JP2003184378A - セキュリティ管理システム、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

セキュリティ管理システム、プログラム、及び記録媒体

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JP2003184378A
JP2003184378A JP2001386116A JP2001386116A JP2003184378A JP 2003184378 A JP2003184378 A JP 2003184378A JP 2001386116 A JP2001386116 A JP 2001386116A JP 2001386116 A JP2001386116 A JP 2001386116A JP 2003184378 A JP2003184378 A JP 2003184378A
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management system
security management
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JP2001386116A
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Tsutomu Kon
勉 今
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティが要求される一戸建て等の建物
の施錠、解錠を遠隔操作で行うことで出入口の鍵を無く
し、不法侵入を防止するとともに、侵入者により解錠さ
れた場合、緊急通報できるようにする。 【解決手段】 住宅20に設けられた電気錠制御装置2
3は、利用者10の暗証番号を遠隔操作で送信すること
により住宅20の施錠、解錠を行う携帯可能な媒体1
1、警察30が有する端末装置31とネットワーク1を
介して接続される。住宅20の出入口21が媒体11か
らの暗証番号により施錠された状態において、電気錠制
御装置23は、侵入者40により施錠が解除された場
合、侵入者40による施錠の解除を検知する検知センサ
を有し、検知センサに応じて出入口21又は窓の施錠が
解除された旨を通知するためのアラーム信号又はメッセ
ージを媒体11に送信するとともに、少なくとも利用者
10の住所を含む通報内容が設定された異常情報を端末
装置31に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セキュリティ管理
システム、プログラム、及び記録媒体、より詳細には、
セキュリティが要求される建物における施錠、解錠を遠
隔操作により行うことができるセキュリティ管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、一戸建てや、居住用マン
ション等に取り付けられた出入口の鍵が開けられて空き
巣等の被害に合うケースがよく報道されており、特に1
階の場合に、出入口からの侵入ではなく、窓ガラスを割
って侵入される手口もある。また、家を留守にする場合
に、鍵をかけ忘れるといったこともよくある。さらに、
近年の傾向として、例えばピッキングによる被害が急増
しており、現在の鍵付きドアの場合、鍵開けの知識を有
する専門家であれば簡単に鍵を開けることができると言
われている。また、最近では、セキュリティサービスを
専門に提供する会社等から、例えば、家庭向け、企業向
けといった様々なセキュリティシステムが提案されてい
るが、コスト面ではまだまだ高額であるため、一般家庭
にまで十分に普及しているとは言えないのが実情であ
る。このような状況の中で、低価格で、かつ、効果的な
セキュリティシステムの実現が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたものであり、例えば、マンショ
ンや、一戸建て等のセキュリティが要求される建物にお
ける施錠、解錠を遠隔操作で行うことにより、出入口の
鍵を無くし、不法侵入を防止できるようにするととも
に、侵入者により施錠が解除された場合、緊急通報でき
るようにしたセキュリティ管理システム、プログラム、
及び記録媒体を提供すること、を目的としてなされたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、利用
者の暗証番号を入力し、該入力した暗証番号を送信する
ための携帯可能な媒体と、該媒体からの暗証番号に基づ
いて建物に設けられた出入口の施錠、解錠を電気的に行
う電気錠装置とを有するセキュリティ管理システムにお
いて、前記電気錠装置は、前記媒体から入力された暗証
番号を無線を介して受信できるように前記建物に取り付
けられた受信手段と、利用者それぞれの暗証番号を少な
くとも含む個人識別情報を予め記憶した記憶手段と、前
記受信手段により受信した暗証番号と前記記憶手段によ
り記憶した暗証番号とを比較し、比較した結果、前記暗
証番号が一致した場合、前記利用者を利用者本人として
判定する判定手段と、前記建物の出入口に設けられ、か
つ、該判定手段により前記利用者が利用者本人として判
定された場合に前記出入口を電気的に施錠、解錠する電
気錠手段とを有することを特徴としたものである。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記受信手段が前記媒体からの暗証番号を無線を介
して受信可能な距離は、予め定めた距離以内とすること
を特徴としたものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、前記暗証番号は、数字、アルファベット、
記号文字のうちのいずれか1又は複数の組み合わせによ
り構成されることを特徴としたものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1の発明において、前記媒体は、該媒体が有する
複数の入力ボタンのうちいずれか1つに、前記暗証番号
を割り当てて登録し、該暗証番号を割り当てて登録した
入力ボタンを押し下げることにより当該暗証番号を前記
電気錠装置に送信できるようにしたことを特徴としたも
のである。
【0008】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれか1の発明において、前記電気錠装置は、前記建物
に設けられた出入口及び窓の一部又は全部の施錠状態を
検知する検知手段と、該検知手段により検知された出入
口及び窓の施錠状態に関する情報を前記媒体に対しネッ
トワークを介して送信する送信手段とを有し、利用者が
外出する際に、前記検知手段により検知された出入口及
び窓のうち1箇所以上施錠されていない場合、その施錠
されていない箇所を通知するためのメッセージを前記媒
体に送信できるようにしたことを特徴としたものであ
る。
【0009】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記送信手段は、利用者が外出する際に、前記検知
手段により検知された出入口及び窓のうち1箇所以上施
錠されていない場合、施錠されていない旨を通知するた
めのアラーム信号を前記媒体に送信し、該媒体は、該ア
ラーム信号を受信し、該受信したアラーム信号に基づい
てアラーム音を発信して利用者に通知できるようにした
ことを特徴としたものである。
【0010】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれか1の発明において、前記電気錠装置は、利用者が
外出する際、前記検知手段により施錠状態の検知対象と
する出入口及び窓を、前記媒体からの暗証番号に応じて
一括して施錠し、利用者が帰宅した際、前記媒体からの
暗証番号に応じて前記出入口のみを選択的に解錠できる
ようにしたことを特徴としたものである。
【0011】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれか1の発明において、前記電気錠装置は、1又は複
数の緊急連絡先が有する端末装置とネットワークを介し
て接続され、前記建物に設けられた出入口及び窓が施錠
されている状態において、侵入者により施錠が解除され
た場合、該侵入者による施錠の解除を検知するための検
知センサを有し、該検知センサに応じて前記出入口又は
窓の施錠が解除された旨を通知するためのアラーム信号
又はメッセージを前記媒体にネットワークを介して送信
するとともに、予め決められた通報内容が設定された異
常情報を前記端末装置に送信できるようにしたことを特
徴としたものである。
【0012】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記電気錠装置は、前記検知センサに応じて前記出
入口又は窓の施錠が解除された旨を通知するためのアラ
ーム音を発信することを特徴としたものである。
【0013】請求項10の発明は、請求項8または9の
発明において、前記電気錠装置は、侵入者を監視するた
めの監視カメラをさらに有し、前記建物に設けられた出
入口及び窓が施錠されている状態において、侵入者によ
り施錠が解除された場合、前記検知センサに応じて、前
記監視カメラにより撮影された侵入者の画像情報を前記
媒体に送信するとともに、前記侵入者の画像情報と、予
め決められた通報内容が設定された異常情報とを前記端
末装置に送信できるようにしたことを特徴としたもので
ある。
【0014】請求項11の発明は、請求項8ないし10
のいずれか1の発明において、前記異常情報に設定する
通報内容は、利用者の住所、氏名、携帯電話番号、異常
の状態を示す定型文のうち、いずれか1又は複数を少な
くとも含むことを特徴としたものである。
【0015】請求項12の発明は、請求項1ないし11
のいずれか1の発明において、前記電気錠装置は、前記
建物に設けられた出入口が施錠されている状態をリセッ
トして解錠するためのリセット手段を有し、該リセット
手段は、前記建物の所定の場所に取り付けられ、利用者
の暗証番号を入力することにより解錠できるようにした
ことを特徴としたものである。
【0016】請求項13の発明は、請求項1ないし12
のいずれか1の発明において、前記媒体は、携帯電話又
はPHS(Personal Handyphone
System)であることを特徴としたものである。
【0017】請求項14の発明は、利用者の暗証番号を
入力し、該入力した暗証番号を送信するための携帯可能
な媒体から入力された暗証番号に基づいて建物に設けら
れた出入口の施錠、解錠を電気的に行う電気錠装置と、
建物におけるセキュリティサービスを提供するサービス
提供業者が有するサーバ装置とがネットワークを介して
接続されたセキュリティ管理システムにおいて、前記電
気錠装置は、前記媒体から入力された暗証番号を無線を
介して受信できるように前記建物に取り付けられた受信
手段と、利用者それぞれの暗証番号を少なくとも含む個
人識別情報を予め記憶した記憶手段と、前記受信手段に
より受信した暗証番号と前記記憶手段により記憶した暗
証番号とを比較し、比較した結果、前記暗証番号が一致
した場合、前記利用者を利用者本人として判定する判定
手段と、前記建物の出入口に設けられ、かつ、該判定手
段により前記利用者が利用者本人として判定された場合
に前記出入口を電気的に施錠、解錠する電気錠手段とを
有することを特徴としたものである。
【0018】請求項15の発明は、請求項14の発明に
おいて、前記電気錠装置は、前記建物に設けられた出入
口及び窓が施錠されている状態において、侵入者により
施錠が解除された場合、該侵入者による施錠の解除を検
知するための検知センサを有し、該検知センサに応じて
前記出入口又は窓の施錠が解除された旨を通知するため
のアラーム信号又はメッセージを前記媒体にネットワー
クを介して送信するとともに、予め決められた通報内容
が設定された異常情報を前記サーバ装置に送信できるよ
うにしたことを特徴としたものである。
【0019】請求項16の発明は、請求項15の発明に
おいて、前記電気錠装置は、前記検知センサに応じて前
記出入口又は窓の施錠が解除された旨を通知するための
アラーム音を発信することを特徴としたものである。
【0020】請求項17の発明は、請求項14ないし1
6のいずれか1の発明において、前記電気錠装置は、侵
入者を監視するための監視カメラをさらに有し、前記建
物に設けられた出入口及び窓が施錠されている状態にお
いて、侵入者により施錠が解除された場合、前記検知セ
ンサに応じて、前記監視カメラにより撮影された侵入者
の画像情報を前記媒体に送信するとともに、前記侵入者
の画像情報と、予め決められた通報内容が設定された異
常情報とを前記サーバ装置に送信できるようにしたこと
を特徴としたものである。
【0021】請求項18の発明は、請求項14ないし1
7のいずれか1の発明において、前記サービス提供業者
は、複数の緊急連絡先を予め登録しておき、登録した緊
急連絡先に対して優先順位を設定しておくことにより、
前記異常情報の内容に応じて緊急連絡通報を行うに際
し、優先順位が高い緊急連絡先から順に連絡を行う処理
を実行することを特徴としたものである。
【0022】請求項19の発明は、請求項1ないし18
のいずれか1に記載のセキュリティ管理システムの機能
を実現するためのプログラムである。
【0023】請求項20の発明は、請求項19に記載の
プログラムを記録した記録媒体である。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における電気錠装
置と媒体の使用形態の一例を説明するための図で、図
中、10は利用者で、該利用者10は、利用者10の暗
証番号を遠隔操作で送信することにより出入口の施錠、
解錠を行うための携帯可能な媒体11を有する。20は
利用者10が居住する住宅で、該住宅20は、出入口
(以下、ドアという)21を有している。このドア21
には、電気錠22が取り付けられ、住宅20の壁には電
気錠22の施錠、解錠を制御するための電気錠制御装置
23が組み込まれている。尚、本実施形態は、本セキュ
リティ管理システムを一般家庭向けの一戸建て住宅に適
用した場合について説明するが、本発明は、これに限ら
ず、例えば、住居用マンションや、オフィスビル、企業
が管理する社屋、工場、研究所等のセキュリティ管理が
必要な様々な施設に適用することができる。
【0025】また、媒体11は、例えば、ネットワーク
接続可能な携帯電話や、PHS等を利用することが可能
である。この携帯電話や、PHS等が有する入力ボタン
から利用者の暗証番号を入力して、その暗証番号を電気
錠制御装置23の受信部23aに無線を介して送信する
ことで、ドア21の施錠、解錠を可能とする。この媒体
11は、上記携帯電話や、PHSに限らず、暗証番号が
入力可能で、かつ、無線を介して送信可能な媒体であれ
ばどのようなものでもよい。ここで、上記無線として
は、例えば、赤外線、電波等を含む電磁波や、超音波等
を利用することが可能である。
【0026】電気錠制御装置23が媒体11からの暗証
番号を受信可能な距離(L)は、例えば、1m〜2mの
距離以内とする。これは、距離(L)を短い距離にする
ことで、媒体11から送信される暗証番号を確実に受信
できるようにするためである。これは、例えば、媒体1
1から発信する赤外線の出力を選択することにより到達
距離を制限するようにしてもよい。また、上記暗証番号
は、例えば、数字、アルファベット、記号文字等を用い
て、数字なら数字の1種類による暗証番号や、数字とア
ルファベットもしくは記号文字等の2種類の組み合わせ
や、数字、アルファベット、記号文字の3種類の組み合
わせによる暗証番号を作成することが可能である。ま
た、媒体11は、媒体11が有する複数の入力ボタンの
うちのいずれか1つに上記暗証番号を割り当てて登録
し、利用者10が、その暗証番号を登録した入力ボタン
を押し下げることで、当該暗証番号を電気錠制御手段2
3の受信部23aに送信する形態も可能である。これに
より、例えば、機器の操作に不慣れな高齢者等でも簡単
に暗証番号を送信することができる。
【0027】図2は、本発明における電気錠装置と媒体
の概略構成例を示すブロック図で、媒体11は、メモリ
11a、制御部11b、送信部11c、アンテナ11
d、受信部11e、アラーム発信部11fとを有し、本
例における電気錠装置は、電気錠制御装置23、電気錠
22、検知センサ24、監視カメラ25、アラーム発信
器26とを有している。この電気錠装置の構成は、これ
らの装置構成に限らず、例えば、電気錠制御装置23、
電気錠22、検知センサ24からなる装置構成でもよ
く、利用者10の利用形態に応じて適宜選択することが
可能である。さらに、電気錠制御装置23は、受信部2
3a、制御部23b、検知手段23c、判定手段23
d、異常情報生成部23e、メモリ23f、送信部23
gとから構成される。
【0028】上記電気錠制御装置23と電気錠22は、
1つの筐体にまとめた状態で格納してもよいし、電気的
に接続された状態で複数の筐体に格納することも可能で
ある。また、上記検知センサ24、監視カメラ25、ア
ラーム発信器26は、住宅20における適当な場所に取
り付けることができ、それらの動作は電気錠制御装置2
3から制御される。電気錠制御装置23は、媒体11、
警察30が有する端末装置31と無線等を利用したネッ
トワークを介して接続されている。本例では、緊急連絡
先として警察30を設定した場合について示している
が、これに限定されるものではなく、例えば、消防署
や、民間の警備会社等を適宜設定しておくことも可能で
ある。
【0029】ここで、上記電気錠装置が有する各機能に
ついて、以下詳細に説明する。電気錠制御装置23が有
する受信部23aは、媒体11から入力された暗証番号
を無線を介して受信するためのもので、例えば、住宅2
0が有するドア21近傍の壁等に取り付けられている。
利用者10は、媒体11から暗証番号を入力し、その入
力した暗証番号を受信部23aに向けて送信する。メモ
リ23fは、利用者それぞれの暗証番号を少なくとも含
む個人識別情報を予め記憶する。このメモリ23fに
は、例えば、住宅20に居住する利用者10を含む家族
等において同一、又は個別の暗証番号を含む個人識別情
報を予め記憶させておく。この個人識別情報は、例え
ば、利用者の住所、氏名、携帯電話番号等を少なくとも
含むものとする。
【0030】また、判定手段23dは、受信部23aに
より受信した暗証番号と、メモリ23fにより記憶した
個人識別情報に含まれる暗証番号とを比較し、比較した
結果、その暗証番号が一致した場合、利用者10を利用
者本人として判定する。さらに、電気錠22は、住宅2
0のドア21に設けられ、かつ、判定手段23dにより
利用者10が利用者本人として判定された場合に、ドア
21を電気的に施錠、解錠することができる。また、異
常情報生成部23eは、住宅20に侵入者があった場
合、検知センサ24や、監視カメラ25等からの情報に
基づき異常情報を生成する。この生成された異常情報
は、送信部23gから警察30等に対して通知される。
また、制御部23bは、上記各部及び各手段が有する機
能を統括的に制御するための機能を有している。
【0031】電気錠制御手段23が有する検知手段23
cは、住宅20に設けられたドア及び窓の一部又は全部
の施錠状態を検知することができる。これは、例えば、
集中ドアロックシステムの導入や、ドアや窓等に設けた
磁気センサ等の状態を検知することにより可能となる。
送信部23gは、検知手段23cにより検知されたドア
及び窓の施錠状態に関する情報を媒体11に対しネット
ワークを介して送信する機能を有する。これは、利用者
10が外出する際に、検知手段23cにより検知された
ドア及び窓のうち1箇所以上施錠されていない場合、そ
の施錠されていない箇所を通知するためのメッセージを
媒体11に送信することができる。このメッセージは、
例えば「居間の窓が施錠されていません。」といった定
型文を予め登録しておくことで実現される。また、送信
部23gは、検知手段23cにより検知されたドア及び
窓のうち1箇所以上施錠されていない場合、施錠されて
いない旨を通知するためのアラーム信号を媒体11に送
信することも可能である。媒体11は、送信部23gか
らのアラーム信号を受信し、その受信したアラーム信号
に基づいてアラーム発信部11fからアラーム音を発信
する機能を有し、施錠されていない箇所があることを利
用者10に対して通知することができる。
【0032】さらに、電気錠制御装置23は、利用者1
0が外出する際、検知手段23cにより施錠状態の検知
対象とするドア及び窓を、媒体11から送信された暗証
番号に応じて一括して施錠するような形態や、利用者1
0が帰宅した際、媒体11からの暗証番号に応じて、例
えばドア21のみを選択的に解錠するような形態をとる
ことが可能である。ただし、これらの実施形態は、例え
ば、住宅20にドア及び窓の集中ドアロックシステムを
導入して、電気錠制御装置23において住宅20のドア
及び窓の施錠、解錠を集中制御することにより実現可能
となる。
【0033】また、電気錠制御装置23は、住宅20に
設けられたドアが施錠されている状態をリセットして解
錠するためのリセット手段(図示せず)を有し、このリ
セット手段は、住宅20における所定の場所に取り付け
られ、利用者10の暗証番号を手動で入力することによ
り解錠することができる。ここで、リセット手段に入力
する暗証番号は、必ずしも媒体11に入力する暗証番号
と同じでなくてもよい。また、リセット手段を取り付け
る場所として、家族にしか分からないような場所に取り
付けておくほうが望ましい。
【0034】図3は、本発明の一実施形態であるセキュ
リティ管理システムの構成例を説明するための図であ
る。図3において、住宅20に設けられた電気錠制御装
置23は、利用者10が有する媒体11、緊急連絡先の
1つである警察30が有する端末装置31とネットワー
ク1を介して接続されている。ここで、電気錠制御装置
23に設定可能な緊急連絡先は、警察に限らず、例え
ば、消防署(119番)や、民間の警備会社等を設定す
ることもできる。本例における電気錠制御装置23は、
住宅20に設けられたドア及び窓が施錠されている状態
において、侵入者40により施錠が解除された場合、検
知センサ24を用いて侵入者40による施錠の解除を検
知することができる。この検知センサ24は、例えば、
ドア又は窓に予め取り付けたマグネットスイッチ(磁気
センサ)の距離が離れることにより、ドアや窓が開けら
れたことを検出するドア・窓開閉検知センサ、人体から
放出されている赤外線を検知する赤外線検知センサ、ト
ランスミッタとレシーバ間で常に赤外線を発信し、その
発信した赤外線が侵入者等により遮断された場合に感知
する赤外線ビームセンサ等があり、建物の形態、環境に
応じて最適な検知センサを使用すればよい。
【0035】さらに、電気錠制御装置23は、検知セン
サ24に応じてドア又は窓の施錠が解除された旨を通知
するためのアラーム信号又はメッセージを媒体11に送
信するとともに、予め決められた通報内容が設定された
異常情報を異常情報生成部23eにて生成し、生成した
異常情報を端末装置31に送信することができる。この
際、電気錠制御装置23は、検知センサ24に応じてド
ア又は窓の施錠が解除された旨を通知するためのアラー
ム音を発信する形態をとることもできる。このアラーム
音を鳴らすかどうかは、適宜設定することが可能であ
り、例えば、利用者10やその家族が、住宅20に在宅
中の場合(就寝時間等)、侵入者40を威嚇するために
アラーム音を鳴らしたり、また、利用者10やその家族
が、外出中のため不在の場合、アラーム音を敢えて鳴ら
さないで侵入者40を油断させ、その間に電気錠制御装
置23から迅速に警察等に通報して侵入者40を捕らえ
るといった場合が想定される。
【0036】また、電気錠制御装置23は、侵入者40
を監視するための監視カメラ25が接続された形態とし
てもよい。これは、住宅20に設けられたドア及び窓が
施錠されている状態において、侵入者40により施錠が
解除された場合、電気錠制御装置23は、検知センサ2
4に応じて、監視カメラ25により撮影された侵入者4
0の画像情報を媒体11に送信するとともに、侵入者4
0の画像情報と、予め決められた通報内容が設定された
異常情報とを端末装置31に送信することが可能とな
る。この異常情報に設定する通報内容は、予めメモリ2
3fに格納されており、その通報内容には、利用者の住
所、氏名、携帯電話番号、異常の状態を示す定型文のう
ち、いずれか1又は複数を少なくとも含むものである。
この異常の状態を示す定型文は、異常情報の内容に応じ
て予め登録されたもので、本例の場合、例えば「不法侵
入者発生。」といった定型文を利用することが可能であ
る。
【0037】上述したごとくの通報内容を電気錠制御装
置23から受信した警察30は、上記異常情報に基づい
てパトカー32を手配し、住宅20に急行させることが
できる。
【0038】図4は、本発明の一実施形態であるセキュ
リティ管理システムの他の構成例を説明するための図で
ある。図4において、住宅20に設けられた電気錠制御
装置23は、利用者10が有する媒体11、緊急連絡先
の1つである警備会社等のサービス提供業者50が有す
るサーバ装置51とネットワーク1を介して接続されて
いる。本例の場合、電気錠制御装置23に設定可能な緊
急連絡先として、セキュリティサービスを提供可能な民
間の警備会社等を設定しておき、その警備会社等から必
要に応じて警察30に通報を行うようにする。図3に示
した実施形態と同様に、本例における電気錠制御装置2
3は、住宅20に設けられたドア及び窓が施錠されてい
る状態において、侵入者40により施錠が解除された場
合、検知センサ24を用いて侵入者40による施錠の解
除を検知することができる。
【0039】さらに、電気錠制御装置23は、検知セン
サ24に応じてドア又は窓の施錠が解除された旨を通知
するためのアラーム信号又はメッセージを媒体11に送
信するとともに、予め決められた通報内容が設定された
異常情報を異常情報生成部23eにて生成し、生成した
異常情報をサービス提供業者50のサーバ装置51に送
信することができる。この際、電気錠制御装置23は、
検知センサ24に応じてドア又は窓の施錠が解除された
旨を通知するためのアラーム音を発信する形態をとるこ
ともできる。このアラーム音を鳴らすかどうかは、適宜
設定することが可能であり、例えば、利用者10やその
家族が、住宅20に在宅中の場合(就寝時間等)、侵入
者40を威嚇するためにアラーム音を鳴らしたり、ま
た、利用者10やその家族が、外出中のため不在の場
合、アラーム音を敢えて鳴らさないで侵入者40を油断
させ、その間に電気錠制御装置23から迅速に警備会社
等に通報して侵入者40を捕らえるといった場合が想定
される。
【0040】また、電気錠制御装置23は、侵入者40
を監視するための監視カメラ25と接続された形態とし
てもよい。住宅20に設けられたドア及び窓が施錠され
ている状態において、侵入者40により施錠が解除され
た場合、電気錠制御装置23は、検知センサ24に応じ
て、監視カメラ25により撮影された侵入者40の画像
情報を媒体11に送信するとともに、侵入者40の画像
情報と、予め決められた通報内容が設定された異常情報
とをサービス提供業者50のサーバ装置51に送信する
ことも可能である。この異常情報に設定する通報内容
は、予めメモリ23fに格納されており、その通報内容
は、利用者の住所、氏名、携帯電話番号、異常の状態を
示す定型文のうち、いずれか1又は複数を少なくとも含
むものである。この定型文は、異常情報の内容に応じて
予め登録されたもので、本例の場合、例えば「不法侵入
者発生。」といった定型文を利用することが可能であ
る。
【0041】上述したような異常情報を電気錠制御装置
23から受けたサービス提供業者50は、その異常情報
に基づいて自社又は外部の警備車両52を手配して住宅
20に急行させる。また、サービス提供業者50は、異
常情報の内容に基づいて警察30への通報が必要かどう
か判断し、通報が必要と判断した場合に、警察30に対
して通報を行うようにする。この通報を受けた警察30
は、パトカー32を手配し、住宅20に急行させること
ができる。
【0042】上記サービス提供業者50は、サーバ装置
51内に複数の緊急連絡先を予め登録しておき、登録し
た緊急連絡先に対して優先順位を設定しておくことによ
り、異常情報の内容に応じて緊急連絡通報を行うに際
し、優先順位が高い緊急連絡先から順に連絡を行う処理
を実行することが可能である。
【0043】ここで、サービス提供業者50は、上述し
たごとくのセキュリティサービスを提供するために、サ
ービス会員を募り、本セキュリティサービスを提供する
ためのツールである電気錠装置、媒体の販売もしくは貸
し出しを行い、サービス提供のための料金を会員から徴
収し、その対価として本セキュリティ管理システムを用
いたサービスを提供する形態をとることが可能である。
サービス料金の課金方法は、適宜公知の方法を適用する
ことができる。
【0044】図5は、本発明が適用されるセキュリティ
管理方法の一例を説明するためのフローチャートであ
る。まず、電気錠制御装置23は、受信部23aにより
利用者10が有する媒体11に入力された利用者10の
暗証番号を受信し(ステップS1)、受信部23aで受
信した暗証番号と、メモリ23fに予め登録されている
利用者の個人識別情報に含まれる暗証番号とを比較する
(ステップS2)。次に、その暗証番号が一致したかど
うか判断し(ステップS3)、暗証番号が一致した場合
(YESの場合)、電気錠22の施錠又は解錠を行う
(ステップS4)。暗証番号が一致しない場合(NOの
場合)、ステップS1に戻り、暗証番号の入力からやり
直す。
【0045】上記ステップS4において、利用者10が
電気錠22の施錠又は解錠を行った後に、電気錠制御装
置23は、電気錠22が施錠されたのか、解錠されたの
かを判断し(ステップS5)、電気錠22が施錠された
場合(利用者が外出した場合)、検知センサ24等を用
いて侵入者の監視を行い、監視中に侵入者40があった
場合、電気錠制御装置23は、侵入者40によりドア又
は窓の施錠が解除されたかどうか判断し(ステップS
6)、ドア又は窓の施錠が侵入者40により解除された
場合(YESの場合)、電気錠制御装置23は、その旨
を利用者10に通知するとともに(ステップS8)、緊
急連絡先(本例では、警察30とする)に通知し(ステ
ップS9)、通知を受けた警察30は、パトカー32を
迅速に手配し、利用者10の住宅20へ急行させる(ス
テップS10)。上記ステップS5において、利用者1
0により電気錠22が解錠された場合、利用者10は、
住宅20のドア21を開けて帰宅する(ステップS
7)。上記ステップS6において、侵入者40によるド
ア又は窓の施錠の解除がなかった場合(NOの場合)、
そのまま終了する。
【0046】以上、本発明のセキュリティ管理システム
における各機能を中心に各実施形態を説明してきたが、
本発明は、セキュリティ管理方法としても説明したよう
に方法としての形態をとることも可能である。また、こ
の各機能を有するセキュリティ管理システムを機能させ
るためのプログラムとしての形態も可能である。このプ
ログラムは、電気錠装置(電気錠制御装置)、媒体、各
端末装置(又はサーバ装置)に分散保持される。
【0047】本発明によるセキュリティ管理の機能を実
現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の
実施形態を説明する。記録媒体としては、具体的には、
CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、フロ
ッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、メモ
リカードや、メモリスティック及びその他各種ROMや
RAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明
の各実施形態のシステムの機能をコンピュータに実行さ
せ、セキュリティ管理の機能を実現するためのプログラ
ムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を
容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上
記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプ
ログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えて
いる記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要
に応じて読み出すことにより、本発明に関わるセキュリ
ティ管理の機能を実行することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によると、マンションや、一戸建
て等のセキュリティが要求される建物における施錠、解
錠を遠隔操作で行うことにより、出入口の鍵を無くすこ
とができるため、侵入者による不法侵入を防止すること
ができる。
【0049】また、侵入者による不法侵入が有った場合
に、利用者や、警察等の緊急連絡先に対し自動的に緊急
通報が行われるため、侵入者に対して迅速な対応をとる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における電気錠装置と媒体の使用形態
の一例を説明するための図である。
【図2】 本発明における電気錠装置と媒体の概略構成
例を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態であるセキュリティ管理
システムの構成例を説明するための図である。
【図4】 本発明の一実施形態であるセキュリティ管理
システムの他の構成例を説明するための図である。
【図5】 本発明が適用されるセキュリティ管理方法の
一例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…ネットワーク、10…利用者、11…媒体、11a
…メモリ、11b…制御部、11c…送信部、11d…
アンテナ、11e…受信部、11f…アラーム発信部、
20…住宅、21…出入口(ドア)、22…電気錠、2
3…電気錠制御装置、23a…受信部、23b…制御
部、23c…検知手段、23d…判定手段、23e…異
常情報生成部、23f…メモリ、23g…送信部、24
…検知センサ、25…監視カメラ、26…アラーム発信
器、30…緊急連絡先(警察)、31…端末装置、32
…パトカー、40…侵入者、50…サービス提供業者、
51…サーバ装置、52…警備車両。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G08B 25/04 E 5K048 25/10 25/10 D H04M 1/00 H04M 1/00 U H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311K Fターム(参考) 2E250 AA02 AA03 AA12 BB08 BB15 BB59 BB64 BB65 CC00 CC18 CC20 CC27 CC28 CC29 DD01 DD06 EE02 FF25 FF34 FF35 FF36 FF38 FF40 5B085 AA08 AE03 BA06 BG02 5C084 AA02 AA07 BB02 BB24 CC02 CC08 DD11 DD79 EE01 EE03 FF02 FF08 FF10 GG13 GG43 GG52 GG71 GG78 5C087 AA03 AA09 AA10 AA24 AA25 AA40 BB12 BB20 BB62 BB74 DD03 DD24 EE05 EE16 FF01 FF04 FF05 FF17 FF19 FF20 GG02 GG11 GG46 5K027 AA11 CC08 FF22 FF25 HH26 MM17 5K048 AA15 BA52 DA02 DB04 DC01 EB02 EB13 EB15 FB05 FB11 HA02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の暗証番号を入力し、該入力した
    暗証番号を送信するための携帯可能な媒体と、該媒体か
    らの暗証番号に基づいて建物に設けられた出入口の施
    錠、解錠を電気的に行う電気錠装置とを有するセキュリ
    ティ管理システムにおいて、前記電気錠装置は、前記媒
    体から入力された暗証番号を無線を介して受信できるよ
    うに前記建物に取り付けられた受信手段と、利用者それ
    ぞれの暗証番号を少なくとも含む個人識別情報を予め記
    憶した記憶手段と、前記受信手段により受信した暗証番
    号と前記記憶手段により記憶した暗証番号とを比較し、
    比較した結果、前記暗証番号が一致した場合、前記利用
    者を利用者本人として判定する判定手段と、前記建物の
    出入口に設けられ、かつ、該判定手段により前記利用者
    が利用者本人として判定された場合に前記出入口を電気
    的に施錠、解錠する電気錠手段とを有することを特徴と
    するセキュリティ管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のセキュリティ管理シス
    テムにおいて、前記受信手段が前記媒体からの暗証番号
    を無線を介して受信可能な距離は、予め定めた距離以内
    とすることを特徴とするセキュリティ管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のセキュリティ
    管理システムにおいて、前記暗証番号は、数字、アルフ
    ァベット、記号文字のうちのいずれか1又は複数の組み
    合わせにより構成されることを特徴とするセキュリティ
    管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    セキュリティ管理システムにおいて、前記媒体は、該媒
    体が有する複数の入力ボタンのうちいずれか1つに、前
    記暗証番号を割り当てて登録し、該暗証番号を割り当て
    て登録した入力ボタンを押し下げることにより当該暗証
    番号を前記電気錠装置に送信できるようにしたことを特
    徴とするセキュリティ管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1に記載の
    セキュリティ管理システムにおいて、前記電気錠装置
    は、前記建物に設けられた出入口及び窓の一部又は全部
    の施錠状態を検知する検知手段と、該検知手段により検
    知された出入口及び窓の施錠状態に関する情報を前記媒
    体に対しネットワークを介して送信する送信手段とを有
    し、利用者が外出する際に、前記検知手段により検知さ
    れた出入口及び窓のうち1箇所以上施錠されていない場
    合、その施錠されていない箇所を通知するためのメッセ
    ージを前記媒体に送信できるようにしたことを特徴とす
    るセキュリティ管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のセキュリティ管理シス
    テムにおいて、前記送信手段は、利用者が外出する際
    に、前記検知手段により検知された出入口及び窓のうち
    1箇所以上施錠されていない場合、施錠されていない旨
    を通知するためのアラーム信号を前記媒体に送信し、該
    媒体は、該アラーム信号を受信し、該受信したアラーム
    信号に基づいてアラーム音を発信して利用者に通知でき
    るようにしたことを特徴とするセキュリティ管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1に記載の
    セキュリティ管理システムにおいて、前記電気錠装置
    は、利用者が外出する際、前記検知手段により施錠状態
    の検知対象とする出入口及び窓を、前記媒体からの暗証
    番号に応じて一括して施錠し、利用者が帰宅した際、前
    記媒体からの暗証番号に応じて前記出入口のみを選択的
    に解錠できるようにしたことを特徴とするセキュリティ
    管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1に記載の
    セキュリティ管理システムにおいて、前記電気錠装置
    は、1又は複数の緊急連絡先が有する端末装置とネット
    ワークを介して接続され、前記建物に設けられた出入口
    及び窓が施錠されている状態において、侵入者により施
    錠が解除された場合、該侵入者による施錠の解除を検知
    するための検知センサを有し、該検知センサに応じて前
    記出入口又は窓の施錠が解除された旨を通知するための
    アラーム信号又はメッセージを前記媒体にネットワーク
    を介して送信するとともに、予め決められた通報内容が
    設定された異常情報を前記端末装置に送信できるように
    したことを特徴とするセキュリティ管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のセキュリティ管理シス
    テムにおいて、前記電気錠装置は、前記検知センサに応
    じて前記出入口又は窓の施錠が解除された旨を通知する
    ためのアラーム音を発信することを特徴とするセキュリ
    ティ管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載のセキュリテ
    ィ管理システムにおいて、前記電気錠装置は、侵入者を
    監視するための監視カメラをさらに有し、前記建物に設
    けられた出入口及び窓が施錠されている状態において、
    侵入者により施錠が解除された場合、前記検知センサに
    応じて、前記監視カメラにより撮影された侵入者の画像
    情報を前記媒体に送信するとともに、前記侵入者の画像
    情報と、予め決められた通報内容が設定された異常情報
    とを前記端末装置に送信できるようにしたことを特徴と
    するセキュリティ管理システム。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし10のいずれか1に記
    載のセキュリティ管理システムにおいて、前記異常情報
    に設定する通報内容は、利用者の住所、氏名、携帯電話
    番号、異常の状態を示す定型文のうち、いずれか1又は
    複数を少なくとも含むことを特徴とするセキュリティ管
    理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか1に記
    載のセキュリティ管理システムにおいて、前記電気錠装
    置は、前記建物に設けられた出入口が施錠されている状
    態をリセットして解錠するためのリセット手段を有し、
    該リセット手段は、前記建物の所定の場所に取り付けら
    れ、利用者の暗証番号を入力することにより解錠できる
    ようにしたことを特徴とするセキュリティ管理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか1に記
    載のセキュリティ管理システムにおいて、前記媒体は、
    携帯電話又はPHS(Personal Handyp
    hone System)であることを特徴とするセキ
    ュリティ管理システム。
  14. 【請求項14】 利用者の暗証番号を入力し、該入力し
    た暗証番号を送信するための携帯可能な媒体から入力さ
    れた暗証番号に基づいて建物に設けられた出入口の施
    錠、解錠を電気的に行う電気錠装置と、建物におけるセ
    キュリティサービスを提供するサービス提供業者が有す
    るサーバ装置とがネットワークを介して接続されたセキ
    ュリティ管理システムにおいて、前記電気錠装置は、前
    記媒体から入力された暗証番号を無線を介して受信でき
    るように前記建物に取り付けられた受信手段と、利用者
    それぞれの暗証番号を少なくとも含む個人識別情報を予
    め記憶した記憶手段と、前記受信手段により受信した暗
    証番号と前記記憶手段により記憶した暗証番号とを比較
    し、比較した結果、前記暗証番号が一致した場合、前記
    利用者を利用者本人として判定する判定手段と、前記建
    物の出入口に設けられ、かつ、該判定手段により前記利
    用者が利用者本人として判定された場合に前記出入口を
    電気的に施錠、解錠する電気錠手段とを有することを特
    徴とするセキュリティ管理システム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のセキュリティ管理
    システムにおいて、前記電気錠装置は、前記建物に設け
    られた出入口及び窓が施錠されている状態において、侵
    入者により施錠が解除された場合、該侵入者による施錠
    の解除を検知するための検知センサを有し、該検知セン
    サに応じて前記出入口又は窓の施錠が解除された旨を通
    知するためのアラーム信号又はメッセージを前記媒体に
    ネットワークを介して送信するとともに、予め決められ
    た通報内容が設定された異常情報を前記サーバ装置に送
    信できるようにしたことを特徴とするセキュリティ管理
    システム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のセキュリティ管理
    システムにおいて、前記電気錠装置は、前記検知センサ
    に応じて前記出入口又は窓の施錠が解除された旨を通知
    するためのアラーム音を発信することを特徴とするセキ
    ュリティ管理システム。
  17. 【請求項17】 請求項14ないし16のいずれか1に
    記載のセキュリティ管理システムにおいて、前記電気錠
    装置は、侵入者を監視するための監視カメラをさらに有
    し、前記建物に設けられた出入口及び窓が施錠されてい
    る状態において、侵入者により施錠が解除された場合、
    前記検知センサに応じて、前記監視カメラにより撮影さ
    れた侵入者の画像情報を前記媒体に送信するとともに、
    前記侵入者の画像情報と、予め決められた通報内容が設
    定された異常情報とを前記サーバ装置に送信できるよう
    にしたことを特徴とするセキュリティ管理システム。
  18. 【請求項18】 請求項14ないし17のいずれか1に
    記載のセキュリティ管理システムにおいて、前記サービ
    ス提供業者は、複数の緊急連絡先を予め登録しておき、
    登録した緊急連絡先に対して優先順位を設定しておくこ
    とにより、前記異常情報の内容に応じて緊急連絡通報を
    行うに際し、優先順位が高い緊急連絡先から順に連絡を
    行う処理を実行することを特徴とするセキュリティ管理
    システム。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし18のいずれか1に記
    載のセキュリティ管理システムの機能を実現するための
    プログラム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のプログラムを記録
    した記録媒体。
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