JP4120665B2 - セキュリティシステム - Google Patents

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Description

本発明は、住戸に設置されるセキュリティシステムに関するものである。
近年、空き巣狙いや強盗などの犯罪件数が増加する傾向にあり、その対策として、住戸への侵入者を検知して警報を発したり、あるいは、住戸の玄関に設置された電気錠を遠隔制御で施錠及び解錠するようにしたセキュリティシステムが急速に普及してきている(例えば、特許文献1参照)。
この種のセキュリティシステムの中には、居住者が携帯する応答器(IDタグ)と、外玄関に設置された質問器(リーダ装置)との間で無線通信を行い、質問器で受信した応答器のID(識別符号)が予め登録されているIDと一致したとき、住戸内に設置されているセキュリティ機器に関する制御、例えば、窓からの侵入を検知するセンサや、ガス漏れセンサ、火災感知センサなどのセンサ出力を受けて警報を発する警戒モードの設定、あるいは、電気錠の施錠を行うものがあった。但し、かかる従来システムでは、質問器と応答器の通信可能距離がせいぜい数センチから十数センチであるため、居住者は応答器を質問器の近傍にかざして通信を行わせる必要があった。
特開2004−133817号公報
ところで、応答器を質問器の近傍にかざす手間を省くために質問器と応答器の通信可能距離を数メートルまで延長した場合、例えば、住戸外において質問器の送信可能範囲内に応答器が入ってしまい、居住者が外出するにも関わらず誤って警戒モードが解除されてしまう虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、質問器と応答器の通信可能距離を延長してもセキュリティ機器の警戒モードが不用意に解除されることを防止したセキュリティシステムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、住戸内への不審者の侵入や住戸内におけるガス漏れ、火災発生等のセキュリティ関係の異常を検知して異常検知信号を送信する送信機からなる1乃至複数のセキュリティ機器と、住戸の玄関における人の出入りを検知する検知装置と、固有の識別符号を記憶するとともに無線信号によって当該識別符号を送信する機能を有し居住者が携帯する応答器と、外玄関に設置され応答器に対して無線信号により識別符号の問い合わせを行うとともに応答器から返信される識別符号を受信する質問器と、セキュリティ機器から異常検知信号を受信して異常発生を報知する制御装置とを備え、制御装置は、異常検知信号を受信する受信手段と、光や音などで異常発生を報知する報知手段と、警戒モードが設定されている場合に受信手段で異常検知信号を受信したときに報知手段により異常発生を報知させるとともに警戒モードが解除されている場合には異常検知信号を受信しても異常発生を報知させない制御手段とを具備し、制御手段は、検知装置で人が住宅内に入ることが検知され且つ質問器で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致した場合に警戒モードを解除することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、制御装置の制御手段は、検知装置で人が住宅内から出ることが検知され且つ質問器で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致した場合に警戒モードを設定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、制御装置は、質問器に対して警戒モードの設定/解除の状態を通知する通知手段を具備し、質問器は、警告音を鳴動する警告音鳴動手段と、応答器の識別符号を送信したにもかかわらず制御装置の通知手段から警戒モードが解除状態であることが通知された場合に警告音鳴動手段を鳴動させる質問器制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、質問器は、警告音を鳴動する警告音鳴動手段と、応答器から識別符号が返信されない場合に警告音鳴動手段を鳴動させる質問器制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2の発明において、それぞれに異なる識別符号を記憶した複数の応答器を備え、制御装置は、応答器に対して無線信号により識別符号の問い合わせを行うとともに応答器から返信される識別符号を受信する質問手段を具備し、制御手段は、質問手段で何れの応答器の識別符号も受信しなければ警戒モードを設定し、質問手段で少なくとも何れか一つの応答器の識別符号を受信すれば警戒モードを設定しないことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、制御装置は、ガス器具や照明器具に対して動作を停止させるための制御信号を送信する制御信号送信手段を具備し、制御手段は、質問手段が何れの応答器の識別符号も受信しなければ制御信号送信手段から制御信号を送信させ、質問手段が少なくとも一つの応答器の識別符号を受信すれば制御信号送信手段から制御信号を送信させないことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1の発明において、制御装置は、質問器に対して警戒モードの設定及び解除の状態を示すモード信号を送信するモード信号送信手段を具備し、質問器は、制御装置のモード信号送信手段から送信されるモード信号を受信するモード信号受信手段と、モード信号受信手段で受信するモード信号に応じて警戒モードの設定及び解除の状態を報知するモード報知手段とを具備することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜7の何れかの発明において、セキュリティ機器として住戸の出入口に設けられた扉を施錠する電気錠を備え、制御装置は、検知装置で人が住宅内に入ることが検知され且つ質問器で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致した場合に電気錠を解錠する電気錠駆動手段を具備することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明において、電気錠は、扉の閉戸を検出して閉戸検出信号を出力する機能を有し、制御装置の電気錠駆動手段は、閉戸検出信号が出力されているときに電気錠を施錠するとともに、閉戸検出信号の出力開始時に質問器から識別符号を受信していなければ電気錠を施錠しないことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9の発明において、質問器は、閉戸検出信号の出力開始時に無線信号を送信することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、検知装置で人が住宅内に入ることが検知され且つ質問器で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致した場合に制御装置がセキュリティ機器の警戒モードを解除するので、住戸外において質問器の送信可能範囲内に応答器が入ってしまっても検知装置で人が検知されない限りは警戒モードが解除されることがなく、質問器と応答器の通信可能距離を延長してもセキュリティ機器の警戒モードが不用意に解除されることを防止できる。
請求項2の発明によれば、居住者が応答器を携帯して住戸の玄関を出入りすれば、警戒モードの設定/解除が自動的に行われるため、外出時の警戒モードの設定忘れや帰宅時の警戒モードの解除忘れを防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、警告音で警告することにより警戒モードの設定忘れを防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、警告音で警告することにより外出する居住者が応答器の携帯を忘れるのを防ぐことができる。
請求項5の発明によれば、他の居住者が住戸内に居る場合に誤って警戒モードを設定することが防止できる。
請求項6の発明によれば、住戸が留守のときにガス器具や照明器具が動作することを防止できる。
請求項7の発明によれば、モード報知手段の報知によって、外出時及び帰宅時に警戒モードの状態(設定/解除)を居住者が確認できる。
請求項8の発明によれば、居住者が帰宅したときに電気錠の解錠が自動的に行われるため、解錠時に何ら操作を行う必要がないから利便性が向上する。
請求項9の発明によれば、居住者が応答器を携帯せずに外出したら電気錠が施錠されないため、外出した居住者が閉め出されるのを防ぐことができる。
請求項10の発明によれば、質問器が常時無線信号を送信する場合に比較して電力消費を抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態のセキュリティシステムは、図1に示すように住戸に設置され住戸内への不審者の侵入や住戸内におけるガス漏れ、火災発生等のセキュリティ関係の異常を検知して異常検知信号を送信する送信機付きの防犯センサ6と、住戸の内玄関に設置されて人の出入りを検知する宅内側通過検知装置1と、住戸の外玄関に設置されて人の出入りを検知する宅外側通過検知装置2と、固有の識別符号を記憶するとともに無線信号によって識別符号を送信する機能を有し居住者が携帯する応答器3と、外玄関に設置され応答器3に対して無線信号により識別符号の問い合わせを行うとともに応答器3から無線信号で返信される識別符号を受信する質問器4と、防犯センサ6から異常検知信号を受信して異常発生を報知する制御装置(防犯制御装置)5と、玄関扉に設けられた電気錠7と、電気錠7の施錠/解錠を制御する電気錠制御装置8とを備えている。
宅内側通過検知装置1並びに宅外側通過検知装置2は、人体から放射される熱線を検知することで検知エリア内における人の存在を検出する人体検出部10,20と、人体検出部10,20で人の存在を検出したときに人体検出信号を生成する信号生成部11,21と、信号生成部11,21で生成された人体検出信号を電波を媒体とする無線信号で送信する無線送信部12,22とを具備し、それぞれ玄関を通過して宅外へ出る人(居住者)、玄関を通過して宅内へ入る人を検出している。
応答器3は、複数(図示例では3つ)のコイルL1並びにコンデンサC1から構成され質問器4から電磁波により送信される起動信号を受信する受信用アンテナ30と、受信用アンテナ30が受信した信号を復調する復調回路31と、予め設定されている固有の識別符号(ID)を暗号化して出力する暗号化部32と、電波を媒体とする無線信号を送信する送信用アンテナ33と、後述する応答器制御部35から入力された信号を変調して送信用アンテナ33から無線信号により送信させる変調回路34と、受信用アンテナ30及び復調回路31を介して質問器4からの起動信号が入力されると暗号化部32を動作させて暗号化された識別符号を取り込み、変調回路34及び送信用アンテナ33を介して識別符号を送信させる応答器制御部35と、電池を電源として各部に動作電源を供給する電源回路部36とを具備する。但し、本実施形態ではそれぞれに異なる識別符号を記憶した複数の応答器3を備えている。
質問器4は、コイルL2並びにコンデンサC2から構成され電磁波により信号を送信する送信用アンテナ40と、後述する質問器制御部44から入力された起動信号を変調して送信用アンテナ40から電磁波により送信させる変調回路41と、宅内側通過検知装置1並びに宅外側通過検知装置2から送信される無線信号(人体検知信号)と応答器3から送信される無線信号(識別符号)を受信するとともに防犯制御装置5並びに電気錠制御装置8に対して無線信号を送信する送受信用アンテナ42と、質問器制御部44から入力された信号を変調して送受信用アンテナ42から無線信号を送信させるとともに送受信用アンテナ42で受信した信号を復調する送受信回路43と、CPUを主構成要素とする質問器制御部44と、LEDなどの発光素子によって表示を行う表示部45と、ブザーを鳴動させるブザー部46とを具備する。
防犯制御装置5は、宅内側通過検知装置1並びに宅外側通過検知装置2から送信される無線信号(人体検知信号)、質問器4から送信される無線信号を受信するとともに質問器4に対して無線信号を送信する送受信用アンテナ50と、後述する制御部52から入力された信号を変調して送受信用アンテナ50から無線信号を送信させるとともに送受信用アンテナ50で受信した信号を復調する送受信回路51と、CPUを主構成要素とする制御部52と、LEDなどの発光素子によって異常発生の表示を行う表示部53と、警報音を鳴動させる警報音鳴動部54と、操作スイッチを有する操作部55と、コイルL3並びにコンデンサC3から構成され電磁波により信号を送信する送信用アンテナ56と、制御部52から入力された起動信号を変調して送信用アンテナ56から電磁波により送信させる変調回路57と、JEM−A端子(所謂ホームオートメーション端子)を備えた設備機器(例えば、ガスコンロ9や照明器具10など)に対して制御信号を出力する制御信号出力部58とを具備する。
電気錠7は従来周知であって、信号線Lsにより電気錠制御装置8と接続され、信号線Lsを介して電気錠制御装置8から伝送される駆動信号によって電磁ソレノイドを駆動して施錠及び解錠し、施錠及び解錠の状態を示す施解錠検出信号と扉の開戸及び閉戸の状態を示す閉戸検出信号とを信号線Lsを介して電気錠制御装置8に伝送する機能を有している。
電気錠制御装置8は、宅内側通過検知装置1並びに宅外側通過検知装置2から送信される無線信号(人体検知信号)、質問器4から送信される無線信号を受信するとともに質問器4に対して無線信号を送信する送受信用アンテナ80と、後述する制御部82から入力された信号を変調して送受信用アンテナ80から無線信号を送信させるとともに送受信用アンテナ80で受信した信号を復調する送受信回路81と、CPUを主構成要素とする制御部82と、制御部82からの指示に基づいて電気錠7を施錠又は解錠するための駆動信号を信号線Lsを介して伝送する電気錠駆動部83とを具備する。なお、電気錠7から信号線Lsを介して伝送される施解錠検出信号並びに閉戸検出信号は電気錠駆動部83を通じて制御部82に入力される。
防犯制御装置5では、制御部52が警戒モードに設定されているときに何れかの防犯センサ6から無線信号で送信された異常検知信号を送受信用アンテナ50と送受信回路51を介して受信すると、制御部52が表示部53を制御して光による異常発生の表示を行うと同時に警報音鳴動部54により警報音を鳴動させることで住戸内の居住者に異常の発生や異常の種類並びに異常発生箇所等を知らせる。但し、警戒モードが解除されているとき、制御部52は防犯センサ6の異常検知信号に対してガス漏れや火災発生の異常を除いて何ら処理を行わない。なお、制御部52に対する警戒モードの設定/解除は操作部55の操作釦を操作することで切り換えることができる。
また電気錠制御装置8では、制御部82が自動施錠モードに設定されている場合、閉戸検出信号が入力され且つ施解錠検出信号が解錠を示していれば電気錠駆動部83から信号線Lsを介して駆動信号を伝送させることで電気錠7を施錠させ、後述するように応答器3を携帯した居住者が帰宅したときに電気錠駆動部83から信号線Lsを介して駆動信号を伝送させることで電気錠7を解錠させる。
応答器3では、受信用アンテナ30及び復調回路31を介して質問器4からの起動信号が入力されるまでは応答器制御部35が待機状態にあり、起動信号が入力されたら応答器制御部35が起動し、暗号化部32を動作させて暗号化された識別符号を取り込み、変調回路34及び送信用アンテナ33を介して無線信号により識別符号を送信させる。
質問器4では、宅内側通過検知装置1又は宅外側通過検知装置2から送信される無線信号(人体検知信号)が送受信用アンテナ42及び送受信回路43を介して入力されるまでは質問器制御部44が待機状態にあって起動信号を出力しておらず、宅内側又は宅外側の通過検知装置1,2の人体検知信号が入力されたら変調回路41に起動信号を出力して送信用アンテナ40から電磁波により起動信号を送信させる。そして、応答器3から返信される無線信号(暗号化された識別符号)が送受信用アンテナ42及び送受信回路43を介して入力されると、質問器制御部44は暗号化された識別符号を送受信用アンテナ42及び送受信回路43を介して無線信号で防犯制御装置5並びに電気錠制御装置8に送信させる。但し、起動信号を出力してから所定時間内に応答器3からの識別符号が入力されない場合、質問器制御部44はブザー部46を制御して警告音を鳴動させる。
防犯制御装置5では、送受信用アンテナ50及び送受信回路51を介して無線信号(識別符号)が制御部52に入力されると、暗号化された識別符号を解読した後、図示しないメモリに予め登録された識別符号と照合し、受信した識別符号が登録された識別符号に一致しなければその旨の信号(エラー信号)を送受信用アンテナ50及び送受信回路51を介して無線信号で質問器4に送信させる。そして、エラー信号が送受信用アンテナ42及び送受信回路43を介して入力されると質問器制御部44が表示部45並びにブザー部46を制御して光と音による警告を行う。
一方、受信した識別符号が登録された識別符号に一致した場合、防犯制御装置5の制御部52は、変調回路57に起動信号を出力して送信用アンテナ56から電磁波により起動信号を送信させ、応答器3からの識別符号を受信することで住戸内に存在する応答器3の数をカウントし、そのカウント値がゼロ、つまり何れの応答器3からも識別符号が返信されてこない場合には送受信用アンテナ50並びに送受信回路51を介して宅内側又は宅外側の通過検知装置1,2の何れの人体検知信号が入力されたかに基づいて居住者が外出したのか、あるいは帰宅したのかを判断し、外出と判断すれば警戒モードを設定するとともに帰宅と判断すれば警戒モードを解除し、さらに外出と判断した場合、制御信号出力部58からガスコンロ9並びに照明器具10に対して停止及び消灯を指示する制御信号を送信させる。また、カウント値が1以上、つまり少なくとも何れか一つの応答器3からの識別符号を受信すれば警戒モードの設定/解除の切り換えは行わない。さらに、制御部52は警戒モードの設定及び解除の状態を示すモード信号を生成して送受信回路51に出力し、送受信回路51で変調されたモード信号が無線信号によって送受信アンテナ50から質問器4に向けて送信される。
質問器4では、防犯制御装置5から送信された無線信号(モード信号)が送受信用アンテナ42及び送受信回路43を介して入力されると、質問器制御部44が表示部45並びにブザー部46を制御して防犯制御装置5が現在警戒モードに設定されているか、あるいは警戒モードが解除されているかを光と音で報知する。但し、表示部45又はブザー部46の何れか一方のみで報知しても構わない。
また質問器制御部44は、送受信用アンテナ42並びに送受信回路43を介して宅内側又は宅外側の通過検知装置1,2の何れの人体検知信号が入力されたかに基づいて居住者が外出したのか、あるいは帰宅したのかを判断しており、外出と判断した場合において、応答器3から受信した識別符号を防犯制御装置5に送信した時点から所定の経過時間が経過するまでの間に警戒モードが設定状態に切り換えられたことがモード信号によって通知されなければ、ブザー部46を制御して警告音を鳴動させる。
電気錠制御装置8では、送受信用アンテナ80及び送受信回路81を介して無線信号(識別符号)並びに宅外側通過検知装置2からの無線信号(人体検知信号)が制御部82に入力されると、暗号化された識別符号を解読した後、図示しないメモリに予め登録された識別符号と照合し、受信した識別符号が登録された識別符号に一致すれば、電気錠駆動部83から信号線Lsを介して駆動信号を伝送させることで電気錠7を解錠させる。但し、制御部82は電気錠7から閉戸検出信号が入力されていなければ、電気錠駆動部83から駆動信号を伝送させることはない。一方、受信した識別符号が登録された識別符号に一致しなければ、制御部82はその旨の信号(エラー信号)を送受信用アンテナ80及び送受信回路81を介して無線信号で質問器4に送信させ、質問器4において光と音(警告音)で警告する。
ここで、居住者が応答器3を携帯せずに外出して閉め出されることがないように、電気錠制御装置8の制御部82は、電気錠7からの閉戸検出信号の出力開始時(玄関扉が閉じられたとき)に送受信用アンテナ80及び送受信回路81を介して無線信号(識別符号)を受信していなければ、電気錠駆動部83から駆動信号を伝送させずに電気錠7を施錠しない。なお、電気錠7から閉戸検出信号が出力されなくなった、つまり、玄関扉が開戸されたときに電気錠制御装置8から無線信号でその旨を質問器4に伝達し、その無線信号を受信した時点で質問器4が起動信号を送信するようにしても構わない。
上述のように本実施形態では、宅外側通過検知装置2で人が住宅内に入ることが検知され且つ質問器4で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致した場合に、防犯制御装置5が防犯センサ6の警戒モードを解除するので、住戸外において質問器4の送信可能範囲内に応答器3が入ってしまっても宅外側通過検知装置2で人が検知されない限りは警戒モードが解除されることがなく、質問器4と応答器3の通信可能距離を延長しても防犯センサ6の警戒モードが不用意に解除されることを防止できる。さらに、居住者が応答器3を携帯して住戸の玄関を出入りすれば、警戒モードの設定/解除が防犯制御装置5において自動的に行われるため、外出時の警戒モードの設定忘れや帰宅時の警戒モードの解除忘れを防ぐことができる。また、応答器3を携帯した居住者が帰宅し、宅外側通過検知装置2で検知され且つ質問器4で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致したときに電気錠制御装置8によって電気錠7の解錠が自動的に行われるため、解錠時に何ら操作を行う必要がないから利便性が向上する。しかも、居住者が応答器3を携帯せずに外出しようとしたら電気錠制御装置8が電気錠7を施錠しないため、外出した居住者が閉め出されるのを防ぐことができる。
なお、外玄関に設置されて帰宅した居住者が操作可能な操作スイッチを宅外側通過検知装置に用いれば構成の簡略化が図れる。また、電気錠7から出力される開戸検出信号(閉戸検出信号を反転した信号)を利用し、宅外側通過検知装置2が通過を検知した後に開戸検出信号を受信したら帰宅と判断し、宅外側通過検知装置2が通過を検知せずに開戸検出信号を受信したら外出と判断すれば、宅内側通過検知装置を電気錠7で兼用することができ、安価且つ使い勝手のよいセキュリティシステムが提供できる。なお、本実施形態では電気錠制御装置8と電気錠7を別体に構成しているが、これらを同一のハウジングに納めて一体に構成しても構わない。
本発明の実施形態を示すシステム構成図である。
符号の説明
1 宅内側通過検知装置
2 宅外側通過検知装置
3 応答器
4 質問器
5 防犯制御装置
6 防犯センサ
7 電気錠
8 電気錠制御装置

Claims (10)

  1. 住戸内への不審者の侵入や住戸内におけるガス漏れ、火災発生等のセキュリティ関係の異常を検知して異常検知信号を送信する送信機からなる1乃至複数のセキュリティ機器と、住戸の玄関における人の出入りを検知する検知装置と、固有の識別符号を記憶するとともに無線信号によって当該識別符号を送信する機能を有し居住者が携帯する応答器と、外玄関に設置され応答器に対して無線信号により識別符号の問い合わせを行うとともに応答器から返信される識別符号を受信する質問器と、セキュリティ機器から異常検知信号を受信して異常発生を報知する制御装置とを備え、
    制御装置は、異常検知信号を受信する受信手段と、光や音などで異常発生を報知する報知手段と、警戒モードが設定されている場合に受信手段で異常検知信号を受信したときに報知手段により異常発生を報知させるとともに警戒モードが解除されている場合には異常検知信号を受信しても異常発生を報知させない制御手段とを具備し、
    制御手段は、検知装置で人が住宅内に入ることが検知され且つ質問器で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致した場合に警戒モードを解除することを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 制御装置の制御手段は、検知装置で人が住宅内から出ることが検知され且つ質問器で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致した場合に警戒モードを設定することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
  3. 制御装置は、質問器に対して警戒モードの設定/解除の状態を通知する通知手段を具備し、
    質問器は、警告音を鳴動する警告音鳴動手段と、応答器の識別符号を送信したにもかかわらず制御装置の通知手段から警戒モードが解除状態であることが通知された場合に警告音鳴動手段を鳴動させる質問器制御手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
  4. 質問器は、警告音を鳴動する警告音鳴動手段と、応答器から識別符号が返信されない場合に警告音鳴動手段を鳴動させる質問器制御手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
  5. それぞれに異なる識別符号を記憶した複数の応答器を備え、
    制御装置は、応答器に対して無線信号により識別符号の問い合わせを行うとともに応答器から返信される識別符号を受信する質問手段を具備し、
    制御手段は、質問手段で何れの応答器の識別符号も受信しなければ警戒モードを設定し、質問手段で少なくとも何れか一つの応答器の識別符号を受信すれば警戒モードを設定しないことを特徴とする請求項2記載のセキュリティシステム。
  6. 制御装置は、ガス器具や照明器具に対して動作を停止させるための制御信号を送信する制御信号送信手段を具備し、
    制御手段は、質問手段が何れの応答器の識別符号も受信しなければ制御信号送信手段から制御信号を送信させ、質問手段が少なくとも一つの応答器の識別符号を受信すれば制御信号送信手段から制御信号を送信させないことを特徴とする請求項5記載のセキュリティシステム。
  7. 制御装置は、質問器に対して警戒モードの設定及び解除の状態を示すモード信号を送信するモード信号送信手段を具備し、
    質問器は、制御装置のモード信号送信手段から送信されるモード信号を受信するモード信号受信手段と、モード信号受信手段で受信するモード信号に応じて警戒モードの設定及び解除の状態を報知するモード報知手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
  8. セキュリティ機器として住戸の出入口に設けられた扉を施錠する電気錠を備え、
    制御装置は、検知装置で人が住宅内に入ることが検知され且つ質問器で受信した識別符号が予め登録された識別符号と照合して一致した場合に電気錠を解錠する電気錠駆動手段を具備することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のセキュリティシステム。
  9. 電気錠は、扉の閉戸を検出して閉戸検出信号を出力する機能を有し、
    制御装置の電気錠駆動手段は、閉戸検出信号が出力されているときに電気錠を施錠するとともに、閉戸検出信号の出力開始時に質問器から識別符号を受信していなければ電気錠を施錠しないことを特徴とする請求項8記載のセキュリティシステム。
  10. 質問器は、閉戸検出信号の出力開始時に無線信号を送信することを特徴とする請求項9記載のセキュリティシステム。
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