JP2020030544A - 不審者監視システム - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、警備関係者は異常事態の発生を速やかに認識でき、必要に応じて防犯灯ポールに設置されている拡声スピーカから警報音を鳴動させたり、警告メッセージを報音させる等、必要な処置を行うことができ、周囲の人に対して注意を促すことができた。
一方で、カメラの撮像映像を基に人物の動作や振動を解析して、異常行動を起こす前の不審者を事前に検知する技術として特許文献2に開示された技術がある。
この構成によれば、犯罪を犯す可能性の高い不審者を検出したら検出したカメラの映像がディスプレイに表示されるため、警備員等の監視者は、不審者を撮像しているカメラを選択操作することなく、不審者を速やかに監視できる。そして、所定の通知先に不審者の存在を通知するため、関係者は速やかにそれを認識でき、異常事態が発生する前に対処することが可能となる。
この構成によれば、不審者情報が通知された携帯電話から不審者が映っている映像を入手できるため、不審者の状況を映像で確認でき、現場に居なくても適切な指示を出して対応することが可能となる。
この構成によれば、不審者は強調表示され、周囲の人物とは異なる表示形態でディスプレイに表示されるため、映像に複数の人物が映り込んでいても不審者を判別し易い。
この構成によれば、不審者の移動に応じてカメラが自動で切り替わるため、監視している警備員等は表示するカメラを切り替えること無く監視を継続できる。
この構成によれば、軌跡表示部に不審者の移動奇跡が表示されるため、次の行動を予測し易く、対処し易い。
1は異常発生を通報するための緊急通報装置、2は緊急通報装置1からの通報に応答するための監視装置、3は一斉通報を実施する一斉通報装置、4は放送を行うためのページング用スピーカ、5はページング用スピーカ4を制御するページング装置である。
また、6aは監視装置2と一斉通報装置3との通信を可能とするための信号変換アダプタ、6bはページング装置5と一斉通報装置3との通信を可能とするためのページングアダプタ、7はカメラが撮像する映像から不審者を検出する不審者検出装置、8はスマートフォン等の携帯電話である。
ページング装置13はスピーカ12、警告灯14に加えて通報装置11に接続されており、外部からの信号に加えて通報装置11の操作によってもスピーカ12からの報音及び警告灯14の警報動作が実施される。
また、ページング用スピーカ4は伝送線L4を介してページング装置5に接続され、ページング装置5は伝送線L5を介してページングアダプタ6bに接続されている。そして、ページングアダプタ6bは伝送線L6を介してLAN9に接続され、LAN9を介して一斉通報装置3に接続されている。
呼出ボタン42は、従来のインターホンの呼出ボタンと同様の機能を有し、押下操作すると呼出信号が監視装置2へ送信され、監視装置2が通話操作(応答操作)されると通話が可能となる。また、呼出信号の受信に連動してカメラ44の撮像映像が監視装置2に表示される。
緊急通報装置1の緊急通報ボタン41が押下されると、通報装置11から緊急信号が監視装置2に送信され、緊急通報が成される。また、この操作で通報装置11からページング装置13にも緊急信号が送信される。緊急信号を受けたページング装置13は、スピーカ12から警報音を報音させると共に、警告灯14が回転発光を開始する。
その後、緊急通報装置1のスピーカ12、ページング用スピーカ4から、異常発生情報に基づく音声メッセージ「○○の緊急通報ボタンが押されました。」等の場所情報を含むメッセージが報音される。
通報先の携帯電話には、例えば「只今、○○に設置された緊急通報装置から緊急通報が発報されました。」等の場所情報を含む異常発生情報のメッセージが送信される。この送信は、例えば電子メールで送信される。
不審者検出装置7は、監視エリア内の全ての緊急通報装置1のカメラ44の撮像映像を入手し、不審者判定部73が不審者を検出する。不審者判別部73は、入手した全ての撮像映像に対してまず人物を抽出し、抽出した人物の動作及び表情を監視して、不審者を検出する。
尚、この監視は通報装置11の緊急通報ボタン41が押下されると、緊急通報が優先されて監視は中断される。
但し、不審者が検出されたら映像加工部74により映像加工が行われ、不審者の強調表示が成される。例えば、不審者全体が四角形の枠で囲まれて、一見して他の人物と区別できる映像が生成され、表示部71及びディスプレイ21に表示される(図示せず)。
通報先の携帯電話8には、例えば「只今、○○に設置された緊急通報装置において不審者が検知されました。」等の場所情報を含む不審者発生情報のメッセージが送信される。この送信は、例えば電子メールで送信される。
そして、この電子メールには表示部71が表示している不審者映像のURL情報が添付されており、所定の表示操作を行うことで、携帯電話8により不審者映像を確認することができる。
この切り替えにより、不審者が監視エリア内で移動しても不審者が最も大きく撮像されているカメラ44に切り替えられて表示が継続され、移動している不審者を継続して確認できる。
尚、図6に示すアイコンA1〜A4は緊急通報装置1を示し、4台設置された緊急通報装置の位置を示している。即ち監視対象のカメラ44の場所を示している。また、B1,B2,B3はビル等の建物を示し、Sは監視装置2が設置されている警備室を示している。また、Dは別途設置されている監視カメラを示している。
更に、この移動軌跡Qが表示された地図は、不審者発生情報を受信した携帯電話8からも所定の入手操作により不審者映像と同様に入手して表示できる。
また、不審者情報が通知された携帯電話8から不審者が映っている映像を入手できるため、不審者の状況を映像で確認でき、現場に居なくても適切な指示を出して対応することが可能となる。
更に、不審者は強調表示され、周囲の人物とは異なる表示形態でディスプレイ21に表示されるため、映像に複数の人物が映り込んでいても不審者を判別し易い。
加えて、不審者の移動に応じてカメラ44が自動で切り替わるため、監視している警備員等は表示するカメラ44を切り替えること無く監視を継続できる。更に、ディスプレイ21、携帯電話8に不審者の移動奇跡を表示できるため、次の行動を予測し易く、対処し易い。
また、不審者を検出するために映像を監視するカメラを緊急通報装置1のカメラ44としたが、これに監視カメラDを加えても良い。
更に、異常発生の通報、不審者検出の通知を電子メールで行っているが、ショートメールで通知しても良いしLINE(登録商標)に代表されるSNS(Social Networking Service)を利用して通知しても良い。特にLINE(登録商標)は映像データを添付し易く容易に利用できる。
Claims (5)
- 監視エリア内に配置した複数のカメラと、前記カメラの撮像映像を表示するディスプレイを備えた監視装置と、前記カメラの撮像映像から不審者を検出する不審者検出装置と、不審者情報を外部に通知する不審者通知装置と、を有し、
前記不審者検出装置は、動作或いは表情から犯罪を犯す可能性の高い不審者を検出する不審者判定部を有し、
前記不審者判定部が複数の前記カメラの撮像映像を監視して何れか1つのカメラの撮像映像から不審者を検出したら、前記監視装置に不審者を撮像しているカメラの撮像映像を送信すると共に、前記不審者通知装置に対して不審者検知信号を送信し、
前記不審者通知装置は、前記不審者検知信号を受けて、予め登録された携帯電話に不審者発生情報を送信することを特徴とする不審者監視システム。 - 前記不審者通知装置が前記携帯電話に送信する不審者発生情報には、前記不審者検出装置が前記監視装置に送信している映像を入手可能とするURL情報が合わせて送信され、
不審者発生情報を受信した携帯電話から、前記不審者が撮像されているカメラの撮像映像が入手可能であることを特徴とする請求項1記載の不審者監視システム。 - 前記不審者検出装置は、検出した不審者を映像上で強調表示させるための映像加工部を有し、
前記ディスプレイに表示される映像は、検出した不審者が強調表示されていることを特徴とする請求項1又は2記載の不審者監視システム。 - 不審者を検出した前記不審者判定部は、各カメラの撮像映像から当該不審者が最も大きく撮像されているカメラを選択し、
前記不審者検出装置は、前記監視装置に送信する映像を前記不審者判定部が選択したカメラの撮像映像に切り換えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の不審者監視システム。 - 個々のカメラの位置を地図上に配置した監視エリアの地図を保持する地図情報記憶部と、
前記不審者判定部が選択する前記カメラの情報を基に、前記監視エリアの地図上に不審者の移動軌跡を生成する軌跡生成部と、
前記移動軌跡を生成した前記監視エリアの地図を表示する軌跡表示部とを有することを特徴とする請求項4記載の不審者監視システム。
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