JP2007264684A - 侵入通報装置 - Google Patents

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Minoru Maehara
稔 前原
Shigeo Goshima
成夫 五島
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Abstract

【課題】侵入通報装置において、いたずらによる誤動作を防止し、設置コストを低減する。
【解決手段】侵入通報装置1は、建物内に、宅内コントローラ2と、照明器具3a〜3dとを備える。上記照明器具は、照明制御のための人感センサ31a〜31dを有し、これら人感センサによる検知信号に応じた制御信号を生成する。宅内コントローラ2は、この制御信号に応じて、建物外の携帯電話機8又は端末9に侵入者の侵入を通報する。また、宅内コントローラ2は、指紋認証部を有する操作部と、指紋認証部からの信号に基づいて、操作者が各種動作設定を許可された予め登録された者であるか否かを判断する制御部とを備え、操作者が予め登録された者でないと判断された場合、該操作者による操作を無効にする。このため、いたずらによる侵入通報等の誤動作を防止できる。また、照明制御のための人感センサが侵入検知に用られるので、該装置の設置コストを低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、侵入者の侵入を建物外に通報する侵入通報装置に関する。
従来より、侵入通報装置と同様の侵入通報機能を有し、不法侵入者の画像をホームサーバを介して端末装置に送信する遠隔監視システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この遠隔監視システムは、照明装置と、ホームサーバと、センターサーバと、端末装置と、から構成される。照明装置とホームサーバとは、既設の電力線を通じて接続される。また、照明装置は、照明制御のための人体感知センサと、カメラと、これらの電源供給を司ると共に該装置全体を制御する制御ユニットとを備える。上記人体感知センサにより検出された不法侵入者の画像は、カメラで撮像され、制御ユニットから電力線を通じてホームサーバに送られる。ホームサーバは、適宜センターサーバと接続し、端末装置に撮像した画像を送信する。
また、侵入者の侵入を、予め指定した宅外の通報先に通報するため、電話回線を利用する侵入者通報装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。この侵入者通報装置は、監視モードにおいて侵入者を検知すると監視信号を生成する人感センサと、この人感センサからの監視信号に応じて宅外に侵入を通報するコントローラと、を備える。このコントローラは、人感センサが侵入者を検知したとき、電話回線に接続し、通報先の端末を呼び出すためにDTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号を生成する。また、コントローラは、端末との通話が可能になると、音声メッセージを送出し、宅内での侵入者の存在の可能性を端末に通報する。上記監視モードの切り替えは、コントローラに接続した操作部により、又は電話回線を介して宅外から行なわれる。
特開2004−13617号公報 特開2004−265254号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、いたずらによる侵入通報機能の誤動作を防止することが困難となっていた。また、特許文献2に記載の技術では、侵入者検知のため宅内に人感センサを設ける必要があるので、侵入者通報装置の設置コストが高くなる。さらに、ユーザが外出時に監視モードへの切り替えを忘れ、外出中、切り替えを忘れたことに気付かなかった場合、侵入者の侵入を通報することができないため、高いセキュリティ性を確保することができないことがあった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、いたずらによる誤動作を防止でき、且つ、セキュリティ性を向上することが可能な上、設置コストを抑制できる侵入通報装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、建物内に設けられ、人の存在を検知する検知器と、照明器具を含む各種機器内に設けられ、前記検知器による検知信号に応じて、該機器内の各部を制御する制御器と、建物内に設けられ、前記制御器から出力される制御信号に応じて、建物外の端末に対して侵入者の侵入を通報する通報コントローラと、を備える侵入通報装置において、前記検知器は、照明器具内に設けられ、前記通報コントローラの侵入通報機能を能動状態にすることを含む各種動作設定を行なうため操作者により操作される操作器を備え、前記操作器は、操作者の個人認証を行なう認証手段と、前記認証手段からの信号に基づいて、操作者が前記通報コントローラの各種動作設定を行なうことを許可された予め登録された者であるか否かを判断する判断手段と、を有し、前記判断手段により操作者が予め登録された者でないと判断された場合、該操作者による操作を無効にするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の侵入通報装置において、建物の外へ人が出たことを検知する外出検知手段を備え、前記操作器は、前記外出検知手段に設けられ、前記外出検知手段が、前記操作器の操作者の外出を検知すると、前記操作器は、前記通報コントローラの侵入通報機能を能動状態にするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の侵入通報装置において、前記検知器は、照明制御のための人感センサであるものである。
請求項1の発明によれば、予め登録されていない操作者による操作が無効にされるので、いたずらによる動作設定の変更やそれに伴う誤動作を防止することができる。
請求項2の発明によれば、操作者が通報コントローラの侵入通報機能を能動状態にすることを忘れて外出した場合、操作者の外出を検出した外出検知手段が通報コントローラの該機能を能動状態にするので、確実に該機能を能動状態にすることができ、セキュリティ性を向上することができる。
請求項3の発明によれば、照明器具に設けられた照明制御のための人感センサを、侵入通報装置の検知器として用いるので、該装置の設置コストを抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係る侵入通報装置について図1乃至図6を参照して説明する。図1は、侵入通報装置1の構成を示す。侵入通報装置1は、宅内全体の各種機器を制御すると共に、侵入通報機能を持つ宅内コントローラ2(通報コントローラ)と、宅内の部屋又は廊下等に設けられた照明器具3a〜3dと、窓の開閉と窓に加わる衝撃とを検知する防犯センサ4と、ドアの開閉及び施錠を検知する機能を有する玄関ドア5と、玄関付近の天井に設けられた人感センサ6a、6bと、を建物内に有し、さらに建物の外壁に取り付けられた照明器具3eを有する。宅内コントローラ2は、外部通信回線7を介して、侵入通報先である携帯電話機8又は建物外の端末9と接続される。照明器具3a〜3eは、それぞれ照明制御用の人感センサ31a〜31e(検知器)を備える。照明器具3a〜3e、防犯センサ4及び玄関ドア5は、宅内コントローラ2と信号の授受が可能である。宅内コントローラ2は、照明器具3a〜3d、人感センサ6a、6b、防犯センサ4からの信号に応じて侵入を建物外に通報する。人感センサ6a、6bは、赤外線センサで構成される。なお、建物内に照度センサを設けてもよい。この照度センサは、人の通過等により、照明器具3からの光量の変化を検知し、検知情報を宅内コントローラ2に送信する。宅内コントローラ2は、この検知情報に基づいて人の存在を検知する。
図2は、照明器具3a〜3eのうち、例えば照明器具3aの構成を示す。照明器具3b〜3eの構成は、照明器具3aと同じである。照明器具3aは、それぞれに、人の存在を検知するための人感センサ31aと、光源32と、ユーザにより操作される操作部33と、宅内コントローラ2と通信を行なう通信部34と、光源32の照明制御を行なう制御部35(制御器)と、を備える。人感センサ31aは、赤外線センサを含み、この赤外線センサにより人の存在を検知した場合、検知信号を制御部35に出力する。照明器具3b〜3eは、それぞれ人感センサ31b〜31eを備える。
操作部33は、部屋の壁に取り付けられたスイッチ板と、各種キーが押下げ可能に設けられたリモコンで構成される。このスイッチ板は各種スイッチ又はボタンを備える。以下、キー、スイッチ及びボタンをまとめてキーと略す。スイッチ板及びリモコンに設けられたキーには、例えば、照明の電源をON又はOFFするためのキーと、光源32の光量を増減させるためのキーとが含まれる。ユーザがキーを操作したとき、この操作に基づく操作信号が制御部35に出力される。
通信部34は、電力供給用の配線、LAN(Local Area Network)又は無線LANにより、宅内コントローラ2と通信を行なうための通信回路で構成される。この通信部34は、制御部35からの信号に基づき、宅内コントローラ2に対して信号を送信する。また、通信部34は、宅内コントローラ2からの信号を受信し、受信した信号に応じた情報を制御部35に通知する。この情報には、例えば、光源32を点灯又は消灯させる点灯制御の指示や、光源32の光量を調整する調光制御の指示が含まれる。
制御部35は、CPU(Central Processing Unit)を含むマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータからの信号に基づいて光源32を点灯させる点灯回路と、で構成される。この制御部35は、これらマイクロコンピュータ及び点灯回路により、操作部33からの操作信号に基づいて、光源32の点灯制御と調光制御とを行なう。また、制御部35は、人感センサ31aからの検知信号に基づき、人が検知されたときから所定の時間光源32を点灯させる照明制御を行なうと共に、人の存在を知らせる制御信号を通信部34を介して宅内コントローラ2に出力する。この制御信号は、人感センサ31aからの検知信号に基づいて作成される。加えて、制御部35は、通信部34により、光源32の寿命を判断する基となる光源32の点灯状態を示す信号を宅内コントローラ2に出力する。
図3は、上記の照明器具3aに設けられた人感センサ31aの構成を示す。照明器具3b〜3eの人感センサ31b〜31eの構成は、人感センサ31aと同一である。人感センサ31aは、人の存在を検知するセンサ311と、センサ311による人の検知に基づいて検知信号を生成する制御部312と、この検知信号を照明器具3の制御部35に送信する通信部313と、を備える。
センサ311は、赤外線センサで構成され、例えば廊下で人の通過を検知したとき、部屋や建物外の玄関付近で人の存在を検知したとき、検知情報を制御部312に知らせる。制御部312は、CPUを含むマイクロコンピュータで構成され、このマイクロコンピュータにより、センサ311からの検知情報を、照明器具3の制御部35に対して通知するための検知信号を生成する。この検知信号は、制御部312により、通信回路で構成される通信部313を介して、照明器具3の制御部35に出力される。
図4は、玄関ドア5の構成を示す。玄関ドア5は、ドアの開閉を検知する開閉センサ51と、ドアの施錠又は開錠を検知する施錠センサ52と、宅内コントローラ2と通信を行なう通信部53と、この通信部53により、開閉センサ51又は施錠センサ52からの情報に基づいた信号を宅内コントローラ2に送信する制御部54と、を備える。
通信部53は、電力供給用の配線、LAN又は無線LANにより、宅内コントローラ2と通信を行なうための通信回路で構成される。この通信部53は、制御部54からの信号に基づき、宅内コントローラ2に対して信号を送信する。また、通信部53は、宅内コントローラ2からの信号を受信し、受信した信号に応じた情報を制御部54に通知する。この情報には、例えば電源ON/OFFの指示が含まれる。
制御部54は、CPUを含むマイクロコンピュータで構成され、このマイクロコンピュータにより、ドアの開閉を通知するドア開閉信号を通信部53から宅内コントローラ2に送信する。この開閉信号は、開閉センサ51からの情報に基づいて生成される。また、制御部54は、上記のマイクロコンピュータにより、ドアの施錠を通知するドア施錠信号又はドアの開錠を通知するドア開錠信号を通信部53から宅内コントローラ2に送信する。これらの信号は、施錠センサ52からの情報に基づいて生成される、さらに、制御部54は、宅内コントローラ2からの信号に基づいて、玄関ドア5の各部を制御し、例えば、電源をON/OFFする。
図5は、宅内コントローラ2の構成を示す。宅内コントローラ2は、照明器具3a〜3e、防犯センサ4及び玄関ドア5等の宅内の各種機器と通信を行なう内部通信部21と、外部通信回線7を介して宅外の携帯電話機8又は端末9と通信を行なう外部通信部22と、宅内の各種機器を操作すると共に、該機器の各種動作設定を行なうための操作部23(操作器)と、上記の各部を制御する制御部24と、を備える。操作部23には、操作者の指紋認証を行なう指紋認証部231(認証手段)が設けられる。
内部通信部21は、電力供給用配線又は無線により、上記の各種機器と通信を行なう通信回路で構成される。この通信により、内部通信部21は、制御部24から出される電源ON/OFF等の指示に基づく信号を各種機器へ送信すると共に、各種機器の情報を有する信号を各種機器から受信する。この信号には、照明器具3a〜3eから送信される人の検知を通知する上記制御信号と、防犯センサ4から送信される窓開閉又は衝撃検知を通知する信号と、玄関ドア5から送信されるドア開閉信号、ドア施錠信号及びドア開錠信号とが含まれる。
外部通信部22は、外部通信回線7を介して携帯電話機8又は端末9と通信を行なう通信回路で構成される。携帯電話機8及び端末9から宅内コントローラ2に送信される信号には、建物内の各種機器を操作するためのDTMF信号、電子メール信号、Webブラウザの操作に基づく信号が含まれる。
操作部23は、例えば、操作者により操作される各種キーを有するキーボード、スイッチ板、タッチパネル等で構成される。このキーの操作により行なえる各種動作設定には、所定の操作に基づいて宅内コントローラ2の侵入通報機能が能動状態になることを許可することと、該機能を能動状態にする操作が行なわれた場合であっても該機能が能動状態とならないように設定することと、これらの設定を行なうことが可能なユーザを登録することとが含まれる。このユーザは、例えば、親を含む大人であり、幼い子供を含まない。また、操作部23は、操作者の個人認証のため、操作者の指紋認証を行なう指紋認証器から成る指紋認証部231を備える。
制御部24(操作器、判断手段)は、CPUを有するマイクロコンピュータと、ROM(Read Only Memory)等のメモリとで構成され、上記のメモリにより、宅内コントローラ2の上記のような各種動作設定を行なうことを許可された予め登録された者の情報を記憶すると共に、操作者がこの登録された者であるか否かを判断する判断プログラムを記憶する。上記の判断プログラムは、指紋認証部231からの信号に基づいて、マイクロコンピュータにより実行される。該プログラムの実行により、操作者が予め登録された者でないと判断された場合、制御部24は、操作者による操作を無効にする。このため、いたずらによる動作設定の変更やそれに伴う誤動作を防止することができる。
また、制御部24は、宅内コントローラ2が侵入通報モード(侵入通報機能が能動状態)と通常モードの二種類の動作モードを持つように、該コントローラ内の各部を制御する。宅内コントローラ2が侵入通報モードである間に、防犯センサ4から送信された窓開閉又は衝撃検知を通知する信号を受信したとき、又は照明器具3a〜3dから送信された人の存在を知らせる制御信号を受信したとき、制御部24は、侵入者が建物内に侵入したと判断し、建物外の携帯電話機8又は端末9に侵入を通報する通報信号を送信する。この通報信号は、外部通信部22による発呼信号及び電子メール信号を含む。上記二種類の動作モードの切り替えは、玄関ドア5からのドア開閉信号、ドア施錠信号又はドア開錠信号に基づいて、制御部24により行なわれる。さらに、制御部24は、操作部23、携帯電話機8又は端末9からの信号に基づき、建物内の各種機器を制御する。
図6は、侵入通報装置1の動作を示す。宅内コントローラ2の動作モードに関わらず、宅内の部屋、廊下等に人が居るとき、宅内に設置されている照明器具3a〜3dは、人感センサ31a〜31dによる検知信号に基づいて、人の存在を知らせる制御信号を宅内コントローラ2に送信する。同様に、人感センサ6a、6bは、玄関付近に人の存在を検知したとき、検知情報を宅内コントローラ2に送信する。宅内に居た人が全員外出して、建物内に人が居なくなったとき、人感センサ31a〜31d、6a、6bは人の存在を検知することができないため、上記制御信号又は検知情報は宅内コントローラに対して送信されない。このように、照明器具3a〜3dに設けられた照明制御のための人感センサ31a〜31dは、侵入通報装置1の検知器として用られるので、該装置の設置コストを低減することができる。
次に、宅内コントローラ2の動作モードの切り替わりについて説明する。宅内コントローラ2は、玄関ドア5の施錠をトリガとして、通常モードから侵入通報モードに切り替わる。すなわち、宅内コントローラ2の内部通信部21が、玄関ドア5の施錠センサ52から送信されたドアの施錠を通知する施錠信号を受信したとき、該コントローラ2の制御部24は、宅内コントローラ2の動作モードを侵入通報モードにセットする。上記施錠信号を受信してから、宅内コントローラ2が侵入通報モードにセットされるまで、所定の時間が確保される。この理由を以下に説明する。玄関ドア5を施錠して外出した人とは別の人が在宅しているとき、人感センサ31a〜31d、6a、6bが人の存在を検知し、この検知に基づいて誤った侵入通報を行なってしまう。そこで、誤った侵入通報を避けるため、制御部24は、玄関ドア5の施錠確認後、所定の時間、宅内の人の有無を監視する。そして、人感センサ31a〜31d、6a、6bによる人の検知がなく、所定の時間が経過したとき、宅内コントローラ2は侵入通報モードにセットされる。
宅内コントローラ2が侵入通報モードである間に、照明器具3a〜3dの人感センサ31a〜31d又は人感センサ6a、6bが人の存在を検知したとき、或いは防犯センサ4が窓の開閉若しくは窓に加わる衝撃の検知を検知したとき、宅内コントローラ2の制御部24は、侵入者が建物内に侵入したと判断し、侵入を検知する。侵入者による侵入を検知した制御部24は、外部の携帯電話機8又は端末9に対して通報信号を送信し、侵入の通報を実施する。また、侵入者による侵入を検知した制御部24は、宅外にある照明器具3eに通報信号を送信して、該器具を点滅させることにより、外部に侵入を報知する。なお、建物外の玄関付近を照らす照明器具3eの代わりに、赤色灯又はスピーカを設けてもよい。例えば、この赤色灯は、宅内コントローラ2が侵入者の侵入を検知したときに出力する通報信号に応じて点灯し、外部に侵入を報知する。また、スピーカは、該通報信号に応じて警報音を発し、建物の周囲に侵入を報知する。この報知により、侵入者に対して明示的に侵入を知らせることができ、効果的な防犯効果が得られる。
宅内コントローラ2の侵入通報モードの解除は、人が帰宅して玄関ドア5を開錠する行為をトリガとして行なわれる。すなわち、宅内コントローラ2の内部通信部21が、玄関ドア5の施錠センサ52から送信されたドアの開錠を通知する施錠信号を受信したとき、該コントローラ2の制御部24は、宅内コントローラ2の侵入通報モードを解除し、その動作モードを通常モードに設定する。このようにして、宅内コントローラ2の動作モードが侵入通報モードから通常モードに切り替わる。上記のような動作により、利用者が外出の都度、宅内コントローラ2の侵入通報モードをセット/解除する必要がなく、玄関ドア5の施錠操作又は開錠操作に連動して自動的に該モードをセット/解除することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る侵入通報装置について図7及び図8を参照して説明する。図7は、本実施形態の侵入通報装置の構成を示す。本実施形態の侵入通報装置は、上記実施形態のそれに、ICタグリーダ10をさらに備え、ICタグリーダ10、人感センサ6a、6b及び宅内コントローラ2により人の外出を検知する機能をさらに有する。なお、本実施形態の侵入通報装置において、上記実施形態と同一の機器等には同一の符号を付している。ここで、人が出入りする建物が、例えば住宅であるとする。
人感センサ6a、6b(外出検知手段)は、例えば住宅内の玄関ドア5近傍の天井に取り付けられ、それぞれ、人を検知したとき、検知情報を宅内コントローラ2に送信する。人感センサ6bは、人感センサ6aより玄関ドア5に近い位置に配置される。これら人感センサ6a、6bが、移動する人を検知するとき、人感センサ6aによる検知と、人感センサ6bによる検知との間には時間差が生じる。この時間差と、人感センサ6a、6bが人を検知した順番とに基づき、人が移動する方向が検出され、住宅への人の帰宅/外出が検知される。例えば、まず人感センサ6aが、次いで人感センサ6bが人の存在が検知したとき、それぞれ検知に基づき、住宅の外へ人が出たことが検知される。
ICタグリーダ10(操作器、認証手段)は、住宅内の玄関ドア5近傍の設置され、該リーダ付近を通過する人(操作者)の靴、携帯電話機又は服等に取り付けられたICタグから情報を読み取る。このICタグに格納された情報は、個人を認証するための個人情報である。個人情報の読取を行なったICタグリーダ10は、この個人情報を宅内コントローラ2に送信する。
宅内コントローラ2の制御部24(外出検知手段)は、上記ROMにより、住宅の居住者として予め登録された者の情報を記憶する。この制御部24は、人感センサ6a、6bのそれぞれから検知情報を受信した順番と、それぞれの検知情報を受信した時刻の差とに応じて、人の帰宅/外出を検知する。また、制御部24は、人の帰宅/外出を検知した際、ICタグリーダ10から送信された個人情報に基づいて、その帰宅/外出した人が予め登録された居住者であるか否かを判断し、その人が居住者である場合にはその人が居住者のうちだれであるかを識別する。帰宅/外出した人の情報は、上記ROMに格納される。さらに、制御部24は、帰宅して住宅内に居る居住者の情報と、住宅から外出した居住者の情報とを照合し、住宅から居住者全員が外出したか否かを判断する。居住者全員が外出したと判断され、制御部24が、内部通信部21を介して、玄関ドア5から送信されたドアの開け閉めを通知するドア開閉信号を受信したとき、宅内コントローラ2を侵入通報モードにセットする。
図8は、侵入通報装置1の動作を示す。宅内コントローラ2の制御部24は、人感センサ6a、6b及びICタグリーダ10からの信号に基づいて居住者全員が外出したと判断し、玄関ドア5からのドア開閉信号を受信したとき、該コントローラを通報侵入モードにセットする。このため、居住者が、上記のように玄関ドア5を施錠することにより宅内コントローラ2を侵入通報モードにセットすることを忘れ、外出した場合であっても、居住者の外出を検知した制御部24が該コントローラを侵入通報モードにセットするので、確実にセットでき、セキュリティ性を向上することが可能となる。なお、このセットの際、制御部24は玄関ドア5に対して施錠を指示し、玄関ドア5が自動的に施錠される。
宅内コントローラ2が侵入通報モードである間に、照明器具3a〜3dの人感センサ31a〜31d又は人感センサ6a、6bが人の存在を検知したとき、或いは防犯センサ4が窓の開閉若しくは窓に加わる衝撃の検知を検知したとき、宅内コントローラ2の制御部24は、侵入者が建物内に侵入したと判断し、侵入を検知する。侵入者による侵入を検知した制御部24は、外部の携帯電話機8又は端末9に対して通報信号を送信し、侵入の通報を実施する。また、侵入者による侵入を検知した制御部24は、宅外にある照明器具3eに通報信号を送信して、該器具を点滅させることにより、外部に侵入を報知する。
本発明は、上記のような実施形態の構成に限定されるものでなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。例えば、宅内コントローラ2の動作モードの変更は、建物外の携帯電話機8若しくは端末9、又は建物内の宅内コントローラ2の操作部23の操作に基づいて行なわれても構わない。
本発明の第1の実施形態に係る侵入通報装置の構成を示す図。 上記侵入通報装置の照明器具の構成を示すブロック図。 上記照明器具に設けられた人感センサの構成を示すブロック図。 上記侵入通報装置の玄関ドアの構成を示すブロック図。 上記侵入通報装置の宅内コントローラの構成を示すブロック図。 上記侵入通報装置の動作を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る侵入通報装置の構成を示す図。 上記侵入通報装置の動作を示す図。
符号の説明
1 侵入通報装置
2 宅内コントローラ(通報コントローラ)
23 操作部(操作器)
231 指紋認証部(認証手段)
24 制御部(操作器、判断手段、外出検知手段)
3a〜3e 照明器具
31a〜31e 人感センサ(検知器)
35 制御部(制御器)
4 防犯センサ
5 玄関ドア
6a、6b 人感センサ(外出検知手段)
7 外部通信回線
8 携帯電話機
9 端末
10 ICタグリーダ(操作器、認証手段)

Claims (3)

  1. 建物内に設けられ、人の存在を検知する検知器と、
    照明器具を含む各種機器内に設けられ、前記検知器による検知信号に応じて、該機器内の各部を制御する制御器と、
    建物内に設けられ、前記制御器から出力される制御信号に応じて、建物外の端末に対して侵入者の侵入を通報する通報コントローラと、を備える侵入通報装置において、
    前記検知器は、照明器具内に設けられ、
    前記通報コントローラの侵入通報機能を能動状態にすることを含む各種動作設定を行なうため操作者により操作される操作器を備え、
    前記操作器は、操作者の個人認証を行なう認証手段と、前記認証手段からの信号に基づいて、操作者が前記通報コントローラの各種動作設定を行なうことを許可された予め登録された者であるか否かを判断する判断手段と、を有し、前記判断手段により操作者が予め登録された者でないと判断された場合、該操作者による操作を無効にすることを特徴とする侵入通報装置。
  2. 建物の外へ人が出たことを検知する外出検知手段を備え、
    前記操作器は、前記外出検知手段に設けられ、
    前記外出検知手段が、前記操作器の操作者の外出を検知すると、前記操作器は、前記通報コントローラの侵入通報機能を能動状態にすることを特徴とする請求項1に記載の侵入通報装置。
  3. 前記検知器は、照明制御のための人感センサであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の侵入通報装置。

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