JP2016102353A - ドア錠制御システム - Google Patents

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【課題】ドア錠の操作忘れを生じ難くすることができるドア錠制御システムを提供する。【解決手段】室外に設置された室外アンテナ12aが関与した電子キー4の検知結果(室外スマート通信の通信結果)と、室内に設置された室内アンテナ12bが関与した電子キー4の検知結果(室内スマート通信の通信結果)と、ドア開閉検出部19によるドア開閉の検出結果とを基に、ユーザがドア2に近づいてドア2を開閉した後にドア2から離れる一連の手順を監視する。この手順が正規手順に沿うことを確認したときには、ユーザが意識して錠操作を別途行わなくても、ドア錠3を自動で施錠する。【選択図】図1

Description

本発明は、ドア錠の作動を制御するドア錠制御システムに関する。
従来、建物のドアに設けられたドア錠の施解錠を制御するドア錠制御システムが周知である(特許文献1等参照)。このドア錠制御システムでは、ドア錠の作動に電子キーの操作を課さないキーフリー操作によって、ドア錠を施解錠することが可能である。
特開2007−162310号公報
一般的に、室内から室外に出たときには、ドアに設けられたドア錠操作部の操作をトリガとしたスマート通信を通じてドアを施錠し、室外から室内に入ったときには、ドアに設けられたサムターンを操作することによってドアを施錠する。いずれにせよ、ドアを施錠するには、ユーザにとっては何らかの操作が必要であるので、ドア錠を施錠し忘れてしまう可能性があった。
本発明の目的は、ドア錠の操作忘れを生じ難くすることができるドア錠制御システムを提供することにある。
前記問題点を解決するドア錠制御システムは、建物のドアに設けられたドア錠を電子キーによって無線により作動可能な構成において、室外に設置された室外アンテナが関与した前記電子キーの検知結果と、室内に設置された室内アンテナが関与した前記電子キーの検知結果と、ドア開閉検出部によるドア開閉の検出結果とを基に、ユーザが前記ドアに近づいて当該ドアを開閉した後に該ドアから離れる一連の手順を監視する手順監視部と、ユーザがとった前記手順が正規手順に沿うことを確認したとき、前記ドア錠を自動で作動させる作動実行部とを備えた。
本構成によれば、ユーザがドアに近づいてドアを開閉し、その後、ドアから離れる一連の手順が正規手順に沿うことを確認したときには、ユーザが意識して錠操作を別途行わなくても、ドア錠が自動で作動される。すなわち、ユーザがドアを開閉してドアから離れるとき、ドアから離れていくだけで、ドア錠が自動で作動する。よって、ドア錠の操作し忘れを生じ難くすることが可能となる。
前記ドア錠制御システムにおいて、前記ドア錠の作動は、当該ドア錠の自動施錠であることが好ましい。この構成によれば、ドアの施錠し忘れを生じ難くすることが可能となる。
前記ドア錠制御システムにおいて、前記一連の手順の監視にあたり、前記室内アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知しているにもかかわらず前記ドアが閉じられたことを確認したとき、前記電子キーが室内に置き忘れられていることをユーザに報知する置き忘れ通知部を備えることが好ましい。この構成によれば、ユーザが室外に出たとき、電子キーが室内に置き忘れられている場合には、その旨を報知等によってユーザに通知することが可能となる。
前記ドア錠制御システムにおいて、前記室外アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知し、前記ドアの開閉を検知し、前記室内アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知し、当該室内アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知しなくなるという正規手順を確認したとき、前記ドア錠が自動施錠されることが好ましい。この構成によれば、ユーザが退室するときのドア錠の施錠忘れを生じ難くすることが可能となる。
前記ドア錠制御システムにおいて、前記室内アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知し、前記ドアの開閉を検知し、前記室外アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知し、当該室外アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知しなくなるという正規手順を確認したとき、前記ドア錠が自動施錠されることが好ましい。この構成によれば、ユーザが入室するときのドア錠の施錠忘れを生じ難くすることが可能となる。
本発明によれば、ドア錠制御システムにおいて、ドア錠の操作忘れを生じ難くすることができる。
一実施形態のドア錠制御システムの構成図。 入室時の自動施錠の具体例を示す作動図。 入室時に自動施錠を実施しない場合の例示図。 入室時に自動施錠を実施しない場合の例示図。 入室時に自動施錠を実施しない場合の例示図。 退室時の自動施錠の具体例を示す作動図。 退室時に自動施錠を実施しない場合の例示図。
以下、ドア錠制御システムの一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、建物1は、建物1のドア2に設けられたドア錠3を電子キー4によって無線により作動可能なドア錠制御システム5を備える。ドア錠制御システム5は、例えば建物1側からの通信を契機に狭域無線(通信距離:数m)によってID照合(スマート照合)を実行してドア錠3を制御するキー操作フリーシステムであることが好ましい。ドア錠制御システム5は、例えばドア錠3の施錠及び施錠の両方を制御するものであることが好ましい。
なお、以降は、キー操作フリーシステムによるドア錠3の操作を「キーフリー操作(スマート操作)」と記す。また、キー操作フリーシステムの通信を「スマート通信」と記し、その通信で実行されるID照合を「スマート照合」と記す。
キー操作フリーシステムの通信は、例えば建物1→電子キー4の通信にLF(Low Frequency)帯の電波が使用され、電子キー4→建物1の通信にUHF(Ultra High Frequency)帯の電波が使用される。キーフリー操作は、例えば電子キー4を実際に操作しなくても、スマート照合が成立すれば、ドア錠3の作動が許可又は実行される操作となっている。なお、本例の場合は、ドア2に設けられたドア錠操作部6の操作がトリガとなって、ドア錠3の施解錠が切り替えられる。ドア錠操作部6は、例えば押圧スイッチであるとよい。
電子キー4は、電子キー4の動作を制御するキー制御部7と、電子キー4において電波を受信する受信アンテナ8と、電子キー4において電波を送信する送信アンテナ9とを備える。キー制御部7のメモリ10には、電子キー4の固有IDである電子キーIDが書き込み保存されている。受信アンテナ8は、例えばLF電波を受信する。送信アンテナ9は、例えばUHF電波を送信する。
ドア錠制御システム5は、前述のドア錠3及びドア錠操作部6と、ドア錠制御システム5の作動を制御するコントローラ11と、ドア2の周囲に電波を送信する送信アンテナ12と、ドア2の周囲で電波を受信する受信アンテナ13とを備える。コントローラ11のメモリ14には、ドア2に登録された電子キー4のID(電子キーID)が書き込み保存されている。送信アンテナ12は、例えばLF電波を送信する。受信アンテナ13は、例えばUHF電波を送信する。送信アンテナ12及び受信アンテナ13は、例えばドア2、建物壁、建物周囲等に配設されている。ドア錠3は、例えばアクチュエータを駆動源にデッドボルトを出し入れする電気錠からなる。コントローラ11は、例えば基板上にIC及びチップ類の各種素子が実装された制御盤である。ドア錠操作部6は、例えば操作される度にドア錠3の施解錠が交互に切り替わる施解錠スイッチであるとよい。
ドア錠制御システム5は、ユーザの入室及び退室の一方の行為についての手順を監視する手順監視部18を備える。手順監視部18は、室外に設置された室外アンテナ(室外送信アンテナ)12aが関与した電子キー4の検知結果と、室内に設置された室内アンテナ(室内送信アンテナ)12bが関与した電子キー4の検知結果と、ドア開閉検出部19によるドア開閉の検出結果とを基に、ユーザがドア2に近づいてドア2を開閉した後にドア2から離れる一連の手順を監視する。手順監視部18は、ドア2のコントローラ11に設けられる。室内アンテナ12b及び室内アンテナ12bは、それぞれスマート通信用アンテナである。ドア開閉検出部19は、スイッチ又はセンサのいずれでもよく、ドア開閉に応じたドア開閉信号Srを手順監視部18に出力する。手順監視部18は、ドア開閉検出部19からドア開閉信号Srとしてドア開信号を入力すると、ドア2が開いていると判定し、ドア開閉検出部19からドア開閉信号Srとしてドア閉信号を入力すると、ドア2が閉じていると判定する。
ドア錠制御システム5は、手順監視部18の監視結果に基づきドア錠3を自動で作動させる作動実行部20を備える。作動実行部20は、ドア2のコントローラ11に設けられる。本例の作動実行部20は、ユーザが入室又は退室のときにとった手順が正規手順に沿うことを確認したとき、ドア錠3を自動で作動させる。また、本例のドア錠3の作動は、ドア錠3の自動施錠(オートロック)である。
ドア錠制御システム5は、ユーザが入退室したときに電子キー4が室内に置き忘れられたことをユーザに通知する置き忘れ通知部21を備える。置き忘れ通知部21は、ドア2のコントローラ11に設けられる。置き忘れ通知部21は、ユーザの入室又は退室の一連の手順の監視にあたって、室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知しているにもかかわらずドア2が閉じられたことを確認したとき、電子キー4が室内に置き忘れていると判定し、その旨をユーザに通知する。
次に、図2〜図7を用いて、ドア錠制御システム5の動作を説明する。
図2に、入室時(帰宅時)の自動施錠の具体例を図示する。なお、室外アンテナ12aは、室外アンテナ12aの通信エリア(室外スマート通信エリアEa)が、室外のドア近傍のみに形成されるような位置に配置される。また、室内アンテナ12bは、室内アンテナ12bの通信エリア(室内スマート通信エリアEb)が、室内のドア近傍のみに形成されるような位置に配置される。スマート通信は、定期的(ある一定の繰り返し周期)、又はトリガ入力(一例はドア錠操作部6の操作)を条件に実施されるとよい。
室外に位置する電子キー4が、室外アンテナ12aのスマート通信エリア(室外スマート通信エリアEa)に進入すると、ドア2及び電子キー4の間でスマート通信が実行される。具体的には、室外アンテナ12aから送信されたウェイク信号を電子キー4が受信すると、電子キー4が起動してアックをUHF電波により返信し、続く通信課程において、ドアID照合、チャレンジレスポンス認証、電子キーID照合の各種照合を実行する。ドアID照合は、各ドア2の固有IDであるドアID(図示略)を電子キー4に送信し、電子キー4にドアIDを確認させる照合である。チャレンジレスポンス認証は、送信の度にコードが毎回変わるチャレンジコードをドア2から電子キー4に送信して電子キー4の暗号鍵に通し、このレスポンスコードをドア2に返信させ、ドア2において同様に演算したレスポンスコードにより、電子キー4のレスポンスコードの正当性を確認する照合である。電子キーID照合は、電子キー4に登録された電子キーIDの正当性をドア2で確認する照合である。これら照合が全て成立することが確認されると、スマート照合が成立とされる。
コントローラ11は、ドア錠3が施錠されている状況下において、ドア2の解錠操作(一例はドア錠操作部6の操作)が実行されたことを検出すると、スマート照合が成立することを条件に、ドア錠3を解錠に切り替える。すなわち、キーフリー操作(スマート操作)によってドア錠3が解錠される。なお、ドア2の解錠操作は、電子キー4に設けられた解錠ボタン(図示略)が操作(ワイヤレス操作)されることにより実行されてもよい。
本例の場合、電子キー4が室外から室内に入り、ドア2の近傍からいなくなったことが検知されたとき、即座又は一定時間後にドア2が自動施錠される。具体的にいうと、作動実行部20は、以下の(1)〜(7)の手順を確認すると、ドア2を自動施錠する。
(1)電子キー4が不在(室外のスマート照合が成立しない)
(2 )室外アンテナ12aの通信エリアで電子キー4を検知(室外のスマート照合が成立)
(3)ドア2が開を検出
(4)ドア2が閉を検出
(5)室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知(室内のスマート照合が成立)
(6)電子キー4が不在(室内のスマート照合が成立しない)
(7)即座又は一定時間後に自動施錠
なお、図3に示す例のように、入室時に満足すべき前述の(1)〜(7)の手順を満たさなかった場合には、ドア2を自動施錠しない。同図の操作パターンは、「(2)室外アンテナ12aの通信エリアで電子キー4を検知」した後、「(3)ドア2が開」されずに、電子キー4が不在となった動作例である。作動実行部20は、この手順を確認したとき、ユーザが室外からドア2に近づいたものの、ドア2を解錠せずにドア2から立ち去ったとして、ドア2を自動施錠しない。なお、この動作例において、室外からドア2が解錠されたもののドア2が開操作されなかったときには、本例の自動施錠とは別のルーチンが作動して、一定時間後にドア2が自動施錠される。
また、図4に示す動作例の場合も、ドア2を自動施錠しない。同図の操作パターンは、「(4)ドア2が閉」された後に、「(5)室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知」せずに、室外アンテナ12aの通信エリアのみで電子キー4を検知する動作例である。作動実行部20は、この手順を確認したとき、ユーザがドア2を解除して開閉したものの、入室せずにドア2から立ち去ったとして、ドア2を自動施錠しない。
さらに、図5に示す動作例の場合も、ドア2を自動施錠しない。同図の操作パターンは、「(5)室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知」した後、「(6)電子キー4が不在」とならないまま、ドア2が開閉された動作例である。作動実行部20は、この手順を確認したとき、ユーザが電子キー4を玄関に置き忘れて退室したと判断して、ドア2を自動施錠しない。置き忘れ通知部21は、この電子キー4の室内置き忘れを検出したとき、例えばドア2や電子キー4から、電子キー4が置き忘れられている旨(置き忘れ警報)を通知する。なお、電子キー4で置き忘れ警報を鳴らす場合には、例えばスマート通信のハードを通じて警報要求を電子キー4に送信することにより実現するとよい。
図6に、退室時(外出時)の自動施錠の具体例を図示する。本例の場合、電子キー4が室内から室外に出て、ドア2の近傍からいなくなったことが検知されたとき、即座又は一定時間後にドア2を自動施錠する。具体的にいうと、作動実行部20は、以下の(1)〜(7)の手順を確認すると、ドア2を自動施錠する。
(1)電子キー4が不在(室内のスマート照合が成立しない)
(2)室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知(室内のスマート照合が成立)
(3)ドア2が開を検出
(4)ドア2が閉を検出
(5)室外アンテナ12aの通信エリアで電子キー4を検知(室外のスマート照合が成立)
(6)電子キー4が不在(室外のスマート照合が成立しない)
(7)即座又は一定時間後に自動施錠
なお、図7に示す例のように、退室時に満足すべき前述の(1)〜(7)の手順を満たさなかった場合には、ドア2を自動施錠しない。同図の操作パターンは、「(4)ドア2が閉」された後に、「室外アンテナ12aの通信エリアで電子キー4を検知」せずに、室内アンテナ12bの通信エリアのみで電子キー4を検知する動作例である。作動実行部20は、この手順を確認したとき、ユーザが電子キー4を玄関に置き忘れて退室したと判断し、ドア2を自動施錠しない。この場合も、例えばドア2や電子キー4から、電子キー4が置き忘れられている旨(置き忘れ警報)を通知する。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)室外に設置された室外アンテナ12aが関与した電子キー4の検知結果(室外スマート通信の通信結果)と、室内に設置された室内アンテナ12bが関与した電子キー4の検知結果(室内スマート通信の通信結果)と、ドア開閉検出部19によるドア開閉の検出結果とを基に、ユーザがドア2に近づいてドア2を開閉した後にドア2から離れる一連の手順を監視する。この手順が正規手順に沿うことを確認したときには、ユーザが意識して錠操作を別途行わなくても、ドア錠3が自動で施錠される。よって、ドア錠3の施錠し忘れを生じ難くすることができる。
(2)ドア錠3において制御対象とする作動をドア錠3の自動施錠としたので、ドア錠3の施錠し忘れの防止に一層有利となる。
(3)ユーザ動作の監視にあたり、室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知しているにもかかわらずドア2が閉じられたことを確認したとき、電子キー4が室内に置き忘れられていることをユーザに報知する置き忘れ通知を行う。よって、ユーザが電子キー4を室内に置き忘れたまま外出してしまう状況を生じ難くすることができる。また、電子キー4を室内に置いたままドア2を施錠してしまうインロックの防止にも有利となる。
(4)室外アンテナ12aの通信エリアで電子キー4を検知し、ドア2の開閉を検知し、室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知し、その後、室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知しなくなるという正規手順を確認したとき、ドア錠3が自動施錠される。よって、ユーザが退室するときにドア錠3の施錠忘れを生じ難くすることができる。
(5)室内アンテナ12bの通信エリアで電子キー4を検知し、ドア2の開閉を検知し、室外アンテナ12aの通信エリアで電子キー4を検知し、その後、室外アンテナ12aの通信エリアで電子キー4を検知しなくなるという正規手順を確認したとき、ドア錠3が自動施錠される。よって、ユーザが入室するときにドア錠3の施錠忘れを生じ難くすることができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・室外からのドア解錠操作は、スマート操作に限らず、例えばメカニカルキーによる機械的操作でもよい。また、室内からのドア解錠操作は、例えばドアに設けられたサムターンによる操作でもよい。
・室外スマート通信エリアEaと室内スマート通信エリアEbとは、互いに領域が重ならないように形成されることが好ましい。
・室外アンテナ12aは、室内アンテナ12bの通信エリアと範囲が重ならないように、例えば建物1の庇や玄関外の地面等に取り付けられるとよい。室内アンテナ12bは、室内であれば、例えば床の内部など、さまざまな場所に取り付けることが可能である。
・正規手順は、実施形態に記載したパターンに限らず、ユーザが入室又は退室するときにとると想定される手順であれば、種々のパターンに変更することが可能である。
・ドア開閉の検出は、どのようなスイッチやセンサを用いて行ってもよい。
・どうなったら正規手順が崩れたと判定するにあたっては、種々の判定パターンを基準とすることが可能である。
・ドア錠制御システム5の通信は、往路通信と復路通信とで電波の周波数が異なることに限らず、周波数が同じであってもよい。
・ドア錠制御システム5の電波の周波数は、種々の値に変更することが可能である。
・ドア錠制御システム5の通信は、スマート通信に限定されない。例えば、NFC(Near Field Communication)、RFID(Radio Frequency IDentification)、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)などの近距離無線通信(近接場型通信)としてもよい。
・電子キー4は、ドア専用のキーであることに限らず、例えば携帯電話等の端末に変更してもよい。
・ドア錠3の施錠を対象とするのではなく、例えば自動解錠を対象としてもよい。
1…建物、2…ドア、3…ドア錠、4…電子キー、5…ドア錠制御システム、12…送信アンテナ、12a…室外アンテナ(室外送信アンテナ)、12b…室内アンテナ(室内送信アンテナ)、18…手順監視部、19…ドア開閉検出部、20…作動実行部、21…置き忘れ通知部、Ea…通信エリアの一例である室外スマート通信エリア、Eb…通信エリアの一例である室内スマート通信エリア。

Claims (5)

  1. 建物のドアに設けられたドア錠を電子キーによって無線により作動可能なドア錠制御システムにおいて、
    室外に設置された室外アンテナが関与した前記電子キーの検知結果と、室内に設置された室内アンテナが関与した前記電子キーの検知結果と、ドア開閉検出部によるドア開閉の検出結果とを基に、ユーザが前記ドアに近づいて当該ドアを開閉した後に該ドアから離れる一連の手順を監視する手順監視部と、
    ユーザがとった前記手順が正規手順に沿うことを確認したとき、前記ドア錠を自動で作動させる作動実行部と
    を備えたことを特徴とするドア錠制御システム。
  2. 前記ドア錠の作動は、当該ドア錠の自動施錠である
    ことを特徴とする請求項1に記載のドア錠制御システム。
  3. 前記一連の手順の監視にあたり、前記室内アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知しているにもかかわらず前記ドアが閉じられたことを確認したとき、前記電子キーが室内に置き忘れられていることをユーザに報知する置き忘れ通知部を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のドア錠制御システム。
  4. 前記室外アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知し、前記ドアの開閉を検知し、前記室内アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知し、当該室内アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知しなくなるという正規手順を確認したとき、前記ドア錠が自動施錠される
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のドア錠制御システム。
  5. 前記室内アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知し、前記ドアの開閉を検知し、前記室外アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知し、当該室外アンテナの通信エリアで前記電子キーを検知しなくなるという正規手順を確認したとき、前記ドア錠が自動施錠される
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のドア錠制御システム。
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