JP6292822B2 - パネル体 - Google Patents

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Description

本発明は、間仕切り装置を構成するパネル体に関する。
オフィスや公共施設、商業施設等の空間においては、施設内に形成された大空間の一部を小空間に区画することによって、空間利用における自由度を高めることが求められている。そこで、空間内に、間仕切り装置(パーティション)を設けることが広く行われている。間仕切り装置を設けることにより周囲からの視線や音をある程度遮ることができる。この間仕切り装置により空間の一部を仕切り、各執務者の固有スペースを設けたり、打合わせ等のためのスペースを設けることができる。
このような間仕切り装置は、特許文献1、2に開示されているように、芯材と、芯材の表面に設けられた表皮材と、これら芯材および表皮材の外周部に沿って設けられるフレームと、を備えている。
間仕切り装置に各種のオプション部材を付加する場合、オプション部材を間仕切り装置に係止させるための係止部が必要となる。そこで、間仕切り装置において、表皮材が貼られたパネルの表面に、オプション部材を係止するためのネジ孔や溝等が形成されたオプション取付部材を設ける必要があった。
特許第3000252号公報 特開平9−177209号公報
しかしながら、間仕切り装置のパネルの表面にオプション取付部材が設けられるため、間仕切り装置の美観が損なわれるという問題がある。
そこでなされた本発明の目的は、オプション部材を取り付けることのできるオプション部材取付部を備えつつも、美観が損なわれるのを抑えることのできるパネル体を提供することである。
本発明のパネル体は、パネル状の基材と、前記基材の少なくとも上面および両側面に沿って設けられ、該基材の内方に向けて凹んだ溝と、前記溝に設けられ、オプション部材が装着可能なオプション部材取付部と、前記基材の少なくとも一面側を覆い、外周端部が前記基材の外周縁部で前記溝の内側に巻き込まれた表皮材と、前記溝内に嵌め込まれ、前記溝内周面との間に前記表皮材を挟み込む固定部材と、を備え、前記オプション部材取付部が、前記固定部材に形成されているようにしてもよい。
このようなパネル体においては、オプション部材が装着可能なオプション部材取付部が、基材の外周端部に形成された溝に設けられているので、この溝および溝に収められたオプション部材取付部を利用して、様々なオプション部材を取り付けることができる。
ここで、オプション部材を取り付けるための溝が、基材の外周端部に形成されているため、基材の表面に溝を設ける必要がない。
また、表皮材が、パネル体の外周部において、基材の外周縁部を回り込んで溝の内側に巻き込まれているため、パネル体の外周部は、基材が露出することなく、表皮材で覆われることになる。これにより、パネル体の外観が、柔軟な印象となる。
また、表皮材を固定する固定部材に、オプション部材を取り付けることができる。
さらに、パネル状の基材と、前記基材の少なくとも上面および両側面に沿って設けられ、該基材の内方に向けて凹んだ溝と、前記溝に設けられ、オプション部材が装着可能なオプション部材取付部と、前記基材の少なくとも一面側を覆い、外周端部が前記基材の外周縁部で前記溝の内側に巻き込まれた表皮材と、前記基材と前記表皮材との間に設けられた軟性材と、を備え、前記軟性材の外周端部が、前記表皮材とともに、前記基材の外周縁部で前記溝の内側に巻き込まれているようにしてもよい。
これにより、パネル体の外観が、さらに柔軟な印象となる。
また、表皮材だけでなく、表皮材によって覆われる軟性材も、基材の外周縁部を回り込んで溝の内側に巻き込まれているので、パネル体の外周部が、より柔軟な印象の外観となる。
本発明によれば、オプション部材取付部を備えつつも、美観が損なわれるのを抑えることが可能となる。
本実施形態におけるパネル体の構成を示す斜視展開図である。 パネル体の板厚方向中間部における半断面図である。 パネル体の端部を示す上面図である。 パネル体の直線部の構造を示す断面図である。 パネル体のコーナー部の構造を示す断面図である。 パネル基材の表面に沿って設けられたクッション材を示す断面図であり、(a)は表皮材を非装着の状態におけるクッション材の断面図、(b)は表皮材を装着した状態におけるクッション材の断面図である。 パネル体の製造方法の流れを示す図であり、(a)はパネル基材を組み立てた状態の断面図、(b)はパネル基材の表面にクッション材を設けた状態の断面図、(c)はクッション材の表面に表皮材を沿わせた状態の断面図である。 パネル体の下部の角部に設けられた支持脚体、およびパネル体どうしの下部における連結構造の一例を示す斜視図である。 パネル体どうしの下部における連結構造を示す断面図である。 パネル体どうしの上部における連結構造の一例を示す斜視図である。 本実施形態に係るオプション部材として、パネル体に、このパネル体をデスク天板上に固定するための支持脚体を備えた構成を示す斜視図である。 図11に示した支持脚体の斜視図である。 パネル体のオプション部材取付部を利用してオプション部材をパネル体に取り付ける構成の例を示す図であり、パネル体どうしを上下方向に連結する構造を示す立断面図である。 パネル体のオプション部材取付部を利用してオプション部材をパネル体に取り付ける構成の例を示す図であり、ソファとパネル体との連結部分の構造を示す側面図である。 図14の要部の拡大図である。 ソファとパネル体との連結部分の構造を示す断面図である。 ソファとパネル体とを連結する什器上連結ブラケットの斜視図である。 図14の要部の拡大図である。 ソファとパネル体とのを連結する什器下連結ブラケットの斜視図である。 パネル体のオプション部材取付部を利用してオプション部材をパネル体に取り付ける構成の例を示す図であり、デスク天板とパネル体との連結部分の構造を示す側面図である。 デスク天板とパネル体との連結部分の構造を示す平面図である。 デスク天板の前部とパネル体との連結部分の構造を示す立断面図である。 デスク天板の後部とパネル体との連結部分の構造を示す平断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明によるパネル体を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
(パネル体)
図1は、本実施形態におけるパネル体の構成を示す斜視展開図である。図2は、パネル体の板厚方向中間部における半断面図である。図3は、パネル体の端部を示す上面図である。図4は、パネル体の直線部の構造を示す断面図である。図5は、パネル体のコーナー部の構造を示す断面図である。
図1に示すように、パネル体11は、パネル基材(基材)12と、パネル基材12の両面に沿って設けられたクッション材(軟性材)13と、パネル基材12およびクッション材13を覆う表皮材14と、固定部材30と、を備えている。
パネル体11は、設置する什器の形状等に沿って、平面板状、あるいは平面視または側面視したときに、中間部で折曲または湾曲した略L字状、あるいは全体が湾曲した平面視略C字状等とすることができる。以下においては、パネル体11が平面板状であるものとして説明を行う。
(パネル基材)
パネル基材12は、パネル状の芯材15と、芯材15の外周部に沿って設けられたフレーム20と、芯材15およびフレーム20の両面を覆うように設けられたベースシート18と、を備えている。
芯材15は、例えば紙系材料、樹脂系材料、木質系材料等から形成されている。この芯材15は、なるべく軽量とするのが好ましい。そこで、本実施形態では、芯材15は、紙系材料から形成され、板厚方向に貫通する孔15hが多数並設された、例えば孔15hが断面を六角形状として複数千鳥状に組み合わされたハニカム構造とされている。
(フレーム)
図1、図2に示すように、この芯材15の外周部には、フレーム20が設けられている。フレーム20は、芯材15の四辺に沿って設けられた枠材21A,21B,21C,21Dを備えている。各枠材21A,21B,21D,21Dは、金属系材料、樹脂系材料等から形成されている。
枠材21A,21Bは、芯材15において互いに対向する2辺に沿って上下方向に延在し、パネル体11の幅方向両側に設けられている。枠材21C,21Dは、枠材21A,21Bに直交して横方向に延在し、パネル体11の上下方向両側に設けられている。これら枠材21A,21Bと枠材21C,21Dとは、L字状のブラケット22を介し、ボルト23、あるいは溶接、接着等によって接合されている。これら枠材21A,21B,21C,21Dによって、全体として矩形状をなしたフレーム20が形成されている。
図3〜図5に示すように、各枠材21A,21B,21C,21Dは、フレーム20の内周側の芯材15の外周端面15aに対向する基部21eと、基部21eの幅方向両側からそれぞれフレーム20の外周側に向けて立ち上がる側壁部21fと、からなる、断面略U字状に形成されている。これにより、基部21eと、両側の側壁部21f,21fとに囲まれた部分は、溝25とされている。
このようにして、パネル基材12は、その外周端部に沿って連続し、パネル基材12の内方に向けて凹んだ溝25を有している。
ここで、図2に示すように、L字状のブラケット22は、枠材21Aまたは21Bに沿って枠材21Aまたは21Bの端部に設けられる第一プレート部22aと、第一プレート部22aに直交し、枠材21Cまたは21Dに沿って枠材21Cまたは21Dの端部に設けられる第二プレート部22bと、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bに沿ってL字状のブラケット22の屈曲方向内側に設けられたリブ部22cとが一体に形成されている。
L字状のブラケット22の第一プレート部22a、第二プレート部22bには、雌ネジ部29が形成されている。またブラケット22の第一プレート部22aに沿う枠材21Aまたは21Bの基部21eと、第二プレート部22bに沿う枠材21Cまたは21Dの基部21eには、それぞれ、雌ネジ部29に対向した位置に、貫通孔28が形成されている。これら雌ネジ部29および貫通孔28は、後に例示する各種のオプション部材を取り付けるオプション部材取付部である。
リブ部22cは、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bから、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bに直交して、パネル体11の内周側に向けて突出形成されている。このリブ部22cは、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bの幅方向両側、つまり、パネル体11の一面側と他面側とにそれぞれ形成されている。このリブ部22cは、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bの曲げ強度を高める補強部材として機能するだけでなく、芯材15の角部の押さえ部材としても機能することができる。すなわち、パネル基材12の一面側と他面側にそれぞれ設けられたリブ部22cの間に芯材15が挟み込まれる。パネル基材12においては、四隅にこのようなブラケット22が設けられることにより、芯材15をフレーム20の内側に保持できるようになっている。
なおここで、図1では、平面板状のパネル体11の例を示したが、パネル体11を平面視または側面視した状態で略L字状、略C字状等とする場合には、フレーム20の上下の枠材21C,21Dまたは左右の枠材21A,21Bを,パネル体11の形状に合わせて折曲または湾曲させる。
図4、図5に示すように、フレーム20および芯材15を覆うように、芯材15の両面には、シート状のベースシート18が設けられている。ベースシート18は、例えばボール紙等から形成されている。このベースシート18は、芯材15よりも外形寸法が大きく、その外周部18aがフレーム20の表面20fに接着剤等により接着されている。
(クッション材)
クッション材13は、パネル基材12の表面を形成するベースシート18に沿って設けられている。クッション材13は、ベースシート18を介して、芯材15の全体を覆うように設けられている。さらに、クッション材13は、その外周端部13sが、フレーム20を構成する各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを覆うように設けられている。つまり、クッション材13は、芯材15およびフレーム20を覆うように設けられている。
このクッション材13は、柔軟性および弾性を有した材料、例えば発泡ウレタン材等から形成されている。
図6は、パネル基材12の表面に沿って設けられたクッション材13を示す断面図であり、(a)は表皮材14を非装着の状態におけるクッション材13の断面図、(b)は表皮材14を装着した状態におけるクッション材13の断面図である。
図1に示すように、クッション材13には、複数の貫通孔16が形成されている。貫通孔16は、例えば、上下方向を長軸方向とした長円形状とされている。そして、クッション材13の外表面13fには、複数の貫通孔16が、上下方向および上下方向に直交する横方向に、間隔を空けて配列されている。
図4、図6に示すように、各貫通孔16は、クッション材13においてパネル基材12とは反対側を向く外表面13fからパネル基材12側に対向する対向面13gまで、クッション材13の厚さ方向に貫通して形成されている。図6(a)に示すように、各貫通孔16は、その内周面16fが外表面13fと直交して形成されている。これにより、貫通孔16の周縁に角部16vが形成されている。
このような貫通孔16が形成されたクッション材13をパネル基材12の表面に設けることで、パネル基材12の表面に角部16vを有する凹凸形状が形成される。
(表皮材)
図4、図6に示すように、表皮材14は、クッション材13の全体を覆うよう設けられている。表皮材14は、クッション材13の外表面13fと、貫通孔16において外表面13fに直交する内周面16fと、貫通孔16の底部に露出するベースシート18の露出面18fとに沿うよう、接着されている。このようにして、表皮材14が、クッション材13に形成された複数の貫通孔16に沿うことで、パネル体11の表面には、複数の長円形状の(凹凸部)凹部17が形成されている。そして、各凹部17において、表皮材14は、貫通孔16を通して、パネル基材12の表面を形成するベースシート18に接着されている。
ここで、表皮材14は、例えばポリエステル等、弾性変形可能な材質で形成され、伸長した状態でクッション材13及びパネル基材12を覆っている。クッション材13は、外表面13f側の貫通孔16の周縁において外方に向けて凸となる角部16vが、表皮材14によって内方に向けて押圧される。これにより、クッション材13は、角部16vにおいて圧縮方向に弾性変形し、貫通孔16の角部16vは、円弧状断面とされている。
また、図4、図5に示すように、クッション材13および表皮材14は、パネル基材12よりも大きな外形寸法を有している。そして、クッション材13および表皮材14は、その外周端部13e,14eが、パネル基材12の外周縁部、つまり各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを回り込んで、溝25内側に巻き込まれている。このクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eが、各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを回り込む部分で、クッション材13が表皮材14によって圧縮される。これにより、パネル体11は、外周端部11sに向かうにしたがって、その厚みが漸次小さくするように形成されている。また、パネル体11は、外周端部11sにおいてクッション材13および表皮材14が各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを回り込む部分で、丸く円弧状に形成されている。
これらクッション材13及び表皮材14が、表皮構造を構成している。
(固定部材)
固定部材30は、溝25に嵌め込まれている。固定部材30は、溝25内側に巻き込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを、溝25の内周面と固定部材30の外周面との間に挟み込んでいる。これにより、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eをフレーム20の側壁部21fに固定している。
ここで、図1に示すように、固定部材30は、矩形状のパネル基材12の外周部の直線部分12Sに配置される直線部固定部材30Sと、矩形状のパネル基材12の外周部のコーナー部12Cに配置されるコーナー部固定部材30Cと、を備えている。
図4に示すように、直線部固定部材30Sは、直線部固定部材30Sが連続する方向に直交する断面形状が、互いに平行に位置する側部プレート部31,31と、側部プレート部31,31どうしを一体に連結する連結プレート部32と、を備えている。
側部プレート部31,31は、フレーム20の溝25を形成する側壁部21fとの間に、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを挟み込む。このため、側部プレート部31,31の間隔は、溝25の側壁部21f,21fの間隔よりも所定寸法小さく形成されている。これら側部プレート部31,31は、直線部固定部材30Sを溝25内に嵌め込んだときに、先端部31a,31aが溝25の基部21eに突き当たるよう形成されている。
連結プレート部32は、側部プレート部31,31の先端部31a,31aよりも、溝25の基部21eから離間する方向にオフセットして形成されている。これにより、直線部固定部材30Sは、側部プレート部31,31と連結プレート部32とにより、断面略H字状をなしている。そして、直線部固定部材30Sは、溝25内に嵌め込んだ状態で、側部プレート部31,31の先端部31a,31a側と、連結プレート部32と、溝25の基部21eとに囲まれた部分に、空間S1が形成されるようになっている。この空間S1は、溝25内に巻き込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eの余剰部、すなわち外周端部13e,14eのうちフレーム20の基部21eに突き当たって部分よりも先端部分(不図示)を収容できる収容空間として機能する。
また、側部プレート部31,31において、溝25の側壁部21f,21fに対向する側には、突起33,33が形成されている。この突起33,33は、側部プレート部31,31と側壁部21f,21fとの間に挟み込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eに食い込むようになっている。これにより、直線部固定部材30Sは、クッション材13および表皮材14が溝25から抜け出ることを防止している。
さらに、側部プレート部31,31において、連結プレート部32よりも溝25の基部21eから離間する側には、側部プレート部31,31から内方に向けて突出する突条34,34が形成されている。そして、これら突条34,34と、側部プレート部31,31と、連結プレート部32とに囲まれて、オプション部材取付部として保持溝35が形成されている。
図2に示すように、パネル体11の上部のコーナー部に配置されるコーナー部固定部材30Cは、上下方向に延びる第一直線状部38Aと、第一直線状部38Aの上端から屈曲して横方向に延びる第二直線状部38Bとから、略L字状に形成されている。
第一直線状部38Aは、上下方向に延びる枠材21Aまたは枠材21Bの上端部において溝25内に嵌め込まれる。第二直線状部38Bは、第一直線状部38Aの一端から連続して形成され、横方向に延びる枠材21Cまたは枠材21Dの両端部において溝25内に嵌め込まれる。このようにして、溝25は、基材21の上面と両側面とに連続して形成されて、上面の溝25と両側面の溝25とが連続する部分にコーナー部固定部材30Cが設けられている。
図5に示すように、第一直線状部38A、第二直線状部38Bは、それぞれが連続する方向に直交する断面形状が、互いに平行に位置する側部プレート部36,36と、側部プレート部36,36どうしを一体に連結する連結プレート部37と、を備えている。
側部プレート部36,36は、フレーム20の溝25を形成する側壁部21f,21fとの間に、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを挟み込む。このため、側部プレート部36,36の間隔は、溝25の側壁部21f,21fの間隔よりも所定寸法小さく形成されている。これら側部プレート部36,36は、コーナー部固定部材30Cを溝25内に嵌め込んだときに、先端部36a,36aが溝25の基部21eに突き当たるよう形成されている。
ここで、側部プレート部36,36において、溝25の側壁部21f,21fに対向する側に、凸部36t,36tが形成されている。この凸部36t,36tは、側部プレート部31,31と側壁部21f,21fとの間にクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを挟み込むようになっている。
連結プレート部37は、側部プレート部36,36の先端部36a,36aよりも、溝25の基部21eから離間する方向にオフセットして形成されている。これにより、コーナー部固定部材30Cは、側部プレート部36,36と連結プレート部37により、断面略H字状をなしている。そして、直線部固定部材30Sは、溝25内に嵌め込んだ状態で、側部プレート部36,36の先端部36a,36a側と、連結プレート部37と、溝25の基部21eとに囲まれた部分に、空間S2が形成されるようになっている。この空間S2は、溝25内に巻き込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eの余剰部、すなわち外周端部13e,14eのうちフレーム20の基部21eに突き当たった部分よりも先端部分(不図示)を収容できる収容空間として機能する。なおここで、連結プレート部37は、直線部固定部材30Sにおける連結プレート部32よりも基部21eに近く、空間S2は、空間S1よりも小さく形成されている。
図2に示すように、このようなコーナー部固定部材30Cは、溝25に対し、コーナーキャップ40によって固定されている。コーナーキャップ40は、第一直線状部41Aと、第一直線状部41Aの一端に連続し、第一直線状部41Aに直交して延びる第二直線状部41Bとからなる略L字状をなしている。図5に示すように、これら第一直線状部41A,第二直線状部41Bは、コーナー部固定部材30Cの第一直線状部38A,第二直線状部38Bに対し、側部プレート部36,36との間に挿入され、連結プレート部37に突き当てられている。
そして、図2に示すように、第一直線状部41Aの下端部には、突起片43が下方に向けて突出形成されている。この突起片43が、直線部固定部材30Sの上端部において、連結プレート部32と突条34との間の保持溝35(図4参照)に挿入されている。
また、図2に示すように、第二直線状部41Bには、ボルト45を挿入するボルト挿通孔44が形成されている。このボルト挿通孔44に挿通させたボルト45により、コーナーキャップ40と、コーナー部固定部材30C、枠材21C、ブラケット22の第二プレート部22bが一体に締結されている。
(パネル体11の製造方法)
次に、上記したようなパネル体11の製造方法について説明する。
図7は、パネル体11の製造方法の流れを示す図であり、(a)はパネル基材12を組み立てた状態の断面図、(b)はパネル基材12の表面にクッション材13を設けた状態の断面図、(c)はクッション材13の表面に表皮材14を沿わせた状態の断面図である。
(パネル基材組立工程)
まず、図7(a)に示すように、所定形状のフレーム20を組み立てる。
次いで、フレーム20の一面側(例えば図7(a)における下側)に、ベースシート18を接着する。そして、ベースシート18を接着した側(一面側)を下に向けてフレーム20を置く。続いて、フレーム20の内側にパネル状の芯材15を入れ、下方のベースシート18に接着する。次いで、上方を向いているフレーム20の他面側(例えば図7(a)における上側)にベースシート18を接着する。これにより、芯材15と、フレーム20と、ベースシート18とからなるパネル基材12が構成される。
(クッション材貼り付け工程)
次いで、図7(b)に示すように、パネル基材12の両面側において、それぞれベースシート18に、周縁に角部16vを有した複数の貫通孔16が予め形成されたクッション材13を接着する。これにより、クッション材13によってパネル基材12の表面に凹凸形状が形成される。
(表皮材配置工程)
次に、図7(c)に示すように、クッション材13を覆うように表皮材14を沿わせて配置する。このとき、クッション材13と表皮材14にはそれぞれ接着剤を塗布しておく。
(凹部形成工程)
そして、図7(c)の状態としたパネル体11の材料を、プレス型でプレスすることによって、表皮材14を、クッション材13による凹凸形状に沿わせて成形する。これにより、表皮材14がクッション材13の形状に応じて密着する。その結果、表皮材14は、クッション材13の外表面13fと、貫通孔16において外表面13fに直交する内周面16fと、貫通孔16の底部に露出するベースシート18の露出面18fとに沿うよう接着される。これにより、図6(b)に示すように、表皮材14が、クッション材13に形成された複数の貫通孔16からなる凹凸形状に沿い、パネル体11の表面に複数の長円形状の凹部17が形成される。
このようにして、表皮材14が接着された結果、クッション材13は、外表面13f側の貫通孔16の周縁において外方に向けて凸となる角部16vが、表皮材14によって内方に向けて押圧される。これにより、クッション材13は、角部16vにおいて圧縮方向に弾性変形し、貫通孔16の角部16vは、円弧状断面となる。
(固定部材装着工程)
次に、図4、図5に示すように、フレーム20の外周縁部よりも外周側まで広がっているクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを、パネル基材12の外周縁部を回り込ませて、溝25内側に巻き込む。
そして、溝25に、固定部材30を構成する直線部固定部材30S、コーナー部固定部材30C、支持脚体50を嵌め込んで固定する。
これにより、パネル体11が完成する。
(パネル体11へのオプション部材取付構造)
上記したようなパネル体11において、直線部固定部材30Sに形成された保持溝35、パネル基材12のコーナー部12Cにおいてフレーム20およびブラケット22に形成された雌ネジ部29および貫通孔28は、パネル体11に様々なオプション部材(オプション部材)を付加するためのオプション部材取付部として機能する。
以下、保持溝35、雌ネジ部29および貫通孔28を用いたオプション部材の取付例を複数例示する。
(支持脚体)
図2に示すように、上記したようなパネル体11の下部両端部のコーナー部には、それぞれ、オプション部材として、支持脚体50が取付可能とされている。この支持脚体50は、床面に接地することで、パネル体11を床面上に立設させる。
支持脚体50は、パネル基材12の下部端部12Pで溝25内に収容される下部支持部51と、下部支持部51の一端から上方に延び、パネル基材12の側部下端部12Qで溝25内に収容される側部支持部52と、下部支持部51よりも下方に延びる支持脚部53と、を一体に備えている。
下部支持部51はフレーム20の下端部の溝25の底面を形成する基部21eに突き当てて固定されている。また、側部支持部52は、フレーム20の側端部の溝25の底面を形成する基部21eに突き当てて固定されている。
下部支持部51および側部支持部52には、ボルト48が挿通されるボルト挿通孔54が形成されている。このボルト挿通孔54に挿通されるボルト48は、雌ネジ部29および貫通孔28にねじ込まれるようになっている。これにより、支持脚体50が、パネル体11に固定される。
支持脚部53は、下部支持部51よりも下方に延び、その下端部に、高さ調整ネジ49がねじ込み可能とされている。
(支持脚体によるパネル体の連結)
図8は、パネル体11の下部の角部に設けられた支持脚体50における連結構造の一例を示す斜視図である。図9は、パネル体11,11どうしの下部における連結構造を示す断面図である。
図8、図9に示すように、支持脚体50には、オプション部材として、隣接して配置される他のパネル体11と連結するための連結部材55の一端が係止可能とされている。このため、支持脚体50には、下部支持部51よりも下方に膨出した膨出部56が一体に形成されている。
そして、この膨出部56には、パネル体11の厚さ方向に沿った支持脚体50の中間部に、プレート状の連結部材55の一端が挿入可能なスリット57が形成されている。スリット57は、膨出部56において他方のパネル体11に隣接する側の側面56aおよび下面56bに開口している。
図9に示すように、スリット57の上部には、後述する連結部材55の突起部58Aが挿入される挿入凹部57aが、上方に向けて凹んで形成されている。そして、スリット57の上部において、膨出部56の側面56a側には、挿入凹部57aに隣接して、下方に向けて突出する突起部57bが形成されている。
また、膨出部56には、スリット57内に挿入された連結部材55を係止するための、係止孔56hが、パネル体11の厚さ方向に沿って貫通形成されている。
連結部材55は、両端部にそれぞれ貫通孔55hが形成されている。また、連結部材55の両端部には、それぞれ、上方に向けて突出する突起部58Aが形成されている。また、連結部材55には、両端部の突起部58A,58Aの間に、上方に向けて突出する中央突起部58Bが形成されている。そして、中央突起部58Bと、その両側の突起部58Aとの間には、下方に向けて凹となる係合凹部58Cが形成されている。
突起部57bおよび係合凹部58Cは、膨出部56の側面56a側、中央突起部58B側が、上下方向に延在する鉛直面57f、58fとされ、その反対側が、上方に行くにしたがい鉛直面57f、58fから離間する傾斜面57g、58gとされている。これにより、突起部57bおよび係合凹部58Cは、いずれも下方に行くにしたがいその幅寸法が漸次小さくなるテーパ状をなしている。
この係合凹部58Cに、スリット57の突起部57bが嵌め込まれることで、連結部材55と支持脚体50とを、パネル体11,11が隣り合う方向において、容易に位置決めできるようになっている。
互いに隣接するパネル体11,11どうしを連結するには、貫通孔55hが形成された連結部材55の両端部を、支持脚体50のスリット57に挿入する。連結部材55の両端部の係合凹部58Cに、それぞれ、両側のパネル体11に設けられた支持脚体50の突起部57bを嵌め込む。ここで、突起部57bおよび係合凹部58Cは、いずれも下方に行くにしたがいその幅寸法が漸次小さくなるテーパ状をなしている。したがって、係合凹部58Cに突起部57bが挿入されることで、連結部材55と支持脚体50とが、パネル体11,11が隣り合う方向において互いに位置決めされる。これにより、連結部材55に形成された両端部の貫通孔55hと、支持脚体50の係止孔56hとが連通する。そこで、これら貫通孔55h及び係止孔56hに連結ボルト59を挿通・締結させる。これにより、連結部材55によって、パネル体11,11どうしが下端部で連結される。
(パネル体上部における連結)
図10は、パネル体11,11どうしの上部における連結構造の一例を示す斜視図である。
この図10に示すように、互いに隣接するパネル体11,11どうしは、それぞれの上端部どうしを、オプション部材としての上部連結部材(連結部材)61によって連結することができる。
この上部連結部材61は、コーナーキャップ40に代えて、コーナー部固定部材30Cに取り付けられる。上部連結部材61の両端部61a,61aには、ボルト挿通孔62が形成されている。
また、上部連結部材61の中間部61bの下面側には、互いに隣接するパネル体11,11の上部に配置されたコーナー部固定部材30C.30Cの間隔を規制する間隔規制部63が下方に向けて突出形成されている。間隔規制部63が、互いに隣接するパネル体11,11の上部に配置されたコーナー部固定部材30C.30Cの間に挿入されることで、パネル体11,11どうしの間隔を規制することができる。
このような上部連結部材61によって、互いに隣接するパネル体11,11の上端部どうしを連結するには、以下のようにする。
まず、上部連結部材61を、互いに隣接するパネル体11,11の上部に配置されたコーナー部固定部材30C.30C上に載せる。このとき、上部連結部材61の両端部61a,61aの下面が、コーナー部固定部材30Cの第二直線状部38Bに対し、側部プレート部36,36との間に挿入され、連結プレート部37に突き当てられている。そして、間隔規制部63が、互いに隣接するパネル体11,11の上部に配置されたコーナー部固定部材30C.30Cの間に挿入されることで、パネル体11,11どうしの間隔を規制することができる。より具体的には、間隔規制部63の両側面63a,63aに、コーナー部固定部材30Cの第一直線状部38Aの連結プレート部37を突き当てることで、パネル体11,11どうしの間隔を適正に位置決めできる。この状態で、ボルト挿通孔62に挿通させたボルト64を、貫通孔28を通して雌ネジ部29に締結させることにより、上部連結部材61と、コーナー部固定部材30C、枠材21C(図2参照)、ブラケット22の第二プレート部22b(図2参照)を一体に固定する。これによって、互いに隣接するパネル体11,11の上端部どうしが連結される。
(天板固定用支持脚体)
図11は、本実施形態に係るオプション部材として、パネル体11に、このパネル体11をデスク天板150上に固定するための支持脚体50B、50Cを備えた構成を示す斜視図である。図12は、図11に示した支持脚体50B、50Cの斜視図である。
図11に示すように、上記したようなパネル体11の下部両端部には、オプション部材として、支持脚体50B,50Cが設けられている。この支持脚体50B,50Cは、デスク天板150に固定されることで、パネル体11をデスク天板150上に立設させる。
図12に示すように、一方の支持脚体50Bは、下部支持部51と、下部支持部51の一端から上方に延びる側部支持部52と、下部支持部51よりも下方に延びる支持脚部80と、側部支持部52の下端部から下部支持部51とは反対側、つまり溝25から突出する方向に延びるクランプアーム81と、クランプアーム81の下端部に形成されたサポート部82と、を一体に備えている。
下部支持部51および側部支持部52は、支持脚体50(図2参照)と同様の構成である。すなわち、図2に示した下部支持部51と同様に、パネル基材12の下部端部12Pの溝25内に収容され、溝25の底面を形成する基部21eに突き当てられてボルト48により締結固定されている。また、側部支持部52は、フレーム20の側部下端部12Qの溝25内に収容され、溝25の底面を形成する基部21eに突き当てられ、貫通孔28に挿通されたボルト48により雌ネジ部29に締結固定されている。
クランプアーム81は、側部支持部52の下端部から斜め下方に延びる傾斜アーム部81aと、傾斜アーム部81aの先端部から連続して鉛直下方に延びる鉛直アーム部81bと、鉛直アーム部81bの下端部に連続して下部支持部51の下方に向けて水平方向に延びる水平アーム部81cと、を備えている。
支持脚部80は、クランプアーム81の傾斜アーム部81aの下方に一体に形成されている。支持脚部80の下面80fは、デスク天板150の上面150fに突き当たることで、パネル体11の荷重を支持する。
サポート部82は、水平アーム部81cの先端部からV字状に分岐した二本一対のサポートアーム82a,82aを備えている。これらサポートアーム82a,82aは、水平アーム部81cの先端部から離間するにしたがって、パネル体11の板厚方向に沿った方向の間隔が漸次増大するよう形成されている。
サポートアーム82a,82aの先端部には、それぞれ円板状の当てパッド83pが設けられている。当てパッド83pは、上下方向に中心軸を有してサポートアーム82aにねじ込まれた不図示のネジを有している。当てパッド83pを中心軸周りに回転させることで、その高さが調整可能とされている。
このような支持脚体50Bに対し、デスク天板150の端部150eは、クランプアーム81の傾斜アーム81a、鉛直アーム部81b、水平アーム部81cによって囲まれた領域に挿入される。そして、支持脚部80の下面80fが、デスク天板150の上面150fに突き当てられる。この状態で、当てパッド83pを回転させ、当てパッド83pをデスク天板150の下面に突き当てる。これによって、支持脚部80の下面80fと当てパッド83pとで、デスク天板150を上下から挟み込むようになっている。
他方の支持脚体50Cは、フレーム20の下部端部12Pの溝25内に収容される下部支持部85と、上下方向に延び、フレーム20の側部下端部12Qの溝25内に収容される側部支持部86と、側部支持部86の下端部に設けられた当て金具87と、を一体に備えている。
側部支持部86は、上下方向に直交する断面形状がコ字状で、一対の側板部86a,86aと、これら側板部86a,86aどうしを一体に連結する連結板部86bと、を有している。
下部支持部85は、一定幅を有した帯板状で、その一端が、側部支持部86の下端部において、側板部86a,86aと連結板部86bとに囲まれた部分に一体に接合されている。
これら側部支持部86、下部支持部85には、不図示のボルト挿通孔が形成されている。側部支持部86、下部支持部85は、図2に示したフレーム20の溝25の底面を形成する基部21eに突き当てて貫通孔28に挿通されたてボルト48により雌ネジ部29に締結固定されている。
当て金具87は、側部支持部86の下端部に直交し、パネル体11の板厚方向に沿って水平方向に延在する。当て金具87は、断面L字状で、デスク天板150の上面に突き当たる上部サポート部87aと、上部サポート部87aの一端から鉛直下方に垂下し、デスク天板150の端部に突き当たる側部サポート部87bとが一体に形成されている。
上記したような支持脚部50B,50Cにおいても、支持脚体50の下部支持部51,85と側部支持部52,86とが溝25内に収容されることで、図11に示すように、支持脚体50B,50Cの取付部が露出せず、見栄えを向上させることができる。
また、支持脚体50の下部支持部51,85と側部支持部52,86とが、それぞれパネル基材12の下部端部12Pと側部下端部12Qとに固定されることで、支持脚体50B,50Cのパネル基材12への取付強度が向上する。これによって、パネル体11を、下端部に設けた支持脚体50B,50Cのみでデスク天板150上に強固に固定することが可能となる。
(パネル体どうしの上下方向の連結)
図13は、パネル体11、11どうしを上下方向に連結する構造を示す立断面図である。
図13に示すように、パネル体11の上端部の上方に、他のパネル体11を連結する場合、オプション部材として、上下方向連結部材(連結部材)66を設ける。
上下方向連結部材66は、下方のパネル体11の上部両端部に設けられたコーナー部固定部材30Cの第一直線状部38Aの連結プレート部37と、上方のパネル体11の下部両端部に設けられたコーナー部固定部材30Cの第一直線状部38Aの連結プレート部37とに沿う両端部66a,66aを備えている。両端部66a,66aには、ボルト挿通孔62が形成されている。ボルト挿通孔62に挿通させたボルト64を、貫通孔28を通して雌ネジ部29に締結させることにより、上下方向連結部材66と、コーナー部固定部材30C、枠材21C、ブラケット22を一体に固定する。
また、上下方向連結部材66の中間部66bには、互いに上下に位置するパネル体11,11のコーナー部固定部材30C.30Cの間隔を規制する間隔規制部67が側方に向けて突出形成されている。間隔規制部67が、互いに上下に位置するパネル体11,11の上部に配置されたコーナー部固定部材30C.30Cの第二直線状部38B、38Bの間に挿入され、両側面63a,63aに、コーナー部固定部材30Cの第一直線状部3BAの連結プレート部37を突き当てることで、パネル体11,11どうしの上下方向の間隔を規制することができる。
図13に示した構成においては、下方のパネル体11には、パネル体11が隣接配置されている。
このため、上下方向連結部材66は、隣接する他のパネル体11のコーナー部固定部材30Cの第二直線状部38Bの連結プレート部37に沿う端部66cと、互いに隣接するパネル体11,11どうしの間隔を規制する間隔規制部63とが、さらに一体に形成されている。間隔規制部63が、互いに隣接するパネル体11,11の上部に配置されたコーナー部固定部材30C.30Cの間に挿入される。そして、間隔規制部63の側面63aが隣接する他のパネル体11の第一直線状部38Aの連結プレート部37に突き当たることで、パネル体11,11どうしの間隔を規制することができる。
(ソファとパネル体との連結構造)
次に、什器の一例としてのソファ100と、パネル体11との連結構造について説明する。
図14は、ソファ100とパネル体11との連結部分の構造を示す側面図である。図15は、図14の要部の拡大図である。図16は、ソファ100とパネル体11との連結部分の構造を示す断面図である。図17は、ソファ100とパネル体11とを連結する什器上連結ブラケット(ブラケット)171の斜視図である。
図14から図17に示すように、パネル体11の上部には、オプション部材として、このパネル体11とソファ100の上部とを連結する什器上連結ブラケット171が装着可能とされている。
什器上連結ブラケット171は、パネル体11の幅方向端部に取り付けられる係止部172と、係止部172の端部から屈曲しパネル基材12の溝25に設けられた直線部固定部材30Sの側部プレート部31に沿って延びる側壁部173とを有している。什器上連結ブラケット171は、側壁部173の端部から屈曲しパネル体11の外周端部13sに沿って延びる外壁部174と、外壁部174の端部から屈曲しパネル体11の表皮材14に沿って配置される挟持壁部175とを有している。什器上連結ブラケット171は、ソファ100の背凭れ部103の上端に沿って配置される上壁部176と、上壁部176の端部から背凭れ部103の前面に沿って配置される前壁部177とを有している。
什器上連結ブラケット171の係止部172には、貫通孔172Aが形成されている。この貫通孔172Aから挿通されたボルト179が、パネル体11の枠材21A(又は枠材21B)に固定された直線部固定部材30Sの保持溝35内に設けられ、雌ねじが形成されたベース部178に螺合されている。このように什器上連結ブラケット171がパネル体11に取り付けられた状態で、ソファ100の背凭れ部103の上部は、什器上連結ブラケット171の挟持壁部175と前壁部177とで挟持される。
このとき、パネル体11における什器上連結ブラケット171の外壁部174が配置される側のクッション材13Pは、外壁部174に押圧されている。これにより、什器上連結ブラケット171が配置される側のクッション材13Pの幅寸法は、什器上連結ブラケット171が配置されない側のクッション材13Qの幅寸法よりも短くなる。また、クッション材13Qの端部と、クッション材13Pに沿って配置された什器上連結ブラケット171の外壁部174の端面とは、面一とされている。
図18は、図14の要部の拡大図である。図19は、ソファ100とパネル体11とのを連結する什器下連結ブラケット(ブラケット)181の斜視図である。
図14,図18、図19に示すように、ソファ100の上部とパネル体11の下部とは、オプション部材としての什器下連結ブラケット(連結部材)181を介して連結されている。
什器下連結ブラケット181は、図示しないボルトによりソファ100の座部102の下面に取り付けられる支持壁部182と、支持壁部182の端部から下方に向かって屈曲形成された屈曲壁部183とを有している。什器下連結ブラケット181は、屈曲壁部183の端部から屈曲しパネル体11の表皮材14に沿って配置される上下壁部184と、上下壁部184の下端から屈曲しパネル体11側に向かって伸びる下壁部185と、下壁部185の端部から上方に向かって延びパネル体11の下端に取り付けられる係止部186とを有している。この係止部186と下壁部185とは、ボルト189にて螺合されることで一体とされている。
什器下連結ブラケット181の係止部186は、パネル体11の枠材21A(又は枠材21B)に固定された直線部固定部材30Sの側部プレート部31に形成された突条34,34の間に挿入されて係止されている。
このように、パネル体11は、什器上連結ブラケット171および什器下連結ブラケット181を介して、ソファ100の背面に沿った状態が維持されている。
(デスク天板とパネル体との連結構造)
次に、デスク天板(天板)300とパネル体11との連結構造について説明する。
図20は、デスク天板300とパネル体11との連結部分の構造を示す側面図である。図21は、デスク天板300とパネル体11との連結部分の構造を示す平面図である。図22は、デスク天板300の前部とパネル体11との連結部分の構造を示す立断面図である。図23は、デスク天板300の後部とパネル体11との連結部分の構造を示す平断面図である。
図20から図23に示すように、デスク天板300の背面側300aおよび両側面300bを囲むように、パネル体11が配設されている。デスク天板300は、その前部に支持脚302を備えている。支持脚302は、上端部302aがデスク天板300の下面にボルト303等により固定されている。支持脚302の下端部302bは床面に設置する。
そして、図20、図22に示すように、支持脚302の下端部は、オプション部材としての支持脚連結ブラケット(ブラケット)91を介してパネル体11の下部に固定されている。
支持脚連結ブラケット91は、溶接等により支持脚302の下端部の側面に一体に固定される固定部92と、固定部92の端部から延びる延長部93と、を有している。支持脚連結ブラケット91は、さらに、延長部93の上端部から水平方向に屈曲し、パネル体11の下端部に沿って配置される下端壁94と、下端壁94から上方に向かって延び、パネル基材12の溝25に設けられた直線部固定部材30Sの側部プレート部31に沿って延びる側壁部95と、側壁部95の上端から水平方向に延びる係止部96と、を有している。
係止部96には、貫通孔96Aが形成されている。この貫通孔96Aから挿通されたボルト97が、パネル体11の枠材21Dに固定された直線部固定部材30Sの保持溝35内に設けられ、雌ねじが形成されたベース部78に螺合されている。このようにしてパネル体11の下部に固定された支持脚連結ブラケット91により、支持脚302が保持されている。
図20、図21、図23に示すように、デスク天板300の背面側300aは、オプション部材としての天板支持ブラケット(ブラケット)311によってパネル体11に支持されている。
天板支持ブラケット311は、二つのパネル体11,11の連結部に設けられている。
ここで、図23に示すように、パネル体11,11同士の連結部分においては下部連結部材55(図8、図9参照)および上部連結部材61(図10参照)を介して連結された状態で、パネル体11の端部、つまりパネル体11の表面の表皮材14どうしが当接している。一方で、直線部固定部材30Sの側部プレート部31の端部同士は、互いに離間して配置されている。
天板支持ブラケット311は、上下方向に連続した断面角筒状の管状材312を備えている。管状材312は、パネル体11,11同士の連結部分において、互いに隣接する一方のパネル体11の溝25と他方のパネル体11の溝25とに沿った方向に延び、これらの溝25,25内に配置されている。例えば、隣接するパネル体11,11の溝25,25にそれぞれ設けられた直線部固定部材30Sの連結プレート部32および側部プレート部31,31の間に嵌め込まれている。
そして、管状材312は、その下端部が、図8に示した連結部材55に連結されている。この連結部材55は、両側のパネル体11,11にそれぞれ設けられた支持脚50に連結されている。したがって、管状材312は、支持脚50を介して床面上に間接的に支持されている。なお、管状材312は、支持脚50を介さずに床面に接地させ、床面に直接支持されているようにしてもよい。
天板支持ブラケット311は、管状材312から、パネル体11,11同士の連結部分の隙間を通して、パネル体11の表面に直交する方向に突出する突出部313と、突出部313の上端から屈曲して水平方向に延び、デスク天板300の下面に沿う支持板部314と、を一体に備えている。支持板部314は、ボルト315等によってデスク天板300の下面に固定されている。
上述したパネル体11においては、オプション部材が装着可能な貫通孔28、雌ネジ部29、保持溝35が、パネル基材12の外周端部に形成された溝25に設けられているので、この溝25および溝25に収められた貫通孔28、雌ネジ部29、保持溝35を利用して、様々なオプション部材を取り付けることができる。
ここで、オプション部材を取り付けるための溝25が、パネル基材12の表面ではなく外周端部に形成されているため、オプション部材がパネル体11の表面に露出するのを最小限に抑え、美観を損なうのを防ぐ。
オプション部材としては、上下方向または横方向に隣接して配置された他のパネル体11と連結する連結部材55、上部連結部材61、上下方向連結部材66、支持脚体50,50B,50Cを設けるようにした。これにより、パネル体11どうしの連結部において、連結部材55が双方のパネル体11の溝25に収まることで、連結部材55、上部連結部材61、上下方向連結部材66が露出するのを防ぐことができる。
また、支持脚体50,50B,50Cも、その一部がパネル体11の溝25に収まることで、支持脚体50,50B,50Cが露出するのを最小限に抑えることができる。
さらに溝25は、基材21の上面と両側面とに連続して形成されて、上面の溝25と両側面の溝25とが連続する部分にコーナー部固定部材30Cが設けられている。これにより、パネル体11の上面、両側面のいずれの位置においても、オプション部材が取付可能となる。
オプション部材として、作業面を形成する平板状の天板300、ソファ100等の什器に連結される支持脚連結ブラケット91、什器上連結ブラケット171、什器下連結ブラケット181、天板支持ブラケット311、を設けるようにした。これにより、天板300やソファ100と、パネル体11とを連結することができる。
また、上述したパネル体11は、パネル基材12と、パネル基材12の外周端部に沿って形成され、パネル基材12の内方に向けて凹んだ溝25と、パネル基材12を支持する一対の支持脚体50と、を備えている。そして、支持脚体50は、パネル基材12の下部端部12Pの溝25内に収容される下部支持部51と、下部支持部51から延び、パネル基材12の側部下端部12Qの溝25内に収容される側部支持部52と、下部支持部51よりも下方に延びる支持脚部53と、を備えている。
このようにして、支持脚体50の下部支持部51と側部支持部52とが溝25内に収容されることで、支持脚体50の取付部が露出せず、見栄えを向上させることができる。
さらに、上述したパネル体11によれば、パネル基材12およびクッション材13を覆う表皮材14が、パネル体11の外周部において、パネル基材12の外周縁部を回り込んで溝25の内側に巻き込まれている。このため、パネル体11の外周部は、パネル基材12が露出することなく、表皮材14で覆われることになる。
さらに、表皮材14は、溝25内で固定部材30により固定されるため、固定部材30がパネル体11の外周部に露出するのを抑えることができる。
これにより、パネル体11の外観を、柔軟な、有機的な印象とすることができる。
さらに、上述したパネル体11においては、クッション材13の外周端部13eが、表皮材14とともに、パネル基材12の外周縁部で溝25の内側に巻き込まれている。このように、表皮材14だけでなく、表皮材14によって覆われるクッション材13も、パネル基材12の外周縁部を回り込んで溝25の内側に巻き込まれているので、パネル体11の外周部が、より柔軟な印象の外観となる。
また、クッション材13は、貫通孔16によりパネル基材12の表面に凹凸形状を形成し、表皮材14は、パネル基材12およびクッション材13を覆うことで、凹凸形状に沿うことで凹部17を形成する。
このようにして、表皮材14によって覆われた部分に凹部17が形成されるので、パネル体11の意匠性が高まる。
加えて、クッション材13は、弾性を有してパネル基材12の表面に角部16vを有する凹凸形状を形成し、表皮材14は、角部16vを圧縮方向に弾性変形させてクッション材13およびパネル基材12を覆っている。
これにより、形成された凹部17は、クッション材13の角部16vが表皮材14によって圧縮方向に弾性変形している。このため、表皮材14が角部16vに突き当たった部分で角部16vの反発力によって押圧される。したがって、凹部17の形状が維持されるとともに、表皮材14がクッション材13の外表面13fに沿った方向で図6(b)中に矢印Tで示す方向に伸長され、表皮材14が弛むのを抑えることができる。
このようにして、意匠性に優れたパネル体11を低コストで提供することが可能となる。
また、クッション材13は、周縁に角部16vを有する貫通孔16が形成されている。
これにより、パネル基材12の表面に凹凸形状を形成することができる。
クッション材13の大きさを、パネル基材12の表面の大きさよりも小さくすれば、クッション材13の外周縁部の角部16vによって、パネル基材12の表面に凹凸形状を形成することができる。この場合、凹凸形状を設計通りに形成するには、クッション材13を、パネル基材12の表面に対して正確に位置決めする必要がある。これに対し、クッション材13自体に、貫通孔16を形成すると、パネル基材12表面に沿ってクッション材13を配置するのみで、凹凸形状を正確に実現できる。これにより、凹凸形状のデザインの自由度が高まる。
クッション材13は、周縁に角部16vを有する貫通孔16が形成されている。表皮材14は、貫通孔16を通してパネル基材12の表面であるベースシート18の露出面18fに直接接着されている。
これにより、クッション材13を貫通しない凹部によって凹凸形状を形成する場合に比較し、表皮材14によって覆われた部分に形成される凹部17が、段差の大きなダイナミックなものとなり、意匠性が高まる。
また、クッション材13は、一般的に、スポンジ状の多孔質材等によって形成される。このような場合、クッション材13と表皮材14との接触面積が小さく、接着強度が確保しにくい。これに対し、表皮材14が貫通孔16の内方でパネル基材12の表面に直接接着されることで、表皮材14とクッション材13とが面状に接着される。したがって、表皮材14がクッション材13に接着されている部分に比較し、表皮材14が強固に接着される。これによって、時間の経過とともに表皮材14が剥がれるのを防ぎ、形状を長期間にわたって安定して維持することができる。
さらに、表皮材14は、弾性変形可能な材質で形成され、伸長した状態でクッション材13及びパネル基材12を覆っている。
これにより、表皮材14が、張りのある状態となり、意匠性が高まる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態においては、パネル基材12の外周部の全周にわたって溝25を形成するものとしたが、これに限るものではなく、周方向の少なくとも一部に溝25が形成されていれば良い
また、上記実施形態では、オプション部材を装着するオプション部材取付部として、フレーム20を構成する枠材21A,21B,21C,21Dおよびブラケット20に、貫通孔28、雌ネジ部29を形成し、固定部材30(直線部固定部材30S)に保持溝35を形成したがこれに限るものではなく、溝25の内部にオプション部材を装着できるのであれば、いかなる部位(部品)にいかなるオプション部材取付部を形成してもよい。
また、溝25内で表皮材14を固定する固定手段として、固定部材30を例に挙げたが、表皮材14を固定できるのであれば、他のいかなる構成としてもよい。例えば、固定部材30の断面形状、構造等については、何ら限定するものではない。さらには、表皮材14を、タッカーや接着等によって溝25内に固定するようにしてもよい。
上記実施形態では、軟性材として、弾性を有したクッション材13を例に挙げたが、軟性材は、弾性を有さず、少なくとも軟性を有していれば良い。
さらに、上記実施形態では、パネル基材12を、芯材15、フレーム20、およびベースシート18から形成したが、これに限るものではない。例えば、単体で所要の強度を確保できるのであれば、例えば、樹脂材料等からなるパネルをそのままパネル基材12とし、その外周部に溝25を形成するようにしてもよい。また、基材は、例えば、各種什器の外表面を構成する部材等とすることもできる。これにより、什器の表面に、凹凸部を形成し、意匠性を高めることが可能となる。
また、上記実施形態では、凹凸形状を形成する貫通孔16は、例えば、上下方向を長軸方向とした長円形状としたが、長円形以外の、円形、多角形状等、あるいは企業ロゴ等の他の形状としてもよい。
さらに、上記実施形態では、貫通孔16は、その内周面16fが外表面13fと直交することで、外周縁部に角部16vを形成したが、内周面16fが外表面13fとが傾斜して交差してもよい。
加えて、上記実施形態では、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eが、パネル基材12を構成する各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを回り込んで、溝25内に巻き込まれている。しかし、クッション材13を、パネル基材12の外周寸法よりも小さくして、表皮材14のみを溝25内に巻き込むようにしてもよい。
さらに、上記実施形態で示したような表皮構造は、パネル基材12の両面に形成するとは限らず、パネル基材12の一面側にのみ形成するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、クッション材13および表皮材14を備えるようにしたが、クッション材13および表皮材14は必須の構成ではない。
また、上記実施形態では、間仕切り装置10をソファ100の背面側に沿って設けるようにしたが、これに限るものではない。間仕切り装置10は、ソファ100以外にも、デスク、テーブル、カウンター、棚、チェア等の各種什器に組み合わせて設けてもよい。
さらに、パネル体11に装着するオプション部材は、上記実施形態に例示したものに限らない。例えば、照明装置や、物品を載せるトレー、モニタ装置をはじめ、その他の様々な物品を、オプション部材として溝25に直接、またはブラケットを用いて間接的に装着することが可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
10 間仕切り装置
11 パネル体
11s 外周端部
12 パネル基材(基材)
13 クッション材(軟性材)
13e,14e 外周端部
13v 角部
14 表皮材
15 芯材
15a 外周端面
16 貫通孔
16v 角部
17 凹部(凹凸部)
18 ベースシート
20 フレーム
21A,21B,21C,21D 枠材
22 ブラケット
25 溝
28 貫通孔(オプション部材取付部)
29 雌ネジ部(オプション部材取付部)
30 固定部材
31 側部プレート部
32 連結プレート部
34 突条
35 保持溝(オプション部材取付部)
50,50B,50C 支持脚体
55 連結部材(オプション部材)
61 上部連結部材(連結部材、オプション部材)
66 上下方向連結部材(連結部材)
91 支持脚連結ブラケット(ブラケット、オプション部材)
100 ソファ(什器)
150 デスク天板
171 什器上連結ブラケット(ブラケット、オプション部材)
181 什器下連結ブラケット(ブラケット、オプション部材)
300 デスク天板(天板)
302 支持脚
311 天板支持ブラケット(ブラケット、オプション部材)

Claims (2)

  1. パネル状の基材と、
    前記基材の少なくとも上面および両側面に沿って設けられ、該基材の内方に向けて凹んだ溝と、
    前記溝に設けられ、オプション部材が装着可能なオプション部材取付部と、
    前記基材の少なくとも一面側を覆い、外周端部が前記基材の外周縁部で前記溝の内側に巻き込まれた表皮材と、
    前記溝内に嵌め込まれ、前記溝内周面との間に前記表皮材を挟み込む固定部材と、を備え、
    前記オプション部材取付部が、前記固定部材に形成されていることを特徴とするパネル体。
  2. パネル状の基材と、
    前記基材の少なくとも上面および両側面に沿って設けられ、該基材の内方に向けて凹んだ溝と、
    前記溝に設けられ、オプション部材が装着可能なオプション部材取付部と、
    前記基材の少なくとも一面側を覆い、外周端部が前記基材の外周縁部で前記溝の内側に巻き込まれた表皮材と、
    前記基材と前記表皮材との間に設けられた軟性材と、を備え、
    前記軟性材の外周端部が、前記表皮材とともに、前記基材の外周縁部で前記溝の内側に巻き込まれていることを特徴とするパネル体。
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