JP2004080074A - モニタ設備設置住宅 - Google Patents
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Abstract
【課題】自宅での異常をセンサで検出したとき、異常の生じた場所の画像を外出先や警備会社で確認することができるモニタ設備設置住宅を提供する。
【解決手段】住宅内にTVカメラ22、24とセンサユニット12A、14Aを設置し、センサユニットが異常を検出すると、TVカメラの撮像画像を警備会社42を含む所定アドレスにインターネット経由で送信するようにした。また、撮像範囲、撮像方向を外部信号により制御可能とし、現在の画像をも遠隔監視可能とした。
【選択図】 図1
【解決手段】住宅内にTVカメラ22、24とセンサユニット12A、14Aを設置し、センサユニットが異常を検出すると、TVカメラの撮像画像を警備会社42を含む所定アドレスにインターネット経由で送信するようにした。また、撮像範囲、撮像方向を外部信号により制御可能とし、現在の画像をも遠隔監視可能とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅に関し、特に通信機能を利用して遠隔地に自宅などの画像情報を送信したり、遠隔地から自宅等の情報を得ることができるモニタ設備設置住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】
一戸建てであれ、集合住宅であれ、留守中の自宅のセキュリティ確保のためには、これまで様々な技術が用いられている。従来の方式としては、自宅の状況をセンサなどによりモニタリングして、火災警報・ガス漏れ警報・非常通報・防犯警報などを発するものがある。また、オンラインセキュリティシステム(マンション管理会社や警備会社のシステム)に加入契約するなどして、モニタリングした情報が警備会社に通報され、警備員などが火災・不審者の侵入などに対応するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの従来の技術はいずれも温度センサ、煙センサ、発熱体センサ、開閉センサなどの各種センサが異常を検出したときに警備会社に通報が行われ、警備会社の社員が、通報ごとに対象物件の部屋や家屋などに駆けつけるものであった。したがって、従来のセキュリティシステムでは誤報が多く、警備会社の社員が駆けつけたものの、何ら異常がない場合も多かった。
【0004】
したがって、本発明は各種センサにより異常が検出されたときの、当該センサの設置されている部屋の状況を画像として配信し、契約している警備会社にて、あるいは当該自宅の所有者や使用者が外出先から自宅の異常状態を画像にて確認することができるモニタ設備を備えた住宅を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では住宅内にTVカメラを設置し、所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態を検出するセンサ手段を設け、センサ手段が異常状態を検出したとき、映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信するようにしている。
【0006】
すなわち本発明によれば、住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態を検出するセンサ手段と、
前記センサ手段が前記異常状態を検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅が提供される。
【0007】
また本発明によれば、住宅内の複数の部屋にそれぞれ設置され、それぞれが所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力する複数のTVカメラと、
前記複数の部屋の前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態をそれぞれ検出する複数のセンサ手段と、
前記複数のセンサ手段の1つが前記異常状態を検出したとき、当該センサ手段の設置されている部屋の前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅が提供される。
【0008】
また本発明によれば、住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記映像信号を処理して、所定時間にわたって、前記撮像した画像に動きがないことを検出する検出手段と、
前記検出手段が前記撮像した画像に動きがないことを検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅が提供される。
【0009】
また本発明によれば、住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態を検出するセンサ手段と、
前記センサ手段が前記異常状態を検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部と、
外部からの画像要求信号に応答し、現在の画像をインターネット経由で前記所定の警備会社又は前記所定のアドレスに送信するよう前記送信部を制御する送信制御部とを、
備えたモニタ設備設置住宅が提供される。
【0010】
また、TVカメラの撮像範囲、撮像方向を制御する制御部と、外部からの制御信号を受信して制御部に制御信号を送る受信部とを更に有することは本発明の好ましい態様である。
【0011】
また、センサ手段が複数の異常状態を検出可能であり、異常状態を検出したときに異常状態の種類を特定するデータをさらに送信するよう構成することは、本発明の好ましい態様である。また、複数のセンサ手段が設けられている場合に、これらのうち、異常を検出したセンサ手段を特定するデータをさらに送信するよう構成することは、本発明の好ましい態様である。また、前記映像信号に、モザイクをかけてから外部に送信する画像処理手段をさらに有することは、本発明の好ましい態様である。
【0012】
また、TVカメラが音声をピックアップして映像信号と多重して出力するものであることは本発明の好ましい態様である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係るモニタ設備設置住宅の好ましい実施の形態を模式的に示すとともに、本発明によるモニタリングの構成を説明する概念図である。
【0014】
図1において、モニタ設備設置住宅(自宅とも言う)10には、複数の部屋があるが、そのうち子供部屋12とペットルーム14のみが示されている。これらの部屋12、14の天井には、駆動装置26、28にそれぞれ載置されたTVカメラ22、24が取り付けられている。駆動装置26、28はTVカメラ22、24を360度回転させたり、所定回転位置で水平から垂直の間の所定角度に制御する機能、並びにズーム機能を有している。これらの制御は送受信部20から与えられる制御信号によりなされる。なお、TVカメラ22、24又は駆動装置26、28に制御信号を送り、フォーカス制御などを行うようにすることもできる。これらの部屋12、14の天井には、さらにセンサユニット12A、14Aがそれぞれ取り付けられている。各センサユニット12A、14Aは、温度センサ、煙センサ、特定ガスセンサ、発熱体センサ、移動物体センサ、開閉センサなど複数の異なる対象を検出するセンサを含むことができる。各センサユニット12A、14Aの出力信号は、送受信部20に送られる。
【0015】
各TVカメラ22、24の出力信号は、ルーター16を介して送受信部20に与えられる。送受信部20では、2つのTVカメラ22、24からの映像信号を時分割多重したり、あるいは複数画面を合成して1つの画像の信号としたりして送出することができる。送受信部20は、ルーター16から与えられる映像信号を電話回線や図示省略のプロバイダなどを経由してインターネット30に送出する。なお、送受信部20は、インターネット30を経由して外部から与えられるコマンド信号を受信してルーター16に制御信号を与える機能をも有している。
なお、ルーター16と送受信部20の代わりに、これらの機能と簡単なパソコン機能を有する装置としての、例えばキャノン(株)製のネットワークカメラVB−C10型や、VB−C10R型、並びにネットワークカメラサーバVB101型などを用いることができる。
【0016】
インターネット30には、警備会社42のサーバ44と、契約プロバイダなどのサーバ40(自宅やその他に設置したサーバでもよい)が接続されているものとする。警備会社42のサーバ44は、LANなどを介して複数の端末46、48に接続されていて、異常状態を画像にて監視可能とされている。また、プロバイダのサーバ40は、パソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36などが無線にて接続されているものとする。なお、これらの他にPDAや、ゲーム機などで通信機能を有するものをサーバ40に接続して携帯電話などと同様に使用することができる。ここで携帯電話34としては、例えばIモード(登録商標)と呼ばれるインターネットアクセス機能を有するものを用いる。次世代携帯電話36としては、例えばNTTドコモ社のIMT−2000と称される現行の携帯電話より約40倍の高速通信が可能なものを用いることができる。なお、インターネット30への接続は、アナログ公衆回線、ISDN、ADSL、光ケーブルによるブロードバンド回線などを用いることができる。また、サーバ40と上記パソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36の間の接続は、無線LAN、インターネットなどによることができ、具体的な回線としては、アナログ公衆回線、ISDN、ADSL、光ケーブルによるブロードバンド回線などを用いることができる。
【0017】
本発明のモニタ設備設置住宅並びに図1に示したシステムは次のように動作する。例えば、自宅10に幼児とペットがそれぞれ子供部屋12とペットルーム14にいる状態で当該自宅の居住者が勤務先にて勤務しているものとする。当該居住者は、勤務先で仕事に使用しているパソコン32を用いて自宅のホームページにアクセスし、TVカメラ22、24が撮像した画像を見ることができる。このとき、自宅の画像を小さなウインドウーで表示しておけば、仕事を中断することなくリアルタイムで自宅の状況をモニタリングすることができる。
【0018】
なお、画像のみならず音声のモニタリングも可能である。すなわち、TVカメラ22、24に付属のマイクロフォンで拾った音声の信号を画像信号と合成することにより容易に伝送できる。また、自宅の音声を遠隔地で聴くのではなく、子供やペットに話しかけるよう構成することができる。この場合、直接話しかけた言葉の音声を送信することもできるし、あらかじめパターン化された複数種類の音声メッセージを記録しておき、外部からのコマンドにより所望のメッセージを選択して再生するようにしてもよい。
【0019】
なんらかの異常が発生すると、センサユニット12A、14Aからアラーム信号が送受信部20に送信される。送受信部20は、アラーム信号を受けると、そのときの画像をインターネット30を経由して警備会社42のサーバ44とプロバイダなどのサーバ40に送信する。今、ペットルーム14に異常が発生したものとすると、TVカメラ24の画像が送信され、サーバ40、44に蓄積される。また、アラーム信号をE−メール(単にメールとも言う)で各サーバ40、44に送り、パソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36や各端末46、48などを通じて利用者や警備会社の担当社員に報知することができる。
【0020】
なお、これらのパソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36や各端末46、48では、特定の発信元からのメールを特定の着信メロディーやその他の音声、あるいは光の点滅として報知するようにして、異常を素早く察知することが可能とすることができる。かかるメールを受信したり、メールに基づく音声や光の点滅として報知を受けた利用者や警備会社の担当社員は、パソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36や各端末46、48などを通じてサーバ40、44にアクセスして、送信済の画像を目視にて確認することができる。この確認行為により、異常状態がどのようなものであるかを確認することができる。火災や不法侵入者などの場合は、画像で確認できるので、直ちに119番や110番の通報を行ったり、現場に駆けつけるなどの処置を採ることができる。センサユニット12A、14Aが異常を検出してからメールが送信されるまでの時間は、十数秒〜1分程度であり、殆どリアルタイム的に現場の画像を確認することが可能である。
【0021】
また、サーバ40、44に蓄積されている画像は、センサユニット12A、14Aが異常を検出したときのものであるが、現在の画像を見たいときは、現在の画像を送信するようパソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36や各端末46、48などから送受信部20に指示することにより、現在の画像を入手して目視することができる。
【0022】
図2は、図1中の送受信部20の制御手順を示すフローチャートである。送受信部20は、図示省略の送信機と受信機と、メモリとこれらを制御するCPU(中央演算処理装置)とインターフェイスなどを有している。センサユニット12A、14Aからの信号には、センサユニットの番号(設置場所を示す)と、異常の種類を示すコードが含まれている。また、CPUには、時計が付属していて現在時刻を入手可能である。図2のフローチャートにおいて、ステップS1では所定のイニシャライズが行われ、CPU内部のレジスタとメモリの一部のデータが消去される。ステップS2では、各TVカメラ22、24からの画像信号を取得してメモリに順次記録していく。メモリ容量が大きい場合は、所定時間の動画として記録することが可能であり、メモリ容量が少ない場合は、静止画として記録する。ステップS3では、あらかじめ指定した、あるいは外部からのコマンドで指定された画像の種類を判断する。画像の種類としては、複数の画像を同一画面に縮小表示するマルチ画像と、順次切り替えて表示する順次画像がある。マルチ画像が指定されている場合は、ステップS4で各TVカメラ22、24からの画像信号を処理して、画像を縮小し左右に並べるなどの合成により1つの画面に2つの画像を配してメモリに記録する(ステップS4)。一方、順次画像が指定されている場合は、各TVカメラ22、24からの画像信号を切り替えて、順次送出できるようメモリに記録しておく(ステップS5)。
【0023】
その後、ステップS6でメモリに記録されている画像を読み出して前述のサーバ40、44に送信する。したがって、現在の撮像画像がほぼリアルタイムで送信される。ステップS7ではセンサユニット12A、14Aからの信号が受信され、ステップS8で異常発生の有無が検出される。異常がなければ、ステップS2に戻る。異常があると、ステップS9で異常の発生した日時のデータと、異常の発生した場所(センサユニット12A、14Aの固有番号などにより特定される)と、異常の種類を示すデータを、当該以上の発生した場所の画像と共に送信する。すなわち、ペットルーム14に異常が発生した場合は、TVカメラ24の画像信号が送信される。なお、これらのデータは、テレビの文字放送と同様の原理でサーバ40、44にて文字化して画像に重ねて表示されるよう、例えば画像信号の垂直帰線区間にコードデータとして重畳記録することができる。また、画像の送信と共にステップS9では、所定アドレスに異常があったことをメールで通報する。通報を受けた利用者や警備会社では、サーバ40、44からそれぞれ画像データを読み出し、異常の内容を目視にて確認することができる。さらに、メールの受信から時間が経過している場合は、通報を受けた利用者や警備会社では現在の状況を見たいので、送受信部20にアクセスして送信要求を行い、現在の画像を送信するよう指示することができる。
【0024】
ステップS10では、外部からの、すなわち利用者や警備会社からの現在画像の送信要求の有無を判断する。送信要求が無い場合は、ステップS9へ戻り、有る場合は、ステップS2に戻り、ステップS6で前述のように現在画像を送信する。なお、図2のフローチャートでは省略しているが、外部からのTVカメラ22、24の撮像範囲及び/又は撮像方向を制御する制御信号が受信された場合は、その制御信号によって、駆動装置26、28が制御され、角度制御やズーム制御などが行われ所望の位置の画像を所望の大きさで撮像することが可能となる。
【0025】
以上説明したように本発明では、住宅内の特定の空間(玄関、台所、子供部屋、老人の部屋、トイレ、浴室、ペットルームなど)にカメラとセンサユニットを設置し、特定の空間内における異常を検出すると、その状況をカメラで撮影して、画像を警備会社42や契約プロバイダなどのサーバ40、44に送信するので、異常が発生したことの報知を受けたとき、どのような異常状態なのかを目視により確認することができる。また、必要に応じて現在の画像を入手して目視することも可能である。さらに、老人や要介護者の監視の場合、画像の動きを自動的に検知して、一定時間動きがない場合に、画像を送信するようにし、また、プライバシー保護の観点から、画像にモザイクをかけて送信することもできる。
【0026】
なお、上記実施の形態では、子供部屋やペットルームを撮像する例を挙げて説明しているが、撮像する場所は、玄関の施錠状態を確認したり、台所の火の回りを確認したり、老人や要介護者の部屋や入浴状況、トイレでの状態などを確認するなど様々な場所を適宜選定することができることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、異常が生じた場合、これをセンサにて検出して、その部屋の画像を警備会社を含む所定の送信先に送信するようにしているので、外出先などから自宅の様子を画像にて確認することができ、また警備会社でも異常の内容を確認して素早く処置することができる。また、必要に応じて現在の画像を送信させて、現状を知ることもできる。さらに、老人や要介護者の監視の場合、動きを自動的に検知して、所定時間動きが無いときに、自動的に画像を送信するようにすることができ、この場合、プライバシー保護の観点から、モザイクをかけることができる。また、画像と併せて、音声をも送信することができるので、自宅などの状況をより的確に知ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモニタ設備設置住宅の好ましい実施の形態を模式的に示すとともに、本発明によるモニタリングの構成を説明する概念図である。
【図2】図1の送受信部の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 モニタ設備設置住宅
12 子供部屋
12A、14A センサユニット
14 ペットルーム
16 ルーター
20 送受信部
22、24 TVカメラ
26、28 駆動装置
30 インターネット
32 パソコン
34 携帯電話
36 次世代携帯電話
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅に関し、特に通信機能を利用して遠隔地に自宅などの画像情報を送信したり、遠隔地から自宅等の情報を得ることができるモニタ設備設置住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】
一戸建てであれ、集合住宅であれ、留守中の自宅のセキュリティ確保のためには、これまで様々な技術が用いられている。従来の方式としては、自宅の状況をセンサなどによりモニタリングして、火災警報・ガス漏れ警報・非常通報・防犯警報などを発するものがある。また、オンラインセキュリティシステム(マンション管理会社や警備会社のシステム)に加入契約するなどして、モニタリングした情報が警備会社に通報され、警備員などが火災・不審者の侵入などに対応するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの従来の技術はいずれも温度センサ、煙センサ、発熱体センサ、開閉センサなどの各種センサが異常を検出したときに警備会社に通報が行われ、警備会社の社員が、通報ごとに対象物件の部屋や家屋などに駆けつけるものであった。したがって、従来のセキュリティシステムでは誤報が多く、警備会社の社員が駆けつけたものの、何ら異常がない場合も多かった。
【0004】
したがって、本発明は各種センサにより異常が検出されたときの、当該センサの設置されている部屋の状況を画像として配信し、契約している警備会社にて、あるいは当該自宅の所有者や使用者が外出先から自宅の異常状態を画像にて確認することができるモニタ設備を備えた住宅を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では住宅内にTVカメラを設置し、所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態を検出するセンサ手段を設け、センサ手段が異常状態を検出したとき、映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信するようにしている。
【0006】
すなわち本発明によれば、住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態を検出するセンサ手段と、
前記センサ手段が前記異常状態を検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅が提供される。
【0007】
また本発明によれば、住宅内の複数の部屋にそれぞれ設置され、それぞれが所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力する複数のTVカメラと、
前記複数の部屋の前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態をそれぞれ検出する複数のセンサ手段と、
前記複数のセンサ手段の1つが前記異常状態を検出したとき、当該センサ手段の設置されている部屋の前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅が提供される。
【0008】
また本発明によれば、住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記映像信号を処理して、所定時間にわたって、前記撮像した画像に動きがないことを検出する検出手段と、
前記検出手段が前記撮像した画像に動きがないことを検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅が提供される。
【0009】
また本発明によれば、住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態を検出するセンサ手段と、
前記センサ手段が前記異常状態を検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部と、
外部からの画像要求信号に応答し、現在の画像をインターネット経由で前記所定の警備会社又は前記所定のアドレスに送信するよう前記送信部を制御する送信制御部とを、
備えたモニタ設備設置住宅が提供される。
【0010】
また、TVカメラの撮像範囲、撮像方向を制御する制御部と、外部からの制御信号を受信して制御部に制御信号を送る受信部とを更に有することは本発明の好ましい態様である。
【0011】
また、センサ手段が複数の異常状態を検出可能であり、異常状態を検出したときに異常状態の種類を特定するデータをさらに送信するよう構成することは、本発明の好ましい態様である。また、複数のセンサ手段が設けられている場合に、これらのうち、異常を検出したセンサ手段を特定するデータをさらに送信するよう構成することは、本発明の好ましい態様である。また、前記映像信号に、モザイクをかけてから外部に送信する画像処理手段をさらに有することは、本発明の好ましい態様である。
【0012】
また、TVカメラが音声をピックアップして映像信号と多重して出力するものであることは本発明の好ましい態様である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係るモニタ設備設置住宅の好ましい実施の形態を模式的に示すとともに、本発明によるモニタリングの構成を説明する概念図である。
【0014】
図1において、モニタ設備設置住宅(自宅とも言う)10には、複数の部屋があるが、そのうち子供部屋12とペットルーム14のみが示されている。これらの部屋12、14の天井には、駆動装置26、28にそれぞれ載置されたTVカメラ22、24が取り付けられている。駆動装置26、28はTVカメラ22、24を360度回転させたり、所定回転位置で水平から垂直の間の所定角度に制御する機能、並びにズーム機能を有している。これらの制御は送受信部20から与えられる制御信号によりなされる。なお、TVカメラ22、24又は駆動装置26、28に制御信号を送り、フォーカス制御などを行うようにすることもできる。これらの部屋12、14の天井には、さらにセンサユニット12A、14Aがそれぞれ取り付けられている。各センサユニット12A、14Aは、温度センサ、煙センサ、特定ガスセンサ、発熱体センサ、移動物体センサ、開閉センサなど複数の異なる対象を検出するセンサを含むことができる。各センサユニット12A、14Aの出力信号は、送受信部20に送られる。
【0015】
各TVカメラ22、24の出力信号は、ルーター16を介して送受信部20に与えられる。送受信部20では、2つのTVカメラ22、24からの映像信号を時分割多重したり、あるいは複数画面を合成して1つの画像の信号としたりして送出することができる。送受信部20は、ルーター16から与えられる映像信号を電話回線や図示省略のプロバイダなどを経由してインターネット30に送出する。なお、送受信部20は、インターネット30を経由して外部から与えられるコマンド信号を受信してルーター16に制御信号を与える機能をも有している。
なお、ルーター16と送受信部20の代わりに、これらの機能と簡単なパソコン機能を有する装置としての、例えばキャノン(株)製のネットワークカメラVB−C10型や、VB−C10R型、並びにネットワークカメラサーバVB101型などを用いることができる。
【0016】
インターネット30には、警備会社42のサーバ44と、契約プロバイダなどのサーバ40(自宅やその他に設置したサーバでもよい)が接続されているものとする。警備会社42のサーバ44は、LANなどを介して複数の端末46、48に接続されていて、異常状態を画像にて監視可能とされている。また、プロバイダのサーバ40は、パソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36などが無線にて接続されているものとする。なお、これらの他にPDAや、ゲーム機などで通信機能を有するものをサーバ40に接続して携帯電話などと同様に使用することができる。ここで携帯電話34としては、例えばIモード(登録商標)と呼ばれるインターネットアクセス機能を有するものを用いる。次世代携帯電話36としては、例えばNTTドコモ社のIMT−2000と称される現行の携帯電話より約40倍の高速通信が可能なものを用いることができる。なお、インターネット30への接続は、アナログ公衆回線、ISDN、ADSL、光ケーブルによるブロードバンド回線などを用いることができる。また、サーバ40と上記パソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36の間の接続は、無線LAN、インターネットなどによることができ、具体的な回線としては、アナログ公衆回線、ISDN、ADSL、光ケーブルによるブロードバンド回線などを用いることができる。
【0017】
本発明のモニタ設備設置住宅並びに図1に示したシステムは次のように動作する。例えば、自宅10に幼児とペットがそれぞれ子供部屋12とペットルーム14にいる状態で当該自宅の居住者が勤務先にて勤務しているものとする。当該居住者は、勤務先で仕事に使用しているパソコン32を用いて自宅のホームページにアクセスし、TVカメラ22、24が撮像した画像を見ることができる。このとき、自宅の画像を小さなウインドウーで表示しておけば、仕事を中断することなくリアルタイムで自宅の状況をモニタリングすることができる。
【0018】
なお、画像のみならず音声のモニタリングも可能である。すなわち、TVカメラ22、24に付属のマイクロフォンで拾った音声の信号を画像信号と合成することにより容易に伝送できる。また、自宅の音声を遠隔地で聴くのではなく、子供やペットに話しかけるよう構成することができる。この場合、直接話しかけた言葉の音声を送信することもできるし、あらかじめパターン化された複数種類の音声メッセージを記録しておき、外部からのコマンドにより所望のメッセージを選択して再生するようにしてもよい。
【0019】
なんらかの異常が発生すると、センサユニット12A、14Aからアラーム信号が送受信部20に送信される。送受信部20は、アラーム信号を受けると、そのときの画像をインターネット30を経由して警備会社42のサーバ44とプロバイダなどのサーバ40に送信する。今、ペットルーム14に異常が発生したものとすると、TVカメラ24の画像が送信され、サーバ40、44に蓄積される。また、アラーム信号をE−メール(単にメールとも言う)で各サーバ40、44に送り、パソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36や各端末46、48などを通じて利用者や警備会社の担当社員に報知することができる。
【0020】
なお、これらのパソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36や各端末46、48では、特定の発信元からのメールを特定の着信メロディーやその他の音声、あるいは光の点滅として報知するようにして、異常を素早く察知することが可能とすることができる。かかるメールを受信したり、メールに基づく音声や光の点滅として報知を受けた利用者や警備会社の担当社員は、パソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36や各端末46、48などを通じてサーバ40、44にアクセスして、送信済の画像を目視にて確認することができる。この確認行為により、異常状態がどのようなものであるかを確認することができる。火災や不法侵入者などの場合は、画像で確認できるので、直ちに119番や110番の通報を行ったり、現場に駆けつけるなどの処置を採ることができる。センサユニット12A、14Aが異常を検出してからメールが送信されるまでの時間は、十数秒〜1分程度であり、殆どリアルタイム的に現場の画像を確認することが可能である。
【0021】
また、サーバ40、44に蓄積されている画像は、センサユニット12A、14Aが異常を検出したときのものであるが、現在の画像を見たいときは、現在の画像を送信するようパソコン32、携帯電話34、次世代携帯電話36や各端末46、48などから送受信部20に指示することにより、現在の画像を入手して目視することができる。
【0022】
図2は、図1中の送受信部20の制御手順を示すフローチャートである。送受信部20は、図示省略の送信機と受信機と、メモリとこれらを制御するCPU(中央演算処理装置)とインターフェイスなどを有している。センサユニット12A、14Aからの信号には、センサユニットの番号(設置場所を示す)と、異常の種類を示すコードが含まれている。また、CPUには、時計が付属していて現在時刻を入手可能である。図2のフローチャートにおいて、ステップS1では所定のイニシャライズが行われ、CPU内部のレジスタとメモリの一部のデータが消去される。ステップS2では、各TVカメラ22、24からの画像信号を取得してメモリに順次記録していく。メモリ容量が大きい場合は、所定時間の動画として記録することが可能であり、メモリ容量が少ない場合は、静止画として記録する。ステップS3では、あらかじめ指定した、あるいは外部からのコマンドで指定された画像の種類を判断する。画像の種類としては、複数の画像を同一画面に縮小表示するマルチ画像と、順次切り替えて表示する順次画像がある。マルチ画像が指定されている場合は、ステップS4で各TVカメラ22、24からの画像信号を処理して、画像を縮小し左右に並べるなどの合成により1つの画面に2つの画像を配してメモリに記録する(ステップS4)。一方、順次画像が指定されている場合は、各TVカメラ22、24からの画像信号を切り替えて、順次送出できるようメモリに記録しておく(ステップS5)。
【0023】
その後、ステップS6でメモリに記録されている画像を読み出して前述のサーバ40、44に送信する。したがって、現在の撮像画像がほぼリアルタイムで送信される。ステップS7ではセンサユニット12A、14Aからの信号が受信され、ステップS8で異常発生の有無が検出される。異常がなければ、ステップS2に戻る。異常があると、ステップS9で異常の発生した日時のデータと、異常の発生した場所(センサユニット12A、14Aの固有番号などにより特定される)と、異常の種類を示すデータを、当該以上の発生した場所の画像と共に送信する。すなわち、ペットルーム14に異常が発生した場合は、TVカメラ24の画像信号が送信される。なお、これらのデータは、テレビの文字放送と同様の原理でサーバ40、44にて文字化して画像に重ねて表示されるよう、例えば画像信号の垂直帰線区間にコードデータとして重畳記録することができる。また、画像の送信と共にステップS9では、所定アドレスに異常があったことをメールで通報する。通報を受けた利用者や警備会社では、サーバ40、44からそれぞれ画像データを読み出し、異常の内容を目視にて確認することができる。さらに、メールの受信から時間が経過している場合は、通報を受けた利用者や警備会社では現在の状況を見たいので、送受信部20にアクセスして送信要求を行い、現在の画像を送信するよう指示することができる。
【0024】
ステップS10では、外部からの、すなわち利用者や警備会社からの現在画像の送信要求の有無を判断する。送信要求が無い場合は、ステップS9へ戻り、有る場合は、ステップS2に戻り、ステップS6で前述のように現在画像を送信する。なお、図2のフローチャートでは省略しているが、外部からのTVカメラ22、24の撮像範囲及び/又は撮像方向を制御する制御信号が受信された場合は、その制御信号によって、駆動装置26、28が制御され、角度制御やズーム制御などが行われ所望の位置の画像を所望の大きさで撮像することが可能となる。
【0025】
以上説明したように本発明では、住宅内の特定の空間(玄関、台所、子供部屋、老人の部屋、トイレ、浴室、ペットルームなど)にカメラとセンサユニットを設置し、特定の空間内における異常を検出すると、その状況をカメラで撮影して、画像を警備会社42や契約プロバイダなどのサーバ40、44に送信するので、異常が発生したことの報知を受けたとき、どのような異常状態なのかを目視により確認することができる。また、必要に応じて現在の画像を入手して目視することも可能である。さらに、老人や要介護者の監視の場合、画像の動きを自動的に検知して、一定時間動きがない場合に、画像を送信するようにし、また、プライバシー保護の観点から、画像にモザイクをかけて送信することもできる。
【0026】
なお、上記実施の形態では、子供部屋やペットルームを撮像する例を挙げて説明しているが、撮像する場所は、玄関の施錠状態を確認したり、台所の火の回りを確認したり、老人や要介護者の部屋や入浴状況、トイレでの状態などを確認するなど様々な場所を適宜選定することができることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、異常が生じた場合、これをセンサにて検出して、その部屋の画像を警備会社を含む所定の送信先に送信するようにしているので、外出先などから自宅の様子を画像にて確認することができ、また警備会社でも異常の内容を確認して素早く処置することができる。また、必要に応じて現在の画像を送信させて、現状を知ることもできる。さらに、老人や要介護者の監視の場合、動きを自動的に検知して、所定時間動きが無いときに、自動的に画像を送信するようにすることができ、この場合、プライバシー保護の観点から、モザイクをかけることができる。また、画像と併せて、音声をも送信することができるので、自宅などの状況をより的確に知ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモニタ設備設置住宅の好ましい実施の形態を模式的に示すとともに、本発明によるモニタリングの構成を説明する概念図である。
【図2】図1の送受信部の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 モニタ設備設置住宅
12 子供部屋
12A、14A センサユニット
14 ペットルーム
16 ルーター
20 送受信部
22、24 TVカメラ
26、28 駆動装置
30 インターネット
32 パソコン
34 携帯電話
36 次世代携帯電話
Claims (12)
- 住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態を検出するセンサ手段と、
前記センサ手段が前記異常状態を検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅。 - 住宅内の複数の部屋にそれぞれ設置され、それぞれが所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力する複数のTVカメラと、
前記複数の部屋の前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態をそれぞれ検出する複数のセンサ手段と、
前記複数のセンサ手段の1つが前記異常状態を検出したとき、当該センサ手段の設置されている部屋の前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅。 - 前記複数のセンサ手段のうち、異常を検出したセンサ手段を特定するデータをさらに送信するよう構成された請求項2に記載のモニタ設備設置住宅。
- 前記センサ手段が複数の異常状態を検出可能であり、異常状態を検出したときに異常状態の種類を特定するデータをさらに送信するよう構成された請求項1から3のいずれか1つに記載のモニタ設備設置住宅。
- 前記センサ手段が異常を検出したときは、所定のアドレスに所定のE−メールを送信するよう前記送信部が構成されている請求項1から4のいずれか1つに記載のモニタ設備設置住宅。
- 前記センサ手段が、温度センサ、煙センサ、特定ガスセンサ、発熱体センサ、移動物体センサ、開閉センサの1つ又は2つ以上の組み合わせである請求項1から3のいずれか1つに記載のモニタ設備設置住宅。
- 前記複数のTVカメラからの画像信号を処理して、単一画面に複数の画像を配したり、前記複数のTVカメラからの画像信号を切り替えて順次送信するよう前記送信部が構成されている請求項2又は3に記載のモニタ設備設置住宅。
- 住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記映像信号を処理して、所定時間にわたって、前記撮像した画像に動きがないことを検出する検出手段と、
前記検出手段が前記撮像した画像に動きがないことを検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部とを、
備えたモニタ設備設置住宅。 - 前記映像信号に、モザイクをかけてから外部に送信する画像処理手段をさらに有する請求項8に記載のモニタ設備設置住宅。
- 住宅内に設置され、所定範囲を撮像可能であり、撮像した画像を映像信号として出力するTVカメラと、
前記所定範囲を含む領域の物理的状況の異常状態を検出するセンサ手段と、
前記センサ手段が前記異常状態を検出したとき、前記映像信号をインターネット経由で所定の警備会社に送信するとともに、前記映像信号をインターネット経由で所定のアドレスに送信するか、あるいは所定ホームページの画像としてインターネット経由で送信する送信部と、
外部からの画像要求信号に応答し、現在の画像をインターネット経由で前記所定の警備会社又は前記所定のアドレスに送信するよう前記送信部を制御する送信制御部とを、
備えたモニタ設備設置住宅。 - 前記TVカメラの撮像範囲、撮像方向を制御する制御部と、
外部からの制御信号を受信して前記制御部に制御信号を送る受信部とを更に有する請求項1から10に記載のモニタ設備設置住宅。 - 前記TVカメラが音声をピックアップして前記映像信号と多重して出力するものである請求項1から11のいずれか1つに記載のモニタ設備設置住宅。
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