JP2002109661A - セキュリティシステム - Google Patents
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- JP2002109661A JP2002109661A JP2000303836A JP2000303836A JP2002109661A JP 2002109661 A JP2002109661 A JP 2002109661A JP 2000303836 A JP2000303836 A JP 2000303836A JP 2000303836 A JP2000303836 A JP 2000303836A JP 2002109661 A JP2002109661 A JP 2002109661A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広範囲に異常を伝えることにより、侵入者へ
の威嚇の効果や周辺住人に対する注意の呼びかけの効果
を高め、また、犯人逮捕のための目撃情報を増やすこと
により、防犯効果を高めることにある。 【解決手段】 1の建物には、異常を検知することがで
きる異常検知手段とこの異常検知信号を周辺の建物に通
信回線を介して送信する送信手段とを備え、前記周辺の
建物には、前記異常検知信号を受信する受信手段と、受
信した異常検知信号に基づいて、異常を報知する異常報
知手段とを備えさせる。
の威嚇の効果や周辺住人に対する注意の呼びかけの効果
を高め、また、犯人逮捕のための目撃情報を増やすこと
により、防犯効果を高めることにある。 【解決手段】 1の建物には、異常を検知することがで
きる異常検知手段とこの異常検知信号を周辺の建物に通
信回線を介して送信する送信手段とを備え、前記周辺の
建物には、前記異常検知信号を受信する受信手段と、受
信した異常検知信号に基づいて、異常を報知する異常報
知手段とを備えさせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセキュリティシステ
ムに関し、より具体的には、防犯システムやガス漏れ、
火災などの防災システムなどにも適用される。
ムに関し、より具体的には、防犯システムやガス漏れ、
火災などの防災システムなどにも適用される。
【0002】
【従来の技術】従来の防犯システム(図7参照)は、1
軒の住宅で防犯センサーなどにより異常を検知した場
合、例えば留守中に住宅内の人感センサーが作動した場
合や夜間に住宅周囲の人感センサーが検知した場合など
には、その家単独で警報を発したり、夜間であれば外部
の照明を全て点灯させるなどの制御を行っていた。
軒の住宅で防犯センサーなどにより異常を検知した場
合、例えば留守中に住宅内の人感センサーが作動した場
合や夜間に住宅周囲の人感センサーが検知した場合など
には、その家単独で警報を発したり、夜間であれば外部
の照明を全て点灯させるなどの制御を行っていた。
【0003】これらの制御によって、侵入者を威嚇する
効果や周辺の住人に対して注意を呼びかける効果などが
生じる。
効果や周辺の住人に対して注意を呼びかける効果などが
生じる。
【0004】また、異常を検知した場合に、警備会社な
どにこの異常を通知する防犯システムもある。
どにこの異常を通知する防犯システムもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1軒単
位の防犯システムでは、警報を発したり、外部の照明を
全て点灯しても、限られた距離にしか、警報の音や外部
の照明の光は届かず、侵入者への威嚇の効果や周辺の住
人に対して注意を呼びかける効果も限られている。
位の防犯システムでは、警報を発したり、外部の照明を
全て点灯しても、限られた距離にしか、警報の音や外部
の照明の光は届かず、侵入者への威嚇の効果や周辺の住
人に対して注意を呼びかける効果も限られている。
【0006】また、警備会社に異常を通知しても、警備
員が到着するまでに侵入者が逃亡してしまう場合もあ
る。この場合の犯人逮捕のための目撃情報の多くは、警
報や外部の照明の異変に気づいた人間により得られる。
員が到着するまでに侵入者が逃亡してしまう場合もあ
る。この場合の犯人逮捕のための目撃情報の多くは、警
報や外部の照明の異変に気づいた人間により得られる。
【0007】しかし、警報や外部の照明の異変に気付く
人間の数が距離的に限られてしまう点から、目撃情報も
限られてしまう。
人間の数が距離的に限られてしまう点から、目撃情報も
限られてしまう。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、広範囲に異常を伝え
ることにより、侵入者への威嚇の効果や周辺住人に対す
る注意の呼びかけの効果を高め、また、犯人逮捕のため
の目撃情報を増やすことにより、防犯効果を高めること
にある。
であり、その目的とするところは、広範囲に異常を伝え
ることにより、侵入者への威嚇の効果や周辺住人に対す
る注意の呼びかけの効果を高め、また、犯人逮捕のため
の目撃情報を増やすことにより、防犯効果を高めること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明が講じた第一の解
決手段は、1の住宅には、異常を検知することができる
異常検知手段と、この異常検知手段から異常を検知した
ときに出力される異常検知信号を周辺の住宅に通信回線
を介して送信する送信手段とを備え、前記周辺の住宅に
は、前記異常検知信号を受信する受信手段と、受信した
異常検知信号に基づいて、異常を報知する異常報知手段
とを備えさせている。 この特定事項により、1の住宅
において異常が生じた場合、周辺の住宅に備えられた異
常報知手段により異常を知らせる。
決手段は、1の住宅には、異常を検知することができる
異常検知手段と、この異常検知手段から異常を検知した
ときに出力される異常検知信号を周辺の住宅に通信回線
を介して送信する送信手段とを備え、前記周辺の住宅に
は、前記異常検知信号を受信する受信手段と、受信した
異常検知信号に基づいて、異常を報知する異常報知手段
とを備えさせている。 この特定事項により、1の住宅
において異常が生じた場合、周辺の住宅に備えられた異
常報知手段により異常を知らせる。
【0010】本発明が講じた第二の解決手段は、第一の
解決手段において、周辺の住宅には、異常を検知するこ
とができる異常検知手段と、この異常検知手段から異常
を検知したときに出力される異常検知信号を1の住宅に
通信回線を介して送信する送信手段とを備え、1の住宅
には、前記異常検知信号を受信する受信手段と、受信し
た異常検知信号に基づいて、異常を報知する異常報知手
段とを備えさせている。
解決手段において、周辺の住宅には、異常を検知するこ
とができる異常検知手段と、この異常検知手段から異常
を検知したときに出力される異常検知信号を1の住宅に
通信回線を介して送信する送信手段とを備え、1の住宅
には、前記異常検知信号を受信する受信手段と、受信し
た異常検知信号に基づいて、異常を報知する異常報知手
段とを備えさせている。
【0011】この特定事項により、さらに、周辺の住宅
において異常が生じた場合、1の住宅に備えられた異常
報知手段により異常を知らせる。
において異常が生じた場合、1の住宅に備えられた異常
報知手段により異常を知らせる。
【0012】したがって、1の住宅と周辺の住宅との間
で、それぞれの住宅で生じた異常を他の住宅における異
常報知手段により、異常を知らせる。
で、それぞれの住宅で生じた異常を他の住宅における異
常報知手段により、異常を知らせる。
【0013】本発明が講じた第三の解決手段は、第一又
は二の解決手段において、前記異常報知手段が異常レベ
ルに応じた報知をさせる。
は二の解決手段において、前記異常報知手段が異常レベ
ルに応じた報知をさせる。
【0014】異常レベルは、例えば、異常の種類に基づ
いてレベルを設定したり、1の住宅と周辺の住宅との距
離に基づいてレベルを設定する。
いてレベルを設定したり、1の住宅と周辺の住宅との距
離に基づいてレベルを設定する。
【0015】また、これらを総合的に判断してレベルを
設定したりする。
設定したりする。
【0016】本発明が講じた第四の解決手段は、第一、
二又は三の解決手段において、1の住宅の送信手段と受
信手段の少なくとも一方と周辺の住宅の送信手段と受信
手段の少なくとも一方をネットワークを介して接続させ
る。
二又は三の解決手段において、1の住宅の送信手段と受
信手段の少なくとも一方と周辺の住宅の送信手段と受信
手段の少なくとも一方をネットワークを介して接続させ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施の形態
である防犯システムについて図1を用いて説明する。
まず、本実施の形態の構成について説明する。
である防犯システムについて図1を用いて説明する。
まず、本実施の形態の構成について説明する。
【0018】住宅1と住宅2は、それぞれが周辺にある
住宅である。
住宅である。
【0019】住宅1には、異常を検知して、異常検知信
号を出力する異常検知手段11と異常検知手段11から
の異常検知信号を外部へ送信する送信機能を有する通信
手段14と、これらを制御する制御手段12とが設けら
れている。
号を出力する異常検知手段11と異常検知手段11から
の異常検知信号を外部へ送信する送信機能を有する通信
手段14と、これらを制御する制御手段12とが設けら
れている。
【0020】また、住宅2には、異常検知信号を受信す
る受信機能を有する通信手段24と、外部から受信した
異常を報知する異常報知手段25と、これらを制御する
制御手段23とが設けられている。
る受信機能を有する通信手段24と、外部から受信した
異常を報知する異常報知手段25と、これらを制御する
制御手段23とが設けられている。
【0021】そして、住宅1の通信手段14と住宅2の
通信手段24とを、通信回線Aにより結ぶ。 異常検知
手段11には、不審者の侵入などを検知する人感センサ
ー、火災の発生を検知するセンサーやガス漏れを感知す
るセンサーなどがある。
通信手段24とを、通信回線Aにより結ぶ。 異常検知
手段11には、不審者の侵入などを検知する人感センサ
ー、火災の発生を検知するセンサーやガス漏れを感知す
るセンサーなどがある。
【0022】異常報知手段25には、警報を発するサイ
レンやスピーカーの他、外部の照明を点灯する手段、テ
レビ画面などに異常を表示させたり、専用の表示パネル
やランプを設けて異常を表示させる手段などが含まれ
る。
レンやスピーカーの他、外部の照明を点灯する手段、テ
レビ画面などに異常を表示させたり、専用の表示パネル
やランプを設けて異常を表示させる手段などが含まれ
る。
【0023】通信手段にはモデムなどを用い、通信回線
Aには、電話回線や専用回線などの有線回線、携帯電話
や無線などの無線回線などがある。
Aには、電話回線や専用回線などの有線回線、携帯電話
や無線などの無線回線などがある。
【0024】つぎに、本実施の形態の動作について説明
する。
する。
【0025】不審者が住宅に侵入した場合、人感センサ
ーなどの異常検知手段11により異常が検知され、異常
検知信号は制御手段に伝えられる。
ーなどの異常検知手段11により異常が検知され、異常
検知信号は制御手段に伝えられる。
【0026】火災が発生した場合、火災感知センサーな
どの異常検知手段11により異常が検知され、異常検知
信号は制御手段に伝えられる。
どの異常検知手段11により異常が検知され、異常検知
信号は制御手段に伝えられる。
【0027】ガス漏れが発生した場合、ガス漏れ感知セ
ンサーなどの異常検知手段11により異常が検知され、
異常検知信号は制御手段に伝えられる。。
ンサーなどの異常検知手段11により異常が検知され、
異常検知信号は制御手段に伝えられる。。
【0028】異常検知信号を受け取った制御手段は、送
信手段に周辺の住宅に異常を送信させ、この異常検知信
号は、通信回線Aを介して周辺の住宅の受信手段に受信
される。
信手段に周辺の住宅に異常を送信させ、この異常検知信
号は、通信回線Aを介して周辺の住宅の受信手段に受信
される。
【0029】そして、異常検知信号を受信した周辺の住
宅2の制御手段は、報知手段を作動させる。
宅2の制御手段は、報知手段を作動させる。
【0030】以上の動作により、住宅1で発生した異常
は、住宅2の報知手段で報知されるので、住宅2の住民
やその近隣にいる住民にも、異常を知らせることができ
る。
は、住宅2の報知手段で報知されるので、住宅2の住民
やその近隣にいる住民にも、異常を知らせることができ
る。
【0031】なお、上記説明では住宅1には異常報知手
段を設けていないが、住宅1に異常報知手段を設けてい
てもよい。これにより、異常のあった住宅1の住民や近
隣にいる住民にも、異常を知らせることができる。
段を設けていないが、住宅1に異常報知手段を設けてい
てもよい。これにより、異常のあった住宅1の住民や近
隣にいる住民にも、異常を知らせることができる。
【0032】異常を報知する住宅が最低1軒あれば、本
発明の効果が発揮されるが、異常を報知する住宅が増え
れば本発明の効果も増大する。異常を報知する住宅の数
に上限はない。
発明の効果が発揮されるが、異常を報知する住宅が増え
れば本発明の効果も増大する。異常を報知する住宅の数
に上限はない。
【0033】すなわち、さらに、住宅1の周辺にある住
宅3や4にも、住宅2同様、通信手段34,44、制御
手段33,43、異常報知手段35,45を備え、住宅
1の通信手段14と通信回線Aを介して接続する(図2
参照)。
宅3や4にも、住宅2同様、通信手段34,44、制御
手段33,43、異常報知手段35,45を備え、住宅
1の通信手段14と通信回線Aを介して接続する(図2
参照)。
【0034】このように異常を報知する住宅が増えれ
ば、それだけ異常を報知する地域が拡大し、侵入者に対
する威嚇の効果、周辺住人に対する注意の呼びかけの効
果が増大する。
ば、それだけ異常を報知する地域が拡大し、侵入者に対
する威嚇の効果、周辺住人に対する注意の呼びかけの効
果が増大する。
【0035】また、逆に、異常を検知する住宅が増えて
も本発明の効果は増大する。
も本発明の効果は増大する。
【0036】すなわち、さらに、住宅2の周辺にある住
宅5や6にも、住宅1同様、通信手段54、64、制御
手段53、54、異常検知手段51、61を備え、住宅
2の通信手段24と通信回線Aを介して接続する(図3
参照)。
宅5や6にも、住宅1同様、通信手段54、64、制御
手段53、54、異常検知手段51、61を備え、住宅
2の通信手段24と通信回線Aを介して接続する(図3
参照)。
【0037】このように異常を検知する住宅が増えれ
ば、それだけ住宅2の住民は、まわりの異常を知ること
ができるので、より安心したセキュリティとなる。
ば、それだけ住宅2の住民は、まわりの異常を知ること
ができるので、より安心したセキュリティとなる。
【0038】また、異常報知手段にも、「不審者が居ま
す。注意して下さい。」、「火災が発生しています。」
をアナウンスするなど異常の種類に応じて音声を出力す
る異常報知手段や「○○さんの家で異常が発生していま
す。」などの異常の発生源に応じて音声を出力する異常
検知手段も考えられる。また、「現在○○さんの家に不
審者が居ます。注意して下さい。」などの異常の発生
源、異常の種類に応じた異常報知手段も考えられる。
す。注意して下さい。」、「火災が発生しています。」
をアナウンスするなど異常の種類に応じて音声を出力す
る異常報知手段や「○○さんの家で異常が発生していま
す。」などの異常の発生源に応じて音声を出力する異常
検知手段も考えられる。また、「現在○○さんの家に不
審者が居ます。注意して下さい。」などの異常の発生
源、異常の種類に応じた異常報知手段も考えられる。
【0039】本発明の第二の実施の形態を説明する。
【0040】この実施の形態では、上記の第一の実施の
形態の防犯システムにおいて、異常レベルを考慮して異
常報知手段により異常を報知する。
形態の防犯システムにおいて、異常レベルを考慮して異
常報知手段により異常を報知する。
【0041】異常レベルは、例えば、異常の発生源であ
る異常を検知した住宅と異常を報知する住宅とが隣であ
る場合には異常レベルを高く判断し、ある程度の離れた
場所である場合には異常レベルを低く判断する。
る異常を検知した住宅と異常を報知する住宅とが隣であ
る場合には異常レベルを高く判断し、ある程度の離れた
場所である場合には異常レベルを低く判断する。
【0042】また、異常検知手段を複数設けておき、異
常を検知した異常検知手段の数により、異常レベルを判
断することもできる。
常を検知した異常検知手段の数により、異常レベルを判
断することもできる。
【0043】人感センサーには振動を検知するもの、体
温を検知するもの、赤外線によるものなど様々のものが
あり、例えば、同種のセンサーを複数個、または複数種
のセンサーを設けておく。
温を検知するもの、赤外線によるものなど様々のものが
あり、例えば、同種のセンサーを複数個、または複数種
のセンサーを設けておく。
【0044】また、これらを総合的に判断して、異常レ
ベルを判断してもよい。
ベルを判断してもよい。
【0045】本発明の第三の実施の形態を、図4を用い
て説明する。
て説明する。
【0046】この実施の形態は、上記の第一及び第二の
実施の形態の防犯システムにおいて、住宅2で発生した
異常を住宅1で報知させる。
実施の形態の防犯システムにおいて、住宅2で発生した
異常を住宅1で報知させる。
【0047】本実施の形態の構成には、上記の第一及び
第二の実施の形態の防犯システムの構成に、以下説明す
る構成を加える。なお、共通する構成には、同一符号を
付し、また、共通する部分は説明を省略する。
第二の実施の形態の防犯システムの構成に、以下説明す
る構成を加える。なお、共通する構成には、同一符号を
付し、また、共通する部分は説明を省略する。
【0048】住宅1の制御手段12に、異常報知手段1
3も接続する。そして、通信手段14に受信機能を持た
せる。
3も接続する。そして、通信手段14に受信機能を持た
せる。
【0049】住宅2の制御手段22に、異常検知手段2
1も接続する。そして、通信手段24に送信機能を持た
せる。
1も接続する。そして、通信手段24に送信機能を持た
せる。
【0050】これにより、住宅2で発生した異常は、異
常検知手段21で検知され、制御手段22、通信手段2
4、通信回線A、通信手段14、制御手段12を介し
て、住宅1の異常報知手段13により、報知される。
常検知手段21で検知され、制御手段22、通信手段2
4、通信回線A、通信手段14、制御手段12を介し
て、住宅1の異常報知手段13により、報知される。
【0051】したがって、周辺住宅で生じた異常を、相
互に報知しあえるので周辺住宅の異常も知ることがで
き、より安全性の高いセキュリティがとれる。
互に報知しあえるので周辺住宅の異常も知ることがで
き、より安全性の高いセキュリティがとれる。
【0052】本発明の第四の実施の形態を、図5,6を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0053】この実施の形態では、上記の第一から第三
の実施の形態の防犯システムをネットワーク化したもの
である。
の実施の形態の防犯システムをネットワーク化したもの
である。
【0054】住宅1と住宅3とは、住宅2の通信手段を
介して、通信可能であり(図5参照)、また、住宅4と
住宅5と住宅6とは中継点Bを介して、それぞれ通信可
能である(図6参照)。
介して、通信可能であり(図5参照)、また、住宅4と
住宅5と住宅6とは中継点Bを介して、それぞれ通信可
能である(図6参照)。
【0055】本発明の第五の実施形態を説明する。
【0056】本実施の形態では、制御手段は、上記の実
施の形態のように他の家の制御手段に異常検知信号を送
信するのではなく、総合制御手段に異常検知信号を送信
する。異常検知信号を送信された総合制御手段は、他の
家の通信手段に異常検知信号を送信し、他の家の制御手
段は、異常報知手段を作動させる。
施の形態のように他の家の制御手段に異常検知信号を送
信するのではなく、総合制御手段に異常検知信号を送信
する。異常検知信号を送信された総合制御手段は、他の
家の通信手段に異常検知信号を送信し、他の家の制御手
段は、異常報知手段を作動させる。
【0057】本実施の形態では、他の家の制御手段に、
直接異常を伝えずに、総合制御手段を介して異常を伝え
るので、この総合制御手段で総合的に制御できる。
直接異常を伝えずに、総合制御手段を介して異常を伝え
るので、この総合制御手段で総合的に制御できる。
【0058】すなわち、総合制御手段で総合的な制御を
行えば、各住宅の制御手段は、異常の種類に応じた制御
や、異常の発生源に応じた制御をする必要がなくなるの
で、簡単な制御で済む。
行えば、各住宅の制御手段は、異常の種類に応じた制御
や、異常の発生源に応じた制御をする必要がなくなるの
で、簡単な制御で済む。
【0059】また、各家の異常報知手段の制御を総合的
に行うので、異常の検知が誤っていた場合には、異常報
知手段の動作を一括して、停止することなどの総合的な
管理が簡単に行える。
に行うので、異常の検知が誤っていた場合には、異常報
知手段の動作を一括して、停止することなどの総合的な
管理が簡単に行える。
【0060】本発明の第六の実施の形態を説明する。
【0061】この実施の形態は、上記の実施の形態の防
犯システムに外部へ通信を行う外部通信手段を備えてい
る。
犯システムに外部へ通信を行う外部通信手段を備えてい
る。
【0062】本実施の形態では、上記の実施の形態の制
御手段は、他の家の制御手段又は総合制御手段に異常を
伝えると同時に外部へも異常を伝える。
御手段は、他の家の制御手段又は総合制御手段に異常を
伝えると同時に外部へも異常を伝える。
【0063】例えば、警備会社、警察や消防局に異常を
伝える。
伝える。
【0064】これにより、各住宅ごとの町単位、住宅群
単位での防犯システムが強化される。
単位での防犯システムが強化される。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、従来のセキュリティシ
ステムと比較して以下の効果が発揮される。
ステムと比較して以下の効果が発揮される。
【0066】広範囲において異常の発生を報知されるの
で、広範囲でのセキュリティが実現する。
で、広範囲でのセキュリティが実現する。
【0067】1の住宅の住民からすれば、広範囲に異常
を知らせるので、セキュリティ効果が大きいセキュリテ
ィシステムが実現する。
を知らせるので、セキュリティ効果が大きいセキュリテ
ィシステムが実現する。
【0068】また、周辺の住宅の住民からすれば、広範
囲で異常の有無を知ることができるので、より安心した
生活が送れる。
囲で異常の有無を知ることができるので、より安心した
生活が送れる。
【0069】具体的には、異常が生じた場合、周辺の住
民に対する注意の呼びかけの効果が増大する。
民に対する注意の呼びかけの効果が増大する。
【0070】さらに、不審者が侵入した場合は、広範囲
において、侵入者に対する威嚇の効果があり、また、広
範囲の場所において、目撃情報を取得できる。
において、侵入者に対する威嚇の効果があり、また、広
範囲の場所において、目撃情報を取得できる。
【0071】また、火災の場合は、周辺の住人が確認し
た後に消防局に異常を伝えるようにすれば、異常検知手
段の誤作動により、消防局に対する誤報がなくなるとい
うような効果もある。
た後に消防局に異常を伝えるようにすれば、異常検知手
段の誤作動により、消防局に対する誤報がなくなるとい
うような効果もある。
【0072】既存の防犯装置とモデムや電話回線などを
用いれば、設備投資が安価で実現できる。
用いれば、設備投資が安価で実現できる。
【0073】また、異常レベルに応じた報知をすれば、
一律に同じ報知をするよりもより効果的である。
一律に同じ報知をするよりもより効果的である。
【0074】さらに、ネットワークを介して接続されて
いれば、本発明のセキュリティシステムを構成していな
い他の周辺の住宅が、当該セキュリティシステムに容易
に加わることができる。
いれば、本発明のセキュリティシステムを構成していな
い他の周辺の住宅が、当該セキュリティシステムに容易
に加わることができる。
【図1】本発明におけるセキュリティシステムの構成図
である。
である。
【図2】本発明におけるセキュリティシステムの構成図
である。
である。
【図3】本発明におけるセキュリティシステムの構成図
である。
である。
【図4】本発明におけるセキュリティシステムの構成図
である。
である。
【図5】本発明におけるセキュリティシステムをネット
ワーク化したものである。
ワーク化したものである。
【図6】本発明におけるセキュリティシステムをネット
ワーク化したものである。
ワーク化したものである。
【図7】従来のセキュリティシステムの構成図である。
1,2,3,4,5,6 住宅 11,21,31,41,51,61 異常検知手段 12,22,32,42,52,62 制御手段 13,23,33,43,53,63 異常報知手段 14,24,34,44,54,64 通信手段 A 通信回線 B 中継点
Claims (4)
- 【請求項1】 1の住宅には、異常を検知することがで
きる異常検知手段と、この異常検知手段から異常を検知
したときに出力される異常検知信号を周辺の住宅に通信
回線を介して送信する送信手段とを備え、 前記周辺の住宅には、前記異常検知信号を受信する受信
手段と、受信した異常検知信号に基づいて、異常を報知
する異常報知手段とを備えたことを特徴とするセキュリ
ティシステム。 - 【請求項2】 請求項1記載のセキュリティシステムに
おいて、 周辺の住宅には、異常を検知することができる異常検知
手段と、この異常検知手段から異常を検知したときに出
力される異常検知信号を1の住宅に通信回線を介して送
信する送信手段とを備え、 1の住宅には、前記異常検知信号を受信する受信手段
と、受信した異常検知信号に基づいて、異常を報知する
異常報知手段とを備えたことを特徴とするセキュリティ
システム。 - 【請求項3】 前記異常報知手段が異常レベルに応じた
報知をすることを特徴とする請求項1又は2記載のセキ
ュリティシステム。 - 【請求項4】 1の住宅の送信手段及び/又は受信手段
と周辺の住宅の送信手段及び/又は受信手段がネットワ
ークを介して接続されていることを特徴とする請求項
1、2又は3記載のセキュリティシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303836A JP2002109661A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | セキュリティシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303836A JP2002109661A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | セキュリティシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002109661A true JP2002109661A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18784980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000303836A Pending JP2002109661A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | セキュリティシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002109661A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257113A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Megachips System Solutions Inc | ホームセキュリティ連携システム |
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JP2010134636A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Yahoo Japan Corp | 緊急情報を他の住宅に送信する方法、及びそのシステム |
WO2020081024A3 (en) * | 2018-07-24 | 2020-07-23 | Bekdas Cebrayil | Improved alarm security (ias) alarm system and device |
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303836A patent/JP2002109661A/ja active Pending
Cited By (5)
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040422 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061003 |