JP2003208679A - セキュリティーシステム - Google Patents

セキュリティーシステム

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JP2003208679A
JP2003208679A JP2002006888A JP2002006888A JP2003208679A JP 2003208679 A JP2003208679 A JP 2003208679A JP 2002006888 A JP2002006888 A JP 2002006888A JP 2002006888 A JP2002006888 A JP 2002006888A JP 2003208679 A JP2003208679 A JP 2003208679A
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Tsuneki Matsuki
常樹 松木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の監視者を省くことによりランニングコ
ストを大幅に削減することができるセキュリティーシス
テムを提供する。 【解決手段】 家庭1内の異常事態を入力装置1aが検
出し、この検出信号はセキュリティー装置2aへと送ら
れ、更にセキュリティー装置2aからネットワーク4を
介して家庭2のセキュリティー装置2bへと送られる。
家庭2においては、セキュリティー装置2bが出力に適
したデータ形式に加工し、このデータを出力装置3bに
送り、出力装置3bが稼動して異常を知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はセキュリティーシ
ステムに関するものであり、特に各家庭における防犯・
防災を目的とする自律分散ネットワーク型セキュリティ
ーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防犯セキュリティーシステムは、
各家庭とセキュリティー会社との個別契約により成り立
っている。即ち、サービスを享受する「要監視者」と、
サービスを提供する「監視者」との役割分担も明確であ
り、そのサービスの見返りとして要監視者から監視者へ
の料金の継続的支払いが行われる。図15は従来のセキ
ュリティーシステムを示すブロック図であり、21は防
災センサ,緊急ボタン,防犯センサ,ライト,ブザー,
カメラ等からなるセキュリティー装置、22はセキュリ
ティー装置21と警備会社とを結ぶネットワーク、23
は警備会社側にあるパソコン、24は警備会社側にある
ブザーである。
【0003】次に動作について説明する。図15におい
ては、泥棒が家庭に侵入した場合の例を挙げる。侵入者
が何らかの手段を使って侵入を果たし、その際に防犯セ
ンサーを起動させてしまったとする。すると警備会社は
その情報をネットワーク22を通じて受け取り、警備員
を該当家庭に派遺することにより侵入の有無を判定す
る。その時の状況に応じて警察、消防署に連絡を取るこ
ともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のセキュリティー
システムは、以上のようになされていたので、要監視者
と監視者という風に、サービスの享受者と提供者とが明
確に分離されていた。従って、享受者は提供者(警備会
社)にイニシャルコストのみならず、恒常的な安全を保
障するための恒常的な支払いを続けなければならない。
即ち、ランニングコストの点でも負担が大きく、手軽に
手を出せるものではなかったという問題点があった。
【0005】更に従来のシステムにおいては、監視者、
即ち警備会社自体が機能不全の時に、安全が保証されな
いという欠点があった。例えば警備会社への襲撃を行う
と同時に、標的の家庭を襲うという手段に対しては対抗
手段を持たないという問題点があった。また、警備会社
が機能していない時には、同時に多数の家庭にて安全が
保証されていないこととなる。
【0006】また、従来システムにおいては、金額を払
っているとは言え、他人に自分の安全を委ねることには
変わり得ず、日本の伝統的な美徳である「自分達の身は
自分達で守る」という要求を満たすことはできない。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、すなわち第一に、低コストに
てユーザーの範囲を広げ、容易にセキュリティーシステ
ムを手に入れることができるようにすることを目的とす
る。また同時にユーザーフレンドリーな使用環境とし、
特殊知識を要求せず誰にでも使用できるものとする。次
に、単一故障基準を満たすような設計とする。すなわち
一箇所の監視者の機能不全により、全システムが機能し
なくなることを防止するような仕組みとする。最後に、
セキュリティーシステム参加者の連帯感を強めるような
システム構成とすることも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るセキュリティーシステムは、各家庭内の異常事態を検
出するための入力装置と、他の家庭における状態を監視
するための出力装置と、入力装置及び出力装置との間で
信号の送受信を行なうセキュリティー装置とを設け、入
力装置,出力装置及びセキュリティー装置を各家庭毎に
配置するとともに、セキュリティー装置をネットワーク
で接合することにより、複数の家庭間で相互監視するよ
うにしたものである。
【0009】この発明の請求項2に係るセキュリティー
システムは、ネットワークとしてイントラネットを採用
したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態l.以下、この発明の
一実施形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1によるセキュリティーシステムを示すブロ
ック図である。図において、家庭lと家庭2という2つ
の家庭を想定しており、それぞれの家庭には同一の設備
が施されている。1a,1bは各家庭内の異常事態を検
出するための入力装置であり、検出信号を各セキュリテ
ィー装置2a,2bへ送信する役割を果たす。出力装置
3a,3bは逆に、他の家庭からの信号に基づいて、各
家庭において監視するためのデバイスであり、又、4は
これらの信号が経由するネットワークである。そして、
セキュリティー装置2a,2bは、ネットワーク4との
やりとりと、データの加工とを受け持つ装置である。
【0011】次に動作について説明する。家庭1におけ
る入力装置1aとして防犯センサを考える。これはドア
の開閉を検知するスイッチ、窓の開閉を検知するスイッ
チなどから構成される。これらの装置は、検知すると共
に接点信号、アナログ電流・電圧信号、画像信号などを
出力し、この信号は無線または有線によりセキュリティ
ー装置2aへと送られる。セキュリティー装置2aにお
いて、これらの入力信号は適宜圧縮されたり、あるいは
A/D変換などにより、送信に適した形へと加工され、
インターネット等のネットワーク4を介して家庭2のセ
キュリティー装置2bへと送信される。
【0012】一方、家庭2においては、家庭1の上記デ
ータをセキュリティー装置2bにて受け取り、そこで出
力に適したデータ形式へと加工する。そして、家庭2に
おける出力装置3bとしてブザーを想定し、出力装置3
bを構成するブザーを鳴らすためのデータを、セキュリ
ティー装置2bは有線または無線により出力し、そのデ
ータは出力装置(ブザー)3bにて受信され、家庭1の
危機を知らせるため、出力装置3bは稼動する。ブザー
音を聞き取った家庭2の住居人は、警察や家庭lの隣家
などに連絡し、家庭lの住居人の安全を確保する。
【0013】そして、家庭2に住居侵入があった場合
は、上記立場を逆にした動作となる。即ち、検知信号が
セキュリティー装置2bへと送られ、セキュリティー装
置2bにおいて、送信に適した形へと加工され、ネット
ワーク4を介して家庭1のセキュリティー装置2aへと
送信される。一方、家庭1においては、セキュリティー
装置2aが出力に適したデータ形式へと加工し、このデ
ータを出力装置3aへ出力し、家庭2の危機を知らせる
ため、出力装置3aは稼動する。
【0014】このように、特定の親密な知り合いとペア
になり、お互いの家庭を相互監視することにより、特定
の「監視者」、即ち警備会社の存在を省いたセキュリテ
ィーシステムを構築することができ、これによりランニ
ングコストの大幅な削減が可能となる。使用する装置も
インターネットやブザーなど汎用的で安価なものに限
り、又、セキュリティー装置の機能も必要最小限なもの
に限れば、イニシャルコストも低く抑えることができ
る。こうして、従来のシステムに比べ、安価で幅広い購
入者層を獲得することができるセキュリティーシステム
を構築することができる。更に、親族などとペアを組む
ことにより、日ごろ連絡が滞りがちな人の安否を自ら見
守れるという、心の充足も得ることができる。
【0015】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるセキュリティーシステムを示すブロック図で
あり、図において、5a,5bは侵入者の出入りを検知
する入力装置として機能する防犯センサ、6a,6bは
侵入を検知した際その部屋を照らし出すライト、7a,
7bは侵入を検知した際、画像撮影を開始するカメラ、
8a,8bは出力装置としてのブザー、9a,9bはカ
メラ7a,7bが撮影した画像を展開する出力装置とし
てのパーソナルコンピュータ(PC)である。
【0016】上記実施の形態1においては、入力装置と
して防犯センサを、又、出力装置としてブザーを設けた
場合について説明したが、本実施形態においては、入力
装置として、実施の形態1に加えて、特定の部屋への侵
入を防犯センサ5a,5bにより検知して、その部屋の
ライト6a,6bを点灯し、画像撮影を開始するカメラ
7a,7bを併設するように構成する。セキュリティー
装置2aは、撮影した動画もしくは静止画の圧縮機能を
備える。
【0017】次に家庭1に侵入者が侵入してきた場合に
ついて説明する。カメラ7aによって撮影された画像
は、ネットワーク4(インターネット)を介し、家庭2
へと送られる。家庭2においては、出力装置として、ブ
ザー8bに加えパーソナルコンピュータ(PC)9bを
設ける。データはセキュリティー装置2bからPC9b
へと送られ、PC9bにおいて画像展開が行われ、家庭
2の住居人は現場の状況を確実に監視することが可能と
なる。状況を判断して、家庭2の住居人は警察へ通報す
る。
【0018】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるセキュリティーシステムを示すブロック図で
あり、本実施形態においては、入力装置として、防災セ
ンサ10a,10bを設けるものである。災害として
は、具体的には火災を考える。入力装置に該当するもの
としては、高温探知機、ガス探知機、煙探知機などが考
えられる。
【0019】家庭1において火災が発生した場合、防災
センサ10aが火災を検知し、この検知信号がセキュリ
ティー装置2aへと送られ、セキュリティー装置2aに
おいて、送信に適した形へと加工され、ネットワーク4
を介して家庭2のセキュリティー装置2bへと送信され
る。一方家庭2においては、セキュリティー装置2bが
出力に適したデータ形式へと加工し、このデータをブザ
ー8b等の出力装置へ出力し、家庭1の危機を知らせる
ため、ブザー8b等の出力装置が稼動する。
【0020】これらの作動により、ペアの家庭1におけ
る異常な高温やガス・煙の発生を探知し、家庭2におい
てその事象を知ることができる。そして家庭2の住居人
は119番することにより、火災を未然に防ぐことがで
きる。
【0021】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるセキュリティーシステムを示すブロック図で
ある。本実施形態においては、入力装置として緊急ボタ
ン11a,11bを設けるものである。家庭1の住居人
が在宅時にも、病気の発作、押し入り強盗などにより、
救助が必要となる場合が考えられる。そこで家庭1の住
居人は緊急ボタン11aを携帯し、必要時に応じて緊急
ボタン11aを押す。緊急ボタン11aからは無線にて
信号が発せられ、セキュリティー装置2aにおいて信号
を受信する。この情報はネットワーク4を介して家庭2
の住居人へと伝送され、家庭2の住居人は必要に応じて
警察・救急の必要性などを電話にて申し込む。
【0022】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるセキュリティーシステムを示すブロック図で
あり、本実施形態においては、出力装置として携帯電話
12a,12bを設けるものである。家庭1において異
常が発生した場合、セキュリティー装置2bから、携帯
電話12a,12bに異常探知メッセージ、および静止
画像を送ることにより、家庭2の住居人が不在時にも、
家庭2の住居人に異常を知らせることができる。また、
複数のあて先の携帯電話に送信することにより、より確
実に危険を察知することができる。
【0023】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6によるセキュリティーシステムを示すブロック図で
あり、上記実施の形態2においては、出力装置としてパ
ーソナルコンピュータを設けた場合について説明した
が、本実施形態においては、出力装置としてテレビ13
a,13bを設けたものである。
【0024】実施の形態2と同様に、圧縮画像の展開機
能をセキュリティー装置2a,2bに持たせ、セキュリ
ティー装置2a,2bからRF出力を出力装置としての
テレビ13a,13bに出力することにより、テレビ1
3a,13bにて他家庭の画像が監視可能となる。上記
実施の形態2がパーソナルコンピューターを要するのに
対し、本実施形態であれば既存のテレビを使用できると
いう点でコストの低減が図られる。
【0025】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7によるセキュリティーシステムを示すブロック図で
あり、上記実施の形態1〜6では、2家庭間のセキュリ
ティーシステムについて説明したが、本実施形態におい
ては、システムに多数の加入者(N家庭とする)が存在
する場合について説明する。尚、各家庭1〜Nにおいて
は、上記実施の形態と同様に、各入力装置,出力装置及
びセキュリティー装置が設けられている。
【0026】一例として、家庭1に侵入者があった場
合、同時に他の(N一1)の家庭でその侵入を探知する
ことができる。たまたま家庭2の居住者が不在だとして
も、家庭3の居住者が在宅の可能性はある。このよう
に、1システムの加入者が増えるほどシステム全体の安
全性は向上する。定量的には、システムが機能しない可
能性が、加入者数が増えると共に指数関数的に減少する
ことが証明されている。
【0027】従来のシステムにおいては、「監視者」で
ある警備会社が機能不全となることにより、システム全
体が機能喪失したが、このシステムにおいてはその点が
補われているという点で優れている。また、コスト的に
もN個の家庭のランニングコストを削減できるため、大
きなメリットがある。
【0028】実施の形態8.本実施形態によるセキュリ
ティーシステムの構成は図7に示したものと同様である
が、本実施形態においては、出力装置として、パーソナ
ルコンピューター(PC)を設けたものである。PC画
面上では、図8に示すように、一つの画面をN家庭分の
N個の小画面に分割して、各家庭の情報を各小画面に表
示し、同時に多数の家庭の監視を可能とする。更に、防
災センサ10、防犯センサ5、緊急ボタン11などの稼
動に応じ、各小画面の色を変えたり、あるいは音響も変
えることにより、状況を的確に知ることができる。
【0029】実施の形態9.本実施形態によるセキュリ
ティーシステムの構成は図7に示したものと同様である
が、本実施形態においては、出力装置として、パーソナ
ルコンピューター(PC)を設けたものである。PC画
面上に、図9に示すように、異常が発生した家庭の住居
人名および住所を表示することにより、警察・救急・消
防連絡時に的確に異常発生場所を伝達できる。
【0030】実施の形態10.本実施形態によるセキュ
リティーシステムの構成は図7に示したものと同様であ
るが、本実施形態においては、セキュリティー装置2か
ら出力装置3への出力形式を以下のようにしたものであ
る。まず、出力装置3として、ブザーとパーソナルコン
ピューター(PC)とを設け、いかなる事象に対しても
各家庭においてブザーが鳴る構成とする。
【0031】各家庭においては、ブザー音を受け、各P
Cの電源を入れる。ブザーはPC電源をON後、消音す
ることとする。セキュリティー装置2においては、PC
の送信許可を受けると共に送信を開始し、実施の形態2
〜8で動作する画面を表示する。以上のように構成する
ことにより、PCの電源を常時入れる必要性がなくなる
ので、節電を図ることができる。
【0032】図10は以上に説明した動作を示すための
フローチャートであり、まずSTEP100で家庭1に
おいて異常事態の発生が検知されると、STEP101
においてセキュリティー装置2aから情報が送信され、
STEP102においてセキュリティー装置2bが情報
を受信する。そしてSTEP103においては、家庭2
のブザー8bが鳴り、STEP104においてPC9b
の電源を入れ、STEP105においてセキュリティー
装置2bがPC9bにデータを送信する。
【0033】また、出力装置3として、PC9の代わり
にテレビ13を設けてもよく、この場合、セキュリティ
ー装置2によってブザー8を鳴らし、各家庭においては
テレビ13の電源を入れると共に、RF出力を開始し、
各家庭において情報を閲覧することができる。この場合
も、テレビ13を常時ONにする必要性がなくなり、経
済的かつ合理的である。
【0034】図11は以上に説明した動作を示すための
フローチャートであり、まずSTEP200で家庭1に
おいて異常事態の発生が検知されると、STEP201
においてセキュリティー装置2aから情報が送信され、
STEP202においてセキュリティー装置2bが情報
を受信する。そしてSTEP203においては、家庭2
のブザー8bが鳴り、STEP204においてテレビ1
3bの電源を入れ、STEP205においてセキュリテ
ィー装置2bがテレビ13bにデータを送信する。
【0035】実施の形態ll.本実施形態においては、
出力装置3としてパーソナルコンピューター(PC)9
を用いたものである。セキュリティー装置2は、PC9
上にWEBブラウザを開く信号を送信するものとする。
これにより、データ形式を各家庭にて加工することも可
能となり、様々な機能を付加することができる。図12
は本実施形態によるPC9の画面例であり、異常発生時
に「警察へ通報する」などのボタンをブラウザ上に設け
ることにより、そのボタンを押すという簡単な操作によ
り警察へ通報できる。
【0036】通報内容としては、異常事象を示す簡単な
メッセージ、異常発生往所、住居人名などを自動通報す
る。災害や犯罪の発生が明らかな場合に、電話をかける
手間を省き、迅速な対応が可能となる。
【0037】実施の形態12.上記実施の形態7におい
ては、セキュリティーシステムにN家庭が参加している
場合について述べたが、本実施形態においては、更に自
治体内(町内レベル)等の特定の狭い地域に加入者を限
定したものである。図13は実施の形態12によるセキ
ュリーシステムを示す模式図であり、図に示すように、
特定の家庭1にて火災などの異常事態が発生した時、周
囲の家庭2,3,4も否応なく災害に巻き込まれること
となる。従って、当該家庭1の火災を未然に発見し予防
することにより、自らの家庭(家庭2,3,4)をも同
時に守ることとなる。このように特定の家庭1,2,
3,4に加入を限定することにより、地域密着型の使用
となり、遠隔地では得られない効果が期待できるように
なる。
【0038】図14は本実施形態によるセキュリティー
システムを更に具体化したものを示すブロック図であ
り、ネットワークとして専用イントラネットを設けた場
合を示している。図において、14はイントラネット、
15は外部からの侵入を防ぐためのネットワーク上のセ
キュリティーを確保するためのファイアウォールであ
る。このように回線を汎用のインターネット4から切り
離すことにより、情報伝達を確実にし、またハッカーな
どの侵害からシステムを防御することができる。
【0039】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るセキュリティ
ーシステムによれば、各家庭内の異常事態を検出するた
めの入力装置と、他の家庭における状態を監視するため
の出力装置と、入力装置及び出力装置との間で信号の送
受信を行なうセキュリティー装置とを設け、入力装置,
出力装置及びセキュリティー装置を各家庭毎に配置する
とともに、セキュリティー装置をネットワークで接合す
ることにより、複数の家庭間で相互監視するようにした
ので、特定の監視者を省くことができ、ランニングコス
トの大幅な削減が可能となる。
【0040】この発明の請求項2に係るセキュリティー
システムによれば、ネットワークとしてイントラネット
を採用したので、特定の狭い地域に加入者を限定するこ
とができ、地域密着型のセキュリティーシステムを得る
ことができるとともに、情報伝達を確実にし、またハッ
カー等の侵害からシステムを防御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるセキュリティ
ーシステムを示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるセキュリティ
ーシステムを示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるセキュリティ
ーシステムを示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるセキュリティ
ーシステムを示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるセキュリティ
ーシステムを示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態6によるセキュリティ
ーシステムを示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態7によるセキュリティ
ーシステムを示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態8によるパソコンの画
面例である。
【図9】 この発明の実施の形態9によるパソコンの画
面例である。
【図10】 この発明の実施の形態10によるセキュリ
ティーシステムの動作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態10によるセキュリ
ティーシステムの動作を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態11によるパソコン
の画面例である。
【図13】 この発明の実施の形態12によるセキュリ
ティーシステムを示す模式図である。
【図14】 この発明の実施の形態12によるセキュリ
ティーシステムを示すブロック図である。
【図15】 従来のセキュリティーシステムを示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 入力装置、2 セキュリティー装置、3 出力装
置、4 ネットワーク、14 イントラネット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各家庭内の異常事態を検出するための入
    力装置と、他の家庭における状態を監視するための出力
    装置と、上記入力装置及び出力装置との間で信号の送受
    信を行なうセキュリティー装置とを設け、上記入力装
    置,出力装置及びセキュリティー装置を各家庭毎に配置
    するとともに、上記セキュリティー装置をネットワーク
    で接合することにより、複数の家庭間で相互監視するこ
    とを特徴とするセキュリティーシステム。
  2. 【請求項2】 ネットワークとしてイントラネットを採
    用したことを特徴とする請求項1記載のセキュリティー
    システム。
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