JP5064602B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子で生成された光を利用して表示動作を行う表示装置に関する。
従来、発光素子としてのLED(発光ダイオード)を光源とする光源ユニットが知られている。そして、このような従来の光源ユニットは、たとえば、表示装置の1つである液晶表示装置に装着されることで、液晶表示パネルを照明するバックライトユニットとして機能している。すなわち、この従来の表示装置としての液晶表示装置の表示動作は、LEDで生成された光を利用して行われることになる。
以下に、LEDを光源とする従来のバックライトユニットの構成について説明する。なお、バックライトユニットには直下型やエッジライト型などが存在するが、以下に説明する従来のバックライトユニットはエッジライト型である。
従来のバックライトユニットは、図24に示すように、液晶表示パネル(図示せず)側に向けて面状の光を出射する導光板101と、その導光板101から出射される光を生成する複数のLED102とを少なくとも備えている。導光板101は、その板厚方向から見て略長方形状となっているとともに、所定の側面からなる光導入面(内部に光を導入するための面)101aと、天面からなる光出射面(内部に導入された光を液晶表示パネル側に向けて面状に出射するための面)101bとを有している。また、複数のLED102は、それぞれの発光面が導光板101の光導入面101aと対向するように、導光板101の光導入面101aに沿って直線状に配置されている。
そして、この従来のバックライトユニットでは、複数のLED102で光が生成されると、複数のLED102で生成された光が導光板101の光導入面101aから導光板101の内部に導入される。その後、導光板101の内部に導入された光が面状光となって導光板101の光出射面101bから出射される。
なお、図示しないが、導光板101の裏面(光出射面101bとは反対側の面)側には反射シートが配置されるとともに、導光板101の光出射面101b側には光学シートが配置される。
ところで、図24に示した従来のバックライトユニットにおいて、LED102で生成された光は放射状に広がりながら進行するため、隣り合うLED102の間の間隔が大きいと、光が届き難い暗領域(図中のハッチングが施されている領域)が導光板101の光導入面101aの近傍に発生し、輝度ムラの原因となってしまう。この不都合を解消する方法としては、導光板101の光導入面101aとLED102との間の距離を大きくしたり、LED102の使用数を増やして隣接するLED102の間の間隔を小さくしたり(図25参照)することが考えられる。しかしながら、これらの方法を採用すると、サイズが大型化したり、コストが増大したりするという不都合が生じる。
そこで、従来では、上記した種々の不都合を解消することが可能なバックライトユニットが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。具体的に説明すると、従来の提案されたバックライトユニットでは、図26に示すように、導光板101の複数の角部のうちの1つの角部側の側面を他の側面に対して傾斜させ、その導光板101の傾斜した側面を光導入面101aとしている。そして、導光板101の光導入面101aが存在する角部側にLED102を配置している。このように構成すると、LED102の使用数を1つにし、導光板101の光導入面101aとLED102との間の距離を小さくしたとしても、暗領域(図中のハッチングが施されている領域)の増大が抑制される。
特開2006−185852号公報
しかしながら、従来の提案されたバックライトユニットでは、導光板101の複数の角部のうちの1つの角部側に光導入面101aを形成し、そこにLED102を配置することで所望の効果を得ているが、LED102が配置される導光板101の1つの角部側に集中する熱を放熱するための対策がなされていない。したがって、従来の提案されたバックライトユニットでは、LED102が自身の発熱によって劣化し易くなり、その結果、LED102の寿命が縮まるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、コストの増大やサイズの大型化を招くことなく輝度ムラの発生を抑制しながら、発光素子の長寿命化を図ることが可能な表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一の局面による表示装置は、複数の角部を持つ導光板と、導光板の複数の角部のうちの少なくとも1つの角部側に配置される発光素子と、導光板上に配置される表示パネルと、導光板が載置される底部と、導光板の周囲の少なくとも一部を囲む第1側部とを有する第1ケース部材と、表示パネル上に配置される上面部と、導光板の周囲の少なくとも一部を囲む第2側部とを有する第2ケース部材とを備えている。そして、第1ケース部材の第1側部のうちの第1部分に発光素子が取り付けられ、第2ケース部材の第2側部のうちの第2部分に対して第1ケース部材の第1側部の第1部分が熱的に接続される。
この一の局面による表示装置では、上記のように、導光板の複数の角部のうちの少なくとも1つの角部側に発光素子を配置することによって、生成光が放射状に広がりながら進行するLEDを発光素子として用いれば、発光素子の使用数を増やしたり、導光板から発光素子を大きく離したりすることなく、導光板の内部の略全域に光を行き渡らせることができる。したがって、コストが増大したり、サイズが大型化したりすることなく、輝度ムラの発生を抑制することができる。
そして、一の局面による表示装置では、上記の構成に加えて、第1ケース部材の第1側部のうちの第1部分に発光素子を取り付け、かつ、第2ケース部材の第2側部のうちの第2部分に対して第1ケース部材の第1側部の第1部分を熱的に接続することによって、第1ケース部材の第1側部の第1部分から第2ケース部材の第2側部の第2部分への熱伝導が向上するので、発光素子の発熱を第1ケース部材の第1側部の第1部分から第2ケース部材の第2側部の第2部分に伝え易くすることができる。これにより、発光素子の発熱が良好に放熱され、発光素子が自身の熱によって劣化するのを抑制することができる。
これらの結果、一の局面による表示装置では、コストの増大やサイズの大型化を招くことなく輝度ムラの発生を抑制しながら、発光素子の長寿命化を図ることが可能となる。
上記一の局面による表示装置において、第1ケース部材の第1側部で囲まれている領域が複数の第1隅部を有しているとともに、第1ケース部材の第1側部の第1部分が第1ケース部材の複数の第1隅部のうちの少なくとも1つをなしていることが好ましい。このように構成すれば、第1ケース部材の複数の第1隅部の位置と導光板の複数の角部の位置とが略一致するように第1ケース部材の底部に導光板を載置することにより、容易に、導光板の複数の角部のうちの少なくとも1つの角部側に発光素子を配置することができる。
また、上記一の局面による表示装置において、第2ケース部材の第2側部で囲まれている領域が複数の第2隅部を有しているとともに、第2ケース部材の第2側部の第2部分が第2ケース部材の複数の第2隅部のうちの少なくとも1つをなしていることが好ましい。このように構成すれば、第1ケース部材の第1側部の第1部分および第2ケース部材の第2側部の第2部分が共に隅部をなすことになるので、第1ケース部材の第1隅部の位置と第2ケース部材の第2隅部の位置とが略一致するように第1ケース部材および第2ケース部材を設置することにより、容易に、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分とを熱的に接続することができる。
上記一の局面による表示装置において、導光板は、天面および裏面と、天面および裏面に繋がる側面とを有しているとともに、複数の角部のうちの発光素子が配置される角部側の側面が他の側面に対して斜めに傾斜するように形成されており、発光素子は、導光板の傾斜した側面と対向するように、第1ケース部材の第1側部の第1部分に取り付けられていることが好ましい。このように構成すれば、容易に、導光板の内部の略全域に光を行き渡らせることができる。
導光板の発光素子が配置される角部側の側面を他の側面に対して斜めに傾斜させた構成において、第1ケース部材の第1側部の第1部分が導光板の傾斜した側面に沿ったテーパ形状となっていることが好ましい。このように構成すれば、第1ケース部材の第1側部の第1部分に発光素子を取り付けることで、容易に、導光板の傾斜した側面に対して発光素子を対向配置することができる。なお、テーパ形状とは、斜めに傾斜した形状のことである。
第1ケース部材の第1側部の第1部分を導光板の傾斜した側面に沿ったテーパ形状とした構成において、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分との間に熱伝導部材が挿入され、その熱伝導部材を介して、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分とが熱的に接続されてもよい。このように構成すれば、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分とを直接接触させることなく、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分とを熱的に接続することができる。
また、第1ケース部材の第1側部の第1部分を導光板の傾斜した側面に沿ったテーパ形状とした構成において、第2ケース部材の第2側部の第2部分が第1ケース部材の第1側部の第1部分の形状を反映したテーパ形状となっていてもよい。このように構成すれば、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分とを平行に向き合わせることができるので、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分とを直接接触させることでそれらを熱的に接続する場合に好適となる。なお、テーパ形状とは、斜めに傾斜した形状のことである。
第2ケース部材の第2側部の第2部分を第1ケース部材の第1側部の第1部分の形状を反映したテーパ形状とした構成において、第2ケース部材の第2側部の第2部分に、第1ケース部材の第1側部の第1部分側に突出する突出部が形成されており、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分に形成された突出部とが熱的に接続されてもよい。このように構成すれば、確実に、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分(突出部)とが直接接触した状態に保持することができる。すなわち、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分との熱的な接続を確実に行うことができる。
また、第2ケース部材の第2側部の第2部分を第1ケース部材の第1側部の第1部分の形状を反映したテーパ形状とした構成において、第2ケース部材の第2側部の第2部分がバネ性を有しているとともに、第2ケース部材の第2側部の第2部分が第1ケース部材の第1側部の第1部分を付勢した状態で保持されてもよい。このように構成すれば、第2ケース部材の第2側部の第2部分が第1ケース部材の第1側部の第1部分から離間し難くなるので、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部の第2部分との熱的な接続をより確実に行うことができる。
この場合、第2ケース部材の第2側部の第2部分が、上面部に繋げられている一方、第2側部の他の部分からは分離されていることが好ましい。このように構成すれば、第2ケース部材の第2側部の第2部分が上面部との境界を支点として変位可能となる。これにより、容易に、第2ケース部材の第2側部の第2部分にバネ性(第1ケース部材の第1側部の第1部分を付勢するような付勢力)を持たせることができる。
また、第2ケース部材の第2側部の第2部分を第1ケース部材の第1側部の第1部分の形状を反映したテーパ形状とした構成において、第2ケース部材の第2側部の第2部分が第1ケース部材の第1側部の第1部分にねじ止めされてもよい。このように構成すれば、容易に、かつ、確実に、第1ケース部材の第1側部の第1部分と第2ケース部材の第2側部とを熱的に接続することができる。
上記一の局面による表示装置において、第1ケース部材および第2ケース部材がそれぞれ金属製であることが好ましい。このように構成すれば、容易に、発光素子の発熱を良好に放熱することができる。
以上のように、本発明によれば、コストの増大やサイズの大型化を招くことなく輝度ムラの発生を抑制しながら、発光素子の長寿命化を図ることが可能な表示装置を容易に得ることができる。
第1実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。 第1実施形態による液晶表示装置に装着されるバックライトユニットの平面図(反射シートおよび光学シートを省略した図)である。 第1実施形態による液晶表示装置に装着されるバックライトユニットの断面図である。 第1実施形態による液晶表示装置のフレームおよびベゼルの構造を説明するための図である。 図4の一部(LEDが位置する側の部分)を拡大した図である。 導光板の内部における光の挙動を説明するための図である。 導光板の内部における光の挙動を説明するための図である。 導光板の内部における光の挙動を説明するための図である。 導光板を大きくすることで輝度ムラの低減を図る場合の図である。 第2実施形態による液晶表示装置のフレームおよびベゼルの構造を説明するための図である。 図10の一部(LEDが位置する側の部分)を拡大した図である。 図10に示したベゼルの隅部側の部分を拡大した斜視図である。 第2実施形態の変形例による液晶表示装置のフレームおよびベゼルの構造を説明するための図(LEDが位置する側の部分を拡大した図)である。 第2実施形態の変形例による液晶表示装置のフレームおよびベゼルの構造を説明するための図(LEDが位置する側の部分を拡大した図)である。 第3実施形態による液晶表示装置のフレームおよびベゼルの構造を説明するための図である。 図15の一部(LEDが位置する側の部分)を拡大した図である。 図15に示したベゼルの隅部側の部分を拡大した斜視図である。 図15に示したベゼルの隅部側の部分を拡大した断面図である。 図18に示したベゼルにフレームが装着されたときの断面図である。 第3実施形態の変形例による液晶表示装置のフレームおよびベゼルの構造を説明するための図(LEDが位置する側の部分を拡大した図)である。 図20に示したベゼルの隅部側の部分を拡大した斜視図である。 本発明の変形例による液晶表示装置のLEDが位置する側の部分を拡大した図である。 本発明の変形例による液晶表示装置のLEDが位置する側の部分を拡大した図である。 従来のバックライトユニットを簡略的に示した図である。 従来のバックライトユニットを簡略的に示した図である。 従来の提案されたバックライトユニットを簡略的に示した図である。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照して、第1実施形態による表示装置の構成について説明する。
第1実施形態による表示装置は液晶表示装置であって、図1に示すように、表示面1aを持つ液晶表示パネル1や、その液晶表示パネル1の裏面(表示面1aとは反対側の面)側に設置されたエッジライト型のバックライトユニット2などを備えている。なお、液晶表示パネル1は、本発明の「表示パネル」の一例である。
第1実施形態の液晶表示パネル1は、液晶層(図示せず)と、その液晶層を挟持する一対のガラス基板11と、一対のガラス基板11の液晶層側とは反対側の面上にそれぞれ配置された2つの偏光板12とを少なくとも含んでいる。なお、図1には、2つの偏光板12のうち、液晶表示パネル1の表示面1a側の偏光板12のみを図示している。また、一対のガラス基板11のうちの一方には、そこに形成された薄膜トランジスタ(図示せず)を駆動するための駆動回路13が接続されている。
また、第1実施形態のバックライトユニット2は、図1〜図3に示すように、導光板21と、LEDモジュール22と、反射シート23と、光学シート24とを少なくとも含んでいる。なお、図2には、図面を見易くするために、反射シート23および光学シート24は図示していない。
導光板21は透光性の板状部材からなっており、その内部に導入した光を面状光に変換して液晶表示パネル1側に向けて出射する機能を持つ。具体的な構造としては、この導光板21は、天面21aと、天面21aとは反対側の面である裏面21bと、天面21aおよび裏面21bに繋がる側面21cとを有している。そして、バックライトユニット2が液晶表示パネル1の裏面側に設置された状態においては、導光板21の天面21aが液晶表示パネル1側に向いている。すなわち、導光板21の天面21aが光出射面(内部に導入された光を液晶表示パネル1側に向けて面状に出射するための面)となっている。
また、導光板21を板厚方向から見ると、導光板21は4つの角部21dを持つ形状(略長方形状)となっているが、その4つの角部21dのうち、一方の長辺側の両端(一対の短辺側のそれぞれの一方端)に位置する2つの角部21d側の側面21cが他の側面21cに対して斜めに傾斜している。そして、第1実施形態では、導光板21の側面21cのうち、傾斜した2つの側面21c(以下、傾斜面21eと言う)を光導入面(内部に光を導入するための面)としている。なお、この導光板21の2つの傾斜面21eのそれぞれは、傾斜角度が約45°となっているとともに、鏡面に仕上げられている。
LEDモジュール22は、発光素子としてのLED25をFPC(フレキシブルプリント配線板)26に実装したものであり、導光板21の内部に導入される光を生成する光源として機能する。すなわち、LEDモジュール22は、LED25の発光面が導光板21の傾斜面21eと対向するように、導光板21の一方の長辺側に設けられている。
なお、第1実施形態では、2つのLED25が用いられており、それが導光板21の傾斜面21eと対向する2つの領域に1つずつ配置されている。また、2つのLED25は同一のFPC26に実装されており、そのFPC26は導光板21の一方の長辺側の側面21c(2つの傾斜面21eを含む)に沿って曲げられている。言い換えると、導光板21の2つの傾斜面21eのそれぞれに対してFPC26の両端部が対向しており、そのFPC26の両端部の間の部分が導光板21の傾斜していない側面(2つの傾斜面21eの間の側面)21cと対向している。そして、FPC26の両端部にLED25が1つずつ実装されている。
また、反射シート23は、導光板21の裏面21b上に配置されており、導光板21の裏面21bの全面を覆っている。このような反射シート23を設けることによって、導光板21の裏面21bが反射面となるので、導光板21の裏面21bからの光漏れが抑制され、光の利用効率が向上する。
光学シート24は、導光板21の天面21a上に配置されており、導光板21の天面21bの全面を覆っている。この光学シート24は、複数枚のシート(拡散シートやプリズムシートなど)を重ね合わせたものであり、導光板21の天面21aから出射される光の拡散や集光を行う。そして、光学シート24で拡散・集光された光によって液晶表示パネル1が照明される。なお、図1および図3には、3枚のシートを重ね合わせた光学シート24が図示されているが、シートの枚数は特に限定されるものではない。
また、図1に示すように、液晶表示パネル1とバックライトユニット2との間には、枠状のプラスチックフレーム3が設置されている。そして、このプラスチックフレーム3の枠部に光学シート24の外縁が押え付けられることによって、反射シート23、導光板21および光学シート24の順番で積層された積層体が保持されている。
また、液晶表示パネル1およびバックライトユニット2は、裏面側のフレーム4と、天面側のベゼル5とによって挟持された状態となっている。なお、フレーム4は、本発明の「第1ケース部材」の一例であり、ベゼル5は、本発明の「第2ケース部材」の一例である。
フレーム4は金属製であり、アルミニウムや鉄などからなる板材を加工することにより得ている。このフレーム4は、底部4aと、その底部4aの外周に立設された側部4bとを有しており、側部4bで囲まれた領域が4つの隅部4cを持つ略長方形状となるように形成されている。そして、フレーム4の底部4a上の側部4bで囲まれた領域を収納領域としている。なお、フレーム4の側部4bは、本発明の「第1側部」の一例であり、隅部4cは、本発明の「第1隅部」の一例である。
収納領域にはバックライトユニット2の構成部材(21〜24)が収納されており、そのうち、反射シート23、導光板21および光学シート24についてはこの順番でフレーム4の底部4a上に積層されている。なお、この状態において、導光板21の裏面21b(図3参照)はフレーム4の底部4a側に向き、導光板21の2つの傾斜面21eを含む側面21c(図2参照)はフレーム4の側部4b側に向いている。さらに、導光板21およびフレーム4のそれぞれの長辺(短辺)が互いに平行となっており、導光板21の4つの角部21dの位置とフレーム4の4つの隅部4cの位置とが略一致している。
また、図1および図4に示すように、フレーム4の4つの隅部4cのうちの2つの隅部4c側に導光板21の傾斜面21eが1つずつ配置された状態となっているが、その2つの隅部4cのそれぞれをなすフレーム4の側部4bの2つの部分(第1部分)4dは、導光板21の対応する傾斜面21eに沿った内側面を持つテーパ形状に形成されている。言い換えると、導光板21の一方の長辺側の側面21c(2つの傾斜面21eを含む)に沿うように、フレーム4の一方の長辺側の側部4a(2つの部分4dを含む)が曲げられている。そして、フレーム4の一方の長辺側の側部4bの内側面側にLEDモジュール22が取り付けられており、これによって、フレーム4の側部4bの2つの部分4dにLED25が1つずつ配置され、かつ、その2つのLED25のそれぞれの発光面が導光板21の対応する傾斜面21eと対向した状態となっている。なお、フレーム4の他の2つの隅部4cのそれぞれは、略直角形状に形成されている。
フレーム4と共に液晶表示パネル1およびバックライトユニット2を挟持するベゼル5は、ステンレスや鉄などからなる板材を加工することで得られるものであり、額縁状の上面部5aと、その上面部5aの外周に立設された側部5bとを有している。また、このベゼル5の側部5bで囲まれた領域は4つの隅部5cを持つ略長方形状となっており、そのベゼル5の4つの隅部5cのそれぞれは直角形状に形成されている。なお、ベゼル5の側部5bは、本発明の「第2側部」の一例であり、隅部5cは、本発明の「第2隅部」の一例である。
そして、フレーム4と共に液晶表示パネル1およびバックライトユニット2を挟持した状態においては、ベゼル5の上面部5aが液晶表示パネル1の表示面1aの外縁を覆っている。また、ベゼル5の側部5bはフレーム4の側部4bの外側面側に配置され、これによってフレーム4の側部4bと重畳している。さらに、ベゼル5およびフレーム4のそれぞれの長辺(短辺)が互いに平行となっており、ベゼル5の4つの隅部5cの位置とフレーム4の4つの隅部4cの位置とが略一致している。
ここで、第1実施形態では、LED25が位置するフレーム4の2つの隅部4c(ベゼル5の2つの隅部5c)側をそれぞれ見ると、ベゼル5の側部5bのうち、隅部5cをなす部分(第2部分)5dに対してフレーム4の側部4bの部分(LED25が取り付けられている部分)4dが熱的に接続されている。
詳細に説明すると、図4および図5に示すように、LED25が位置するフレーム4の2つの隅部4c(ベゼル5の2つの隅部5c)側をそれぞれ見ると、フレーム4の側部4bの部分4dがテーパ形状に形成されているため、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル5の側部5bの部分5dとの間に三角形状の間隙が設けられた状態となっている。そこで、第1実施形態では、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル5の側部5bの部分5dとの間の三角形状の間隙に熱伝導部材6を埋め込み、フレーム4の側部4bの部分4dおよびベゼル5の側部5bの部分5dのそれぞれに熱伝導部材6を接触させている。すなわち、熱伝導部材6を介して、フレーム4の側部4bの部分4dの外側面とベゼル5の側部5bの内側面とが熱的に接続されていることになる。
なお、この熱伝導部材6の構成材料としては、シリコンゴムなどからなる樹脂系の放熱シートが考えられる。また、熱伝導部材6の固定方法としては、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル5の側部5bの部分5dとの間の三角形状の間隙に単に挿入するだけでもよいが、ベゼル5の側部5bの部分5dの内側面に両面テープなどで接着するのがより好ましい。
第1実施形態では、上記のように、フレーム4の側部4bのうち、所定の隅部(導光板21の傾斜面21eが配置される隅部)をなす部分4dの内側面側にLED25を取り付け、かつ、フレーム4の側部4bの部分4dの外側面をベゼル5の側部5bの内側面に対して熱的に接続することによって、フレーム4の側部4bの部分4dからベゼル5の側部5dへの熱伝導が向上するので、LED25の発熱をフレーム4の側部4bの部分4dからベゼル5の側部5bに伝え易くすることができる。これにより、LED25の発熱が良好に放熱され、LED25が自身の熱によって劣化するのを抑制することができる。
さらに、それに加えて、導光板21の4つの角部21dのうちの2つの角部21d側の側面21cを傾斜させ、その導光板21の2つの傾斜面21eのそれぞれに対して1つずつLED25を対向配置することによって、一方のLED25からの光は導光板21の内部において図6のように広がり、他方のLED25からの光は導光板21の内部において図7のように広がることになる。このため、図8に示すように、導光板21の内部の略全域に光が行き渡り、光が届き難い領域である暗領域が従来よりもさらに少なくなる。これにより、輝度ムラがより低減された面状光をバックライトユニット2から出射させることができる。なお、図6〜図8において、ハッチングの施された領域が暗領域であり、それ以外の領域が光の行き渡る領域である。
これらの結果、第1実施形態では、コストの増大やサイズの大型化を招くことなく輝度ムラの発生を抑制しながら、LED25の長寿命化を図ることが可能となる。
ところで、導光板の4つの角部のうちの1つの角部側にのみLEDを配置することで輝度ムラのさらなる低減を図る場合には、図9に示すような形状の導光板121を作製する必要がある。すなわち、LED125からの光は導光板121の内部において±42°程度にしか広がらないため、有効発光エリア(破線で囲まれた領域)の略全域にLED125からの光を行き渡らせるためには、導光板121の光導入面121eを有効発光エリアから大きく離す必要がある。このため、輝度ムラのさらなる低減を図ることができたとしても、サイズの大型化を招いてしまう。
また、第1実施形態では、上記のように、フレーム4の側部4bのうちの所定の隅部4cをなす部分4dを、LED25が取り付けられる取付部とすることによって、フレーム4の4つの隅部4cの位置と導光板21の4つの角部21dの位置とが略一致するようにフレーム4の底部4aに導光板21を載置することにより、容易に、導光板21の傾斜面21eと対向するようにLED25を配置することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベゼル5の側部5bのうちの所定の隅部(LED25が位置する隅部)5cをなす部分5dを、フレーム4の側部4bの部分(LED25が取り付けられる部分)4dとの熱的な接続箇所とすることによって、フレーム4の側部4bの部分4dおよびベゼル5の側部5bの部分5dが共に隅部をなしているので、フレーム4の隅部4cの位置とベゼル5の隅部5cの位置とが略一致するようにフレーム4およびベゼル5を設置することにより、容易に、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル5の側部5bの部分5dとを熱的に接続することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、フレーム4の側部4bの部分4dを導光板21の傾斜面21eに沿った内側面を持つテーパ形状とすることによって、フレーム4の側部4bの部分4dの内側面側にLED25を取り付けることにより、容易に、導光板21傾斜面21eに対してLED25を対向配置することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル5の側部5bの部分5dとの間に熱伝導部材6を挿入することによって、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル5の側部5bの部分5dとを直接接触させなかったとしても、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル5の側部5bの部分5dとを熱的に接続することができる。
(第2実施形態)
以下に、図10〜図12を参照して、第2実施形態による表示装置の構成について説明する。
第2実施形態による表示装置(液晶表示装置)では、図10〜図12に示すような金属製のベゼル(第2ケース部材)35が用いられているが、そのようなベゼル35を用いていること以外は上記第1実施形態と同様の構成となっている。
このベゼル35は、上記第1実施形態のベゼル5と同様、額縁状の上面部35aと、上面部35aの外周に立設された側部(第2側部)35bとを有しており、側部35bで囲まれた領域が4つの隅部(第2隅部)35cを持つ略長方形状となるように形成されている。そして、フレーム4と共に液晶表示パネル1およびバックライトユニット2を挟持した状態において、ベゼル35およびフレーム4のそれぞれの長辺(短辺)が互いに平行となっており、ベゼル35の4つの隅部35cの位置とフレーム4の4つの隅部4cの位置とが略一致している。また、ベゼル35の側部35bがフレーム4の側部4bの外側面側に位置している。
ここで、第2実施形態では、ベゼル35の4つの隅部35cのうちの2つの隅部35c側に導光板21の傾斜面21eが1つずつ位置した状態となっているが、その2つの隅部35cのそれぞれをなすベゼル35の側部35bの2つの部分35dがテーパ形状(導光板21の傾斜面21eに沿った形状)に形成されている。すなわち、LED25が位置するフレーム4の2つの隅部4c(ベゼル35の2つの隅部35c)側をそれぞれ見ると、フレーム4の側部4bの部分4dおよびベゼル35の側部35bの部分35dが共にテーパ形状となっており、ベゼル35の側部35bの部分35dの形状がフレーム4の側部4bの部分4dの形状を反映したものとなっている。なお、ベゼル35の他の2つの隅部35cのそれぞれは、略直角形状に形成されている。
また、第2実施形態では、LED25が位置するフレーム4の2つの隅部4c(ベゼル35の2つの隅部35c)側をそれぞれ見ると、フレーム4の側部4bの部分4d側に突出する円形状の突出部35eがベゼル35の側部35bの部分35dに形成されている。なお、ベゼル35の側部35bの部分35dに形成された突出部35eは、たとえば、ベゼル35を構成する金属製の板材に対して絞り加工を施すことによって得られる。
そして、第2実施形態では、LED25が位置するフレーム4の2つの隅部4c(ベゼル35の2つの隅部35c)側のそれぞれにおいて、ベゼル35の側部35bの部分35dに形成された突出部35eがフレーム4の側部4bの部分4dの外側面に熱的に直接接触することで、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル35の側部35bの部分35d(突出部35e)とが熱的に接続されている。
第2実施形態では、上記のように構成することによって、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
また、第2実施形態では、上記のように、ベゼル35の側部35bの部分35dをフレーム4の側部4bの部分4dの形状を反映したテーパ形状に形成することによって、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル35の側部35bの部分35dとが平行に向き合うことになるので、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル35の側部35bの部分35dとを直接接触させることでそれらを熱的に接続する場合に好適となる。
さらに、第2実施形態では、上記のように、ベゼル35の側部35bの部分35dに、フレーム4の側部4bの部分4d側に突出する突出部35eを形成することによって、確実に、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル35の側部35bの部分35d(突出部35e)とが直接接触した状態に保持することができる。すなわち、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル35の側部35bの部分35dとの熱的な接続を確実に行うことができる。
なお、第2実施形態の構成において、ベゼル35の側部35bの部分35dに形成する突出部35eの形状は特に限定されるものではなく、たとえば、図示しないが、直線形状の突出部をベゼル35の側部35bの部分35dに形成してもよい。
また、第2実施形態の構成において、図13に示すように、ベゼル35の側部35bの部分35dに突出部を形成せず、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル35の側部35bの部分35dとの間に熱伝導部材36を挿入してもよい。
また、第2実施形態の構成において、図14に示すように、ベゼル35の側部35bの部分35dに突出部を形成せず、フレーム4の側部4bの部分4dに対してベゼル35の側部35bの部分35dをねじ37で固定し、それによってフレーム4の側部4bの部分4dとベゼル35の側部35bの部分35dとを強制的に密着させるようにしてもよい。この場合には、容易に、かつ、確実に、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル35の側部35bの部分35dとを熱的に接続することができる。
(第3実施形態)
以下に、図15〜図19を参照して、第3実施形態による表示装置の構成について説明する。
第3実施形態による表示装置(液晶表示装置)では、図15〜図17に示すような金属製のベゼル(第2ケース部材)45が用いられているが、そのようなベゼル45を用いていること以外は上記第1実施形態と同様の構成となっている。
このベゼル45は、上記第1実施形態のベゼル5と同様、額縁状の上面部45aと、上面部45aの外周に立設された側部(第2側部)45bとを有しており、側部45bで囲まれた領域が4つの隅部(第2隅部)45cを持つ略長方形状となるように形成されている。そして、フレーム4と共に液晶表示パネル1およびバックライトユニット2を挟持した状態において、ベゼル45およびフレーム4のそれぞれの長辺(短辺)が互いに平行となっており、ベゼル45の4つの隅部45cの位置とフレーム4の4つの隅部4cの位置とが略一致している。また、ベゼル45の側部45bがフレーム4の側部4bの外側面側に位置している。
ここで、第3実施形態では、ベゼル45の4つの隅部45cのうちの2つの隅部45c側に導光板21の傾斜面21eが1つずつ位置した状態となっているが、その2つの隅部45cのそれぞれをなすベゼル45の側部45bの2つの部分45dがテーパ形状(導光板21の傾斜面21eに沿った形状)に形成されている。すなわち、LED25が位置するフレーム4の2つの隅部4c(ベゼル45の2つの隅部45c)側をそれぞれ見ると、フレーム4の側部4bの部分4dおよびベゼル45の側部45bの部分45dが共にテーパ形状となっており、ベゼル45の側部45bの部分45dの形状がフレーム4の側部4bの部分4dの形状を反映したものとなっている。なお、ベゼル45の他の2つの隅部45cのそれぞれは、略直角形状に形成されている。
さらに、第3実施形態では、LED25が位置するフレーム4の2つの隅部4c(ベゼル45の2つの隅部45c)側をそれぞれ見ると、ベゼル45の側部45bの部分45dが、上面部45aに繋げられている一方、側部45bの他の部分(部分45d以外の部分)からは分離されている。すなわち、ベゼル45の側部45bの部分45dと他の部分との間にスリット45fが形成されており、このために、ベゼル45の側部45bの部分45dが上面部45aとの境界を支点として変位可能となっている。
そして、第3実施形態では、図18および図19に示すように、LED25が位置するフレーム4の2つの隅部4c(ベゼル45の2つの隅部45c)側のそれぞれにおいて、ベゼル45の側部45bの部分45dをX方向(内側)に予め傾けておき、ベゼル45を取り付ける際に側部45bの部分45dを弾性変形させることによって、ベゼル45の側部45bをフレーム4の側部4bの外側面側に配置している。これにより、ベゼル45の側部45bの部分45dがフレーム4の側部4bの部分4dを付勢(押圧)した状態で保持され、結果として、ベゼル45の側部45bの部分45dがフレーム4の側部4bの部分4dに熱的に直接接続される。
第3実施形態では、上記のように構成することによって、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
また、第3実施形態では、上記のように、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル45の側部45bの部分45dとを向き合わせるとともに、ベゼル45の側部45bの部分45dがフレーム4の側部4bの部分4dを付勢した状態で保持することによって、ベゼル45の側部45bの部分45dがフレーム4の側部4bの部分4dから離間し難くなるので、フレーム4の側部4bの部分4dとベゼル45の側部45bの部分45dとの熱的な接続をより確実に行うことができる。
この場合、ベゼル45の側部45bの部分45dを、上面部45aに繋げる一方、側部45bの他の部分(部分45d以外の部分)からは分離させることによって、ベゼル45の側部45bの部分45dが上面部45aとの境界を支点として変位可能となるので、容易に、ベゼル45の側部45bの部分45dにバネ性(フレーム4の側部4bの部分4dを付勢するような付勢力)を持たせることができる。
なお、第3実施形態の構成において、図示しないが、ベゼル45の側部45bの部分45dが内側に寄るような設計をしてもよい。
また、第3実施形態の構成において、図20および図21に示すように、ベゼル45の側部45bの部分45dに突出部45eを形成するとともに、そのベゼル45の側部45bの部分45dに形成した突出部45eをフレーム4の側部4bの部分4dの外側面に直接接触させてもよい。すなわち、第3実施形態の構成と第2実施形態の構成とを組み合わせてもよい。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、導光板の4つの角部のうちの2つの角部側のそれぞれにLEDを配置するようにしたが、本発明はこれに限らず、導光板の4つの角部のうちの3つ以上の角部側のそれぞれにLEDを配置してもよい。すなわち、導光板の4つの角部のうちの3つ以上の角部側の側面を傾斜面とし、その導光板の3つ以上の傾斜面のそれぞれを光導入面として機能させてもよい。このように構成すれば、暗領域がより少なくなり、輝度ムラの発生のさらなる低減を図ることができる。また、導光板の4つの角部のうちの1つの角部側にのみLEDを配置してもよい。
また、上記実施形態では、導光板の1つの傾斜面(光導入面)に対して1つのLEDを対向配置するようにしたが、本発明はこれに限らず、導光板の1つの傾斜面に対して複数個のLEDを対向配置してもよい。たとえば、上記第3実施形態の構成を例にとって説明すると、図22に示すように、導光板21の1つの傾斜面(光導入面)21eに対して2つのLED25を対向配置してもよい。
また、上記実施形態では、導光板の1つの角部側に対して1つの傾斜面(光導入面)を形成したが、本発明はこれに限らず、導光板の1つの角部側に対して傾斜角度が互いに異なる複数の傾斜面を形成し、その複数の傾斜面のそれぞれに対してLEDを対向配置してもよい。すなわち、導光板の光導入面を多面構造としてもよい。たとえば、上記第3実施形態の構成を例にとって説明すると、図23に示すように、導光板21の1つの角部21d側に対して3つの傾斜面(光導入面)21eを形成し、その3つの傾斜面21eのそれぞれに対してLED25を1つずつ対向配置してもよい。なお、この場合には、フレーム4の側部4bの部分4dを導光板21の3つの傾斜面21eに沿った形状に形成し、ベゼル45の側部45bの部分45dをフレーム4の側部4bの部分4dに沿った形状に形成するのが好ましい。
1 液晶表示パネル(表示パネル)
1a 表示面
2 バックライトユニット
4 フレーム(第1ケース部材)
4a 底部
4b 側部(第1側部)
4c 隅部(第1隅部)
4d 部分(第1部分)
5、35、45 ベゼル(第2ケース部材)
5a、35a、45a 上面部
5b、35b、45b 側部(第1側部)
5c、35c、45c 隅部(第2隅部)
5d、35d、45d 部分(第2部分)
6、36 熱伝導部材
21 導光板
21a 天面
21b 裏面
21c 側面
21d 角部
21e 傾斜面
25 LED(発光素子)
35e、45e 突出部
37 ねじ
45f スリット

Claims (10)

  1. 複数の角部を持つ導光板と、
    前記導光板の複数の角部のうちの少なくとも1つの角部側に配置される発光素子と、
    前記導光板上に配置される表示パネルと、
    前記導光板が載置される底部と、前記導光板の周囲の少なくとも一部を囲む第1側部とを有する第1ケース部材と、
    前記表示パネル上に配置される上面部と、前記導光板の周囲の少なくとも一部を囲む第2側部とを有する第2ケース部材とを備え、
    前記導光板は、天面および裏面と、前記天面および前記裏面に繋がる側面とを有しているとともに、前記複数の角部のうちの前記発光素子が配置される角部側の側面が他の側面に対して斜めに傾斜するように形成されており、
    前記発光素子は、前記導光板の傾斜した側面と対向するように、前記第1ケース部材の第1側部のうちの第1部分に取り付けられ、
    前記第2ケース部材の第2側部には、前記第1ケース部材の第1側部の第1部分が熱的に接続される部分(第2部分とする)が存在し、
    前記導光板の傾斜した側面の法線方向において、前記第1ケース部材の第1側部の第1部分と前記第2ケース部材の第2側部の第2部分とが重畳し
    前記第1ケース部材の第1側部の第1部分が前記導光板の傾斜した側面に沿ったテーパ形状となっていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1ケース部材の第1側部で囲まれている領域が複数の第1隅部を有しているとともに、前記第1ケース部材の第1側部の第1部分が前記第1ケース部材の複数の第1隅部のうちの少なくとも1つをなしていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2ケース部材の第2側部で囲まれている領域が複数の第2隅部を有しているとともに、前記第2ケース部材の第2側部の第2部分が前記第2ケース部材の複数の第2隅部のうちの少なくとも1つをなしていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1ケース部材の第1側部の第1部分と前記第2ケース部材の第2側部の第2部分との間に熱伝導部材が挿入され、
    前記熱伝導部材を介して、前記第1ケース部材の第1側部の第1部分と前記第2ケース部材の第2側部の第2部分とが熱的に接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記第2ケース部材の第2側部の第2部分が前記第1ケース部材の第1側部の第1部分の形状を反映したテーパ形状となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記第2ケース部材の第2側部の第2部分に、前記第1ケース部材の第1側部の第1部分側に突出する突出部が形成されており、
    前記第1ケース部材の第1側部の第1部分と前記第2ケース部材の第2側部の第2部分に形成された突出部とが熱的に接続されることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  7. 前記第2ケース部材の第2側部の第2部分がバネ性を有しているとともに、前記第2ケース部材の第2側部の第2部分が前記第1ケース部材の第1側部の第1部分を付勢した状態で保持されることを特徴とする請求項またはに記載の表示装置。
  8. 前記第2ケース部材の第2側部の第2部分が、前記上面部に繋げられている一方、前記第2側部の他の部分からは分離されていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  9. 前記第2ケース部材の第2側部の第2部分が前記第1ケース部材の第1側部の第1部分にねじ止めされることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  10. 前記第1ケース部材および前記第2ケース部材がそれぞれ金属製であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の表示装置。
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