JP6291489B2 - エアレスタイヤ、及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スポークとトレッドリングとの間、及び/又はスポークとハブとの間の接合強度を高めて耐久性を向上させたエアレスタイヤ、及びその製造方法に関する。
従来のエアレスタイヤとして、中実ゴム構造のソリッドタイヤが主として産業車両用などに使用されている。しかし中実ゴム構造のタイヤは、質量が大でありかつ衝撃吸収性に劣る。そのため、乗り心地性能が重視される乗用車用には採用されていなかった。
このようなエアレスタイヤの乗り心地性能を改善し、乗用車用にも適用可能にするため、トレッドリングとハブとの間を、放射状に配列するスポークによって連結させた構造(以下「スポーク構造」という場合がある。)のものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして前記特許文献1には、前記トレッドリングとスポーク、及びスポークとハブとの間を接着によって接合させることも提案されている。この場合、接着剤の適正な選択により十分な接合強度を確保することが可能であり、タイヤとして使用されるような負荷(上下荷重、前後力、横力など)に対して必要な抗力を発揮することができる。
しかし、前記エアレスタイヤを実際の車輌に装着して走行を重ねた場合、路面にある砂や石等がタイヤに衝突したり、駐車時に縁石に接触したりする現象が発生する。このような衝突や接触は、スポーク自体、トレッドリング自体、ハブ自体に当たる場合には特に問題ない。しかし、まれにスポークとトレッドリングとの間の接合部、及び/又はスポークとハブとの間の接合部に衝突し、接着層の外端部を損傷させる。この損傷が発生すると、損傷部の隙間内に砂や小石等が侵入して損傷が徐々に成長する。そして、スポークとトレッドリングとの間、及び/又はスポークとハブとの間の剥離を誘発させ、タイヤの耐久性を低下させる。
この剥離の予防策として、少なくとも、スポークとトレッドリングとの間の接合強度自体、及び/又はスポークとハブとの間の接合強度自体をより高めて、損傷の成長を抑制することが必要である。
特開2008−260514号公報
発明は、スポークとトレッドリングとの間、及び/又はスポークとハブとの間の接着性を高めることができ、スポークとトレッドリングとの間、及び/又はスポークとハブとの間の剥離を抑えて耐久性を向上しうるエアレスタイヤ、及びその製造方法を提供することを課題としている。
本願の第1発明は、接地面を有する円筒状のトレッドリング、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブ、及び前記トレッドリングとハブとを連結するスポークを具えるエアレスタイヤであって、
前記スポークは、高分子材料による注型成形体から形成され、かつ
前記トレッドリングの内周面に、接着剤からなる第1の接着層を介して外周面が接合される外側環状部、
前記ハブの外周面に、接着剤からなる第2の接着層を介して内周面が接合される内側環状部、
及び外側環状部と内側環状部とを連結するスポーク部を一体に具えるとともに、
前記トレッドリングの内周面及び/又は前記ハブの外周面は、表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面からなることを特徴としている。
本願の第2発明は、第1発明のエアレスタイヤの製造方法であって、
前記トレッドリングの内周面に、接着剤を塗布して第1の接着層を形成する第1の接着剤塗布工程、
前記ハブの外周面に、接着剤を塗布して第2の接着層を形成する第2の接着剤塗布工程、
及び、接着剤が塗布された前記トレッドリングとハブとを注型金型内に装着し、この注型金型内かつトレッドリングとハブとの間に前記スポークに相当する空間部を形成するとともに、該空間部内に前記高分子材料の原料液を充填してスポークをトレッドリングおよびハブと一体に注型成形する成形工程を具えるとともに、
前記第1の接着剤塗布工程及び/又は第2の接着剤塗布工程に先駆けて、前記トレッドリングの内周面及び/又は前記ハブの外周面に粗面処理を行い、前記内周面及び/又は外周面を表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面とする粗面処理工程を行うことを特徴としている。
前記「表面粗さRa(算術平均粗さ)」は、JIS B0601の4.21項に準拠した値であり、「表面粗さRz(十点平均粗さ)」は、JIS B0601の付属書JA.1に準拠した値である。
本発明は叙上の如く、トレッドリングとスポークとの間が第1の接着層を介して接合され、かつスポークとハブとの間が第2の接着層を介して接合されたエアレスタイヤにおいて、第1の接着層が塗布されるトレッドリングの内周面、及び/又は第2の接着層が塗布されるハブの外周面を、表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面としている。
このように、トレッドリングの内周面及び/又はハブの外周面を粗面とすることで、接着剤との接触面積を増加させうる。又粗面の凹凸内に接着剤が入り込んで絡み合うことで接合強度を高めることができる。その結果、走行中の砂や石等の衝突、縁石との接触等によって接着層の外端に損傷が発生した場合にも、前記損傷の成長を抑制でき、スポークとトレッドリングとの間、及び/又はスポークとハブとの間の剥離を抑えてタイヤの耐久性を向上させることが可能となる。
表面粗さRa又はRzが前記範囲を下回ると、接合強度の向上効果が不十分となってタイヤの耐久性を十分向上させることができなくなる。又トレッドリングの内周面が粗面の場合には、表面粗さRa又はRzが前記範囲を超えると、スポークの外側環状部の外周面側に、ゴムである粗面の凸部分が混ざり込み、外側環状部の外周面の強度が下がって、タイヤの耐久性を低下させる恐れを招く。又ハブの外周面が粗面の場合には、表面粗さRa又はRzが前記範囲を超えると、ハブ自体の強度が下がり、使用中にハブ自体が損傷する恐れを招く。
第1発明のエアレスタイヤの一実施例を示す斜視図である。 その子午断面図である。 トレッドリングとスポークとハブとの接合部分を誇張して示す断面図である。 (A)〜(D)はスポーク部が、スポーク板列からなる場合におけるスポーク板の配列状態を、平面に展開して示す概念図である。 (A)〜(D)はスポーク部が、周方向に連続してのびるスポーク板からなる場合におけるスポーク板の状態を、平面に展開して示す概念図である。 (A)、(B)は第1の被覆手段の他の例を示す部分断面図である。 (A)、(B)は第2の被覆手段の他の例を示す部分断面図である。 (A)、(B)は第2発明のエアレスタイヤの製造方法における成形工程を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1、2に示されるように、第1発明のエアレスタイヤ1は、接地面Sを有する円筒状のトレッドリング2、前記トレッドリング2の半径方向内側に配されかつ車軸Jに固定されるハブ3、及び前記トレッドリング2とハブ3とを連結するスポーク4を具える。本例では、前記エアレスタイヤ1が乗用車用タイヤとして形成される場合が示される。
前記トレッドリング2は、空気入りタイヤにおけるトレッド部に相当する部位であり、トレッドゴム部2Aと、その内部に埋設される補強コード層2Bとを具える。
トレッドゴム部2Aとしては、接地に対する摩擦力、耐摩耗性に優れるゴム組成物が好適に採用しうる。又トレッドリング2の外周面である接地面Sには、ウエット性能を付与するために、トレッド溝(図示しない)が種々なパターン形状にて形成される。
前記補強コード層2Bとして、本例では、ベルト層5と、その半径方向外側又は内側に重置されるバンド層6とから形成される場合が示される。しかしベルト層5のみ、或いはバンド層6のみによって形成することもできる。前記ベルト層5は、タイヤコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜45度の角度で配列した1枚以上、本例では2枚のベルトプライ5A、5Bから形成される。各タイヤコードが、プライ間相互で交差することにより、トレッドリング2の剛性が高められる。バンド層6は、タイヤコードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回した1枚以上、本例では1枚のバンドプライから形成される。
ベルト層5のタイヤコード、及びバンド層6のタイヤコードとしては、それぞれスチールコード及び有機繊維コードが適宜使用できる。又有機繊維コードの場合、強度及び弾性率が高いアラミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の高モジュラス繊維が好適に採用しうる。
このようなトレッドリング2は、生のトレッドリングを形成する工程と、この生のトレッドリングを加硫金型内で加硫成形する工程とにより形成される。前記生のトレッドリングを形成する工程では、円筒状のドラム上で、ベルト層5形成用のシート状部材、バンド層6形成用のシート状部材、及びトレッドゴム部2A形成用のシート状部材が順次周方向に巻回され、これにより生のトレッドリングが形成される。しかる後、この生のトレッドリングが加硫金型内で加硫成形されることにより、前記トレッドリング2が形成される。
前記ハブ3は、タイヤホイールに相当するもので、本例では、車軸Jに固定される円盤状のディスク部3Aと、このディスク部3Aの半径方向外端部に一体に形成される円筒状のスポーク取付け部3Bとを具える。前記ディスク部3Aの中央には、ハブ孔3A1が形成される。このハブ孔3A1には、車軸Jの前端部Jaが挿入される。又ハブ孔3A1の周囲には、複数のボルト挿通孔3A2が設けられる。このボルト挿通孔3A2には、車軸側に配されるボルト部Jbが挿入されかつナットにより固定される。このようなハブ3としては、従来のタイヤホイールと同様、例えば、スチール、アルミ合金、マグネシウム合金等の金属材料によって形成されるのが好ましい。
前記スポーク4は、高分子材料による注型成形体から形成される。前記スポーク4は、外側環状部4Aと、内側環状部4Bと、スポーク部4Cとを一体に具える。高分子材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂が採用しうる。安全性の観点から、例えばエポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、ポリイミド系樹脂、メラミン系樹脂などの熱硬化性樹脂が好適である。特にウレタン系樹脂は、弾性特性に優れるためより好適に採用しうる。
図3に示されるように、前記外側環状部4Aは、車軸Jと同心な円筒状体である。この外側環状部4Aの外周面4ASは、前記トレッドリング2の内周面2Sに、接着剤からなる第1の接着層21を介して接合される。前記内側環状部4Bは、外側環状部4Aの半径方向内側に同心に配される円筒状体である。この内側環状部4Bの内周面4BSは、前記ハブ3の外周面3Sに、接着剤からなる第2の接着層22を介して接合される。前記スポーク部4Cは、前記外側環状部4Aと内側環状部4Bとを一体に連結する。
図1に示されるように、本例のスポーク部4Cは、周方向にのびる1列以上のスポーク板列10Rから形成される。このスポーク板列10Rは、前記外側環状部4Aと内側環状部4Bとの間を継ぐフィン状の複数のスポーク板10が周方向に配列することによって形成される。
特に本例では、前記スポーク板列10Rとして、図4(A)に示されるように、タイヤ軸方向に対して角度θで傾斜するスポーク板10を互いに平行に配列させた場合が示される。しかしスポーク板列10Rとしては、図4(B)に示されるように、タイヤ軸方向に対して一方側に角度θで傾斜する第1のスポーク板10aと、他方側に角度θで傾斜する第2のスポーク板10bとを、周方向に交互に配列させたものでも良い。又図4(C)に示されるように、第1のスポーク板10aを互いに平行に配列させた第1のスポーク板列10Raと、第2のスポーク板10bを互いに平行に配列させた第2のスポーク板列10Rbとの2列によって形成することもできる。このように、スポーク板10が角度θで傾斜する場合、1枚のスポーク板10の接地時間が長くなるため、タイヤの振動性能を向上させることができる。なお前記角度θは、特に規制されないが例えば30〜60度が好ましい。図4(D)に示されるように、タイヤ軸方向に対して傾斜しない(角度θ≒0度)スポーク板10によってスポーク板列10Rを形成することもできる。
又図5(A)〜(D)に示されるように、前記スポーク部4Cとして、周方向に連続してのびる周方向のスポーク板12を具えるものでも良い。図5(A)、(B)において、周方向のスポーク板12は、周方向に直線状にのびる。又図5(C)、(D)において、周方向のスポーク板12は、周方向にジグザグにのびる。又図5(D)に代表して示されるように、スポーク部4Cが周方向のスポーク板12を具える場合、剛性を高めるために、スポーク板12の側面からタイヤ軸方向外側にのびる側板部12eを設けることもできる。特に周方向のスポーク板12がジグザグ状をなす場合、前記側板部12eをジグザグのコーナ部に設けるのが好ましい。
そして、前記図3に誇張して示されるように、第1の接着層21が配されるトレッドリング2の内周面2S、及び/又は第2の接着層22が配されるハブ3の外周面3Sを、粗面23により形成している。本例では、トレッドリング2の内周面2Sと、ハブ3の外周面3Sとの双方を、粗面23により形成している。しかし、何れか一方のみを粗面23とすることもできる。前記粗面23は、その表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの範囲である。
このように、トレッドリング2の内周面2S、及び/又はハブ3の外周面3Sを粗面23とすることで、接着剤との接触面積を増加させうる。又粗面23の凹凸内に接着剤が入り込んで絡み合うことで、前記接触面積の増加と相俟って、接合強度を高めることができる。
その結果、前記内周面2Sを粗面23としたときには、走行中の砂や石等の衝突、縁石との接触等によって第1の接着層21の外端に損傷が発生した場合にも、前記損傷の成長を抑制でき、スポーク4とトレッドリング2との間の剥離を抑えることが可能となる。又前記外周面3Sを粗面23としたときには、第2の接着層22の外端に損傷が発生した場合にも、前記損傷の成長を抑制でき、スポーク4とハブ3との間の剥離を抑えることが可能となる。
なお表面粗さRa又はRzが前記範囲を下回ると、接合強度の向上効果が不十分となってタイヤの耐久性を十分向上させることができなくなる。逆に、表面粗さRa又はRzが前記範囲を越える場合、前記内周面2Sが粗面23のときには、外側環状部4Aの外周面側に、ゴムである粗面23の凸部分が混ざり込み、外側環状部4Aの外周面の強度が下がって、タイヤの耐久性を低下させる恐れを招く。又外周面3Sが粗面23のときには、ハブ自体の強度が下がり、使用中にハブ自体が損傷する恐れを招く。前記粗面23としては、表面粗さRa(算術平均粗さ)及び表面粗さRz(十点平均粗さ)の双方が、それぞれの範囲に入ることがより好ましい。
又、走行中の砂や石等の衝突、縁石との接触等に起因する耐久性の低下をさらに抑制するために、本例のエアレスタイヤ1には、第1の被覆手段24A、及び/又は第2の被覆手段24Bが配される。前記第1の被覆手段24Aは、第1の接着層21の車両装着方向の外端部21Eを被覆保護する。又前記第2の被覆手段24Bは、第2の接着層22の車両装着方向の外端部22Eを被覆保護する。本例では、第1、第2の被覆手段24A、24Bの双方が配される場合が示される。しかし何れか一方のみが配されても良い。なお車両装着方向の外側とは、タイヤを車両に装着したときに車両外側を向く向きを意味する。
この第1、第2の被覆手段24A、24Bにより、外端部21E、22Eにおける損傷の発生自体を低減しうる。又もし損傷が発生した場合にも、内部に砂や石等が侵入して損傷が成長するのを抑えることができ、耐久性を向上しうる。ここで、車両装着方向の外側を被覆する理由は、走行中の砂や石の衝突、及び縁石との接触が、主に車両装着方向外側で発生するからである。
本例では、図3に示されるように、前記第1、第2の被覆手段24A、24Bが、エアレスタイヤ1の車両装着方向の外側面に貼着されるテープ25である場合が示される。このテープ25により、前記外端部21E、22Eがそれぞれ被覆保護される。テープ25としては、特に規制されることがなく、フィルムの一面に接着剤を塗布した市販の種々な接着テープが好適に採用できる。なおフィルムとして、例えばポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、塩化ビニール、ナイロン等の合成樹脂製のものが耐水性、耐久性などの観点から好ましい。しかしフィルムとして、布製、金属薄のものも要求により採用しうる。
又第1、第2の被覆手段24A、24Bとして、エアレスタイヤ1の車両装着方向の外側面に塗布される塗装膜(図示しない)であっても良い。塗装膜として市販の種々な塗料が好適に採用しうる。この塗装膜は、エアレスタイヤ1の外側面の全面に形成する必要はなく、前記テープ25と同様、前記外端部21E、22Eを被覆していれば、その巾Wは、例えば10mm以下、或いは5mm以下であっても良い。なお塗装膜、及びテープ25の場合、その厚さは1.0mm以下であるのが好ましく、1.0mmを越えると、蓄熱性が高まり走行時に温度上昇を招いてスポーク4の耐久性に悪影響を与える。
又図6(A)に示されるように、第1の被覆手段24Aは、前記トレッドリング2に突設されるトレッド突出部26であっても良い。このトレッド突出部26は、具体的には、前記内周面2Sの外端位置で、半径方向内側に突出する。そしてトレッド突出部26は、前記内周面2Sからの突出高さが、第1の接着層21の厚さを越えることにより、第1の接着層21の外端部21Eを被覆できる。
又図6(B)に示されるように、第1の被覆手段24Aは、前記スポーク4の外側環状部4Aに突設されるスポーク突出部27であっても良い。このスポーク突出部27は、具体的には、前記外側環状部4Aの外周面の外端位置で、半径方向外側に突出する。そしてスポーク突出部27は、前記外周面からの突出高さが、第1の接着層21の厚さを越えることにより、第1の接着層21の外端部21Eを被覆できる。本例では、トレッド突出部26及びスポーク突出部27が、それぞれ車両装着方向の内側及び外側に形成される場合が示されるが、車両装着方向の外側のみでも良い。
又図7(A)に示されるように、第2の被覆手段24Bは、前記ハブ3に突設されるハブ突出部28であっても良い。このハブ突出部28は、具体的には、前記外周面3Sの外端位置で、半径方向外側に突出する。そしてハブ突出部28は、前記外周面3Sからの突出高さが、第2の接着層22の厚さを越えることにより、第2の接着層22の外端部22Eを被覆できる。
又図7(B)に示されるように、第2の被覆手段24Bは、前記スポーク4の内側環状部4Bに突設されるスポーク突出部29であっても良い。このスポーク突出部29は、具体的には、前記内側環状部4Bの内周面の外端位置で、半径方向内側に突出する。そしてスポーク突出部29は、前記内周面からの突出高さが、第2の接着層22の厚さを越えることにより、第2の接着層22の外端部22Eを被覆できる。本例では、ハブ突出部28及びスポーク突出部29が、それぞれ車両装着方向の内側及び外側に形成される場合が示されるが、車両装着方向の外側のみでも良い。
前記図6(A)、(B)には、第1の被覆手段24Aのみが形成される場合が例示され、前記図7(A)、(B)には、第2の被覆手段24Bのみが形成される場合が例示される。しかし、図3の場合と同様、第1の被覆手段24Aと第2の被覆手段24Bとの双方を形成することもできる。
次に、前記エアレスタイヤ1の製造方法(第2発明)を説明する。この製造方法では、粗面処理工程と、第1の接着剤塗布工程と、第2の接着剤塗布工程と、成形工程とを含む。
又前記粗面処理工程は、トレッドリング2への粗面処理工程及びハブ3への粗面処理工程の少なくとも一方を含む。トレッドリング2への粗面処理工程では、加硫成形した後のトレッドリング2の内周面2Sに粗面処理を行う。これにより該内周面2Sを、表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面23に加工する。又ハブ3への粗面処理工程では、ハブ3の外周面3Sに粗面処理を行う。これにより該外周面3Sを、表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面23に加工する。
前記粗面処理としては、被処理面に、例えば金属、プラスチック、砂などの粒子を高速で吹き付けて衝突させる所謂ブラスト加工が好適に採用できる。この場合、前記粒子の粒径、処理時間などの調整により前記範囲の表面粗さをうることができる。
第1の接着剤塗布工程では、トレッドリング2の内周面2Sに、接着剤を塗布することにより第1の接着層21を形成する。なおトレッドリング2への粗面処理工程がある場合、
粗面23である内周面2S上に、第1の接着層21が形成される。
第2の接着剤塗布工程では、ハブ3の外周面3Sに、接着剤を塗布することにより第2の接着層22を形成する。なおハブ3への粗面処理工程がある場合、粗面23である外周面3S上に第2の接着層22が形成される。
前記第1、第2の接着層21、22をなす接着剤としては、ラテックス型、溶剤型、反応型等の種々な接着剤が、被着体の材質に応じて適宜選択することができる。本例では、第1の接着層21と第2の接着層22とは、同一の接着剤によって形成されるが、それぞれ異なる接着剤によって形成することもできる。
又図8(A)、(B)に示すように、前記成形工程では、内周面2Sに第1の接着層21が形成されたトレッドリング2と、外周面3Sに第2の接着層22が形成されたハブ3とを注型金型30内に装着する。これにより、この注型金型30内かつトレッドリング2とハブ3との間に、前記スポーク4に相当する空間部31が形成される。そして、前記空間部31内に前記高分子材料の原料液を充填することにより、スポーク4をトレッドリング2およびハブ3と一体に成形する。なお原料液の充填は、接着剤の硬化前に行われる。
この場合、前記原料液が硬化する際、第1の接着層21とスポーク4、及び第2の接着層22とスポーク4とが、各界面にて反応し、強固な結合力が発揮される。例えば、原料液がウレタン系樹脂であり、又接着剤としてウレタン系樹脂と、金属及びその他の硬質の被着体とを接着する例えばロードファーイースト社製の商品名「ケムロック218E」に代表される接着剤を採用した場合、原料液中の化合物と接着剤中の化合物とが、界面において架橋反応等を起こして結合し、強固な結合力が発揮される。そのため、第1、第2の接着層21、22とスポーク4との間においては、接合強度が十分高いレベルで維持される。これに対して、第1の接着層21とトレッドリング2との間の接合強度、及び/又は第2の接着層22とハブ3との間の接合強度は、トレッドリング2の内周面2S、及び/又はハブ3の外周面3Sを前記粗面23とすることで高められる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
第2発明に係わる製造方法に基づき、図1に示す内部構造を有する乗用車用タイヤ(タイヤサイズ145/70R12に相当するタイヤ)を表1、2の仕様にて試作した。そして成形工程後、注型金型からタイヤを脱型する際のスポークの接着状況(脱型時の接着状況)について、目視検査した。又各試供タイヤに対して、ドラム走行テスト、実車走行テストを行い、表1においては、スポークとトレッドリングとの接合部分における接合強度について評価し、表2においては、スポークとハブとの接合部分における接合強度について評価した。
各タイヤとも、スポークとしてウレタン系樹脂を用いるとともに、第1、第2の接着層には、「ケムロック218E」(ロード・ファー・イーストコーポレーション社製の商品名)を使用している。又表1においては、各タイヤにおけるハブ外周面の表面粗さを同一(Ra=6.77μm、Rz=92.99μm)とし、トレッドリング内周面の表面粗さ、及び第1の被覆手段のみ変化させている。又表2においては、各タイヤにおけるトレッドリング内周面の表面粗さを同一(Ra=6.77μm、Rz=92.99μm)とし、ハブ外周面の表面粗さ、及び第2の被覆手段のみ変化させている。
(1)ドラム走行テスト:
ドラム試験機を用い、試供タイヤを、荷重(3kN)、速度(100km/h)にてドラム上を10000km走行させた。表1では、走行後の、スポークとトレッドリングとの接合部分における接着状況を目視によって検査した。表2では、走行後の、スポークとハブとの接合部分の接着状況を目視によって検査した。
(2)実車走行テスト:
試供タイヤを、車両(超小型EV:商品名CMOS)の4輪に装着し、市街地の道路を10000km走行させた。表1では、走行後の、スポークとトレッドリングとの接合部分における損傷状態を目視によって検査した。表2では、走行後の、スポークとハブとの接合部分における損傷状態を目視によって検査した。
Figure 0006291489
Figure 0006291489
表1のように、実施例A1〜A11は、走行中、石等の衝突によって接着層の外端に損傷が発生した場合にも、損傷の成長を抑制でき、スポークとトレッドリングとの間の剥離を抑えてタイヤの耐久性を向上させうるのが確認できる。特に、第1の被覆手段を具えるものは、接着層外端での損傷の発生自体を抑えうるのが確認できる。又実施例A11は、通常使用では良好だが、テープの厚さが厚いため、長時間走行及び高速走行した場合には、温度上昇によってスポークの強度低下が懸念される。
Figure 0006291489
Figure 0006291489
表2のように、実施例B1〜B11は、走行中、石等の衝突によって接着層の外端に損傷が発生した場合にも、損傷の成長を抑制でき、スポークとハブとの間の剥離を抑えてタイヤの耐久性を向上させうるのが確認できる。特に、第2の被覆手段を具えるものは、接着層外端での損傷の発生自体を抑えうるのが確認できる。又実施例B11は、通常使用では良好だが、テープの厚さが厚いため、長時間走行及び高速走行した場合には、温度上昇によってスポークの強度低下が懸念される。
1 エアレスタイヤ
2 トレッドリング
3 ハブ
4 スポーク
4A 外側環状部
4B 内側環状部
4C スポーク部
21 第1の接着層
22 第2の接着層
23 粗面
24A 第1の被覆手段
24B 第1の被覆手段
25 テープ
26 トレッドリング突出部
27 スポーク突出部
28 ハブ突出部
29 スポーク突出部
30 注型金型
31 空間部
J 車軸
S 接地面

Claims (8)

  1. 接地面を有する円筒状のトレッドリング、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブ、及び前記トレッドリングとハブとを連結するスポークを具えるエアレスタイヤであって、
    前記スポークは、高分子材料による注型成形体から形成され、かつ
    前記トレッドリングの内周面に、接着剤からなる第1の接着層を介して外周面が接合される外側環状部、
    前記ハブの外周面に、接着剤からなる第2の接着層を介して内周面が接合される内側環状部、
    及び外側環状部と内側環状部とを連結するスポーク部を一体に具えるとともに、
    前記トレッドリングの内周面は、表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面からなり、
    前記第1の接着層の車両装着方向の外端部は、第1の被覆手段により被覆され、
    前記第1の被覆手段は、前記トレッドリングに突設されるトレッド突出部であることを特徴とするエアレスタイヤ。
  2. 接地面を有する円筒状のトレッドリング、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブ、及び前記トレッドリングとハブとを連結するスポークを具えるエアレスタイヤであって、
    前記スポークは、高分子材料による注型成形体から形成され、かつ
    前記トレッドリングの内周面に、接着剤からなる第1の接着層を介して外周面が接合される外側環状部、
    前記ハブの外周面に、接着剤からなる第2の接着層を介して内周面が接合される内側環状部、
    及び外側環状部と内側環状部とを連結するスポーク部を一体に具えるとともに、
    前記トレッドリングの内周面は、表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面からなり、
    記第1の接着層の車両装着方向の外端部は、第1の被覆手段により被覆され、
    前記第1の被覆手段は、前記スポークの外側環状部に突設されるスポーク突出部であることを特徴とするエアレスタイヤ。
  3. 接地面を有する円筒状のトレッドリング、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブ、及び前記トレッドリングとハブとを連結するスポークを具えるエアレスタイヤであって、
    前記スポークは、高分子材料による注型成形体から形成され、かつ
    前記トレッドリングの内周面に、接着剤からなる第1の接着層を介して外周面が接合される外側環状部、
    前記ハブの外周面に、接着剤からなる第2の接着層を介して内周面が接合される内側環状部、
    及び外側環状部と内側環状部とを連結するスポーク部を一体に具えるとともに、
    前記ハブの外周面は、表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面からなり、
    記第2の接着層の車両装着方向の外端部は、第2の被覆手段により被覆され
    前記第2の被覆手段は、前記スポークの内側環状部に突設されるスポーク突出部であることを特徴とするエアレスタイヤ。
  4. 前記第1の被覆手段は、エアレスタイヤの車両装着方向の外側面に貼着されるテープであることを特徴とする請求項1又は2記載のエアレスタイヤ。
  5. 前記第1の被覆手段は、エアレスタイヤの車両装着方向の外側面に塗布される塗装膜であることを特徴とする請求項1又は2記載のエアレスタイヤ。
  6. 前記第2の被覆手段は、エアレスタイヤの車両装着方向の外側面に貼着されるテープであることを特徴とする請求項記載のエアレスタイヤ。
  7. 前記第2の被覆手段は、エアレスタイヤの車両装着方向の外側面に塗布される塗装膜であることを特徴とする請求項記載のエアレスタイヤ。
  8. 請求項1〜の何れかに記載のエアレスタイヤの製造方法であって、
    前記トレッドリングの内周面に、接着剤を塗布して第1の接着層を形成する第1の接着剤塗布工程、
    前記ハブの外周面に、接着剤を塗布して第2の接着層を形成する第2の接着剤塗布工程、
    及び、接着剤が塗布された前記トレッドリングとハブとを注型金型内に装着し、この注型金型内かつトレッドリングとハブとの間に前記スポークに相当する空間部を形成するとともに、該空間部内に前記高分子材料の原料液を充填してスポークをトレッドリングおよびハブと一体に注型成形する成形工程を具えるとともに、 前記第1の接着剤塗布工程及び/又は第2の接着剤塗布工程に先駆けて、前記トレッドリングの内周面及び/又は前記ハブの外周面に粗面処理を行い、前記内周面及び/又は外周面を表面粗さRa(算術平均粗さ)が3〜1000μm、又は表面粗さRz(十点平均粗さ)が30〜5000μmの粗面とする粗面処理工程を行うことを特徴とするエアレスタイヤの製造方法。
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