JP3961469B2 - セキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法、セキュリティ管理プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

セキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法、セキュリティ管理プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、メンバー認証を利用したセキュリティ管理装置に関する。
従来から、家屋、職場、学校等、人がある程度の時間滞在して生活や作業をなす場所(以下、単に「家屋」と称する)におけるセキュリティを管理するための種々の手法が提案されている。たとえば、特許文献1には、図8に示すように、子機を特定する識別符号を記憶しておく子機識別符号記憶部103と、現在無線リンクを確立している子機113の発信者識別符号と子機識別符号記憶部の内容を比較することにより特定子機か否かを判断する比較判断部104と、比較判断部104の特定子機である旨の信号の出力で始動し、更に時限動作中でも再始動可能なタイマー部105と、タイマー部105の始動開始を検出する始動検出部106と、タイマー部105のタイムアウトを検出するタイムアウト検出部107と、始動検出部106の出力信号により帰宅確認信号を発する帰宅通知部108と、タイムアウト検出部107の出力信号により外出確認信号を発する外出通知部110とを有し、特定の子機113の存在の確認により帰宅、外出、在宅等を検知するコードレス電話について開示されている。
上記構成のコードレス電話においては、帰宅通知部108、在宅通知部109および外出通知部110からの信号に基づき、機器制御部111が通信手段114を介して、照明制御手段115に照明の点灯/非点灯の指示を与えたり、エアコン制御手段116にエアコンの作動指示を与えたりする。
特開平6−141093号公報(1994年5月20日公開)
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、コードレス電話とそれを使用するメンバーとの間に関連づけがなされていない。すなわち、コードレス電話がゾーンに入ったり出たりすることは検知できるが、誰がゾーンに出入りしたのかということまでは、特許文献1に記載の技術においては検知できない。
したがって、特許文献1のコードレス電話により実現される家屋内機器の動作は、コードレス電話を携帯しているメンバーとは無関係に画一的に実行されるものとなってしまう。
たとえば、ガス機器などは子供が利用すると危険であるので、ゾーンに入ったコードレス電話を使用するメンバーが子供である場合、ガス機器等は利用不可能にされることが好ましい。しかしながら、従来技術では上述のようにコードレス電話とそれを使用するメンバーとの間に関連づけがなされていないので、コードレス電話を使用するメンバーが誰であろうと、ガス機器を利用不可能とする、または利用可能とするような画一的な処理しかできない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域に存在するメンバーに適切なセキュリティの管理モードを設定し得るセキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法、セキュリティ管理プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
本発明のセキュリティ管理装置は、上記課題を解決するため、セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域への不正侵入を検知する不正侵入検知手段を備え、該不正侵入検知手段により不正侵入を検知する場合に警報を発するセキュリティ管理装置において、上記セキュリティ管理区域におけるメンバーの存否を判断する存否判断手段と、上記セキュリティ管理区域内に存在すると上記存否判断手段により判断された各メンバーの属性情報を取得するメンバー情報取得手段と、上記不正侵入検知手段が不正侵入を検知していない場合、上記メンバー情報取得手段により取得される、上記セキュリティ管理区域内に存在する各メンバーの属性情報の組み合わせに基づき、上記セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域としての当該セキュリティ管理区域におけるセキュリティの管理モードを、複数の管理モードから選択される1つの管理モードに変更するセキュリティ管理モード変更手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、上記セキュリティ管理モード変更手段が、上記決定したモードの外部処理を行うよう外部処理実行情報を作成すると共に、外部処理実行情報に基づいて上記セキュリティ管理区域に設置された機器の動作を制御する機器制御装置に対して、上記作成した外部処理実行情報を送信することが好ましい。さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、上記セキュリティ管理区域は、家屋であり、上記機器は、家屋内における生活機器であることが好ましい。また、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、上記生活機器は、ガス機器であることが好ましい。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、上記セキュリティ管理モード変更手段が、上記メンバー情報取得手段により取得される属性情報に基づき、上記セキュリティ管理区域内に存在するメンバーが全て子供であると該メンバー情報取得手段により判断される場合、上記セキュリティ管理区域におけるセキュリティの管理モードを、上記セキュリティ管理区域内に存在するメンバーに大人が含まれていると該メンバー情報取得手段により判断される場合よりも、安全性の高いセキュリティの管理モードに変更することが好ましい。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、上記セキュリティ管理区域内に存在すると上記存否判断手段により判断されたメンバーの認証処理を行うメンバー認証処理手段と、上記メンバー認証処理手段による認証処理結果に基づき、上記セキュリティ管理区域に対し誰が出入りしたかを示すメンバー出入情報を外部装置に通報する外部装置通報手段とを備えていることが好ましい。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、上記メンバー出入情報が、上記セキュリティ管理区域に対してメンバーが出入りした時刻に関する時刻情報を含んでいることが好ましい。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、上記メンバー出入情報が、上記セキュリティ管理区域に存在するメンバーの健康状態に関する健康状態管理情報を含んでいることが好ましい。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、メンバーにより携帯されるメンバー情報記録媒体と通信可能なメンバー情報記録媒体通信手段を備え、上記メンバー情報記録媒体に設けられるとともに上記メンバーの健康状態を検知する健康状態検知手段により作成される上記健康状態管理情報を、上記メンバー情報記録媒体通信手段を介して上記メンバー情報記録媒体から取得することが好ましい。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、メンバーにより携帯されるとともに該メンバーのID情報が記録されたメンバー情報記録媒体と通信可能なメンバー情報記録媒体通信手段と、上記セキュリティ管理区域に居ることが許可されたメンバーのID情報を許可メンバー情報として記録している記録手段とを備え、上記メンバー認証処理手段は、上記メンバー情報記録媒体通信手段を介して上記メンバー情報記録媒体から取得した上記ID情報が、上記許可メンバー情報に含まれているか否かを判断することによって、メンバーの認証処理を行うことが好ましい。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、上記構成において、上記セキュリティ管理区域内を包含するゾーンにおいて、メンバーにより携帯されるメンバー情報記録媒体と通信可能なメンバー情報記録媒体通信手段を備え、上記存否判断手段は、上記メンバー情報記録媒体と上記メンバー情報記録媒体通信手段とが通信可能であるか否かを判断することにより、上記セキュリティ管理区域内におけるメンバーの存否を判断することが好ましい。
また、本発明のセキュリティ管理方法は、セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域への不正侵入をセキュリティ管理装置の不正侵入検知手段により検知し、該不正侵入により不正侵入を検知する場合に上記セキュリティ管理装置により警報を発するセキュリティ管理方法において、上記セキュリティ管理区域におけるメンバーの存否を上記セキュリティ管理装置の存否判断手段により判断する第1ステップと、上記セキュリティ管理区域内に存在すると上記存否判断手段により判断された各メンバーの属性情報を、上記セキュリティ管理装置のメンバー情報取得手段により取得する第2ステップと、上記不正侵入検知手段が不正侵入を検知していない場合、上記メンバー情報取得手段により取得される、上記セキュリティ管理区域内に存在する各メンバーの属性情報の組み合わせに基づき、上記セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域としての当該セキュリティ管理区域におけるセキュリティの管理モードを上記セキュリティ管理装置のセキュリティ管理モード変更手段により、複数の管理モードから選択される1つの管理モードに変更する第3ステップとを備えていることを特徴としている。
また、本発明のセキュリティ管理方法は、上記構成において、上記セキュリティ管理モード変更手段によって、上記決定したモードの外部処理を行うよう外部処理実行情報を作成すると共に、外部処理実行情報に基づいて上記セキュリティ管理区域に設置された機器の動作を制御する機器制御装置に対して、上記作成した外部処理実行情報を送信する第4ステップを備えていることが好ましい。さらに、本発明のセキュリティ管理方法は、上記構成において、上記セキュリティ管理区域は、家屋であり、上記機器は、家屋内における生活機器であることが好ましい。また、本発明のセキュリティ管理方法は、上記構成において、上記生活機器は、ガス機器であることが好ましい。
また、本発明のセキュリティ管理プログラムは、上記構成のセキュリティ管理装置における各手段を実行させることを特徴としている。また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記構成のセキュリティ管理プログラムを記録していることを特徴としている。
本発明のセキュリティ管理装置は、以上のように、存否判断手段と、メンバー情報取得手段と、セキュリティ管理モード変更手段とを備えているものである。また、本発明のセキュリティ管理方法は、存否判断手段を用いる第1ステップと、メンバー情報取得手段を用いる第2ステップと、セキュリティ管理モード変更手段を用いる第3ステップとを備えているものである。
上記構成によれば、存否判断手段により、セキュリティ管理区域、たとえば家屋内にメンバーが存在しているか否かを判断することができる。そして、家屋内に存在していると判断されたメンバーの属性情報をメンバー情報取得手段により取得すれば、家屋内に存在するメンバーの属性を知ることができる。なお、ここでは「メンバー」の文言を、人物のみならず、犬・猫などのペットを含む意味において用いている。
さらに、本発明では、セキュリティ管理モード変更手段により、メンバー情報取得手段により取得されたメンバーの属性情報に基づきセキュリティの管理モードを変更するので、セキュリティ管理区域に居るメンバーの属性に応じてセキュリティの管理モードを変更することできる。よって、本発明によれば、セキュリティ管理区域に存在するメンバーに適切なセキュリティの管理モードを設定することができるという効果を奏する。
また、本発明のセキュリティ管理方法によれば、本発明のセキュリティ管理装置と同一の処理が各ステップにおいて実現されているので、本発明のセキュリティ管理装置と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、以上のように、上記セキュリティ管理モード変更手段が、上記メンバー情報取得手段による取得される属性情報に基づき、上記セキュリティ管理区域内に存在するメンバーが全て子供であると該メンバー情報取得手段により判断される場合、上記セキュリティ管理区域におけるセキュリティの管理モードを、上記セキュリティ管理区域内に存在するメンバーに大人が含まれていると該メンバー情報取得手段により判断される場合よりも、安全性の高いセキュリティの管理モードに変更するものである。
すなわち、メンバーはその年齢に応じて外部からの侵入者に対する防衛能力が異なる。たとえば、メンバーが子供であれば、外部侵入者に対する防衛能力は一般的に低く、メンバーが大人であれば外部侵入者に対する防衛能力は高い。
上記構成によれば、セキュリティ管理区域内に存在するメンバーが子供のみである場合には、大人がセキュリティ管理区域に存在している場合よりも安全性が高いセキュリティ管理モードが設定されるので、セキュリティ管理区域内におけるセキュリティをより高いレベルで保証できるという効果を奏する。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、以上のように、上記構成において、メンバー認証処理手段と、外部装置通報手段とを備えているものである。
上記構成によれば、家屋内に存在していると判断されたメンバーに対し、メンバー認証処理手段により認証処理を行えば、該メンバーが誰であるのかを知ることができる。そして、外部装置通報手段は、メンバー認証処理手段による認証処理結果に基づきメンバー出入情報を外部装置に通報するので、家屋内に誰が出入りしたのかをセキュリティ管理装置から離れた場所においても把握することができる。
したがって、たとえば家屋から離れた位置にいる親は、上記の外部装置を使用することにより、家屋に対するメンバーの出入りの状況、たとえば子供の帰宅または外出の状況を外出先においても知り、安心できる。
このように、本発明のセキュリティ管理装置によれば、セキュリティ管理装置から離れた位置にいても、セキュリティ管理区域内に誰が出入りしたかを知ることができるという安心感をメンバーに提供することが可能となるという効果を奏する。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、以上のように、上記メンバー出入情報が、上記セキュリティ管理区域に対してメンバーが出入りした時刻に関する時刻情報を含んでいるものである。
上記構成によれば、メンバー出入情報に時刻情報が含まれているので、セキュリティ管理区域としての家屋から離れた位置にいる親は、上記の外部装置を使用することにより、家屋に対するメンバーの出入りの時間、たとえば子供の帰宅時間および外出時間を知ることができる。
したがって、セキュリティ管理装置から離れた位置にいても、セキュリティ管理区域内に誰が何時出入したかを的確に知ることができ、より高い安心感をメンバーに提供することができるという効果を奏する。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、以上のように、上記メンバー出入情報が、上記セキュリティ管理区域に存在するメンバーの健康状態に関する健康状態管理情報を含んでいるものである。
上記構成によれば、メンバー出入情報には健康状態管理情報、たとえばメンバーの体温や脈拍に関する情報が含まれているので、セキュリティ管理区域としての家屋から離れた位置にいる者は、上記の外部装置を使用することにより、家屋にいるメンバーの健康状態を知ることができる。特にメンバーが老人である場合には、家屋から離れた位置においても老人の健康状態をリアルタイムで把握する必要性が高い。
したがって、セキュリティ管理装置から離れた位置にいても、セキュリティ管理区域内にいる者の健康状態を的確に知ることができ、より高い安心感をメンバーに提供することができる。特にセキュリティ管理区域内の老人の健康状態を、該区域から離れた者に伝えることができる点において、本発明のセキュリティ管理装置はより高い安心感をメンバーに与えることができるという効果を奏する。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、以上のように、上記メンバー情報記録媒体に設けられるとともに上記メンバーの健康状態を検知する健康状態検知手段により作成される上記健康状態管理情報を、上記メンバー情報記録媒体通信手段を介して上記メンバー情報記録媒体から取得することが好ましい。
上記構成によれば、メンバー情報記録媒体に、体温センサまたは脈拍センサ等の健康状態検知手段を設けるという簡易な構成によって、健康状態管理情報を作成できる。さらに、このように作成された健康状態管理情報は、メンバー情報記録媒体通信手段を介して簡易にメンバー情報記録媒体から取得できる。
よって、セキュリティ管理区域から離れた位置にいる者に与える安心感をより簡易な処理で向上させることができるという効果を奏する。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、以上のように、メンバー認証処理手段が、メンバー情報記録媒体通信手段を介してメンバー情報記録媒体から取得したID情報が、許可メンバー情報に含まれているか否かを判断することによって、メンバーの認証処理を行うことが好ましい。
上記構成によれば、ID情報を記録したメンバー情報記録媒体をメンバーに携帯させる一方、記録手段に許可メンバー情報を記録しておくことにより、セキュリティ管理装置のメンバー認証手段によるメンバーの認証処理を、より簡易に行うことができる。したがって、セキュリティ管理装置によりメンバーに提供できる安心感を、より簡易な構成で提供できるという効果を奏する。
さらに、本発明のセキュリティ管理装置は、以上のように、メンバー情報記録媒体とメンバー情報記録媒体通信手段とが通信可能であるか否かを判断することにより、上記セキュリティ管理区域内におけるメンバーの存否を判断することが好ましい。
上記構成によれば、メンバー情報記録媒体をメンバーに携帯させておくことにより、存否判断手段によるメンバーの存否判断処理を簡易に行うことができる。したがって、セキュリティ管理装置によりメンバーに提供できる安心感を、より簡易な構成で提供できるという効果を奏する。
なお、上記セキュリティ管理方法における各ステップは、セキュリティ管理プログラムとしてコンピュータ上で実行させることができる。さらに、上記セキュリティ管理プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記セキュリティ管理プログラムを実行させることができる。
本発明のセキュリティ管理装置を用いるセキュリティ管理システムの一実施形態について、図1ないし図7を用いて説明する。
〔1.システムの構成〕
図2に示すように、本実施形態のセキュリティ管理システムは、家屋内端末(セキュリティ管理装置)1と、メンバー情報記録媒体2とを含んでいる。
家屋内端末1は、家屋内に設置されるとともに、通信ゾーン内においてメンバー情報記録媒体2と近距離無線通信を行うことが可能であり、メンバー情報記録媒体2と通信することによって、該メンバー情報記録媒体2に記憶されたメンバーのID情報や属性情報を取得するものである。上記の近距離無線通信としては、周波数が2.4GHz(ギガヘルツ)の無線LAN規格に基づく通信方式や、Blue−Tooth(登録商標)規格の微弱電波を用いた通信方式を用いることができる。なお、家屋内端末1の構成および機能については後述する。
一方、メンバー情報記録媒体2は、上述のように、自身を携帯するメンバーを認証するためのメンバー情報として、メンバーが誰であるのかを特定するためのID情報や、メンバーの属性を示す属性情報を記録するものである。このメンバー情報記録媒体2は、メンバーが簡易に携帯できるとともにメンバー情報を記録可能な媒体、たとえばICカード、携帯電話機等を用いることが好ましい。また、メンバー情報記録媒体2は、首輪・洋服等のペットのアクセサリーに取り付けることによって、ペットに携帯させることも可能である。
また、ID情報としては、メンバーの氏名そのものに関する情報、あるいはメンバーの氏名を暗号化した情報を用いることができる。また、属性情報としては、メンバーの性別、年齢、身長、体重、体調等を示す情報を用いることができる。なお、メンバー情報記録媒体2の構成および機能については後述する。
さらに、家屋内端末1は、メンバー情報記録媒体2から取得したメンバーのID情報または属性情報に基づき、家屋内機器制御部(外部機器)3やセンタシステム(外部機器)4との通信を行い、メンバー情報記録媒体2を所有するメンバーに応じた所定の処理を、家屋内機器制御部3あるいはセンタシステム4に実行させるものである。
家屋内機器制御部3とは、家屋内端末1が設置された家屋内における生活機器、たとえば照明機器、エアコン、ガスコンロ、給湯器等の動作を制御するものである。すなわち、家屋内機器制御部3は、家屋内端末1と通信を行うことにより、メンバー情報記録媒体2を所有するメンバーの家屋内端末1によるメンバー情報取得結果に基づき、そのメンバーに応じた動作を行うよう家屋内における生活機器を制御する。家屋内機器制御部3の構成および機能については後述する。
また、センタシステム4とは、複数の家屋内端末、複数の家屋内機器制御部、複数の携帯電話機、および複数のPC(Personal Computer)端末との間における情報通信を統括的に制御するものである。すなわち、図2においては、センタシステム4に対し、1つの家屋内端末1や1つの家屋内機器制御部3等が通信接続されているように記載されているが、実際は1つのセンタシステム4に対して複数の家屋内端末や家屋内機器制御部等が通信接続されている。
センタシステム4は、上述のように家屋内端末1と通信を行うことにより、メンバー情報記録媒体2を所有するメンバーの家屋内端末1によるメンバー情報取得結果に基づき、そのメンバーに応じた処理の実行命令を家屋内機器制御部3に付与する。また、センタシステム4は、自身が認証したメンバーに応じた電子メールや音声メッセージを、携帯電話機(外部機器)5やPC端末(外部機器)6に送信する。センタシステム4の構成および機能については後述する。
なお、家屋内端末1は、携帯電話機5またはPC端末6との間にインターネット等のネットワーク通信が確立されている構成であってもよい。すなわち、家屋内端末1は、メンバー情報記録媒体2を自身が認証した結果に基づき、所定の処理を携帯電話機5またはPC端末6と行う構成であってもよい。この構成の詳細については後述する。
このような構成により、本実施形態のセキュリティ管理システムは、メンバー情報記録媒体2を所有するメンバーのメンバー情報を家屋内端末1によって取得し、その取得結果に基づき、メンバーに応じた処理を家屋内機器制御部3またはセンタシステム4により実行するものである。以下、上述したセキュリティ管理システムを構成する要素のそれぞれについて、構成および機能を詳細に説明する。
〔2.メンバー情報記録媒体の構成〕
先ず、メンバー情報記録媒体2の構成および機能について説明する。図3に示すように、メンバー情報記録媒体2は、通信部7と、メンバー情報記録部8と、制御部9とを備えている。
通信部7は、外部装置との通信を行うためのインターフェース回路であり、家屋内端末1との通信を実現するものである。たとえば、メンバー情報記録媒体2がICカードであれば、リーダライタとしての家屋内端末が放出するエネルギーの一部を電源として利用するアンテナコイルにより通信部7は実現される。また、メンバー情報記録媒体2が携帯電話機であれば、通信部7は、携帯電話機において携帯電話通信を実現する通信回路により実現される。
メンバー情報記録部8は、メンバー情報記録媒体2のメンバーを認証するためのメンバー情報として、上述したID情報および属性情報を記録するものである。ここで、ID情報は、メンバーが誰であるのかを特定することができる情報であるので、プライバシー保護および不正利用防止の観点から、一旦メンバー情報記録部8に書き込まれた後は変更できないようにしておくことが好ましい。したがって、メンバー情報記録部8のうちID情報を記録する部分は、フィールド・プログラマブルROMなどの1回のみ書込みが可能な記録媒体によって構成しておき、メンバー情報記録媒体2を最初に使用開始する際にID情報の記憶処理を行う、という構成をとることが好ましい。
また、属性情報のうち、メンバーの性別を示す情報は基本的に一生変わることはないが、メンバーの年齢、身長、体重、体調等を示す情報は時々刻々と変化するものであるので、属性情報は書き換え可能にメンバー情報記録媒体2に記録されていることが好ましい。したがって、メンバー情報記録部8のうち属性情報を記録する部分は、書き換え可能な記録媒体、たとえばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)により構成しておくことが好ましい。
制御部9は、メンバー情報記録媒体2における処理を統括的に制御するものである。特に、制御部9は、メンバー情報記録部8からID情報または属性情報を取得するメンバー情報取得部10を備えている。なお、メンバー情報取得部10によるメンバー情報の取得は、家屋内端末1からの通信部7を介したメンバー情報取得要求に基づき実行され、取得されたメンバー情報は、通信部7により家屋内端末1に送信される。
上記構成により、メンバー情報記録媒体2は、通信部7により家屋内端末1との通信を行うとともに、その通信内容に基づき、メンバー情報記録部8に記録されたID情報または属性情報をメンバー情報取得部10により読み出す。さらに、メンバー情報記録媒体2は、通信部7を用いて、ID情報または属性情報を家屋内端末1に送信する。
〔3.家屋内端末の構成〕
次に、家屋内端末1の構成および機能について説明する。図1に示すように、家屋内端末1は、通信部11と、制御部12と、記録部(記録手段)13とを備えている。
通信部11は、外部機器との通信を行うためのインターフェース回路であり、メンバー情報記録媒体2との近距離無線通信を実現する記録媒体通信部(メンバー情報記録媒体通信手段)14と、家屋内機器制御部3との通信を実現する家屋内機器通信部(外部装置通報手段)15と、センタシステム4との通信を実現するセンタシステム通信部(外部装置通報手段)16と、携帯電話機5またはPC端末6との通信を実現する外部装置通信部(外部装置通報手段)17とを備えている。
制御部12は、家屋内端末1における処理を統括的に制御するものである。特に、制御部12は、不正侵入検知部(不正侵入検知手段)18aと、在宅判定部(存否判断手段)18bと、メンバー情報取得部(メンバー情報取得手段)19と、取得結果判断部20と、外部処理決定部(セキュリティ管理モード変更手段)21とを備えている。
不正侵入検知部18aは、家屋内に不正な侵入があったか否かを検知するものである。不正侵入検知部18aとしては、サムターン回し、ピッキング等のドアのこじ開けや、窓ガラスの破壊を検知する振動センサ等を用いることができる。
在宅判定部18bは、メンバー情報記録媒体のメンバーが家屋内に存在しているか否かを判断するものである。メンバーが家屋内に存在しているか否かを判断するための処理(以下、在宅判定処理という)は、たとえば記録媒体通信部14による近距離無線通信が可能な通信ゾーン内に、通信可能なメンバー情報記録媒体2が存在しているか否かを判断することによって行うことが可能である。
なお、通信ゾーンは、家屋内において居住者が移動する範囲を包含するように設定される必要がある。このように設定されていないと、メンバーが家屋内に存在しているのに関わらず、記録媒体通信部14とメンバー情報記録媒体2との通信を行うことができなくなりメンバーが在宅していないと判断される状況が発生し得るからである。
在宅判定処理は、上記の態様に限られることはない。たとえば、焦電センサやエリアセンサを家屋内に設置し、該センサーを用いて家屋内に人が居るか否かを検知することによって在宅判定処理を行うこともできる。または、下駄箱の所定箇所に所定の者の履物が入っているか否かを判断することで在宅判定処理を行うこともできる。さらには、家屋内に設けられたビデオカメラに人物が写っているか否かを判断することにより、在宅判定処理を行ってもよい。
メンバー情報取得部19は、メンバー情報記録媒体2のメンバー情報記録部8(図3)に記録されたID情報や属性情報を記録媒体通信部14を介して取得することによって、メンバーの認証処理を行うものである。
ここで、「メンバーの認証処理」とは、メンバー情報記録媒体2が正当なID情報を有しているか否かの判断処理、および後述の外部処理を行うために必要なメンバーの属性をメンバーの属性情報に基づき判断する処理の双方を含む意味において用いている。
特に、メンバー情報記録媒体2が正当なID情報を有しているか否かの判断処理は、家屋内端末1の記録部13に記録された許可メンバー情報と、記録媒体通信部14を介して取得されたメンバー情報記録媒体2のID情報とを比較することによって行うことができる。
すなわち、家屋内端末1の記録部13に記録された許可メンバー情報は、家屋内における居住者およびその友人、親戚、ペット等、家屋内に居ることが許可されたメンバーのIDを示す情報である。したがって、メンバー情報取得部19は、記録媒体通信部14を介して取得したID情報が許可メンバー情報に含まれているか否かを判断することによって、メンバー情報記録媒体2が正当なID情報を有しているか否かを判断することができる。
また、メンバーが正当なIDを有しているか否かの判断は、上述のようにメンバー情報記録媒体2におけるID情報を取得して行う方式に限定されるものではない。たとえば、バイオメトリックな手段、すなわち指紋認識、顔面認識、網膜認識、虹彩認識、音声認識などの手段を家屋内端末1に内蔵させ、これによってメンバーの認証を行うことも可能である。
取得結果判断部20は、メンバー情報取得部19によるメンバー情報の取得結果を判断し、その結果に関する情報(取得結果情報)を外部処理決定部21に送信するものである。たとえば、メンバー情報取得部19によりメンバー情報記録媒体2のメンバーが正当なIDを有していると判断された場合においては、取得結果判断部20は、メンバーが正当なIDを有していることを示す取得結果情報を外部処理決定部21に送信する。また、取得結果判断部20は、メンバー情報取得部19により判断されたメンバーの属性を示す情報を外部処理決定部21に送信する場合もある。
外部処理決定部21は、取得結果判断部20から送信される取得結果情報に基づいて、家屋内機器・センタシステム等の外部装置に行わせる処理である外部処理を決定するものである。より具体的には、外部処理決定部21は、メンバー取得結果情報と、記録部13に記録された外部処理情報とを参照することによって、外部処理を決定する。
ここで、外部処理情報とは、メンバーのID情報または属性情報と、外部処理の内容とが対応づけられた情報である。よって、外部処理決定部21は、取得結果情報からメンバーのID情報または属性情報を判断し、それと対応づけられた外部処理の内容を外部処理情報を参照することによって、外部処理を決定する。
さらに、外部処理決定部21は、自身が決定した外部処理の内容を示す情報(外部処理実行情報)を作成するとともに、その情報を通信部11における家屋内機器通信部15、センタシステム通信部16、および外部装置通信部17のそれぞれに送信する。すなわち、外部処理が、家屋内機器としての照明機器、エアコン、ガスコンロ、給湯器等が行うべき処理ならば、外部処理決定部21は、外部処理実行情報を家屋内機器通信部15に送信する。さらに、家屋内機器通信部15は、外部処理決定部21から受信する外部処理実行情報を、家屋内機器制御部3(図2)に送信する。同様に、外部処理がセンタシステムが行うべき処理ならば、外部処理決定部21は、外部処理実行情報をセンタシステム通信部16に送信する。センタシステム通信部16は、外部処理決定部21から受信する外部処理実行情報を、センタシステム4(図2)に送信する。
また、外部処理の内容が携帯電話機5(図2)またはPC端末6(図2)に対するメッセージの送信処理であるならば、外部処理決定部21は、外部処理実行情報を外部装置通信部17に送信する。外部装置通信部17は、外部処理決定部21から受信する外部処理実行情報に基づき、所定内容のメッセージを携帯電話機5またはPC端末6に送信する。このメッセージの詳細については後述する。
以上の構成により、家屋内端末1は、メンバー情報記録媒体2のメンバーのID情報または属性情報をメンバー情報取得部19により判断するとともに、通信部11を用いて家屋内機器制御部3、センタシステム4、携帯電話機5またはPC端末6等に所定の外部処理を行うよう命令を付与する。
〔4.家屋内機器制御部の構成〕
次に、家屋内機器制御部3の構成および機能について説明する。図4に示すように、家屋内機器制御部3は、通信部30と、記録部31と、制御部32と、家屋内機器動作命令部33とを備えている。
通信部30は、家屋内端末1における家屋内機器通信部15(図1)およびセンタシステム4との通信を行うものである。家屋内機器通信部15と通信部30との通信形態は、有線接続による通信であってもよいし、無線通信であってもよい。特に、通信部30は、家屋内端末1の外部処理決定部21により決定された外部処理の内容を示す情報である外部処理実行情報を家屋内機器通信部15より受信する。
記録部31は、家屋内機器制御部3における処理を行うために必要な各種情報を記録するものである。特に、記録部31は、照明機器の動作を制御するための情報である照明制御情報、エアコンの動作を制御するための情報であるエアコン制御情報、ガス機器の動作を制御するための情報であるガス機器制御情報、ホームセンサの動作を制御するための情報であるホームセンサ制御情報、ホームロックの動作を制御するためのホームロック情報を記録している。
なお、ホームセンサとは、家屋内の玄関・扉・窓等に取り付けられた防犯センサ、ガス漏れを検知するガス漏れセンサ、家屋内における異常な温度上昇を検知する火災センサなど、家屋内における安全を保障するために設置されているセンサを意味している。また、ホームロックとは、家屋内の玄関・扉・窓等の錠を意味している。
制御部32は、家屋内端末1における処理を統括的に制御するものである。特に、制御部32は、外部処理内容判断部34と、外部処理命令部35とを備えている。
外部処理内容判断部34は、通信部30が受信した外部処理実行情報に基づき、どの家屋内機器がどのような処理を行う必要があるのかを判断するものである。外部処理命令部35は、外部処理内容判断部34の判断内容に基づき、後段の家屋内機器動作命令部33に対して各家屋内機器の動作制御命令を付与するものである。
家屋内機器動作命令部33は、外部処理命令部35からの動作制御命令に基づいて、各家屋内機器の動作制御を行うものである。ここでは、家屋内機器動作命令部33が、照明機器の動作を制御する照明制御部36と、エアコンの動作を制御するエアコン制御部37と、ガス機器の動作を制御するガス機器制御部38と、ホームセンサの動作を制御するホームセンサ制御部39と、ホームロックの動作を制御するホームロック制御部40とを含む構成について説明するが、他の家屋内機器の動作を制御する制御手段が含まれていてもよい。
これらの家屋内機器動作命令部33に含まれる各制御部は、外部処理命令部35からの動作制御命令に対応する動作を家屋内機器に実行させるための制御情報を、記録部31から読み出して家屋機器の動作を制御する。
たとえば、照明制御部36は、照明機器の動作制御命令に対応する動作を照明機器に実行させるための制御情報を、記録部31内の照明制御情報から読み出して照明機器の動作を制御する。同様に、エアコン制御部37は、エアコン制御情報に基づきエアコンの動作を制御し、ガス機器制御部38は、ガス機器制御情報に基づきガス機器の動作を制御し、ホームセンサ制御部39は、ホームセンサ制御情報に基づきホームセンサの動作を制御し、ホームロック制御情報は、ホームロック制御情報に基づきホームロックの動作を制御する。
上記構成により、家屋内機器制御部3は、家屋内端末1から送信される外部処理実行情報に基づき、エアコン、ガス機器、ホームセンサ等の家屋内機器の動作を制御する。ここで、外部処理実行情報は、上述したとおり家屋内端末1の外部処理決定部21により、メンバーのID情報または属性情報と対応づけられて作成されるものである。したがって、家屋内機器制御部3は、メンバーのID情報または属性情報に対応した動作を家屋内機器に実行させることが可能となっている。
〔5.センタシステムの構成〕
次に、センタシステム4の構成および機能について説明する。図5に示すように、センタシステム4は、通信部41と、制御部42と、記憶部43とを備えている。
通信部41は、センタシステム4と外部機器との間における通信を統括的に行うものである。特に、通信部41は、家屋内端末通信部44と、家屋内機器通信部45と、外部装置通信部46とを備えている。
家屋内端末通信部44は、家屋内端末1におけるセンタシステム通信部16との通信を行い、家屋内端末1の外部処理決定部21が作成した外部処理実行情報を受信するものである。ここで、上述したように、1つのセンタシステム4に対しては複数の家屋内端末1が接続されるので、家屋内端末通信部44とセンタシステム通信部16との通信形態は、電話回線網やインターネット通信網を利用したネットワーク通信を採用することが好ましい。
家屋内機器通信部45は、家屋内機器制御部3の通信部30(図4参照)との通信を行うものである。ここで、1つのセンタシステム4に対しては複数の家屋内機器制御部3が接続されるので、家屋内機器通信部45と通信部30との通信形態もネットワーク通信を採用することが好ましい。
外部装置通信部46は、複数の携帯電話機5(図2)または複数のPC端末6(図2)との通信を行い、メンバー情報記録媒体2のID情報または属性情報に応じたメッセージを携帯電話機5またはPC端末6に送信するものである。
また、外部装置通信部46は、該メッセージを、記録部に記録された通報メッセージ情報を参照することにより作成する。ここで、通報メッセージ情報は、所定の通信内容を表現したテキストデータ、音声データ、画像データ等により構築される。
制御部42は、センタシステム4における処理を統括的に制御するものである。特に、制御部42は、外部処理内容判断部47と、外部処理命令部48とを備えている。
外部処理内容判断部47は、家屋内端末通信部44が受信した外部処理実行情報に基づき、どの外部機器がどのような外部処理を行う必要があるのかを判断するものである。外部処理命令部48は、外部処理内容判断部47の判断内容に基づき、家屋内機器通信部45に対して外部処理実行情報の送信命令を付与したり、外部装置通信部46に対して携帯電話機5またはPC端末6へのメッセージの送信命令を付与したりするものである。
このように家屋内機器通信部45により外部処理実行情報が家屋内機器制御部3の通信部30に送信されることによって、家屋内端末1の家屋内機器通信部15から外部処理実行情報が送信される場合と同様の処理が実現される。すなわち、家屋内機器動作命令部33により、各家屋内機器がメンバーのID情報または属性情報に対応した動作を行うよう、家屋内機器の制御が行なわれる。
〔6.メンバーの帰宅時における処理フロー〕
図6は、メンバー情報記録媒体2のメンバーが帰宅した際にセキュリティ管理システムが行う処理を示すフローチャートである。図6に示すように、家屋内端末1の不正侵入検知部18aにより、家屋への不正侵入があったか否かが判断される(S0)。
S0において不正侵入があったと判断された場合、家屋内端末1の外部処理決定部21は、家屋への不正侵入があったことを、センタシステム通信部16によりセンタシステム4に通報する処理を外部処理として行うことを決定する(S3)。
一方、S0において不正侵入がなかったと判断された場合、家屋内端末1の在宅判定部18bにより、家屋に人がいるか否かの判断が行なわれる(ステップ1、以下ステップを単にSと記載する)。S1の処理は、たとえば上述したように、記録媒体通信部14による近距離無線通信が可能な通信ゾーン内に、通信可能なメンバー情報記録媒体2が存在しているか否かを、在宅判定部18bが判断することによって行うことが可能である。
S1において家屋内に人がいないと判断された場合、再度S1の処理が行われる。一方、S1において家屋内に人がいると判断された場合、家屋内端末1のメンバー情報取得部19により、メンバー情報記録媒体2が正当なID情報を有しているか否かが判断される(S2)。
S2においてメンバー情報記録媒体2が正当なID情報を有していないと判断された場合、家屋内端末1の外部処理決定部21は、不当なID情報を有するメンバー情報記録媒体2が家屋内に存在していることを、センタシステム通信部16によりセンタシステム4に通報する処理を外部処理として行うことを決定する(S3)。もちろん、S3において家屋内の警報機を鳴動させてもよい。
センタシステム4においては、このように決定された外部処理を示す外部処理実行情報を家屋内端末通信部44が受信すると、外部処理命令部48からの命令に基づき、外部装置通信部46は、現在家屋内に不法侵入者が居る可能性が高いことを示す電子メール、音声データを携帯電話機5またはPC端末6に送信する処理を実行する。もちろん、同内容の電子メール、音声データを家屋内端末1の外部装置通信部17から携帯電話機5またはPC端末6に送信してもよい。
また、S2においてメンバー情報記録媒体2が正当なID情報を有していると判断した場合、メンバー情報取得部19は、在宅している者がどのような者であるか判断する(S4)。S4における判断は、メンバー情報取得部19が、メンバー情報記録媒体2の属性情報を判断することにより行なわれる。
S4において、在宅している者が子供のみであると判断された場合、外部処理決定部21は、「子供モード」の外部処理(詳細は後述する)を行うよう外部処理実行情報を作成する。さらに、その外部処理実行情報に基づき、家屋内機器制御部3またはセンタシステム4における動作が制御される(S5)。
S4において、在宅しているのがペットのみであると判断された場合、外部処理決定部21は、「ペットモード」の外部処理(詳細は後述する)を行うよう外部処理実行情報を作成する。さらに、その外部処理実行情報に基づき、家屋内機器制御部3またはセンタシステム4における動作が制御される(S6)。
また、S4において在宅している者に1人でも大人が含まれていると判断された場合、外部処理決定部21は、「大人モード」の外部処理(詳細は後述する)を行うよう外部処理実行情報を作成する。さらに、その外部処理実行情報に基づき、家屋内機器制御部3またはセンタシステム4における動作が制御される(S7)。
また、S4において在宅している者が老人のみであると判断された場合、外部処理決定部21は、「老人モード」の外部処理(詳細は後述する)を行うよう外部処理実行情報を作成する。さらに、その外部処理実行情報に基づき、家屋内機器制御部3またはセンタシステム4における動作が制御される(S8)。
また、S4において在宅している者に老人と子供とが混在していると判断された場合、外部処理決定部21は、「混在モード」の外部処理(詳細は後述する)を行うよう外部処理実行情報を作成し、その外部処理実行情報に基づき、家屋内機器制御部3またはセンタシステム4における動作が制御される(S9)
S3、S5、S6、S7、S8、およびS9のいずれかの処理が実行されることにより、一連の処理が終了する。
ここで、上述の子供モード、大人モード、および老人モードのそれぞれについて、具体的にどのような外部処理が行なわれるかについて説明する。
〔6−1.子供モード〕
「子供モード」の外部処理とは、在宅している者が子供のみである場合に好適な家屋内機器の動作制御処理、および携帯電話機5やPC端末6へのメッセージ送信処理を意味している。
すなわち、在宅している者が子供である場合において、たとえばガス機器が利用可能な状態となっていると、子供がガス機器に悪戯をすることによって火災が引き起こされる可能性があり問題である。また、同じ場合に、ホームロックが開錠された状態となっていると、家屋内に窃盗を目的とした者が容易く入ることができ、しかも子供がそのような窃盗目的の侵入者に暴行を受けてしまうのであまり好ましくない。また、ホームセンサが全て無効状態になっていると、ホームロックが開錠された状態と同様の問題を招来するので好ましくない。
そこで、外部処理決定部21は、ガス機器の利用を不可能とするとともに、ホームセンサを全て有効状態とし、さらにホームロックを全て施錠状態とする処理を、「子供モード」の外部処理として家屋内機器動作命令部33が行うための外部処理実行情報を作成し、家屋内機器通信部15および通信部30を介して、家屋内機器制御部3に送信する。なお、同内容の外部処理実行情報は、センタシステム4を経由して家屋内機器制御部3に送信されてもよい。
また、子供モードの外部処理としての携帯電話機5やPC端末6へのメッセージ送信処理は、以下のようなものである。すなわち、子供が家屋内に帰ったことを示す、電子メール、音声データまたは画像データからなる情報(メンバー出入情報)を、家屋内端末1の外部装置通信部17またはセンタシステム4の外部装置通信部46を用いて携帯電話機5やPC端末6に送信する処理が、子供モードの外部処理として含まれる。
このようなメッセージを、子供の親・親戚・先生等、子供の安全を守るべき立場にある者(以下、単に保護者という)が携帯電話機5またはPC端末6を用いて参照することにより、これらの者は子供が無事に帰宅したことを知ることができる。したがって、本実施形態のセキュリティ管理システムによれば、保護者が家屋外に居る場合でも、保護者に対して子供が帰宅したことの安心感を与えることができる。
また、このようなメッセージに子供が帰宅した時刻に関する情報(時刻情報)を含ませることにより、子供が帰宅したことをより的確に保護者に伝えることが可能となる。すなわち、子供が帰宅した時刻から、子供が寄り道していないか、事件に巻き込まれていないか等の状況をある程度把握することができる。したがって、子供が帰宅した時刻を上記メッセージに含ませれば、保護者が得ることができる安心感もより高められる。
なお、子供モードにおいては、子供が利用すると危険であるその他の物を利用不可能とする処理を行ってもよい。たとえば、子供モードにおいて、扇風機や殺虫剤を利用不可能とする処理を、外部処理実行情報として家屋内機器制御部3に送信してもよい。
〔6−2.ペットモード〕
「ペットモード」の外部処理とは、在宅しているのがペットのみである場合に好適な家屋内機器の動作制御処理、および携帯電話機5やPC端末6へのメッセージ送信処理を意味している。
すなわち、在宅しているのがペットのみである場合においては、子供のみが在宅している場合と同様、ガス機器が利用可能な状態となっていることは好ましくない。また、ホームロックが開錠された状態となっていることや、ホームセンサが無効状態となっていることも、在宅しているのがペットのみである場合においては好ましくない。そこで、外部処理決定部21は、基本的には子供モードと同一の外部処理を行うよう、外部処理実行情報を作成する。
さらに、ペットモードにおいては、以下の処理が外部処理として行われる。すなわち、在宅しているのがペットのみである場合においては、ペットに水や餌をやる者が誰もいないこととなるので、ペットの健康管理上好ましくない。
そこで、ペットモードにおいては、所定時刻にペットに水・餌を与える給餌装置を動作させる処理が、外部処理として実行される。これにより、ペットのみが在宅している場合においてもペットに餌を与えることができ、ペットの健康が害されることを防止できる。
〔6−3.大人モード〕
次に、「大人モード」の外部処理について説明する。「大人モード」の外部処理とは、在宅している者に1人でも大人が含まれている場合に好適な家屋内機器の動作制御処理、および携帯電話機5やPC端末6へのメッセージ送信処理を意味している。
すなわち、在宅している者が大人である場合に、ガス機器の利用が可能となっていないと、炊事・給湯などのガス機器を利用する必要がある家事を行えなくなるので好ましくない。また、ホームロックが開錠されたりホームセンサが無効状態となっていたりしても、大人であれば家屋内への侵入者に対して適切な自衛手段を取ることができるので問題無い。
したがって、外部処理決定部21は、ガス機器の利用を可能とするとともに、ホームセンサを全て無効状態とし、さらにホームロックを全て開錠状態とする処理を、「大人モード」の外部処理として家屋内機器動作命令部33が行うための外部処理実行情報を作成し、家屋内機器通信部15および通信部30を介して、家屋内機器制御部3に送信する。なお、同内容の外部処理実行情報は、センタシステム4を経由して家屋内機器制御部3に送信されてもよい。
なお、大人モードの際に行われる携帯電話機5やPC端末6へのメッセージ送信処理は、基本的に子供モードの際に行われる処理と同じである。すなわち、大人が帰宅したことを示すメッセージ(メンバー出入情報)を携帯電話機5やPC端末6へ送信することにより、配偶者・親戚・マンションの管理人等に連絡すれば、これらの者は大人が無事に帰宅したことを知り、安心できる。
〔6−4.老人モード〕
次に、「老人モード」の外部処理について説明する。「老人モード」の外部処理とは、在宅している者が老人のみである場合に好適な家屋内機器の動作制御処理、および携帯電話機5やPC端末6へのメッセージ送信処理を意味している。
老人モードの際には、基本的に子供モードと同じ外部処理が行なわれる。ただし、老人に対しては健康管理を十分に行った方がよいので、以下のような処理も老人モードの外部処理として含まれる。
すなわち、メンバー情報記録媒体2に図示しない体温センサ・脈拍センサ(健康状態検知手段)を取り付けておき、メンバー情報記録媒体2を携帯する老人の体調をこれらのセンサにより検出する。さらに、メンバー情報記録媒体2に振動センサを取り付けておき、老人の移動状態を検知できるように構成してもよい。
そして、これらのセンサにより検出される老人の体調に関する情報(健康状態管理情報)を、属性情報としてメンバー情報記録媒体2のメンバー情報記録部8に記録する。さらに、家屋内端末1の記録媒体通信部14により属性情報として取得される老人の体調に関する情報に基づき、老人の体調を示すメッセージをセンタシステム通信部16または外部装置通信部17に作成させる。このようにして、家屋内端末1から携帯電話機5またはPC端末6に送信するメッセージの中に、老人の体調を示すメッセージを含ませる処理を、外部処理として外部処理決定部21に実行させることができる。
これにより、家屋から離れた位置にいる者に対し、家屋内端末1から送信されるメッセージにより在宅している老人の体調を伝え、安心感を提供することができる。
〔6−5.混在モード〕
「混在モード」の外部処理とは、在宅している者に老人と子供とが混在している場合に好適な家屋内機器の動作制御処理、および携帯電話機5やPC端末6へのメッセージ送信処理を意味している。
混在モードにおいては、上記の老人モードと子供モードとが同時に実行される。すなわち、危険と思われる家屋内機器の利用を不可能とする処理や、子供または老人が家屋に帰ったことを示すメンバー出入情報を、携帯電話機5やPC端末6へ送信する処理が、混在モードにおいて実行される。また、老人の体調を示すメッセージを家屋内端末1から携帯電話機5またはPC端末6に送信する処理も混在モードにおいて実行される。
〔6−6.各モードについての補足〕
上記の子供モード、大人モード、および老人モードのいずれにおいても、誰が在宅しているかということを示すメッセージを家屋内端末1から携帯電話機5やPC端末6に送信する処理を外部処理として行う。しかし、このように在宅している者を特定できるようなメッセージが送信されると、在宅者とは無関係な者までも現在の在宅者を知ることができる場合があり、プライバシー保護およびセキュリティ確保の観点からするとあまり好ましくないともいえる。
したがって、各モードにおいて送信されるメッセージは、暗号化された状態で携帯電話機5やPC端末6に送信され、所定のパスワードを入力することによりその内容が参照できるように構成されていてもよい。これにおり、在宅者とは無関係な者が現在の在宅者を知ることを防止でき、在宅者のプライバシーを保護し、セキュリティを保証することができる。
〔7.メンバーの外出時における処理フロー〕
図7は、メンバー情報記録媒体2のメンバーが外出する際にセキュリティ管理システムが行う処理を示すフローチャートである。図7に示すように、先ず家屋のドアが開いたか否かの判断が、家屋内端末1の在宅判定部18bにより行なわれる(S10)。S10における判断は、ドアに設けられた開閉センサ(図示せず)からの信号を在宅判定部18bに検知させることによって実行できる。
S10においてドアが開いていないと判断された場合、再度S10における判断が行なわれる。一方、S10においてドアが開いたと判断される場合、在宅判定部18bにより内外判定処理が開始される(S11)。
ここで、内外判定処理とは、家屋から誰か外出したか否かを判定するための処理を意味する。内外判定処理は、種々の態様により実現可能である。たとえば、在宅判定部18bにより、記録媒体通信部14と通信しているメンバー情報記録媒体2の数が減少したか否かを判断する(S12)ことによって、内外判定処理を実現することができる。その他、外出したことを示す信号を、メンバー操作により家屋内端末1に送信できるようにメンバー情報記録媒体2を構成し、その信号を記録媒体通信部14が受信したか否かを在宅判定部18bにより判定させることによって、内外判定処理としてもよい。あるいは、メンバー情報記録媒体2にGPS(Global Positioning System)を取り付け、該GPSにより検出されるメンバー情報記録媒体2の位置が家屋内か否かを判定することにより、内外判定処理としてもよい。
S12において通信可能なメンバー情報記録媒体2の数が減少していないと在宅判定部18bにより判断された場合、在宅判定部18bにより再度S10の判断が行なわれる。その他の内外判定処理の態様において、家屋内から誰も外出していないと判断される場合においても、同様に再度S10の判断を行う。
一方、S12において通信可能なメンバー情報記録媒体2の数が減少したと在宅判定部18bにより判断された場合、内外判定処理は終了する(S13)。その他の内外判定処理の態様において、家屋内から誰かが外出したと判断される場合においても、内外判定処理は終了する。
S13の処理の後、家屋内端末1が通報モードに設定されているか否かの判断が、外部処理決定部21により行なわれる(S14)。ここで、通報モードとは、家屋内の誰かが外出した場合に、それを知らせるメッセージ(メンバー出入情報)を携帯電話機5やPC端末6に送信する処理を外部処理として行うモードを意味する。
S14において通報モードに設定されていると判断された場合、外部処理決定部21は、家屋内にいた者が外出したことを知らせる電子メール、音声データ等によるメッセージを、携帯電話機5やPC端末6に送信する処理を外部処理として行うことを決定する(S15)。
上記のメッセージにおいては、外出したのが誰であるかがわかる程度に表現されていることが好ましい。しかし、部外者に誰が外出したのかが知られると、セキュリティ確保・プライバシー保護の観点から好ましくないので、上記メッセージはパスワード保護されていることが好ましい。
一方、S14において通報モードではないと判断された場合、在宅判定部18bは、家屋内に誰か在宅しているか否かの判断を行う(S16)。S16による判断は、上述した在宅判定処理によって行なわれる。
S16において誰かが在宅していると判断された場合、S10の処理に戻る。一方、S16において誰も在宅していないと判断された場合、外部処理決定部21は、セキュリティをONとする外部処理を行うことを決定する(S17)。
ここで、セキュリティをONとする外部処理とは、ホームセンサを全て有効とし、ホームロックを全て施錠状態とする処理を意味している。その他、照明機器を消灯させるとともに、エアコンを停止させ、ガス機器の利用を不可能とする処理も、セキュリティをONとする外部処理に含まれる。このような外部処理を行うことにより、家屋内に誰もいない際に、防犯および火災発生防止を確実に行うことができる。
なお、上述のS10〜S12までの処理においては、ドアの開閉をトリガとして内外判定処理が実行されるが、この一連のフローは以下のような発明として捉えることができる。
すなわち、セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域に対する出入口(ドア)の開閉を検知する第1ステップと、第1ステップの検知結果に基づき、セキュリティ管理区域に対するメンバーの出入りを確認する第2ステップとを備えているセキュリティ管理方法に関する発明である。
上記構成の発明によれば、セキュリティ管理区域に対する出入口の開閉をトリガにして、セキュリティ管理区域に対するメンバーの出入りを確認する。ここで、セキュリティ管理区域にメンバーが出入りする際には、必ず出入口の開閉が必要となる。したがって、上記構成によれば、より的確にセキュリティ管理区域に対するのメンバーの出入りを判断することができる。
なお、上記の第2ステップは、上述した内外判定処理と同一の処理により実現できる。たとえば、メンバーが家屋内に設けられたセキュリティ管理装置と通信可能なメンバー情報記録媒体を携帯している場合において、セキュリティ管理装置と通信可能なメンバー情報記録媒体の数が減少したか否かを判断する処理により、第2ステップは実現可能である。
また、第2ステップにより確認されたメンバーの出入りに関する情報を外部に通報することにより、セキュリティ管理区域外に居る者にセキュリティ管理区域に対するメンバーの出入りを知らせ、安心感を与えることもできる。
最後に、上記家屋内端末1の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、家屋内端末1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである家屋内端末1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、家屋内端末1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、家屋内端末1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、たとえば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された搬送波あるいはデータ信号列の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明によれば、セキュリティ管理モード変更手段により、セキュリティ管理区域に居るメンバーの属性に応じてセキュリティの管理モードが変更されるので、本発明によれば、セキュリティ管理区域に存在するメンバーに適切なセキュリティの管理モードを設定することができる。したがって、本発明は、家屋内の安全を保証するホームセキュリティの分野に特に好適である。
本発明のセキュリティ管理装置の一実施形態に係る構成を示すブロック図である。 本発明のセキュリティ管理装置およびメンバー情報記録媒体を用いるセキュリティ管理システムの構成を示す図である。 本発明のメンバー情報記録媒体の一実施形態に係る構成を示すブロック図である。 図2のセキュリティ管理システムにおける家屋内機器制御部の構成を示すブロック図である。 図2のセキュリティ管理システムにおけるセンタシステムの構成を示すブロック図である。 図2のセキュリティ管理システムにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図2のセキュリティ管理システムにより実行される処理の流れの他の例を示すフローチャートである。 セキュリティを管理するための従来のコードレス電話の構成を示す図である。
符号の説明
1 家屋内端末(セキュリティ管理装置)
2 メンバー情報記録媒体
3 家屋内機器制御部(外部機器)
4 センタシステム(外部装置)
5 携帯電話機(外部装置)
6 PC端末(外部装置)
13 記録部(記録手段)
14 記録媒体通信部(メンバー情報記録媒体通信手段)
15 家屋内機器通信部(外部装置通報手段)
16 センタシステム通信部(外部装置通報手段)
17 外部装置通信部(外部装置通報手段)
18a 不正侵入検知部(不正侵入検知手段)
18b 在宅判定部(存否判断手段)
19 メンバー情報取得部(メンバー情報取得手段、メンバー認証処理手段)
21 外部処理決定部(セキュリティ管理モード変更手段)

Claims (13)

  1. セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域への不正侵入を検知する不正侵入検知手段を備え、該不正侵入検知手段により不正侵入を検知する場合に警報を発するセキュリティ管理装置において、
    上記セキュリティ管理区域におけるメンバーの存否を判断する存否判断手段と、
    上記セキュリティ管理区域内に存在すると上記存否判断手段により判断された各メンバーの属性情報を取得するメンバー情報取得手段と、
    上記不正侵入検知手段が不正侵入を検知していない場合、上記メンバー情報取得手段により取得される、上記セキュリティ管理区域内に存在する各メンバーの属性情報の組み合わせに基づき、上記セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域としての当該セキュリティ管理区域におけるセキュリティの管理モードを、複数の管理モードから選択される1つの管理モードに変更するセキュリティ管理モード変更手段とを備えていることを特徴とするセキュリティ管理装置。
  2. 上記セキュリティ管理モード変更手段は、上記決定したモードの外部処理を行うよう外部処理実行情報を作成すると共に、外部処理実行情報に基づいて上記セキュリティ管理区域に設置された機器の動作を制御する機器制御装置に対して、上記作成した外部処理実行情報を送信することを特徴とする請求項1記載のセキュリティ管理装置。
  3. 上記セキュリティ管理区域は、家屋であり、
    上記機器は、家屋内における生活機器であることを特徴とする請求項2に記載のセキュリティ管理装置。
  4. 上記生活機器は、ガス機器であることを特徴とする請求項3に記載のセキュリティ管理装置。
  5. 上記セキュリティ管理モード変更手段は、
    上記メンバー情報取得手段により取得される属性情報に基づき、上記セキュリティ管理区域内に存在するメンバーが全て子供であると該メンバー情報取得手段により判断される場合、上記セキュリティ管理区域におけるセキュリティの管理モードを、上記セキュリティ管理区域内に存在するメンバーに大人が含まれていると該メンバー情報取得手段により判断される場合よりも、安全性の高いセキュリティの管理モードに変更することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のセキュリティ管理装置。
  6. 上記セキュリティ管理区域内に存在すると上記存否判断手段により判断されたメンバーの認証処理を行うメンバー認証処理手段と、
    上記メンバー認証処理手段による認証処理結果に基づき、上記セキュリティ管理区域に対し誰が出入りしたかを示すメンバー出入情報を外部装置に通報する外部装置通報手段とを備えていることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のセキュリティ管理装置。
  7. 上記メンバー出入情報は、上記セキュリティ管理区域に対してメンバーが出入りした時刻に関する時刻情報を含んでいることを特徴とする請求項6に記載のセキュリティ管理装置。
  8. セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域への不正侵入をセキュリティ管理装置の不正侵入検知手段により検知し、該不正侵入により不正侵入を検知する場合に上記セキュリティ管理装置により警報を発するセキュリティ管理方法において、
    上記セキュリティ管理区域におけるメンバーの存否を上記セキュリティ管理装置の存否判断手段により判断する第1ステップと、
    上記セキュリティ管理区域内に存在すると上記存否判断手段により判断された各メンバーの属性情報を、上記セキュリティ管理装置のメンバー情報取得手段により取得する第2ステップと、
    上記不正侵入検知手段が不正侵入を検知していない場合、上記メンバー情報取得手段により取得される、上記セキュリティ管理区域内に存在する各メンバーの属性情報の組み合わせに基づき、上記セキュリティの管理を行う対象領域であるセキュリティ管理区域としての当該セキュリティ管理区域におけるセキュリティの管理モードを上記セキュリティ管理装置のセキュリティ管理モード変更手段により、複数の管理モードから選択される1つの管理モードに変更する第3ステップとを備えていることを特徴とするセキュリティ管理方法。
  9. 上記セキュリティ管理モード変更手段によって、上記決定したモードの外部処理を行うよう外部処理実行情報を作成すると共に、外部処理実行情報に基づいて上記セキュリティ管理区域に設置された機器の動作を制御する機器制御装置に対して、上記作成した外部処理実行情報を送信する第4ステップを備えていることを特徴とする請求項8記載のセキュリティ管理方法。
  10. 上記セキュリティ管理区域は、家屋であり、
    上記機器は、家屋内における生活機器であることを特徴とする請求項9に記載のセキュリティ管理方法。
  11. 上記生活機器は、ガス機器であることを特徴とする請求項10に記載のセキュリティ管理方法。
  12. コンピュータに請求項1〜7のいずれか1項に記載のセキュリティ管理装置における各手段を実行させるためのセキュリティ管理プログラム。
  13. 請求項12に記載のセキュリティ管理プログラムを記録していることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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