JP3679761B2 - 遠隔管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管理対象を通信ネットワークを介して遠隔地にて管理するための遠隔管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、管理対象である住宅(家屋)、店舗等に設置された各種センサ(防犯、人感、火災、煙、地震等により住宅等の異常が検知された際に、防犯センター等に発報する、あるいは管理者である住宅の持ち主等に電子メールや電話(携帯電話も含む)等の手段で異常を通知する技術やサービスが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術では、管理対象である住宅等に異常が発生した場合に、異常発生が電子メール等で管理者に知らされるのみであり、管理対象の詳細な状況が分からないという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、管理対象の状況を画像により詳細に把握することができる遠隔管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための技術的手段は、管理対象を通信ネットワークを介して遠隔地にて管理するための遠隔管理システムにおいて、管理対象に対応して設けられる対象側端末局と、前記管理対象を管理する管理者に対応して設けられる複数の管理者側端末局と、基地局と、を備え、前記対象側端末局は、前記管理対象を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像によって得られた画像データを通信ネットワークを介して前記基地局に送信する第1の制御手段と、を備え、前記基地局は、送信先候補である前記管理者側端末局を特定するための情報のリストを記憶しており、前記対象側端末局から送信されてきた前記画像データを受信し、前記リストに含まれる前記管理者側端末局のうちの、前記通信ネットワークを介して前記管理者側端末局によって送信先として指定された前記管理者側端末局に前記画像データを通信ネットワークを介して送信し、前記各管理者側端末局は、画像出力機能を少なくとも有する出力手段と、前記基地局から送信されてきた前記画像データを受信し、その画像データを前記出力手段を介して出力する第2の制御手段と、を備え、前記対象側端末局は、前記管理対象の異常を検知する異常検知手段をさらに備え、前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、前記異常検知手段が前記異常を検知した場合に、前記管理者側端末局が前記出力手段を介して前記管理対象の異常を報知するための画像、文字情報及び音声の少なくとも一つを含む報知データ、又は前記管理者側端末局に前記出力手段を介して報知動作を行わせるための報知指令を、前記通信ネットワークを介して前記基地局に送信し、前記各管理者側端末局は、受信した所定の電波信号に基づいてその管理者側端末局の現在位置を検出する位置検出手段をさらに備え、前記各管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、前記位置検出手段によって検出された前記現在位置を示す位置データを、前記通信ネットワークを介して前記基地局に送信し、前記基地局は、さらに、前記対象側端末局から送信されてきた前記報知データ又は前記報知指令を受信し、前記報知データ又は前記報知指令を、前記管理者側端末局から送信されてきた前記位置データに基づいて、前記複数の管理者側端末局のうちの前記管理対象に最も近い管理者側端末局に前記通信ネットワークを介して優先的に送信し、前記各管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、前記基地局から送信されてきた前記報知データ又は前記報知指令を受信し、前記報知データを前記出力手段を介して出力する、又は前記出力手段を介して報知動作を行うことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
<全体構成の説明>
図1は本発明の一実施形態に係る遠隔管理システムのブロック図であり、図2は対象側端末局のブロック図であり、図3は基地局のブロック図であり、図4は管理者側端末局のブロック図である。この遠隔管理システムは、管理対象を通信ネットワーク1,3を介して遠隔地にて管理するためのものであり、図1に示すように、管理対象に対応して設けられる対象側端末局(ここでは、画像・音声配信機能付カメラ)5と、基地局7と、管理対象を管理する管理者に対応して設けられる管理者側端末局9とを備えている。対象側端末局5と基地局7との間、及び基地局7と管理者側端末局9との間は、インターネット等の通信ネットワーク1,3を介して接続可能とされている。その接続の態様は、常時接続あってもよく、あるいは必要な時のみ接続されるものであってもよい。
【0020】
管理対象としては、種々の対象が考えられるが、管理していないと心配なものなどが種々考えられる。例えば、住宅(留守中の自宅等)、店舗、オフィス、建築物の内外の様子、あるいは子供、ペット、老人、車両等の様子である。このため、対象側端末局5は、これらの管理対象の状況を遠隔地から把握できるような態様で設置する必要がある。
【0021】
この遠隔管理システムは、管理対象の管理者が、管理者側端末局9により、通信ネットワーク1,3、基地局7及び対象側端末局5を介して管理対象を管理するために用いられるのであるが、サービス提供者が、この遠隔管理システムをユーザ(管理対象の管理者)に事業として提供するようにしてもよい。この場合、基地局5は、サービス提供者の元に置かれ、サービス提供者は、例えば、その基地局5及び通信ネットワーク1,3を介した対象側端末局5と管理者側端末局9との間における情報の配信管理等を業として提供することとなる。
【0022】
管理者側端末局9としては、種々の情報端末局が利用可能であり、例えば携帯型の情報端末局(携帯電話機、PDA、ノートパソコン等)や、固定型の情報端末局(デスクトップパソコン等)が利用可能であり、複数の端末局9を設定することも可能である。
【0023】
<対象側端末局の説明>
対象側端末局5は、図2に示すように、カメラ本体11と、センサ(異常検知手段)13とを備えている。カメラ本体11は、▲1▼管理対象の画像、音声を所得し、その画像、音声を通信ネットワーク1を介して送出する機能、▲2▼センサ13の検知信号に基づいて管理対象の異常を発報する機能、▲3▼通信ネットワーク1を介して送信されてきた制御データに基づいて、予め関連付けられた制御対象機器15を制御する機能、及び▲4▼通信ネットワーク1を介して送信されてきた音声データに基づいて音声出力する機能などを有している。
【0024】
センサ13としては、主に管理対象の異常(何らかの変化を含む)を検知するためのものであり、種々のものが考えられるが、例えば、各種の犯罪行為を検知する防犯センサ(例えば、衝撃により犯罪行為を検知するものなど)、人感センサ(例えば、監視領域内にへの人の侵入あるいは管理領域における人の通過又は移動などを検出するセンサ)、火災発生を検知する火災センサ、発煙を検知する煙センサ、地震を検知する地震センサなどが用途に応じて選択されて使用される。これらのセンサ13は、管理対象の異常を検知すると、検知信号をカメラ本体11に出力する。
【0025】
カメラ本体11は、図2に示すように、マイク(入力受付手段)21、撮像部(撮像手段)23、カメラ機構部25、スピーカ(音声出力手段)27、信号処理部29,31及び制御部(第1の制御部)33を備えている。なお、この構成要素のうち、カメラ機構部25、スピーカ27、信号処理部31、及び制御部33内の機能要素である後述する制御処理部33cは、この遠隔管理システムの用途によっては省略可能である。
【0026】
マイク21は、監視対象にて生じる音声を取得する。マイク21によって取得された音声は、信号処理部29にてアナログ/ディジタル(A/D)変換によってデジタル信号に変換された後、圧縮処理されて音声データとして制御部33に与えられる。
【0027】
撮像部23は、監視対象の状況を撮像し、画像信号を出力する。撮像部23から出力された、画像信号は信号処理部29によってA/D変換処理及び圧縮処理が施され、画像データとして制御部33に与えられる。
【0028】
カメラ機構部25は、制御部33の制御により、撮像部23のズーム変更及びパン・チルトを行う。
【0029】
スピーカ27は、信号処理部31から与えられる音声信号を音声出力する。信号処理部31は、通信ネットワーク1を介して制御部33が受信した音声データに対し、伸張処理を施した後、ディジタル/アナログ(D/A)変換し、音声信号としてスピーカ27に出力する。
【0030】
制御部33は、プログラムによって動作するCPUを備えて構成され、この対象側端末局5の制御を統括するとともに、通信ネットワーク1を介した基地局1との間の通信処理を行う。制御部33の機能要素としては、発報処理部33a、通信処理部33b及び制御処理部33cなどがある。
【0031】
通信処理部33bは、通信ネットワーク1を介した基地局7との間の通信処理を行う。この通信処理部33bによって、この対象側端末局5から基地局7側に送信されるものとしては、例えば、後述する発報処理部33aによって作成された報知データ(又は報知指令)、及び、撮像部23及びマイク21等によって取得された監視対象の画像データ及び音声データがある。また、おkの通信処理部33bによって受信される基地局7からの受信データとしては、カメラ機構部25及び制御対象機器15を遠隔制御するための制御データ、及び、スピーカ27に音声出力させるための音声データなどがある。
【0032】
この通信処理部33bによる管理対象の画像データ及び音声データの基地局7への送信は、この対象側端末局5が起動している間は原則的として継続的に(あるいは一定周期で定期的に)行われるようにしてもよく、あるいは、外部から(例えば、通信ネットワーク1,3及び基地局1を介して管理者側端末局9から)送信指示が与えられたときだけ(あるいは指示された期間だけ)行われるようにしてもよい。あるいは、センサ13が管理対象の異常を検知した場合にのみ、画像データ及び音声データの送信が行われるようにしてもよい。但し、管理対象の異常を知らせるための報知データ(又は報知指令)の送信処理が行われる際には、通信負荷低減のため、画像データ(あるいは画像データ及び音声データ)の送信処理が停止される。
【0033】
発報処理部33aは、センサ13が管理対象の異常を検知した場合に、管理者側端末局9が管理対象の異常を管理者に報知するための画像、文字情報、及び音声の少なくとも一つを含む報知データ(又は管理者側端末局9に報知動作を行わせるための報知指令(例えば、管理者側端末局(携帯電話機等)に警報音を出力させるまめの指令等))を、通信ネットワーク1を介して基地局7に送信する。報知データとして、例えば異常発生を報知するための文字情報を含む電子メールを用いてもよい。なお、この報知データ(又は報知指令)の基地局7への送信処理は、通信ネットワーク1,3等の通信負担を軽減すべく、前述のように管理対象の画像データ(あるいは画像データ及び音声データ)の基地局7への送信処理が停止された状態で行われる。そして、報知データ(又は報知指令)の送信処理が完了した後、必要に応じて画像データ(あるいは画像データ及び音声データ)の送信処理が行われる(あるいは開始(又は再開))される。
【0034】
制御処理部33cは、通信ネットワーク1を介して送信されてきた制御データに基づいて、カメラ機構部25を駆動制御して撮像部23のズーム変更及びパン・チルト制御を行うとともに、制御対象機器15の制御を行う。
【0035】
制御対象機器15としては、種々のものが考えられるが、例えば、家庭電化製品(例えば、テレビジョン、ビデオデッキ、エアコンなど)、高熱機器、ガレージの電動シャッター、ペット用の自動給餌装置、防犯システム(システムのスイッチのオン、オフなど)などが考えられる。
【0036】
また、制御部33は、管理対象の画像データ(あるいは、画像データ及び音声データの両方)について、その画像データの取得時の時刻を示す時刻データを付与して基地局7に送信するようになっている。あるいは、この変形例として、管理対象の画像データ(あるいは、画像データ及び音声データの両方)について、対象側端末局5ではなく、基地局7で時刻データを付与するようにしてもよい。
【0037】
<基地局の説明>
基地局7は、プログラムによって動作するコンピュータによって構成され、図3に示すように、CPU等を備えて構成され、この基地局7の制御を統括する制御部41と、記憶装置(ハードディスク等)43とを備えている。この基地局7は、対象側端末局5と管理者側端末局9との間の通信ネットワーク1,3を介した情報の配信管理(配信先の特定、データ形式の変換、認証処理など)を行っている。
【0038】
記憶装置43には、対象側端末局5から送信されてきた管理対象の画像データ及び音声データ等の送信先候補である管理者側端末局5を特定するための情報(アドレス等)がリスト化されたデータベースが記憶されている。管理者は、管理者側端末局9により通信ネットワーク3を介して基地局7にアクセスし、そのデータベース内のリストから、画像データ等の送信先とすべき管理者側端末局9の指定又は指定の取り消し等を行うことにより、管理対象の画像データ等の送信先となる管理者側端末局9を変更又は追加することができる。この送信先の管理者側端末局9の変更又は追加は、リスト内の予め登録してある複数の端末局9のうちから、送信先とすべき端末局9を指定するだけでよいため、端末局9のアドレスの入力等の煩雑な設定のための操作は不要である。なお、この送信先の変更、追加は、後述する認証処理によって基地局7へのアクセスが許容された場合にのみ可能となる。
【0039】
制御部41は、その機能要素として、図3に示すように、配信管理部41a、認証処理部41b、データ形式変換部41c及び通信処理部41dを備えている。
【0040】
配信管理部41aは、記憶装置43に記憶されたデータバース内の前述のリストに基づいて、対象側端末局5から送信されてきた画像データ、音声データ及び報知データなどの送信先を特定するとともに、送信先(前記リスト)の管理を行っている。
【0041】
通信処理部41dは、この基地局7と対象側端末局5及び管理者側端末局9との間の通信ネットワーク1,3を介した情報通信処理を行う。この通信処理部41dの通信処理には、対象側端末局5から送信されてきた画像データ、音声データ及び報知データなどを、後述する配信管理部41aによって送信先として特定された管理者側端末局9に送信する処理が含まれる。また、管理者側端末局9から送信されてきた制御データ及び音声データなどを対象側端末局5に送信する処理も含まれる。
【0042】
認証処理部46bは、管理者側端末局9との間の認証処理を通信ネットワーク3を介して行う。認証処理は、管理者側端末局9から送信されてきたパスワードや管理者側端末局9に付与されたIDコードなどの認証データに基づいて行われ、認証処理の結果、認証が適合した場合にのみ、管理者側端末局9による基地局7への各種アクセス(例えば、制御データの基地局7を介した対象側端末局5への送信、管理対象の画像データ等の送信先の変更などのためのアクセス)が許容される。
【0043】
データ形式変換部41cは、管理対象側基地局5から送信されてくる画像データ及び音声データのデータ形式を、通信処理部41dによって送信される前に、その画像データ及び音声データの送信先の管理者側端末局9に適合する形式に変換する。画像データの場合のデータ形式の変換例としては、例えば、JPEG、Motion JPEG、Animation GIF、MPEG4などのデータ形式の間での変換が行われる。
【0044】
<管理者側端末局の説明>
管理者側端末局9は、図4に示すように、GPS処理部(位置検出手段)51と、制御部(第2の制御手段)53と、表示部55と、マイク57と、スピーカ59と、入力受付部61と備えている。このうち、表示部55及びスピーカ59が本発明に係る出力手段に対応しており、マイク57及び入力受付部61が本発明の入力受付手段に対応している。また、スピーカ59は、本発明に係る音声出力手段にも対応している。なお、この構成要素のうち、GPPS処理部51及びマイク59は、この遠隔管理システムの用途や、この管理者側端末局9の種類によっては省略可能である。例えば、管理者側端末局9の現在位置情報が不要な場合や、管理者側端末局9がデスクトップパソコン等で実現された固定局である場合(位置が決まっている場合)には、GPS処理部51は省略可能である。
【0045】
GPS処理部51は、人工衛星からのGPS信号を受信して管理者側端末局9の現在位置を検出して制御部53に与える。表示部55は画像(文字も含む)による表示出力を行う。マイク57は音声による入力を受け付ける。スピーカ59は音声出力を行う。入力受付部61は、各種の操作入力を受け付ける。
【0046】
制御部53は、プログラムによって動作するCPUを備えて構成されており、機能要素として、図4に示すように、信号処理部53a、通信処理部53b及び制御処理部53cを備えており、この管理者側端末局9の制御を統括する。
【0047】
通信処理部53は、通信ネットワーク3を介して基地局7との間の通信処理を行う。その通信処理には、基地局7を介して対象側端末局5から送信されてきた画像データ、音声データ及び報知データなどを受信する処理、基地局7を介して対象側端末局5に送信すべき制御データ及び音声データの送信処理、及び、GPS処理部51によって検出された現在位置を示す位置データの送信処理、及び、認証処理のための認識情報の送信処理などが含まれる。
【0048】
信号処理部53aは、通信処理部53bが受信した基地局7からの画像データ及び音声データを伸張処理するとともに、必要に応じてD/A変換して表示部55及びスピーカ59に与え、表示部55及びスピーカ57を介して表示出力及び音声出力する。また、信号処理部53aは、マイク57から与えられる音声信号をA/D変換するとともに圧縮処理して通信処理部53に与える。
【0049】
制御処理部53cは、基地局7を介して対象側端末局5から送信されてきた報知データ(又は報知指令)に基づいて、管理対象の異常を報知するための報知処理を行う。例えば、管理対象の異常を報知するための文字情報(電子メール等)が送信されてきた場合には、その文字情報を表示部55に表示させる。あるいは、異常を報知するための音声(音声によるメッセージ等)が送信されてきた場合には、その音声をスピーカ59を介して出力する。あるいは、異常報知のための所定の表示出力又は音声出力(警報音等)を出力すべき旨の指令(報知指令)が送信されてきた場合には、その指令に対応する出力処理を表示部55又はスピーカ59を介して行う。
【0050】
また、制御処理部53cは、基地局5の設定状態の変更(管理対象側基地局5から送信される管理対象の画像データ等の送信先指定の変更等)のための管理者からの入力を入力受付部61(又はマイク57)を介して受け付け、通信処理部53bと共働して設定状態の変更処理を行う。
【0051】
さらに、制御処理部53cは、通信処理部53bと共働してこの管理者側端末局9と基地局7との間の認証のための処理を行う。この場合、管理者の個人認証のためのパスワードの入力が必要な場合には、入力受付部61等を介したパスワードの受け付けも行う。
【0052】
また、制御処理部53cは、対応する対象側端末局5の制御対象要素(撮像部23のズーム変更及びパン・チルト制御、制御対象機器15の制御)の制御のための管理者からの入力を入力受付部61(又はマイク57)を介して受け付け、その制御内容に応じた制御データを生成して、その制御データを通信処理部53bと共働して基地局7を介して対象側端末局5に送信する。
【0053】
<第1の利用態様例>
以下に、本実施形態に係る遠隔管理システムの動作説明も兼ねてその利用態様例を記載する。なお、下記の利用態様例はあくまでも例示であり、これに限定されるものではない。
【0054】
第1の利用態様例としては、遠隔管理システムを用いて管理対象の画像データ及び音声データ、異常発生時の報知データを遠隔地の管理者に配信することが考えられる。この利用態様例では、自宅、店舗及び幼児等の管理対象の画像データ及び音声データが対象側端末局5から通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して、基地局7に予め送信先として指定してある管理者側端末局9に配信される。
【0055】
また、管理対象に異常(住宅への侵入者等)が発生した場合には、その異常が対象側端末局5によって検知され、対象側端末局5から異常を報知するための報知データ(又は報知指令)が、通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して、基地局5に送信先として予め指定してある管理者側端末局9に自動的に配信され、管理者に異常が報知される。
【0056】
この異常発生の際、基地局5の制御部41が、対象側端末局5から送信されてきた報知データ(又は報知指令)に応答して、所定の通信経路(電話回線、通信ネットワーク等)を介して、予め登録されている通報先(警察、警備会社、消防署等)に自動的に通報処理を行うようにしてもよい。
【0057】
この場合、センサ13として備えられた防犯センサが異常検知した場合(住宅等への侵入者あり)には、管理者側端末局9を介して管理者に防犯異常を報知するとともに、警備会社に防犯異常を通報する一方、センサ13として備えられた火災センサにより火災発生が検知された場合には、管理者側端末局9を介して管理者に火災発生を報知するとともに、消防署に火災発生を報知するなど、異常の内容に応じて報知先が自動的に切り替えられるようにするのが好ましい。
【0058】
また、この場合、異常発生が検知された場合、センサ13の誤動作等の場合も考慮して、管理者への報知のタイミングと、警察、消防署等への報知のタイミングとを時間的にずらしてもよい。例えば、異常発生検知時に、まず管理者に報知し、その後、管理者からの管理者側端末局9を介した基地局7への対応(例えば、警察等への報知動作の停止指令等)がないまま一定時間を経過した場合にもみ、基地局7が警察等への自動的に報知動作を行うようにしてもよい。
【0059】
また、基地局7による管理者への異常発生の報知処理においては、管理者側端末局9から基地局7に送信される位置データにより基地局7にて管理者の現在位置が認識できるため、その位置データを有効に利用することも可能である。例えば、管理者と管理対象との位置関係や距離、あるいは複数の管理者が存在する場合には管理者間の位置関係などに基づいて、異常報知の報知内容等の報知態様を変化させることが可能である。
【0060】
その具体例としては、例えば、異常発生(防犯異常)の際に、管理者の近辺に警察署などがある場合には、状況に応じて警察に行くことを薦めるような報知処理が可能である。あるいは、管理者が複数(家族等)存在する場合において、自宅に軽微な異常又は突然の来訪者(人感センサで検知)などがあった場合には、最も自宅の近くにいる管理者に優先的にその旨を報知するような報知処理などが可能である。
【0061】
このように、管理対象の画像が通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して管理者側端末局9に送信されるため、管理者がその送信されてきた画像により管理対象の状況を詳細に認識しつつ管理を行うことができる。
【0062】
また、管理対象の画像データ等が一旦基地局7に送られ、その基地局7から管理者側端末局9に送られる構成であるため、基地局7に画像データ等の送信先を登録しておくことにより、登録した送信先に画像データ等を容易に割り振って送信することができるとともに、送信先の追加、変更等を容易に行うことができ、また、画像データ等の配信先の管理を一括して容易に行うことができる。例えば、留守中に、管理者がオフィスに居るとときはオフィスのパソコンを配信先の管理者側端末局9と設定して、そのパソコンで監視対象である留守中の自宅の画像等を受信し、オフィスを出た際には基地局7の配信の設定状態を変更して、携帯電話機等を配信先の管理者側端末局9に変更し、携帯電話機によって自宅の画像を受信することができる。
【0063】
さらに、管理対象の画像だけでなく音声も通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して管理者側端末局9に送られるようになっているため、画像及び音声に基づいて管理対象の状況をより詳細に把握して管理を行うことができる。
【0064】
また、管理対象の画像データのデータ形式を、各管理者側端末局9に適合する形式に基地局7にて自動的に変換することができ、管理者側端末局9の側等でデータ形式の変換を行う必要がない。
【0065】
さらに、対象側端末局5に管理対象の異常を検知するセンサ13が設けられ、管理対象に異常が生じた際に、対象側端末局5から発せられた報知データ(又は報知指令)が、通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して管理者側端末局9に送られ、その報知データ(又は報知指令)に基づいて管理者側端末局9による報知が行われるため、管理者に管理対象の異常を迅速に知らせることができる。
【0066】
また、管理対象に異常が発生した場合には、対象側端末局5からの管理対象の画像データの送信処理が停止された状態で異常を知らせるための報知データ(又は報知指令)のみが対象側端末局5から通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して管理者側端末局9に送信されるため、画像データの送信を停止して通信負担を軽減した状態で、異常を知らせるための報知データ(又は報知指令)のみを確実に送信することができる。
【0067】
さらに、管理対象の異常発生を、基地局7を通じて予め登録された通報先に自動的に通報することができる。
【0068】
また、基地局7と管理者側端末局9との間で必要に応じて認証処理が行われるため、関係のない第三者によって基地局7の設定内容を変更されてしまったり、対象側端末局5が遠隔操作されてしまったりする等の不都合を防止することができる。
【0069】
さらに、対象側端末局5から通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して管理者側端末局9に与えられた情報(音声データ等)には取得時の時刻データが付与されているため、例えば情報の伝送過程で遅延が生じた場合などに、管理者側端末局9側にて、その時刻データに基づいて対象側端末局5側で画像データ等が取得された時間を容易に認識することができる。また、管理対象の画像データ等を基地局7又は管理者側端末局9で保存した場合に、その付与された時刻データを用いることにより、画像データ等の検索を容易に行うことができる。
【0070】
<第2の利用態様例>
第2の利用態様例としては、この遠隔管理システムを用いることにより対象側端末局5を管理者側端末局9を用いて遠隔操作することが可能である。具体的には、管理者側端末局5にて遠隔操作のための所定の入力を行うことにより、その入力内容に応じた制御データが通信ネットワーク1,3及び基地局5を介して対象側端末局5に送られ、これによって対象側端末局5における撮像部23のズーム変更、パン・チルト制御、各種制御対象機器15の遠隔操作できるようになっている。なお、制御対象機器15の具体例は、前述の通りである。
【0071】
また、対象側端末局5にて音声入力を行うことにより、その音声を通信ネットワーク1,3及び基地局5を介して対象側端末局5に送り、対象側端末局5に音声出力させることができる。これにより、異常発生時に、侵入者を音声により威嚇したり、住宅や店舗に居る者(あるいはペットやペットロボット)に音声で指示を与えることができる。
【0072】
<第3の利用態様例>
第3の利用態様例として、管理対象である住宅や店舗の扉付き又は扉なしの入口部(玄関等)に対象側端末局5のカメラ本体11を設置し、対象側端末局5によって入口部の状況を撮像するとともに入口部を通過しようとする者からの音声入力を受け付けるようにすることにより、この遠隔管理システムを用いて、留守中の住宅等の来訪者(侵入者も含む)に対する応対を遠隔地に居ながらにして行うことができる。
【0073】
すなわち、住宅(自宅)への来訪者によって対象側端末局5に入力された音声が、その玄関の画像とともに、通信ネットワーク1,3及び基地局5を介して管理者側端末局9に送られて出力されるとともに、管理者側端末局9にて入力された音声が、通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して対象側端末局5に送られて出力されるため、遠隔地にて、自宅の玄関に居る者や入口部の状況を画像により確認しながら、玄関に居る者等との対応を音声により行うことができる。これによって、例えば、自宅の中にあたかも自分が居るかのごとく装って遠隔地から来訪者に対する対応を行ったり、不審な侵入者に遠隔地から音声により威嚇を与えたりすることができる。
【0074】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、管理対象の画像が通信ネットワーク及び基地局を介して管理者側端末局に送信されるため、管理者がその送信されてきた画像により管理対象の状況を詳細に認識しつつ管理を行うことができる。
【0075】
また、管理対象の画像が一旦基地局に送られ、その基地局から管理者側端末局に送られる構成であるため、基地局に画像の送信先を登録しておくことにより、登録した送信先に画像を容易に割り振って送信することができるとともに、送信先の追加、変更等を容易に行うことができ、また、画像の配信先の管理を一括して容易に行うことができる。
【0078】
また、対象側端末局に管理対象の異常を検知する異常検知手段が設けられ、管理対象に異常が生じた際に、対象側端末局から発せられた報知データ又は報知指令が、通信ネットワーク及び基地局を介して管理者側端末局に送られ、その報知データ又は報知指令に基づいて管理者側端末局による報知が行われるため、管理者に管理対象の異常を迅速に知らせることができる。
【0086】
また、管理者側端末局の位置検出手段によって管理者側端末局の現在位置が検出され、その検出された現在位置を示す位置データが、通信ネットワークを介して基地局に送られるため、基地局での処理にその位置データを有効に用いることができる。そして、送信先として複数の管理者側端末局が指定されている場合において、管理対象の異常を報知する際に、管理対象の最も近くに位置する管理者側端末局に優先的に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遠隔監視システムのブロック図である。
【図2】対象側端末局のブロック図である。
【図3】基地局のブロック図である。
【図4】管理者側端末局のブロック図である。
【符号の説明】
1,3 通信ネットワーク
5 対象側端末局
7 基地局
9 管理者側端末局
Claims (1)
- 管理対象を通信ネットワークを介して遠隔地にて管理するための遠隔管理システムにおいて、
管理対象に対応して設けられる対象側端末局と、
前記管理対象を管理する管理者に対応して設けられる複数の管理者側端末局と、
基地局と、
を備え、
前記対象側端末局は、
前記管理対象を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の撮像によって得られた画像データを通信ネットワークを介して前記基地局に送信する第1の制御手段と、
を備え、
前記基地局は、
送信先候補である前記管理者側端末局を特定するための情報のリストを記憶しており、前記対象側端末局から送信されてきた前記画像データを受信し、前記リストに含まれる前記管理者側端末局のうちの、前記通信ネットワークを介して前記管理者側端末局によって送信先として指定された前記管理者側端末局に前記画像データを通信ネットワークを介して送信し、
前記各管理者側端末局は、
画像出力機能を少なくとも有する出力手段と、
前記基地局から送信されてきた前記画像データを受信し、その画像データを前記出力手段を介して出力する第2の制御手段と、
を備え、
前記対象側端末局は、
前記管理対象の異常を検知する異常検知手段をさらに備え、
前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、
前記異常検知手段が前記異常を検知した場合に、前記管理者側端末局が前記出力手段を介して前記管理対象の異常を報知するための画像、文字情報及び音声の少なくとも一つを含む報知データ、又は前記管理者側端末局に前記出力手段を介して報知動作を行わせるための報知指令を、前記通信ネットワークを介して前記基地局に送信し、
前記各管理者側端末局は、
受信した所定の電波信号に基づいてその管理者側端末局の現在位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
前記各管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、
前記位置検出手段によって検出された前記現在位置を示す位置データを、前記通信ネットワークを介して前記基地局に送信し、
前記基地局は、さらに、
前記対象側端末局から送信されてきた前記報知データ又は前記報知指令を受信し、前記報知データ又は前記報知指令を、前記管理者側端末局から送信されてきた前記位置データに基づいて、前記複数の管理者側端末局のうちの前記管理対象に最も近い管理者側端末局に前記通信ネットワークを介して優先的に送信し、
前記各管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、
前記基地局から送信されてきた前記報知データ又は前記報知指令を受信し、前記報知データを前記出力手段を介して出力する、又は前記出力手段を介して報知動作を行うことを特徴とする遠隔管理システム。
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