JP2015132136A - 携帯機持ち出し警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LFアンテナを使用しなくても、携帯機持ち出し警報を発することが可能な携帯機持ち出し警報装置を提供すること。
【解決手段】車両電源ON(ACC/IG状態)を前提に、スマートECUは、ドアが開けられ(ステップS1)、且つ、携帯機の衝撃センサのONによるRF電波信号を受信すると(ステップS2)、ドアが閉められたことを契機に(ステップS3)、携帯機持ち出し警報を作動させる(ステップS4)。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯機が室内にあることを前提とした動作中に室内から携帯機が持ち出されたと判断すると携帯機持ち出し警報を発する携帯機持ち出し警報装置に関する。
特許文献1には、ドアの開閉を検出すると、車室内にリクエスト信号を送信し、リクエスト信号を受けて携帯機から返送された応答信号を受信すると、応答信号を解析して携帯機の車両キーとしての妥当性を判断する車室内キー照合を行い、照合一致したことを条件にエンジン始動を許可するスマートシステムが開示されている。また、エンジン作動中にドアの開閉を検出すると、車室内にリクエスト信号を送信し、リクエスト信号を受けて携帯機から返送される筈の応答信号が得られないとき、車室内から携帯機が持ち出されたと判断して携帯機持ち出し警報を発することも開示されている。
特開2004−197649号公報(段落[0037]〜段落[0042]、[図1]、[図3])
リクエスト信号にLF(low frequency )帯の電波を用いるとき、車両側にLFアンテナを複数搭載する必要があり、搭載スペース確保の煩わしさとコスト削減のため、LFアンテナを減らしたいというニーズがある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、LFアンテナを使用しなくても、携帯機持ち出し警報を発することが可能な携帯機持ち出し警報装置を提供することにある。
上記課題を解決する携帯機持ち出し警報装置は、携帯機が室内にあることを前提とした制御対象の動作中に室内から携帯機が持ち出されたと判断すると携帯機持ち出し警報を発する携帯機持ち出し警報装置において、室内と室外を仕切る開閉体の開閉状態を検出する開閉センサと、前記携帯機に対する衝撃を検出する衝撃センサと、前記開閉センサによって前記開閉体が開けられたことが検出され、且つ、前記衝撃センサによって前記携帯機に対する衝撃が検出されたとき、室内から携帯機が持ち出されたと判断する持ち出し判定手段とを備えることをその要旨としている。
この構成によれば、開閉センサによって開閉体が開けられたことが検出され、且つ、衝撃センサによって携帯機に対する衝撃が検出されたとき、室内から携帯機が持ち出されたと判断される。つまり、携帯機の持ち出し判定にLFアンテナの使用を伴わない。したがって、LFアンテナを使用しなくても、携帯機持ち出し警報を発することができる。
上記携帯機持ち出し警報装置について、前記制御対象と前記携帯機との間で認証を行い、認証が成立した場合に制御対象の動作が可能となるスマートシステムに連動され、前記衝撃センサは前記携帯機に設けられ、携帯機に対する衝撃により衝撃センサがONして、衝撃センサのONをトリガに携帯機が起動したとき、携帯機に固有の識別情報を含む被認証用信号が携帯機から送信され、前記持ち出し判定手段は、基準識別情報と照合一致する識別情報を取得したとき、持ち出し判定の対象とする携帯機に対する衝撃が検出されたと肯定判断することとしてもよい。
この構成によれば、LFアンテナを使用しないスマートシステムとの連動を前提に、携帯機持ち出し警報を発することができる。
上記携帯機持ち出し警報装置について、携帯機が室内にあることを前提とした制御対象の動作を許可するために必要な衝撃のパターンを第1の衝撃パターンと規定するとともに、携帯機が室外にあることを前提とした制御対象の動作を許可するために必要な衝撃のパターンを第2の衝撃パターンと規定し、前記持ち出し判定手段は、室内から携帯機が持ち出されたと判断する際に衝撃センサによって検出される衝撃のパターンを前記第1の衝撃パターン及び前記第2の衝撃パターンの双方と区別することとしてもよい。
この構成によれば、第1の衝撃パターン或いは第2の衝撃パターンで携帯機に衝撃を加えた際に携帯機持ち出し警報が発せられることが避けられる。したがって、誤警報を防止できる。
上記携帯機持ち出し警報装置について、携帯機が室内にあることを示唆する被認証用信号の電波強度を第1の電波強度と規定するとともに、携帯機が室外にあることを示唆する被認証用信号の電波強度を第2の電波強度と規定し、前記持ち出し判定手段は、時間の経過と共に被認証用信号の電波強度が前記第1の電波強度から前記第2の電波強度へと変化したことを条件に、室内から携帯機が持ち出されたと判断することとしてもよい。
この構成によれば、被認証用信号の電波強度を監視することにより、携帯機が室内から室外へ持ち出されたことを特定できる。
上記携帯機持ち出し警報装置について、前記持ち出し判定手段は、前記開閉センサによって前記開閉体が閉められたことが検出されたことを契機に、携帯機持ち出し警報を作動させることとしてもよい。
この構成によれば、開閉体が開けられて携帯機が持ち出された後、開閉体が閉められたことを契機に携帯機持ち出し警報が発せられる現行仕様からの置き換えが可能となる。
本発明によれば、LFアンテナを使用しなくても、携帯機持ち出し警報を発することができる。
スマートシステムの構成を示すブロック図。 スマートECUによる携帯機持ち出し警報作動時の処理を示すフローチャート。 携帯機に対する衝撃パターンとスマートシステムの動作の関連付けを示す図。 被認証用信号の電波強度の変化が携帯機の持ち出し判定に用いられる様子を示す図。
以下、携帯機持ち出し警報装置の一実施の形態について説明する。携帯機持ち出し警報装置は、車両電源ON(ACC/IG状態)で車室内から携帯機が持ち出されたと判断すると携帯機持ち出し警報を発するものと規定される。対象となる携帯機はスマートシステムの構成要素である。
図1に示すように、スマートシステム1は、ユーザが車両キーとして所持する携帯機2と、車両側のセキュリティ装置3とを備えている。
携帯機2は、ドアロックの施錠を指示するためのロックボタン21と、ドアロックの開錠を指示するためのアンロックボタン22と、携帯機2に対する衝撃によりONする衝撃センサ23とを備えている。衝撃センサ23には、振動センサ或いは加速度センサが用いられる。また、携帯機2は、携帯機2の統括的な制御を司るマイコン24と、UHF(ultrahigh frequency )帯の電波によるRF(radio frequency )電波信号を送信するRFアンテナ25とを備えている。
マイコン24は不揮発性のキーメモリ24aを備えている。キーメモリ24aには、携帯機2に固有の識別情報であるID(identification)が記憶されている。マイコン24は、ロックボタン21(アンロックボタン22)が操作されたとき、ドアロックの施錠(開錠)を指示する操作コードと上記IDとを含む遠隔操作信号をRFアンテナ25から送信する。また、マイコン24は、衝撃センサ23のONをトリガに携帯機2が起動したとき、上記IDを含む被認証用信号をRFアンテナ25から送信する。
セキュリティ装置3は、RF電波信号を受信可能なRFチューナー31と、車両セキュリティの統括的な制御を司るスマートECU(electronic control unit )32とを備えている。また、セキュリティ装置3は、運転席ドア等のアウトサイドハンドルに設けられたドアスイッチ33と、ドアの開閉状態を検出するドア開閉センサ34と、運転席から操作可能な位置に設けられたエンジンスイッチ35と、ブレーキペダルの踏み込み操作を検出するブレーキセンサ36とを備えている。ドアは車室内と車室外を仕切る開閉体に相当する。
スマートECU32は不揮発性の車両メモリ32aを備えている。車両メモリ32aには、自車両に適合する正規の携帯機2のIDが基準IDとして登録されている。基準IDは基準識別情報に相当する。スマートECU32は、RFチューナー31によって受信された被認証用信号(携帯機2から送信された遠隔操作信号或いは被認証用信号の他、同様の周波数帯の電波によるノイズも含まれる)を解析する。この解析には被認証用信号に上記基準IDと照合一致するIDが含まれているか否かの判定が含まれる。肯定判断されたことは認証が成立したことと同義である。
そして、スマートECU32は、上記解析で認証が成立し、且つ、被認証用信号にドアロックの施錠(開錠)を指示する操作コードが含まれているとき、その操作コードに応じてドアロックを動作させる。つまり、施錠を指示する操作コードを取得した場合にはドアロックを施錠し、開錠を指示する操作コードを取得した場合にはドアロックを開錠する。
一方、スマートECU32は、上記解析で認証が成立し、且つ、被認証用信号に操作コードが含まれていないとき、ドアスイッチ33が操作されたことを契機に、ドアロックの状態を反転する。つまり、ドアロックが施錠されている場合には開錠し、逆に開錠されている場合には施錠する。
また、スマートECU32は、上記解析で認証が成立し、且つ、被認証用信号に操作コードが含まれていないとき、エンジンスイッチ35が操作されたことを契機に、車両の電源状態を遷移させる制御を行う。詳述すると、ブレーキセンサ36によってブレーキペダルの踏み込み操作が検出されている場合には、エンジンを始動する。一方、ブレーキペダルの踏み込み操作が検出されていない場合には、エンジンスイッチ35が操作される度に車両の電源状態をOFF→ACC(アクセサリON)→IG(イグニッションON)→OFF→・・・の順に遷移させる。
さらに、スマートECU32は、車両電源ON(ACC/IG状態)で車室内から携帯機2が持ち出されたと判断すると携帯機持ち出し警報を作動させる。
次に、携帯機持ち出し警報装置の作用について説明する。
図2に示すように、車両電源ON(ACC/IG状態)を前提に、スマートECU32は、ドアが開けられ(ステップS1)、且つ、衝撃センサ23のONによるRF電波信号を受信すると(ステップS2)、ドアが閉められたことを契機に(ステップS3)、携帯機持ち出し警報を作動させる(ステップS4)。
ここで、携帯機2が持ち出される場合を想定すると、携帯機2の移動に伴い携帯機2が衝撃を受けるため、その衝撃により衝撃センサ23がONして、衝撃センサ23のONをトリガに携帯機2が起動し、携帯機2から被認証用信号が送信されることになる。そして、この被認証用信号がスマートECU32で解析される。スマートECU32は、基準IDと照合一致するIDを取得したとき、持ち出し判定の対象とする携帯機2に対する衝撃が検出されたと肯定判断する。
そして、スマートECU32は、ドアが開けられ、且つ、携帯機2に対する衝撃が検出されたとき、車室内から携帯機2が持ち出されたと判断する。スマートECU32は持ち出し判定手段に相当する。ここに、スマートECU32は、車両電源ON(ACC/IG状態)で車室内から携帯機2が持ち出されたと判断したとき、携帯機持ち出し警報を作動させる。一方、車両電源OFFでドアが開けられ、且つ、携帯機2に対する衝撃が検出されたときには、降車に伴う行動が示唆されることになるので、携帯機持ち出し警報を作動させない。
ところで、車両電源ON(ACC/IG状態)にするためには、車室内で携帯機2に衝撃を加え、且つ、エンジンスイッチ35を操作する必要がある。つまり、携帯機2が車室内にあることを前提に車両電源ON(ACC/IG状態)となる。したがって、車両電源ON(ACC/IG状態)となっている状況は、携帯機2が車室内にあることを前提とした制御対象(車両)の動作中ということになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)車両電源ON(ACC/IG状態)で車室内から携帯機2が持ち出されたと判断されると携帯機持ち出し警報が作動する。ここに、ドアが開けられ、且つ、携帯機2に対する衝撃が検出されたとき、車室内から携帯機2が持ち出されたと判断される。つまり、携帯機2の持ち出し判定にLFアンテナの使用を伴わない(図1参照)。したがって、LFアンテナを使用しなくても、携帯機持ち出し警報を発することができる。
(2)携帯機2に対する衝撃により衝撃センサ23がONして、衝撃センサ23のONをトリガに携帯機2が起動したとき、携帯機2に固有のIDを含む被認証用信号が携帯機2から送信され、この被認証用信号がスマートECU32で解析される。そして、この解析では、被認証用信号に基準IDと照合一致するIDが含まれているか否かの判定が行われ、肯定判断されると車両動作が許可される。これにより、LFアンテナを使用しないスマートシステム1が構築される。
また、被認証用信号に基準IDと照合一致するIDが含まれているか否かの判定で肯定判断されたとき、持ち出し判定の対象とする携帯機2に対する衝撃が検出されたと肯定判断される。これにより、LFアンテナを使用しないスマートシステム1との連動を前提に、携帯機持ち出し警報を発することができる。
(3)ドアが閉められたことを契機に、携帯機持ち出し警報が作動する。この構成によれば、ドアが開けられて携帯機2が持ち出された後、ドアが閉められたことを契機に携帯機持ち出し警報が発せられる現行仕様からの置き換えが可能となる。
尚、上記実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・携帯機2が車室内にあることを前提とした車両動作を許可するために必要な衝撃のパターンを第1の衝撃パターンと規定するとともに、携帯機2が車室外にあることを前提とした車両動作を許可するために必要な衝撃のパターンを第2の衝撃パターンと規定する。例えば、エンジン始動に必要な第1の衝撃パターンとして、携帯機2に対する3回のタップ操作を規定し、ドア施開錠に必要な第2の衝撃パターンとして、携帯機2に対する1回のタップ操作を規定する。
この場合、タップ操作が行われると、タップ操作の回数を示唆する情報を含む被認証用信号が携帯機2から送信され、その信号がスマートECU32によって取得されたとき、当該信号の解析を通じてタップ操作の回数がスマートECU32によって把握される。そして、スマートECU32は、タップ操作の回数に応じて、それが1回のとき当該1回のタップ操作に関連付けされた車両動作(本例ではドア施開錠)を許可する一方、3回のとき当該3回のタップ操作に関連付けされた車両動作(本例ではエンジン始動)を許可する(別例Aと規定)。
或いは、携帯機2は、タップ操作の回数に応じて、それが1回のときドア施開錠を要求する情報を含む被認証信号を送信する一方、3回のときエンジン始動を要求する情報を含む被認証用信号を送信してもよい。この場合、スマートECU32は、被認証用信号を解析して認証が成立したとき、その信号に含まれた情報による要求に応じて、ドア施開錠或いはエンジン始動を許可する(別例Bと規定)。
上記規定による別例A或いは別例Bの採用を前提に、スマートECU32は、車室内から携帯機2が持ち出されたと判断する際に衝撃センサ23によって検出される衝撃のパターンを上記第1の衝撃パターン(3回のタップ操作)及び上記第2の衝撃パターン(1回のタップ操作)の双方と区別するようにしてもよい。つまり、3回のタップ操作が検出された場合には、車室内から携帯機2が持ち出されたと判断するのではなく、エンジン始動のための衝撃が加えられたと判断してエンジン始動を許可する。一方、1回のタップ操作が検出された場合には、車室内から携帯機2が持ち出されたと判断するのではなく、ドア施開錠のための衝撃が加えられたと判断してドア施開錠を許可する。
この構成によれば、第1の衝撃パターン(3回のタップ操作)或いは第2の衝撃パターン(1回のタップ操作)で携帯機2に衝撃を加えた際に携帯機持ち出し警報が発せられることが避けられる。したがって、誤警報を防止できる。
図3に示すように、3回のタップ操作が検出された場合にはエンジン始動が優先される一方、1回のタップ操作が検出された場合にはドア施開錠が優先される他方、それらとは異なる衝撃が検出された場合には携帯機2の持ち出し判定が行われる。
・携帯機2が車室内にあることを示唆する被認証用信号の電波強度を第1の電波強度と規定するとともに、携帯機2が車室外にあることを示唆する被認証用信号の電波強度を第2の電波強度と規定する。RFチューナー31の搭載場所にもよるが、例えば車室内にRFチューナー31が搭載される場合には、第1の電波強度は第2の電波強度よりも大きくなる(前提1)。逆に、車室外にRFチューナー31が搭載される場合には、第1の電波強度はドア近くの携帯機2から送信された被認証用信号による第2の電波強度よりも小さくなり(前提2)、また、車両から遠く離れた位置の携帯機2から送信された被認証用信号による第2の電波強度よりも大きくなる(前提3)。いずれにせよ、スマートECU32は、時間の経過と共に被認証用信号の電波強度が上記第1の電波強度から上記第2の電波強度へと変化したことを条件に、車室内から携帯機2が持ち出されたと判断するようにしてもよい。
この構成によれば、被認証用信号の電波強度を監視することにより、携帯機2が室内から室外へ持ち出されたことを特定できる。
図4に示すように、上記前提1を想定すると、時間の経過と共に被認証用信号の電波強度が第1の電波強度から第2の電波強度へと低下した場合には、携帯機2の持ち出し有と判定される一方、第1の電波強度付近で安定している場合には、携帯機2の持ち出し無と判定される。
・被認証用信号の電波強度を監視する上記別例の構成を図2に示す上記実施の形態の構成と併用してもよい。つまり、スマートECU32は、ドアが開けられ(ステップS1)、且つ、被認証用信号を受信してIDが照合一致することに加え(ステップS2)、被認証用信号の電波強度が第1の電波強度から第2の電波強度へと変化したとき、車室内から携帯機2が持ち出されたと判断するようにしてもよい。この構成によれば、ドアが開いている状態で車室内で携帯機2に衝撃が加わった後、ドア閉を契機に携帯機持ち出し警報が発せられることが避けられる。したがって、誤警報を防止できる。
・或いは、被認証用信号の電波強度を監視する上記別例の構成を図2に示す上記実施の形態の構成と併用しつつ、ステップS3の処理を割愛してもよい。つまり、ドア閉で警報作動する構成に代えて、携帯機2が車両から遠ざかったことで警報作動する構成を採用してもよい。この場合、車室内から携帯機2が持ち出された後、ドアが閉められない状況が続いたとしても、被認証用信号の電波強度が第1の電波強度から第2の電波強度へと変化した段階で警報作動される。したがって、警報作動すべき状況下で適切に警報作動できる。
・ドアウインドウの開閉状態を検出するウインドウ開閉センサを用いて、ドアウインドウが開けられ、且つ、携帯機2に対する衝撃が検出されたとき、車室内から携帯機2が持ち出されたと判断する携帯機持ち出し警報装置に具体化してもよい。同様に、他の開閉体に適用してもよい。ここに、車両に限らず、建物の開閉体に適用してもよい。ドア、窓、シャッタ等が開閉体に相当する。
・複数の携帯機2が1台の車両に登録されている場合について、それらが同時に車室内にあることを前提に車両電源ON(ACC/IG状態)となったとき、車両電源ON(ACC/IG状態)でいずれか一つの携帯機2が車室内から持ち出されたと判断すると警報作動する構成を採用してもよい。或いは、全ての携帯機2が車室内から持ち出されたと判断すると警報作動する構成を採用してもよい。
・携帯機持ち出し警報は音或いは表示或いは振動等を伴ってユーザに報知されるものであればよい。
1…スマートシステム、2…携帯機、3…セキュリティ装置、21…ロックボタン、22…アンロックボタン、23…衝撃センサ、24…マイコン、24a…キーメモリ、25…RFアンテナ、31…RFチューナー、32…スマートECU(持ち出し判定手段)、32a…車両メモリ、33…ドアスイッチ、34…ドア開閉センサ(開閉センサ)、35…エンジンスイッチ、36…ブレーキセンサ。

Claims (5)

  1. 携帯機が室内にあることを前提とした制御対象の動作中に室内から携帯機が持ち出されたと判断すると携帯機持ち出し警報を発する携帯機持ち出し警報装置において、
    室内と室外を仕切る開閉体の開閉状態を検出する開閉センサと、
    前記携帯機に対する衝撃を検出する衝撃センサと、
    前記開閉センサによって前記開閉体が開けられたことが検出され、且つ、前記衝撃センサによって前記携帯機に対する衝撃が検出されたとき、室内から携帯機が持ち出されたと判断する持ち出し判定手段とを備える
    ことを特徴とする携帯機持ち出し警報装置。
  2. 前記制御対象と前記携帯機との間で認証を行い、認証が成立した場合に制御対象の動作が可能となるスマートシステムに連動され、
    前記衝撃センサは前記携帯機に設けられ、携帯機に対する衝撃により衝撃センサがONして、衝撃センサのONをトリガに携帯機が起動したとき、携帯機に固有の識別情報を含む被認証用信号が携帯機から送信され、
    前記持ち出し判定手段は、基準識別情報と照合一致する識別情報を取得したとき、持ち出し判定の対象とする携帯機に対する衝撃が検出されたと肯定判断する
    請求項1に記載の携帯機持ち出し警報装置。
  3. 携帯機が室内にあることを前提とした制御対象の動作を許可するために必要な衝撃のパターンを第1の衝撃パターンと規定するとともに、携帯機が室外にあることを前提とした制御対象の動作を許可するために必要な衝撃のパターンを第2の衝撃パターンと規定し、
    前記持ち出し判定手段は、室内から携帯機が持ち出されたと判断する際に衝撃センサによって検出される衝撃のパターンを前記第1の衝撃パターン及び前記第2の衝撃パターンの双方と区別する
    請求項1又は2に記載の携帯機持ち出し警報装置。
  4. 携帯機が室内にあることを示唆する被認証用信号の電波強度を第1の電波強度と規定するとともに、携帯機が室外にあることを示唆する被認証用信号の電波強度を第2の電波強度と規定し、
    前記持ち出し判定手段は、時間の経過と共に被認証用信号の電波強度が前記第1の電波強度から前記第2の電波強度へと変化したことを条件に、室内から携帯機が持ち出されたと判断する
    請求項2又は3に記載の携帯機持ち出し警報装置。
  5. 前記持ち出し判定手段は、前記開閉センサによって前記開閉体が閉められたことが検出されたことを契機に、携帯機持ち出し警報を作動させる
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯機持ち出し警報装置。
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