JP4235065B2 - セキュリティシステム - Google Patents

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本発明は、建物のセキュリティシステムに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示す「建物用施錠装置の施解錠状態監視装置」が提案されている。この種の施解錠状態監視装置は、警戒モードにおいてドア錠が解錠された場合や窓ガラスが割られた場合に警報を発するようになっている。このため、ユーザは、夜間や外出時に施解錠状態監視装置を警戒モードに設定しておくことにより、建物内への不法侵入を防止できる。
また、ユーザが所持する携帯機とドアに設けられた通信装置との間で無線通信を行うことにより、例えば外出時には簡単な操作で警戒モードに設定でき、帰宅時には携帯機を所持しているだけで警戒モードを解除できるようにしたセキュリティシステムが提案されている。このセキュリティシステムは、携帯機を所持したユーザがドア周辺の所定領域内に進入して屋外に設けられたアンテナスイッチを所定時間内に複数回押圧操作したときに警戒モードを設定し、警戒モード中において携帯機を所持したユーザが前記所定領域内に進入した場合に警戒モードを解除するようになっている。このため、ユーザは暗証コードを入力する等の煩雑な操作を行うことなく警戒モードを設定できるとともに、例えば帰宅時には何ら操作を行うことなく警戒モードを解除できる。
特開2002−115429号公報
しかしながら、警備会社へ加入する場合、前記セキュリティシステムでは警戒モードの解除に携帯機が必要となるため、ユーザは自らが所有する携帯機とは別に作製した携帯機を警備会社に渡しておかなければならない。通常、携帯機の価格はメカキーに比較して高く、警備会社に加入する際にユーザが負担する費用は大きい。また、携帯機は無線通信を行うための電池を備えているため、警備会社では電池切れの管理も必要になる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、安価なメカキーを用いて警戒モードの解除を行うことができるセキュリティシステムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、通信機能を有する携帯機と、建物のドアまたは該ドア周辺に設けられた操作部と、前記携帯機から所定のIDコードを含むID信号を受信し、前記操作部が操作された場合に前記ドアのドア錠を施錠するとともに警戒モードに設定し、該警戒モード中に前記携帯機からの所定のIDコードを含むID信号を受信した場合に前記ドア錠を解錠するとともに警戒モードを解除する制御手段と、前記ドアに設けられたキーシリンダに対してメカキーが挿入されるとともに、同メカキーが施錠位置から解錠位置に回動及び解錠位置から施錠位置に回動されるようにして所定操作されたことを検出して検出信号を出力する検出手段とを備え、前記制御手段は、前記警戒モード中において前記携帯機とのIDコード照合が成立していない場合、前記メカキーが前記キーシリンダのキー挿入口に挿入されてから第1の所定時間内に前記検出信号を入力した場合に前記警戒モードを解除し、さらに、前記キーシリンダを覆うロングカバーと、前記ロングカバーが外されたとき、カバー検出信号を出力するカバー検出スイッチとを備え、前記制御手段は、前記カバー検出スイッチからカバー検出信号が入力されてから前記警戒モードが解除されないまま、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間が経過したとき、警報部からカバー警報を発せさせることを要旨とする。
請求項2に記載の発明では、前記制御手段は、前記操作部が押圧操作されたことに基づいて前記警戒モードを解除することを要旨とする。
請求項3に記載の発明では、前記制御手段は、前記警戒モードが解除されているとき、前記メカキーが前記キーシリンダのキー挿入口に挿入されてから第3の所定時間内に前記検出信号を入力した場合、前記警戒モードに設定することを要旨とする。
以下、本発明の作用について説明する。
請求項1に記載の発明によれば、検出手段は、ドアに設けられたキーシリンダに対してメカキーが挿入されるとともに、同メカキーが施錠位置から解錠位置に回動及び解錠位置から施錠位置に回動されるようにして所定操作されたことを検出して検出信号を出力する。制御手段は、警戒モード中において携帯機とのIDコード照合が成立していない場合、メカキーがキーシリンダのキー挿入口に挿入されてから第1の所定時間内に検出信号が入力されると警戒モードを解除する。このため、メカキーを用いて第1の所定時間内に所定操作を行うことによって警戒モードを解除できる。従って、安価なメカキーを用いて警戒モードの解除を行うことができる。
また、カバー検出スイッチは、キーシリンダを覆うロングカバーが外されたとき、カバー検出信号を出力する。制御手段は、カバー検出スイッチからカバー検出信号が入力されてから警戒モードが解除されないまま、第1の所定時間よりも長い第2の所定時間が経過したとき、警報部からカバー警報を発せさせる。
請求項2に記載の発明によれば、操作部が押圧操作され、且つ第1の所定時間内に検出信号が入力された場合に警戒モードが解除される。つまり、メカキーにより第1の所定時間内に所定操作が行われても、操作部が押圧操作されない場合にはドア錠が解錠されない。従って、セキュリティシステムのセキュリティ性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、制御手段は、警戒モードが解除されているとき、メカキーがキーシリンダのキー挿入口に挿入されてから第3の所定時間内に検出信号が入力されると警戒モードに設定する。従って、安価なメカキーを用いて警戒モードを設定することができる。
本発明によれば、安価なメカキーを用いて警戒モードの解除を行なうことができるセキュリティシステムを提供できる。
以下、本発明を住宅用セキュリティシステムとして具体化した一実施形態を図1〜図6に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、セキュリティシステム1は、住宅2のユーザ(家人)に所持される携帯機11と、警備会社等に渡すメカキー12と、住宅2のドア3内に配設され、携帯機11と相互通信可能なドア装置13とを備えている。ドア3には、図2に併せ示すように、ドアハンドル3a,3bが設けられている。
図4に示すように、携帯機11は、携帯機側受信回路14、携帯機側マイクロコンピュータ(携帯機側マイコン)15、及び携帯機側送信回路16を備えている。携帯機側マイコン15には、施錠スイッチ17及び解錠スイッチ18が接続されている。
携帯機側受信回路14は、ドア装置13から送信されるリクエスト信号を受信アンテナ19aを介して受信して、その信号を携帯機側マイコン15に出力する。
携帯機側マイコン15は、携帯機側受信回路14からリクエスト信号が入力されると、予め設定された所定のIDコードを含むID信号を携帯機側送信回路16に出力する。
施錠スイッチ17及び解錠スイッチ18は、携帯機11の表面に設けられたプッシュスイッチからなり、押圧操作されるとその押圧信号が携帯機側マイコン15に入力される。携帯機側マイコン15は、施錠スイッチ17が操作された場合にはIDコードと施錠操作コードとを含む施錠操作信号を出力し、解錠スイッチ18が操作された場合にはIDコードと解錠操作コードとを含む解錠操作信号を出力する。
携帯機側送信回路16は、携帯機側マイコン15からID信号、施錠操作信号及び解錠操作信号のいずれかの信号が入力されると、これら信号(操作信号)を送信アンテナ19bを介して送信する。
図2に示すように、ドア装置13は、屋外アンテナ部20、屋内アンテナ部21、2つのドア錠駆動部22,23、施解錠制御部24、セキュリティ部25を備えている。
屋外アンテナ部20は、図3に示すように、ドア3の屋外側面に設けられた検出手段としてのキーシリンダ部26及び外側アンテナユニット27を備えている。そして、キーシリンダ部26及び外側アンテナユニット27は、一面が開口した略直方体形状のロングカバー28によって覆われている。このように、キーシリンダ部26は、ロングカバー28に覆われることにより外部に露出しないようになっている。また、キーシリンダ部26は、図示しないキーシリンダを備え、このキーシリンダにメカキー12を導入可能なキー挿入口26aを備えている。
キーシリンダ部26は、メカキー12が挿入され、メカキー12が施錠位置(図3に示す位置)にある場合には施錠位置信号(検出信号)を出力し、メカキー12が解錠位置(図3に示す位置から90度回転した位置)にある場合には解錠位置信号(検出信号)を出力する。
ロングカバー28には鉤状の係合部28aが形成されている。また、ドア3において、ロングカバー28が当接する箇所にはカバー検出スイッチ(カバー検出SW)29が配設されている。本実施形態においてカバー検出SW29は、メカスイッチにより構成されている。カバー検出SW29は、ロングカバー28がドア3から外されたとき、カバー検出信号を出力する。
外側アンテナユニット27は、屋外表示部30及び操作部としての外側アンテナスイッチ(外側アンテナSW)31を備えている。本実施形態において、屋外表示部30はLEDであり、外側アンテナSW31はプッシュスイッチである。そして、両者ともに外側アンテナユニット27において屋外側面に設けられている。また、ロングカバー28には、屋外表示部30及び外側アンテナSW31と対応する位置にそれぞれの形状より幾分大きめの貫通穴が形成されており、ロングカバー28がドア3に装着されると、屋外表示部30及び外側アンテナSW31は貫通穴を通して屋外に露出する。このため、屋外表示部30は屋外から視認することができ、外側アンテナSW31はロングカバー28をドア3に係合させた状態で押圧操作が可能となっている。
また、外側アンテナユニット27には、図4に示す屋外側送信アンテナ27aと屋外側受信アンテナ27bとが設けられている。屋内アンテナ部21には、図4に示す屋内側送信アンテナ21aと屋内側受信アンテナ21bとが設けられている。
ドア錠駆動部22,23はドア3内に配設されており、モータ等のアクチュエータとそのアクチュエータを駆動するドライバ部とによって構成されている(図示略)。
図1及び図2に示すように、ドア3の側面3cには、各ドア錠駆動部22,23の駆動によって突出するロックバー22a,23aがそれぞれ形成されている。そして、これらロックバー22a,23aの突出状態でドア錠が施錠状態となり、没入状態でドア錠が解錠状態となる。また、ドア3の屋内側面には、ロックバー22a,23aを手動で突出可能な手動ロック手段22b,23bが形成されている。これら手動ロック手段22b,23bは、一般的な屋内側施解錠用つまみ(サムターン)である。
また、ロックバー22a,23aはキーシリンダ部26と機械的に連結されており、キー挿入口26aに挿入されたメカキー12の回動操作に連動してドア3の側面3cから突出または没入する。詳しくは、挿入されたメカキー12が施錠位置から解錠位置に回動されると、ロックバー22a,23aはドア3の側面3cから没入し、メカキー12が解錠位置から施錠位置に回動されると、ロックバー22a,23aはドア3の側面3cから突出するようになっている。このため、メカキー12をキー挿入口26aに挿入して、施錠位置から解錠位置に回動するとドア錠が解錠され、これとは反対に解錠位置から施錠位置に回動するとドア錠が施錠される。
図4に示すように、施解錠制御部24は、ドア側送信回路32、ドア側受信回路33、及び制御手段としての施解錠制御用のマイクロコンピュータ(施解錠制御マイコン)34を備えている。ドア側送信回路32には送信アンテナ21a,27aが接続され、ドア側受信回路33には受信アンテナ21b,27bが接続されている。
ドア側送信回路32は、施解錠制御マイコン34から出力されるリクエスト信号を送信アンテナ21a,27aを介して送信する。このリクエスト信号は、図2に示すように、屋内外におけるドア3の周辺の領域Aに出力される。すなわち、この領域Aにおいて携帯機11と施解錠制御部24との相互通信が可能となる。
ドア側受信回路33は、携帯機11から出力された操作信号を受信アンテナ21b,27bを介して受信する。そして、ドア側受信回路33は受信した操作信号を施解錠制御マイコン34に出力する。
施解錠制御マイコン34は、具体的には図示しないCPU、メモリ、タイマ及びカウンタを備えている。メモリには、IDコードと、警戒モードを許可するか否かを判断する閾値となる設定許可時間とが予め記録されている。また、メモリには、リセット回動回数N1、セット回動回数N2、リセット設定時間T1、セット設定時間T2、及びカバー装着制限時間T3が予め記録されている。施解錠制御マイコン34は、メカキー処理(後述する)を所定時間毎に実行する。
施解錠制御マイコン34には、キーシリンダ部26、カバー検出SW29、屋外表示部30が接続されている。施解錠制御マイコン34は、カバー検出SW29からカバー検出信号が入力された場合、所定時間(例えば10秒)経過後にセキュリティ部25に対してこのカバー検出信号を出力する。
施解錠制御マイコン34は、各送信アンテナ21a,27aから個別のタイミングで択一的にリクエスト信号を出力させる。つまり、一方の送信アンテナ21a(27a)からリクエスト信号が出力されているときには、他方の送信アンテナ27a(21a)からはリクエスト信号が出力されないようになっている。
そして、施解錠制御マイコン34は、操作信号が入力された場合、操作信号に含まれるIDコードと予め記録されたIDコードとで照合(IDコード照合)を行なう。施解錠制御マイコン34にはドア錠駆動部22,23が電気的に接続され、IDコード照合が一致したときに施解錠制御マイコン34は、ドア錠駆動部22,23に対して駆動信号を出力する。
詳しくは、施解錠制御マイコン34は、ID信号または解錠操作信号からなる操作信号が入力された場合、ドア錠駆動部22,23に対してロックバー22a,23aを没入させる旨の駆動信号(解錠駆動信号)を出力する。一方、施解錠制御マイコン34は、ID信号からなる操作信号が入力されなくなったときや、施錠操作信号からる操作信号が入力されたときには、ドア錠駆動部22,23に対してロックバー22a,23aを突出させる旨の駆動信号(施錠駆動信号)を出力する。ドア錠駆動部22,23は、解錠駆動信号が入力された場合、ロックバー22a,23aを没入させてドア錠を解錠して施解錠制御マイコン34に解錠完了信号を出力する。また、ドア錠駆動部22,23は、施錠駆動信号が入力された場合、ロックバー22a,23aを突出させてドア錠を施錠して施解錠制御マイコン34に施錠完了信号を出力する。
また、施解錠制御マイコン34は、携帯機11を所持したユーザに外側アンテナSW31が操作されたときにドア錠駆動部22,23に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠を施錠させるとともにタイマを作動させる。そして、施解錠制御マイコン34は、タイマが設定許可時間を経過する前に外側アンテナSW31が再度操作されると、セキュリティ部25に対して警戒モード設定信号を出力する。
セキュリティ部25は、住宅2内に設置され、異常検知センサ35、警報部36、屋内表示部37、及び制御手段としてのセキュリティ制御用のマイクロコンピュータ(セキュリティ制御マイコン)38を備えている。異常検知センサ35は、住宅2の窓ガラスが割られたことを検知してセキュリティ制御マイコン38に異常検知信号を出力する。セキュリティ制御マイコン38には、警報部36及び屋内表示部37が接続されている。また、セキュリティ制御マイコン38は、施解錠制御マイコン34に接続されている。
屋内表示部37は、本実施形態においてはLEDである。警報部36は、例えばブザーやスピーカによって構成され、セキュリティ制御マイコン38からの作動信号に基づいて作動する。
セキュリティ制御マイコン38は、ドア錠駆動部22,23から出力される施錠完了信号を施解錠制御マイコン34を介して検知したとき、ドア錠が施錠されていると判断する。この状態において、施解錠制御マイコン34から警戒モード設定信号が入力された場合、セキュリティ制御マイコン38は、異常検知センサ35からの異常検知信号を有効にする(以下、この状態を「警戒モード」という)。また、セキュリティ制御マイコン38は、ドア錠駆動部22,23から出力される解錠完了信号が施解錠制御マイコン34を介して入力されたとき、ドア錠が解錠されていると判断する。そして、セキュリティ制御マイコン38は、警戒モードを解除して異常検知センサ35からの異常検知信号を無効にする。つまり、セキュリティ制御マイコン38は、ユーザが携帯機11を所持して領域A内に進入し、IDコード照合が成立したときに警戒モードを解除する。また、セキュリティ制御マイコン38は、施解錠制御マイコン34から警戒モードキャンセル信号が入力された場合にも警戒モードを解除する。
セキュリティ制御マイコン38は、警戒モードにおいてドア錠駆動部22,23からの解錠完了信号が入力された場合や、異常検知センサ35から異常検知信号が入力された場合、警報部36に作動信号を出力する。これにより、警報部36から警報音が発せられる。また、セキュリティ制御マイコン38は、施解錠制御マイコン34からカバー検出信号が入力された場合、警報部36に作動信号を出力する。従って、この場合も警報部36から警報音(カバー警報)が発せられる。
次に、施解錠制御マイコン34が行なうメカキー処理について、図5及び図6に示すフローチャートに従って詳細に説明する。メカキー処理は、メカキー12による警戒モードの解除処理とメカキー12による警戒モードの設定処理との2つの処理からなっている。まず、メカキー12による警戒モードの解除処理について説明する。
<メカキー12による警戒モードの解除処理>
施解錠制御マイコン34は、外側アンテナSW31が押圧操作された際にIDコード照合が成立していない場合、図5に示すメカキー解除処理を実行する。まず、施解錠制御マイコン34は、ステップ100に示すようにメカキー12が挿入されたか否かを判断する。具体的には、施解錠制御マイコン34は、キーシリンダ部26から入力される施錠位置信号または解錠位置信号からメカキー12がキー挿入口26aに挿入されたか否かを判断する。ステップ100において、外側アンテナSW31が押圧された状態でメカキー12が挿入されたと判断した場合、施解錠制御マイコン34はステップ101の処理に移行する。
ステップ101において、施解錠制御マイコン34は、メカキー12が回動された回数(回動回数)Nを施錠位置信号及び解錠位置信号よりカウンタを用いて算出する。そして、施解錠制御マイコン34は、リセット設定時間T1以内にメカキー12によってリセット回動回数N1回の回動操作が行われたか否かを判断する。具体的には、施解錠制御マイコン34は、キーシリンダ部26から入力される解錠位置信号または施錠位置信号に基づいてタイマを作動させ、メカキー12がキー挿入口26aに挿入されてからの経過時間を測定する。そして、施解錠制御マイコン34は、タイマの値がリセット設定時間T1になったときにおける回動回数Nが、リセット回動回数N1に等しいか否かを判断する。回動回数Nがリセット回動回数N1に等しいと判断した場合、施解錠制御マイコン34は、ステップ102の処理に移行してカバー検出信号を無効にする。すなわち、ロングカバー28をドア3から外しても警報部36からカバー警報が発せられないようにカバー警報を解除する。
ステップ102の処理を完了すると、施解錠制御マイコン34は、ステップ103の処理に移行して警報部36を所定時間(例えば1秒間)にわたって作動させる。このように、施解錠制御マイコン34は、メカキー12を用いて所定時間内に予め設定された操作が行われた場合に警報部36を作動させるようになっている。ステップ103の処理を完了すると、施解錠制御マイコン34は、ステップ104の処理に移行し、セキュリティ制御マイコン38に警戒モードキャンセル信号を出力することで警戒モードを解除させる。警戒モードを解除させた後、施解錠制御マイコン34は、ステップ105の処理に移行して屋外表示部30及び屋内表示部37を消灯させてステップ106の処理に移行する。ステップ106において、施解錠制御マイコン34は、メカキー12によって警戒モードが解除された旨を示すフラグFGに「1」をセットしてここでの処理を終了する。
なお、ステップ100において外側アンテナSW31が押圧操作された状態でメカキー12が挿入されない場合や、ステップ101において回動回数Nがリセット回動回数N1に等しくない場合には、施解錠制御マイコン34はここでの処理を終了する。
<メカキー12による警戒モードの設定処理>
施解錠制御マイコン34は、ドアが開かれた場合、図6に示すメカキー設定処理を行う。まず、施解錠制御マイコン34は、ステップ120に示すように、フラグFGが「1」にセットされているか否かを判断する。フラグFGが「1」にセットされていると判断した場合、施解錠制御マイコン34は、ステップ121の処理に移行して、メカキー12が挿入されたか否かを判断する。すなわち、施解錠制御マイコン34は、メカキー12によって警戒モードが解除され、ドア3が開かれた場合にステップ121の処理を行うようになっている。つまり、施解錠制御マイコン34は、携帯機11を用いて警戒モードが解除された場合、ドア3が開かれてもステップ121の処理には移行しない。ステップ121において、ドア3が開かれた状態でメカキー12が挿入されたと判断した場合、施解錠制御マイコン34はステップ122の処理に移行する。
ステップ122において、施解錠制御マイコン34は、施錠位置信号及び解錠位置信号よりカウンタを用いて回動回数Nを算出する。そして、施解錠制御マイコン34は、セット設定時間T2以内にメカキー12によってセット回動回数N2回の回動操作が行われたか否かを判断する。具体的には、施解錠制御マイコン34は、キーシリンダ部26から入力される解錠位置信号または施錠位置信号に基づいてタイマを作動させ、メカキー12がキー挿入口26aに挿入されてからの経過時間を測定する。そして、施解錠制御マイコン34は、タイマの値がセット設定時間T2になったときにおける回動回数Nが、セット回動回数N2に等しいか否かを判断する。回動回数Nがセット回動回数N2に等しいと判断した場合、施解錠制御マイコン34は、ステップ123の処理に移行して警報部36を所定時間(例えば3秒間)作動させる。このように、施解錠制御マイコン34は、メカキー12による警戒モードの解除処理の場合と同様に、メカキー12を用いて所定時間内に予め設定された操作が行われた場合に警報部36を作動させるようになっている。
ステップ123の処理を完了すると、施解錠制御マイコン34は、ステップ124の処理に移行して、カバー装着制限時間T3以内にロングカバー28がドア3に嵌められたか否かを判断する。詳しくは、施解錠制御マイコン34は、ステップ123において警報部36を作動させるとともにタイマを作動させて、警報部36を作動させてからの経過時間を測定する。そして、施解錠制御マイコン34は、タイマの値がカバー装着制限時間T3になるまでにカバー検出信号が入力されたか否かを判断する。カバー装着制限時間T3以内にロングカバー28がドア3に嵌められたと判断した場合、施解錠制御マイコン34は、ステップ125の処理に移行し、施錠駆動信号をドア錠駆動部22,23に出力してドア錠を施錠する。
ステップ125の処理を完了すると、施解錠制御マイコン34は、ステップ126の処理に移行して警戒モード設定信号をセキュリティ制御マイコン38に出力して警戒モードを設定する。警戒モードの設定後、施解錠制御マイコン34は、ステップ127の処理に移行して屋外表示部30及び屋内表示部37を点滅させる。そして、施解錠制御マイコン34は、ステップ128の処理に移行してフラグFGを「0」にクリアし、ここでの処理を終了する。
なお、ステップ120においてフラグFGが「1」にセットされていない場合、ステップ121においてメカキー12が挿入されていないと判断した場合、ステップ122においてセット設定時間T2内での回動回数Nがセット回動回数N2に等しくない場合、施解錠制御マイコン34はここでの処理を終了する。また、施解錠制御マイコン34は、ステップ124においてロングカバー28がカバー装着制限時間T3以内にドア3に嵌められていないと判断した場合、ここでの処理を終了する。
次に、上述したセキュリティシステム1の操作態様例について説明する。本実施形態においては、住宅2の住人であるユーザと、この住宅を警備する警備会社とを例にとって説明する。
<ユーザの操作態様>
外出時等において警戒モードを設定する場合、携帯機11を所持して外側アンテナSW31を設定許可時間内に2度押圧する。この操作によってドア錠が施錠されるとともに、セキュリティシステム1は警戒モードに設定される。一方、帰宅時や在宅時には、携帯機11を所持して領域A内に侵入することにより、ドア錠が解錠されるとともにセキュリティシステム1の警戒モードが解除される。
<警備会社の操作態様>
住宅2の警備を行う場合、まずロングカバー28を外して外側アンテナSW31を押圧しながらキー挿入口26aにメカキー12を挿入する。なお、ロングカバー28を外してキー挿入口26aにメカキー12を挿入し、それから外側アンテナSW31を押圧操作してもよい。メカキー12をキー挿入口26aに挿入した後、リセット設定時間T1以内にメカキー12を施錠位置と解錠位置との間でリセット回動回数N1回だけ回動操作を繰り返すと、警報部36が作動して警戒モードは解除される。警戒モードの解除とともに屋外表示部30及び屋内表示部37が消灯する。警備会社は、屋外表示部30の消灯により警戒モードが解除されたことを認識できる。なお、この際、メカキー12を解錠位置に回動させることによって、手動でドア錠を解錠できる。
警備終了後に警戒モードを再設定する場合、ドア3を開いた状態でキー挿入口26aにメカキー12を挿入する。そして、セット設定時間T2以内にメカキー12を解錠位置と施錠位置との間でセット回動回数N2だけ回動操作を繰り返すと警報部36が作動する。警報部36の作動後、カバー装着制限時間T3以内にロングカバー28を嵌めてドア3を閉めることにより、自動的にドア錠が施錠されるとともにセキュリティシステム1は警戒モードに設定される。警戒モードに設定されると、屋外表示部30及び屋内表示部37が点滅する。
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)キーシリンダ部26は、メカキー12が挿入され、メカキー12が施錠位置にある場合には施錠位置信号を出力し、メカキー12が解錠位置にある場合には解錠位置信号を出力する。施解錠制御マイコン34は、リセット設定時間T1において、解錠位置信号または施錠位置信号に基づいて求めた回動回数Nがリセット回動回数N1に等しい場合、警戒モードを解除する。このように、メカキー12をキー挿入口26aに挿入して所定の態様で回動操作することで警戒モードを解除することができる。従って、安価なメカキー12を用いて警戒モードの解除を行なうことができる。
(2)メカキー12をキー挿入口26aに挿入した後、リセット設定時間T1内にリセット回動回数N1回だけ回動操作した場合に警戒モードは解除される。たとえメカキー12をリセット回動回数N1回だけ回動させても、この回動操作に要する時間がリセット設定時間T1を経過した場合、警戒モードは解除されない。通常、ピッキング等の不正手段によるドア錠の解錠操作は、警備会社がメカキー12を回動操作するのに比較して時間がかかるため、リセット設定時間T1を小さな値に設定すること及びリセット回動回数N1を大きな値に設定することで、第三者による住宅2への不法侵入を防止することができる。
(3)外側アンテナSW31が押圧操作され、且つメカキー12がキー挿入口26aに挿入されてリセット設定時間T1内にリセット回動回数N1回だけ回動された場合に警戒モードは解除される。つまり、メカキー12をキー挿入口26aに挿入してリセット設定時間内に回動しても、外側アンテナSW31を押圧操作しない場合にはドア錠を解錠できない。つまり、メカキー12を用いて煩雑な操作を行わないと警戒モードは解除されない。従って、セキュリティシステム1のセキュリティ性を向上させることができる。
(4)施解錠制御マイコン34は、メカキー12によって警戒モードが解除された後にドア3が開かれ、メカキー12が挿入されて回動されると、セット設定時間T2においてメカキー12による回動回数Nがセット回動回数N2に等しい場合、ロングカバー28が嵌められたことを条件に警戒モードを設定する。このように、メカキー12をキー挿入口26aに挿入して所定の態様で回動操作することで警戒モードを設定することができる。従って、安価なメカキー12を用いて警戒モードに設定することができる。
(5)施解錠制御マイコン34は、メカキー12によって警戒モードが解除された場合にメカキー12による警戒モードの設定を可とする。つまり、施解錠制御マイコン34は、ID信号または解錠操作信号からなる受信信号が入力されてIDコード照合の一致によりドア錠を解錠させた場合、その後メカキー12によってセット設定時間T2にセット回動回数N2回だけ回動操作されても警戒モードに設定しない。通常、ユーザは携帯機11を所持して領域A内に侵入し、警戒モードを解除する。この場合、メカキー12による警戒モードの設定は不可となるため、ユーザは、メカキー12による操作を意識する必要がない。このため、メカキー12による警戒モードの設定操作は、警備会社に利用されるがユーザには利用されない秘匿性の高い操作とすることができる。従って、セキュリティシステム1のセキュリティ性を向上させることができる。
(6)施解錠制御マイコン34は、警戒モードを設定する際にドア錠を施錠させる。従って、ユーザは警戒モードを設定した場合、ドア錠を施錠するための操作を行う必要がない。従って、セキュリティシステム1の利便性を向上させることができる。
(7)メカキー12をキー挿入口26aに挿入して、予め設定された条件のもとで回動操作することで警戒モードの解除及び設定ができるため、警備会社はメカキー12を所持することで住宅2を警備することができる。メカキー12は、電気的機能を一切有しないためメンテナンス不要である。また、電池切れの心配もない。従って、セキュリティシステムの利便性が向上する。
(8)メカキー12を用いて警戒モードを解除するには煩雑な操作を行う必要があるため、たとえ紛失してしまっても第三者によって警戒モードが解除される可能性は低い。また、メカキー12は携帯機11に比較して安価である。従って、子供等にも持たせることができ、セキュリティシステム1の利便性が向上する。
(9)施解錠制御マイコン34は、メカキー12による警戒モードの設定操作が行われると、警報部36を作動させる。警報部36を作動させることにより、ユーザは、メカキー12による操作がセキュリティシステム1に認識されたか否かがわかる。従って、セキュリティシステム1の利便性が向上する。また、施解錠制御マイコン34は、警報部36を作動させた後にロングカバー28が制限時間内にドア3に嵌められたか否かを判断している。このため、ユーザは、警報部36が作動したことをもってロングカバー28をドア3に嵌めればよい。つまり、ユーザは、ロングカバー28を嵌めるタイミングがわかる。従って、セキュリティシステム1の利便性が向上する。
(10)警戒モードが解除されると、屋外表示部30及び屋内表示部37は消灯する。一方、警戒モードが設定されると、屋外表示部30及び屋内表示部37は点滅する。このように、屋外表示部30及び屋内表示部37によって警戒モードの解除・設定が報知される。従って、警備会社は、屋外表示部30及び屋内表示部37の消灯・点滅によって警戒モードの解除・設定を容易に認識することができるので、セキュリティシステム1の利便性が向上する。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、施解錠制御マイコン34は、セット設定時間T2においてメカキー12による回動回数Nがセット回動回数N2に等しいことを条件に警戒モードを設定していた。しかし、施解錠制御マイコン34は、メカキー12が挿入されて施錠位置に回動されたときに警戒モードを設定するようにしてもよい。
・本実施形態において、施解錠制御マイコン34は、リセット設定時間T1内にメカキー12がリセット回動回数N1だけ回動操作された場合、カバー警報を解除した後に警報部36を作動させていた。また、施解錠制御マイコン34は、セット設定時間T2内にメカキー12がセット回動回数N2だけ回動操作されたときに警報部36を作動させていた。しかし、施解錠制御マイコン34は、警報部36を作動させることに代えて所定の態様で屋外表示部30や屋内表示部37を点滅または点灯させてもよい。つまり、メカキー12によって所定時間内に予め設定された操作が行われたことを施解錠制御マイコン34が認識した旨を示す報知態様は、本実施形態における警報部36の作動に限定されない。
また、施解錠制御マイコン34は、警戒モードが解除または設定されたときに屋外表示部30及び屋内表示部37を消灯させていた。しかし、施解錠制御マイコン34は、警戒モードが解除または設定されたときに警報部36を作動させるようにしてもよい。つまり、警戒モードが解除または設定されたことを示す報知態様は、本実施形態における屋外表示部30及び屋内表示部37の消灯や点滅に限定されない。
・本実施形態において、施解錠制御マイコン34は、メカキー12によって所定時間内に予め設定された操作が行われた場合に警報部36を作動させていた。しかし、施解錠制御マイコン34は、メカキー12によって所定時間内に予め設定された操作が行われた場合に警報部36を作動させなくてもよい。ユーザは、屋外表示部30及び屋内表示部37の消灯によって警戒モードが解除されたことを認識でき、屋外表示部30及び屋内表示部37の点滅によって警戒モードが設定されたことを認識できる。このようにすれば、セキュリティシステム1の構成を簡単にすることができる。
・本実施形態において、施解錠制御マイコン34は、予め設定された態様でメカキー12の回動操作が行われロングカバー28がカバー装着制限時間T3内にドア3に嵌められると、ドア錠を施錠していた。しかし、施解錠制御マイコン34は、この時点で、ドア錠を施錠しなくてもよい。例えば、施解錠制御マイコン34は、所定時間経過後にドア錠を施錠するようにしてもよい。
・本実施形態において、キーシリンダ部26は、メカキー12の位置を示す信号として施錠位置信号及び解錠位置信号を出力していた。しかし、これに代わり、ドア錠駆動部22またはドア錠駆動部23がロックバー22aまたは23aの位置を検出して施錠位置信号及び解錠位置信号を出力するようにしてもよい。この場合、施解錠制御マイコン34は、ドア錠駆動部22またはドア錠駆動部23から入力される施錠位置信号及び解錠位置信号に基づいてメカキー12の回動回数Nを算出するように変更される。つまり、ドア錠駆動部22またはドア錠駆動部23を検出手段として用いてもよい。
次に、本実施形態及び他の実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)前記セキュリティシステムにおいて、前記制御手段は、前記メカキーによって前記警戒モードが解除された場合に前記警戒モードの設定を可とすること。
(2)前記セキュリティシステムにおいて、前記制御手段は、前記警戒モードを解除した際にその旨を示すフラグをセットし、前記メカキーによって前記警戒モードが解除された後、前記フラグがセットされている場合に前記警戒モードの設定を可とすること。
(3)前記セキュリティシステムにおいて、前記ドアまたは該ドア周辺に設けられた報知手段を備え、前記制御手段は、所定時間内に前記検出信号が入力された場合、前記報知手段を作動させること。なお、報知手段は、本実施形態の警報部、屋内表示部、及び屋外表示部のうち少なくとも1つに相当する。
本実施形態におけるセキュリティシステムの斜視図。 同じく、セキュリティシステムの側面図。 同じく、セキュリティシステムにおける屋外アンテナ部の拡大図。 同じく、セキュリティシステムのブロック図。 同じく、セキュリティシステムにおいて施解錠制御マイコンが行うメカキー解除処理のフローチャート。 同じく、セキュリティシステムにおいて施解錠制御マイコンが行うメカキー設定処理のフローチャート。
符号の説明
1…セキュリティシステム、3…ドア、11…携帯機、12…メカキー、26…検出手段としてのキーシリンダ部、26a…キー挿入口、28…ロングカバー、29…カバー検出スイッチ(カバー検出SW)、31…操作部としての外側アンテナスイッチ(外側アンテナSW)、34…制御手段としての施解錠制御マイコン、36…警報部、38…制御手段としてのセキュリティ制御マイコン。

Claims (3)

  1. 通信機能を有する携帯機と、
    建物のドアまたは該ドア周辺に設けられた操作部と、
    前記携帯機から所定のIDコードを含むID信号を受信し、前記操作部が操作された場合に前記ドアのドア錠を施錠するとともに警戒モードに設定し、該警戒モード中に前記携帯機からの所定のIDコードを含むID信号を受信した場合に前記ドア錠を解錠するとともに警戒モードを解除する制御手段と、
    前記ドアに設けられたキーシリンダに対してメカキーが挿入されるとともに、同メカキーが施錠位置から解錠位置に回動及び解錠位置から施錠位置に回動されるようにして所定操作されたことを検出して検出信号を出力する検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記警戒モード中において前記携帯機とのIDコード照合が成立していない場合、前記メカキーが前記キーシリンダのキー挿入口に挿入されてから第1の所定時間内に前記検出信号を入力した場合に前記警戒モードを解除し、
    さらに、前記キーシリンダを覆うロングカバーと、
    前記ロングカバーが外されたとき、カバー検出信号を出力するカバー検出スイッチとを備え、
    前記制御手段は、前記カバー検出スイッチからカバー検出信号が入力されてから前記警戒モードが解除されないまま、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間が経過したとき、警報部からカバー警報を発せさせることを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 前記制御手段は、前記操作部が押圧操作されたことに基づいて前記警戒モードを解除することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記制御手段は、前記警戒モードが解除されているとき、前記メカキーが前記キーシリンダのキー挿入口に挿入されてから第3の所定時間内に前記検出信号を入力した場合、前記警戒モードに設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセキュリティシステム。
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