JP2007026126A - 監視通知システム - Google Patents

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博 正嶋
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雅則 三好
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裕人 森實
Kiyobumi Tanaka
清文 田中
Yoshiaki Usami
芳明 宇佐美
Toru Nishizawa
透 西澤
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Abstract

【課題】
従来の監視通知システムでは、監視対象の状況の変化が通知されず、監視者が異常状態に的確に対応することが難しかった。
【解決手段】
監視対象の状態を監視機器により監視し、外部装置に通知する監視通知システムにおいて、前記監視機器は、監視対象の状態を感知する状態感知手段と、前記状態感知手段からの信号を入力として、監視機器が異常状態かどうかを判定する異常状態判定手段と、前記異常状態判定手段で判定された判定状態を前記外部装置に通知するかどうかを判定する異常状態通知判定手段と、前記外部装置との会話手段と、前記外部装置からの制御手段を備える。
【選択図】図20

Description

本発明は、遠隔地の建物,敷地あるいは室内等を監視や警備し、不法侵入や火災その他の異常事態を監視し、遠隔地に通知する監視通知システムに関するものである。
従来、監視通知システムとしては、例えば、監視場所に人の侵入を検知する人感センサや火災を検知するガス漏れ警報器や火災警報器等を設置し、センサが監視対象の侵入や火災等の異常を検知すると、インターネットを介して、前記検知情報を電子メールとして利用者の携帯端末に通知するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−174524号公報
しかしながら、従来技術では、侵入者が退出した場合や火災が鎮火した時などのように監視対象の状況が変化した場合には通知されず、また異常状態の通知を受けた監視者が、監視機器と監視者が遠く離れた位置関係にあるため、最寄の対応機関(警察署や消防署など)に通報することができず、異常状態に的確に対応することが難しいという課題がある。また、従来技術では、現場の画像を見ることが出来ても、現場と会話したり、監視機器を直接制御することが出来ず、現場状況の詳細な把握が難しいという課題がある。
上記課題を解決するために、本発明による監視通知システムは、監視対象の状態を監視機器により監視し、外部装置に通知する。ここで、監視機器は、状態感知手段からの信号を入力として、監視機器が異常状態かどうかを判定する異常状態判定手段と、異常状態判定手段で判定された判定状態を外部装置に通知するかどうかを判定する異常状態通知判定手段と、を備える。さらに、監視機器は、外部装置との間での会話手段と制御手段を備える。
外部装置としては、監視センタやユーザの携帯端末がある。また、状態感知手段としては、火災センサなどの各種センサがある。また、異常状態通知判定手段が、カメラなどの撮像手段で撮像した画像を外部装置に通知するかどうかを判定して、監視対象の状態と画像を通知しても良い。
本発明による監視通知システムは、監視機器における監視対象の異常状態を判定して、その判定結果に基づいて、監視センタに判定結果を通知すべきかを判断することにより、異常状態の変化を通知することができるので、異常状態に対する的確な対応が可能になる。さらに、監視機器と外部装置との間で会話及び監視機器制御を提供することで、会話機能で画一的な記録音声威嚇よりも威嚇性能を向上させることが可能になり、また制御機能で威嚇方法を変更修正し、あるいは撮像装置などを制御して、例えば、カメラの角度やズームを変えて、現場情報をより詳細に得ることができるため、放火予防及び火災発生時の行動をより確実に支援することが可能になる。
図1は本発明の実施例である放火監視通知システムのブロック構成図である。本実施例は、監視対象である建物や敷地等の被監視対象場所に設置される監視機器1と、被監視対象の状況を把握するための監視センタ2とから構成される。
監視機器1は、監視対象に対する侵入や火災などの異常状態を感知するセンサ3と、センサ3からの信号を入力として、監視対象が異常状態かどうかを判定する異常状態判定手段4と、監視対象を撮像するカメラ5と、異常状態判定手段4で判定された判定状態に基づいて、威嚇方法を決定する威嚇方法判定手段6と、威嚇方法判定手段6で判定された威嚇方法に基づいて威嚇を行う威嚇手段7と、現在の判定状態を監視センタ2に通知するかどうかを判定する異常状態通知判定手段8と、これらを制御する中央演算処理装置9とから構成される。
一方、監視対象の状況を監視する監視センタ2は、監視対象の異常状態を示す判定状態および監視機器1のカメラ5で撮像された画像等を表示する表示手段11と、利用者からのキー操作を受け付ける入力手段12と、監視対象の状態を示す判定状態が正しいかどうかを判断する異常状態判断手段13と、これらを制御する中央演算処理装置14とから構成される。
なお、監視機器1と、監視センタ2との間は通信手段10を介して接続されるが、この通信手段10は、例えば電話回線やISDN回線等の公衆回線を利用しても良いし、あるいはLANその他の構内あるいは敷地内の私設ネットワーク回線であっても良い。
また、センサ3としては、人間の動きを検出する人感センサ,火災を検出する炎センサ,熱感知器や煙感知器などが適用できる。
上記放火監視通知システムの全体の動作を図2の動作フローを用いて説明する。
監視機器1では、ステップS21からステップS24までの処理を行う。まず、はじめにステップS21でセンサ3からのセンサ信号に基づいて、異常状態判定手段4が監視対象の異常状態を判定する。次のステップS22では、ステップS21で判定した判定状態に基づいて、威嚇方法の判定を行い、ステップS23で、現在の判定状態に応じた威嚇処理を行う。そして、ステップS24において、監視センタ2への通知が必要かを判定する。判定の結果、通知が必要な場合は、ステップS25に進む。逆に、通知が不要な場合は、ステップS21に戻る。
一方、監視センタ2では、ステップS25からステップS28までの処理を行う。監視機器1からの通知に対して、まず、ステップS25では、表示手段11がカメラ画像の表示など画面表示を行う。次に、ステップS26で、監視機器1で判定された監視対象の判定状態が正しいかどうかをセンタ員が判断する。判断の結果、監視対象が異常状態の場合は、ステップS27の消防等への通報処理へと進み、消防において、ステップS29の消火活動およびステップS30の鎮火へと続く。逆に判断の結果、異常状態でない場合は、ステップS28において判定状態をリセットして、ステップS21へ戻る。
以下では、放火監視通知システムの動作,作用について詳細に説明する。
まず、ステップS21の異常状態の判定は、異常状態判定手段4で行う。異常状態判定手段4のブロック構成図を図3に示す。異常状態判定手段4は、異常状態を判定するための異常状態判定データ31と、センサ3からのセンサ信号と異常状態判定手段4により判定した前回の判定結果である前判定状態および異常状態判定データ31を入力として異常状態を判定する異常状態判定部32とから構成される。
異常状態判定データ31は、例えば、図4に示すように前回の判定結果である前判定状態に対して、センサ3からのセンサ信号に応じて、どの状態に遷移すべきかのデータテーブル41で示すことができる。図4の例では、前判定状態として「0:待機」から「4:火災」までの5つの状態と、センサ信号として炎センサ,人感センサおよび時間経過の3種類に対する状態遷移を定義している。例えば、前判定状態が「0:待機」の場合に、炎センサがONの時は、「3:着火」に状態を遷移する。ちなみに、各状態に付随する数字は緊急度を示し、数字が大きい方が緊急度が高いと定義する。なお、前判定状態は、システムの起動時には、「0:待機」に設定し、それ以後は、異常状態判定部32で判定した判定状態を中央演算処理装置9に前判定状態として記憶させると良い。
異常状態判定手段4における異常状態の判定動作を図5に示す。図5の例では、前判定状態が「3:着火」で、炎センサおよび人感センサが共にONの場合での異常状態の判定動作について説明する。異常状態判定データ31のデータテーブル41を参照すると、前判定状態が「3:着火」の場合、炎センサがONの時は「4:火災」で、人感センサが
ONの時は「3:着火」である。このように、複数のセンサ信号が入力として得られた場合は、緊急度の高い状態に遷移すると定義する。
また、異常状態の判定は、一定周期またはセンサ信号に変化があった場合に行う。例えば、上記の例では、前判定状態が「3.着火」から、炎センサが反応しなくなったら「1:鎮火」に変化し、さらに一定時間が経過した場合には「0:待機」に変化する。これにより、監視対象の状態を的確に判定する事ができる。
次に、ステップS22の威嚇方法の判定およびステップS23の威嚇処理について説明する。威嚇方法の判定処理は、監視機器1の威嚇方法判定手段6で行い、威嚇処理は威嚇手段7で行う。
威嚇方法判定手段6の構成を図6に示す。威嚇方法判定手段6は、威嚇方法判定部61と威嚇方法判定データ62とから構成される。威嚇方法判定部61は、異常状態判定手段4で判定された結果もしくは、後述する監視センタ2において判断された結果のいずれかの判定状態に基づいて、威嚇方法判定データ62を参照して、威嚇方法を判定する。
威嚇手段7での威嚇処理としては、光,音や映像などによる威嚇が適用される。例えば、光による威嚇としては、ライトの点灯や点滅,サーチライト,赤色灯等がある。また、音による威嚇としては、ブザー,カメラのシャッター音や音声メッセージなどがある。映像による威嚇としては、犯罪者に対して監視されていることを意識させるために、犯罪者を含む画像を表示することが効果的である。
威嚇方法判定データ62は、例えば、図7のデータテーブル71に示すように、判定状態と威嚇方法の組で構成され、判定状態に応じた威嚇方法が定義される。図7の例では、威嚇手段7として、ライト,フラッシュライトおよび音声メッセージを用いている。例えば、「0:待機」では、ライト,フラッシュライトおよび音声メッセージでの威嚇をせず、「1:鎮火」ではライトのみを点灯し、「2:侵入」ではライトの点灯および「何かご用ですか?」と音声メッセージを出力し、「3:着火」ではライトの点灯および「ここは火気厳禁です」、そして「4:火災」ではフラッシュライトの点滅および「火災発生!」の音声メッセージでの威嚇方法を定義している。
威嚇方法の内容は、監視機器1を設置する場所や状況に応じて変更するのが良い。例えば、危険物が保管されている場所では、通常の場合は人の出入りはほとんど無いので、
「2.侵入」に対してはライトの点灯だけでなく、フラッシュライトを点滅させるなどが考えられる。
ステップS23の威嚇処理の後は、ステップS24で監視センタ2への通知が必要かどうかを判定する。この判定処理は、異常状態通知判定手段8で行う。図8に、異常状態通知判定手段8のデータフローを示す。まず、ステップS81で、現在の判定状態が、監視センタ2へ通知すべき対象かどうかを判定する。これは、図9に示すように、予め通知すべき対象かどうかを定義したデータテーブル91を準備することで判定可能である。もし、現在の判定状態が通知すべき対象では無い場合は、監視センタ2へ通知は行わない。逆に、通知すべき対象である場合は、ステップS82へと進む。ステップS82では、現在の判定状態と前判定状態を比較して、変化があるかどうかを判定する。判定の結果、変化の無い場合は監視センタ2へ通知しないと判定し、逆に変化が有る場合は通知すべき、と判定する。
次に、監視センタ2における動作,作用について説明する。監視センタ2では、監視機器1からの通知に対して、ステップS25からステップS28の処理を行う。まず、ステップS25の画面表示では、通信手段10を介して、監視機器1の異常状態判定手段4で判定された判定状態やカメラ5で撮像された画像を取得し、監視センタ2の表示手段11に表示する。表示手段における端末画面101の表示例を図10に示す。図10の例では、カメラ5で撮像された画像をカメラ画像表示枠102で表示する。また、異常状態判定手段4で判定した判定状態を表示枠103に表示する。カメラ画像および判定状態の表示により、監視対象の状況を遠隔地においても的確に把握することができるようになる。
ステップS26では、端末画面101に表示された内容を参考にして、監視センタ員が監視機器1からの通知内容が誤報かどうかを判断する。監視対象が異常状態の場合はステップS27の消防への通報処理に進む。逆に監視対象が異常状態ではなくて、誤報であった場合は、ステップS28で判定状態を「0:待機」にリセットして、ステップS21に戻る。図10の例では、端末画面101において、画面上に配置されたYesボタン104およびNoボタン105のどちらが監視センタ員によって選択されたかにより、誤報かどうかを判断する。監視センタ員が、誤報と判断してNoホタンを選択すると、図2のステップS26,S28の処理により、判定状態が「0:待機」にリセットされる。ステップS27の通報処理は、監視センタ員が、判定状態が消防署などの対応機関への通報を要する場合に、端末画面101に表示される通知先106に対して電話をかけるなどの方法が考えられる。
最後に、監視センタ2から通報を受けた消防では、消火活動(ステップS29)により、火災の鎮火(ステップS30)となる。このとき、本監視システムでは、鎮火状態を検知して、監視センタに対して鎮火通知を行うことが可能となる。すなわち、監視機器1のステップS21では、異常状態の判定処理により、判定状態が「1:鎮火」であると判定する。そして、ステップS22の威嚇方法の判定やステップS23の威嚇処理に続き、ステップS24の通知が必要かどうかの判定となる。ここで、図9に示すように「1:鎮火」を通知対象として登録しておけば、「1:鎮火」に状態遷移したときに、監視センタ2に対して、鎮火通知を行う。
また、監視センタ2における端末画面の別の表示例を図11に示す。この例では、監視センタ員が、カメラ画像から見て、監視機器1から通知された判定状態が正しくないと判断した場合、判定状態修正表示枠112の中から正しい監視対象の状態を選択することができる。このときの動作フローを図12に示す。図2の動作フローと異なる点は、ステップS126における異常状態の判断の後に、ステップS128による判定状態の修正があるかどうかを判定する処理が追加された点である。もし、ステップS128において判定状態が修正された場合は、ステップS121に戻り、修正された判定状態により威嚇方法の判定および威嚇処理が行われる。これにより、実際の監視対象の状態に応じた的確な威嚇を行うことができるようになる。
また、図13に示すような複数の監視機器1および監視センタ2から構成される放火監視システムでは、図14に示すような監視センタ2における端末画面141の表示例が考えられる。複数の監視機器1からの通報は、異常状態監視機器リスト142に表示される。例えば、判定状態の緊急度に基づいて表示することで、重要な通知から優先的に異常状態の判断処理を行うことができる。また、図示しないが、監視機器IDに基づいて監視機器が設置された場所を登録したデータを用意することで、監視機器からの通知に対して、どの監視機器からの通知かを把握することができるようになる。
また、ステップS27の通報処理による通報先としては、監視対象を所有するユーザに異常状態の通知を行っても良い。通知内容としては、監視対象を撮像した画像および監視対象の現在の判定状態を通知することにより、ユーザはボヤ程度の火災で既に鎮火済みであるのか、または全焼したのかを把握できるため、どのような行動を取るべきかを決定することができるようになる。
以上に示したように、本発明の実施例1では、異常状態通知判定手段8の通知を要するかどうかの判定処理(ステップS24)により、火災の発生通知だけでなく、鎮火通知も行うことが可能となり、監視対象を的確に把握することができるようになる。
また、異常状態通知判定手段8では、前回の判定結果である前判定状態から変化が有った場合のみ通知するため、着火通知や火災通知を必要以上に何度も通知すると言うことを防ぐことができるようになり、通知を受け取る側の負荷を軽減させることができるようになる。
本発明の第二の実施例にかかる放火監視通知システムについて説明する。第二の実施例のブロック構成図および動作フローを図15および図16に示す。本実施例が第一の実施例と異なるのは、以下の2つの点である。まず、一つ目は、監視対象に対する異常状態の通知が、監視センタだけでなく、監視対象を所有するユーザのユーザ端末151にも通知される点である(図17のステップ170)。これにより、ユーザは監視対象の状況を的確に把握できるようになるため、どのような行動を取るべきかを決定することができる。
二つ目は、監視センタにおいて、監視対象が異常状態であると判断された時の画像を画像蓄積手段162により、蓄積している点である(図16のステップ168)。実際の火災では、消火活動の後に、再発防止や犯人検挙に向けた火災原因究明において、画像蓄積手段162により蓄積された画像を用いることが考えられる。
また、画像蓄積手段162は、監視機器1に配置することも考えられるが、火災による焼失を防ぐためには、監視センタ2に配置することが望ましい。
本発明の第三の実施例にかかる放火監視通知システムについて説明する。第三の実施例のブロック構成図を図17に示す。本実施例が第一の実施例と異なるのは、図10で表示される監視センタの端末画面例1における通知先106の作成を、監視機器1に応じて通報先作成手段181で作成する点である。
第三の実施例の動作フローを図18に示す。第一実施例の動作フローと異なるのは、ステップS187の通報先作成が追加された点である。第三の実施例では、監視機器1を区別するための監視機器IDを監視機器1毎に保持しておき、監視センタ2への通知の際に、判定状態およびカメラ画像と共に、監視機器IDを通知するようにする。ステップ
S197では、図20に示すように監視機器IDと通報先を関連づけた通報先判定データテーブルに基づいて、通報先を判定して、監視センタの端末画面に表示する。通報先としては、監視機器が設置されている最寄りの消防本部の電話番号などが考えられる。
このように、監視機器1が設置されている場所に最寄りの消防本部の電話番号を端末画面に表示することにより、監視センタ員は火災等の異常状態に対して的確な行動を取ることができるようになる。
また、ユーザが監視機器1から離れた場所にいて、ユーザ端末に異常状態が通知される場合においては、ユーザがユーザ端末を用いて119番通報を行う時は、監視機器1の最寄りの消防本部に通報されず、離れた場所の消防本部に通報される可能性がある。本実施例では、監視機器IDに応じて、最寄りの消防本部に通報されるため、通報および消火活動までの時間を短縮することができるようになる。
本発明の第四の実施例にかかる放火監視通知システムについて説明する。第四の実施例のブロック構成図を図20に示す。本実施例が第一の実施例と異なるのは、監視端末から監視センタ(あるいはユーザ端末)への通報後に、監視センタ(あるいはユーザ端末)から通報処理に加えて監視機器と管制センタ(あるいはユーザ端末)を用いた会話処理及び監視センタ(あるいはユーザ端末)から監視端末の機器制御を行う点である。
図20に示すように、監視機器の通信手段10は、会話のためのマイク15,スピーカ16とも接続され、一方監視センタの通信手段10も同様に会話のためのマイク17,スピーカ18に接続される。監視機器では威嚇用のスピーカと会話用のスピーカを共用しても良い。
第四の実施例の処理フローを図21に示す。ステップS211からS214は第一の実施例と同じ流れである。監視センタでは、異常状態判定S216の後に会話&制御処理選択S217が追加され、YESの場合監視センタを会話処理S220モードにするとともに、監視機器も会話処理S221モードとし、さらに監視センタの入力手段12を用いて監視機器の異常状態判定等の制御(他にはカメラ動作制御,照明明るさ制御等)を操作可能とする。S217の操作は、例えば入力手段12としてボタン等用い、監視センタ員がそれを押下することで容易に実現できる。
このように会話及び制御処理機能を付加することにより、まず会話機能で画一的な記録音声威嚇よりも威嚇性能を向上させることが可能となり、また制御機能で威嚇方法を自由に変更修正し、あるいはカメラの角度やズームを変えて現場情報をより詳細に得ることができるため、放火予防及び火災発生時の行動をより確実に支援することが可能となる。
なお、本実施例では、放火監視通知システムを取り上げて、センサの種類として炎センサおよび人感センサ、通報先として消防の場合を例示したが、監視用途に応じて、温度,湿度,ドア開閉など様々なセンサや通報先を警察や警備会社などに設定しても良い。例えば、駐車場の監視通知システムでは、センサとして、人感センサ,衝撃センサ,ドア開閉センサ等の使用が考えられ、通報先としては警察や警備会社が考えられる。
監視通知システムのブロック構成図。 監視通知システムの動作フロー。 異常状態判定手段のブロック構成図。 異常状態判定データのテーブル構成図。 異常状態判定部の動作説明図。 威嚇方法判定手段のブロック構成図。 威嚇方法判定データのテーブル構成図。 異常状態通知判定手段の動作フロー。 異常状態通知判定データのテーブル構成図。 監視センタの端末画面表示例1。 監視センタの端末画面表示例2。 放火監視通知システムの動作フロー。 放火監視通知システムのブロック構成図。 監視センタの端末画面表示例3。 放火監視通知システムのブロック構成図。 放火監視通知システムの動作フロー。 放火監視通知システムのブロック構成図。 放火監視通知システムの動作フロー。 通報先判定データのテーブル構成図。 放火監視通知システムのブロック構成図。 放火監視通知システムの動作フロー。
符号の説明
1…監視機器、2…監視センタ、3…センサ、4…異常状態判定手段、5…カメラ、6…威嚇方法判定手段、7…威嚇手段、8…異常状態通知判定手段、9…中央演算処理装置、10…通信手段、11…表示手段、12…入力手段、13…異常状態判断手段、14…中央演算処理装置、31…異常状態判定データ、32…異常状態判定部、41,71,
91…データテーブル、61…威嚇方法判定部、62…威嚇方法判定データ、101,
111,141…端末画面、102…カメラ画像の表示枠、103…判定状態の表示枠、104…Yesボタン、105…Noボタン、106…通知先、112…判定状態修正表示枠、142…異常状態監視機器リスト、151…ユーザ端末、152…画像蓄積手段、171…通報先作成手段、191…通報先判定データテーブル。

Claims (8)

  1. 監視対象の状態を監視機器により監視し、外部装置に通知する監視通知システムにおいて、前記監視機器は、監視対象の状態を感知する状態感知手段と、前記状態感知手段からの信号を入力として、監視機器が異常状態かどうかを判定する異常状態判定手段と、前記異常状態判定手段で判定された判定状態を前記外部装置に通知するかどうかを判定する異常状態通知判定手段と、前記外部装置との会話手段と、前記外部装置からの制御手段を備えることを特徴とする監視通知システム。
  2. 請求項1において、前記外部装置は、前記監視機器から通知された判定状態を表示する表示手段と、前記監視機器から通知された判定状態が正しいかを判断させる異常状態判断手段とを備えることを特徴とする監視通知システム。
  3. 請求項1または2において、前記異常状態通知判定手段は、前記異常状態判定手段で判定された現判定状態が通知対象の状態であり、かつ前回の状態の判定結果である前判定状態と異なる状態の時に通知することを特徴とする監視通知システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記監視機器は、さらに、監視対象を撮像する撮像装置を備え、前記異常状態通知判定手段は、前記撮像手段で撮像した画像を前記外部装置に通知するかどうかを判定することを特徴とする監視通知システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記外部装置が監視センタであることを特徴とする監視通知システム。
  6. 請求項1ないし4において、前記外部がユーザの携帯端末であることを特徴とする監視通知システム。
  7. 監視対象の状態を監視機器により監視し、監視センタおよびユーザの携帯端末に通知する監視通知システムにおいて、前記監視機器は監視対象の状態を感知する状態感知手段と、前記状態感知手段からの信号を入力として、監視対象が異常状態かどうかを判定する異常状態判定手段と、監視対象を撮像する撮像装置と、前記異常状態判定手段で判定された判定状態および前記撮像装置で撮像した画像を監視センタおよびユーザの携帯端末に通知するかどうかを判定する異常状態通知判定手段と、前記外部装置との会話手段と、前記外部装置からの制御手段を備えることを特徴とする監視通知システム。
  8. 請求項7において、前記監視センタは、前記監視機器から通知された判定状態および画像を表示する表示手段と、前記監視機器から通知された判定状態が正しいかを判断させる異常状態判断手段と、前記監視機器から通知された画像を蓄積する画像蓄積手段とを備えることを特徴とする監視通知システム。
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