JP2020030540A - 緊急通報システム - Google Patents

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Yusuke Seguchi
雄介 瀬口
航平 田中
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航平 田中
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Hirokazu Kusunoki
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【課題】通報が成されたらその時点から一定時間遡った映像を確認できる緊急通報システムを提供する。【解決手段】緊急信号を送信するための緊急通報ボタン41及び通話機能を備えたインターホン子機11、カメラ44、スピーカ12、及び警告灯14を備えた緊急通報装置1を複数備えると共に、インターホン子機からの通報を受けて応答する機能及びカメラの撮像映像を表示するディスプレイ21aを具備するインターホン親機2aを備える。カメラは常時撮像状態にあって、撮像映像を保存する映像記憶部がインターホン親機に設けられている。緊急信号を受信したインターホン親機は、カメラの現在の撮像映像に加えて、通報操作した時点から一定時間遡った時刻から通報操作した時刻までの映像を映像記憶部から取り出してディスプレイに表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、特定のエリアに不審者が侵入する等の異常な状況が発生したら、それを警備担当者等に通報する緊急通報システムに関する。
特定のエリアに不審者の侵入等で怪我人が発生した等の緊急事態が発生したら、それを警備関係者等に通報するシステムとして、例えば通報機器、拡声スピーカ、警告灯を備えた防犯灯ポールを特定のエリアに設置して通報するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
防犯灯ポールは、例えば公共施設や大学構内といった不特定の人物が入ることのできる特定のエリアに複数設置され、防犯灯ポールに設置されている緊急通報ボタンが押下されたら、警備室等に設置されている通話機器に通報が成されて、応答操作することで通報者との間で通話が可能となる。また、必要に応じて、警備担当者の操作で防犯灯ポールに設置されている拡声スピーカから警報音を鳴動させたり、警告メッセージを報音させる等、必要な処置を行うことが可能となっている。
特開2010−282316号公報
上記防犯灯ポール等の緊急通報装置を備えたシステムでは、緊急通報ボタンが操作されたら、通報信号と共に防犯灯ポールに設けられているカメラの撮像映像が送信され、警備担当者がその映像を見ながら通報者と通話することができたため、状況の把握に有効であった。
しかしながら、緊急通報ボタンが操作されるのは、緊急事態が発生した後であるため、送られて来る映像も通報者を確認するには有効であるが、緊急事態発生時の状況を確認することはできない。そのため、通報後の映像より通報直前の状況を映像で確認できれば、緊急事態発生時の状況の確認も可能であり望ましい。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、通報が成されたらその時点から一定時間遡って映像で確認できる緊急通報システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、緊急信号を送信するための緊急通報ボタン及び通話機能を備えた通報手段、カメラ、拡声スピーカ、及び警告灯を備えた複数の緊急通報装置と、緊急信号を受信したら通報手段との間で通話を可能とする機能、及びカメラの撮像映像を表示する表示部を具備する応答装置とを備えた緊急通報システムであって、カメラは常時撮像を実施して、緊急通報装置或いは応答装置に設けられた映像記憶部に撮像映像が保存され、緊急信号を受信した応答装置は、緊急信号送信元の緊急通報装置のカメラの現在の撮像映像に加えて、通報操作した時点から一定時間遡った時刻から通報操作した時刻までのカメラが撮像した通報直前映像を映像記憶部から取り出して表示部に表示させる表示制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、現在の状況に加えて通報直前の状況を映像で確認できる。そのため、発生した事件等の異常事態の原因及び状況の把握に有効である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、表示制御部は、通報直前映像の表示を繰り返して実施することを特徴とする。
この構成によれば、通報直前の映像が繰り返して表示されるため、映像から発生した異常事態の状況を把握し易い。また、映像の繰り返し表示に面倒な操作を必要としない。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、応答装置は、個々の緊急通報装置の設置場所を示した地図を記憶し、表示制御部は、地図を表示部に表示すると共に、緊急信号を受信したら、緊急信号送信元の緊急通報装置を他の緊急通報装置とは異なる表示状態で地図上に表示することを特徴とする。
この構成によれば、緊急通報ボタンが操作された場所が地図上に表示されるため、通報場所を把握し易く、現場に駆けつけ易い。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、表示制御部は、通報を受けてからの経過時間を表示部に表示することを特徴とする。
この構成によれば、緊急通報ボタンが押されてからの経過時間を把握できるため、無駄の無い対処を行うことが可能である。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の構成において、通報手段は警備員を呼び出して通話するための呼出ボタンを有し、呼出ボタンが操作されたら呼出信号が応答装置に送信されると共に、呼出信号送信元のカメラの現在の撮像映像が表示部に表示され、呼出信号を受信した応答装置が応答操作されると、通報手段との間で通話路が形成されることを特徴とする。
この構成によれば、緊急通報装置をインターホンとして使用できるため、警備室等に問い合わせしたい場合等、緊急ではない用途でも使用でき、利便性が良い。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の構成において、緊急信号を受信した表示制御部は、他の緊急通報装置のカメラの現在の撮像映像を表示部に表示させることを特徴とする。
この構成によれば、例えば異常行動をする不審者等の目撃に対して通報が成された場合に、不審者が現場から立ち去っても他のカメラの映像から移動先を把握することが可能となり、セキュリティ機能を向上できる。
本発明によれば、現在の状況に加えて通報直前の状況を映像で確認できる。そのため、発生した事件等の異常事態の原因及び状況の把握に有効である。
本発明に係る緊急通報システムの一例を示す構成図である。 インターホン子機の機能ブロック図である。 応答装置の機能ブロック図である。 一斉通報装置の機能ブロック図である。 応答装置に表示される緊急通報装置の配置を示す地図の説明図である。 緊急通報を受けた応答装置の表示説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る緊急通報システムの一例を示す構成図であり、1は異常発生を通報するための緊急通報装置、2は緊急通報装置1からの呼び出しに応答するための応答装置、3は一斉通報を制御する一斉通報装置、4は放送を行うためのページング用スピーカ、5はページング用スピーカ4を制御するページング装置である。
また、6は応答装置2と一斉通報装置3との通信を可能とするための信号変換アダプタ、7はページング装置5と一斉通報装置3との通信を可能とするためのページングアダプタ、8はスマートフォン等の携帯電話である。
緊急通報装置1、ページング用スピーカ4は、公園や大学のキャンパス等の特定のエリア内にそれぞれ複数設置されている。また、応答装置2はそのエリアに設けられた警備室Sに設置され、監視エリアの広さ等に合わせて警備室Sが複数ある場合は、応答装置2は複数箇所設置される。
緊急通報装置1は、自立設置される柱状のハウジング10を有し、ハウジング10内に異常発生を通報する機能に加えて通話する機能を備えたインターホン子機11、放送するためのスピーカ(拡声スピーカ)12、スピーカ12の放送を制御するページング装置13、異常発生を周囲に発光通知するための警告灯14を備えている。
ページング装置13はスピーカ12、警告灯14に加えてインターホン子機11に接続されており、外部からの信号に加えてインターホン子機11の操作によってもスピーカ12からの報音及び警告灯14の警報動作が実施される。尚、警告灯14はハウジング10の頂部に配置され、周囲から視認し易いよう配置されている。
図2はインターホン子機11の機能ブロック図を示している。図2に示すように、緊急通報ボタン41に加えて呼出ボタン42を備えている。また、43はマイク及びスピーカを備えた通話部、44は通報者に加えて周囲を撮像するためのカメラ、45は映像を外部に送信するために変調等の処理を実施する映像処理部、46はインターホン子機11を制御する子機CPU、47は応答装置2と通信するための子機通信IFである。
呼出ボタン42は、従来のインターホン子機の呼出ボタンと同様の機能を有し、押下操作すると呼出信号が応答装置2へ送信され、応答装置2が通話操作(応答操作)されると通話が可能となる。また、呼出信号の受信に連動してカメラ44の撮像映像が応答装置2に表示される。
応答装置2は、ここではインターホン親機2a及び通話機能を備えたパーソナルコンピュータ(以下、単に「PC親機」と称する。)2bにより構成されているが、少なくとも一方を備えていれば良い。尚、PC親機2bは、通話機能を備えると共に、応答操作すると通話路が形成されアプリケーションソフトウェアがインストールされており、呼び出しを受けたら報音し、応答操作で通話が可能となるし、カメラ44の撮像映像を表示するディスプレイ21b(21)を有し、インターホン親機2aと同様の機能を備えている。
このように、インターホン親機2aとPC親機2bは機能が共通しており、どちらを操作しても良く、以下PC親機2bの説明は省略し、インターホン親機2aを応答装置2として説明する。
図3はインターホン親機2aの機能ブロック図を示している。インターホン親機2aは、図3に示すように、カメラ44の撮像映像をはじめ各種情報を表示するためのディスプレイ21a(21)、送信された映像信号の復調等の処理を行いディスプレイ21aに表示する映像を生成する映像処理部22,各種操作を行うための操作部23、ハンドセット24aを備えた通話部24、映像を記憶する映像記憶部25、監視エリアの地図情報を記憶する地図情報記憶部26、個々の緊急通報装置1の場所を記憶する場所情報記憶部27、インターホン親機2aを制御する親機CPU28、インターホン子機11及び一斉通報装置3と通信するための親機通信IF29等を備えている。
インターホン子機11は伝送線L1を介して応答装置2に接続され、応答装置2は伝送線L2を介して信号変換アダプタ6に接続されている。そして、信号変換アダプタ6は伝送線L3を介してLAN9に接続され、LAN9を介して一斉通報装置3に接続されている。
また、ページング用スピーカ4は伝送線L4を介してページング装置5に接続され、ページング装置5は伝送線L5を介してページングアダプタ7に接続されている。そして、ページングアダプタ7は伝送線L6を介してLAN9に接続され、LAN9を介して一斉通報装置3に接続されている。一斉通報装置3は通信ネットワークNに接続され、通信ネットワークNを介して携帯電話8と通信を可能としている。
一方で、ページングアダプタ7は伝送線L7を介して緊急通報装置1のページング装置13に接続されている。
図4は一斉通報装置3の機能ブロック図であり、放送するメッセージを記憶するメッセージ記憶部31、携帯電話8の番号或いはアドレス等を含む一斉通報先を記憶する通報先記憶部32、一斉通報装置3を制御する一斉通報装置CPU33、LAN9に接続するための第1通信IF34、携帯電話8と通信するために通信ネットワークNに接続される第2通信IF35等を備えている。
但し、通報先記憶部32には、放送エリアを分けるために緊急通報装置1毎に緊急通報装置1及びページング用スピーカ4をグループ分けしたグループ情報記憶部32aが含まれている。
上記の如く構成された緊急通報システムの動作は以下の様である。
緊急通報ボタン41、呼出ボタン42が押下されない待受状態では、インターホン親機2aのディスプレイ21aには、緊急通報装置1の設置場所を示す地図が表示されている。
図5はこの表示されている地図の説明図であり、監視エリアの一部が表示されている。この表示エリアでは、緊急通報装置1は4台設置されており、その位置がアイコンA1〜A4で示されている。
尚、ページング用スピーカ4の表示は省略している。また、B1,B2,B3はビル等の建物を示し、Sはインターホン親機2aが設置されている警備室を示している。また、Dは別途設置されている監視カメラを示している。
一方、カメラ44は常時撮像を実施し、その撮像映像がインターホン親機2aに送信されて映像記憶部25に保存される。この保存は、例えば5分等所定時間前の映像に自動的に上書きされ、常に所定時間前から現在までの映像が保存される。また、警告灯14は、通常点灯状態(回転灯の場合は消灯状態)にある。
この状態で、図5に示すアイコンA1の緊急通報装置1の緊急通報ボタン41が押下されたとすると、子機CPU46の制御によりインターホン子機11からインターホン子機11の識別情報(ID情報)を含む緊急信号がインターホン親機2aに送信される。即ち緊急通報が成される。また、この操作でインターホン子機11からページング装置13にも緊急信号が送信される。
緊急信号を受けたページング装置13は、スピーカ12から警報音を報音させると共に、警告灯14をの発光状態を常時点灯から点滅(或いは、消灯していた発光部が回転して点灯する動作)に移行させる。
一方、緊急信号を受信したインターホン親機2aでは、親機CPU28の制御により呼出音が報音され、カメラ44の現在の撮像映像がディスプレイ21aに表示される。また、緊急信号に含まれるインターホン子機11のID情報から、場所情報記憶部27を参照してインターホン子機11の場所が特定され、インターホン親機2aからLAN9を介して一斉通報装置3に緊急信号送信元の場所情報を含む異常通知信号が送信される。
更に、親機CPU28の制御により、他の緊急通報装置1から送信されているカメラ44の現在の撮像映像がディスプレイ21aに表示される。表示はマルチウィンドウで表示される。
尚、応答装置2としては、インターホン親機2aとは別に映像表示用のディスプレイを設けて、監視カメラDを含めた他のカメラ44の撮像映像をそのディスプレイに表示させても良い。
異常通知信号を受信した一斉通報装置3は、異常通知信号に含まれる送信元緊急通報装置1の場所情報、或いは送信元インターホン子機11のID情報から、関連付けられているグループをグループ情報記憶部32aから選択し、そのグループに属している緊急通報装置1及びページング用スピーカ4に場所情報を含む異常発生情報を送信して警報音を発報させる。例えば、図5に表示されている4つの緊急通報装置1が共通するグループとして登録され、これらに一斉に異常発生情報が送信される。
尚、放送する緊急通報装置1のグループ設定は、監視対象エリアの規模に応じて設定すれば良く、エリアが広い場合は単純に距離でグループ分けすると良いし、複数の小規模エリアから成る場合は、個々のエリアを1つのグループとすると良い。
異常発生情報はページングアダプタ7を介して、各緊急通報装置1に送信され、個々の緊急通報装置1が警報音を発報すると同時に、警告灯14が例えば点灯から点滅に移行する。また、ページング装置5を介してページング用スピーカ4からも警報音を発報する。その後、緊急通報装置1のスピーカ12、ページング用スピーカ4から、異常発生情報に基づく音声メッセージ「○○の緊急通報ボタンが押されました。」等の場所情報を含むメッセージが報音される。
尚、インターホン親機2aに場所情報記憶部27が無く、緊急信号送信元の場所情報を持たなくても良い。その場合、異常通知信号を受信した一斉通報装置3は、異常通知信号に含まれているインターホン子機11のID情報により通報先のグループを選択し、一斉通報を実施する。例えば、「近くの緊急通報ボタンが押されました。」等のメッセージが通報先で報音される。
また、異常発生情報を受信した一斉通報装置3は、通報先記憶部32に登録されている携帯電話8に対しても場所情報を含む異常発生情報を送信する。例えば、「只今、○○に設置された緊急通報装置から緊急通報が発報されました。」等の場所情報を含む異常発生情報のメッセージが送信される。この送信は、例えば電子メールで送信される。
そして、緊急信号を受信したインターホン親機2aでは、引き続き以下の様に動作する。図6はこの緊急通報発生時のディスプレイ21aの表示説明図であり、この図を参照して説明する。図6に示すように、M1は地図表示であり、例えばディスプレイ21aの約2分の1の大きさで地図情報が引き続き表示され、隣接して緊急信号を送信した緊急通報装置1のカメラ44の撮像映像M2がマルチウィンドウで表示される。
表示されている地図では、緊急信号送信元の緊急通報装置1の位置(或いは緊急通報装置1を示すアイコンA1)P1が点滅等周囲と異なる表示動作を実施する。更に、地図上に表示されている緊急信号送信元の表示の近傍において、緊急通報ボタン41が押下されてからの経過時間が表示(P2で示す)される。
また、M3は緊急通報ボタン41が押された時点から30秒前等一定時間遡った時刻から緊急通報ボタン41が押下されるまでの映像であり、映像記憶部25から取り出されて表示される。この表示は終了操作が成されるまで繰り返し表示される。更に、操作部23の所定の操作により、周囲の他の緊急通報装置1のカメラ44の撮像映像をLAN経由で入手し、一括表示させることができる。図6のM4はこの表示部を示している。
こうして通報直前の映像が繰り返してインターホン親機2aに表示されることで、映像から事件等の状況を把握し易いし、映像の繰り返し表示に面倒な操作を必要としない。また、周囲の緊急通報装置1のカメラ44の撮像映像が表示されるため、例えば異常行動をする不審者等の目撃に対して通報が成された場合に、不審者等が現場から立ち去っても、他のカメラ44の映像から移動先を把握することが可能となり、セキュリティ機能を向上できる。
そして、各緊急通報装置1の警告灯14の点灯状態も地図上に表示され、点灯から点滅に変化したら地図上のアイコンも警告灯14の部位が点滅等変化する。更に、緊急通報装置1の故障やインターホン親機2aとの間で通信異常が発生したら、該当するアイコンが赤色に変化する等、地図上で確認可能となっている。
尚、緊急信号を受けて呼出音を鳴動するインターホン親機2aに対して、ハンドセット24aを取り上げる等の応答操作をすれば、緊急通報装置1との間で通話路が形成され、通報者との間で通話することができる。また、インターホン子機11の呼出ボタン42が押下された場合は、呼出信号がインターホン親機2aに送信されて呼出音が鳴動するが、呼出信号は警報信号とは異なり、インターホン親機2aから一斉通報装置3へ信号は送出されないし、警告灯14の発光状態も変化しない。
このように、現在の状況に加えて、通報操作した時点から一定時間遡った時刻からの状況を映像で確認できるため、発生した緊急事態の原因及び状況の把握に有効である。
また、緊急通報ボタン41が操作された場所がディスプレイ21aに表示されている地図上に表示されるため、通報場所を把握し易い。よって、現場に駆けつけ易い。
更に、緊急通報ボタン41が押されてからの経過時間が表示されるため、例えば不審者等の通報であれば、経過時間から移動距離を推測でき、無駄の無い処置を講ずることが可能である。
加えて、緊急通報装置1をインターホンとして使用できるため、警備室Sに問い合わせしたい場合等使用でき、利便性が良い。
尚、上記実施形態では、インターホン親機2aとPC親機2bは同様の動作を実施するとしたが、双方が設置される場合は異なる機能を持たせても良い。例えば、インターホン親機2aには、通報時に通報元のカメラ44の現在の撮像映像及び一定時間遡った映像を表示させ、PC親機2bには緊急通報装置1の位置を表示した地図を表示させ、通報が発生したら地図上の通報元の緊急通報装置1を点滅等させて、場所を容易に把握できるようにしてもよい。
また、緊急通報装置1の設置数が多い場合は、個々の緊急通報装置1に対して緊急通報があった場合に表示する緊急通報装置1のカメラ44を登録してグループ分けし、緊急通報が成された際に表示するカメラ44の数を限定しても良い。
また、映像記憶部25をインターホン親機2a(或いはPC親機2b)に設けているが、個々のインターホン子機11に設けても良い。
更に、携帯電話8への異常発生情報の送信を電子メールで行っているが、ショートメールで送信しても良いし、LINE(登録商標)に代表されるSNS(Social Networking Service)を利用して送信しても良い。
1・・緊急通報装置、2・・応答装置、2a・・インターホン親機(応答装置)、2b・・PC親機、3・・一斉通報装置、4・・ページング用スピーカ、5・・ページング装置、6・・信号変換アダプタ、7・・ページングアダプタ、9・・LAN、10・・ハウジング、11・・インターホン子機(通報手段)、12・・スピーカ(拡声スピーカ)、13・・ページング装置、14・・警告灯、21、21a・・ディスプレイ(表示部)、24・・通話部、25・・映像記憶部、26・・地図情報記憶部、27・・場所情報記憶部、28・・親機CPU(表示制御部)、31・・メッセージ記憶部、32・・通報先記憶部、33・・一斉通報装置CPU、41・・緊急通報ボタン、42・・呼出ボタン、44・・カメラ。

Claims (6)

  1. 緊急信号を送信するための緊急通報ボタン及び通話機能を備えた通報手段、カメラ、拡声スピーカ、及び警告灯を備えた複数の緊急通報装置と、前記緊急信号を受信したら前記通報手段との間で通話を可能とする機能、及び前記カメラの撮像映像を表示する表示部を具備する応答装置とを備えた緊急通報システムであって、
    前記カメラは常時撮像を実施して、前記緊急通報装置或いは前記応答装置に設けられた映像記憶部に撮像映像が保存され、
    前記緊急信号を受信した前記応答装置は、緊急信号送信元の前記緊急通報装置の前記カメラの現在の撮像映像に加えて、通報操作した時点から一定時間遡った時刻から通報操作した時刻までの前記カメラが撮像した通報直前映像を前記映像記憶部から取り出して前記表示部に表示させる表示制御部を有することを特徴とする緊急通報システム。
  2. 前記表示制御部は、前記通報直前映像の表示を繰り返して実施することを特徴とする請求項1記載の緊急通報システム。
  3. 前記応答装置は、個々の前記緊急通報装置の設置場所を示した地図を記憶し、
    前記表示制御部は、前記地図を前記表示部に表示すると共に、緊急信号を受信したら、緊急信号送信元の前記緊急通報装置を他の緊急通報装置とは異なる表示状態で前記地図上に表示することを特徴とする前記請求項1又は2記載の緊急通報システム。
  4. 前記表示制御部は、通報を受けてからの経過時間を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の緊急通報システム。
  5. 前記通報手段は警備員を呼び出して通話するための呼出ボタンを有し、
    呼出ボタンが操作されたら呼出信号が前記応答装置に送信されると共に、呼出信号送信元の前記カメラの現在の撮像映像が前記表示部に表示され、
    前記呼出信号を受信した前記応答装置が応答操作されると、前記通報手段との間で通話路が形成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の緊急通報システム。
  6. 前記緊急信号を受信した前記表示制御部は、他の前記緊急通報装置のカメラの現在の撮像映像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の緊急通報システム。
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