JP2008216583A - 表示装置及び表示装置用の固定枠 - Google Patents

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Mitsuru Uekatano
充 上片野
Kouji Tsumanuma
孝司 妻沼
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Abstract

【課題】容易に導光板と保護板との間に空間を形成して組み立てることができ、部品点数を減らすことができる表示装置及び表示装置用の固定枠を提供する。
【解決手段】表示装置1は、光源5と、光源5からの光を画像の表示面2a側に反射可能な平面状の反射面11aが形成された光を透過可能な導光板2と、導光板2を保護するための一対の保護板3、4と、一対の保護板3、4の間に導光板2を保持するための固定枠7とを備えている。固定枠7には、導光板2の表示面2a及び裏面2bの外周部を覆う一対の押圧部22、23の間に導光板2の外周部が嵌め込まれる固定溝21が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、模様などを表示することができディスプレイなどに用いられる表示装置及び表示装置用の固定枠に関する。
従来、発光ダイオードや有機EL素子などの点光源を用いて文字、図形又は模様などの画像を表示してディスプレイなどに用いられる表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、2枚の透明なガラス板の間に、複数の発光ダイオードを配置して所望の画像を表示する表示装置が開示されている。このような表示装置では、ドットの数だけ発光ダイオードが必要になり、また、発光ダイオードの数に合わせて配線も必要になるため、構成が非常に複雑になり高価になるといった問題があった。
そこで、構成を簡略化するために、光を透過可能な導光板の端面にのみ発光ダイオードなどを配列し、導光板を導光する光の一部を反射させることによって画像を表示する表示装置が知られている。
例えば、上述した表示装置として、レーザ加工によって導光板の一面に複数の凹部を形成し、その凹部の表面により光を反射して画像を表示する構成が知られている。しかし、レーザ加工によって曲面により囲まれた複数の凹部を導光板に形成するためには、導光板を厚くしなければならないので、表示装置の薄型化が困難であるといった問題があった。
そこで、近年、レーザ加工以外の製造方法によって、導光板を薄くすることにより表示装置の薄型化が進められている。しかしながら、導光板を薄く構成した場合、導光板の表示面に形成された傷や付着した汚れが目立つといった問題が生じていた。そこで、導光板に傷が形成されることなどを抑制するために、一対の保護板により導光板の表示面及び裏面を保護する構成が提案されている。
このように保護板により導光板を保護する場合に、導光板と保護板とを密着させると、振動などにより導光板と保護板に傷が形成されるといった問題や、干渉縞が生じるといった問題があった。そのため、スペーサによって導光板と保護板との間に所定の空間を形成した状態で、一対の保護板の外周部をポスター用の固定枠により挟み込むことによって固定する技術が提案されている。
欧州特許第0995199号明細書
しかしながら、上述した表示装置では、導光板と保護板との間に所定の空間を形成するために複数のスペーサが必要なため、部品点数の増加といった課題がある。また、上述した導光板及び保護板の固定方法では、一方の保護板の上にスペーサを載置した状態で導光板をスペーサ上に載置し、更に、導光板の上にスペーサを載置した状態で他方の保護板を載置した後に、固定枠で固定することになるが、その際、スペーサが位置ずれを起こすので、組み立てが困難であるといった課題がある。また、スペーサを導光板に接着剤などにより固定することも考えられるが、このように構成すると導光板を導光する光が接着剤を介して外部へ漏れるので、現実的な解決方法とはならない。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、導光板と保護板との間に容易に空間を保ちつつ組み立てることができ、部品点数を減らすことができる表示装置及び表示装置用の固定枠を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る表示装置は、光源と、前記光源からの光を画像の表示面側に反射可能な反射面であって、少なくとも一部が平面状の反射面が形成されるとともに光を導光可能な導光板と、前記導光板を保護するための一対の保護板と、前記一対の保護板の間に前記導光板を固定するための固定枠とを備え、前記固定枠には、前記導光板の表示面及び裏面の外周部の少なくとも一部を覆う一対の壁部の間に前記導光板の外周部が嵌め込まれる固定溝が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る表示装置は、請求項1に記載の表示装置において、前記固定枠の外周部には、前記保護板の外周面と接して、前記保護板の位置決めをするための位置決め部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る表示装置は、請求項2に記載の表示装置において、前記固定枠の位置決め部には、前記保護板の外面の外周部を覆う規制部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る表示装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置において、前記固定枠は、光を透過可能な材料から構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る表示装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置において、前記一対の壁部は、前記導光板の表示面及び裏面を押圧可能に形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る表示装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置において、前記固定枠と前記保護板に囲まれた領域が気密構造となるように、前記固定枠と前記保護板とが封止されていることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る表示装置用の固定枠は、画像表示用の導光板の表示面及び裏面の外周部の少なくとも一部を覆うとともに一対の保護板が固定される一対の壁部を備え、前記一対の壁部の間には前記導光板の外周部が嵌め込まれる固定溝が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項8に係る表示装置用の固定枠は、請求項7に記載の表示装置用の固定枠において、光を透過可能な材料からなることを特徴とする。
本発明の請求項9に係る表示装置用の固定枠は、請求項7または8に記載の表示装置用の固定枠において、前記一対の壁部は、前記導光板を押圧可能に形成されていることを特徴とする。
本発明による表示装置及び表示装置用の固定枠では、固定枠に導光板の外周部の少なくとも一部が挿入される固定溝を形成するとともに、外周部の一部を覆う壁部を設けることによって、スペーサなどを用いることなく、固定溝に導光板を挿入するだけで、導光板と保護板との間に壁部によって空間を形成することができる。これにより、部品点数を減らすことができるとともに、導光板と保護板との間に容易に空間を保ちつつ組み立てることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態による表示装置の全体斜視図である。図2は、表示装置の分解斜視図である。図3は、図1におけるIII−III線に沿った断面図である。図4は、図1におけるIV−IV線に沿った断面図である。図5は、図4の一部拡大図である。尚、以下の説明において、図1に矢印で示す上下方向を上下方向として定義する。
図1〜図5に示すように、表示装置1は、導光板2と、一対の保護板3、4と、光源5と、基板6と、固定枠7とを備えている。
導光板2は、光を導光可能なアクリル樹脂からなる長方形の板状であって約1mm〜約3mmの厚みに形成されている。以下、符号2aを画像が表示される導光板2の上面を表示面とし、符号2bを導光板2の下面を裏面として説明する。導光板2の裏面2bには、複数のドット状の凹部11が形成されている。凹部11の一面には、平面視にて矩形状で且つ平面状の反射面11aが形成されている。反射面11aは、光源5からの光を表示面2aへと反射するためのものであって、裏面2bに対して所定の角度α(図5参照)で傾斜するように構成されている。ここで、反射面11aの裏面2bに対する傾斜角度αは、多くの光を表示面2a側に反射できるように、例えば、45°〜60°、好ましくは50°〜55°に形成することが望ましい。また、導光板2の厚みに対する凹部11の深さ(高さ)の比は、容易に視認できるように、1/5〜2/3が好ましい。
また、反射面11aの表面粗さ(最大高さ)(JIS B 0601−1994)は、1μm以下、好ましくは、0.1μm以下がよい。表目粗さを小さくすることによって、反射面11aで反射される光の方向をより揃えることができる。
一対の保護板3、4は、導光板2の表示面2a及び裏面2bに傷が形成されることや汚れが付着することを抑制するためのものである。保護板3、4は、光を透過可能なアクリル樹脂からなり導光板2よりも一回り大きい長方形の板状に形成されている。保護板3、4は、干渉縞の発生を抑制するために、導光板2と約1mm〜約2mm程度の空間(空気層)Gを介して固定枠7の上面25及び下面26に固定されている。
光源5は、導光板2の端面2cに設けられ、所定の間隔で端面2cに沿って配置された複数の発光ダイオード(図示略)を備えている。尚、発光ダイオードが発光する光の色は特に限定されるのではなく、青、緑、赤、又は複数の色を組み合わせてもよい。
基板6は、光源5と電気的に接続され、光源5に設けられた発光ダイオードを制御するためのものである。基板6は、後述する固定枠7のコネクタ27を介して電力が供給される供給部6aを備えている。
固定枠7は、一対の保護板3、4の間に導光板2を一定の空間Gを保った状態で固定するためのものである。固定枠7は、光を透過可能なアクリル樹脂によって構成され、導光板2の各端面に配置された、数mm〜約20mmの幅を有する4つの枠部7a、7b、7c、7dからなる。
図2〜図4に示すように、3つの枠部7b、7c、7dの上下方向の中央部には、長さ方向の全域にわたって固定溝21が形成されている。また、3つの枠部7b、7c、7dの上下端部の内側には、長さ方向の全域にわたって上側の押圧部22及び下側の押圧部23が形成されている。尚、一対の押圧部22、23が請求項に記載の一対の壁部に相当する。導光板2の外周部が枠部7b、7c、7dの固定溝21に嵌め込まれると、枠部7b、7c、7dの押圧部22、23により導光板2の表示面2a及び裏面2bの外周部が覆われ且つ押圧されることによって挟持される。これにより、導光板2が固定枠7に固定される。
また、導光板2が押圧部22、23により押圧された状態を微視的に視ると、導光板2は点接触によって押圧部22、23に押圧されているので、導光板2と押圧部22、23との間の大部分には空気が介在する。そして、空気が介在する部分では導光板2を導光する光は導光板2と空気との界面で反射される。従って、接着剤を介して固定枠と導光板とを接着した場合は接着剤が介在する領域から導光板を導光する光が漏れるが、本実施形態では、導光板2を導光する光は、導光板2と押圧部22、23とが点接触した部分のみからしか漏れないので、導光する光の漏れが抑制される。
また、図2に示すように、光源5側に設置される枠部7aには、基板6の供給部6aと外部の電源(図示略)とを中継して基板6に電力を供給するためのコネクタ27が一体的に設けられている。尚、図4に示すように、枠部7aにも固定溝21及び押圧部22、23が形成されているが、枠部7aは光源5及び基板6よりも外側に配置されるので、枠部7aの固定溝21には導光板2が挿入されない。
また、図3及び図4に示すように、固定枠7の上面25及び下面26には、保護板3、4が紫外線硬化樹脂(図示略)によって接着されて固定されている。尚、図1に示すように、固定枠7の外周面と保護板3、4の外周面は一致するように形成されている。また、隣接する枠部7a、7b、7c、7d同士は、接着面24を介して紫外線硬化樹脂(図示略)によって接着されている。これらによって、固定枠7及び保護板3、4により囲まれた領域は、封止されて気密構造となる。
次に、上述した表示装置の動作説明を行う。
まず、外部の電源から基板6に電力が供給されると、光源5に設けられた1又は複数の発光ダイオードが発光する。発光ダイオードの光は、導光板2の上下面及び側面で反射されつつ導光する。そして、図5の矢印に示すように、導光する光のうち凹部11の反射面11aに達した光は、反射面11aによって反射されて表示面2a側から外部へと照射される。そして、複数の凹部11の反射面11aによって反射された光によりドット状の輝点が形成され、これらの輝点によって模様、図形または文字などの画像が表示面2aに表示される。
次に、上述した表示装置の製造工程を、組み立て工程を中心に説明する。図6〜図8は、各組み立て工程における斜視図である。
まず、枠部7a、7b、7c、7dを作製する。枠部7a、7b、7c、7dの作製方法は、特に限定するものではないが、例えば、アクリル樹脂により固定溝21が形成された棒状部材(図示略)を金型成型した後、各枠部7a、7b、7c、7dの長さに対応させて当該棒状部材を切断することによって作製することができる。尚、このように棒状部材を切断することにより枠部7a、7b、7c、7dを作製する場合、異なる大きさの導光板2に容易に対応することができる。
次に、アクリル樹脂製の板を所望の形状に成形した後、複数の凹部11を当該アクリル樹脂製の板に形成して、導光板2を作製する。ここで、導光板2の作製方法は、特に限定されるものではないが、例えば、アクリル樹脂製の板を加熱して軟化させた状態で、凹部11に対応した金型を当該板の所望の位置に配置して冷却することによって凹部11を成型することによって作製できる。このようにして複数の凹部11を形成することによって、導光板2を作製することができる。そして、導光板2の一端面2cに光源5及び基板6を設置する。
次に、図6に示すように、枠部7b、7c、7dの固定溝21に導光板2が挿入されるとともに、枠部7b、7c、7dの接着面24同士を接触させる。その後、図7に示すように、枠部7aが、接着面24が枠部7b、7dの接着面24と接触した状態で配置される。ここで、枠部7a、7b、7c、7dの接着面24と隣接する枠部7a、7b、7c、7dの接着面24との間には、紫外線硬化樹脂が塗布されている。この状態で、各接着面24に紫外線を照射することによって、各接着面24と接着面24との間の紫外線硬化樹脂を硬化させて接着する。
次に、固定枠7の上面25及び下面26に紫外線硬化樹脂を塗布した状態で、図8に示すように、固定枠7の上面25及び下面26の外周部と保護板3、4の外周部が一致するように、固定枠7の上面25及び下面26に保護板3、4を配置する。この状態で、固定枠7の上面25及び下面26に紫外線を照射することにより、紫外線硬化樹脂を硬化させる。これによって、固定枠7の上面25及び下面26に保護板3、4が固定されて、固定枠7及び保護板3、4に囲まれた領域が気密構造を保った状態で封止される。この結果、表示装置1が完成する。
上述したように第1実施形態による表示装置1では、固定枠7に導光板2の3辺の外周部が挿入される固定溝21を形成するとともに、外周部の一部を覆う押圧部22、23を設けることによって、スペーサなどを用いることなく、固定溝21に導光板2を挿入するだけで、導光板2と保護板3、4との間に一定の間隔を形成することができる。これにより、部品点数を減らすことができるとともに、導光板2と保護板3、4との間に容易に一定の空間Gを保ちつつ組み立てることができる。
また、固定枠7が、光を透過可能なアクリル樹脂により構成されているので、固定枠7がユーザの視界に入ることを抑制することができる。これにより、ユーザを画像に集中させることができ、表現の幅を広げることができる。また、固定枠7の外周部と保護板3、4の外周部とを一致するように構成することによって、固定枠7の幅及び厚みを小さくすることができるとともに、よりユーザの視界に入ることを抑制できる。
また、固定枠7に導光板2の表示面2a及び裏面2bを押圧可能な一対の押圧部22、23を設けることによって、接着剤を用いることなく、点接触した状態で導光板2を固定枠7に固定することができるので、接着剤を用いた場合に比べて、導光板2を導光する光の漏れを抑制することができる。
また、固定枠7の各枠部7a、7b、7c、7dと保護板3、4とを紫外線硬化樹脂により封止することによって固定枠7と保護板3、4とにより囲まれた領域を容易に気密構造とすることができる。更に、気密構造にすることによって、表示装置1を屋外などに設置することができるので、設置場所の自由度を広げることができる。
また、レーザ加工により導光板に凹部を形成した場合、凹部の表面には小さい凹凸が形成されて粗面化されるとともに、凹部の反射面が曲面に形成されるので、反射光を一方向に反射することができないために、光が広がって見える。しかしながら、第1実施形態の表示装置1では、反射面11aが平面になるように金型によって凹部11が形成されているので、反射面11aで反射された光が略一方向に進行する。これにより、反射面11aで反射された光が広がることがないので、各凹部11により表現されるドットを明瞭に表示することができる。
(第2実施形態)
次に、上述した第1実施形態の一部を変更した第2実施形態による表示装置について図面を参照して説明する。尚、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。図9は、第2実施形態による表示装置の分解斜視図である。図10は、第1実施形態における図3に相当する図である。
図9及び図10に示すように、第2実施形態による表示装置1Aでは、固定枠37の各枠部37a、37b、37c、37dの外周部の上端部及び下端部に、保護板3、4の位置決めをするための位置決め部41、42が、周方向の全域にわたって一体的に形成されている。位置決め部41、42の内周面は、保護板3、4の外周面と接するように形成されている。また、位置決め部41、42の高さは、保護板3、4の厚みと等しくなるように形成されている。尚、位置決め部41、42は、周方向の全域にわたって形成する必要はなく、保護板3、4の外周面の一部と接するように、周方向の一部に形成してもよい。
上述したように第2実施形態による表示装置1Aでは、固定枠37の外周部に位置決め部41、42が形成されているので、組み立て工程において、位置決め部41、42の内側に保護板3、4を載置することによって、容易に保護板3、4を位置決めすることができる。また、組み立て後においても、保護板3、4の位置ずれを抑制できる。
(第3実施形態)
次に、上述した第1及び第2実施形態の一部を変更した第3実施形態による表示装置について図面を参照して説明する。尚、第1及び第2実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。図11は、第3実施形態による表示装置の分解斜視図である。図12は、第1実施形態における図3に相当する図である。
図11及び図12に示すように、第3実施形態による表示装置1Bの固定枠47の各枠部47a、47b、47c、47dの位置決め部41の上端部及び位置決め部42の下端部には、規制部43、44が、周方向の全域にわたって一体的に形成されている。規制部43、44は、固定枠7から保護板3、4が外れることを防ぐために、保護板3、4の外周部の外面を覆うように形成されている。尚、規制部43、44は、周方向の全域にわたって形成する必要はなく、保護板3、4の外周部の一部を覆うように、周方向の一部に形成してもよい。
第3実施形態による表示装置1Bの組み立て工程では、枠部47b、47c、47dを接着した後、固定溝21に導光板2をスライドして挿入するとともに、保護板3(4)を押圧部22(23)と規制部43(44)との間にスライドして挿入する。その後、枠部47aの接着面24と枠部47b、47dの接着面とを接触させた状態で接着することによって表示装置1Bを組み立てる。
上述したように第3実施形態による表示装置1Bでは、固定枠47に規制部43、44が形成されているので、保護板3、4が固定枠47から外れることを防ぐことができる。また、固定枠47に規制部43、44を設けて厚くすることにより、固定枠47の強度を向上させることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定されるものである。以下、上記実施形態を一部変更した変更形態について説明する。
例えば、上述した固定枠7は、それぞれ4つの枠部7a〜7dにより構成したが、図13に示す固定枠67のように、枠部67aと3辺を一体的に形成した枠部67bとによって構成してもよい。これによって、部品点数を削減することができ、より組み立て工程を簡略化することができる。尚、このように構成する場合、枠部67bの開口部側から導光板2をスライドさせて固定溝21に挿入した後、枠部67aを枠部67bに接着することにより組み立てる。また、第2及び第3実施形態の固定枠37、47に関しても、同様に3辺を一体的に形成した枠部と1辺に対応させた枠部とにより構成してもよい。
また、図14に示す導光板2Aのように外周部を固定溝21に容易に挿入できるように、テーパー形状のテーパー部51を形成してもよい。
また、導光板2を複数設けてもよい。例えば、図15に示すように、導光板2を2枚設ける場合には、固定溝21を各枠部77b、77dに2つずつ形成すればよい。尚、枠部77b、77dは、第1実施形態における枠部7b、7dを変更したものであるが、同様に枠部7a、7cの代わりに固定溝21を2つずつ形成したものが適用される。更に、複数の導光板2を同一平面上に配列してもよい。
また、上述の実施形態では、反射面11aを平面状に形成したが、反射面は少なくとも一部が平面状であればよく、一部を曲面によって構成してもよい。また、反射面の形状を各反射面で異ならせてもよい。特に、光源5から遠い凹部の形状を高く(深く)又は幅広に形成することによって、各反射面で反射される光の輝度を均一にすることができる。更に、反射面の形状を扇形などに形成してもよい。
また、押圧部や固定溝を各枠部の長さ方向の一部に形成し、導光板2の外周部の一部を押圧部によって覆い、また、固定溝に挿入するように構成してもよい。
また、押圧部がスポンジやゴムなどを介して間接的に導光板を押圧可能に構成してもよい。更に、押圧部が必ずしも導光板を押圧するように構成する必要はなく、導光板の外周部の少なくとも一部を覆うだけの壁部として構成してもよい。
また、各部材を構成する材料は適宜変更可能である。例えば、固定枠を金属、ゴム、ガラスまたはセラミックなどによって構成してもよい。また、導光板や保護板をポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、シクロポリオレフィン樹脂などの合成樹脂や、ガラス板などにより構成してもよい。尚、固定枠、導光板及び保護板のそれぞれを構成する材料、特に固定枠と保護板を構成する材料は、同じ材料または線膨張係数の近い材料が好ましい。
また、導光板の形状は長方形状に限定されるものではなく、多角形状や円形状に形成してもよい。
また、上述の実施形態では、導光板2の凹部11を金型により成型したが、凹部11の成型方法は特に限定されるものではなく、切削加工、プレス成型、射出成型などにより凹部11を成型してもよい。
また、光源5を発光ダイオード以外の発光素子、例えば、半導体レーザや有機EL素子などにより構成してもよい。
また、枠部7a〜7d及び保護板3、4とを紫外線硬化樹脂による方法以外によって接着してもよい。例えば、枠部7a〜7dと保護板3、4とを熱硬化樹脂や反応硬化樹脂などの他の接着剤によって接着してもよい。また、枠部7a〜7d及び保護板3、4をアクリル樹脂により構成する場合、アクリル樹脂を溶解させる材料によって接着してもよい。
第1実施形態による表示装置の全体斜視図である。 表示装置の分解斜視図である。 図1におけるIII−III線に沿った断面図である。 図1におけるIV−IV線に沿った断面図である。 図4の一部拡大図である。 各組み立て工程における斜視図である。 各組み立て工程における斜視図である。 各組み立て工程における斜視図である。 第2実施形態による表示装置の分解斜視図である。 第1実施形態における図3に相当する図である。 第3実施形態による表示装置の分解斜視図である。 第1実施形態における図3に相当する図である。 変更例における固定枠の斜視図である。 変更例における導光板の外周部近傍の断面図である。 変更例における図3に相当する図である。
符号の説明
1、1A、1B 表示装置
2、2A 導光板
2a 表示面
2b 裏面
3、4 保護板
5 光源
7 固定枠
7a、7b、7c、7d 枠部
11 凹部
11a 反射面
21 固定溝
22、23 押圧部
24 接着面
25 上面
26 下面
37 固定枠
37a、37b、37c、37d 枠部
41、42 位置決め部
43、44 規制部
47 固定枠
47a、47b、47c、47d 枠部
51 テーパー部
67 固定枠
67a、67b 枠部
77b、77d 枠部
G 空間
α 傾斜角度

Claims (9)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を画像の表示面側に反射可能な反射面であって、少なくとも一部が平面状の反射面が形成されるとともに光を導光可能な導光板と、
    前記導光板を保護するための一対の保護板と、
    前記一対の保護板の間に前記導光板を固定するための固定枠とを備え、
    前記固定枠には、前記導光板の表示面及び裏面の外周部の少なくとも一部を覆う一対の壁部の間に前記導光板の外周部が嵌め込まれる固定溝が形成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記固定枠の外周部には、前記保護板の外周面と接して、前記保護板の位置決めをするための位置決め部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記固定枠の位置決め部には、前記保護板の外面の外周部を覆う規制部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記固定枠は、光を透過可能な材料から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記一対の壁部は、前記導光板の表示面及び裏面を押圧可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記固定枠と前記保護板に囲まれた領域が気密構造となるように、前記固定枠と前記保護板とが封止されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 画像表示用の導光板の表示面及び裏面の外周部の少なくとも一部を覆うとともに一対の保護板が固定される一対の壁部を備え、前記一対の壁部の間には前記導光板の外周部が嵌め込まれる固定溝が形成されていることを特徴とする表示装置用の固定枠。
  8. 光を透過可能な材料からなることを特徴とする請求項7に記載の表示装置用の固定枠。
  9. 前記一対の壁部は、前記導光板を押圧可能に形成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の表示装置用の固定枠。
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