JP2007239224A - 建物のセキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】各電子キーで施解錠可能な施解錠装置を簡便な手続きで個別に設定することができるセキュリティシステムを提供すること。
【解決手段】固有のIDコードを有する電子キー23と、ドア11の施解錠をする電子錠24と、電子キー23のIDコードと予め記憶されたIDコードとに基づいて電子錠24の施解錠を制御するセキュリティ制御装置26とを備え、セキュリティ制御装置26に複数の電子キー23のIDコードを登録可能であるとともに、複数のIDコードのそれぞれについて施解錠可能な複数の電子錠24を登録可能としている。これにより、IDコードが登録された複数の電子キー23のそれぞれに対して、施解錠可能な電子錠24を個別に設定できる。また、あるIDコードに対し施解錠可能な施解錠装置を施解錠制御装置に一括して登録することができるので、IDコードの登録手続きも簡易になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物のセキュリティシステムに関するものである。
近年、ピッキング等によって玄関ドアを不正に解錠して建物内に侵入する犯罪が急増している。その対策として、不正な建物内への侵入を検知して警備会社等に通報するセキュリティシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。セキュリティシステムにより建物内への不正な侵入が警備会社に通報されると、警備員が現地に急行する。そして、警備員は予め建物の所有者から預かっている予備キーで建物の錠を解錠し、建物内を巡回して異常をチェックしている。しかしながら、従来のセキュリティシステムにおいては、現地に急行した警備員は不正侵入と関係ない部屋まで巡回が可能である。そのため、住人のプライバシー等の保護が必ずしも十分とはいえなかった。
また、近年は同じ建物の住人同士の間でもプライバシーを重視する傾向にある。しかし、各部屋ごとに入室できる人を決める場合、各部屋のドアそれぞれについて錠を設置し、その錠の鍵を入室が許可されている人に所持させなければならない。そのため、装備が面倒であるとともに、各人が複数の鍵を所持することとなり煩わしさを伴っていた。
なお、近年は、利便性の観点からいわゆる電子錠が使用されるようになってきている。電子錠は、電子キーのIDコードと電子錠の登録情報とを照合することにより、自動的に施解錠がなされるものである。この場合には、1本の電子キーのIDコードを複数箇所の電子錠に登録することで、複数の鍵を所持しなければならない煩わしさは解消される。しかし、その場合でも、施解錠可能とするすべての電子錠の各々に対して電子キーのIDコードを登録する必要がある。登録する複数の電子錠が住宅内に点在している場合などは、各々の電子錠に対して電子キーのIDコードを登録する手続きは面倒である。
特許第2684063号公報
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、各電子キーで施解錠可能な施解錠装置を個別に設定可能とするとともに、そのための手続きも簡便な建物のセキュリティシステムを提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
本発明は、固有のIDコードを有する電子キー(電子キー23)と、ドア(ドア11等)の施解錠をする施解錠装置(電子錠24)と、前記電子キーのIDコードと予め記憶された登録情報とに基づいて前記施解錠装置の施解錠を制御する施解錠制御装置(セキュリティ制御装置26)とを備える建物(住宅10)のセキュリティシステムであって、前記建物の複数箇所にそれぞれ前記施解錠装置を設置し、前記施解錠制御装置に複数の前記電子キーのIDコードを登録可能とするとともに、前記複数のIDコードごとに、それぞれ施解錠可能な一又は複数の前記施解錠装置を登録可能としたことを特徴としている。
これにより、IDコードが登録された複数の電子キーのそれぞれに対して、施解錠可能な施解錠装置を個別に設定することができる。しかも、あるIDコードが登録された電子キーで施解錠可能な施解錠装置を施解錠制御装置に予め登録しておけば、各人は1本の電子キーを所有するのみでよい。このため、ドアごとの複数の鍵を所持する必要もなくなる。また、あるIDコードに対し施解錠可能な施解錠装置を施解錠制御装置に一括して登録することができる。これにより、IDコードの登録手続きも簡易になる。
前記建物の複数のエリアに前記施解錠装置を設置し、これら各施解錠装置について施解錠可能な前記電子キーのIDコードを前記施解錠制御装置が登録することにより、当該登録された電子キーでのみ前記複数のエリアに設置された各施解錠装置を施解錠可能とすることが望ましい。これによると、施解錠装置が設置されたエリアの施解錠装置を施解錠できる電子錠を特定のものに限定することができる。この結果、例えば、同じ建物の住人同士の間でも、各自の部屋に入室可能な人を選択的に設定できる。これにより、各住人のプライバシーを保護することが可能となる。
前記電子キーは、当該電子キーが有する個別のIDコードを送信する送信手段(送信回路27、送信アンテナ27a)を有し、前記施解錠装置は、前記電子キーが送信したIDコードを受信する受信手段(受信アンテナ32b,33b、受信回路35)を有し、前記施解錠制御装置は、前記施解錠装置が受信したIDコードを取得し、当該IDコードが当該IDコードの取得元である施解錠装置を施解錠可能として登録されている場合に、前記IDコードの取得元である施解錠装置に対して施解錠の制御を行うことが望ましい。これによると、電子キーの所有者はキーを鍵穴に差し込んで回す等の行為をしなくても、施解錠制御装置が電子錠の施解錠を制御する。その結果、高い利便性を確保することができる。
前記電子キーは、当該電子キーが有する固有のIDコードを送信する送信手段を有し、前記施解錠装置は、前記電子キーが送信したIDコードを受信する受信手段を有し、前記施解錠制御装置は、前記施解錠装置が受信したIDコードを取得し、当該IDコードが当該IDコードの取得元である施解錠装置を施解錠可能として登録されていない場合に、前記IDコードの取得元である施解錠装置に対する解錠を禁止することが望ましい。これによると、施解錠制御装置が取得したIDコードがその取得元である施解錠装置を施解錠可能であるとして登録されていない場合には、施解錠制御装置による施解錠装置の解錠がなされない。これにより、登録されていない電子キーで施解錠装置の解錠されるのを抑止できるので、高い防犯性を確保することができる。
前記施解錠装置は、当該施解錠装置周辺の所定領域(所定領域X1,X2)に前記電子キーのIDコードの送信を要求するリクエスト信号を送信する送信手段(送信アンテナ32a,33a、送信回路34)及び前記電子キーから送信されてきたIDコードを受信する受信手段を有し、前記電子キーは、前記施解錠装置からのリクエスト信号を受信する受信手段(受信回路28、受信アンテナ28a)及び前記リクエスト信号受信時に当該電子キーが有する固有のIDコードを前記施解錠装置に送信する送信手段を有し、前記施解錠制御装置は、前記施解錠装置が受信したIDコードを取得し、当該IDコードが当該IDコードの取得元である施解錠装置を施解錠可能として登録されている場合に前記IDコードの取得元である施解錠装置を解錠するとともに、前記施解錠装置の受信手段から前記電子キーからの個別のIDコードを受信できなくなった場合に前記解錠した施解錠装置を施錠することが望ましい。
これによると、電子キーは施解錠装置からリクエスト信号が送信されている所定領域に入ると、施解錠装置に対してIDコードを送信する。そして、施解錠装置に送信されたIDコードは、施解錠制御装置に取得される。施解錠制御装置は、取得したIDコードがそのIDコードの取得元である施解錠装置を施解錠可能として登録されている場合には、IDコードの取得元である施解錠装置を解錠する。そして、電子キーが施解錠装置からリクエスト信号が送信されている所定領域の外に出ることにより、施解錠制御装置が施解錠装置を介してIDコードを取得できなくなった場合には、解錠した施解錠装置を施錠する。これにより、電子キーを所持して施解錠装置に近づけば施解錠装置が解錠され、その後施解錠装置から離れれば施解錠装置が施錠されることとなる。この結果、電子キーの所持者が特別な操作を行うことなく、施解錠装置の施解錠が可能になり、より利便性が向上する。
所定のモード設定操作により外出警戒モードの設定がなされるモード設定手段(モード設定ボタン31)と、外部への通報を行うことが可能な通報手段(通報部41)と、前記ドアに設けられ、当該ドアの施解錠装置の施解錠状態を検出する施解錠状態検出センサ(施解錠状態検出センサ37)とを備え、前記モード設定手段により外出警戒モードに設定され、かつ、前記施解錠装置が施錠状態とされている場合において、施解錠可能と登録されている前記電子キーによらずに前記施解錠装置が解錠状態とされたことを検出した場合に、前記通報手段が外部への通報を行うことが望ましい。
また、所定のモード設定操作により外出警戒モードの設定がなされるモード設定手段と、外部への通報を行う通報手段と、施解錠可能な窓錠を備えた窓(窓13等)に設けられ、当該窓錠の施解錠状態を検出する窓錠施解錠状態検出センサ(施解錠状態検出センサ43)とを備え、前記モード設定手段により外出警戒モードに設定され、かつ、前記施解錠装置が施錠状態とされている場合において、前記窓錠施解錠状態検出センサが前記窓錠の解錠状態を検出した場合に、前記通報手段が外部への通報を行うことが望ましい。
これらの構成によると、外出警戒モード設定時に、施解錠可能と登録されている電子キーによらない施解錠装置の解錠もしくは窓錠の解錠が検出された場合には、外部に通報が行われる。これにより、高い防犯性を確保することができる。
前記通報手段が外部への通報を行う場合において、前記通報手段はいずれの前記施解錠装置もしくは前記窓錠において解錠がなされたかを通報することが望ましい。これにより、通報を受けた者が現場に急行した際にどの場所の異常を確認すればよいかを容易に知ることができる。
前記通報手段が外部への通報を行う場合において、前記施解錠制御装置は、いずれの前記施解錠装置もしくは前記窓錠において解錠がなされたかに応じて、予めIDコードが登録されている一の前記電子キーについて当該一の電子キーのIDコードで施解錠可能な前記施解錠装置の登録を変更することが好ましい。これによると、例えば異常発生時に警備会社の警備員が現場に急行して異常を確認する場合において、警備員が所持している電子キーによっては建物における異常発生エリアに入るために必要最小限の施解錠装置のみを施解錠可能に設定することができる。この結果、異常発生エリアに入るために必要のないエリアに警備員が入ることはできないので、建物所有者のプライバシーも保護することができる。
前記施解錠装置のいずれかが予め施解錠可能として登録されている前記電子キーにより解錠された場合に前記外出警戒モードを解除することが望ましい。これにより、正当な電子キーの所持人により施解錠装置が解錠された場合に、外出警戒モード解除の設定の手間を省くことができる。また、正当な電子キーの所持人が建物内に入った後に、窓を開けた場合等に外部に異常通報がなされるのを抑止することも可能になる。
以下に、本発明を具体化した実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係るセキュリティシステムが装備されている住宅の間取図、図2は本実施形態に係るセキュリティシステムのブロック図、図3は本実施形態に係る玄関ドアの構成を概略的に示す図、図4から図6は本実施形態にかかるセキュリティシステムのフローチャートである。
図1に示すように、本セキュリティシステムが装備されている住宅10は、玄関ホールA、和室B、居間C、洗面室D、浴室E、トイレF、2階への階段G等の空間を有している。住宅10には、玄関ドア11、勝手口ドア12、和室Bの窓13、居間Cの窓14,15、洗面室の窓16、浴室Eの窓17、トイレFの窓18が設けられている。また、玄関ホールAと居間B及び2階への階段Gとの間にはドア19,20がそれぞれ設けられ、玄関ホールAと和室B及び洗面室Dとの間には引戸21,22がそれぞれ設けられている。
図2に示すように、セキュリティシステムは、住宅10の所有者(家人)によって所持されている電子キー23と、住宅10の各ドア11,12,19,20及び引戸21,22内に配設されている電子錠24と、建物の各窓13〜15,16〜18に配設されている窓センサ25と、すべての電子錠24の施解錠制御等を一括して管理しているセキュリティ制御装置26とから構成されている。なお、各ドア11,12,19,20、引戸21,22内に配設されている電子錠24及び各窓13〜15,16〜18に設けられている窓センサ25はそれぞれ同じものであるので、図2においては、それぞれ1つずつのみが示されている。以下、玄関ドア11に設けられている電子錠24を一例として、本セキュリティシステムについて詳述する。
<電子キー23の構成>
電子キー23は、家人によって所持されるものである。図2に示すように、電子キー23は、送信回路27、送信アンテナ27a、受信回路28、受信アンテナ28a、マイコン29、ID登録ボタン30及びモード設定ボタン31を含んで構成されている。受信回路28は、受信アンテナ28aによって受信した電子錠24から送信されるリクエスト信号をマイコン29に入力するための回路である。マイコン29には、IDコード(固有の識別情報)が予め記憶されている。送信回路27は、IDコードを所定周波数の電波に変調して送信アンテナ27aから送信するための回路である。また、電子キー23は、セキュリティ制御装置26にも無線通信可能に構成されている。
図3に示すように、電子キー23上には、ID登録ボタン30とモード設定ボタン31が設けられている。ID登録ボタン30は、この電子キー23のIDコードを含むIDコード信号をセキュリティ制御装置26に送信するためのものである。また、モード設定ボタン31は、セキュリティ制御装置26で管理しているセキュリティシステムのモードを変更するためのものである。
<電子錠24の構成>
図2及び図3に併せて示すように、電子錠24は、屋外アンテナ部32、屋内アンテナ部33、送信回路34、受信回路35、電動サムターン36、施解錠状態検出センサ37及びドア開閉状態検出センサ38を含んで構成されている。
屋外アンテナ部32は玄関ドア11の屋外側に露出して設けられ、屋内アンテナ部33は玄関ドア11の屋内側に露出して設けられている。図2に示すように、屋外アンテナ部32の内部は、送信アンテナ32aと受信アンテナ32bとが配設されている。また、屋内アンテナ部33の内部は、送信アンテナ33aと受信アンテナ33bとが配設されている。送信アンテナ32a,33aは送信回路34に電気的に接続され、受信アンテナ32b,33bは受信回路35に電気的に接続されている。
送信回路34は、セキュリティ制御装置26のマイコン39から出力されるリクエスト信号を所定周波数の電波に変調し、送信アンテナ32a,33aから送信するための回路である。詳述すると、送信回路34は、送信アンテナ32aを介して屋外側における玄関ドア11周辺の所定領域X1にリクエスト信号を送信しているとともに、送信アンテナ33aを介して屋内側における玄関ドア11周辺の所定領域X2にリクエスト信号を送信している。すなわち、これらの所定領域X1,X2において、電子キー23はリクエスト信号を受信可能となっている。
受信回路35は、受信アンテナ32b,33bによって受信された電子キー23からのIDコード信号をパルス信号に復調して受信信号を生成し、セキュリティ制御装置26が備えるマイコン39に入力するための回路である。
また、玄関ドア11の屋内側には、電動サムターン36が配設されている。電動サムターン36は、セキュリティ制御装置26により施解錠制御が可能となっている。さらに、図3においては図示していないが、玄関ドア11には、電動サムターン36の施解錠状態を検出する施解錠状態検出センサ37及び玄関ドア11の開閉状態を検出するドア開閉状態検出センサ38が配設されている。
電動サムターン36はセキュリティ制御装置26のマイコン39と接続されている。そして、セキュリティ制御装置26のマイコン39からの施解錠信号が入力されると電動サムターン36が施解錠されるようになっている。
施解錠状態検出センサ37は、電動サムターン36の施解錠状態を検出し、その検出結果をセキュリティ制御装置26のマイコン39に出力している。また、ドア開閉状態検出センサ38も玄関ドア11の開閉状態を検出し、その検出結果をセキュリティ制御装置26のマイコン39に出力している。
<セキュリティ制御装置26の構成>
図2に示すように、セキュリティ制御装置26は、マイコン39、受信回路40、受信アンテナ40a、通報部41及び表示部42を含んで構成されている。
マイコン39は、具体的にはCPU,ROM,RAMからなるCPUユニットである。マイコン39には、住宅10のドア11,12,19,20、及び引戸21,22に設けられている各電子錠24を施解錠可能な電子キー23のIDコードが予め記憶されている。IDコードをマイコン39に記憶させるためには、まず電子キー23のID登録ボタン30を押して電子キー23のIDコードを含むIDコード信号をセキュリティ制御装置26に送信する。その後、セキュリティ制御装置26に設けられている住宅10の各ドア11,12,19,20、及び引戸21,22に対応するボタン(図示省略)を押す。これにより、ある電子キー23のIDコードで施解錠可能な電子錠24がマイコン39に登録される。このような方法で各電子錠24を施解錠可能なIDコードを登録することにより、複数の家人の持つ電子キー23のそれぞれについて、施解錠可能な電子錠24を個別に設定することが可能になっている。なお、セキュリティ性をより高めるために、各電子錠24を施解錠可能な電子キー23のIDコードをマイコンに登録する際に、暗証番号の入力を要求するようにしてもよい。
マイコン39には、リクエスト情報が記憶されている。そして、マイコン39は、セキュリティシステムが作動している間、常時、リクエスト信号を所定周波数の電波に変調し、電子錠24の送信回路34へと出力している。また、マイコン39には、電子キー23からのIDコード信号をパルス信号に復調した受信信号が電子錠24の受信回路35から入力されている。
マイコン39では、電子錠24から入力されたIDコードと予め記憶(登録)されたIDコードとが比較(照合)される。すなわち、入力されたIDコードがこのIDコードの入力元である電子錠24を施解錠可能なものとして登録されているかが照合される。両者が一致する場合には、マイコン39はこれを認証して電動サムターン36に解錠信号を出力し電子錠24が解錠される。一方、両者が一致しない場合には、マイコン39はこれを認証せず電動サムターン36に解錠信号を出力しない。そのため、電子錠24の施錠状態が維持される。また、マイコン39にIDコードが入力されていない場合にも、電動サムターン36には解錠信号が出力されず、電子錠24が施錠状態とされる。
マイコン39は、セキュリティシステムのモードの管理も行っている。セキュリティシステムには、外出警戒モード、在宅警戒モード及び警戒解除モードの3つのモードが用意されている。外出警戒モードは、外出時に設定されるモードである。このモードは、電子キー23による正常な解錠がなされない限り、すべての電子錠24及び窓錠の解錠を異常と判断するモードである。この外出警戒モードは、ある電子錠24について施解錠可能と登録されている電子キー23で正常な解錠がなされた場合に解除される。在宅警戒モードは在宅時に設定されるモードであり、個別に設定する場合の他、外出警戒モードが電子キー23で正常に解錠された場合にも自動的に設定される。在宅警戒モードでは、窓の異常検出については解除される。また、警戒解除モードは、すべての電子錠24及び窓錠の異常検出を解除するモードである。これらのモードの切り替えは、電子キー23に設けられているモード設定ボタン31を押して、モード設定信号をセキュリティ制御装置26に送信することで行われる。
マイコン39は、玄関ドア11に設けられている施解錠状態検出センサ37及びドア開閉状態検出センサ38と接続されており、両センサ37,38の検出結果がマイコン39に入力されている。そして、外出警戒モード設定時に、施解錠可能として登録されている電子キー23によらずに電子錠24の解錠がなされたこと(異常解錠)を検出した場合には、通報部41より警備会社に通報されるようになっている。この場合、いずれの電子錠24において異常が発生したかについても通報される。また、在宅警戒モードにおいて異常解錠が検出された場合には、いずれの電子錠24において異常が発生したかが表示部42に表示されるようになっている。
玄関ドア11以外のドア12,19,20及び引戸21,22に設けられている電子錠24についても、基本的構成は玄関ドア11のものと同じである。また、窓13〜15,16〜18には電子錠24は設けられていないが、窓錠の施解錠状態を検出する施解錠状態検出センサ43及び窓の開閉状態を検出する窓開閉状態検出センサ44が設けられている。そして、窓錠の施解錠状態及び窓の開閉状態がセキュリティ制御装置26のマイコン39に入力されている。外出警戒モード時に、窓錠の解錠状態もしくは窓の開状態が検出された場合も、いずれの窓で異常解錠が発生したかが通報部41から警備会社に通報されるようになっている。
次に、図4から図6のフローチャートを参照しつつ、本実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、外出時、電子キー23を持った家人が玄関ドア11に近づくと(ステップS101)、電子キー23の認証が行われる(ステップS102)。具体的には、電子キー23を持った家人がリクエスト信号の到達圏内X2に進入すると、屋内アンテナ部33から送信されてきたリクエスト信号が電子キー23の受信アンテナ28aに受信される。このため、電子キー23の送信アンテナ27aからIDコード信号が送信される。このIDコード信号が屋内アンテナ部33に受信されると、受信回路35からセキュリティ制御装置26のマイコン39にIDコード信号が入力される。そして、セキュリティ制御装置26によって、入力されたIDコードと予め登録されたIDコードとが一致しているか否かが判断される。一致していれば認証され、電動サムターン36に解錠信号が送られる(ステップS103)。これにより、電動サムターン36は解錠状態とされ、玄関ドア11を通過することができる(ステップS104)。
玄関ドア11を通過して玄関ドア11を閉じた後(ステップS105)、玄関ドア11から離れてリクエスト信号到達圏内X1から出ると(ステップS106)、電子キー23からIDコード信号が送信されなくなる。そのため、セキュリティ制御装置26によって電動サムターン36が自動的に施錠状態とされる(ステップS107)。住宅10内に誰もいなくなる場合には、電子キー23のモード設定ボタン31が押されることにより、外出警戒モードにセットされる(ステップS108)。
図5に示すように、家人の留守中は、外出警戒モードが維持されている(ステップS201)。この状態において、侵入者がピッキングやガラス破り等によって、電動サムターン36もしくは窓錠を解錠すると、施解錠状態検出センサ37,43により電子錠24もしくは窓錠が解錠されたことが検出される。この検出結果がセキュリティ制御装置26のマイコン39に入力されると、セキュリティ制御装置26は、外出警戒モード時における登録された電子キー23によらない解錠であるとして、異常解錠がなされたと判断する(ステップS202)。そして、通報部41より異常の発生及び異常の発生した電子錠24又は窓錠が警備会社に通報される(ステップS203)。
警備会社の警備員が所持している電子キー23のIDコードは予めセキュリティ制御装置26に登録されている。ただし、警備員の所持している電子キー23でどのドア11,12,19,20及び引戸21,22の電子錠24が施解錠可能かは、予めは登録されておらず、異常発生時にセキュリティ制御装置26により自動的に登録される(ステップS204)。登録されるドア11,12,19,20及び引戸21,22の電子錠24は、警備員が玄関ドア11から異常が発生したエリアに入るために必要最小限の箇所のみとされている。
例えば、居間Cの窓14又は15で異常が検出された場合には、玄関ドア11から異常発生エリアである居間Cに入るために必要な電子錠24として、玄関ドア11及びドア19の電子錠24が施解錠可能と登録される。また、和室Bの窓13で異常が検出され、その後、引戸21,22で引き続き異常が検出された場合には、玄関ドア11から異常発生エリアである和室B、玄関ホールA、及び洗面室Dに入るために必要な電子錠24として、玄関ドア11及び引戸21,22の電子錠24が施解錠可能と登録される。
警備員が駆けつけ、警備員の所持している電子キー23が玄関ドア11の屋外側から認証されると(ステップS205)玄関ドア11の電子錠24が解錠され(ステップS206)、外出警戒モードが一時的に解除される(ステップS207)。警備員の所持している電子キー23で外出警戒モードが一時的に解除されると、警備員の巡回が開始されたとして、セキュリティ制御装置26から警備会社に警備員の巡回開始信号が送信される(ステップS208)。これにより、警備員の巡回開始が履歴として警備会社に記録される。警備員は、異常発生エリアを巡回して異常があるかを確認する(ステップS209)。異常があれば警察に連絡をする等適切な処置をし、異常がなければ所持している電子キー23を用いて玄関ドア11から退出するとともに、玄関ドア11が施錠される(ステップS210)。そして、警備員が電子キー23のモード設定ボタン31を押すことにより外出警戒モードに再設定される(ステップS211)。外出警戒モードに再設定されると、警備員の巡回が終了したとして、セキュリティ制御装置26から警備会社に巡回終了信号が送信される(ステップS212)。これにより、警備員の巡回終了が履歴として警備会社に記録される。
図6に示すように、帰宅時、電子キー23を持った家人が玄関ドア11に近づくと(ステップS301)、電子キー23の認証が行われる(ステップS302)。具体的には、電子キー23を持った家人がリクエスト信号の到達圏内X1に進入すると、屋外アンテナ部32から送信されてきたリクエスト信号が電子キー23の受信アンテナ28aに受信される。このため、電子キー23の送信アンテナ27aからIDコード信号が送信される。このIDコード信号が屋外アンテナ部32に受信されると、受信回路35からセキュリティ制御装置26のマイコン39にIDコード信号が入力される。そして、セキュリティ制御装置26によって、入力されたIDコードと予め登録されたIDコードとが一致しているか否かが判断される。一致していれば認証され、電動サムターン36に解錠信号が送られて電子錠24が解錠されるとともに(ステップS303)、外出警戒モードが解除される(ステップS304)。
在宅時においても、セキュリティ制御装置26が警戒解除モードに設定されていない限り、家人はすべてのドア11,12,19,20及び引戸21,22を通過できるわけではない。すなわち、家人の各々が所持する電子キー23のIDコードで施解錠可能と登録されている電子錠24が備わったドア11,12,19,20及び引戸21,22のみを通過することができる。したがって、警戒解除モードでない限り、家人であっても所定のエリアへの入室が禁止される場合がある。
以上詳述した本実施形態に係るセキュリティシステムは、以下の優れた効果を有する。本実施形態に係るセキュリティシステムでは、一つのセキュリティ制御装置26で複数の電子錠24の施解錠制御を一括して管理している。すなわち、あるIDコードを有する電子キー23でどの電子錠24が施解錠可能かを一つのセキュリティ制御装置26に登録することができようになっている。また、このセキュリティ制御装置26には、複数の電子キー23のそれぞれについて、施解錠可能な電子錠24を登録可能となっている。
これにより、セキュリティ制御装置26にIDコードが登録された各電子キー23に対して、施解錠可能な電子錠24を個別に設定することが可能となる。しかも、電子キー23で施解錠可能な電子錠24をセキュリティ制御装置26に予め登録しておけば、各人は1本の電子キー23を所有するのみでよい。このため、ドアごとの複数の電子キー23を所持する必要もない。また、あるIDコードに対し施解錠可能な電子錠24をセキュリティ制御装置26に一括して登録することができる。これにより、IDコードの登録手続きも簡易になる。
また、各ドア11,12,19,20及び引戸21,22の電子錠23を施解錠するためには、予めセキュリティ制御装置26に電子キー23のIDコードが登録されていなければならない。したがって、あるドア又は引戸の電子錠23を解錠して、入室を可能とする電子錠23の所持人を特定の者に限定することが可能となる。この結果、例えば、同じ建物の住人同士の間でも、各自の部屋に入室可能な人を選択的に設定できるので、各住人のプライバシーを保護することが可能となる。
本実施形態のセキュリティシステムでは、家人が有する電子キー23のIDコードが電子錠24を介してセキュリティ制御装置26に入力されている。そして、セキュリティ制御装置26は、電子錠24から入力されたIDコードの認証を行うことで入力元である電子錠24の施解錠制御を行っている。これにより、家人が錠穴にキーを差し込んで回さなくてもドア等の施解錠ができる。その結果、高い利便性を確保することができる。
本実施形態のセキュリティシステムでは、セキュリティ制御装置26に入力されたIDコードが入力元である電子錠24を施解錠可能なものとして登録されていない場合には、この電子錠24の解錠を禁止している。これにより、登録されている電子キー23以外の電子キー23で解錠されるのを抑止できるので、高い防犯性を確保することができる。
本実施形態のセキュリティシステムでは、電子キー23は、リクエスト信号の出力領域X1,X2に入ると、電子錠24に対して自動的にIDコード信号を送信している。そして、このIDコード信号は電子錠24からセキュリティ制御装置26に入力されている。セキュリティ制御装置26は、電子錠24から入力されたIDコードの認証を行うことにより、IDコードの入力元である電子錠24の解錠を行っている。このため、電子キー23の所有者は、電子錠24に近づくだけで、一切の操作を行うことなく電子錠24を解錠することができる。また、電子錠24が解錠された後、電子キー23がリクエスト信号の出力領域X1,X2外に出ると、電子錠24の受信アンテナ32b,33bが電子キー23からのIDコード信号を受信できなくなる。この場合には、セキュリティ制御装置26によって電子錠24が自動的に施錠される。このため、電子キー23の所有者は、一切の操作を行うことなくドア錠を施錠することができる。
本実施形態のセキュリティ制御システムでは、外出警戒モード設定時に、異常解錠が検出された場合には、通報部41より警備会社に通報されるようになっている。これにより、高い防犯性を確保することができる。また、異常解錠が警備会社に通報される際には、どのドアもしくは窓で異常解錠があったかも通報されるようになっている。これにより、警備員が現場に急行した際にどの場所を異常を確認すればよいかを容易に知ることができる。
本実施形態のセキュリティシステムでは、異常発生時に現場に駆けつけた警備員が所持している電子キー23により施解錠可能な電子錠24が予めは登録されていない。施解錠可能な電子錠24は、異常が発生した電子錠24又は窓錠に応じてセキュリティ制御装置26によって自動的に登録される。そして、登録される電子錠24は、警備員が玄関ドア11から異常発生エリアに入るために必要最小限の箇所のみとされている。したがって、異常が発生したエリアに入るために解錠する必要のない電子錠24は、警備員が所持する電子キー23では怪解錠されないので、家人のプライバシーも保護することができる。
本実施形態のセキュリティシステムでは、予め電子錠24を施解錠可能として登録されている電子キー23により電子錠24のいずれかが解錠された場合には、外出警戒モードを解除し、自動的に在宅警戒モードに設定される。これにより、家人が帰宅後に在宅警戒モードに設定する手間を省くことができるとともに、家人が帰宅後に窓を開けた場合に警備会社に異常と通報されるのを抑止することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施しても良い。
上記実施形態では、本セキュリティシステムが住宅10に備えられた場合について説明した。しかし、本セキュリティシステムは、住宅10以外の建物一般に適用可能である。
上記実施形態では、異常解錠が検出された場合には、通報部41により警備会社に通報がされるものとした。しかし、異常が検出された場合には、通報と併せて、警報音を発したり、警報ランプを点滅させるようにしてもよい。これにより、より防犯性を高めることが可能になる。
上記実施形態では、異常発生時に警備員の所持する電子キー23で施解錠可能な電子錠24は、玄関ドア11から異常発生エリアに入るために必要最小限のものとした。しかし、警備員の所持する電子キー23で施解錠可能な電子錠24の組み合わせは上記実施形態の組み合わせに限らない。例えば、玄関ドア11のみならず、勝手口ドア12まで含めて必要最小限の電子錠24のみ施解錠可能としてもよい。
上記実施形態では、電子キー23として双方向通信によるハンドフリーシステム(いわゆるスマートキーシステム)を採用した。しかし、電子キー23の形態はこれに限らず、ボタン操作等により施解錠を行うものでもよい。また、電子キー23は、車両の電子キーと共通のものを用いることも可能である。さらに、電子キー23は、腕時計や携帯電話に電子錠24との送受信回路27,28を組み込んだものを用いることも可能である。
本実施形態に係るセキュリティシステムが装備されている住宅の間取図。 本実施形態に係るセキュリティシステムのブロック図。 本実施形態に係る玄関ドアの構成を概略的に示す図。 実施形態に係る外出時のセキュリティシステムのフローチャート。 実施形態に係る外出警戒モード時のセキュリティシステムのフローチャート。 実施形態に係る帰宅時のセキュリティシステムのフローチャート。
符号の説明
23…電子キー、24…電子錠、25…窓センサ、26…セキュリティ制御装置、27…送信回路、27a…送信アンテナ、28…受信回路、28a…受信アンテナ、29…マイコン、30…ID登録ボタン、31…モード設定ボタン、32a,33a…送信アンテナ、34…送信回路、32b,33b…受信アンテナ、35…受信回路、36…電動サムターン、37施解錠状態検出センサ…、38…ドア開閉状態検出センサ、39…マイコン、40…受信回路、40a…受信アンテナ、41…通報部、42…表示部、43…施解錠状態検出センサ、44…窓開閉状態検出センサ。

Claims (10)

  1. 固有のIDコードを有する電子キーと、
    ドアの施解錠をする施解錠装置と、
    前記電子キーのIDコードと予め記憶された登録情報とに基づいて前記施解錠装置の施解錠を制御する施解錠制御装置とを備える建物のセキュリティシステムであって、
    前記建物の複数箇所にそれぞれ前記施解錠装置を設置し、
    前記施解錠制御装置に複数の前記電子キーのIDコードを登録可能とするとともに、前記複数のIDコードごとに、それぞれ施解錠可能な一又は複数の前記施解錠装置を登録可能としたことを特徴とする建物のセキュリティシステム。
  2. 前記建物の複数のエリアに前記施解錠装置を設置し、
    これら各施解錠装置について施解錠可能な前記電子キーのIDコードを前記施解錠制御装置が登録することにより、当該登録された電子キーでのみ前記複数のエリアに設置された各施解錠装置を施解錠可能としたことを特徴とする請求項1に記載の建物のセキュリティシステム。
  3. 前記電子キーは、当該電子キーが有する固有のIDコードを送信する送信手段を有し、
    前記施解錠装置は、前記電子キーが送信したIDコードを受信する受信手段を有し、
    前記施解錠制御装置は、前記施解錠装置が受信したIDコードを取得し、当該IDコードが、当該IDコードの取得元である施解錠装置を施解錠可能として登録されている場合に、前記IDコードの取得元である施解錠装置に対して施解錠の制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建物のセキュリティシステム。
  4. 前記電子キーは、当該電子キーが有する固有のIDコードを送信する送信手段を有し、
    前記施解錠装置は、前記電子キーが送信したIDコードを受信する受信手段を有し、
    前記施解錠制御装置は、前記施解錠装置が受信したIDコードを取得し、当該IDコードが、当該IDコードの取得元である施解錠装置を施解錠可能として登録されていない場合に、前記IDコードの取得元である施解錠装置に対する解錠を禁止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建物のセキュリティシステム。
  5. 前記施解錠装置は、当該施解錠装置周辺の所定領域に前記電子キーのIDコードの送信を要求するリクエスト信号を送信する送信手段及び前記電子キーから送信されてきたIDコードを受信する受信手段を有し、
    前記電子キーは、前記施解錠装置からのリクエスト信号を受信する受信手段及び前記リクエスト信号受信時に当該電子キーが有する固有のIDコードを前記施解錠装置に送信する送信手段を有し、
    前記施解錠制御装置は、前記施解錠装置が受信したIDコードを取得し、当該IDコードが、当該IDコードの取得元である施解錠装置を施解錠可能として登録されている場合に前記IDコードの取得元である施解錠装置を解錠するとともに、前記施解錠装置の受信手段から前記電子キーからの個別のIDコードを受信できなくなった場合に前記解錠した施解錠装置を施錠することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建物のセキュリティシステム。
  6. 所定のモード設定操作により外出警戒モードの設定がなされるモード設定手段と、
    外部への通報を行う通報手段と、
    前記ドアに設けられ、当該ドアの施解錠装置の施解錠状態を検出する施解錠状態検出センサとを備え、
    前記モード設定手段により外出警戒モードに設定され、かつ、前記施解錠装置が施錠状態とされている場合において、施解錠可能と登録されている前記電子キーによらずに前記施解錠装置が解錠状態とされたことを検出した場合に、前記通報手段が外部への通報を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の建物のセキュリティシステム。
  7. 所定のモード設定操作により外出警戒モードの設定がなされるモード設定手段と、
    外部への通報を行う通報手段と、
    施解錠可能な窓錠を備えた窓に設けられ、当該窓錠の施解錠状態を検出する窓錠施解錠状態検出センサとを備え、
    前記モード設定手段により外出警戒モードに設定され、かつ、前記施解錠装置が施錠状態とされている場合において、前記窓錠施解錠状態検出センサが前記窓錠の解錠状態を検出した場合に、前記通報手段が外部への通報を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の建物のセキュリティシステム。
  8. 前記通報手段が外部への通報を行う場合において、
    前記通報手段は、いずれの前記施解錠装置もしくは前記窓錠において解錠がなされたかを通報することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の建物のセキュリティシステム。
  9. 前記通報手段が外部への通報を行う場合において、
    前記施解錠制御装置は、いずれの前記施解錠装置もしくは前記窓錠において解錠がなされたかに応じて、予めIDコードが登録されている一の前記電子キーについて当該一の電子キーのIDコードで施解錠可能な前記施解錠装置の登録を変更することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の建物のセキュリティシステム。
  10. 前記施解錠装置のいずれかが予め施解錠可能として登録されている前記電子キーにより解錠された場合に前記外出警戒モードを解除することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の建物のセキュリティシステム。
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