JP2003219400A - 遠隔管理システム - Google Patents

遠隔管理システム

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JP2003219400A
JP2003219400A JP2002012726A JP2002012726A JP2003219400A JP 2003219400 A JP2003219400 A JP 2003219400A JP 2002012726 A JP2002012726 A JP 2002012726A JP 2002012726 A JP2002012726 A JP 2002012726A JP 2003219400 A JP2003219400 A JP 2003219400A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理対象の状況を画像により詳細に把握する
ことができる遠隔管理システムを提供する。 【解決手段】 この遠隔管理システムは、管理対象に対
応して設けられた対象側端末局5と、基地局7、管理対
象の管理者に付与された管理者側端末局9とを備え、管
理対象の画像及び音声が通信ネットワーク1を介して一
旦基地局7に送られ、基地局7がその画像等を予め送信
先として指定された管理者側端末局9に通信ネットワー
ク3を介してする構成である。また、管理対象の異常が
センサによって自動検知され、異常発生の発報が、対象
側端末局5、基地局7及び管理者側端末局9を介して自
動的に行われる。さらに、管理者側端末局9、通信ネッ
トワーク1,3及び基地局7を介して対象側端末局5を
遠隔操作(撮像部のズーム変更、パン・チルト制御及び
各種の制御対象機器の制御等)できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理対象を通信ネ
ットワークを介して遠隔地にて管理するための遠隔管理
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、管理対象である住宅
(家屋)、店舗等に設置された各種センサ(防犯、人
感、火災、煙、地震等により住宅等の異常が検知された
際に、防犯センター等に発報する、あるいは管理者であ
る住宅の持ち主等に電子メールや電話(携帯電話も含
む)等の手段で異常を通知する技術やサービスが存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、管理対象である住宅等に異常が発生した
場合に、異常発生が電子メール等で管理者に知らされる
のみであり、管理対象の詳細な状況が分からないという
問題がある。
【0004】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、管理
対象の状況を画像により詳細に把握することができる遠
隔管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、管理対象を通信ネットワークを介して
遠隔地にて管理するための遠隔管理システムにおいて、
管理対象に対応して設けられる対象側端末局と、前記管
理対象を管理する管理者に対応して設けられる管理者側
端末局と、基地局と、を備え、前記対象側端末局は、前
記管理対象を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像
によって得られた画像データを通信ネットワークを介し
て前記基地局に送信する第1の制御手段と、を備え、前
記基地局は、送信先候補である前記管理者側端末局を特
定するための情報のリストを記憶しており、前記対象側
端末局から送信されてきた前記画像データを受信し、前
記リストに含まれる前記管理者側端末局のうちの、前記
通信ネットワークを介して前記管理者側端末局によって
送信先として指定された前記管理者側端末局に前記画像
データを通信ネットワークを介して送信し、前記管理者
側端末局は、画像出力機能を少なくとも有する出力手段
と、前記基地局から送信されてきた前記画像データを受
信し、その画像データを前記出力手段を介して出力する
第2の制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】好ましくは、前記対象側端末局は、マイク
をさらに備え、前記対象側端末局の前記第1の制御手段
は、さらに、前記マイクが取得した音声データを通信ネ
ットワークを介して前記基地局に送信し、前記基地局
は、さらに、前記対象側端末局から通信ネットワークを
介して送信されてきた前記音声データを受信し、その音
声データを送信先として指定された前記管理者側端末局
に通信ネットワークを介して送信し、前記管理者側端末
局の前記出力手段は、音声出力機能をさらに有し、前記
管理者側端末局の前記第2の制御手段は、前記基地局か
ら通信ネットワークを介して送信されてきた前記音声デ
ータを受信し、その音声データに対応する音声を前記出
力手段を介して出力するのがよい。
【0007】また、好ましくは、前記基地局は、前記画
像データを前記管理者側端末局に前記画像データを送信
する際に、前記画像データのデータ形式を送信先の前記
管理者側端末局に適合する形式に変換するのがよい。
【0008】さらに、好ましくは、前記対象側端末局
は、前記管理対象の異常を検知する異常検知手段をさら
に備え、前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さ
らに、前記異常検知手段が前記異常を検知した場合に、
前記管理者側端末局が前記出力手段を介して前記管理対
象の異常を報知するための画像、文字情報及び音声の少
なくとも一つを含む報知データ、又は前記管理者側端末
局に前記出力手段を介して報知動作を行わせるための報
知指令を、通信ネットワークを介して前記基地局に送信
し、前記基地局は、前記対象側端末局から送信されてき
た前記報知データ又は前記報知指令を受信し、前記報知
データ又は前記報知指令を送信先として指定された前記
管理者側端末局に通信ネットワークを介して送信し、前
記管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、前
記基地局から送信されてきた前記報知データ又は前記報
知指令を受信し、前記報知データを前記出力手段を介し
て出力する、又は前記出力手段を介して報知動作を行う
のがよい。
【0009】また、好ましくは、前記対象側端末局の前
記第1の制御手段は、さらに、前記異常検知手段が前記
異常を検知した場合には、前記画像データの前記基地局
への送信処理を停止した状態で前記報知データ又は前記
報知指令の前記基地局への送信処理を行うのがよい。
【0010】さらに、好ましくは、前記対象側端末局の
前記第1の制御手段は、さらに、前記異常検知手段が前
記異常を検知した場合には、前記画像データの前記基地
局への送信処理を停止した状態で前記報知データ又は前
記報知指令の前記基地局への送信処理を行った後、前記
画像データの前記基地局への送信処理を行うのがよい。
【0011】また、好ましくは、前記基地局は、さら
に、前記対象側端末局から送信されてきた前記報知デー
タ又は前記報知指令を受信した際に、予め登録された通
報先に異常発生を通報するのがよい。
【0012】さらに、好ましくは、前記管理者側端末局
は、操作又は音声による入力を受け付ける第1の入力受
付手段をさらに備え、前記管理者側端末局の前記第2の
制御手段は、さらに、前記第1の入力受付手段が前記対
象側端末局に関連付けられた制御対象機器の遠隔制御の
ための指令入力を受け付けた場合に、その指令入力に応
じた制御データを通信ネットワークを介して前記基地局
に送信し、前記基地局は、さらに、通信ネットワークを
介して前記管理者側端末局から送信されてきた前記制御
データを受信し、その制御データを通信ネットワークを
介して前記対象側端末局に送信し、前記対象側端末局の
前記第1の制御手段は、さらに、通信ネットワークを介
して送信されてきた前記制御データに基づいて予め関連
付けられた前記制御対象機器を制御するのがよい。
【0013】また、好ましくは、前記管理者側端末局
は、音声による入力を受け付ける第2の入力受付手段を
さらに備え、前記管理者側端末局の前記第2の制御手段
は、さらに、前記第2の入力受付手段が受け付けた音声
の音声データを通信ネットワークを介して前記基地局に
送信し、前記基地局は、さらに、通信ネットワークを介
して前記管理者側端末局から送信されてきた前記音声デ
ータを受信し、その音声データを通信ネットワークを介
して前記対象側端末局に送信し、前記対象側端末局は、
音声出力を行う第1の音声出力手段をさらに備え、前記
対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、通信ネ
ットワークを介して送信されてきた前記音声データに対
応する音声を前記第1の音声出力手段を介して出力する
のがよい。
【0014】さらに、好ましくは、前記基地局は、さら
に、前記管理者側端末局との間で前記通信ネットワーク
を介して認証処理を行い、認証が適合した場合にのみ、
前記管理者側端末局から送信されてくるデータを受信し
て前記対象側端末局に送信するのがよい。
【0015】また、好ましくは、前記管理対象は、人が
通過する扉付き又は扉なしの入口部を有しており、前記
対象側端末局の前記撮像手段は、前記管理対象の入口部
を撮像し、前記対象側端末局は、前記管理対象の前記入
口部に設けられ、音声の入力を受け付ける第3の入力受
付手段と、前記管理対象の前記入口部に設けられ、音声
出力を行う第2の音声出力手段と、をさらに備え、前記
対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、前記第
3の入力受付手段が受け付けた音声に対応する第1の音
声データを、通信ネットワークを介して前記基地局に送
信する一方、通信ネットワークを介して送信されてきた
第2の音声データを受信して、その第2の音声データに
応じた音声を前記第2の音声出力手段を介して出力し、
前記管理者側端末局は、音声による入力を受け付ける第
4の入力受付手段と、音声出力を行う第3の音声出力手
段と、をさらに備え、前記管理者側端末局の前記第2の
制御手段は、さらに、前記第4の入力受付手段が受け付
けた音声に対応する前記第2の音声データを通信ネット
ワークを介して前記基地局に送信する一方、通信ネット
ワークを介して送信されてきた前記第1の音声データを
受信して、その第1の音声データに応じた音声を前記第
3の音声出力手段を介して出力し、前記基地局は、さら
に、通信ネットワークを介して前記対象側端末局から送
信されてきた前記第1の音声データを受信して通信ネッ
トワークを介して送信先として指定された前記管理者側
端末局に送信する一方、通信ネットワークを介して前記
管理者側端末局から送信されてきた前記第2の音声デー
タを受信して通信ネットワークを介して前記対象側端末
局に送信するのがよい。
【0016】さらに、好ましくは、前記対象側端末局の
前記第1の制御手段は、さらに、通信ネットワークを介
して基地局に送信する情報に時刻データを付与するのが
よい。
【0017】また、好ましくは、前記基地局は、さら
に、通信ネットワークを介して前記対象側端末局から送
信されてきた情報に時刻データを付与してから、その情
報を前記管理者側端末局に送信するのがよい。
【0018】さらに、好ましくは、前記管理者側端末局
は、受信した所定の電波信号に基づいてその管理者側端
末局の現在位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
前記管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、
前記位置検出手段によって検出された前記現在位置を示
す位置データを、通信ネットワークを介して前記基地局
に送信するのがよい。
【0019】
【発明の実施の形態】<全体構成の説明>図1は本発明
の一実施形態に係る遠隔管理システムのブロック図であ
り、図2は対象側端末局のブロック図であり、図3は基
地局のブロック図であり、図4は管理者側端末局のブロ
ック図である。この遠隔管理システムは、管理対象を通
信ネットワーク1,3を介して遠隔地にて管理するため
のものであり、図1に示すように、管理対象に対応して
設けられる対象側端末局(ここでは、画像・音声配信機
能付カメラ)5と、基地局7と、管理対象を管理する管
理者に対応して設けられる管理者側端末局9とを備えて
いる。対象側端末局5と基地局7との間、及び基地局7
と管理者側端末局9との間は、インターネット等の通信
ネットワーク1,3を介して接続可能とされている。そ
の接続の態様は、常時接続あってもよく、あるいは必要
な時のみ接続されるものであってもよい。
【0020】管理対象としては、種々の対象が考えられ
るが、管理していないと心配なものなどが種々考えられ
る。例えば、住宅(留守中の自宅等)、店舗、オフィ
ス、建築物の内外の様子、あるいは子供、ペット、老
人、車両等の様子である。このため、対象側端末局5
は、これらの管理対象の状況を遠隔地から把握できるよ
うな態様で設置する必要がある。
【0021】この遠隔管理システムは、管理対象の管理
者が、管理者側端末局9により、通信ネットワーク1,
3、基地局7及び対象側端末局5を介して管理対象を管
理するために用いられるのであるが、サービス提供者
が、この遠隔管理システムをユーザ(管理対象の管理
者)に事業として提供するようにしてもよい。この場
合、基地局5は、サービス提供者の元に置かれ、サービ
ス提供者は、例えば、その基地局5及び通信ネットワー
ク1,3を介した対象側端末局5と管理者側端末局9と
の間における情報の配信管理等を業として提供すること
となる。
【0022】管理者側端末局9としては、種々の情報端
末局が利用可能であり、例えば携帯型の情報端末局(携
帯電話機、PDA、ノートパソコン等)や、固定型の情
報端末局(デスクトップパソコン等)が利用可能であ
り、複数の端末局9を設定することも可能である。
【0023】<対象側端末局の説明>対象側端末局5
は、図2に示すように、カメラ本体11と、センサ(異
常検知手段)13とを備えている。カメラ本体11は、
管理対象の画像、音声を所得し、その画像、音声を通
信ネットワーク1を介して送出する機能、センサ13
の検知信号に基づいて管理対象の異常を発報する機能、
通信ネットワーク1を介して送信されてきた制御デー
タに基づいて、予め関連付けられた制御対象機器15を
制御する機能、及び通信ネットワーク1を介して送信
されてきた音声データに基づいて音声出力する機能など
を有している。
【0024】センサ13としては、主に管理対象の異常
(何らかの変化を含む)を検知するためのものであり、
種々のものが考えられるが、例えば、各種の犯罪行為を
検知する防犯センサ(例えば、衝撃により犯罪行為を検
知するものなど)、人感センサ(例えば、監視領域内に
への人の侵入あるいは管理領域における人の通過又は移
動などを検出するセンサ)、火災発生を検知する火災セ
ンサ、発煙を検知する煙センサ、地震を検知する地震セ
ンサなどが用途に応じて選択されて使用される。これら
のセンサ13は、管理対象の異常を検知すると、検知信
号をカメラ本体11に出力する。
【0025】カメラ本体11は、図2に示すように、マ
イク(入力受付手段)21、撮像部(撮像手段)23、
カメラ機構部25、スピーカ(音声出力手段)27、信
号処理部29,31及び制御部(第1の制御部)33を
備えている。なお、この構成要素のうち、カメラ機構部
25、スピーカ27、信号処理部31、及び制御部33
内の機能要素である後述する制御処理部33cは、この
遠隔管理システムの用途によっては省略可能である。
【0026】マイク21は、監視対象にて生じる音声を
取得する。マイク21によって取得された音声は、信号
処理部29にてアナログ/ディジタル(A/D)変換に
よってデジタル信号に変換された後、圧縮処理されて音
声データとして制御部33に与えられる。
【0027】撮像部23は、監視対象の状況を撮像し、
画像信号を出力する。撮像部23から出力された、画像
信号は信号処理部29によってA/D変換処理及び圧縮
処理が施され、画像データとして制御部33に与えられ
る。
【0028】カメラ機構部25は、制御部33の制御に
より、撮像部23のズーム変更及びパン・チルトを行
う。
【0029】スピーカ27は、信号処理部31から与え
られる音声信号を音声出力する。信号処理部31は、通
信ネットワーク1を介して制御部33が受信した音声デ
ータに対し、伸張処理を施した後、ディジタル/アナロ
グ(D/A)変換し、音声信号としてスピーカ27に出
力する。
【0030】制御部33は、プログラムによって動作す
るCPUを備えて構成され、この対象側端末局5の制御
を統括するとともに、通信ネットワーク1を介した基地
局1との間の通信処理を行う。制御部33の機能要素と
しては、発報処理部33a、通信処理部33b及び制御
処理部33cなどがある。
【0031】通信処理部33bは、通信ネットワーク1
を介した基地局7との間の通信処理を行う。この通信処
理部33bによって、この対象側端末局5から基地局7
側に送信されるものとしては、例えば、後述する発報処
理部33aによって作成された報知データ(又は報知指
令)、及び、撮像部23及びマイク21等によって取得
された監視対象の画像データ及び音声データがある。ま
た、おkの通信処理部33bによって受信される基地局
7からの受信データとしては、カメラ機構部25及び制
御対象機器15を遠隔制御するための制御データ、及
び、スピーカ27に音声出力させるための音声データな
どがある。
【0032】この通信処理部33bによる管理対象の画
像データ及び音声データの基地局7への送信は、この対
象側端末局5が起動している間は原則的として継続的に
(あるいは一定周期で定期的に)行われるようにしても
よく、あるいは、外部から(例えば、通信ネットワーク
1,3及び基地局1を介して管理者側端末局9から)送
信指示が与えられたときだけ(あるいは指示された期間
だけ)行われるようにしてもよい。あるいは、センサ1
3が管理対象の異常を検知した場合にのみ、画像データ
及び音声データの送信が行われるようにしてもよい。但
し、管理対象の異常を知らせるための報知データ(又は
報知指令)の送信処理が行われる際には、通信負荷低減
のため、画像データ(あるいは画像データ及び音声デー
タ)の送信処理が停止される。
【0033】発報処理部33aは、センサ13が管理対
象の異常を検知した場合に、管理者側端末局9が管理対
象の異常を管理者に報知するための画像、文字情報、及
び音声の少なくとも一つを含む報知データ(又は管理者
側端末局9に報知動作を行わせるための報知指令(例え
ば、管理者側端末局(携帯電話機等)に警報音を出力さ
せるまめの指令等))を、通信ネットワーク1を介して
基地局7に送信する。報知データとして、例えば異常発
生を報知するための文字情報を含む電子メールを用いて
もよい。なお、この報知データ(又は報知指令)の基地
局7への送信処理は、通信ネットワーク1,3等の通信
負担を軽減すべく、前述のように管理対象の画像データ
(あるいは画像データ及び音声データ)の基地局7への
送信処理が停止された状態で行われる。そして、報知デ
ータ(又は報知指令)の送信処理が完了した後、必要に
応じて画像データ(あるいは画像データ及び音声デー
タ)の送信処理が行われる(あるいは開始(又は再
開))される。
【0034】制御処理部33cは、通信ネットワーク1
を介して送信されてきた制御データに基づいて、カメラ
機構部25を駆動制御して撮像部23のズーム変更及び
パン・チルト制御を行うとともに、制御対象機器15の
制御を行う。
【0035】制御対象機器15としては、種々のものが
考えられるが、例えば、家庭電化製品(例えば、テレビ
ジョン、ビデオデッキ、エアコンなど)、高熱機器、ガ
レージの電動シャッター、ペット用の自動給餌装置、防
犯システム(システムのスイッチのオン、オフなど)な
どが考えられる。
【0036】また、制御部33は、管理対象の画像デー
タ(あるいは、画像データ及び音声データの両方)につ
いて、その画像データの取得時の時刻を示す時刻データ
を付与して基地局7に送信するようになっている。ある
いは、この変形例として、管理対象の画像データ(ある
いは、画像データ及び音声データの両方)について、対
象側端末局5ではなく、基地局7で時刻データを付与す
るようにしてもよい。
【0037】<基地局の説明>基地局7は、プログラム
によって動作するコンピュータによって構成され、図3
に示すように、CPU等を備えて構成され、この基地局
7の制御を統括する制御部41と、記憶装置(ハードデ
ィスク等)43とを備えている。この基地局7は、対象
側端末局5と管理者側端末局9との間の通信ネットワー
ク1,3を介した情報の配信管理(配信先の特定、デー
タ形式の変換、認証処理など)を行っている。
【0038】記憶装置43には、対象側端末局5から送
信されてきた管理対象の画像データ及び音声データ等の
送信先候補である管理者側端末局5を特定するための情
報(アドレス等)がリスト化されたデータベースが記憶
されている。管理者は、管理者側端末局9により通信ネ
ットワーク3を介して基地局7にアクセスし、そのデー
タベース内のリストから、画像データ等の送信先とすべ
き管理者側端末局9の指定又は指定の取り消し等を行う
ことにより、管理対象の画像データ等の送信先となる管
理者側端末局9を変更又は追加することができる。この
送信先の管理者側端末局9の変更又は追加は、リスト内
の予め登録してある複数の端末局9のうちから、送信先
とすべき端末局9を指定するだけでよいため、端末局9
のアドレスの入力等の煩雑な設定のための操作は不要で
ある。なお、この送信先の変更、追加は、後述する認証
処理によって基地局7へのアクセスが許容された場合に
のみ可能となる。
【0039】制御部41は、その機能要素として、図3
に示すように、配信管理部41a、認証処理部41b、
データ形式変換部41c及び通信処理部41dを備えて
いる。
【0040】配信管理部41aは、記憶装置43に記憶
されたデータバース内の前述のリストに基づいて、対象
側端末局5から送信されてきた画像データ、音声データ
及び報知データなどの送信先を特定するとともに、送信
先(前記リスト)の管理を行っている。
【0041】通信処理部41dは、この基地局7と対象
側端末局5及び管理者側端末局9との間の通信ネットワ
ーク1,3を介した情報通信処理を行う。この通信処理
部41dの通信処理には、対象側端末局5から送信され
てきた画像データ、音声データ及び報知データなどを、
後述する配信管理部41aによって送信先として特定さ
れた管理者側端末局9に送信する処理が含まれる。ま
た、管理者側端末局9から送信されてきた制御データ及
び音声データなどを対象側端末局5に送信する処理も含
まれる。
【0042】認証処理部46bは、管理者側端末局9と
の間の認証処理を通信ネットワーク3を介して行う。認
証処理は、管理者側端末局9から送信されてきたパスワ
ードや管理者側端末局9に付与されたIDコードなどの
認証データに基づいて行われ、認証処理の結果、認証が
適合した場合にのみ、管理者側端末局9による基地局7
への各種アクセス(例えば、制御データの基地局7を介
した対象側端末局5への送信、管理対象の画像データ等
の送信先の変更などのためのアクセス)が許容される。
【0043】データ形式変換部41cは、管理対象側基
地局5から送信されてくる画像データ及び音声データの
データ形式を、通信処理部41dによって送信される前
に、その画像データ及び音声データの送信先の管理者側
端末局9に適合する形式に変換する。画像データの場合
のデータ形式の変換例としては、例えば、JPEG、Motion
JPEG、Animation GIF、MPEG4などのデータ形式の間で
の変換が行われる。
【0044】<管理者側端末局の説明>管理者側端末局
9は、図4に示すように、GPS処理部(位置検出手
段)51と、制御部(第2の制御手段)53と、表示部
55と、マイク57と、スピーカ59と、入力受付部6
1と備えている。このうち、表示部55及びスピーカ5
9が本発明に係る出力手段に対応しており、マイク57
及び入力受付部61が本発明の入力受付手段に対応して
いる。また、スピーカ59は、本発明に係る音声出力手
段にも対応している。なお、この構成要素のうち、GP
PS処理部51及びマイク59は、この遠隔管理システ
ムの用途や、この管理者側端末局9の種類によっては省
略可能である。例えば、管理者側端末局9の現在位置情
報が不要な場合や、管理者側端末局9がデスクトップパ
ソコン等で実現された固定局である場合(位置が決まっ
ている場合)には、GPS処理部51は省略可能であ
る。
【0045】GPS処理部51は、人工衛星からのGP
S信号を受信して管理者側端末局9の現在位置を検出し
て制御部53に与える。表示部55は画像(文字も含
む)による表示出力を行う。マイク57は音声による入
力を受け付ける。スピーカ59は音声出力を行う。入力
受付部61は、各種の操作入力を受け付ける。
【0046】制御部53は、プログラムによって動作す
るCPUを備えて構成されており、機能要素として、図
4に示すように、信号処理部53a、通信処理部53b
及び制御処理部53cを備えており、この管理者側端末
局9の制御を統括する。
【0047】通信処理部53は、通信ネットワーク3を
介して基地局7との間の通信処理を行う。その通信処理
には、基地局7を介して対象側端末局5から送信されて
きた画像データ、音声データ及び報知データなどを受信
する処理、基地局7を介して対象側端末局5に送信すべ
き制御データ及び音声データの送信処理、及び、GPS
処理部51によって検出された現在位置を示す位置デー
タの送信処理、及び、認証処理のための認識情報の送信
処理などが含まれる。
【0048】信号処理部53aは、通信処理部53bが
受信した基地局7からの画像データ及び音声データを伸
張処理するとともに、必要に応じてD/A変換して表示
部55及びスピーカ59に与え、表示部55及びスピー
カ57を介して表示出力及び音声出力する。また、信号
処理部53aは、マイク57から与えられる音声信号を
A/D変換するとともに圧縮処理して通信処理部53に
与える。
【0049】制御処理部53cは、基地局7を介して対
象側端末局5から送信されてきた報知データ(又は報知
指令)に基づいて、管理対象の異常を報知するための報
知処理を行う。例えば、管理対象の異常を報知するため
の文字情報(電子メール等)が送信されてきた場合に
は、その文字情報を表示部55に表示させる。あるい
は、異常を報知するための音声(音声によるメッセージ
等)が送信されてきた場合には、その音声をスピーカ5
9を介して出力する。あるいは、異常報知のための所定
の表示出力又は音声出力(警報音等)を出力すべき旨の
指令(報知指令)が送信されてきた場合には、その指令
に対応する出力処理を表示部55又はスピーカ59を介
して行う。
【0050】また、制御処理部53cは、基地局5の設
定状態の変更(管理対象側基地局5から送信される管理
対象の画像データ等の送信先指定の変更等)のための管
理者からの入力を入力受付部61(又はマイク57)を
介して受け付け、通信処理部53bと共働して設定状態
の変更処理を行う。
【0051】さらに、制御処理部53cは、通信処理部
53bと共働してこの管理者側端末局9と基地局7との
間の認証のための処理を行う。この場合、管理者の個人
認証のためのパスワードの入力が必要な場合には、入力
受付部61等を介したパスワードの受け付けも行う。
【0052】また、制御処理部53cは、対応する対象
側端末局5の制御対象要素(撮像部23のズーム変更及
びパン・チルト制御、制御対象機器15の制御)の制御
のための管理者からの入力を入力受付部61(又はマイ
ク57)を介して受け付け、その制御内容に応じた制御
データを生成して、その制御データを通信処理部53b
と共働して基地局7を介して対象側端末局5に送信す
る。
【0053】<第1の利用態様例>以下に、本実施形態
に係る遠隔管理システムの動作説明も兼ねてその利用態
様例を記載する。なお、下記の利用態様例はあくまでも
例示であり、これに限定されるものではない。
【0054】第1の利用態様例としては、遠隔管理シス
テムを用いて管理対象の画像データ及び音声データ、異
常発生時の報知データを遠隔地の管理者に配信すること
が考えられる。この利用態様例では、自宅、店舗及び幼
児等の管理対象の画像データ及び音声データが対象側端
末局5から通信ネットワーク1,3及び基地局7を介し
て、基地局7に予め送信先として指定してある管理者側
端末局9に配信される。
【0055】また、管理対象に異常(住宅への侵入者
等)が発生した場合には、その異常が対象側端末局5に
よって検知され、対象側端末局5から異常を報知するた
めの報知データ(又は報知指令)が、通信ネットワーク
1,3及び基地局7を介して、基地局5に送信先として
予め指定してある管理者側端末局9に自動的に配信さ
れ、管理者に異常が報知される。
【0056】この異常発生の際、基地局5の制御部41
が、対象側端末局5から送信されてきた報知データ(又
は報知指令)に応答して、所定の通信経路(電話回線、
通信ネットワーク等)を介して、予め登録されている通
報先(警察、警備会社、消防署等)に自動的に通報処理
を行うようにしてもよい。
【0057】この場合、センサ13として備えられた防
犯センサが異常検知した場合(住宅等への侵入者あり)
には、管理者側端末局9を介して管理者に防犯異常を報
知するとともに、警備会社に防犯異常を通報する一方、
センサ13として備えられた火災センサにより火災発生
が検知された場合には、管理者側端末局9を介して管理
者に火災発生を報知するとともに、消防署に火災発生を
報知するなど、異常の内容に応じて報知先が自動的に切
り替えられるようにするのが好ましい。
【0058】また、この場合、異常発生が検知された場
合、センサ13の誤動作等の場合も考慮して、管理者へ
の報知のタイミングと、警察、消防署等への報知のタイ
ミングとを時間的にずらしてもよい。例えば、異常発生
検知時に、まず管理者に報知し、その後、管理者からの
管理者側端末局9を介した基地局7への対応(例えば、
警察等への報知動作の停止指令等)がないまま一定時間
を経過した場合にもみ、基地局7が警察等への自動的に
報知動作を行うようにしてもよい。
【0059】また、基地局7による管理者への異常発生
の報知処理においては、管理者側端末局9から基地局7
に送信される位置データにより基地局7にて管理者の現
在位置が認識できるため、その位置データを有効に利用
することも可能である。例えば、管理者と管理対象との
位置関係や距離、あるいは複数の管理者が存在する場合
には管理者間の位置関係などに基づいて、異常報知の報
知内容等の報知態様を変化させることが可能である。
【0060】その具体例としては、例えば、異常発生
(防犯異常)の際に、管理者の近辺に警察署などがある
場合には、状況に応じて警察に行くことを薦めるような
報知処理が可能である。あるいは、管理者が複数(家族
等)存在する場合において、自宅に軽微な異常又は突然
の来訪者(人感センサで検知)などがあった場合には、
最も自宅の近くにいる管理者に優先的にその旨を報知す
るような報知処理などが可能である。
【0061】このように、管理対象の画像が通信ネット
ワーク1,3及び基地局7を介して管理者側端末局9に
送信されるため、管理者がその送信されてきた画像によ
り管理対象の状況を詳細に認識しつつ管理を行うことが
できる。
【0062】また、管理対象の画像データ等が一旦基地
局7に送られ、その基地局7から管理者側端末局9に送
られる構成であるため、基地局7に画像データ等の送信
先を登録しておくことにより、登録した送信先に画像デ
ータ等を容易に割り振って送信することができるととも
に、送信先の追加、変更等を容易に行うことができ、ま
た、画像データ等の配信先の管理を一括して容易に行う
ことができる。例えば、留守中に、管理者がオフィスに
居るとときはオフィスのパソコンを配信先の管理者側端
末局9と設定して、そのパソコンで監視対象である留守
中の自宅の画像等を受信し、オフィスを出た際には基地
局7の配信の設定状態を変更して、携帯電話機等を配信
先の管理者側端末局9に変更し、携帯電話機によって自
宅の画像を受信することができる。
【0063】さらに、管理対象の画像だけでなく音声も
通信ネットワーク1,3及び基地局7を介して管理者側
端末局9に送られるようになっているため、画像及び音
声に基づいて管理対象の状況をより詳細に把握して管理
を行うことができる。
【0064】また、管理対象の画像データのデータ形式
を、各管理者側端末局9に適合する形式に基地局7にて
自動的に変換することができ、管理者側端末局9の側等
でデータ形式の変換を行う必要がない。
【0065】さらに、対象側端末局5に管理対象の異常
を検知するセンサ13が設けられ、管理対象に異常が生
じた際に、対象側端末局5から発せられた報知データ
(又は報知指令)が、通信ネットワーク1,3及び基地
局7を介して管理者側端末局9に送られ、その報知デー
タ(又は報知指令)に基づいて管理者側端末局9による
報知が行われるため、管理者に管理対象の異常を迅速に
知らせることができる。
【0066】また、管理対象に異常が発生した場合に
は、対象側端末局5からの管理対象の画像データの送信
処理が停止された状態で異常を知らせるための報知デー
タ(又は報知指令)のみが対象側端末局5から通信ネッ
トワーク1,3及び基地局7を介して管理者側端末局9
に送信されるため、画像データの送信を停止して通信負
担を軽減した状態で、異常を知らせるための報知データ
(又は報知指令)のみを確実に送信することができる。
【0067】さらに、管理対象の異常発生を、基地局7
を通じて予め登録された通報先に自動的に通報すること
ができる。
【0068】また、基地局7と管理者側端末局9との間
で必要に応じて認証処理が行われるため、関係のない第
三者によって基地局7の設定内容を変更されてしまった
り、対象側端末局5が遠隔操作されてしまったりする等
の不都合を防止することができる。
【0069】さらに、対象側端末局5から通信ネットワ
ーク1,3及び基地局7を介して管理者側端末局9に与
えられた情報(音声データ等)には取得時の時刻データ
が付与されているため、例えば情報の伝送過程で遅延が
生じた場合などに、管理者側端末局9側にて、その時刻
データに基づいて対象側端末局5側で画像データ等が取
得された時間を容易に認識することができる。また、管
理対象の画像データ等を基地局7又は管理者側端末局9
で保存した場合に、その付与された時刻データを用いる
ことにより、画像データ等の検索を容易に行うことがで
きる。
【0070】<第2の利用態様例>第2の利用態様例と
しては、この遠隔管理システムを用いることにより対象
側端末局5を管理者側端末局9を用いて遠隔操作するこ
とが可能である。具体的には、管理者側端末局5にて遠
隔操作のための所定の入力を行うことにより、その入力
内容に応じた制御データが通信ネットワーク1,3及び
基地局5を介して対象側端末局5に送られ、これによっ
て対象側端末局5における撮像部23のズーム変更、パ
ン・チルト制御、各種制御対象機器15の遠隔操作でき
るようになっている。なお、制御対象機器15の具体例
は、前述の通りである。
【0071】また、対象側端末局5にて音声入力を行う
ことにより、その音声を通信ネットワーク1,3及び基
地局5を介して対象側端末局5に送り、対象側端末局5
に音声出力させることができる。これにより、異常発生
時に、侵入者を音声により威嚇したり、住宅や店舗に居
る者(あるいはペットやペットロボット)に音声で指示
を与えることができる。
【0072】<第3の利用態様例>第3の利用態様例と
して、管理対象である住宅や店舗の扉付き又は扉なしの
入口部(玄関等)に対象側端末局5のカメラ本体11を
設置し、対象側端末局5によって入口部の状況を撮像す
るとともに入口部を通過しようとする者からの音声入力
を受け付けるようにすることにより、この遠隔管理シス
テムを用いて、留守中の住宅等の来訪者(侵入者も含
む)に対する応対を遠隔地に居ながらにして行うことが
できる。
【0073】すなわち、住宅(自宅)への来訪者によっ
て対象側端末局5に入力された音声が、その玄関の画像
とともに、通信ネットワーク1,3及び基地局5を介し
て管理者側端末局9に送られて出力されるとともに、管
理者側端末局9にて入力された音声が、通信ネットワー
ク1,3及び基地局7を介して対象側端末局5に送られ
て出力されるため、遠隔地にて、自宅の玄関に居る者や
入口部の状況を画像により確認しながら、玄関に居る者
等との対応を音声により行うことができる。これによっ
て、例えば、自宅の中にあたかも自分が居るかのごとく
装って遠隔地から来訪者に対する対応を行ったり、不審
な侵入者に遠隔地から音声により威嚇を与えたりするこ
とができる。
【0074】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、管理対
象の画像が通信ネットワーク及び基地局を介して管理者
側端末局に送信されるため、管理者がその送信されてき
た画像により管理対象の状況を詳細に認識しつつ管理を
行うことができる。
【0075】また、管理対象の画像が一旦基地局に送ら
れ、その基地局から管理者側端末局に送られる構成であ
るため、基地局に画像の送信先を登録しておくことによ
り、登録した送信先に画像を容易に割り振って送信する
ことができるとともに、送信先の追加、変更等を容易に
行うことができ、また、画像の配信先の管理を一括して
容易に行うことができる。
【0076】請求項2に記載の発明によれば、管理対象
の画像だけでなく音声も通信ネットワーク及び基地局を
介して管理者側端末局に送られるようになっているた
め、画像及び音声に基づいて管理対象の状況をより詳細
に把握して管理を行うことができる。
【0077】請求項3に記載の発明によれば、管理対象
の画像データのデータ形式を、各管理者側端末局に適合
する形式に基地局にて自動的に変換することができ、管
理者側端末局の側等でデータ形式の変換を行う必要がな
い。
【0078】請求項4に記載の発明によれば、対象側端
末局に管理対象の異常を検知する異常検知手段が設けら
れ、管理対象に異常が生じた際に、対象側端末局から発
せられた報知データ又は報知指令が、通信ネットワーク
及び基地局を介して管理者側端末局に送られ、その報知
データ又は報知指令に基づいて管理者側端末局による報
知が行われるため、管理者に管理対象の異常を迅速に知
らせることができる。
【0079】請求項5及び6に記載の発明によれば、管
理対象に異常が発生した場合には、画像データの送信処
理が停止された状態で異常を知らせるための報知データ
又は報知指令のみが対象側端末局から通信ネットワーク
及び基地局を介して管理者側端末局に送信されるため、
画像データの送信を停止して通信負担を軽減した状態
で、異常を知らせるための報知データ又は報知指令のみ
を確実に送信することができる。
【0080】請求項7に記載の発明によれば、管理対象
の異常発生を、予め登録された通報先に自動的に通報す
ることができる。
【0081】請求項8に記載の発明によれば、対象側端
末局と関連付けられた制御対象機器を、管理者側端末局
により通信ネットワーク、基地局及び対象側端末局を介
して遠隔制御することができ、便利である。
【0082】請求項9に記載の発明によれば、管理者側
端末局にて入力した音声を通信ネットワーク及び基地局
を介して対象側端末局に送り、対象側端末局側で出力さ
せることができるため、遠隔地から不審者に音声により
威嚇を与えたり、管理対象の付近に居る者に音声により
指示を与えることができ、便利である。
【0083】請求項10に記載の発明によれば、基地局
と管理者側端末局との間で認証処理が行われた後、管理
者側端末局からの制御データ又は音声データが基地局に
よって受け付けられて、対象側端末局に送信されるた
め、関係のない第三者の他の端末局によって対象側端末
局に関連付けられた制御対象機器が制御されてしまう、
あるいは第三者の他の端末局から入力された音声が対象
側端末局から出力されてしまうのを防止することができ
る。
【0084】請求項11に記載の発明によれば、管理対
象が有する入口部を通過しようとする者等によって対象
側端末局に入力された音声が、その入口部の画像ととも
に、通信ネットワーク及び基地局を介して管理者側端末
局に送られて出力されるとともに、管理者側端末局にて
入力された音声が、通信ネットワーク及び基地局を介し
て対象側端末局に送られて出力されるため、遠隔地に
て、管理対象が有する入口部に居る者や入口部の状況を
画像により確認しながら、入口部に居る者等との対応を
音声により行うことができる。これによって、例えば、
管理対象である住宅等の中にあたかも管理者が居るかの
ごとく装って遠隔地から来訪者に対する対応を行った
り、不審な侵入者に遠隔地から音声により威嚇を与えた
りすることができる。
【0085】請求項12及び13に記載の発明によれ
ば、対象側端末局から通信ネットワーク及び基地局を介
して管理者側端末局に与えられた情報には時刻データが
付与されているため、例えば情報の伝送過程で遅延が生
じた場合などに、管理者側端末局側にて、その時刻デー
タに基づいて対象側端末局側で画像データが取得された
時間を容易に認識することができる。
【0086】請求項14に記載の発明によれば、管理者
側端末局の位置検出手段によって管理者側端末局の現在
位置が検出され、その検出された現在位置を示す位置デ
ータが、通信ネットワークを介して基地局に送られるた
め、基地局での処理にその位置データを有効に用いるこ
とができる。例えば、送信先として複数の管理者側端末
局が指定されている場合において、管理対象の異常を報
知する際に、管理対象の最も近くに位置する管理者側端
末局に優先的に報知することが考えられる。また、管理
対象の異常を管理者に報知する際に、その管理者に最寄
りの警察署(あるいは派出所)の位置を案内するなどが
考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遠隔監視システムの
ブロック図である。
【図2】対象側端末局のブロック図である。
【図3】基地局のブロック図である。
【図4】管理者側端末局のブロック図である。
【符号の説明】
1,3 通信ネットワーク 5 対象側端末局 7 基地局 9 管理者側端末局
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04N 7/173 630 H04N 7/173 630 Fターム(参考) 5C054 AA02 CA04 CC02 CE12 CE14 CG05 DA08 EA01 FF02 HA18 5C064 BA07 BB10 BC18 BC23 BD02 BD03 BD08 5C087 AA02 AA24 AA25 AA37 BB21 BB65 BB73 BB74 DD03 DD24 EE05 EE18 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 GG02 GG07 GG11 GG18 GG70 5K101 KK13 MM07 NN06 NN18 RR12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象を通信ネットワークを介して遠
    隔地にて管理するための遠隔管理システムにおいて、 管理対象に対応して設けられる対象側端末局と、 前記管理対象を管理する管理者に対応して設けられる管
    理者側端末局と、 基地局と、を備え、 前記対象側端末局は、 前記管理対象を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段の撮像によって得られた画像データを通信
    ネットワークを介して前記基地局に送信する第1の制御
    手段と、を備え、 前記基地局は、 送信先候補である前記管理者側端末局を特定するための
    情報のリストを記憶しており、前記対象側端末局から送
    信されてきた前記画像データを受信し、前記リストに含
    まれる前記管理者側端末局のうちの、前記通信ネットワ
    ークを介して前記管理者側端末局によって送信先として
    指定された前記管理者側端末局に前記画像データを通信
    ネットワークを介して送信し、 前記管理者側端末局は、 画像出力機能を少なくとも有する出力手段と、 前記基地局から送信されてきた前記画像データを受信
    し、その画像データを前記出力手段を介して出力する第
    2の制御手段と、を備えることを特徴とする遠隔管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遠隔管理システムにお
    いて、 前記対象側端末局は、 マイクをさらに備え、 前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、 前記マイクが取得した音声データを通信ネットワークを
    介して前記基地局に送信し、 前記基地局は、さらに、 前記対象側端末局から通信ネットワークを介して送信さ
    れてきた前記音声データを受信し、その音声データを送
    信先として指定された前記管理者側端末局に通信ネット
    ワークを介して送信し、 前記管理者側端末局の前記出力手段は、音声出力機能を
    さらに有し、 前記管理者側端末局の前記第2の制御手段は、 前記基地局から通信ネットワークを介して送信されてき
    た前記音声データを受信し、その音声データに対応する
    音声を前記出力手段を介して出力することを特徴とする
    遠隔管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の遠隔管理システムにお
    いて、 前記基地局は、 前記画像データを前記管理者側端末局に前記画像データ
    を送信する際に、前記画像データのデータ形式を送信先
    の前記管理者側端末局に適合する形式に変換することを
    特徴とする遠隔管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の遠隔管理システムにお
    いて、 前記対象側端末局は、 前記管理対象の異常を検知する異常検知手段をさらに備
    え、 前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、 前記異常検知手段が前記異常を検知した場合に、前記管
    理者側端末局が前記出力手段を介して前記管理対象の異
    常を報知するための画像、文字情報及び音声の少なくと
    も一つを含む報知データ、又は前記管理者側端末局に前
    記出力手段を介して報知動作を行わせるための報知指令
    を、通信ネットワークを介して前記基地局に送信し、 前記基地局は、 前記対象側端末局から送信されてきた前記報知データ又
    は前記報知指令を受信し、前記報知データ又は前記報知
    指令を送信先として指定された前記管理者側端末局に通
    信ネットワークを介して送信し、 前記管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、 前記基地局から送信されてきた前記報知データ又は前記
    報知指令を受信し、前記報知データを前記出力手段を介
    して出力する、又は前記出力手段を介して報知動作を行
    うことを特徴とする遠隔管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の遠隔管理システムにお
    いて、 前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、 前記異常検知手段が前記異常を検知した場合には、前記
    画像データの前記基地局への送信処理を停止した状態で
    前記報知データ又は前記報知指令の前記基地局への送信
    処理を行うことを特徴とする遠隔管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の遠隔管理システムにお
    いて、 前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、 前記異常検知手段が前記異常を検知した場合には、前記
    画像データの前記基地局への送信処理を停止した状態で
    前記報知データ又は前記報知指令の前記基地局への送信
    処理を行った後、前記画像データの前記基地局への送信
    処理を行うことを特徴とする遠隔管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の遠隔管理システムにお
    いて、 前記基地局は、さらに、 前記対象側端末局から送信されてきた前記報知データ又
    は前記報知指令を受信した際に、予め登録された通報先
    に異常発生を通報することを特徴とする遠隔管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の遠隔管理システムにお
    いて、 前記管理者側端末局は、 操作又は音声による入力を受け付ける第1の入力受付手
    段をさらに備え、 前記管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、 前記第1の入力受付手段が前記対象側端末局に関連付け
    られた制御対象機器の遠隔制御のための指令入力を受け
    付けた場合に、その指令入力に応じた制御データを通信
    ネットワークを介して前記基地局に送信し、 前記基地局は、さらに、 通信ネットワークを介して前記管理者側端末局から送信
    されてきた前記制御データを受信し、その制御データを
    通信ネットワークを介して前記対象側端末局に送信し、 前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、 通信ネットワークを介して送信されてきた前記制御デー
    タに基づいて予め関連付けられた前記制御対象機器を制
    御することを特徴とする遠隔管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の遠隔管理システムにお
    いて、 前記管理者側端末局は、 音声による入力を受け付ける第2の入力受付手段をさら
    に備え、 前記管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、 前記第2の入力受付手段が受け付けた音声の音声データ
    を通信ネットワークを介して前記基地局に送信し、 前記基地局は、さらに、 通信ネットワークを介して前記管理者側端末局から送信
    されてきた前記音声データを受信し、その音声データを
    通信ネットワークを介して前記対象側端末局に送信し、 前記対象側端末局は、 音声出力を行う第1の音声出力手段をさらに備え、 前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、 通信ネットワークを介して送信されてきた前記音声デー
    タに対応する音声を前記第1の音声出力手段を介して出
    力することを特徴とする遠隔管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載の遠隔管理シス
    テムにおいて、 前記基地局は、さらに、 前記管理者側端末局との間で前記通信ネットワークを介
    して認証処理を行い、認証が適合した場合にのみ、前記
    管理者側端末局から送信されてくるデータを受信して前
    記対象側端末局に送信することを特徴とする遠隔管理シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の遠隔管理システムに
    おいて、 前記管理対象は、人が通過する扉付き又は扉なしの入口
    部を有しており、 前記対象側端末局の前記撮像手段は、前記管理対象の入
    口部を撮像し、 前記対象側端末局は、 前記管理対象の前記入口部に設けられ、音声の入力を受
    け付ける第3の入力受付手段と、 前記管理対象の前記入口部に設けられ、音声出力を行う
    第2の音声出力手段と、をさらに備え、 前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、 前記第3の入力受付手段が受け付けた音声に対応する第
    1の音声データを、通信ネットワークを介して前記基地
    局に送信する一方、通信ネットワークを介して送信され
    てきた第2の音声データを受信して、その第2の音声デ
    ータに応じた音声を前記第2の音声出力手段を介して出
    力し、 前記管理者側端末局は、 音声による入力を受け付ける第4の入力受付手段と、 音声出力を行う第3の音声出力手段と、をさらに備え、 前記管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、 前記第4の入力受付手段が受け付けた音声に対応する前
    記第2の音声データを通信ネットワークを介して前記基
    地局に送信する一方、通信ネットワークを介して送信さ
    れてきた前記第1の音声データを受信して、その第1の
    音声データに応じた音声を前記第3の音声出力手段を介
    して出力し、 前記基地局は、さらに、 通信ネットワークを介して前記対象側端末局から送信さ
    れてきた前記第1の音声データを受信して通信ネットワ
    ークを介して送信先として指定された前記管理者側端末
    局に送信する一方、通信ネットワークを介して前記管理
    者側端末局から送信されてきた前記第2の音声データを
    受信して通信ネットワークを介して前記対象側端末局に
    送信することを特徴とする遠隔管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の遠隔管理システムに
    おいて、 前記対象側端末局の前記第1の制御手段は、さらに、 通信ネットワークを介して基地局に送信する情報に時刻
    データを付与することを特徴とする遠隔管理システム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の遠隔管理システムに
    おいて、 前記基地局は、さらに、 通信ネットワークを介して前記対象側端末局から送信さ
    れてきた情報に時刻データを付与してから、その情報を
    前記管理者側端末局に送信することを特徴とする遠隔管
    理システム。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の遠隔管理システムに
    おいて、 前記管理者側端末局は、 受信した所定の電波信号に基づいてその管理者側端末局
    の現在位置を検出する位置検出手段をさらに備え、 前記管理者側端末局の前記第2の制御手段は、さらに、 前記位置検出手段によって検出された前記現在位置を示
    す位置データを、通信ネットワークを介して前記基地局
    に送信することを特徴とする遠隔管理システム。
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