JP6278830B2 - 打撃工具 - Google Patents

打撃工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6278830B2
JP6278830B2 JP2014102792A JP2014102792A JP6278830B2 JP 6278830 B2 JP6278830 B2 JP 6278830B2 JP 2014102792 A JP2014102792 A JP 2014102792A JP 2014102792 A JP2014102792 A JP 2014102792A JP 6278830 B2 JP6278830 B2 JP 6278830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
weight
body housing
handle
impact tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014102792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015217471A (ja
Inventor
洋規 生田
洋規 生田
吉隆 町田
吉隆 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2014102792A priority Critical patent/JP6278830B2/ja
Priority to EP15167891.9A priority patent/EP2944429A1/en
Priority to US14/714,936 priority patent/US20150328760A1/en
Publication of JP2015217471A publication Critical patent/JP2015217471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6278830B2 publication Critical patent/JP6278830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D17/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D17/24Damping the reaction force
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D11/00Portable percussive tools with electromotor or other motor drive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D17/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D17/04Handles; Handle mountings
    • B25D17/043Handles resiliently mounted relative to the hammer housing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2211/00Details of portable percussive tools with electromotor or other motor drive
    • B25D2211/06Means for driving the impulse member
    • B25D2211/061Swash-plate actuated impulse-driving mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2217/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D2217/0073Arrangements for damping of the reaction force
    • B25D2217/0076Arrangements for damping of the reaction force by use of counterweights
    • B25D2217/0088Arrangements for damping of the reaction force by use of counterweights being mechanically-driven
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2217/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D2217/0073Arrangements for damping of the reaction force
    • B25D2217/0076Arrangements for damping of the reaction force by use of counterweights
    • B25D2217/0092Arrangements for damping of the reaction force by use of counterweights being spring-mounted
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2250/00General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
    • B25D2250/121Housing details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2250/00General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
    • B25D2250/245Spatial arrangement of components of the tool relative to each other

Description

本発明は、所定の加工作業を行う打撃工具に関する。
特開2010−052115号公報には、揺動部材によって工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具が記載されている。この打撃工具には、打撃工具の駆動時において発生する振動を低減させるための動吸振器が設けられている。
特開2010−052115号公報
上記の打撃工具は、作業者がハンドルを把持して打撃作業を行うため、打撃作業時に発生する振動が作業者に伝達されてしまう。一方で、作業性向上のためには作業者に伝達される振動は小さい方が好ましい。そのため、打撃工具の振動低減技術に関しては、動吸振器等のウェイトを備えた振動低減機構を備えるだけにとどまらず、更なる改良が望まれる。そこで、本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、打撃工具の振動低減に関する改良技術を提供することを目的とする。
上記課題は、本発明によって解決される。本発明に係る打撃工具の好ましい形態によれば、所定の軸線上を先端工具が移動して作業を行う打撃工具が構成される。当該打撃工具は、モータ軸を有するモータと、モータに駆動され、先端工具を駆動する駆動機構と、駆動機構を収容する本体ハウジングと、を有する。なお、本体ハウジングは、駆動機構だけでなく、モータを収容してもよい。駆動機構は、モータに駆動されるとともに、モータ軸の回転運動を前記所定の軸線が延在する方向の直線運動に変換する運動変換機構と、運動変換機構によって直線状に往復移動されるピストンと、当該ピストンを収容するシリンダ部材と、先端工具を打撃する打撃要素と、ピストンと打撃要素の間に配置されて空気バネとして作用する空気室と、を有する。典型的には、所定の軸線は、先端工具を保持するツールホルダの長軸線として設定される。さらに、先端工具は、長尺状のビットとして構成され、所定の軸線は、ビットの長軸線と一致するように設定されることが好ましい。
さらに、打撃工具は、先端工具の駆動に関する所定の軸線が延在する方向に交差する交差方向に延在する把持部を備え、本体ハウジングに対して相対移動可能なハンドルと、本体ハウジングとハンドルの間に付勢力を作用させる付勢部材と、を有する。そして、ハンドルに付勢部材の付勢力が作用した状態で、ハンドルが本体ハウジングに対して相対移動して、作業時に本体ハウジングからハンドルに伝達する振動を抑制するように構成されている。すなわち、ハンドルは、本体ハウジングから伝達される振動が付勢部材の弾性変形によって低減される防振ハンドルとして構成されている。
さらに、打撃工具は、本体ハウジングに収容され、本体ハウジングに対して相対移動可能なウェイトを有する。このウェイトは、本体ハウジングに直接的に、あるいは本体ハウジングに支持される部材を介して本体ハウジングに間接的に取り付けられる。そして、ウェイトが本体ハウジングに対して相対移動して、作業時に本体ハウジングに生じる振動を抑制するように構成されている。
そして、把持部は、当該把持部が延在する交差方向に関して、所定の軸線に近い側の基端部と、所定の軸線から遠い側の先端部を有する。シリンダ部材は、交差方向に関して、把持部の基端部側に配置される基端部側縁部を有する。ウェイトは、交差方向に関して、把持部の先端部とシリンダ部材の基端部側縁部の間に、当該ウェイトの重心が位置するように配置されているとともに、モータの回転によってウェイトが本体ハウジングに対して強制的に相対移動されるように構成されている。
一般に、先端工具を下に向けて地面等に対して作業を行う大型の打撃工具においては、作業時に先端工具の長軸線は鉛直方向に一致するため、作業者が把持するハンドルを先端工具の長軸線に対して対称に設けることが合理的である。一方で、作業者が打撃工具本体を保持して壁や天井等に対して作業を行う手持ち式の打撃工具においては、作業者が工具本体を安定的に保持する必要があるため、大型の打撃工具とは異なり、ハンドルは先端工具の長軸線に対して非対称に設けられる。すなわち、先端工具の長軸線に交差する方向に延在するハンドルの一端部と他端部は、先端工具の長軸線からの距離が異なる。そのような手持ち式の打撃工具においては、打撃工具の重心の位置が作業者の作業性に大きな影響を与える。そのため、本発明によれば、ウェイトの重心位置が先端工具の駆動に関する所定の軸線に関連するシリンダ部材の基端部側縁部よりもハンドルの先端部側に設定される。
本発明によれば、ウェイトが作業時に本体ハウジングに生じる振動を抑制するとともに、ハンドルが付勢部材に付勢された状態で本体ハウジングに対して相対移動することで、本体ハウジングからハンドルに伝達される振動を抑制する。換言すると、本発明に係る打撃工具は、2つの振動低減機構を有する。これにより、作業中において、作業者が把持する把持部の振動が低減される。その結果、打撃工具の操作性が向上し、作業者の作業性が向上される。
また本発明によれば、モータの回転によってウェイトが本体ハウジングに対して強制的に相対移動される。典型的には、ウェイトは、所定の軸方向として先端工具の長軸方向に直線状に往復移動される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、運動変換機構は、モータ軸の回転運動を直線運動に変換する揺動部材を備えている。そして、ウェイトは、揺動部材に連結されている。したがって、揺動部材によって変換された直線運動によってウェイトが直線状に往復移動される。すなわち、揺動部材は、先端工具を駆動する機能だけでなく、ウェイトを駆動する機能を有する。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、揺動部材は、先端工具の駆動に関する軸線を含む所定の平面上を揺動する。そして、ウェイトは、当該所定の平面に対して、揺動部材の一方側に設けられた第1ウェイト部と、揺動部材の他方側に設けられた第2ウェイト部を有する。すなわち、第1ウェイト部と第2ウェイト部の間に所定の平面が設定されている。これにより、揺動部材が揺動する平面に対して、ウェイトがバランスよく配置される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、ウェイトを支持する支点を有する。そして、ウェイトは、揺動部材に駆動されて、支点を中心とした振り子運動を行う。これにより、支点を設けることで、ウェイトが揺動部材に駆動される。したがって、ウェイトを駆動するための複雑な機構を設けることなく、簡易な構成によりウェイトの駆動が達成される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、ウェイトを付勢する弾性部材を有する。そして、ウェイトと弾性部材が、弾性部材がウェイトを付勢した状態でウェイトが本体ハウジングに対して相対移動する動吸振器を構成する。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、本体ハウジングは、基端部側におけるハンドルの領域に対して付勢部材を介して連結され、先端部側におけるハンドルの領域に対して支軸を介して連結されることにより、ハンドルに対して支軸の軸線周りに回動可能となるよう構成される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、本体ハウジングのうち駆動機構とモータを覆う領域の少なくとも一部に対応する領域を覆う外側ハウジングを有する。そして、外側ハウジングには、ハンドルが連結されており、本体ハウジングに対してハンドルと外側ハウジング一体に移動する。外側ハウジングと本体ハウジングの間には、付勢部材が介在状に配置され、これにより、外側ハウジングが防振ハウジングとして構成される。したがって、作業時に本体ハウジングに生じる振動が外側ハウジングに対して伝達することが抑制される。その結果、ハンドルに対する振動の伝達が抑制される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、サイドハンドルが着脱可能に装着されるサイドハンドル装着部を有する。そして、サイドハンドル装着部は、外側ハウジングに連結されており、本体ハウジングに対してサイドハンドル装着部とハンドルが一体に移動する。外側ハウジングが防振ハウジングとして構成されるだけでなく、外側ハウジングがハンドルとサイドハンドル装着部を連結する機能を有する。これにより、サイドハンドル装着部に装着されたサイドハンドルとハンドルが、本体ハウジングに対して一体に移動する。その結果、作業者がサイドハンドルとハンドルをそれぞれ把持して作業を行う際に、打撃工具の操作性が向上される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、モータが一定の回転数で駆動されるように制御するコントローラを有する。一定の回転数とは、所定の範囲の回転数を意味する。すなわち、打撃工具の作業時にモータに作用する負荷によって変動するモータの回転数が所定範囲内の設定回転数となるように、当該モータが駆動される。換言すると、モータは、コントローラによって定回転制御される。これにより、作業時にモータに作用する負荷に関わらず、モータが所定の回転数を維持して駆動される。その結果、打撃工具の作業効率の変動が抑制される。特に、モータがブラシレスモータである場合には、モータを駆動するためのコントローラが必要であり、当該コントローラを利用してモータが定回転制御される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、モータは、モータ軸と先端工具の駆動に関する所定の軸線が平行になるように配置されている。モータ軸が所定の軸線と平行に配置される打撃工具においては、揺動部材を利用して先端工具を駆動することが合理的である。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、把持部は、所定の軸線の延長線上に配置されている。本形態においては、少なくとも把持部の一部が、所定の軸線の延長線上に配置されていればよい。把持部は、作業者に把持される領域であるため、先端工具の駆動に関する軸線上に把持部が配置されることで、把持部を把持した作業者の力が先端工具まで合理的に伝達される。したがって、打撃作業が効率的に行われる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、本体ハウジングには、バッテリが取り外し可能に装着されるバッテリ装着部が形成されている。バッテリ装着部は、把持部の先端部の直下に設けられる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、ハンドルの先端部には、バッテリが取り外し可能に装着されるバッテリ装着部が形成されている。把持部の基端側には、シリンダ部材が配置され、把持部の先端側には、バッテリ装着部に装着されるバッテリが配置される。したがって、把持部を中心として、打撃工具のバランスがとられる。これにより、作業者が把持部を把持した状態における打撃工具の操作性が向上する。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、作業時に発生する粉塵を集塵するための集塵装置が取り外し可能に装着される集塵装置装着部を有する。この集塵装置装着部は、ハンドルに設けられてもよく、本体ハウジングに設けられてもよい。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、交差方向に関して、ウェイトの重心は、把持部の基端部と先端部の中間領域に設けられる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、付勢部材はコイルバネにより構成される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、付勢部材はリングゴムにより構成される。
本発明によれば、打撃工具の振動低減に関する改良技術が提供される。
本発明の第1実施形態に係るハンマドリルの全体構成を示す断面図である。 図1のR方向から見たカウンターウェイトの正面図である。 カウンターウェイトの変形例を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係るハンマドリルの全体構成を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るハンマドリルの側面図である。 ハンマドリルの全体構成を示す断面図である。 ハンマドリルの分解側面図である。 図6のVIII−VIII線断面図である。 図6のIX−IX線断面図である。 ハンドグリップが前方に位置する状態を示す側面図である。 本発明の第4実施形態に係るハンマドリルの部分断面図である。 図11のXII−XII線断面図である。 図12のXIII−XIII線断面図である。 図13における動吸振器のウェイトが前方に位置する状態を示す図である。 図13における動吸振器のウェイトが後方に位置する状態を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。第1実施形態は、打撃工具の一例としてハンマドリルを用いて説明する。図1に示すように、ハンマドリル100は、本体ハウジング101の先端領域にハンマビット119を装着し、装着されたハンマビット119を長軸方向に打撃動作および長軸方向周りに回転動作させて、被加工材(例えば、コンクリート)に対してハツリ作業や穴あけ作業を行う打撃工具である。このハンマビット119が、本発明における「先端工具」に対応する実施構成例である。
図1に示すように、ハンマドリル100は、ハンマドリル100の外郭を形成する本体ハウジング101を主体として構成される。本体ハウジング101の先端領域には、ハンマビット119が筒状のツールホルダ159を介して取り外し可能に取り付けられる。ハンマビット119は、ツールホルダ159のビット挿入孔159a内に挿入され、ツールホルダ159に対して、長軸方向への相対的な往復動が可能であり、長軸方向周りの周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。このツールホルダ159の長軸線が、本発明における「所定の軸線」に対応する実施構成例である。なお、ツールホルダ159の長軸線は、ハンマビット119の長軸線に一致する。
本体ハウジング101は、電動モータ110を収容するモータハウジング103、運動変換機構120、打撃要素140および回転伝達機構150を収容するギアハウジング105を主体として構成される。ハンマビット119の長軸方向に関して、本体ハウジング101のハンマビット119とは反対側には、作業者が握るハンドグリップ109が連接されている。第1実施形態では、便宜上、ハンマビット119の長軸方向(本体ハウジング101の長軸方向)に関して、ハンマビット119側を前側と規定し、ハンドグリップ109側を後側と規定する。この本体ハウジング101およびハンドグリップ109がそれぞれ、本発明における「本体ハウジング」および「ハンドル」に対応する実施構成例である。
本体ハウジング101は、ハンマビット119の長軸方向に関して、前方側にギアハウジング105が配置され、ギアハウジングの105の後方側にモータハウジング103が配置されている。そして、モータハウジング103の後方にハンドグリップ109が連結されている。モータハウジング103は、ギアハウジング105の下面よりも下方へと延在している。このモータハウジング103の下方領域に電動モータ110が収容されている。この電動モータ110は、ブラシレスモータとして構成されている。電動モータ110は、当該電動モータ110の回転軸がハンマビット119の長軸方向に延在する打撃軸に交差する上下方向に延在するように配置されている。電動モータ110の下方には、当該電動モータ110を制御するコントローラ199が配置されている。
電動モータ110の回転出力は、運動変換機構120によって直線動作に変換された上で打撃要素140に伝達され、当該打撃要素140を介してハンマビット119の長軸方向への衝撃力を発生する。また、電動モータ110の回転出力は、回転伝達機構150によって減速された上でハンマビット119に伝達され、当該ハンマビット119が長軸方向周りの周方向に回転される。電動モータ110は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aの引き操作に基づいて駆動される。この運動変換機構120及び打撃要素140が、本発明における「駆動機構」に対応する実施構成例である。
運動変換機構120は、電動モータ110のモータ軸111の上方に配置されている。運動変換機構120は、モータ軸111によって回転駆動される中間軸121と、中間軸121に取り付けられた回転体123と、中間軸121(回転体123)の回転に伴いハンマドリル100の前後方向に揺動される揺動部材125と、揺動部材125の揺動に伴ってハンマドリル100の前後方向に往復移動する筒状のピストン127と、ピストン127を収容するシリンダ129を主体として構成されている。モータ軸111は中間軸121に直交するように配置される。シリンダ129は、ツールホルダ159の後方領域を形成しており、ツールホルダ159と一体に形成されている。このシリンダ129が、本発明における「シリンダ部材」に対応する実施構成例である。
図1および図2に示すように、揺動部材125には、カウンターウェイト190が連結されている。カウンターウェイト190は、ハンマドリル100の左右方向に延在する支軸195によって回動可能に支持されている。この支軸195は、ギアハウジング105に固定されている。このカウンターウェイト190が、本発明における「ウェイト」に対応する実施構成例である。
図2に示すように、カウンターウェイト190は、揺動部材125を囲むように略U型に形成されている。このカウンターウェイト190は、左右のアーム部191、ウェイト部192を備えている。ウェイト部192は、アーム部191の中間領域に設けられている。このウェイト部192は、ハンマドリル100の上下方向に関して、シリンダ129の上端よりも下方に配置されている。これにより、カウンターウェイト190の重心位置は、シリンダ129の上縁部よりも下方に位置する。また、ハンマドリル100の左右方向に関して、2つのウェイト部192の重心位置は、シリンダ129の中心位置と一致する。換言すると、ハンマドリル100の左右方向に関して、2つのウェイト部192の重心位置は、シリンダ129の左端と右端の間に配置される。
図1および図2に示すように、左右のアーム部191の下端部には、揺動部材125の突起126と係合する係合孔193が形成されている。したがって、揺動部材125が、ハンマドリル100の前後方向(ハンマビット119の長軸方向)に揺動すると、突起126が係合孔193に係合して、カウンターウェイト190が支軸195を中心として振り子運動を行う。すなわち、揺動部材125が、カウンターウェイト190を駆動する。この揺動部材125が、本発明における「揺動部材」に対応する実施構成例である。
この突起126は、揺動部材125のピストン127と連結する上端部とは反対側の下端部に設けられている。したがって、揺動部材125が揺動して、ピストン127、ストライカ143、インパクトボルト145が前方に向かって移動される際に、カウンターウェイト190のウェイト部192は後方に向かって移動される。
なお、カウンターウェイト190の形状は、図2に示したU型に限られず、図3に示すように閉ループ状に形成されてもよい。図3におけるカウンターウェイト196は、シリンダ129の円弧領域と、揺動部材125の円弧領域にそれぞれ対応して、第1円弧領域197と第2円弧領域198が連結されて形成されている。このカウンターウェイト196の重心位置も、ハンマドリル100の上下方向に関して、シリンダ129の上縁部よりも下方に設定されている。
打撃要素140は、運動変換機構120の上方であって、ツールホルダ159の後方に配置されている。打撃要素140は、ピストン127内に摺動可能に配置された打撃子としてのストライカ143と、ストライカ143の前方に配置され、ストライカ143が衝突するインパクトボルト145を主体として構成されている。なお、ストライカ143の後方のピストン127内部の空間は、空気バネとして作用する空気室127aを形成している。
回転伝達機構150は、運動変換機構120の前側に配置されている。回転伝達機構150は、中間軸121と共に回転する第1ギア151と、第1ギア151と係合する第2ギア153等の複数のギアからなるギア減速機構を主体として構成されている。第2ギア153は、ツールホルダ159(シリンダ129)に取り付けられており、第1ギア151の回転をツールホルダ159に伝達する。
図1に示すように、モータハウジング103の後側には、モータハウジング103の上部側から後方に向かって延在する上方連接部103A、モータハウジング103の下部側から後方に向かって延在する下方連接部103B、上方連接部103Aと下方連接部103Bとを接続する中間壁部103Cが設けられている。
モータハウジング103の下方連接部103Bの下面には、バッテリ装着部160が形成されている。すなわち、バッテリ装着部160は、モータハウジング103の後方であって、ハンドグリップ109の下方に設けられている。バッテリ装着部160には、電動モータ110に電流を供給するためのバッテリパック161が取り外し可能に装着される。このバッテリ装着部160が、本発明における「バッテリ装着部」に対応する実施構成例である。
図1に示すように、ハンドグリップ109は、グリップ部109A、上側アーム部109B、下側アーム部109C及びステー109Dを有する。グリップ部109Aは、ハンマビット119の長軸方向に交差する上下方向に延在する。このグリップ部109Aは部分的に、ハンマビット119の長軸線の延長線上に配置される。グリップ部109Aの上端部が、ハンマドリル100の上下方向に関して、ハンマビット119の長軸線に近接したグリップ部基端部109A1として規定される。一方、グリップ部109Aの下端部が、ハンマドリル100の上下方向に関して、ハンマビット119の長軸線から離間したグリップ部先端部109A2として規定される。すなわち、ハンドグリップ109は、ハンマビット119の長軸方向に直交する方向に関して、ハンマビット119の長軸線に対して、非対称に延在している。換言すると、グリップ部109Aにおいて、ハンマビット119の長軸線から上方に延在する領域の長さと、下方に延在する領域の長さが互いに異なる。このグリップ部109Aが、本発明における「把持部」に対応する実施構成例である。
そして、ハンマドリル100の上下方向に関して、グリップ部先端部109A2とシリンダ129の間に、カウンターウェイト190,196の重心位置が設定される。すなわち、ハンマドリル100の上下方向に関して、グリップ部基端部109A1は、シリンダ129の上側の縁部に近接しているため、グリップ部109Aのほぼ中間領域である作業者が主として把持する領域に対応してカウンターウェイト190,196の重心位置が設定される。
上側アーム部109Bは、グリップ部109Aの上端部から前方に向かって延在する。下側アーム部109Cは、グリップ部109Aの下端部から前方に向かって延在する。ステー109Dは、グリップ部109Aと概ね平行に設けられ、上側アーム部109Bの前端部と下側アーム部109Cの前端部を接続する。これによりハンドグリップ109は、閉ループ状の一体フレーム構造として構成される。
上側アーム部109Bは、ギアハウジング105に圧縮コイルバネ171を介して連結されている。また、下側アーム部109Cは、モータハウジング103に支軸181を介して回動可能に支持されている。支軸181は、ハンマビット119の長軸方向に交差するハンマドリル100の左右方向に延在している。この圧縮コイルバネ171が、本発明における「付勢部材」に対応する実施構成例である。
圧縮コイルバネ171は、前端部がギアハウジング105の後部に形成されたバネ受け部173によって支持され、後端部がハンドグリップ109の上側アーム部109Bに形成されたバネ受け部175によって支持されている。これにより、ハンドグリップ109には、圧縮コイルバネ171の付勢力がギアハウジング105(本体ハウジング101)から後方に向かって作用する。
モータハウジング103の上方連接部103Aには、ハンドグリップ109に作用する圧縮コイルバネ171の付勢力を受けるための金属製のストッパピン177が設けられている。ストッパピン177は、圧縮コイルバネ171の後方において、ハンドグリップ109の上側アーム部109Bに形成された横孔179をハンマドリル100の左右方向に貫通するように設けられている。ストッパピン177は、横孔179内を前後方向に移動可能である。
モータハウジング103の下方連接部103Bには、支軸181が設けられている。支軸181は、金属製であり、ハンドグリップ109をハンマドリル100の左右方向に貫通するように設けられている。これにより、ハンドグリップ109は、上側アーム部109Bがギアハウジング105に圧縮コイルバネ171を介して弾性連結され、下側アーム部109Cがモータハウジング103に支軸181を介して支軸181の軸線周りに回動可能に連接されている。
以上のハンマドリル100は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aが引かれることで、コントローラ199が電動モータ110を駆動する。このコントローラ199は、電動モータ110を所定範囲の回転数で駆動する。すなわち、加工作業時において電動モータ110に対する負荷によって電動モータ110の回転数が大幅に変動しないように、電動モータ110の回転数が所定範囲の回転数内となるように、コントローラ199が電動モータ110の回転数を制御する。すなわち、コントローラ199は、電動モータ110を定回転制御する。電動モータ110が駆動されることで、運動変換機構120、打撃要素140および回転伝達機構150によって加工作業としてのハンマドリル作業が行われる。このコントローラ199が、本発明における「コントローラ」に対応する実施構成例である。
加工作業時には、本体ハウジング101に主としてハンマビット119の長軸方向の振動が発生する。この振動に対して、ハンドグリップ109が支軸181を中心として回動することで、本体ハウジング101からハンドグリップ109に伝達される振動が圧縮コイルバネ171によって低減される。すなわち、圧縮コイルバネ171の変形によって、振動の運動エネルギが消費され、ハンドグリップ109に伝達される振動が低減される。
また、加工作業時には、揺動部材125の揺動に伴って、カウンターウェイト190が振り子運動を行う。ハンマドリル100の前後方向に関するカウンターウェイト190の駆動は、ストライカ143およびインパクトボルト145の駆動とほぼ逆位相である。すなわち、ストライカ143およびインパクトボルト145が前方に移動する際には、カウンターウェイト190は後方に移動し、ストライカ143およびインパクトボルト145が後方に移動する際には、カウンターウェイト190は前方に移動する。これにより、加工作業時に、カウンターウェイト190が本体ハウジング101に生じる前後方向の振動を抑制する。
すなわち、ハンマドリル100は、ハンドグリップ109が本体ハウジング101に対して相対移動する第1の防振装置と、カウンターウェイト190による第2の防振装置を有する。これにより、加工作業時に生じる振動が、ハンドグリップ109の把持部109Aを把持する作業者に伝達されることが抑制される。その結果、ハンマドリル100の操作性が向上する。
また、カウンターウェイト190,196の重心位置が、グリップ部先端部109A2とシリンダ129の間に設定される。これにより、グリップ部109Aの中間領域である作業者が主として把持する領域に対応してカウンターウェイト190,196の重心位置が設定される。したがって、ハンマドリル100の上下方向に関して、作業者が把持する領域とカウンターウェイト190,196の重心位置が一致する。そのため、カウンターウェイト190,196の慣性力がモーメントとして作業者の手指に作用することが抑制される。その結果、ハンマドリル100の操作性が向上される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図4を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、ハンマドリル200は、モータ軸111がハンマビット119の長軸線と平行になるように電動モータ110が配置されている。ハンマドリル200の本体ハウジング201は、モータハウジング203およびギアハウジング205によって構成されている。モータハウジング203は、電動モータ110を収容している。ギアハウジング205は、運動変換機構120、打撃要素140および回転伝達機構150を収容している。ギアハウジング205の先端部には、サイドハンドル900を取り外し可能に装着するサイドハンドル装着部205aが設けられている。
ハンマビット119の長軸方向(本体ハウジング201の長軸方向)に関して、本体ハウジング201のハンマビット119とは反対側に外側ハウジング206およびハンドグリップ209が配置されている。第2実施形態では、便宜上、ハンマビット119の長軸方向に関して、ハンマビット119側を前側と規定し、ハンドグリップ209側を後側と規定する。この本体ハウジング201およびハンドグリップ209がそれぞれ、本発明における「本体ハウジング」および「ハンドル」に対応する実施構成例である。
モータハウジング203の外側には、当該モータハウジング203を覆う筒状の外側ハウジング206が配置されている。ハンドグリップ209は、外側ハウジング206の後方に当該外側ハウジング206と一体に形成されている。
ハンドグリップ209は、グリップ部209A、上側連接部209B、下側連接部209Cを主体として構成されている。グリップ部209Aは、ハンマビット119の長軸方向に交差するハンマドリル200の上下方向に延在している。このグリップ部209Aは部分的に、ハンマビット119の長軸線の延長線上に配置される。グリップ部209Aの上端部が、ハンマドリル200の上下方向に関して、ハンマビット119の長軸線に近接したグリップ部基端部209A1として規定される。一方、グリップ部209Aの下端部が、ハンマドリル200の上下方向に関して、ハンマビット119の長軸線から離間したグリップ部先端部209A2として規定される。このグリップ部209Aが、本発明における「把持部」に対応する実施構成例である。
上側連接部209Bおよび下側連接部209Cは、グリップ部209Aと外側ハウジング206を連接する。すなわち、上側連接部209Bは、グリップ部基端部209A1と外側ハウジング206の上部領域を連接する。下側連接部209Cは、グリップ部先端部209A2と外側ハウジング206の下部領域を連接する。上側連接部209Bは、ハンマビット119の長軸方向に平行に延在する。一方、下側連接部209Cは、ハンマビット119の長軸方向に傾斜するように延在する。これにより、外側ハウジング206、上側連接部209B、グリップ部209Aおよび下側連接部209Cが閉ループ状に配置される。
グリップ部209Aのグリップ部先端部209A2には、バッテリパック161が取り外し可能に装着されるバッテリ装着部160が形成されている。また、グリップ部209Aには、トリガ209aが設けられている。
外側ハウジング206の内側には、円盤形状のゴム受けフランジ207,208が設けられている。それぞれのフランジ207,208の内周部には、リングゴム210,211が配置される。そして、リングゴム210,211を介してフランジ207,208がモータハウジング203と係合する。モータハウジング203に対して、電動モータ110の前方にフランジ207およびリングゴム210が配置され、電動モータ110の後方にフランジ208およびリングゴム211が配置される。これにより、ハンドグリップ209および外側ハウジング206は、リングゴム210,211の弾性力が作用した状態でモータハウジング203(本体ハウジング201)に対して相対移動可能である。このリングゴム210,211が、本発明における「付勢部材」に対応する実施構成例である。
なお、ハンマドリル200は、第1実施形態と同様に、揺動部材125に駆動され、支軸195を中心として振り子運動を行うカウンターウェイト190が設けられている。このカウンターウェイトは、第1実施形態と同様に、図3に示すカウンターウェイト196として形成されていてもよい。カウンターウェイト190の重心位置は、ハンマドリル200の上下方向に関して、グリップ部先端部209A2とシリンダ129の間に設定される。これにより、グリップ部109Aの中間領域である作業者が主として把持する領域に対応してカウンターウェイト190,196の重心位置が設定される。
以上のハンマドリル200は、トリガ209aが引かれて電動モータ110が駆動されることで、運動変換機構120、打撃要素140および回転伝達機構150によって加工作業としてのハンマドリル作業が行われる。なお、ハンマドリル200においては、運動変換機構120と打撃要素140のみが駆動されてハンマビット119を長軸方向に直線状に駆動するハンマモードと、運動変換機構120、打撃要素140および回転伝達機構150が駆動されてハンマビット119を長軸方向に直線状に駆動するとともに、長軸周りに回転させるハンマドリルモードとを選択的に切替可能である。この作業モードは、作業者がモード切替ダイアル215を操作することで選択される。
加工作業時には、本体ハウジング201に主としてハンマビット119の長軸方向の振動が発生する。この振動に対して、ハンドグリップ209がリングゴム210,211を介して本体ハウジング201(モータハウジング203)に対してハンマビット119の長軸方向に相対移動することで、本体ハウジング201からハンドグリップ209に伝達される振動がリングゴム210,211によって低減される。すなわち、リングゴム210,211の変形によって、振動の運動エネルギが消費され、ハンドグリップ209に伝達される振動が低減される。
また、第1実施形態と同様に、ハンマドリル200においては、カウンターウェイト190が本体ハウジング201に生じる前後方向の振動を抑制する。すなわち、ハンマドリル200は、ハンドグリップ209が本体ハウジング201に対して相対移動する第1の防振装置と、カウンターウェイト190による第2の防振装置を有する。これにより、加工作業時に生じる振動が、ハンドグリップ209のグリップ部209Aを把持する作業者に伝達されることが抑制される。その結果、ハンマドリル200の操作性が向上する。また、カウンターウェイト190,196の重心位置とグリップ部209Aの位置の関係により、第1実施形態と同様に、ハンマドリル200の操作性が向上される。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図5〜図10を参照して説明する。第3実施形態のハンマドリル300は、主としてハンドグリップおよびサイドハンドル装着部の構成が第2実施形態のハンマドリル200とは異なる。したがって、第1および第2実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5および図6に示すように、ハンマドリル300の本体ハウジング301は、モータハウジング303およびギアハウジング305によって構成されている。図6に示すように、モータハウジング303は、電動モータ110を収容している。ギアハウジング305は、運動変換機構120、打撃要素140および回転伝達機構150を収容している。ハンドグリップ309のグリップ部351は、本体ハウジング301の先端領域とは反対側の後方領域に設けられている。第3実施形態では、便宜上、ハンマビット119の長軸方向に関して、ハンマビット119側を前側と規定し、ハンドグリップ309側を後側と規定する。この本体ハウジング301およびハンドグリップ309がそれぞれ、本発明における「本体ハウジング」および「ハンドル」に対応する実施構成例である。
図5および図7に示すように、ハンドグリップ309は、作業者がハンマドリル300を保持するための樹脂製のメインハンドルとして形成されており、ハンドル後側部分350とハンドル前側部分355を主体として構成されている。ハンドル後側部分350は、作業者が把持するグリップ部351と、グリップ部351の前方に配置された円筒状のハウジング部352を主体として構成されている。グリップ部351は、グリップ部351の上端のグリップ部基端部351A1がハウジング部352の後端部に連接され、グリップ部基端部351A1からハンマビット119の長軸方向に交差する下方に向かって延在するように設けられている。グリップ部351の下端のグリップ部先端部351A2は、自由端として構成され、電動モータ110に電流を供給するための電源ケーブルが設けられている。また、グリップ部351には、トリガ309aが設けられている。トリガ309aが操作されると、コントローラ(図示省略)が外部電源から電動モータ110に電流を供給して当該電動モータ110を制御する。なお、コントローラは、第1実施形態と同様に、電動モータ110を定回転制御する。また、ハウジング部352には、前方に突出する係合凸部353が設けられている。このグリップ部351が、本発明における「把持部」に対応する実施構成例である。
ハンドル前側部分355は、サイドハンドル900が取り付けられるサイドハンドル装着部356と、サイドハンドル装着部356の後方に配置された延在部357を主体として構成されている。サイドハンドル装着部356は、ギアハウジング305の先端領域(ハンマビット119側領域)を囲む環状部材として構成されている。また、延在部357には、係合凸部353と係合可能な係合凹部358が設けられている。このサイドハンドル装着部356が、本発明における「サイドハンドル装着部」に対応する実施構成例である。
図7に示すように、モータハウジング303には、複数の摺動ガイド306が設けられている。複数の摺動ガイド306は、ハンマビット119の長軸方向周りの周方向に関して、モータハウジング303(電動モータ110)の外周の複数の位置に配置されている。また、摺動ガイド306は、ハンマビット119の長軸方向に関して、前方と後方の2箇所に配置されている。すなわち、前方の摺動ガイド306と後方の摺動ガイド306は、ハンマビット119の長軸方向周りの周方向に関して、モータハウジング303(電動モータ110)の外周の複数の位置にそれぞれ配置されている。この摺動ガイド306は、モータハウジング303の表面に形成された樹脂製の凸部を覆う金属製のカバーで形成されている。この金属製のカバーは、炭素鋼、アルミニウム、マグネシウム、チタンなどの金属で形成されている。さらに、モータハウジング303の外周には、複数のコイルスプリング360が配置されている。
図8および図9に示すように、ハウジング部352の内周面には、それぞれの摺動ガイド306に対応して複数の凹部354aと、それぞれのコイルスプリング360に対応して複数の押圧部354bが形成されている。この凹部354aは、ハウジング部352の一部として、樹脂によって形成されている。この凹部354a(ハウジング部352)は、PA6ナイロン等の樹脂材料で形成されている。また、図6に示すように、凹部354aの後端部には、摺動ガイド306と当接可能な当接部354cが形成されている。さらに、サイドハンドル装着部356の前端部には、ギアハウジング305の前端部と当接可能な当接部359aが形成されている。
以上のハンドグリップ309は、図5〜図7に示すように、ハンドル後側部分350が本体ハウジング301に対して後方から移動され、ハンドル前側部分355が本体ハウジング301に対して前方から移動されて、係合凸部353と係合凹部358によって連結されることで、ハンドグリップ309が、本体ハウジング301の外側に組み付けられる。すなわち、ハンドグリップ309は、ハウジング部352が、モータハウジング303を覆うように配置され、延在部357が、ギアハウジング305に沿うように配置される。このとき、凹部354aが摺動ガイド306に係合し、押圧部354bがコイルスプリング360を押圧するように、ハウジング部352がモータハウジング303の外側に配置される。すなわち、コイルスプリング360は、一端がモータハウジング303に当接し、他端がハウジング部352の押圧部354bに当接して、ハンドル後側部分350を付勢した状態で支持される。ハンドル後側部分350はコイルスプリング360によって後方に向かって押圧されており、このときハンドル前側部分355の当接部359aがギアハウジング305の前端部に当接する。これにより、ハンドグリップ309の後方への移動が規制される。このコイルスプリング360が、本発明における「付勢部材」に対応する実施構成例である。また、ハウジング部352が、本発明における「外側ハウジング」に対応する実施構成例である。
ギアハウジング305とハンドル後側部分350の間には、蛇腹部材308が配置されている。この蛇腹部材308は、ハンマビット119の長軸方向に伸縮可能に形成されている。これにより、ハンマビット119の長軸方向に関して、ギアハウジング305に対するハンドグリップ309の相対移動が許容される。また、蛇腹部材308は、本体ハウジング301とハンドグリップ309の間の隙間を塞ぐシール部材として機能する。
なお、ハンマドリル300は、第1および第2実施形態と同様に、揺動部材125に駆動され、支軸195を中心として振り子運動を行うカウンターウェイト190が設けられている。このカウンターウェイトは、第1実施形態と同様に、図3に示すカウンターウェイト196として形成されていてもよい。カウンターウェイト190の重心位置は、ハンマドリル300の上下方向に関して、グリップ部先端部351A2とシリンダ129の間に設定される。これにより、グリップ部351の中間領域である作業者が主として把持する領域に対応してカウンターウェイト190,196の重心位置が設定される。
以上のハンマドリル300は、作業者によってトリガ309aが引かれると、電動モータ110が通電されて駆動される。これにより、モード切替ダイアル215によって選択された駆動モードに基づいて、ハンマモードあるいはハンマドリルモードによって加工作業が行われる。加工作業時には、本体ハウジング301に、主としてハンマビット119の長軸方向の振動が発生する。ハンドグリップ309は、本体ハウジング301に対してハンマビット119の長軸方向に相対移動可能であるため、加工作業時に生じる振動に応じてハンドグリップ309は、ハンマビット119の長軸方向に移動する。
具体的には、図5および図10に示すように、本体ハウジング301とハンドグリップ309は、ハンマビット119の長軸方向に関して互いに相対移動する。図5には、本体ハウジング301に対してハンドグリップ309が相対的に後方に位置したハンマドリル300が示される。また、図10には、本体ハウジング301に対してハンドグリップ309が相対的に前方に位置したハンマドリル300が示される。
図5に示すように、ハンドグリップ309は、コイルスプリング360(図7、図8参照)の後方への付勢力と、当接部359aとギアハウジング305の前端部の当接によって、本体ハウジング301とハウジング部352が距離D離れた後方位置に配置される。すなわち、蛇腹部材308が長さDで本体ハウジング301とハウジング部352の間に保持される。このとき、ハンドグリップ309の一部であるサイドハンドル装着部356にサイドハンドル900が取り付けられているため、サイドハンドル900はハンドグリップ309と共に後方位置に位置する。
一方、図10に示すように、ハンドグリップ309は、コイルスプリング360に付勢された状態で、当該コイルスプリング360の付勢力に抗して前方位置に配置される。この前方位置においては、当接部354cと摺動ガイド306の後端部の当接によって、本体ハウジング301とハウジング部352は、距離Dよりも短い距離D1離れて保持される。すなわち、蛇腹部材308が長さD1で本体ハウジング301とハウジング部352の間に保持される。このとき、サイドハンドル900はハンドグリップ309と共に前方位置に位置する。
摺動ガイド306および凹部354aは、ハンマビット119の長軸方向と平行に延在するように形成されている。これにより、モータハウジング303の摺動ガイド306とハンドル後側部分350の凹部354aの係合によって、ハンドグリップ309の前方位置と後方位置の間の移動方向が、ハンマビット119の長軸方向と平行に設定される。また、サイドハンドル装着部356がギアハウジング305に対して摺動することで、サイドハンドル装着部356の移動方向が、ハンマビット119の長軸方向と平行に設定される。
このハンドグリップ309がコイルスプリング360を介して本体ハウジング301(モータハウジング303)に対してハンマビット119の長軸方向に相対移動することで、本体ハウジング301からハンドグリップ309に伝達される振動がコイルスプリング360によって低減される。すなわち、コイルスプリング360の変形によって、振動の運動エネルギが消費され、ハンドグリップ309に伝達される振動が低減される。
また、第1実施形態と同様に、ハンマドリル300においては、カウンターウェイト190が本体ハウジング301に生じる前後方向の振動を抑制する。すなわち、ハンマドリル300は、ハンドグリップ309が本体ハウジング301に対して相対移動する第1の防振装置と、カウンターウェイト190によって構成される第2の防振装置を有する。これにより、加工作業時に生じる振動が、ハンドグリップ309のグリップ部351を把持する作業者に伝達されることが抑制される。その結果、ハンマドリル300の操作性が向上する。また、カウンターウェイト190,196の重心位置とグリップ部351の位置の関係により、第1実施形態と同様に、ハンマドリル300の操作性が向上される。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について、図11〜図15を参照して説明する。第4実施形態のハンマドリル400は、主として動吸振器が設けられている構成が第3実施形態のハンマドリル300とは異なる。第1〜第3実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11〜図13に示すように、ハンマドリル400は、ハンマビット119の長軸方向(ハンマドリル400の前後方向)に直交するハンマドリル400の左右方向(図12の左右方向)に関して、揺動部材125の左側と右側にそれぞれ動吸振器430を備えている。この動吸振器430は、ハンマドリル400の上下方向に関して、ピストン127を保持するシリンダ129の上縁部よりも下方に配置されている。なお、図12は、ハンマドリル400の長軸方向に関して、前方位置と後方位置の間を揺動する揺動部材125が、前方位置と後方位置の間の中立位置に位置する状態を示す断面図である。この動吸振器430が、本発明における「動吸振器」に対応する実施構成例である。
図12および図13に示すように、揺動部材125には、動吸振器430を駆動するための左右一対の駆動アーム410が連結されている。駆動アーム410は、揺動部材125に連結される連結部411と、アーム部413と、当接部415をハンマドリル400の左右方向に延在するアーム部413と、動吸振器430に当接する当接部415を主体として構成されている。
図12に示すように、連結部411は、揺動部材125の軸部125aに対して、軸部125aの軸周りに回動可能に連結されている。アーム部413は、連結部411に連接している。このアーム部413は、ハンマドリル400の上下方向に関して、揺動部材125の回転部125bの回転中心に対応する位置において、ハンマドリル400の左右方向に延在している。また、図12および図13に示すように、アーム部413の先端部には、当該アーム部413からハンマビット119側(前方側)に延在する当接部415が形成されている。
図12および図13に示すように、アーム部413の先端部は、支持部材420と係合する。この支持部材420は、ハンマドリル400の前後方向に延在しており、アーム部413の後側に当接する。この支持部材420は、ギアハウジング305に固定されている。したがって、支持部材420は、アーム部413の先端部に形成された当接部415の後方位置を規定する。
図13に示すように、動吸振器430は、動吸振器本体部431、ウェイト432、付勢バネ433F,433R、およびスライド部材435を主体として構成されている。動吸振器本体部431は、中空の筒状部材であり、ギアハウジング305に固定されている。ウェイト432は、動吸振器本体部431内を摺動可能に配置されている。動吸振器430は、シリンダ129の左側と右側にそれぞれ配置されているため、2つのウェイト432の重心位置は、ハンマドリル400の左右方向に関して、シリンダ129の右端と左端の間に配置される。このウェイト432が、本発明における「ウェイト」に対応する実施構成例である。また、付勢バネ433F,433Rが、本発明における「弾性部材」に対応する実施構成例である。
ウェイト432の前面には、前側バネ受け部432Fが形成されており、ウェイト432の後面には、後側バネ受け部432Rが形成されている。ウェイト432の前方と後方には、ハンマビット119の長軸方向に平行に延在する付勢バネ433F,433Rがそれぞれ配置されている。付勢バネ433Fは、前端部が動吸振器本体部431に当接し、後端部が前側バネ受け部432Fに当接している。付勢バネ433Rは、前端部が後側バネ受け部432Rに当接し、後端部がスライド部材435に当接している。スライド部材435は、有底筒状部材であり、動吸振器本体部431内をハンマビット119の長軸方向に摺動可能に配置されている。これにより、ウェイト432が付勢バネ433F,433Rの弾性力が作用した状態で、動吸振器本体部431内を摺動可能に保持される。
図13〜図15に示すように、スライド部材435の後面に駆動アーム410の当接部415が当接して、駆動アーム410がスライド部材435を介してウェイト432をハンマビット119の長軸方向に往復移動させる。すなわち、揺動部材125の揺動に伴って、当接部415は、支持部材420に支持されて当該当接部415の先端部が円運動する。この当接部415の先端部には、スライド部材435が当接しており、当接部415の先端部の円運動によって、スライド部材435と支持部材420の距離が変動する。
具体的には、図13に示すように、揺動部材125が中立位置に位置する状態から、図14に示すように、揺動部材125の軸部125aの先端が前方に移動されると、当接部415の先端部が前方に移動し、スライド部材435をハンマビット119の前方に移動させる。これにより、ウェイト432が付勢バネ433F,433Rを介して、前方に移動される。すなわち、揺動部材125によってピストン127が前方に移動されるとき、ウェイト432は前方に移動される。
また、図13に示すように、揺動部材125が中立位置に位置する状態から、図15に示すように、揺動部材125の軸部125aの先端が後方に移動されると、当接部415の先端部が後方に移動する。これにより、ウェイト432が付勢バネ433F,433Rの付勢力によって、後方に移動される。すなわち、揺動部材125によってピストン127が後方に移動されるとき、ウェイト432は後方に移動される。
以上のハンマドリル400は、作業者によってトリガ309aが引かれると、電動モータが通電されて駆動される。トリガ309aが操作されると、コントローラ(図示省略)が外部電源から電動モータ110に電流を供給して当該電動モータ110を制御する。なお、コントローラは、第1実施形態と同様に、電動モータ110を定回転制御する。これにより、ハンマドリル400が駆動されて、加工作業が行われる。
加工作業時には、本体ハウジング301に、主としてハンマビット119の長軸方向の振動が発生する。ハンドグリップ309は、本体ハウジング301に対してハンマビット119の長軸方向に相対移動可能であるため、加工作業時に生じる振動に応じてハンドグリップ309は、ハンマビット119の長軸方向に移動する。これにより、第3実施形態と同様に、ハンドグリップ309に伝達される振動が低減される。
一方、動吸振器430のウェイト432は、加工作業時の揺動部材125の揺動に伴って、ハンマビット119の長軸方向に直線状に移動する。これにより、動吸振器430が本体ハウジング301に生じる前後方向の振動を抑制する。
以上の通り、ハンマドリル400は、ハンドグリップ309が本体ハウジング301に対して相対移動する第1の防振装置と、動吸振器430によって構成される第2の防振装置を有する。これにより、加工作業時に生じる振動が、ハンドグリップ309のグリップ部351を把持する作業者に伝達されることが抑制される。その結果、ハンマドリル400の操作性が向上する。また、動吸振器430のウェイト432の重心位置とグリップ部351の位置の関係により、第1実施形態と同様に、ハンマドリル400の操作性が向上される。
以上の各実施形態によれば、本体ハウジングからグリップ部がハンマビットの長軸方向に交差する下方向に延在する構成のハンマドリルにおいて、駆動機構の一部を構成するシリンダ129の上縁部よりも下方にウェイトの重心位置が設定される。これにより、本体ハウジングの振動を抑制するために直線状に往復移動するウェイトの運動が、グリップ部を把持する作業者の手指に対して、大きなモーメントが作用することが抑制される。
なお、以上の実施形態においては、本体ハウジング101,201,301が電動モータ110と、運動変換機構120、打撃機構140および回転伝達機構150を収容していたが、これには限られない。例えば、電動モータ110は、本体ハウジング101,201,301に収容されず、ハンドグリップ109,209,309に収容されていてもよい。
なお、第1および第2実施形態においては、バッテリパック161が装着されるバッテリ装着部160が設けられていたが、バッテリ装着部160の代わりに集塵装置を取り外し可能に装着するための集塵装置装着部が設けられていてもよい。また、第1〜第4実施形態においては、本体ハウジング101に集塵装置を取り外し可能に装着するための集塵装置装着部が設けられていてもよい。
以上の発明の趣旨に鑑み、本発明に係る打撃工具は、下記の態様が構成可能である。なお、各態様は、単独で、あるいは互いに組み合わされて用いられるだけでなく、請求項に記載された発明と組み合わされて用いられる。
(態様1)
先端工具を所定の軸線上で駆動して作業を行う打撃工具であって、
モータ軸を有するモータと、
前記モータに駆動され、先端工具を駆動する駆動機構と、
前記駆動機構を収容する本体ハウジングと、
前記所定の軸線が延在する方向に交差する交差方向に延在する把持部を備え、前記本体ハウジングに対して相対移動可能なハンドルと、
前記本体ハウジングと前記ハンドルの間に付勢力を作用させる付勢部材と、
前記本体ハウジングに保持され、前記本体ハウジングに対して相対移動可能なウェイトと、を有し、
前記ウェイトが前記本体ハウジングに対して相対移動して、前記作業時に前記本体ハウジングに生じる振動を抑制するように構成されており、
前記ハンドルに前記付勢力が作用した状態で、前記ハンドルが前記本体ハウジングに対して相対移動して、前記作業時に前記本体ハウジングから前記ハンドルに伝達する振動を低減するように構成されており、
前記把持部は、前記交差方向に関して、前記所定の軸線に近い側の基端部と、前記所定の軸線から遠い側の先端部を有し、
前記ウェイトは、前記交差方向に関して、前記所定の軸線と前記把持部の前記先端部の間に、当該ウェイトの重心が位置するように配置されていることを特徴とする打撃工具。
(本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係)
本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下の通りである。なお、本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものであり、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
ハンマドリル100,200,300,400が、本発明の「打撃工具」に対応する構成の一例である。
本体ハウジング101,201,301が、本発明の「本体ハウジング」に対応する構成の一例である。
外側ハウジング105が、本発明の「外側ハウジング」に対応する構成の一例である。
ハンドグリップ109,209,309が、本発明の「ハンドル」に対応する構成の一例である。
電動モータ110は、本発明の「モータ」に対応する構成の一例である。
モータ軸111は、本発明の「モータ軸」に対応する構成の一例である。
圧縮コイルバネ171が、本発明の「付勢部材」に対応する構成の一例である。
リングゴム210,211が、本発明の「付勢部材」に対応する構成の一例である。
コイルスプリング360が、本発明の「付勢部材」に対応する構成の一例である。
カウンターウェイト190,196が、本発明の「ウェイト」に対応する構成の一例である。
ウェイト432が、本発明の「ウェイト」に対応する構成の一例である。
ウェイト部192が、本発明の「第1ウェイト部」に対応する構成の一例である。
ウェイト部192が、本発明の「第2ウェイト部」に対応する構成の一例である。
ウェイト432が、本発明の「第1ウェイト部」に対応する構成の一例である。
ウェイト432が、本発明の「第2ウェイト部」に対応する構成の一例である。
運動変換機構120が、本発明の「駆動機構」に対応する構成の一例である。
運動変換機構120が、本発明の「運動変換機構」に対応する構成の一例である。
打撃要素140が、本発明の「駆動機構」に対応する構成の一例である。
打撃要素140が、本発明の「打撃要素」に対応する構成の一例である。
シリンダ129が、本発明の「シリンダ部材」に対応する構成の一例である。
動吸振器430が、本発明の「動吸振器」に対応する構成の一例である。
付勢部材433F,433Rが、本発明の「弾性部材」に対応する構成の一例である。
バッテリ装着部160が、本発明の「バッテリ装着部」に対応する構成の一例である。
100 ハンマドリル
101 本体ハウジング
103 モータハウジング
103A 上方連接部
103B 下方連接部
103C 中間壁部
105 ギアハウジング
109 ハンドグリップ
109a トリガ
109A グリップ部
109A1 グリップ部基端部
109A2 グリップ部先端部
109B 上側アーム部
109C 下側アーム部
109D ステー
110 電動モータ
111 モータ軸
119 ハンマビット
120 運動変換機構
121 中間軸
123 回転体
125 揺動部材
126 突起
127 ピストン
129 シリンダ
140 打撃要素
143 ストライカ
145 インパクトボルト
150 回転伝達機構
151 第1ギア
153 第2ギア
159 ツールホルダ
159a ビット挿入孔
160 バッテリ装着部
161 バッテリパック
171 圧縮コイルバネ
173 バネ受け部
175 バネ受け部
177 ストッパピン
179 横孔
181 支軸
190 カウンターウェイト
191 アーム部
192 ウェイト部
193 係合孔
195 支軸
196 カウンターウェイト
197 第1円弧領域
198 第2円弧領域
199 コントローラ
200 ハンマドリル
201 本体ハウジング
203 モータハウジング
205 ギアハウジング
206 外側ハウジング
207 ゴム受けフランジ
208 ゴム受けフランジ
209 ハンドグリップ
209a トリガ
209A グリップ部
209A1 グリップ部基端部
209A2 グリップ部先端部
209B 上部連接部
209C 下部連接部
210 リングゴム
211 リングゴム
215 モード切替ダイアル
300 ハンマドリル
301 本体ハウジング
303 モータハウジング
305 ギアハウジング
306 摺動ガイド
308 蛇腹部材
309 ハンドグリップ
309a トリガ
350 ハンドル後側部分
351 グリップ部
351A1 グリップ部基端部
351A2 グリップ部先端部
352 ハウジング部
353 係合凸部
354a 凹部
354b 押圧部
354c 当接部
355 ハンドル前側部分
356 サイドハンドル装着部
357 延在部
358 係合凹部
359a 当接部
360 コイルスプリング
400 ハンマドリル
410 駆動アーム
411 連結部
413 アーム部
415 当接部
420 支持部材
430 動吸振器
431 動吸振器本体部
432 ウェイト
432F 前側バネ受け部
432R 後側バネ受け部
433F 付勢バネ
433R 付勢バネ
435 スライド部材
900 サイドハンドル

Claims (18)

  1. 所定の軸線上を先端工具が動作して作業を行う打撃工具であって、
    モータ軸を有するモータと、
    前記モータに駆動され、先端工具を駆動する駆動機構と、
    前記駆動機構を収容する本体ハウジングと、
    前記所定の軸線が延在する方向に交差する交差方向に延在する把持部を備え、前記本体ハウジングに対して相対移動可能なハンドルと、
    前記本体ハウジングと前記ハンドルの間に付勢力を作用させる付勢部材と、
    前記本体ハウジングに収容され、前記本体ハウジングに対して相対移動可能なウェイトと、を有し、
    前記駆動機構は、
    前記モータに駆動されるとともに、前記モータ軸の回転運動を前記所定の軸線が延在する方向の直線運動に変換する運動変換機構と、
    前記運動変換機構によって直線状に往復移動されるピストンと、当該ピストンを収容するシリンダ部材と、前記先端工具を打撃する打撃要素と、前記ピストンと前記打撃要素の間に配置されて空気バネとして作用する空気室と、を有し、
    前記ウェイトが前記本体ハウジングに対して相対移動して、前記作業時に前記本体ハウジングに生じる振動を抑制するように構成されており、
    前記ハンドルに前記付勢力が作用した状態で、前記ハンドルが前記本体ハウジングに対して相対移動して、前記作業時に前記本体ハウジングから前記ハンドルに伝達する振動を低減するように構成されており、
    前記把持部は、前記交差方向に関して、前記所定の軸線に近い側の基端部と、前記所定の軸線から遠い側の先端部を有し、
    前記シリンダ部材は、前記交差方向に関して、前記把持部の前記基端部側に配置される基端部側縁部を有し、
    前記ウェイトは、前記交差方向に関して、前記把持部の前記先端部と前記シリンダ部材の前記基端部側縁部の間に、当該ウェイトの重心が位置するように配置されているとともに、前記モータの回転によって前記ウェイトが前記本体ハウジングに対して強制的に相対移動されるように構成されていることを特徴とする打撃工具。
  2. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    前記運動変換機構は、前記モータ軸の回転運動を直線運動に変換する揺動部材を備え、
    前記ウェイトは、前記揺動部材に連結されていることを特徴とする打撃工具。
  3. 請求項2に記載の打撃工具であって、
    前記揺動部材は、前記軸線を含む所定の平面上を揺動するように構成されており、
    前記ウェイトは、前記所定の平面に対して、前記揺動部材の一方側に設けられた第1ウェイト部と、前記揺動部材の他方側に設けられた第2ウェイト部を有することを特徴とする打撃工具。
  4. 請求項2または3に記載の打撃工具であって、
    前記ウェイトを支持する支点を有し、
    前記ウェイトは、前記揺動部材に駆動されて、前記支点を中心とした振り子運動を行うように構成されていることを特徴とする打撃工具。
  5. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    前記ウェイトを付勢する弾性部材を有し、
    前記ウェイトと前記弾性部材が、前記弾性部材が前記ウェイトを付勢した状態で前記ウェイトが前記本体ハウジングに対して相対移動する動吸振器を構成することを特徴とする打撃工具。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載された打撃工具であって、
    前記本体ハウジングは、前記基端部側における前記ハンドルの領域に対して前記付勢部材を介して連結され、前記先端部側における前記ハンドルの領域に対して支軸を介して連結されることにより、前記ハンドルに対して前記支軸の軸線周りに回動可能となるよう構成されていることを特徴とする打撃工具。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の打撃工具であって、
    前記本体ハウジングのうち前記駆動機構と前記モータを覆う領域の少なくとも一部に対応する領域を覆う外側ハウジングを有し、
    前記外側ハウジングには、前記ハンドルが連結されており、前記本体ハウジングに対して前記ハンドルと前記外側ハウジングが一体に移動するように構成されていることを特徴とする打撃工具。
  8. 請求項7に記載の打撃工具であって、
    サイドハンドルが着脱可能に装着されるサイドハンドル装着部を有し、
    前記サイドハンドル装着部は、前記外側ハウジングに連結されており、前記本体ハウジングに対して前記サイドハンドル装着部と前記ハンドルが一体に移動するように構成されていることを特徴とする打撃工具。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の打撃工具であって、
    前記モータが一定の回転数で駆動されるように制御するコントローラを有することを特徴とする打撃工具。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の打撃工具であって、
    前記モータは、ブラシレスモータであることを特徴とする打撃工具。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の打撃工具であって、
    前記モータは、前記モータ軸と前記所定の軸線が平行になるように配置されていることを特徴とする打撃工具。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の打撃工具であって、
    前記把持部は、前記所定の軸線の延長線上に配置されていることを特徴とする打撃工具。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の打撃工具であって、
    前記本体ハウジングには、バッテリが取り外し可能に装着されるバッテリ装着部が形成されており、
    前記バッテリ装着部は、前記把持部の前記先端部の直下に設けられていることを特徴とする打撃工具。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の打撃工具であって、
    前記把持部の前記先端部には、バッテリが取り外し可能に装着されるバッテリ装着部が形成されていることを特徴とする打撃工具。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の打撃工具であって、
    前記作業時に発生する粉塵を集塵するための集塵装置が取り外し可能に装着される集塵装置装着部を有することを特徴とする打撃工具。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載された打撃工具であって、
    前記交差方向に関して、前記ウェイトの重心は、前記把持部の前記基端部と前記先端部の中間領域に設けられることを特徴とする打撃工具。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載された打撃工具であって、
    前記付勢部材はコイルバネにより構成されることを特徴とする打撃工具。
  18. 請求項1〜16のいずれか1項に記載された打撃工具であって、
    前記付勢部材はリングゴムにより構成されることを特徴とする打撃工具。
JP2014102792A 2014-05-16 2014-05-16 打撃工具 Active JP6278830B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014102792A JP6278830B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 打撃工具
EP15167891.9A EP2944429A1 (en) 2014-05-16 2015-05-15 Impact tool
US14/714,936 US20150328760A1 (en) 2014-05-16 2015-05-18 Impact tool

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014102792A JP6278830B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 打撃工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015217471A JP2015217471A (ja) 2015-12-07
JP6278830B2 true JP6278830B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=53180580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014102792A Active JP6278830B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 打撃工具

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20150328760A1 (ja)
EP (1) EP2944429A1 (ja)
JP (1) JP6278830B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012221748A1 (de) * 2012-11-28 2014-05-28 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
JP6183549B2 (ja) * 2014-04-30 2017-08-23 日立工機株式会社 作業工具
WO2016196979A1 (en) 2015-06-05 2016-12-08 Ingersoll-Rand Company Impact tools with ring gear alignment features
WO2016196899A1 (en) 2015-06-05 2016-12-08 Ingersoll-Rand Company Power tool housings
WO2016196918A1 (en) 2015-06-05 2016-12-08 Ingersoll-Rand Company Power tool user interfaces
US11491616B2 (en) 2015-06-05 2022-11-08 Ingersoll-Rand Industrial U.S., Inc. Power tools with user-selectable operational modes
US10418879B2 (en) * 2015-06-05 2019-09-17 Ingersoll-Rand Company Power tool user interfaces
JP2017113863A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社マキタ 打撃工具
US11052525B2 (en) * 2016-03-03 2021-07-06 Makita Corporation Hammer drill
EP3697574A1 (en) 2017-10-20 2020-08-26 Milwaukee Electric Tool Corporation Percussion tool
JP6952261B2 (ja) * 2017-11-10 2021-10-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動工具
US11059155B2 (en) 2018-01-26 2021-07-13 Milwaukee Electric Tool Corporation Percussion tool
CN109093569A (zh) * 2018-08-27 2018-12-28 江苏唐成智能科技有限公司 一种开关磁阻电锤
CN110883737B (zh) * 2018-09-10 2024-02-13 株式会社牧田 作业工具
WO2020250715A1 (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 工機ホールディングス株式会社 電動作業機
JP2022119301A (ja) * 2021-02-04 2022-08-17 株式会社マキタ 打撃工具
JP2022128006A (ja) * 2021-02-22 2022-09-01 株式会社マキタ 打撃工具
US11642769B2 (en) * 2021-02-22 2023-05-09 Makita Corporation Power tool having a hammer mechanism
US11583992B2 (en) 2021-03-25 2023-02-21 Milwaukee Electric Tool Corporation Side handle for power tool
US11759938B2 (en) 2021-10-19 2023-09-19 Makita Corporation Impact tool
CN115030456A (zh) * 2022-04-29 2022-09-09 国网山东省电力公司寿光市供电公司 一种防火泥封堵填压工具及方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3122979A1 (de) * 1981-06-10 1983-01-05 Hilti AG, 9494 Schaan Bohr- oder meisselhammer
DE3839207A1 (de) * 1988-11-19 1990-05-23 Hilti Ag Tragbares handgeraet mit schlagwerk
DE19730356C2 (de) * 1997-07-15 2001-05-17 Wacker Werke Kg Schwingungsgedämpfter Aufbruch- und/oder Bohrhammer
DE102005007547A1 (de) * 2005-02-18 2006-08-31 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
DE102005038091A1 (de) * 2005-08-11 2007-02-15 Hilti Ag Handwerkzeuggerät mit Vibrationsminderung
JP5041575B2 (ja) * 2006-03-07 2012-10-03 日立工機株式会社 打撃工具
DE102006000212A1 (de) * 2006-05-08 2007-11-15 Hilti Ag Absaugvorrichtung für ein Abbauwerkzeuggerät
JP4863942B2 (ja) * 2006-08-24 2012-01-25 株式会社マキタ 打撃工具
DE102007035699A1 (de) * 2007-07-30 2009-02-05 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
US8529169B2 (en) * 2007-12-07 2013-09-10 Hitachi Koki Co., Ltd. Drilling tool with dust collector
GB0801868D0 (en) * 2008-02-01 2008-03-12 Black & Decker Inc Power tool having motor speed monitor
JP5128998B2 (ja) * 2008-04-04 2013-01-23 株式会社マキタ 手持式作業工具
US20090321101A1 (en) * 2008-06-26 2009-12-31 Makita Corporation Power tool
JP5336781B2 (ja) * 2008-07-07 2013-11-06 株式会社マキタ 作業工具
JP5290666B2 (ja) 2008-08-29 2013-09-18 株式会社マキタ 打撃工具
JP5395531B2 (ja) * 2009-06-19 2014-01-22 株式会社マキタ 作業工具
DE102009027423A1 (de) * 2009-07-02 2011-01-05 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zur Reduktion und/oder Kompensation von Vibrationen, insbesondere für eine Handwerkzeugmaschine und zur Verwendung in Handwerkzeugmaschinen
JP5575428B2 (ja) * 2009-07-10 2014-08-20 株式会社マキタ 集塵アタッチメント
US9314908B2 (en) * 2009-07-29 2016-04-19 Hitachi Koki Co., Ltd. Impact tool
JP5479023B2 (ja) * 2009-10-20 2014-04-23 株式会社マキタ 充電式電動工具
JP5502458B2 (ja) * 2009-12-25 2014-05-28 株式会社マキタ 打撃工具
JP5635945B2 (ja) * 2011-05-24 2014-12-03 株式会社マキタ 電動工具
JP5726654B2 (ja) * 2011-07-01 2015-06-03 株式会社マキタ 打撃工具
US9156152B2 (en) * 2011-08-31 2015-10-13 Makita Corporation Impact tool having counter weight that reduces vibration
US9056379B2 (en) * 2011-09-07 2015-06-16 Makita Corporation Power tool dust collecting device and power tool

Also Published As

Publication number Publication date
EP2944429A1 (en) 2015-11-18
US20150328760A1 (en) 2015-11-19
JP2015217471A (ja) 2015-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6278830B2 (ja) 打撃工具
JP6441588B2 (ja) 打撃工具
JP6309881B2 (ja) 作業工具
JP6334144B2 (ja) 往復動式作業工具
JP6325360B2 (ja) 打撃工具
JP6258093B2 (ja) 打撃工具
JP5180697B2 (ja) 手持式作業工具
JP4573637B2 (ja) 往復動式作業工具
WO2015145583A1 (ja) 打撃工具
JP5294726B2 (ja) 手持式作業工具
JP2014231126A (ja) 往復動式作業工具
JP2013151055A (ja) 打撃工具
JP6208061B2 (ja) 作業工具
JP6348337B2 (ja) 往復動式作業工具
JP6116058B2 (ja) 作業工具
JP5327726B2 (ja) 打撃工具
JP2007175837A (ja) 打撃工具
JP6612496B2 (ja) 打撃工具
JP2016187854A (ja) 動力工具
JP6517633B2 (ja) 打撃工具
JP2015089593A (ja) 作業工具
JP6385003B2 (ja) 打撃工具
JP5783498B2 (ja) 電動工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6278830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250