JP6210635B2 - パネルユニット - Google Patents

パネルユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6210635B2
JP6210635B2 JP2013228265A JP2013228265A JP6210635B2 JP 6210635 B2 JP6210635 B2 JP 6210635B2 JP 2013228265 A JP2013228265 A JP 2013228265A JP 2013228265 A JP2013228265 A JP 2013228265A JP 6210635 B2 JP6210635 B2 JP 6210635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
installation
support leg
base material
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013228265A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015086649A (ja
Inventor
土山 和功
和功 土山
春彦 北嶋
春彦 北嶋
真行 黒江
真行 黒江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2013228265A priority Critical patent/JP6210635B2/ja
Publication of JP2015086649A publication Critical patent/JP2015086649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6210635B2 publication Critical patent/JP6210635B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

本発明は、パネルユニットに関するものである。
オフィスや公共施設、商業施設等の空間においては、施設内に形成された大空間の一部を小空間に区画することによって、空間利用における自由度を高めることが求められている。そこで、空間内に、パネル体(パーティション)を設けることが広く行われている。パネル体を設けることにより周囲からの視線や音をある程度遮ることができる。このパネル体により空間の一部を仕切り、各執務者の固有スペースを設けたり、打合わせ等のためのスペースを設けることができる。
このようなパネル体として、芯材と、芯材の表面に設けられた表皮材と、これら芯材および表皮材の外周部に沿って設けられるフレームと、を備えるものが提案されている(下記特許文献1参照)。
しかし、上記の特許文献1に記載のパネル体では、これ自体で安定して自立することが困難であるために、パネル体を安定的に支持する安定脚が設けられたものが知られている。
例えば、間仕切りパネルと、間仕切りパネルの下部に設けられた支持脚と、間仕切りパネルの下部であって支持脚の側方に設けられた安定脚とを備えるものが提案されている(下記特許文献2参照)。安定脚は、間仕切りパネルの側端面に取り付けられる起立片と、支持脚の下方に向かって形成された溝に嵌合される突片とを備えている。また、突片には間仕切りパネルの厚さ方向に通孔が形成されるとともに、支持脚にもこの通孔に対応する位置に通孔が形成されている。この通孔同士をボルト・ナットで螺合することにより、安定脚と支持脚とは連結されている。
特許第3000252号公報 特許第4518814号公報
しかしながら、上記の特許文献2では、支持脚に嵌合されるとともに、支持脚にボルト・ナットにより螺合される安定脚の突片が、間仕切りパネルの外方に露出している。よって、間仕切りパネルと安定脚との取付部分が露出してしまう。
また、上記の特許文献2に記載では、1枚の間仕切りパネルに対して、床面上の設置される脚は2本の支持脚及び2本の安定脚と多数であるため、間仕切りパネルの体裁が良好ではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、体裁がよいとともに、自立性を有するパネルユニットを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るパネルユニットは、パネル状の基材、及び該基材の下部に設けられ、該基材を支持する支持脚体を有するパネル体と、前記支持脚体を収容する収容部、及び該収容部に設けられ複数箇所で設置面に接地される設置体を有し、前記パネル体に連結された設置部材とを備えることを特徴とする。
このように構成されたパネルユニットでは、設置面に複数箇所で接地される設置体がパネル体を支持するため、設置部材はパネル体に連結されつつ安定的にパネル体を支持することができる。よって、パネルユニットの自立性を確保することができる。
また、支持脚体は設置部材の収容部に収容されるため、支持脚体が外観上目立つことがない。よって、パネルユニットの体裁を良好とすることができる。
また、本発明に係るパネルユニットは、前記設置体は、前記基材の下縁の一端側の前記支持脚体を収容する前記収容部の下方に設けられた基部と、該基部から前記基材の前記下縁の前記一端側から他方側に向かうにしたがって、前記基材の厚さ方向に互いに離間するように形成された一対の設置片とを有し、前記基部及び前記一対の設置片の前記他端側が、前記設置面に接地されていることが好ましい。
このように構成されたパネルユニットでは、設置体は、基部と、基部から基材の下縁の前記一端側から他方側に向かうにしたがって互いに離間するように形成された一対の設置片とにより、V字状に形成されている。収容部に作用するパネル体の荷重を、収容部の下方に設けられた基部及びこの基部から延びる一対の設置片の他方側の三箇所で支持する。よって、基部及び一対の設置片の他方側がパネル体の荷重をバランスよく支持するため、パネルユニットの自立性を高めることができる。
また、一対の設置片は基材の幅方向の他方側に向かうにしたがって、基材の厚さ方向に互いに離間するように、つまり設置片が基材の幅方向内に納まるように形成されている。よって、一のパネルユニットと他のパネルユニットとを、幅方向端部同士を接するように配置した場合に、一のパネルユニットの設置部材と他のパネルユニットの設置部材とが干渉することがない。したがって、パネルユニットを設置する際に自由度を高めることができる。
また、本発明に係るパネルユニットは、前記一対の設置片同士がなす角度は、90度以下であってもよい。
このように構成されたパネルユニットでは、一対の設置片同士がなす角度は90度以下であるため、基材と一の設置片とのなす角度は45度以下である。よって、一のパネルユニットと他のパネルユニットとを、幅方向端部同士が接するとともに互いに90度をなすように配置した場合に、一のパネルユニットの設置片と他のパネルユニットの設置片とが干渉することがない。したがって、パネルユニットを設置する際に自由度を高めることができる。
また、本発明に係るパネルユニットは、前記収容部には、下方に向かって凹む凹部が形成され、前記支持脚体は、前記凹部の内部にて前記収容部に固定されていてもよい。
このように構成されたパネルユニットでは、凹部に収容された支持脚体は、凹部の内部にて収容部に固定されている。よって、パネル体と設置部材との固定部分は収容部内に配置されるため、固定部分が目立つことがなく体裁を良好とすることができる。
また、本発明に係るパネルユニットは、前記設置体には、前記凹部に開口するとともに前記設置面側に開口する貫通孔が形成され、前記貫通孔に挿通された螺子が、前記支持脚体に形成された螺子穴に螺合されていてもよい。
このように構成されたパネルユニットでは、支持脚体は、収容部の凹部に収容されるとともに設置面側に開口する貫通孔から挿通された螺子が螺合されている。また、設置部材と支持脚体とを固定する螺子は、設置部材の収容部に配置されている。よって、設置部材と支持脚体との固定部分が、目立つことがなく体裁を良好とすることができる。
また、本発明に係るパネルユニットは、前記螺子は、前記パネル体の前記支持脚体が前記設置部材の前記収容部に収容されていない状態で、前記支持脚体の前記螺子穴に螺合され、前記支持脚体の下端からの出没寸法が変更可能とされたアジャスタであってもよい。
このように構成されたパネルユニットでは、設置部材が設けられていないパネル体が単体で設置された状態の支持脚体に設けられたアジャスタが、設置部材と支持脚体とを連結する螺子として機能する。よって、設置部材を支持脚体に連結する際に別途螺子を用意する必要がないため、設置部材の取付け、取外しの際の作業性を良好とすることができる。
また、本発明に係るパネルユニットは、前記設置部材は、前記設置体から上方に向かって延びる上向き腕部を有し、該上向き腕部は、前記基材の前記下縁の一端側に隣接する側部に前記基材の内方に向けて凹むように形成された前記溝内に配置されるとともに、該溝を形成する壁部に取り付けられていてもよい。
このように構成されたパネルユニットでは、設置部材の上向き腕部は基材の溝の壁部に取り付けられ、設置部材と基材とは連結される。
また、基材に取り付けられる設置部材の上向き腕部は、基材の溝内に配置される。よって、設置部材と基材との連結部分が、目立つことがなく体裁を良好とすることができる。
本発明に係るパネルユニットによれば、体裁がよいとともに、自立性を確保することができる。
一実施形態におけるパネルユニットの一例を示す斜視図である。 パネル体の構成を示す斜視展開図である。 パネル体の板厚方向中間部における半断面図である。 パネル体の端部を示す上面図である。 パネル体の直線部の構造を示す断面図である。 パネル体のコーナー部の構造を示す断面図である。 パネル基材の表面に沿って設けられたクッション材を示す断面図であり、(a)は表皮材を非装着の状態におけるクッション材の断面図、(b)は表皮材を装着した状態におけるクッション材の断面図である。 設置部材の構成を示す分解斜視図である。 設置部材の構成を示す斜視図である。 設置部材周辺の構成を示す断面図である。 設置部材の構成を示す側面図である。 パネルユニットの上面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるパネルユニットを示す斜視図である。図2は、パネル状のパネル体の構成を示す斜視展開図である。図3は、パネル体の板厚方向中間部における半断面図である。図4は、パネル体の端部を示す上面図である。図5は、パネル体の直線部の構造を示す断面図である。図6は、パネル体のコーナー部の構造を示す断面図である。
図1に示すように、パネルユニット10は、パネル体11と、パネル体11の下部に設けられパネル体11を支持する設置部材100とを備えている。
(パネル体)
パネル体11は、設置する什器の形状等に沿って、平面板状、あるいは平面視または側面視したときに、中間部で折曲または湾曲した略L字状、あるいは全体が湾曲した平面視略C字状等とすることができる。以下においては、パネル体11が平面板状であるものとして説明を行う。
図2に示すように、パネル体11は、パネル基材(基材)12と、パネル基材12の両面に沿って設けられたクッション材13と、パネル基材12およびクッション材13を覆う表皮材14と、固定部材30と、を備えている。
(パネル基材)
パネル基材12は、パネル状の芯材15と、芯材15の外周部に沿って設けられたフレーム20と、芯材15およびフレーム20の両面を覆うように設けられたベースシート18と、を備えている。
芯材15は、例えば紙系材料、樹脂系材料、木質系材料等から形成されている。この芯材15は、なるべく軽量とするのが好ましい。そこで、本実施形態では、芯材15は、紙系材料から形成され、板厚方向に貫通する孔15hが多数並設された、例えば孔15hが断面を六角形状として複数千鳥状に組み合わされたハニカム構造とされている。
(フレーム)
図2、図3に示すように、この芯材15の外周部には、フレーム20が設けられている。フレーム20は、芯材15の四辺に沿って設けられた枠材21A,21B,21C,21Dを備えている。各枠材21A,21B,21D,21Dは、金属系材料、樹脂系材料等から形成されている。
枠材21A,21Bは、芯材15において互いに対向する2辺に沿って上下方向に延在し、パネル体11の幅方向両側に設けられている。枠材21C,21Dは、枠材21A,21Bに直交して横方向に延在し、パネル体11の上下方向両側に設けられている。これら枠材21A,21Bと枠材21C,21Dとは、L字状のブラケット22を介し、ボルト23、あるいは溶接、接着等によって接合されている。これら枠材21A,21B,21C,21Dによって、全体として矩形状をなしたフレーム20が形成されている。
図4〜図6に示すように、各枠材21A,21B,21C,21Dは、フレーム20の内周側の芯材15の外周端面15aに対向する基部21eと、基部21eの幅方向両側からそれぞれフレーム20の外周側に向けて立ち上がる側壁部21fと、からなる、断面略U字状に形成されている。これにより、基部21eと、両側の側壁部21f,21fとに囲まれた部分は、溝25とされている。
このようにして、パネル基材12は、その外周端部に沿って連続し、パネル基材12の内方に向けて凹んだ溝25を有している。
ここで、図3に示すように、L字状のブラケット22は、枠材21Aまたは21Bに沿って枠材21Aまたは21Bの端部に設けられる第一プレート部22aと、第一プレート部22aに直交し、枠材21Cまたは21Dに沿って枠材21Cまたは21Dの端部に設けられる第二プレート部22bと、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bに沿ってL字状のブラケット22の屈曲方向内側に設けられたリブ部22cとが一体に形成されている。
リブ部22cは、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bから、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bに直交して、パネル体11の内周側に向けて突出形成されている。このリブ部22cは、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bの幅方向両側、つまり、パネル体11の一面側と他面側とにそれぞれ形成されている。このリブ部22cは、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bの曲げ強度を高める補強部材として機能するだけでなく、芯材15の角部の押さえ部材としても機能することができる。すなわち、パネル基材12の一面側と他面側にそれぞれ設けられたリブ部22cの間に芯材15が挟み込まれる。パネル基材12においては、四隅にこのようなブラケット22が設けられることにより、芯材15をフレーム20の内側に保持できるようになっている。
なおここで、図2では、平面板状のパネル体11の例を示したが、パネル体11を平面視または側面視した状態で略L字状、略C字状等とする場合には、フレーム20の上下の枠材21C,21Dまたは左右の枠材21A,21Bを,パネル体11の形状に合わせて折曲または湾曲させる。
図5、図6に示すように、フレーム20および芯材15を覆うように、芯材15の両面には、シート状のベースシート18が設けられている。ベースシート18は、例えばボール紙等から形成されている。このベースシート18は、芯材15よりも外形寸法が大きく、その外周部18aがフレーム20の表面20fに接着剤等により接着されている。
(クッション材)
クッション材13は、パネル基材12の表面を形成するベースシート18に沿って設けられている。クッション材13は、ベースシート18を介して、芯材15の全体を覆うように設けられている。さらに、クッション材13は、その外周端部13sが、フレーム20を構成する各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを覆うように設けられている。つまり、クッション材13は、芯材15およびフレーム20を覆うように設けられている。
このクッション材13は、柔軟性および弾性を有した材料、例えば発泡ウレタン材等から形成されている。
図7は、パネル基材12の表面に沿って設けられたクッション材13を示す断面図であり、(a)は表皮材14を非装着の状態におけるクッション材13の断面図、(b)は表皮材14を装着した状態におけるクッション材13の断面図である。
図2に示すように、クッション材13には、複数の貫通孔16が形成されている。貫通孔16は、例えば、上下方向を長軸方向とした長円形状とされている。そして、クッション材13の外表面13fには、複数の貫通孔16が、上下方向および上下方向に直交する横方向に、間隔を空けて配列されている。
図5、図7に示すように、各貫通孔16は、クッション材13においてパネル基材12とは反対側を向く外表面13fからパネル基材12側に対向する対向面13gまで、クッション材13の厚さ方向に貫通して形成されている。図7(a)に示すように、各貫通孔16は、その内周面16fが外表面13fと直交して形成されている。これにより、貫通孔16の周縁に角部16vが形成されている。
このような貫通孔16が形成されたクッション材13をパネル基材12の表面に設けることで、パネル基材12の表面に角部16vを有する凹凸形状が形成される。
(表皮材)
図5、図7に示すように、表皮材14は、クッション材13の全体を覆うよう設けられている。表皮材14は、クッション材13の外表面13fと、貫通孔16において外表面13fに直交する内周面16fと、貫通孔16の底部に露出するベースシート18の露出面18fとに沿うよう、接着されている。このようにして、表皮材14が、クッション材13に形成された複数の貫通孔16に沿うことで、パネル体11の表面には、複数の長円形状の凹部17が形成されている。そして、各凹部17において、表皮材14は、貫通孔16を通して、パネル基材12の表面を形成するベースシート18に接着されている。
ここで、表皮材14は、例えばポリエステル等、弾性変形可能な材質で形成され、伸長した状態でクッション材13及びパネル基材12を覆っている。クッション材13は、外表面13f側の貫通孔16の周縁において外方に向けて凸となる角部16vが、表皮材14によって内方に向けて押圧される。これにより、クッション材13は、角部16vにおいて圧縮方向に弾性変形し、貫通孔16の角部16vは、円弧状断面とされている。
また、図5、図6に示すように、クッション材13および表皮材14は、パネル基材12よりも大きな外形寸法を有している。そして、クッション材13および表皮材14は、その外周端部13e,14eが、パネル基材12の外周縁部、つまり各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを回り込んで、溝25内側に巻き込まれている。このクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eが、各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを回り込む部分で、クッション材13が表皮材14によって圧縮される。これにより、パネル体11は、外周端部11sに向かうにしたがって、その厚みが漸次小さくするように形成されている。また、パネル体11は、外周端部11sにおいてクッション材13および表皮材14が各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを回り込む部分で、丸く円弧状に形成されている。
これらクッション材13及び表皮材14が、表皮構造を構成している。
(固定部材)
固定部材30は、溝25に嵌め込まれている。固定部材30は、溝25内側に巻き込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを、溝25の内周面と固定部材30の外周面との間に挟み込んでいる。これにより、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eをフレーム20の側壁部21fに固定している。
ここで、図2に示すように、固定部材30は、矩形状のパネル基材12の外周部の直線部分12Sに配置される直線部固定部材30Sと、矩形状のパネル基材12の外周部のコーナー部12Cに配置されるコーナー部固定部材30Cと、を備えている。
図5に示すように、直線部固定部材30Sは、直線部固定部材30Sが連続する方向に直交する断面形状が、互いに平行に位置する側部プレート部31,31と、側部プレート部31,31どうしを一体に連結する連結プレート部32と、を備えている。
側部プレート部31,31は、フレーム20の溝25を形成する側壁部21fとの間に、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを挟み込む。このため、側部プレート部31,31の間隔は、溝25の側壁部21f,21fの間隔よりも所定寸法小さく形成されている。これら側部プレート部31,31は、直線部固定部材30Sを溝25内に嵌め込んだときに、先端部31a,31aが溝25の基部21eに突き当たるよう形成されている。
連結プレート部32は、側部プレート部31,31の先端部31a,31aよりも、溝25の基部21eから離間する方向にオフセットして形成されている。これにより、直線部固定部材30Sは、側部プレート部31,31と連結プレート部32とにより、断面略H字状をなしている。そして、直線部固定部材30Sは、溝25内に嵌め込んだ状態で、側部プレート部31,31の先端部31a,31a側と、連結プレート部32と、溝25の基部21eとに囲まれた部分に、空間S1が形成されるようになっている。この空間S1は、溝25内に巻き込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eの余剰部、すなわち外周端部13e,14eのうちフレーム20の基部21eに突き当たって部分よりも先端部分(不図示)を収容できる収容空間として機能する。
また、側部プレート部31,31において、溝25の側壁部21f,21fに対向する側には、突起33,33が形成されている。この突起33,33は、側部プレート部31,31と側壁部21f,21fとの間に挟み込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eに食い込むようになっている。これにより、直線部固定部材30Sは、クッション材13および表皮材14が溝25から抜け出ることを防止している。
さらに、側部プレート部31,31において、連結プレート部32よりも溝25の基部21eから離間する側には、側部プレート部31,31から内方に向けて突出する突条34,34が形成されている。そして、これら突条34,34と、側部プレート部31,31と、連結プレート部32とに囲まれて、オプション部材等を装着するための保持溝35が形成されている。
図3に示すように、パネル体11の上部のコーナー部に配置されるコーナー部固定部材30Cは、上下方向に延びる第一直線状部38Aと、第一直線状部38Aの上端から屈曲して横方向に延びる第二直線状部38Bとから、略L字状に形成されている。
第一直線状部38Aは、上下方向に延びる枠材21Aまたは枠材21Bの上端部において溝25内に嵌め込まれる。第二直線状部38Bは、第一直線状部38Aの一端から連続して形成され、横方向に延びる枠材21Cまたは枠材21Dの両端部において溝25内に嵌め込まれる。
図6に示すように、第一直線状部38A、第二直線状部38Bは、それぞれが連続する方向に直交する断面形状が、互いに平行に位置する側部プレート部36,36と、側部プレート部36,36どうしを一体に連結する連結プレート部37と、を備えている。
側部プレート部36,36は、フレーム20の溝25を形成する側壁部21f,21fとの間に、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを挟み込む。このため、側部プレート部36,36の間隔は、溝25の側壁部21f,21fの間隔よりも所定寸法小さく形成されている。これら側部プレート部36,36は、コーナー部固定部材30Cを溝25内に嵌め込んだときに、先端部36a,36aが溝25の基部21eに突き当たるよう形成されている。
ここで、側部プレート部36,36において、溝25の側壁部21f,21fに対向する側に、凸部36t,36tが形成されている。この凸部36t,36tは、側部プレート部31,31と側壁部21f,21fとの間にクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを挟み込むようになっている。
連結プレート部37は、側部プレート部36,36の先端部36a,36aよりも、溝25の基部21eから離間する方向にオフセットして形成されている。これにより、コーナー部固定部材30Cは、側部プレート部36,36と連結プレート部37により、断面略H字状をなしている。そして、直線部固定部材30Sは、溝25内に嵌め込んだ状態で、側部プレート部36,36の先端部36a,36a側と、連結プレート部37と、溝25の基部21eとに囲まれた部分に、空間S2が形成されるようになっている。この空間S2は、溝25内に巻き込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eの余剰部、すなわち外周端部13e,14eのうちフレーム20の基部21eに突き当たって部分よりも先端部分(不図示)を収容できる収容空間として機能する。なおここで、連結プレート部37は、直線部固定部材30Sにおける連結プレート部32よりも基部21eに近く、空間S2は、空間S1よりも小さく形成されている。
図3に示すように、このようなコーナー部固定部材30Cは、溝25に対し、コーナーキャップ40によって固定されている。コーナーキャップ40は、第一直線状部41Aと、第一直線状部41Aの一端に連続し、第一直線状部41Aに直交して延びる第二直線状部41Bとからなる略L字状をなしている。図6に示すように、これら第一直線状部41A,第二直線状部41Bは、コーナー部固定部材30Cの第一直線状部38A,第二直線状部38Bに対し、側部プレート部36,36との間に挿入され、連結プレート部37に突き当てられている。
そして、図3に示すように、第一直線状部41Aの下端部には、突起片43が下方に向けて突出形成されている。この突起片43が、直線部固定部材30Sの上端部において、連結プレート部32と突状34との間の保持溝35(図5参照)に挿入されている。
また、図3に示すように、第二直線状部41Bには、ボルト45を挿入するボルト挿通孔44が形成されている。このボルト挿通孔44に挿通させたボルト45により、コーナーキャップ40と、コーナー部固定部材30C、枠材21C、ブラケット22の第二プレート部22bが一体に締結されている。
(支持脚体)
図1に示すように、上記したようなパネル体11の下部のコーナー部(下縁)の一方には、コーナー部固定部材30Cとして、支持脚体50が設けられている。また、パネル体11の下部のコーナー部の他方には、コーナー部固定部材30Cとして、支持脚体50及び設置部材100が設けられている。
まず、パネル体11の下部のコーナー部の一方に設けられた支持脚体50の構成について説明する。
図3に示すように、この支持脚体50はパネル基材12を支持し、床面に設置されることでパネル基材12を床面上に立設させる。
支持脚体50は、フレーム20の下部端部の溝25内に収容される下部支持部51と、下部支持部51の一端から上方に延び、フレーム20の側部の下端部の溝25内に収容される側部支持部52と、下部支持部51よりも下方に延びる支持脚部53と、を一体に備えている。
下部支持部51はフレーム20の下端部の溝25の底面を形成する基部21eに突き当てて固定されている。また、側部支持部52は、フレーム20の側端部の溝25の底面を形成する基部21eに突き当てて固定されている。
下部支持部51および側部支持部52には、ボルト48が挿通されるボルト挿通孔54が形成されている。このボルト挿通孔54に挿通されるボルト48は、溝25の基部21eの所定の位置に形成された雌ネジ孔部29にねじ込まれるようになっている。これにより、支持脚体50が、パネル体11に固定される。
また、下部支持部51には、ボルト挿通孔54の上下それぞれに、後述する設置部材100を取り付けるための貫通孔である取付孔54a,54aが形成されている。
支持脚部53は、下部支持部51よりも下方に延びている。支持脚部53には、下面から上方に向かって螺子穴53aが形成されている。この螺子穴53aには、高さ調整ネジ(アジャスタ)49が螺合されている。この高さ調整ネジ49は、支持脚部53の螺子穴53aに対して螺合される程度を調整することで、支持脚部53の下端からの出没寸法が変更される。
つまり、高さ調整ネジ49を支持脚部53の螺子穴53aに対して深く螺合させた状態では、支持脚部53の下端からの出没寸法が小さくなる。一方、高さ調整ネジ49を支持脚部53の螺子穴53aに対して浅く螺合させた状態では、支持脚部53の下端からの出没寸法が大きくなる。
(設置部材)
次に、パネル体11の下部のコーナー部の他方に設けられた支持脚体50及び設置部材100の構成について説明する。
図8は、設置部材100の構成を示す分解斜視図である。図9は、設置部材100の構成を示す斜視図である。図10は、設置部材100周辺の構成を示す断面図である。図11は、設置部材100の構成を示す側面図である。
図8から図11に示すように、この設置部材100は支持脚体50を介してパネル基材12を支持し、床面(設置面)に設置されることでパネル基材12を床面上に安定的に立設させる。
設置部材100は、床面に設置される設置体101と、設置体101に設けられ支持脚部53を収容する収容部102と、設置体101から上方に向かって延びる上向き腕部103とを有している。
設置体101は、収容部102の下方に設けられた基部111と、基部111から延びる一対の設置片116,116とを有している。
基部111は、床面上に設置されるとともに、下面には上方に向かって凹む二段の凹部である段付き凹部112が形成されている。この段付き凹部112には、高さ調整ネジ49の頭部49aが配置されている。
基部111の段付き凹部112の底部112aには、上下方向に貫通する貫通孔113が形成されている。換言すると、貫通孔113は、凹部112に開口するとともに床面側に開口している。この貫通孔113には、高さ調整ネジ49が挿通されている。
設置片116は、設置部材100が設けられたパネル基材12の幅方向の一方側(パネル基材12の下縁の一端側)から他方側(他端側)に向かうにしたがって、パネル基材12の板厚方向(厚さ方向)に互いに離間するように形成されている。換言すると、一対の設置片116,116は、V字状に形成されている。本実施形態では、一対の設置片116,116の外側の辺同士のなす角度は90度とされている。
この設置片116は、基部111から先端に向かうにしたがってその幅寸法が狭くなるように形成されている。設置片116の先端の下面には床面上に設置可能とされた設置パッド117が設けられている。つまり、設置部材100のうち基部111及び一対の設置片116,116の設置パッド117,117の3箇所が床面上に接地されている。
収容部102は、基部111の上方に設けられている。この収容部102の上面には、下方に向かって凹む凹部120が形成されている。この凹部120は、基部111の貫通孔113に連通されている。
凹部120内に、支持脚体50の支持脚部53が配置されている。基部111の挿通部に挿通された高さ調整ネジ49は、収容部102に配置された支持脚部53に形成された螺子穴53aに螺合されている。これにより、支持脚体50は、収容部102の凹部120を形成する底部(壁部)121aに固定されている。
上向き腕部103は、基部111から上方に向かって延びている。この上向き腕部103には、上下方向に離間して一対の螺子孔103a,103aが形成されている。この螺子孔103aは、支持脚体50の下部支持部51に形成された雌ネジ孔部29と対応する位置に形成されている。
この螺子孔103aに挿通されたボルト104は、支持脚体50の側部支持部52に形成された取付孔54aに挿通されるとともに、溝25の基部21eに形成された雌ネジ孔部29に螺合されている。これにより、上向き腕部103は、パネル基材12の下縁の一端側に隣接する側部に形成された溝25内に配置されるとともに、溝25に形成された基部(壁部)21eに取り付けられている。
このように構成されたパネルユニット1では、設置部材100の設置体101は、基部111と、基部111からパネル基材12の幅方向の他方側に向かうにしたがって互いに離間するように形成された一対の設置片116,116とにより、V字状に形成されている。このため、収容部102に配置された支持脚体50の支持脚部53により作用するパネル基材12の荷重を、収容部102の下方に設けられた基部111及びこの基部111から延びる一対の設置片116,116の他方側の下面に設けられた設置パッド117の三箇所で支持する。よって、基部111及び一対の設置パッド117がパネル基材12の荷重をバランスよく支持するため、パネルユニット1の自立性を高めることができる。
また、一対の設置片116,116同士がなす角度は90度である。つまり、パネル基材12と一の設置片116とのなす角度は45度である。よって、図12に示すように、一のパネルユニット1と他のパネルユニット1とを、幅方向端部同士が接するとともに互いに90度をなすように配置した場合に、一のパネルユニット1の設置片116と他のパネルユニット1の設置片116とが干渉することがない。したがって、パネルユニット1を設置する際に自由度を高めることができる。
また、支持脚体50の支持脚部53は設置部材100の収容部102の凹部120内に配置されている。また、設置部材100と支持脚体50の支持脚部53とを連結する高さ調整ネジ49も、収容部102内に配置されている。よって、支持脚体50の支持脚部53及び設置部材100と支持脚体との固定部分が、目立つことがなく体裁を良好とすることができる。
また、パネル基材12に取り付けられる設置部材100の上向き腕部103は、パネル基材12の溝25内に配置される。よって、設置部材100とパネル基材12との固定部分が、目立つことがなく体裁を良好とすることができる。
また、支持脚体50の支持脚部53は、収容部102の凹部120に収容されるとともに、収容部102の貫通孔113から挿通された高さ調整ネジ49が螺合されているため、支持脚体50と設置部材100とは上下方向に連結される。また、設置部材100の上向き腕部103はパネル基材12の溝25の基部21eに取り付けられ、設置部材100とパネル基材12とはパネル基材12の幅方向に連結される。よって、設置部材100とパネル基材12とを支持脚体50を介してパネル基材12の幅方向及び上下方向に連結するため、設置部材100とパネル基材12とを強固に連結することができる。
また、設置部材100が設けられていないパネル体11が単体で設置された状態の支持脚部53に設けられた高さ調整ネジ49が、設置部材100と支持脚部53とを連結する螺子として機能する。よって、設置部材100を支持脚部53に連結する際に別途螺子を用意する必要がないため、設置部材100の取付け、取外しの際の作業性を良好とすることができる。
さらに、上述したパネル体11によれば、パネル基材12およびクッション材13を覆う表皮材14が、パネル体11の外周部において、パネル基材12の外周縁部を回り込んで溝25の内側に巻き込まれている。このため、パネル体11の外周部は、パネル基材12が露出することなく、表皮材14で覆われることになる。
さらに、表皮材14は、溝25内で固定部材30により固定されるため、固定部材30がパネル体11の外周部に露出するのを抑えることができる。
これにより、パネル体11の外観を、柔軟な、有機的な印象とすることができる。
さらに、上述したパネル体11においては、クッション材13の外周端部13eが、表皮材14とともに、パネル基材12の外周縁部で溝25の内側に巻き込まれている。このように、表皮材14だけでなく、表皮材14によって覆われるクッション材13も、パネル基材12の外周縁部を回り込んで溝25の内側に巻き込まれているので、パネル体11の外周部が、より柔軟な印象の外観となる。
また、クッション材13は、貫通孔16によりパネル基材12の表面に凹凸形状を形成し、表皮材14は、パネル基材12およびクッション材13を覆うことで、凹凸形状に沿うことで凹部17を形成する。
このようにして、表皮材14によって覆われた部分に凹部17が形成されるので、パネル体11の意匠性が高まる。
加えて、クッション材13は、弾性を有してパネル基材12の表面に角部16vを有する凹凸形状を形成し、表皮材14は、角部16vを圧縮方向に弾性変形させてクッション材13およびパネル基材12を覆っている。
これにより、形成された凹部17は、クッション材13の角部16vが表皮材14によって圧縮方向に弾性変形している。このため、表皮材14が角部16vに突き当たった部分で角部16vの反発力によって押圧される。したがって、凹部17の形状が維持されるとともに、表皮材14がクッション材13の外表面13fに沿った方向で図7(b)中に矢印Tで示す方向に伸長され、表皮材14が弛むのを抑えることができる。
このようにして、意匠性に優れたパネル体11を低コストで提供することが可能となる。
また、クッション材13は、周縁に角部16vを有する貫通孔16が形成されている。
これにより、パネル基材12の表面に凹凸形状を形成することができる。
クッション材13の大きさを、パネル基材12の表面の大きさよりも小さくすれば、クッション材13の外周縁部の角部16vによって、パネル基材12の表面に凹凸形状を形成することができる。この場合、凹凸形状を設計通りに形成するには、クッション材13を、パネル基材12の表面に対して正確に位置決めする必要がある。これに対し、クッション材13自体に、貫通孔16を形成すると、パネル基材12表面に沿ってクッション材13を配置するのみで、凹凸形状を正確に実現できる。これにより、凹凸形状のデザインの自由度が高まる。
クッション材13は、周縁に角部16vを有する貫通孔16が形成されている。表皮材14は、貫通孔16を通してパネル基材12の表面であるベースシート18の露出面18fに直接接着されている。
これにより、クッション材13を貫通しない凹部によって凹凸形状を形成する場合に比較し、表皮材14によって覆われた部分に形成される凹部17が、段差の大きなダイナミックなものとなり、意匠性が高まる。
また、クッション材13は、一般的に、スポンジ状の多孔質材等によって形成される。このような場合、クッション材13と表皮材14との接触面積が小さく、接着強度が確保しにくい。これに対し、表皮材14が貫通孔16の内方でパネル基材12の表面に直接接着されることで、表皮材14とクッション材13とが面状に接着される。したがって、表皮材14がクッション材13に接着されている部分に比較し、表皮材14が強固に接着される。これによって、時間の経過とともに表皮材14が剥がれるのを防ぎ、形状を長期間にわたって安定して維持することができる。
さらに、表皮材14は、弾性変形可能な材質で形成され、伸長した状態でクッション材13及びパネル基材12を覆っている。
これにより、表皮材14が、張りのある状態となり、意匠性が高まる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態においては、パネル基材12の外周部の全周にわたって溝25を形成するものとしたが、これに限るものではなく、周方向のうち設置部材100の上向き腕部103が配置される部分に、溝25が形成されていることが好ましい。
また、本実施形態では、設置片116のうち設置パッド117の部分のみが、床面上に接地されている。しかし、本発明はこれに限られず、設置片116全体が床面上に接地されていてもよい。
また、溝25内で表皮材14を固定する固定手段として、固定部材30を例に挙げたが、表皮材14を固定できるのであれば、他のいかなる構成としてもよい。例えば、固定部材30の断面形状、構造等については、何ら限定するものではない。さらには、表皮材14を、タッカーや接着等によって溝25内に固定するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、パネル基材12を、芯材15、フレーム20、およびベースシート18から形成したが、これに限るものではない。例えば、単体で所要の強度を確保できるのであれば、例えば、樹脂材料等からなるパネルをそのままパネル基材12とし、その外周部に溝25を形成するようにしてもよい。また、基材は、例えば、各種什器の外表面を構成する部材等とすることもできる。これにより、什器の表面に、凹凸部を形成し、意匠性を高めることが可能となる。
また、上記実施形態では、凹凸形状を形成する貫通孔16は、例えば、上下方向を長軸方向とした長円形状としたが、長円形以外の、円形、多角形状等、あるいは企業ロゴ等の他の形状としてもよい。
さらに、上記実施形態では、貫通孔16は、その内周面16fが外表面13fと直交することで、外周縁部に角部16vを形成したが、内周面16fが外表面13fとが傾斜して交差してもよい。
加えて、上記実施形態では、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eが、パネル基材12を構成する各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを回り込んで、溝25内に巻き込まれている。しかし、クッション材13を、パネル基材12の外周寸法よりも小さくして、表皮材14のみを溝25内に巻き込むようにしてもよい。
さらに、上記実施形態で示したような表皮構造は、パネル基材12の両面に形成するとは限らず、パネル基材12の一面側にのみ形成するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、クッション材13および表皮材14を備えるようにしたが、クッション材13および表皮材14は必須の構成ではない。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
1 パネルユニット
11 パネル体
12 パネル基材(基材)
13 クッション材
13e,14e 外周端部
14 表皮材
15 芯材
15h 孔
16 貫通孔
16v 角部
16f 内周面
17 凹部
18 ベースシート
20 フレーム
25 溝
30 固定部材
30C コーナー部固定部材
30S 直線部固定部材
49 高さ調整ネジ(螺子、アジャスタ)
50 支持脚体
51 下部支持部
52 側部支持部
53 支持脚部
53a 螺子穴
55 連結部材
57 スリット
61 上部連結部材
100 設置部材
101 設置体
102 収容部
103 上向き腕部
111 基部
113 貫通孔
116 設置片
120 凹部
S1 空間
S2 空間

Claims (7)

  1. パネル状の基材、及び該基材の下部に設けられ、該基材を支持する支持脚体を有するパネル体と、
    前記支持脚体を収容する収容部、及び該収容部に設けられ複数箇所で設置面に接地される設置体を有し、前記パネル体に連結された設置部材とを備えることを特徴とするパネルユニット。
  2. 前記設置体は、
    前記基材の下縁の一端側の前記支持脚体を収容する前記収容部の下方に設けられた基部と、
    該基部から前記基材の前記下縁の前記一端側から他端側に向かうにしたがって、前記基材の厚さ方向に互いに離間するように形成された一対の設置片とを有し、
    前記基部及び前記一対の設置片の前記他端側が、前記設置面に接地されていることを特徴とする請求項1に記載のパネルユニット。
  3. 前記一対の設置片同士がなす角度は、90度以下であることを特徴とする請求項2に記載のパネルユニット。
  4. 前記収容部には、下方に向かって凹む凹部が形成され、
    前記支持脚体は、前記凹部の内部にて前記収容部に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパネルユニット。
  5. 前記設置体には、前記凹部に開口するとともに前記設置面側に開口する貫通孔が形成され、
    前記貫通孔に挿通された螺子が、前記支持脚体に形成された螺子穴に螺合されていることを特徴とする請求項4に記載のパネルユニット。
  6. 前記螺子は、
    前記パネル体の前記支持脚体が前記設置部材の前記収容部に収容されていない状態で、前記支持脚体の前記螺子穴に螺合され、前記支持脚体の下端からの出没寸法が変更可能とされたアジャスタであることを特徴とする請求項5に記載のパネルユニット。
  7. 前記設置部材は、前記設置体から上方に向かって延びる上向き腕部を有し、
    該上向き腕部は、前記基材の前記下縁の一端側に隣接する側部に前記基材の内方に向けて凹むように形成された溝内に配置されるとともに、該溝を形成する壁部に取り付けられていることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のパネルユニット。
JP2013228265A 2013-11-01 2013-11-01 パネルユニット Active JP6210635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013228265A JP6210635B2 (ja) 2013-11-01 2013-11-01 パネルユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013228265A JP6210635B2 (ja) 2013-11-01 2013-11-01 パネルユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015086649A JP2015086649A (ja) 2015-05-07
JP6210635B2 true JP6210635B2 (ja) 2017-10-11

Family

ID=53049726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013228265A Active JP6210635B2 (ja) 2013-11-01 2013-11-01 パネルユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6210635B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4197685A (en) * 1978-07-24 1980-04-15 Gf Business Equipment, Inc. Partition strut assembly
JP3349436B2 (ja) * 1998-06-15 2002-11-25 コクヨ株式会社 スクリーンパネル
JP4518814B2 (ja) * 2004-02-20 2010-08-04 株式会社岡村製作所 間仕切りパネルの安定脚装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015086649A (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6569113B2 (ja) パネル体及びパネル体の製造方法
WO2015064755A1 (ja) パネル体
JP6265531B2 (ja) 家具システム
JP6395306B2 (ja) 間仕切り装置、什器
JP6381105B2 (ja) ソファーユニット
JP6292822B2 (ja) パネル体
JP6436556B2 (ja) 間仕切り装置、什器システム
JP6210635B2 (ja) パネルユニット
JP2015085107A (ja) 什器システム
JP6338210B2 (ja) パネル体
JP4848491B2 (ja) 金属製組立棚のフレーム構造
JP6327600B2 (ja) パネルユニット
JP6292821B2 (ja) パネル体
JP6351143B2 (ja) パネル体
JP6351144B2 (ja) パネル体
JP6489681B2 (ja) 什器システム
JP6470540B2 (ja) 間仕切り装置、パネル体
JP6381099B2 (ja) ブラケットの取付構造
JP6967887B2 (ja) 光源取付部材及び照明装置
JP6341594B2 (ja) パネルユニット及び什器システム
JP2015190116A (ja) 間仕切り装置
JP2015086647A (ja) 間仕切り装置
JP2015190161A (ja) パネル体
JP6366167B2 (ja) 間仕切り装置
JP2015188509A (ja) パネルユニット、及び什器システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6210635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250