JP6470540B2 - 間仕切り装置、パネル体 - Google Patents
間仕切り装置、パネル体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6470540B2 JP6470540B2 JP2014213597A JP2014213597A JP6470540B2 JP 6470540 B2 JP6470540 B2 JP 6470540B2 JP 2014213597 A JP2014213597 A JP 2014213597A JP 2014213597 A JP2014213597 A JP 2014213597A JP 6470540 B2 JP6470540 B2 JP 6470540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- extension
- panel body
- groove
- extension panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 title claims description 42
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 132
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 47
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 13
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- -1 or the like Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
特許文献1においては、延長パネルは、両端部近傍が、それぞれパネル下端部を挟持する金具によって間仕切り装置に固定されている。
また、特許文献2においては、間仕切り装置上に係合溝を有した部材を設け、係合溝に延長パネルの下端部を差し込むことによって、延長パネルを保持する構成が開示されている。
さらに、特に延長パネルを樹脂で形成した場合、平面視湾曲した延長パネルは、周囲の温度によって伸縮するため、これにともなって延長パネルの湾曲度合いも変動し得る。したがって、工場等で延長パネルを高精度に製作しても、搬入した現場の気温等によって延長パネルが変形し、その取付ができないことがある。
そこでなされた本発明の目的は、延長パネルの取付を容易かつ確実に行うことのできる間仕切り装置、パネル体を提供することである。
この発明に係る間仕切り装置は、床面上に立てた状態で設置されるパネル体と、前記パネル体の上部から上方に向けて延びるよう設けられた延長パネルと、前記パネル体の上部に間隔をあけて複数箇所に設けられ、前記延長パネルを前記パネル体に固定するパネル固定部と、前記パネル体の上面から下方に向かって凹入して形成されるとともに、前記延長パネルの板厚よりも大きな幅を有して前記パネル体の上部に沿って配設され、前記延長パネルをガイドする溝状のパネルガイド部と、を備え、前記延長パネルの下端部において、前記パネル固定部によって保持されていない部分は、前記パネルガイド部の底面との間に上下方向の隙間をあけて前記パネルガイド部内に配置されていることを特徴とする。
また、このように構成することで、ガイド溝の幅方向の一方の側の溝壁面と他方の溝壁面とが、延長パネルの板厚よりも大きな間隔で配置され、延長パネルをガイドするパネルガイド部として機能する。
そして、延長パネルの下端部をガイド溝内に挿入することで、パネル体と延長パネルとの間に隙間が生じることがなく、間仕切り装置としての遮蔽性を高めることができる。
このように構成することで、延長パネルは、パネル体の上面に沿って間隔をあけた複数箇所で、パネル固定部によってパネル体に固定される。互いに隣接するパネル固定部の間においては、延長パネルの温度変化による伸縮や、加工誤差等により、延長パネルの湾曲度合いが変化し得る。互いに隣接するパネル固定部間で延長パネルをガイドするパネルガイド部は、延長パネルを挟んで一方の側と他方の側とで、延長パネルの板厚よりも大きな間隔で配置されているので、延長パネルの湾曲度合いが変化しても、パネルガイド部の一方の側と他方の側との間で延長パネルをガイドした状態を維持できる。
このように、互いに隣接するパネル固定部の間にパネル保持部を設けることで、延長パネルを、より安定的にパネル体上に設置することができる。パネル保持部は、弾性変形することによって、温度変化や加工誤差等による延長パネルの板厚方向への変位を許容しつつ、パネルを保持し続けることができる。
このようなパネル体によれば、パネル体の上部に延長パネルを装着することができる。装着する延長パネルは、パネル体の上面に沿って間隔をあけた複数箇所で、パネル固定部によってパネル体に固定される。互いに隣接するパネル固定部間で延長パネルをガイドするパネルガイド部は、延長パネルを挟んで一方の側と他方の側とで、延長パネルの板厚よりも大きな間隔で配置されているので、延長パネルの湾曲度合いが変化しても、パネルガイド部の一方の側と他方の側との間で延長パネルをガイドした状態を維持できる。
図1は、本実施形態における間仕切り装置の一例を示す斜視図である。
図1に示すように、間仕切り装置10は、床面上に設置されたパネル体11と、パネル体11上に設けられた延長パネル100と、からなる。
図2は、本実施形態におけるパネル体11の構成を示す斜視展開図である。図3は、パネル体11の板厚方向中間部における半断面図である。図4は、パネル体11の端部を示す上面図である。図5は、パネル体11の直線部の構造を示す断面図である。図6は、パネル体11のコーナー部の構造を示す断面図である。
図2に示すように、間仕切り装置10を構成する各パネル体11は、パネル基材(基材)12と、パネル基材12の両面に沿って設けられたクッション材(軟性材)13と、パネル基材12およびクッション材13を覆う表皮材14と、固定部材30と、を備えている。
パネル基材12は、パネル状の芯材15と、芯材15の外周部に沿って設けられたフレーム20と、芯材15およびフレーム20の両面を覆うように設けられたベースシート18と、を備えている。
図2、図3に示すように、この芯材15の外周部には、フレーム20が設けられている。フレーム20は、芯材15の四辺に沿って設けられた枠材21A,21B,21C,21Dを備えている。各枠材21A,21B,21D,21Dは、金属系材料、樹脂系材料等から形成されている。
枠材21A,21Bは、芯材15において互いに対向する2辺に沿って上下方向に延在し、パネル体11の幅方向両側に設けられている。枠材21C,21Dは、枠材21A,21Bに直交して横方向に延在し、パネル体11の上下方向両側に設けられている。これら枠材21A,21Bと枠材21C,21Dとは、L字状のブラケット22を介し、ボルト23、あるいは溶接、接着等によって接合されている。これら枠材21A,21B,21C,21Dによって、全体として矩形状をなしたフレーム20が形成されている。
このようにして、パネル基材12は、その外周側面に沿って連続し、パネル基材12の内方に向けて凹んだ溝25を有している。
このリブ部22cは、第一プレート部22aおよび第二プレート部22bの曲げ強度を高める補強部材として機能するだけでなく、芯材15の角部の押さえ部材としても機能することができる。すなわち、パネル基材12の一面側と他面側にそれぞれ設けられたリブ部22cの間に芯材15が挟み込まれる。パネル基材12においては、四隅にこのようなブラケット22が設けられることにより、芯材15をフレーム20の内側に保持できるようになっている。
クッション材13は、パネル基材12の表面を形成するベースシート18に沿って設けられている。クッション材13は、ベースシート18を介して、芯材15の全体を覆うように設けられている。さらに、クッション材13は、その外周端部13sが、フレーム20を構成する各枠材21A,21B,21C,21Dの側壁部21fを覆うように設けられている。つまり、クッション材13は、芯材15およびフレーム20を覆うように設けられている。
このクッション材13は、柔軟性および弾性を有した材料、例えば発泡ウレタン材等から形成されている。
図2に示すように、クッション材13には、複数の貫通孔16が形成されている。貫通孔16は、例えば、上下方向を長軸方向とした長円形状とされている。そして、クッション材13の外表面13fには、複数の貫通孔16が、上下方向および上下方向に直交する横方向に、間隔を空けて配列されている。
このような貫通孔16が形成されたクッション材13をパネル基材12の表面に設けることで、パネル基材12の表面に角部16vを有する凹凸形状が形成される。
図5、図7(b)に示すように、表皮材14は、クッション材13の全体を覆うよう設けられている。表皮材14は、クッション材13の外表面13fと、貫通孔16において外表面13fに直交する内周面16fと、貫通孔16の底部に露出するベースシート18の露出面18fとに沿うよう、接着されている。このようにして、表皮材14が、クッション材13に形成された複数の貫通孔16に沿うことで、パネル体11の表面には、複数の長円形状の凹部17が形成されている。そして、各凹部17において、表皮材14は、貫通孔16を通して、パネル基材12の表面を形成するベースシート18に接着されている。
ここで、表皮材14は、例えばポリエステル等、弾性変形可能な材質で形成され、伸長した状態でクッション材13及びパネル基材12を覆っている。クッション材13は、外表面13f側の貫通孔16の周縁において外方に向けて凸となる角部16vが、表皮材14によって内方に向けて押圧される。これにより、クッション材13は、角部16vにおいて圧縮方向に弾性変形し、貫通孔16の角部16vは、円弧状断面とされている。
これらクッション材13及び表皮材14が、表皮構造を構成している。
固定部材30は、溝25に嵌め込まれている。固定部材30は、溝25内側に巻き込まれたクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを、溝25の内周面と固定部材30の外周面との間に挟み込んでいる。これにより、クッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eをフレーム20の側壁部21fに固定している。
第一直線状部38Aは、上下方向に延びる枠材21Aまたは枠材21Bの上端部において溝25内に嵌め込まれる。第二直線状部38Bは、第一直線状部38Aの一端から連続して形成され、横方向に延びる枠材21Cまたは枠材21Dの両端部において溝25内に嵌め込まれる。
ここで、側部プレート部36,36において、溝25の側壁部21f,21fに対向する側に、凸部36t,36tが形成されている。この凸部36t,36tは、側部プレート部31,31と側壁部21f,21fとの間にクッション材13および表皮材14の外周端部13e,14eを挟み込むようになっている。
そして、図3に示すように、第一直線状部41Aの下端部には、突起片43が下方に向けて突出形成されている。この突起片43が、直線部固定部材30Sの上端部において、連結プレート部32と突条34との間の装着溝35(図5参照)に挿入されている。
上記したようなパネル体11の下部両端部のコーナー部には、それぞれ、支持脚50が取付可能とされている。この支持脚50は、床面に接地することで、パネル体11を床面上に立設させる。
支持脚50は、パネル基材12の下部端部12Pで溝25内に収容される下部支持部51と、下部支持部51の一端から上方に延び、パネル基材12の側部下端部12Qで溝25内に収容される側部支持部52と、下部支持部51よりも下方に延びる支持脚部53と、を一体に備えている。
下部支持部51および側部支持部52には、ボルト48が挿通されるボルト挿通孔54が形成されている。このボルト挿通孔54に挿通されるボルト48は、雌ネジ部29および貫通孔28にねじ込まれるようになっている。これにより、支持脚50が、パネル体11に固定される。
図8は、延長パネルを設けたパネル体の上面図である。
図1、図8に示すように、延長パネル100は、パネル体11の上面11uに沿って連続し、パネル体11から上方に向けて延びるよう設けられている。この延長パネル100は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等からなる樹脂板や、金属板等、可撓性を有した材料で形成されている。この延長パネル100は、透明なもの、フロスト加工等によって半透明とされたもの、あるいは不透明なもののいずれであってもよい。
パネル固定部110は、パネル体11の上面11uに沿って間隔をあけた複数箇所、例えば延長パネル100の両端部にそれぞれ設けられている。図9〜図11に示すように、パネル固定部110は、ベース部材111と、第一カバー112と、第二カバー113と、を備えている。
延出部111bの基部111a側には、ボルト115の頭部115hを逃げる開口部111cが形成されている。
また、延出部111bには、後述する第一カバー112のボス部112dが挿入される挿入孔111dが貫通形成されている。
外周壁部112bは、カバー部112aをベース部材111の延出部111bに押し付けたときに、延出部111bの外周側を囲うように形成されている。
また、カバー部112aには、ベース部材111の延出部111bに形成された挿入孔111dに挿入されるボス部112dが、ベース部材111側に向けて突出形成されている。このボス部112dには、ネジ穴112nが形成されている。
カバー部113aの下端部には、ベース部材111の基部111aが挿入される凹部113dが形成されている。また、カバー部113aには、第一カバー112のネジ穴112nに対向する位置に、ボルト挿通孔113hが形成されている。このボルト挿通孔113hにボルト114を挿入し、延長パネル100に形成された挿通孔(図示無し)を通し、第一カバー112のネジ穴112nに締結することで、ベース部材111と、第一カバー112と、第二カバー113と、が一体に連結される。
このように、ベース部材111および第一カバー112と、第二カバー113との間で、延長パネル100の下部を挟み込むことで、パネル固定部110は延長パネル100を固定する。ここで、延長パネル100の下部には、第一カバー112の突起部112c、および第二カバー113の突起部113cとの干渉を避ける逃げ凹部106が形成されている。
図8に示すように、パネル保持部120は、パネルガイド部130内において、互いに隣接するパネル固定部110,110の間に設けられている。図12に示すように、パネル保持部120は、幅方向中央部に収容溝121が形成された断面U字状である。この収容溝121に、延長パネル100の下端部100bが挿入される。
パネル保持部120は、ゴム系材料等からなり、延長パネル100の板厚方向への変位に応じて弾性変形可能とされている。
互いに隣接するパネル固定部110,110の間においては、延長パネル100は、温度変化による伸縮や、加工誤差等により、延長パネル100の湾曲度合いが変化し得る。互いに隣接するパネル固定部110,110間で延長パネル100をガイドするパネルガイド部130としてのパネルガイド部130は、延長パネル100を挟んで一方の側の溝壁部130aと他方の側の溝壁部130aとが、延長パネル100の板厚よりも大きな間隔で配置されている。したがって、パネルガイド部130を形成するパネルガイド部130内で、延長パネル100の湾曲度合いが変化しても、延長パネル100をガイドした状態を維持できる。
図13に示すように、延長パネル100は、パネル固定部110、パネル保持部120によって保持されていない部分においては、パネルガイド部130内で、パネルガイド部130の溝底面130bよりも上方に間隔をあけて隙間Spが配置されている。
図14に示すように、パネル体11を複数枚並べて設置する場合において、互いに隣接するパネル体11,11(図1参照)上に設けた延長パネル100,100どうしを連結するには、ジョイント金具150を用いても良い。ジョイント金具150は、その幅方向両側にそれぞれ設けられ、延長パネル100の端部が挿入される挿入溝150bを有したパネルサポート部150aと、パネルサポート部150a,150aどうしを連結する連結部150cとが一体に形成され、全体として平断面視略H字状をなしている。このようなジョイント金具150は、両側の挿入溝150bに、延長パネル100,100の端部を挿入することで、互いに隣接するパネル体11,11上に設けた延長パネル100,100どうしを連結する。
上記したような間仕切り装置10を設置するには、まず、図1に示すように、パネル体11を床面上に立てた状態で設置する。
延長パネル100は、平板状の状態で、間仕切り装置10の組立現場に搬入する。そして、延長パネル100を、パネル体11の平面視形状に合わせて湾曲させる。そして、延長パネル100を、パネルガイド部130を形成するパネルガイド部130内に挿入する。
そして、延長パネル100を、複数箇所のパネル固定部110によってパネル体11に固定する。
図15は、延長パネルとパネル体の溝底面との隙間に設けたブラケットを備えるオプション部材の一例を示す断面図である。
上記したように、この間仕切り装置10においては、延長パネル100とパネルガイド部130の溝底面を形成する固定部材30との間に隙間Spが形成されているので、この隙間Spを通して、オプション部材200Aを装着することができる。
図15に示すように、オプション部材200Aとしては、例えば、フック部材220を有し、上着やバッグ等を係止することのできる係止フックがある。このようなオプション部材200Aは、パネル体11の上端部に係止可能なブラケット210を有している。
ブラケット210は、パネル体11の上端部のパネルガイド部130の溝壁部130a,130aおよび溝底面130bの内周形状に沿うU字状部210aと、U字状部210aから幅方向両側に展開し、パネル体11のクッション材13や表皮材14とに沿う湾曲プレート部210b,210cと、有している。一方の湾曲プレート部210bは、その下端部に、他方の湾曲プレート部210cから離間する側に湾曲した返し部210dを有している。
また、フック部材220は、他方の湾曲プレート部210cに取り付けられている。
図16、図17に示すように、オプション部材200Bとしては、例えば、ホワイトボード等を係止するフック部材230を有したものとすることもできる。
この場合、オプション部材200は、図14に示したのと同様のブラケット210を、横方向に間隔をあけて二つ備えている。これらブラケット210は、横方向に延びる連結プレート240によって一体に連結されている。そして、連結プレート240の上端部にフック部材230が形成されている。フック部材230は、連結プレート240の上端部から外方に向けて延びる受け板部230aと、受け板部240aの先端から上方に延びる立ち上がり壁部230bとを有した断面L字状をなしている。このフック部材230に、ホワイトボード等を係止することができる。
したがって、間仕切り装置10が平面視湾曲している場合であっても、延長パネル100の取付を容易かつ確実に行うことが可能となる。
このように、互いに隣接するパネル固定部110の間にパネル保持部120を設けることで、延長パネル100を、より安定的にパネル体11上に設置することができる。パネル保持部120は、弾性変形することによって、温度変化や加工誤差等による、延長パネル100の板厚方向への変位を許容しつつ、パネル体11を保持し続けることができる。
さらに、表皮材14は、溝25内で固定部材30により固定されるため、固定部材30がパネル体11の外周部に露出するのを抑えることができる。
これにより、パネル体11の外観を、柔軟で有機的な印象とすることができる。
図18は、上記実施形態の変形例を示す図であり、延長パネルの下端部の一部のみを溝内に設けた構成を示す正面図である。
上記実施形態では、延長パネル100の下端部100bの全体を、パネル体11のパネルガイド部130内に収容するようにしたがこれに限らない。例えば、図18に示すように、パネル体11の両端部は、パネル体11上に設けたパネル固定部110によって固定され、パネル固定部110,110間の一部のみで、延長パネル100の下端部100bをパネルガイド部130内に収容するようにしてもよい。
上記実施形態では、パネルガイド部130として、パネル体11の上面に形成したパネルガイド部130を用いたが、これに限らない。
例えば、図19に示すように、パネル体11の上面11uに、パネル体11の厚さ方向に間隔をあけて、延長パネル100を挟んで一方の側と他方の側とに、それぞれ複数本のガイドピン180からなる列を、パネルガイド部130として設けるようにしてもよい。ガイドピン180は、延長パネル100を挟んで一方の側と他方の側とで、それぞれ延長パネル100が連続する方向に間隔をあけて複数本が設けられている。そして、延長パネル100を挟んで一方の側のガイドピン180の列と、他方の側のガイドピン180の列との間隔を、延長パネル100の板厚よりも大きくなるように設置する。この場合には、一方の側のガイドピン180の列と他方の側のガイドピン180の列とで形成される空間が、パネル配設部とされている。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、パネル固定部110のベース部材111は、貫通孔111h、およびコーナーキャップ40の第二直線状部41Bに形成されたネジ孔118にボルト115を挿通させて締結するようにしたが、これに限らない。例えば、コーナーキャップ40の第二直線状部41Bに形成されたボルト挿通孔44に挿通させたボルト45を一旦取り外す。このボルト45を、パネル固定部110のベース部材111の貫通孔111h、コーナーキャップ40の第二直線状部41Bのボルト挿通孔44に挿通させ、さらに貫通孔28を通して雌ネジ部29に締結させる。このようにして、ベース部材111を、コーナーキャップ40とともに、共締めしてもよい。
さらに、上記実施形態で示したような表皮構造は、パネル基材12の両面に形成するとは限らず、パネル基材12の一面側にのみ形成するようにしてもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
11 パネル体
11u 上面
12 パネル基材(基材)
13 クッション材(軟性材)
14 表皮材
21f 側壁部
25 溝
100 延長パネル
100b 下端部
110 パネル固定部
120 パネル保持部
130 パネルガイド部(ガイド溝)
200A,200B オプション部材
210 ブラケット
Claims (5)
- 床面上に立てた状態で設置されるパネル体と、
前記パネル体の上部から上方に向けて延びるよう設けられた延長パネルと、
前記パネル体の上部に間隔をあけて複数箇所に設けられ、前記延長パネルを前記パネル体に固定するパネル固定部と、
前記パネル体の上面から下方に向かって凹入して形成されるとともに、前記延長パネルの板厚よりも大きな幅を有して前記パネル体の上部に沿って配設され、前記延長パネルをガイドする溝状のパネルガイド部と、
を備え、
前記延長パネルの下端部において、前記パネル固定部によって保持されていない部分は、前記パネルガイド部の底面との間に上下方向の隙間をあけて前記パネルガイド部内に配置されていることを特徴とする間仕切り装置。 - 前記パネル体には、前記隙間を通してオプション部材が装着されることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り装置。
- 前記パネルガイド部は、前記パネル体の上部に設けられ、前記延長パネルを挟んで一方の側と他方の側とに、前記延長パネルの板厚よりも大きな間隔で配置されて、互いに隣接する前記パネル固定部の間で前記延長パネルをガイドすることを特徴とする請求項1または2に記載の間仕切り装置。
- 前記パネル体の上部において互いに隣接する前記パネル固定部の間に、前記延長パネルの板厚方向への変位に応じて弾性変形可能なパネル保持部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の間仕切り装置。
- 床面上に立てた状態で設置され、その上部から上方に向けて延びるよう延長パネルが装着可能とされたパネル体であって、
前記パネル体の上部に間隔をあけて複数箇所に設けられ、前記延長パネルを前記パネル体に固定するパネル固定部と、
前記パネル体の上面から下方に向かって凹入して形成されるとともに、前記延長パネルを挟んで一方の側と他方の側とに、前記延長パネルの板厚よりも大きな間隔で配置されて、互いに隣接する前記パネル固定部の間で前記延長パネルをガイドする溝状のパネルガイド部と、
を備え、
前記延長パネルの下端部において、前記パネル固定部によって保持されていない部分は、前記パネルガイド部の底面との間に上下方向の隙間をあけて前記パネルガイド部内に配置されていることを特徴とするパネル体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014213597A JP6470540B2 (ja) | 2014-10-20 | 2014-10-20 | 間仕切り装置、パネル体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014213597A JP6470540B2 (ja) | 2014-10-20 | 2014-10-20 | 間仕切り装置、パネル体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016079729A JP2016079729A (ja) | 2016-05-16 |
JP6470540B2 true JP6470540B2 (ja) | 2019-02-13 |
Family
ID=55957898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014213597A Active JP6470540B2 (ja) | 2014-10-20 | 2014-10-20 | 間仕切り装置、パネル体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6470540B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7106818B2 (ja) * | 2017-06-02 | 2022-07-27 | ヤマハ株式会社 | 壁構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3975996B2 (ja) * | 2003-10-07 | 2007-09-12 | 株式会社イトーキ | 間仕切パネル用笠木 |
JP5536321B2 (ja) * | 2008-10-02 | 2014-07-02 | 株式会社岡村製作所 | カバーの取付構造 |
JP5958953B2 (ja) * | 2011-11-15 | 2016-08-02 | コクヨ株式会社 | パネルシステムおよびそれを備えたデスクシステム |
-
2014
- 2014-10-20 JP JP2014213597A patent/JP6470540B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016079729A (ja) | 2016-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6569113B2 (ja) | パネル体及びパネル体の製造方法 | |
US10030424B2 (en) | Panel body | |
JP6265531B2 (ja) | 家具システム | |
JP6470540B2 (ja) | 間仕切り装置、パネル体 | |
JP5942100B2 (ja) | 灯具 | |
JP5257345B2 (ja) | 液晶ユニット | |
JP2013096057A (ja) | 建築用パネル及び建築用パネルの下地材への取付構造 | |
JP6292822B2 (ja) | パネル体 | |
JP2016134958A (ja) | ワイヤハーネスの支持構造 | |
JPH04228763A (ja) | 天井などに用いる化粧パネル | |
JP6366167B2 (ja) | 間仕切り装置 | |
JP6648378B2 (ja) | パネル体 | |
JP6489681B2 (ja) | 什器システム | |
JP6967887B2 (ja) | 光源取付部材及び照明装置 | |
JP2015067429A (ja) | エレベータ用パネル | |
JP6292823B2 (ja) | 間仕切り装置 | |
KR20150040992A (ko) | 입체 팝 | |
JP6351144B2 (ja) | パネル体 | |
JP6351143B2 (ja) | パネル体 | |
JP6210635B2 (ja) | パネルユニット | |
JP6292821B2 (ja) | パネル体 | |
JP2013187970A (ja) | ワイヤハーネス及び配線具 | |
JP6327600B2 (ja) | パネルユニット | |
JP6758823B2 (ja) | パネル体 | |
JP2010121421A (ja) | パネル端部納め用部材およびパネル端部納まり構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180724 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180918 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6470540 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |