JP6272796B2 - ドア錠制御システム - Google Patents
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Description
図1に示すように、建物1は、建物1のドア2に設けられたドア錠3を電子キー4によって無線により作動可能なドア錠制御システム5を備える。ドア錠制御システム5は、例えばドア2側(建物1側)からの通信を契機に狭域無線(通信距離:数m)によってID照合を実行してドア錠3を制御するキー操作フリーシステムとなっている。ドア錠制御システム5は、ドア錠3の施錠及び解錠の両方を制御するものである。なお、以降は、キー操作フリーシステムによるドア錠3の操作を「スマート操作」と記す。また、キー操作フリーシステムの通信を「スマート通信」と記し、その通信で実行されるID照合を「スマート照合」と記す。
図3に、室外及び室内に各々形成されるスマート通信エリアEの概略を図示する。本例のスマート通信エリアEは、室外に設置された室外アンテナ13aと、室内に設置された室内アンテナ13bとを備える。室外アンテナ13aは、室外アンテナ13aの通信エリア(室外スマート通信エリアEa)が、室外のドア近傍のみに形成されるような位置に配置される。室内アンテナ13bは、室内アンテナ13bの通信エリア(室内スマート通信エリアEb)が、室内のドア近傍のみに形成されるような位置に配置される。スマート通信は、定期的(ある一定の繰り返し周期)、又はトリガ入力(一例はドア錠操作部6の操作)を条件に実施されるとよい。
(1)例えば、玄関先に電子キー4が長時間置かれたままになっているとき、この電子キー4は屋外温度の影響を受けやすい。よって、本構成では、ドア2との通信(室内スマート通信)が一定時間(1時間)以上継続中の電子キー4を当該ドア2近くに置かれたままの電子キー4として扱い、その電子キー4を通知(電池消耗告知)の対象から外すことで、電池10に関係する通知をより精度良く行うことができる工夫を凝らした。これにより、玄関先に置いてあった電子キー4を持って出かけようとする際、電池10が消耗していないにもかかわらず、電池消耗告知を受けるといったことが抑制される。したがって、電子キー4の電池10に関係する通知の精度をより良くすることができる。
・スマート通信が一定時間以上継続中の電子キー4を通知の対象から外すにあたり、電子キー4が、ドア2との通信(スマート通信)が一定時間以上継続中であると判断したとき、電池残量情報Svを送信しない構成を採用してもよい。この場合、ドア2の情報取得部20によって、電池残量情報Svが取得されない限り、電池消耗告知は行われないことになる。つまり、この構成では、電子キー4自らが、ドア2との通信が一定時間以上継続中のとき、自らを当該ドア2近くに置かれたままの電子キー4と判断し、電池残量情報Svを送信しないことで、電池10に関係する通知をより精度良く行うことができる工夫を凝らした。これにより、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
・ユーザ退室有無の判定は、図4〜図6の判定パターンに限定されない。例えば、人検知センサ16を室外に設けて室外における人の有無を検知可能となっている場合には、これを判定のツールとして用いるなどして、種々の態様に適宜変更することができる。
・ドア2及び電子キー4の間のID照合は、スマート照合に限定されない。例えば、ブルートゥース(Bluetooth :登録商標)通信や近距離無線通信(近接場型無線通信)など、ドア2側からの通信を契機に実行される認証通信の一種であればよい。
(イ)ドア錠制御システムにおいて、ユーザが室内から室外に出たか否かを判定する動き判定部を備え、前記通知実行部は、ユーザが退室すると判断された状況下において、ドア開閉を検出するドア開閉検出部の検出結果を基に前記ドアの開状態を確認することを条件に、前記電池残量情報に基づく通知を実行すること。この構成によれば、ドアが開状態となったときに通知を実行するので、好ましいタイミングで通知を実行することが可能となる。
Claims (3)
- 建物のドアに設けられたドア錠を電子キーによって無線により作動可能なドア錠制御システムにおいて、
前記電子キーから電池残量情報を無線により取得する情報取得部と、
前記電池残量情報に基づく通知を実行する通知実行部とを備え、
前記通知実行部は、前記ドアとの通信が一定時間以上継続中の電子キーを前記通知の対象から外す
ことを特徴とするドア錠制御システム。 - 建物のドアに設けられたドア錠を電子キーによって無線により作動可能なドア錠制御システムにおいて、
前記電子キーから電池残量情報を無線により取得する情報取得部と、
前記電池残量情報に基づく通知を実行する通知実行部とを備え、
前記電子キーは、前記ドアとの通信が一定時間以上継続中のとき、前記電池残量情報を送信しない
ことを特徴とするドア錠制御システム。 - 前記情報取得部は、ドア側からの通信を契機に前記電子キーと無線によるID照合を行うスマート照合の通信を通じて前記電池残量情報を取得する
請求項1又は2に記載のドア錠制御システム。
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JP2015101220A JP6272796B2 (ja) | 2015-05-18 | 2015-05-18 | ドア錠制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015101220A JP6272796B2 (ja) | 2015-05-18 | 2015-05-18 | ドア錠制御システム |
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Family
ID=57578116
Family Applications (1)
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JP2015101220A Active JP6272796B2 (ja) | 2015-05-18 | 2015-05-18 | ドア錠制御システム |
Country Status (1)
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