロータ31による除湿作用を長期にわたって安定的に発揮させることができる。また本発明では、再生コイル36と空気との間で熱交換を行って、再生コイル36を流れる冷媒ガスを冷却できるので、その分だけ凝縮器4における放熱量を小さく設定できる。従って、凝縮器4の小型化や、凝縮ファンの風量低下に伴う静音化などを図ることができる。
さらに本発明では、冷却コイル37を室外の外部冷凍機構15に接続し、外部冷凍機構15で凝縮した冷媒液を冷却コイル37へ供給するようにした。これによれば、除湿空調機20の冷却コイル37に冷媒を供給するための内蔵型の冷凍機構を廃して、除湿空調機20を小型化および軽量化できるので、第1冷却貯蔵庫1に除湿空調機20を搭載するためのスペースの確保や、除湿空調機20の搭載に耐え得る第1冷却貯蔵庫1の強度の確保が容易となる。また、内蔵型の冷凍機構を廃すると、その分だけ除湿空調機20の製造コストを小さくすることができる。さらに、室外の外部冷凍機構15は、内蔵型の冷凍機構に比べて大容量であるから、冷却コイル37への冷媒液の供給量を十分に確保して、冷却コイル37を通過する空気を安定的に冷却除湿することができる。
通気路30における冷却コイル37の下流側に再熱コイル38を配置し、同コイル38を冷媒流路制御手段46を介して内部冷凍機構5に接続すると、冷却コイル37で冷却された乾燥空気を必要に応じて再加熱してから、室内へ戻すことができる。具体的には、気温の低い冬期などには、再熱コイル38に高温の冷媒を供給し、冷却乾燥空気を再加熱してから室内へ戻すことができる。一方、気温の高い夏期などには、再熱コイル38に冷媒を供給せず、冷却乾燥空気を再加熱することなくそのまま室内へ戻すことができる。以上のように、本発明の再熱コイル38および冷媒流路制御手段46によれば、室内へ戻す乾燥空気の温度を季節に合わせて変更できるので、年間を通して好適に使用可能な除湿空調機20を得ることができる。
除湿空調機20の吹出口22を、ダクト24を介して、第2冷却貯蔵庫2の前面開口の下方の給気口25に接続すると、再熱コイル38で再加熱した温暖な乾燥空気を、第2冷却貯蔵庫2の前方の通路の床面近くへ給気して、該通路において生じやすいコールドアイルの問題を解消することができる。
本発明に係る冷却貯蔵庫および除湿空調システムの実施例を示す全体構成図である。 除湿空調機が搭載された冷凍ショーケースおよび冷蔵ショーケースの外観を示す斜視図である。 冷凍ショーケースと除湿空調機の冷媒配管の接続構造を示す図である。
(実施例) 図1ないし図3は、本発明に係る冷却貯蔵庫および除湿空調システムを、コンビニエンスストアなど比較的小規模の店舗Sに適用した実施例を示す。図1および図2において店舗S内(室内)には、リーチイン型の冷凍ショーケース(第1冷却貯蔵庫)1と、前面開放型の冷蔵ショーケース(第2冷却貯蔵庫)2とが、左右に並べて設置されている。冷凍ショーケース1は、圧縮機3および凝縮器4からなる内部冷凍機構5と、膨張弁6と、冷凍室(貯蔵室)7を冷却するための冷凍用蒸発器(第1蒸発器)8とを内蔵する。冷蔵ショーケース2は、膨張弁9と、冷蔵室(貯蔵室)10を冷却するための冷蔵用蒸発器(第2蒸発器)11とを内蔵する。店舗S外(室外)には、圧縮機13および凝縮器14からなり、冷蔵ショーケース2や店舗S内の空調装置16などに冷媒液を供給する外部冷凍機構15が設置されている。
冷凍ショーケース1の天板上には、店舗S内の空気を除湿するための除湿空調機20が搭載される。除湿空調機20は、店舗S内の空気を取り込むための吸込口21と、除湿後の乾燥空気を店舗S内へ戻すための吹出口22とが開口された箱型のケーシング23を備えており、ケーシング23の内部に除湿手段などの各種機器が収容されている。ケーシング23の内部構造については後述する。吸込口21はケーシング23の前面に配置され、吹出口22は冷蔵ショーケース2に臨むケーシング23の左側面に配置されている。吹出口22はダクト24を介して、冷蔵ショーケース2の前面下端部に形成された給気口25に接続されている(図2参照)。
図1に示すように、除湿空調機20のケーシング23の内部には、吸込口21と吹出口22を隔てる隔壁29が設置されており、この隔壁29とケーシング23の内面とによって、吸込口21と吹出口22を繋ぐ通気路30が区画されている。通気路30には、除湿手段としての円盤状の除湿ロータ31が配置される。除湿ロータ31は軸方向に通気可能に形成され、円盤中心軸のまわりに不図示のモータによって低速回転される。除湿ロータ31としては、繊維質の担持体にシリカゲルやゼオライトなどの吸湿材を担持させた従来公知のものを使用することができるが、本実施例ではスポンジ状の酸化チタンを使用した。除湿ロータ31は、通気路30の前段部と後段部に跨って配置されており、通気路30を流れる空気は除湿ロータ31の前段部側と後段部側を順に通過する。除湿ロータ31の後段部側は、空気中の水分を吸着する水分吸着領域32を構成し、除湿ロータ31の前段部側は、吸着した水分を空気中へ放出する水分放出領域33を構成する。両領域32・33の作用については後述する。
通気路30における水分放出領域33の上流側には、吸込口21から取り込んだ空気を加熱するための再生コイル36が配置されており、水分放出領域33と水分吸着領域32の間には、空気を冷却除湿するための冷却コイル37が配置されており、水分吸着領域32の下流側には、冷却コイル37で冷却された空気を再加熱するための再熱コイル38が配置されている。つまり、除湿空調機20の通気路30には、その上流側から、再生コイル36、除湿ロータ31の水分放出領域33、冷却コイル37、除湿ロータ31の水分吸着領域32、および再熱コイル38が記載順に配置されている。また通気路30には、店舗S内の空気を吸込口21から通気路30に取り込むための送風機39が配置される。送風機39の位置は特に限定されないが、本実施例では吸込口21と再生コイル36の間に送風機39を配置した。
再生コイル36および再熱コイル38は、内部冷凍機構5の圧縮機3と凝縮器4の間の冷媒配管に配置されて、圧縮機3から吐出される高温の冷媒ガスの供給を受ける。具体的には、圧縮機3の吐出口から延びる圧縮出口管41と、凝縮器4の入口から延びる凝縮入口管42との間に、除湿空調機20のケーシング23を貫く空調冷媒管43が接続されている。空調冷媒管43には再生コイル36と再熱コイル38が上流側から記載順に配置されており、両コイル36・38の間から再熱コイル38を迂回するためのバイパス管45が分岐している。この分岐点には冷媒流路制御手段としての切換弁46が配置されており、この切換弁46を操作することにより、冷媒ガスが再生コイル36と再熱コイル38を順に流れる状態と、冷媒ガスが再生コイル36のみを流れる状態とに、冷媒ガスの流路を切り換えることができる。
冷却コイル37は、冷蔵ショーケース2を介して外部冷凍機構15に接続されており、外部冷凍機構15で凝縮した冷媒液の一部が、冷蔵ショーケース2を経由して冷却コイル37へ供給される。具体的には、冷蔵ショーケース2の膨張弁9と、外部冷凍機構15の圧縮機13との間に、冷却コイル37が冷蔵用蒸発器11と並列に接続されており、膨張弁9で減圧された低温低圧の冷媒液の一部が、冷却コイル37に供給される。
次に、除湿空調機20による空気の除湿作用について説明する。吸込口21から通気路30に取り込まれた店舗S内の空気は、まず再生コイル36の周囲を通過することで加熱されて加熱空気となる。この加熱空気は、除湿ロータ31の水分放出領域33を通過する際、同領域33に吸着している水分を加熱蒸発させて、除湿ロータ31を再生させる。除湿ロータ31の再生した部分は、ロータ自身の回転により水分吸着領域32へ移動し、再び空気中の水分の吸着に供される。本実施例では、圧縮機3から吐出される高温の冷媒ガスを再生コイル36に供給するので、十分に高温の加熱空気を得ることができる。従って、水分放出領域33の水分を効果的に加熱蒸発させて、除湿ロータ31を十分に再生させることができる。
本実施例では、冷凍ショーケース1用の冷媒として「R410A」を使用した。「R410A」を使用すると、「R404A」を使用する場合に比べて、圧縮機3から吐出される冷媒ガスの温度が高くなるからである。因みに、この冷凍ショーケース1で「R410A」を使用する場合の吐出ガスの温度は約80℃であるが、「R404A」を使用する場合は約60℃となる。また、除湿ロータ31の吸湿材として使用した酸化チタンは、シリカゲルやゼオライトに比べて再生温度が低いため(酸化チタン:約60℃、シリカゲル:約140℃、ゼオライト:約80℃)、酸化チタンを使用することで除湿ロータ31のより効果的な再生が可能となる。
水分放出領域33を通過した後の加熱空気は、水分放出領域33で蒸発した水分を取り込むことにより、その絶対湿度が一時的に上昇するが、その後、冷却コイル37と水分吸着領域32で二度にわたって除湿されることにより、店舗S内の空気よりも絶対湿度の低い乾燥空気となる。まず冷却コイル37では、その周囲を通過する空気を冷却除湿する。つまり、空気を冷却することでその飽和水蒸気量を低下させ、空気中の水分の液化(凝縮)を促す。液化した水分は、冷却コイル37の表面やその周囲の壁面に付着し、最終的にはドレン水として除湿空調機20の外へ排出される。冷却コイル37を通過した冷却空気は水分吸着領域32に至り、同領域32を通過する際に水分を吸着されることにより、その絶対湿度がさらに低下する。除湿ロータ31の水分を吸着した部分は、ロータ自身の回転により水分放出領域33へ移動し、再生コイル36の周囲を通過した加熱空気によって再生される。
上述のように冷却コイル37には、外部冷凍機構15の凝縮器14で凝縮された冷媒液が、冷蔵ショーケース2の膨張弁9を介して供給される。これによれば、除湿空調機20の冷却コイル37に冷媒を供給するための内蔵型の冷凍機構を廃して、除湿空調機20を小型化および軽量化できるので、冷凍ショーケース1に除湿空調機20を搭載するためのスペースの確保や、除湿空調機20の搭載に耐え得る冷凍ショーケース1の強度の確保が容易となる。また、内蔵型の冷凍機構を廃すると、その分だけ除湿空調機20の製造コストを小さくすることができる。さらに、室外の外部冷凍機構15は、内蔵型の冷凍機構に比べて大容量であるから、冷却コイル37への冷媒液の供給量を十分に確保して、冷却コイル37を通過する空気を安定的に冷却除湿することができる。
除湿ロータ31の水分吸着領域32を通過した冷却乾燥空気は、再熱コイル38で再加熱されてから、あるいは再加熱されることなく、吹出口22から除湿空調機20の外へ放出される。例えば、気温の低い冬期などには、冷却乾燥空気を再加熱してから店舗S内へ戻すことが好ましいため、冷媒ガスが再熱コイル38を流れる状態に切換弁46を切り換える。これにより、再生コイル36だけでなく再熱コイル38にも高温の冷媒ガスを供給して、再熱コイル38の周囲を通過する冷却乾燥空気を再加熱することができる。再加熱後の温暖な乾燥空気を、冷蔵ショーケース2の前面下端部の給気口25から、冷蔵ショーケース2の前方の通路の床面近くへ給気することにより、開放型のショーケースの前方で生じやすいコールドアイルの問題を解消することができる。一方、気温の高い夏期などには、冷却乾燥空気を再加熱せずにそのまま店舗S内へ戻すことができる。この場合は、再熱コイル38を迂回するバイパス管45を冷媒ガスが流れる状態に切換弁46を切り換える。以上のように、本実施例の再熱コイル38および切換弁46によれば、店舗S内へ戻す乾燥空気の温度を季節に合わせて変更できるので、除湿空調機20を年間を通して好適に使用することができる。なお再熱コイル38は、通気路30における冷却コイル37と水分吸着領域32の間に配置してもよい。
冷凍ショーケース1と除湿空調機20は、互いに分離した状態で製造工場から出荷される。出荷先の店舗Sでは、冷凍ショーケース1の天板上に除湿空調機20を搭載してから、空調冷媒管43の再生コイル36側(上流側)の端部を圧縮出口管41に接続し、また空調冷媒管43の再熱コイル38側(下流側)の端部を凝縮入口管42に接続する。圧縮出口管41および凝縮入口管42の端部には、出荷時に予めコネクタ49・50が装着されている。コネクタ49・50が装着された両管41・42の端部は、冷凍ショーケース1の後壁から外方へ導出されており、空調冷媒管43の両端部は、除湿空調機20のケーシング23の後壁から外方へ導出されている。空調冷媒管43の再生コイル36側の端部を圧縮出口管41のコネクタ49に差し込み、再熱コイル38側の端部を凝縮入口管42のコネクタ50に差し込むことにより、空調冷媒管43を圧縮出口管41および凝縮入口管42に接続することができる。
冷凍ショーケース1は、内部の冷媒配管に製造工場で予め冷媒が充填された状態で、店舗Sへ出荷される。圧縮出口管41および凝縮入口管42の各コネクタ49・50には、空調冷媒管43が差し込まれる前の状態において冷媒を封止するバルブが設けられている。店舗Sにおいて空調冷媒管43をコネクタ49・50に差し込むことで、バルブによる冷媒の封止状態が解除されて、空調冷媒管43と圧縮出口管41および凝縮入口管42の間の冷媒の流通が可能となる。本実施例ではコネクタ49・50として、ナスコフィッティング株式会社のバルブ付チューブカプラを使用した。
上記の実施例では、除湿空調機20が搭載される第1冷却貯蔵庫1を冷凍ショーケースとしたが、本発明はこれに限られず、冷凍庫や冷蔵庫、冷蔵ショーケースなどであってもよい。ただし、第1冷却貯蔵庫1を冷凍ショーケースあるいは冷凍庫とした方が、冷蔵ショーケースあるいは冷蔵庫とする場合に比べて、圧縮機3から再生コイル36へ供給される冷媒ガスの温度が高くなり、除湿ロータ31の再生効率が良くなることから、第1冷却貯蔵庫1は冷凍ショーケースあるいは冷凍庫とすることが好ましい。また、第2冷却貯蔵庫2も冷蔵ショーケースに限られない。
除湿空調機20において、再生コイル36と再熱コイル38を直列に接続するのに代えて、両コイル36・38を並列に接続することができる。この場合は、両コイル36・38への冷媒配管の分岐点と再熱コイル38との間に、冷媒流路制御手段46としての切換弁を配置し、この切換弁46を操作することにより、冷媒ガスが両コイル36・38を流れる状態と、冷媒ガスが再生コイル36のみを流れる状態とに、冷媒ガスの流路を切り換えることができる。冷媒流路制御手段46の操作方法は、店舗S内の気温などに基づく自動制御であってもよく、ユーザによる手動であってもよい。また、再生コイル36および再熱コイル38を凝縮器4と並列に接続して、圧縮機3から吐出される冷媒ガスの一部だけを両コイル36・38に供給してもよい。
上記の実施例では、外部冷凍機構15の凝縮器14で凝縮した冷媒液を、冷蔵ショーケース2の膨張弁9で減圧してから、除湿空調機20の冷却コイル37へ供給したが、これに代えて、除湿空調機20に専用の膨張弁を内蔵し、外部冷凍機構15から除湿空調機20へ冷媒液を直接供給することができる。除湿空調機20の搭載位置は第1冷却貯蔵庫1の天板上に限られず、同貯蔵庫1の側方などであってもよく、また同貯蔵庫1の機械室などに内蔵されていてもよい。
1 第1冷却貯蔵庫(冷凍ショーケース)
2 第2冷却貯蔵庫(冷蔵ショーケース)
3 圧縮機
4 凝縮器
5 内部冷凍機構
8 第1蒸発器(冷凍用蒸発器)
11 第2蒸発器(冷蔵用蒸発器)
15 外部冷凍機構
20 除湿空調機
21 吸込口
22 吹出口
23 ケーシング
25 給気口
30 通気路
31 除湿ロータ
32 水分吸着領域
33 水分放出領域
36 再生コイル
37 冷却コイル
38 再熱コイル
46 冷媒流路制御手段(切換弁)

Claims (6)

  1. 圧縮機(3)および凝縮器(4)からなる内部冷凍機構(5)と、内部冷凍機構(5)から冷媒の供給を受けて庫内を冷却する蒸発器(8)とを内蔵する冷却貯蔵庫であって、
    冷却貯蔵庫が設置される室内の空気を除湿するための除湿空調機(20)が搭載されており、
    除湿空調機(20)は、室内空気を取り込むための吸込口(21)と、除湿後の乾燥空気を室内へ戻すための吹出口(22)とが開口されたケーシング(23)を備えており、
    ケーシング(23)の内部に、吸込口(21)から吹出口(22)へ至る通気路(30)が形成され、該通気路(30)に除湿ロータ(31)が配置されており、
    除湿ロータ(31)は、空気中の水分を吸着する水分吸着領域(32)と、空気中へ水分を放出する水分放出領域(33)とを有し、通気路(30)における水分放出領域(33)の下流側に水分吸着領域(32)が配置されており、
    通気路(30)における水分放出領域(33)の上流側に、同領域(33)を通過する空気を加熱するための再生コイル(36)が配置されており、
    通気路(30)における水分放出領域(33)と水分吸着領域(32)の間に、空気を冷却除湿するための冷却コイル(37)が配置されており、
    再生コイル(36)は、内部冷凍機構(5)の圧縮機(3)の吐出口に冷媒配管で接続されて、圧縮機(3)から吐出される冷媒ガスの供給を受けており、
    冷却コイル(37)は、室外に設置される外部冷凍機構(15)に接続されており、外部冷凍機構(15)で凝縮した冷媒液が冷却コイル(37)に供給されることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 通気路(30)における冷却コイル(37)の下流側に、同コイル(37)で冷却された空気を再加熱するための再熱コイル(38)が配置されており、
    再熱コイル(38)が、同コイル(38)への冷媒の供給を制御する冷媒流路制御手段(46)を介して内部冷凍機構(5)に接続されている請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
  3. 圧縮機(3)の吐出口から延びる圧縮出口管(41)と、凝縮器(4)の入口から延びる凝縮入口管(42)との間に、再生コイル(36)が配置された空調冷媒管(43)が接続されており、
    圧縮出口管(41)および凝縮入口管(42)の端部にはそれぞれコネクタ(49・50)が装着されており、空調冷媒管(43)の上流側の端部を圧縮出口管(41)のコネクタ(49)に連結し、下流側の端部を凝縮入口管(42)のコネクタ(50)に連結することにより、空調冷媒管(43)が圧縮出口管(41)および凝縮入口管(42)に接続されており、
    各コネクタ(49・50)には、空調冷媒管(43)が連結される前の状態において冷媒を封止するバルブが設けられており、空調冷媒管(43)が連結されることでバルブによる冷媒の封止状態が解除される請求項1または2に記載の冷却貯蔵庫。
  4. 第1冷却貯蔵庫(1)および第2冷却貯蔵庫(2)が設置される室内の空気を除湿する除湿空調システムであって、
    第1冷却貯蔵庫(1)は、圧縮機(3)および凝縮器(4)からなる内部冷凍機構(5)と、内部冷凍機構(5)から冷媒の供給を受けて庫内を冷却する第1蒸発器(8)とを内蔵しており、
    第2冷却貯蔵庫(2)は、室外に設置される外部冷凍機構(15)から冷媒の供給を受けて庫内を冷却する第2蒸発器(11)を内蔵しており、
    第1冷却貯蔵庫(1)に除湿空調機(20)が搭載されており、
    除湿空調機(20)は、室内空気を取り込むための吸込口(21)と、除湿後の乾燥空気を室内へ戻すための吹出口(22)とが開口されたケーシング(23)を備えており、
    ケーシング(23)の内部に、吸込口(21)から吹出口(22)へ至る通気路(30)が形成され、該通気路(30)に除湿ロータ(31)が配置されており、
    除湿ロータ(31)は、空気中の水分を吸着する水分吸着領域(32)と、空気中へ水分を放出する水分放出領域(33)とを有し、通気路(30)における水分放出領域(33)の下流側に水分吸着領域(32)が配置されており、
    通気路(30)における水分放出領域(33)の上流側に、同領域(33)を通過する空気を加熱するための再生コイル(36)が配置されており、
    通気路(30)における水分放出領域(33)と水分吸着領域(32)の間に、空気を冷却除湿するための冷却コイル(37)が配置されており、
    再生コイル(36)は、内部冷凍機構(5)の圧縮機(3)の吐出口に冷媒配管で接続されて、圧縮機(3)から吐出される冷媒ガスの供給を受けており、
    冷却コイル(37)は外部冷凍機構(15)に接続されており、外部冷凍機構(15)で凝縮した冷媒液が冷却コイル(37)に供給されることを特徴とする除湿空調システム。
  5. 通気路(30)における冷却コイル(37)の下流側に、同コイル(37)で冷却された空気を再加熱するための再熱コイル(38)が配置されており、
    再熱コイル(38)が、同コイル(38)への冷媒の供給を制御する冷媒流路制御手段(46)を介して内部冷凍機構(5)に接続されている請求項4に記載の除湿空調システム。
  6. 第2冷却貯蔵庫(2)が、前面に開口を有する開放型のショーケースであり、
    除湿空調機(20)の吹出口(22)がダクト(24)を介して、第2冷却貯蔵庫(2)の前面開口の下方に形成された給気口(25)に接続されている請求項5に記載の除湿空調システム。
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