JP5942100B2 - 灯具 - Google Patents

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    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Description

本発明は、導光板の側端面に照明光源を配置する灯具に関するものである。
導光板の側端面に照明光源を配置する灯具として、例えば、下記特許文献1に開示されるエッジライト式照明装置がある。この照明装置は、住宅等の天井に取り付けられるシーリング灯や壁に取り付けられるブラケット灯等に用いられるもので、ほぼ矩形状の導光板の周囲にLED光源が配置されている。
特開2011−159436号公報
このような照明装置を、鉄道や自動車、あるいは航空機、船舶等の移動体の室内の天井や壁に取り付けた場合には、室内空間自体が移動をすることからそれに伴う振動や衝撃が頻繁に加わり得る。そのため、天災等を除いて外部から振動等が加わることがあまり想定されていない住宅用の照明装置においては、例えば、導光板の厚さ方向における導光板と照明光源との位置がずれたり、ネジの緩みによりネジ締結されている部分に隙間ができたりする。また、振動等やネジの緩みによって導光板に撓みや歪みが生じた場合には、導光板と照明光源との位置のずれがさらに大きくなる。特に、導光板が長尺形状に形成されているときには、このような撓みや歪みは生じやすい。
導光板の厚さ方向における導光板の側端面と照明光源との位置のずれは、導光板に入射する光の方向や量の変動に直結することから、照明装置として本来の明るさが得られ難くなったり、発光面に明るさのムラができたりする。ネジの緩みによる筐体の隙間は、照明光の漏れに繋がり、また導光板の撓みや歪みは、側端面における照明光源との位置ずれをさらに増加させる。このため、住宅用の照明装置を移動体の室内照明に用いるには、このような技術的な課題を解決する必要があり、単なる転用は容易ではない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、移動体の室内照明に適した灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載された灯具は、側端面から入射した光を平面方向に出射する導光板と、照明光源として前記側端面に入射可能に配置される複数の発光素子と、前記導光板の一方の平面を覆い前記入射した光を他方の平面側に反射する反射板と、前記導光板、前記発光素子および前記反射板を収容可能な空間を形成し前記他方の面から出射される照明光を外部に照射可能な窓部を有する筐体と、を備え、前記筐体は、前記窓部を形成するとともに両端が開放されるカバー胴部と、カバー胴部の開放端を塞ぎかつ前記導光板の一の辺方向に沿って前記反射板の裏面から前記導光板と前記反射板の両端部をそれぞれ前記窓部方向に押圧する第1の押圧部を備える一対のカバー端部と、を有するカバー部、および、前記カバー部とともに前記空間を形成し前記反射板の裏面から前記導光板の他の辺方向に沿って前記導光板を前記反射板とともに前記窓部方向に押圧する第2の押圧部を有する本体部、を備え、前記カバー端部には、前記第2の押圧部が侵入可能な隙間部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の灯具の発明では、導光板、複数の発光素子、反射板およびこれらを収容可能な筐体を備える。この筐体は、カバー胴部の開放端を塞ぎかつ導光板の一の辺方向に沿って反射板の裏面から導光板と反射板の両端部をそれぞれ窓部方向に押圧する第1の押圧部を一対のカバー端部に備え、反射板の裏面から導光板の他の辺方向に沿って導光板を反射板とともに窓部方向に押圧する第2の押圧部を本体部に備える。このため、導光板および反射板の一の辺方向の端部は第1の押圧部により、また他の辺方向の端部は第2の押圧部により、それぞれ窓部方向に向けて押圧されることから、外部から振動や衝撃が加わったとしても、導光板がその厚さ方向に位置が移動したり撓んだりし難い。これにより、導光板の側端面と照明光源との位置にずれが生じ難くなるため、耐振動性を向上させることが可能となる。また、カバー端部の隙間部に第2の押圧部が侵入できることから、導光板のうちカバー端部によって覆われる範囲についても、第2の押圧部により押圧される。このため、第2の押圧部による押圧範囲が拡がるため、さらに耐振動性を向上させることが可能となる。
特許請求の範囲の請求項2に記載された灯具は、請求項1に記載された灯具において、前記導光板は、長手方向と短手方向を有する長尺形状に形成されており、前記一の辺方向は前記短手方向で、前記他の辺方向は前記長手方向であり、前記複数の発光素子は、前記長手方向の側端面に入射可能に配置され、前記第1の押圧部は、前記導光板の短手方向に沿って前記導光板と前記反射板の両端部を押圧し、前記第2の押圧部は、前記導光板の長手方向に沿って前記導光板を前記反射板とともに押圧することを特徴とする。
請求項2に記載の灯具の発明では、導光板は、長手方向と短手方向を有する長尺形状であり、その短手方向の端部は第1の押圧部により、また長手方向の端部は第2の押圧部により、それぞれ窓部方向に向けて押圧される。このため、導光板が、一般に、撓みやすい長尺形状であっても、導光板の長手方向の側端面と、それに入射可能に配置される複数の発光素子との位置にずれが生じ難くなるため、耐振動性を向上させることが可能となる。
特許請求の範囲の請求項3に記載された灯具は、請求項1または2に記載の灯具において、前記カバー端部は、前記発光素子の発光部端と前記導光板の側端面との離隔間隔を設定する隙間設定部を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の灯具の発明では、発光素子の発光部端と導光板の側端面との離隔間隔が隙間設定部により設定されて固定されることから、導光板の厚さ方向に加えて、発光素子との離隔間隔についても位置ずれが生じ難くなる。これにより、耐振動性をさらに向上させることが可能となる。
特許請求の範囲の請求項4に記載された灯具は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の灯具において、前記カバー端部は、弾性部材を介して前記反射板および前記導光板のそれぞれの端部を押圧することを特徴とする。
請求項4に記載の灯具の発明では、導光板の端部は、弾性部材を介してカバー端部に押圧されることから、第1の押圧部材および第2の押圧部材の押圧方向の寸法誤差や、導光板の厚さ方向の寸法誤差を吸収することが可能となる。
(削除)
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特許請求の範囲の請求項に記載された灯具は、請求項に記載の灯具において、前記隙間部は、前記第2の押圧部が前記カバー端部による押圧範囲を超えて前記導光板を前記窓部方向に押圧可能な深さに形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の灯具の発明では、カバー端部の隙間部に浸入した第2の押圧部はカバー端部による押圧範囲を超えて導光板を押圧することから、導光板は、第1の押圧部により押圧された後に第2の押圧部により押圧される。導光板の段階的な押圧が可能となる。
特許請求の範囲の請求項に記載された灯具は、請求項1〜のいずれか一項に記載の灯具において、前記カバー端部と前記カバー胴部との間には、遮光材が介在していることを特徴とする。
請求項に記載の灯具の発明では、カバー端部とカバー胴部との間には遮光材が介在することから、これらの間に隙間が生じたとしても、このような隙間から照明光が漏れることを防ぐことが可能となる。
特許請求の範囲の請求項に記載された灯具は、請求項1〜のいずれか一項に記載の灯具において、前記側端面から入射した光は、前記平面方向に加え、この側端面を除く前記導光板の1つ以上の他の側端面からも出射するとともに、前記筐体は、前記他の側端面から出射される照明光を外部に照射可能な他の窓部を有することを特徴とする。
請求項に記載の灯具の発明では、導光板の1つ以上の他の側端面からも照明光が出射することから、他方の平面側に開口する窓部に加え、この窓部とは異なる位置に開口する他の窓部からも照明光が出射する。これにより、例えば、このような他の窓部から出射する照明光を間接照明に用いることが可能となる。
特許請求の範囲の請求項に記載された灯具は、請求項1〜のいずれか一項に記載の灯具において、前記複数の発光素子は、前記側端面を除く前記導光板の1つ以上の他の側端面にも照明光源として入射可能に配置されることを特徴とする。
請求項に記載の灯具の発明では、他の側端面からも複数の発光素子から光が入射することから、導光板には、複数の側端面から照明光源の光が入射する。これにより、導光板の平面方向から出射される照明光による明るさ、つまり当該灯具の明るさを、より明るくすることが可能となる。
本発明では、耐振動性が向上することから、移動体の室内照明に適した灯具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る灯具の使用状態を示す外観図である。 本実施形態に係る灯具を分解した状態を示す分解図である。 灯具を構成する本体部を取付面から見た斜視図である。 図4(A)は、本体ケースを内側面から見た斜視図、図4(B)は、図4(A)に示す4B線矢視による断面図である。 図5(A)は、灯具を構成するカバーを内側から見た斜視図、図5(B)は、図5(A)に示す5B線矢視による断面図である。 カバーを分解した状態を示す分解図である。 サイドカバーを各方向から見た斜視図である。 サイドカバーに形成される爪部と導光板の長手側端面との位置関係等を示す説明図である。 図9(A)は、サイドカバーに形成され得る隙間についての説明図、図9(B),(C)は、カバーを本体部に組み付ける前後の押圧状態を示す説明図である。 本実施形態の他の例を示す説明図で、図10(A)はサイドカバーにスリットを設けた例、図10(B)はカバー本体の立ち上がり壁にスリットを設けた例、図10(C)は、前記2つの例を適用した灯具の斜視図である。 本実施形態の他の例として、LEDユニットを対向するように設けた例を示す説明図である。
以下、本発明の灯具の実施形態について図を参照して説明する。まず、図1を参照して灯具1の外観および使用状態を説明する。図1には、灯具1の使用状態を示す外観図が図示されている。
図1に示すように、灯具1は、例えば、鉄道や自動車あるいは航空機、船舶等といった移動体の室内の天井100や図略の壁等に取り付けられて使用される。外観は、長尺の薄箱形状を成しており、幅広平面部の所定幅の枠状部分を除いた範囲に窓部21aが形成され、ここからグローブ25を介して照明光が照射され得るように構成されている。なお、窓部21aの長手方向の両側近傍には、美観を考慮して、当該灯具1を天井100に取り付ける取付ネジの存在を隠すキャップ29が取り付けられている。
灯具1は、本体部10、カバー20および一対のサイドカバー30から構成されている。なお、本体部10は、天井100等への取付面側、つまり窓部21aの裏側に位置するため、図1には表されていない。この灯具1は、天井100から本体部10に所定の交流電力が供給されて点灯するように、電源ユニットが内蔵されている。図2に灯具1を分解した状態を示す分解図が図示されているので、ここからは図2を参照しながら説明する。
図2に示すように、灯具1は、本体部10と、カバー20およびサイドカバー30と、に分解することができる。この図では、紙面右側のサイドカバー30が表されていないが、左側と同様のサイドカバー30が右側にも存在しており、左右で一対を成している。まずは、本体部10の構成を、図2および図3を参照しながら説明する。図3には、灯具1を構成する本体部10を取付面から見た斜視図が図示されている。
本体部10は、主に、本体ケース11、電源ユニット16や電源コード18等から構成されている。本体ケース11は、カバー本体21とともに断面矩形状の筒体を構成可能に形成される断面コ字形状の長板状を成しており、その内側には電源ユニット16が内装されている。本体ケース11には、長手方向に延びる2本の押圧リブ15が形成されており、これら押圧リブ15の間にネジ13cにより電源ユニット16が組み付けられている。
電源ユニット16は、交流電力を受電可能な受電コネクタ16aと、後述するLEDユニットに駆動電力を供給可能な出力コネクタ16bと、が設けられており、受電コネクタ16aから受電した交流電力を後述するLEDユニットを駆動可能な直流電力に変換して出力コネクタ16bに出力する電力コンバータ機能を備えている。受電コネクタ16aには、電源コード18およびプラグ19を介して天井100から送られてくる交流電力を受電可能な電源線18aが接続されている。また、出力コネクタ16bには、LEDユニットに駆動電力を出力可能な電源配線16cが接続されている。なお、受電コネクタ16aの近傍には、電源コード18(電源線18a)をブッシュ17を介して引き込み可能なコード穴11fが本体ケース11に形成されている。
本体ケース11の長手方向両側には、貫通孔11eにホルダー12aが組み付けられており、灯具1を天井100に取り付けるための取付ネジ12がこのホルダー12aに保持されている。また本体ケース11には、ネジ13aによりカバー本体21とのネジ締結を可能にするネジ溝が螺刻されたプレート14が、ネジ13bにより4箇所に組み付けられている。本体ケース11には、プレート14のネジ孔の位置に合わせて貫通孔11aが形成されている。このほか、図3に示されているように、本体ケース11には、後述するサイドカバー30のネジ部35の部分を避ける切欠き部11cや、カバー本体21から本体ケース11を取り外す際の引っ掛かり部を形成し得る切欠き部11g、さらには電源ユニット16を組み付けるためのネジ13cが固定される貫通孔11d等が形成されている。
ここで、本体ケース11の構成を図4を参照して説明する。なお、図4には、本体部10を内側面から見た斜視図やその断面図が図示されている。本体ケース11は、前述したように、主に、内側面に電源ユニット16を固定するためのものであるが、本実施形態では、断面Π字形状に2本の押圧リブ15が内側面に形成されている(図4(B)参照)。
本体ケース11は、例えば、アルミニウムからなる原材を押出成形によって図4(B)に示すような断面形状に形成されるもので、後述するLEDユニットの長さに合わせて任意長に切断(両端部は開放端)されて加工される。本実施形態では、短手方向と長手方向の比率が約1:4に設定されているが、製品仕様によってはこれより長いもの(同比率が約1:5〜約1:10等)や、短いもの(同比率が約1:2等)もある。また、短手方向と長手方向が同じ長さの正方形状に設定される場合もある。
図4(B)に示すように、押圧リブ15a,15bは、本体ケース11の短手方向両端のL字部分の立ち下がり壁の長さよりも大きく突出するとともに、その先端部の形状が断面L字形状をなすように形成されている。この押圧リブ15a,15bの先端部は、後述するように、反射板27に当接することによって、押圧リブ15a,15bが反射板27を介して導光板26をカバー本体21の窓部21a方向に押圧可能にするためのものである。そのため、反射板27との接触面を所定面積以上確保することが可能であれば、例えば、T字やY字等の断面形状でも良い。本実施形態では、対峙する2本の押圧リブ15a,15bが互いに対向側にL字の先端を向けている。以下、「反射板27を介して導光板26が押圧される(を押圧する)」旨を、「反射板27を介して」を省略して、単に「導光板26が押圧される(を押圧する)」等と記載する。
押圧リブ15a,15bの高さは、導光板26を押圧する押圧力と、押圧後の導光板26の位置とによって設定されている。即ち、押圧リブ15a,15bの高さが高すぎる場合には、予定の範囲を超えて導光板26が押圧リブ15a,15bにより過剰に加圧されるため、導光板26やグローブ25等が破損するおそれがあり、また高さが低すぎる場合には、導光板26に対する加圧力が予定圧よりも不足するか、または加圧されないため、外部から加わる振動等によって導光板26等が厚さ方向にガタついて移動する可能性がある。
このように長手方向に延びる2本の押圧リブ15a,15bを形成することによって、導光板26を長手方向に適度に押圧することができることに加え、本体ケース11の長手方向の強度を高めることが可能となる。また、本実施形態では、押圧リブ15bと本体ケース11のL字部分の立ち下がり壁との間αの本体ケース11の肉厚を、それ以外の、押圧リブ15a,15bが形成される短手方向の内側範囲βの肉厚よりも厚くすることで、長手方向の強度をさらに高めている。なお、押圧リブ15a,15bの間の内側範囲βについては、灯具1の厚さを薄くするため、肉厚が薄く設定されている。
次に、カバー20およびサイドカバー30の構成を図2、図5〜図7に基づいて説明する。図5には、灯具1を構成するカバー20を内側から見た斜視図やその断面図が図示されている。図6には、カバー20を分解した状態を示す分解図、図7には、サイドカバー30を各方向から見た斜視図が図示されている。
カバー20は、主に、カバー本体21、LEDユニット23、グローブ25、導光板26や反射板27等から構成されている。カバー本体21は、前述した本体ケース11とともに断面矩形状の筒体を構成可能に形成される断面コ字形状に形成されており、その幅広平面部には前述した窓部21aが開口している。また、この窓部21aの長手方向両端には、前述した取付ネジ12に対してドライバー工具を差し込み可能な取付穴21dが形成されている。なお、この取付穴21dには、前述したキャップ29が取り付けられる。
カバー本体21は、本体ケース11と同様に、例えば、アルミニウムからなる原材を押出成形によって形成されるもので、前述した本体ケース11の長さに合わせて任意長に切断(両端部は開放端)されて加工される。このカバー本体21には、長手方向に延びるリブ22a,22b,22c,22dが4箇所に形成されている。またカバー本体21の短手方向両端のL字部分の立ち上がり壁には、後述するサイドカバー30をネジ28により組み付けるための貫通孔21bと、当該カバー本体21を本体ケース11にネジ13aにより組み付けるための貫通孔21cと、が形成されている。
図5(B)に示すように、リブ22a,22bは、窓部21aの短手方向両端に長手方向に沿って形成されており、リブ22aとリブ22bとの間隔は、後述するグローブ25の短手方向の長さよりも僅かに大きく設定されている。リブ22aは、カバー本体21の短手方向両端のL字部分の立ち上がり壁の一方の内側から、LEDユニット23のプリント基板23aの厚さ相当の位置に形成されている。またリブ22aの高さは、グローブ25の厚さよりも低い高さに設定されているのに対し、リブ22bは、グローブ25、導光板26および反射板27を積み重ねた厚さ相当の高さに設定されている。リブ22aにより、プリント基板23aはカバー本体21の短手方向に対する位置決めが可能となり、またリブ22bにより、後述するように積層されたグローブ25等のカバー本体21の短手方向の位置決めが可能となる。
リブ22cは、カバー本体21の幅広平面部から、LEDユニット23のプリント基板23aの短手方向長さ相当の位置にカバー本体21の長手方向に沿って形成されている。また、リブ22cの高さは、プリント基板23aの厚さよりも僅かに小さく設定されている。これにより、プリント基板23aは、カバー本体21の高さ方向に対する位置決めが可能となる。リブ22dは、カバー本体21の短手方向両端のL字部分の立ち上がり壁の他方の内側に、リブ22cと同様の位置および高さに形成されている。これにより、リブ22c,22dは、カバー本体21とともに断面矩形状の筒体を構成する本体ケース11の組み付け深さの設定を可能にしている。
図6に示すように、LEDユニット23は、短冊状に形成されるプリント基板23aとこれにハンダ付けされて実装される複数のLED23b等とから構成されている。本実施形態では、LED23bは面実装タイプであり、プリント基板23aに面実装された状態で平らな発光面が正面に向くようにパッケージされている。例えば、30個のLED23bを直列に接続可能にするプリント配線が形成されており、本体ケース11の電源ユニット16から供給される駆動電力を受けて点灯する。
LEDユニット23は、前述したように、リブ22aとリブ22cとの間に位置決めされてカバー本体21に組み付け固定されている。固定は、例えば、接着テープにより行われる。なお、図6においては、電源ユニット16からの配線16cは省略されている。5個〜10個のLED23bを直列接続したサブユニットを複数直列に接続してLEDユニット23を構成しても良い。
グローブ25は、窓部21aをカバー本体21の内側から閉塞してカバー本体21とともに灯具1の外観を構成する透光性の板状部材(例えば、透明または半透明の板ガラス)で、窓部21aのよりもひと回り大きいサイズの短冊状の矩形状に形成されている。本実施形態では、短手方向の長さが、前述したカバー本体21のリブ22aとリブ22bとの間隔よりも僅かに小さく、また長手方向の長さが対向するサイドカバー30の間隔よりも僅かに小さくなるように、それぞれ設定されている。なお、透明のグローブ25の内側または外側に光拡散フィルムを貼付しても良い。
導光板26は、側端面から入射した光を平面方向に導き得る透光性の板状部材(例えば、アクリル等の合成樹脂板)で、グローブ25と同様に、窓部21aのよりもひと回り大きいサイズの短冊状の矩形状に形成されている。本実施形態では、グローブ25と同形状、つまりカバー本体21のリブ22aとリブ22bとの間と、対向するサイドカバー30の間とに収まるように設定されている。なお、LEDユニット23から出射される光は、導光板26の長手側端面26aに入射する。
反射板27は、平面方向で受けた光を反射し得る光反射部材(例えば、ポリエステル等の合成樹脂板)で、グローブ25や導光板26と同形状の、窓部21aのよりもひと回り大きいサイズの短冊状の矩形状に形成されている。なお、この反射板27の硬度が低く撓みやすい場合には、この上側(反導光板側)に反射板27よりも硬度の高い補強板をさらに積層するように構成しても良い。
このように構成されるグローブ25、導光板26および反射板27は、図5(B)に示すように、カバー本体21の窓部21aの側から、グローブ25、導光板26、反射板27の順番に積層され、リブ22aとリブ22bとの間に位置決めされて固定されている。この固定は、カバー本体21の両端部に位置する一対のサイドカバー30により行われる。なお、図5(A)においては、積層されたグローブ25、導光板26および反射板27のうち、一番上側(反導光板側)の反射板27だけが表されていることに注意されたい。
なお、図5に示すように、LEDユニット23のプリント基板23aの表面(LEDユニット23の実装面)と、導光板26の長手側端面26a(図6参照)との間隔Spは、LEDユニット23の一部の表面に被せられるスペーサ24の板厚とこれから説明するサイドカバー30の爪部36の厚さとによって設定されて確保される。次にこのサイドカバー30について説明する。
ここで、サイドカバー30について詳述するため、図8および図9も併せて参照する。なお、サイドカバー30は、カバー本体21の左右両端に組み付けられて左右で一対をなして左右対称に構成される。このため、ここではそのうちの一方について説明をし他方については説明を省略する。図8には、サイドカバー30に形成される爪部36と導光板26の長手側端面26aとの位置関係等を示す説明図が図示されている。また図9には、サイドカバー30に形成され得る隙間についての説明図やカバー20を本体部10に組み付ける前後の押圧関係を示す説明図が図示されている。
図7に示すように、サイドカバー30は、主に、外装部31や押圧部32等から構成されており、例えばアルミダイカストで成形される。外装部31は、カバー本体21の両端を閉塞して灯具1の外観を構成するもので、その裏側には押圧部32が一体に形成されている。外装部31には、カバー本体21のリブ22a,22b,22c,22dに対応してこれらを避けるリブ用溝32a,32b,32c,32dが形成されている。
押圧部32は、直方体形状のブロック状に形成される基部、押圧板33、補強板34、ネジ部35や爪部36等により構成されている。基部は、導光板26の短手側端面26c,26dが当接することにより導光板26の長手方向移動を阻止する。本実施形態では、押圧板33による導光板26等の押圧や、爪部36による導光板26の短手方向の位置決め等も可能にしている。
押圧部32の基部には、当該サイドカバー30をカバー本体21に組み付ける場合にカバー本体21の貫通孔21bを介してネジ締結するためのネジ孔35aのあるネジ部35と、カバー本体21に組み付けるとカバー本体21の取付穴21dに連通可能な貫通孔32gと、が形成されている。
押圧部32には、本体ケース11に形成される押圧リブ15a,15bに対応してこれらを避けるリブ用溝32e,32fが形成されている。また、これらリブ用溝32e,32fの間には、外装部31に対してほぼ垂直方向に肉厚の板状形状に突出する押圧板33が形成され、さらに押圧板33の長手方向(カバー本体21の短手方向)に沿って3箇所に直角三角形状の補強板34が形成されている。
これらのリブ用溝32e,32fが押圧部32に形成されることによって、サイドカバー30が存在することにより押圧部32に覆われ、本来、押圧することができない範囲についても、押圧リブ15a,15bにより導光板26等を押圧することが可能となる。これにより、押圧リブ15a,15bによる押圧範囲が導光板26の長手方向に拡がる。
また、リブ用溝32e,32fは、図7に示す各図や図5(B)から把握できるように、押圧板33の下面(補強板34が形成される上面の裏側)よりも、深く形成されている。これにより、リブ用溝32e,32fに入る押圧リブ15a,15bは、押圧板33による押圧範囲を超えて導光板26等を押圧することができる。このため、押圧板33による押圧後にさらに押圧リブ15により押圧する、といった導光板26等の段階的な押圧が可能となる。
押圧板33の裏側には、図7(C)に示すように、シリコンゴム、ウレタンゴムやスポンジ等からなるクッション材37が貼付されている。また、導光板26の短手側端面26c,26dが当接し得る押圧板33の裏側に位置する基部の部分には、クッション材37と同様のクッション材38が貼付されている。これにより、導光板26の短手側端面26c,26dは、いずれもクッション材37を介して押圧板33に押圧されることから、押圧板33や導光板26に寸法誤差があったとしても、クッション材37が介在する分、誤差を吸収することが可能となる。また、導光板26の長さに誤差があったり、導光板26の長手方向の位置ずれが押圧部32の基部にあってとしても、導光板26の短手側端面26c,26dは、クッション材38を介して基部に当接するため、このような誤差や位置ずれをクッション材38により吸収することが可能となる。
図7および図8に示すように、押圧部32のリブ用溝32fが形成される側のネジ部35の下方には、平板形状に形成される爪部36が、押圧板33の突出方向に形成されている。この爪部36は、サイドカバー30をカバー本体21に組み付けたときに、カバー本体21のリブ22aとリブ22cとの間に入り込み、かつ導光板26の長手側端面26aに当接し得るように、その板厚や形状が設定されている。これにより、サイドカバー30がカバー本体21に組み付けられると、導光板26の短手方向の移動が阻止されるため、外部から振動や衝撃を受けても、カバー本体21に接着テープ等により固定されているLEDユニット23に対しては、導光板26の短手方向の離隔距離が変わることなく、両者の間隔Spを一定に保つことが可能となる。
図8に示すように、本実施形態では、LEDユニット23のLED23bと導光板26の長手側端面26aとは、ほぼ接触し得る程度の微小間隔を隔てて両者が位置するように設定されている。なお、LEDユニット23は長尺であることから、端部から離れた中間部分やその他の位置においては、スペーサ24により同様の離隔距離を保持可能にしている。このように本実施形態では、導光板26の端部をサイドカバー30の押圧部32により短手方向に押圧するとともに、サイドカバー30の爪部36により導光板26の短手方向の位置決めとその移動を阻止可能にしている。
図6に示すように、LEDユニット23、グローブ25、導光板26および反射板27が取り付けられたカバー本体21の両端に、このようなサイドカバー30をネジ28によるネジ締結により組み付けて固定することで、導光板26の短手方向および長手方向の位置決めされ、グローブ25、導光板26および反射板27が仮止めされる。つまり、図5(A)に示すようなカバー20が組み上がる。
本実施形態では、前述したように、カバー本体21を押出成形により形成していることから、カバー本体21の長手方向に延びるリブ22a等は容易に形成できても、短手方向に延びるリブやパーティションを形成することは難しい。このため、例えば、サイドカバー30の外装部31との間に隙間ができる場合には、内部の光がこの隙間から外部に漏れてしまう可能性がある。そこで、例えば、図9(A)に示すように、外装部31とカバー本体21との間に遮光材39(同図に示す太線部分)を介在させることにより、サイドカバー30の外装部31とカバー本体21との間の隙間を塞ぐ。
例えば、遮光布(不織布)や遮光フィルムをテープ状に細長く裁断したものを遮光材39として、カバー本体21の端部内側や外装部31の外側周囲の該当範囲に貼付する。これにより、このような隙間から照明光が漏れることを防ぐことが可能となる。なお、カバー本体21を押出成形により形成することなく、例えば、樹脂材による射出成形で形成する場合であっても、振動や衝撃により隙間ができ得るため、予めこのような遮光材39を該当箇所に介在させることが望ましい。
図3に示すような電源ユニット16や電源コード18等が取り付けられた本体部10に対して、図5(B)に示すカバー20をネジ13aによるネジ締結により組み付けて固定し、さらにキャップ29をカバー本体21に取り付けることで(図2参照)、図1に示すような灯具1が完成する。
このように本体部10にカバー20を組み付けることによって、図9(B)に示すように、仮止め状態にあったグローブ25、導光板26等は、本体ケース11の2本の押圧リブ15a,15bにより長手方向にも押圧される。このとき、図9(C)に示すように、サイドカバー30のリブ用溝32e,32fには、導光板26等を押圧する押圧リブ15a,15bが入り込み、押圧板33による押圧範囲を超えて導光板26等を押圧する。また、リブ用溝32e,32fに押圧リブ15a,15bが入り込むことで、本来は押圧部32に覆われて押圧することができない範囲も、押圧リブ15a,15bの両端部によって押圧される。これにより、導光板26を長手方向にほぼ全域に亘って押圧することが可能となり、本固定状態になる。なお、図9(C)において、符号16’で示す二点鎖線の範囲は、電源ユニット16を構成する電子部品の実装範囲を表す。
以上説明したように、本実施形態に係る灯具1によると、一対のサイドカバー30は、カバー本体21の開放端を塞ぎかつ導光板26の短手側端面26c,26dの辺方向に沿って反射板27の裏面から導光板26と反射板27の両端部をそれぞれ窓部21a方向に押圧する押圧部32(押圧板33)を備え、本体ケース11は、反射板27の裏面から導光板26の長手側端面26a,26bの辺方向に沿って導光板26を反射板27とともに窓部21a方向に押圧する押圧リブ15a,15bを備える。このため、導光板26および反射板27の短手方向の辺方向の端部は押圧部32により、また長手方向の端部は押圧リブ15a,15bにより、それぞれ窓部21aに向けて押圧されることから、外部から振動や衝撃が加わったとしても、導光板26がその厚さ方向に位置が移動したり撓んだりし難い。これにより、導光板26の長手側端面26aとLEDユニット23のLED23bとの位置にずれが生じ難くなるため、耐振動性を向上させることが可能となる。したがって、鉄道や自動車あるいは航空機、船舶等といった移動体の室内照明に適した灯具1を提供することができる。
また、本実施形態に係る灯具1によると、導光板26は、長手側端面26a,26bの方向と短手側端面26c,26dの方向を有する長尺形状であり、短手方向の端部は押圧部32(押圧板33)により、また長手方向の端部は押圧リブ15a,15bにより、それぞれ窓部21a方向に向けて押圧される。このため、導光板26が、撓みやすい長尺形状であっても、導光板26の長手方向の長手側端面26aと、それに入射可能に配置されるLEDユニット23の複数のLED23bとの位置にずれが生じ難くなるため、耐振動性を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態に係る灯具1によると、LED23bの発光面と導光板26の長手側端面26aとの間隔Spがサイドカバー30の爪部36やスペーサ24により設定されて固定されることから、導光板26の厚さ方向に加えて、LED23bとの離隔間隔Spについても位置ずれが生じ難くなる。これにより、耐振動性をさらに向上させることが可能となる。
また、本実施形態に係る灯具1によると、サイドカバー30のリブ用溝32e,32fに押圧リブ15a,15bが侵入できることから、導光板26のうちサイドカバー30によって覆われる範囲についても、押圧リブ15a,15bにより押圧される。このため、押圧リブ15a,15bによる押圧範囲が拡がるため、さらに耐振動性を向上させることが可能となる。また、このようなリブ用溝32e,32fに浸入した押圧リブ15a,15bは、押圧部32(押圧板33)による押圧範囲を超えて導光板26を押圧することから、導光板26は、押圧部32により押圧された後に押圧リブ15a,15bにより押圧され、導光板26の段階的な押圧が可能となる。
なお、図10(A)に示すように、外装部31’にサイドスリット31s,32sを設けたサイドカバー30’を、カバー20の両端部に組み付けることによって、導光板26の平面方向(窓部21aの方向)に加えて導光板26の短手側端面26c,26dからもサイドスリット31sを介して照明光を外部に出射させることができる。この場合、サイドスリット31sが形成される外装部31’の内側には、サイドスリット31sの内側開口部を覆う図略のグローブを押圧部32’に取り付ける。
また、図10(B)に示すように、カバー本体21’のリブ22bにスリット22sを設け、またカバー本体21’の立ち上がり壁にスリット21sを設け、さらにグローブ25sを設けることによって、LEDユニット23からの光が入射する導光板26の長手側端面26aに対向する長手側端面26bからも、2つのスリット21s,22sを介して照明光を外部に出射させることができる。
図10(C)に示すように、このようなサイドカバー30’のサイドスリット31sやカバー20’のスリット21sを備えた灯具1’から出る照明光は、例えば、間接照明にも好適な照明光としても使用することができる。なお、間接照明だけに用いる場合には、カバー本体21の窓部21aとそれを覆うグローブ25を省略した構成にする。
また、図10(D)に示すように、2つのLEDユニット23を対向させて、導光板26の長手側端面26b(図6参照)からも照明光源としてLEDユニット23の光が入射するように構成する。具体的には、リブ22aとリブ22cとの間に導光板26の長手側端面26aに向けて取り付けられるLEDユニット23と同様に、導光板26の長手側端面26bにLEDユニット23のLED23bを向く位置に位置決めして取り付けられるように、リブ22cに相当するリブ22b’をリブ22bに設けるとともに、リブ22aに相当するリブ22b”を設けて、リブ22b’,22”の間にもう一つのLEDユニット23を取り付ける。また、押圧部32の爪部36と同様に、このLEDユニット23に対しても導光板26の長手側端面26bとの間隔を設定可能な爪部36’を押圧部32に設け、さらにLEDユニット23と長手側端面26bとの間にスペーサ24を介在させる。
このようなカバー本体21”により構成されるカバー20”を備える灯具1”は、導光板26に入射する照明光源の光量が増えるため、導光板26から出射される照明光をより明るくすることができる。なお、図示されていないが、サイドカバー30の内側にLEDユニットを設けて導光板26の短手側端面26c,26dからも照明光源としてLEDユニット23の光が入射するように構成しても良い。照明光源の光量がさらに増えるため、より一段と明るい灯具を提供することができる。
なお、本体ケース11、カバー本体21やサイドカバー30は、いずれも金属製に限られず、プラスチック等の樹脂成形品であっても良い。
また、上述した実施形態では、押圧リブ15(15a,15b)を本体ケース11の長手方向に直線状に延びるように構成したが、導光板26等を押圧できる構成であれば、例えば、三角波形のように斜めに延びるものでも良い。また、連続した線状に限らず、不連続な線や点、あるいは円形、矩形や多角形の点在により構成しても良い。
1,1’,1”…灯具
10…本体部
11…本体ケース(筐体)
15…押圧リブ(第2の押圧部)
20,20’,20”…カバー(筐体、カバー部)
21,21’,21”…カバー本体(筐体、カバー胴部)
21a…窓部
21s,31s…スリット(他の窓部)
23…LEDユニット
23b…LED(発光素子)
25…グローブ
26…導光板
26a…長手側端面(側端面)
26b…長手側端面(他の側端面)
26c、…短手側端面(他の側端面)
27…反射板
30,30’…サイドカバー(カバー端部)
30a…サイドスリット(他の窓部)
31…外装部
32…押圧部(第1の押圧部)
32e、32f…リブ用溝(隙間部)
33…押圧板(第1の押圧部)
36,36’…爪部(隙間設定部)
37…クッション材(弾性部材)
39…遮光材
100…天井
Sp…間隔

Claims (8)

  1. 側端面から入射した光を平面方向に出射する導光板と、
    照明光源として前記側端面に入射可能に配置される複数の発光素子と、
    前記導光板の一方の平面を覆い前記入射した光を他方の平面側に反射する反射板と、
    前記導光板、前記発光素子および前記反射板を収容可能な空間を形成し前記他方の面から出射される照明光を外部に照射可能な窓部を有する筐体と、を備え、
    前記筐体は、
    前記窓部を形成するとともに両端が開放されるカバー胴部と、カバー胴部の開放端を塞ぎかつ前記導光板の一の辺方向に沿って前記反射板の裏面から前記導光板と前記反射板の両端部をそれぞれ前記窓部方向に押圧する第1の押圧部を備える一対のカバー端部と、を有するカバー部、および、
    前記カバー部とともに前記空間を形成し前記反射板の裏面から前記導光板の他の辺方向に沿って前記導光板を前記反射板とともに前記窓部方向に押圧する第2の押圧部を有する本体部、を備え
    前記カバー端部には、前記第2の押圧部が侵入可能な隙間部が形成されていることを特徴とする灯具。
  2. 前記導光板は、長手方向と短手方向を有する長尺形状に形成されており、
    前記一の辺方向は前記短手方向で、前記他の辺方向は前記長手方向であり、
    前記複数の発光素子は、前記長手方向の側端面に入射可能に配置され、
    前記第1の押圧部は、前記導光板の短手方向に沿って前記導光板と前記反射板の両端部を押圧し、前記第2の押圧部は、前記導光板の長手方向に沿って前記導光板を前記反射板とともに押圧することを特徴とする請求項1に記載の灯具。
  3. 前記カバー端部は、前記発光素子の発光部端と前記導光板の側端面との離隔間隔を設定する隙間設定部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の灯具。
  4. 前記カバー端部は、弾性部材を介して前記反射板および前記導光板のそれぞれの端部を押圧することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の灯具。
  5. 前記隙間部は、前記第2の押圧部が前記カバー端部による押圧範囲を超えて前記導光板を前記窓部方向に押圧可能な深さに形成されていることを特徴とする請求項に記載の灯具。
  6. 前記カバー端部と前記カバー胴部との間には、遮光材が介在していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の灯具。
  7. 前記側端面から入射した光は、前記平面方向に加え、この側端面を除く前記導光板の1つ以上の他の側端面からも出射するとともに、
    前記筐体は、前記他の側端面から出射される照明光を外部に照射可能な他の窓部を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の灯具。
  8. 前記複数の発光素子は、前記側端面を除く前記導光板の1つ以上の他の側端面にも照明光源として入射可能に配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の灯具。
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