JP2002334387A - 警備システムおよび警備方法 - Google Patents

警備システムおよび警備方法

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JP2002334387A
JP2002334387A JP2002053914A JP2002053914A JP2002334387A JP 2002334387 A JP2002334387 A JP 2002334387A JP 2002053914 A JP2002053914 A JP 2002053914A JP 2002053914 A JP2002053914 A JP 2002053914A JP 2002334387 A JP2002334387 A JP 2002334387A
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Japan
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JP2002053914A
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Shinichi Sakagami
伸一 坂上
Norio Imai
憲生 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速かつ簡易なシステムで契約および利用料
が比較的安価な警備システムおよび警備方法を提供する
こと。 【解決手段】 インターネットNに接続されたISP
5,6,12と、ISP5を介してインターネットNに
接続可能であって、警備と監視とを行う警備対象側装置
20と、ISP6,12を介してインターネット7に接
続可能な情報端末7と、インターネットNに接続され、
警備対象側装置20と情報端末7との間で送受信される
情報の中継管理処理を行うサーバ10とを備え、警備対
象側装置20は、異常を検出した場合、ISP5を介し
てサーバ10にアクセスして異常発生を通知し、この通
知を受けたサーバ10は、警備対象側装置10から異常
発生時の画像を取得し、この取得した画像を添付した異
常発生情報を情報端末7に通知し、その後、情報端末7
がサーバ10を介して警備対象側装置20から画像を取
得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種チェーン店
の営業状態、倉庫を含む物流システム、ペットを含む一
般家屋、幼稚園、老人ホーム、工事現場、危険箇所、観
光地などの各種警備対象環境の警備および監視を簡易か
つ効率良く行うことができる警備システムおよび警備方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種警備対象環境の状態を監
視する警備会社などは、たとえば図8に示すようなシス
テムを構築して、各種警備対象環境の警備および監視を
行っていた。
【0003】図8は、従来の警備システムの概要構成を
示す図である。図8において、まず、警備対象施設10
1では、施錠モードおよび開錠モードを一定の時間ルー
ルまたは人手による入力によって制御され、この警備対
象施設101内に設置された監視装置101a内のセン
サ101bによって異常発生を感知し、監視装置101
aがオペレーション施設102に通報する(S10
1)。このセンサ101bは、侵入センサ、振動セン
サ、煙感知器、画像侵入センサなどによって実現され
る。また、施錠モードとは、鍵が掛かった状態であり、
警備および監視が必要な状態であり、開錠モードとは、
鍵が掛かっていない状態であり、警備および監視が不必
要な状態である。
【0004】オペレーション施設102は、公衆回線や
専用回線、あるいは無線回線を介して契約者や警察署な
どと通信連絡をとることができる。オペレーション施設
102には、24時間、管理者が常駐し、オペレーショ
ン施設102が、異常発生の通知(S101)を受ける
と、警備対象施設101の近傍に配置していた警備車1
05に、異常発生の通報があった警備対象施設101へ
の出動を指示する出動指示を行い、この結果、警備車1
05は、この警備対象施設101に急行する(S10
2)。
【0005】この警備車105に搭乗していた警備員
は、警備対象施設の状態を目視で確認し、その結果をオ
ペレーション施設に通知する(S103)。この場合、
オペレーション施設102では、警備員の確認結果をも
とに、必要な場合、警備の契約者104あるいは警察署
などの公共施設103に通報する。この公共施設103
としては、警察署のほかに、消防署、電気会社、ガス会
社、水道設備会社などである。また、必要に応じて、急
を要する場合、警備員は、直接、公共施設などに通報
し、その後、オペレーション施設102に通報する。
【0006】このような一連の警備および監視業務が遂
行された場合、出動報告書が作成され、この出力報告書
は、警備が依頼された警備会社の管理資料として利用さ
れるとともに、契約者104に対する報告および料金請
求に用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
警備システムでは、異常発生の通知を受けた後、異常発
生場所の近傍に配備された警備員が異常発生場所に急行
し、異常発生場所の状態を目視するようにしていたの
で、人件費がかかり、警備システムの運用に困難が伴う
という問題点があった。
【0008】また、異常発生場所の近傍に配備された警
備員が異常発生場所に急行するものの、異常発生場所に
到着するまでにタイムラグが発生し、迅速な警備および
監視を行うことができない場合があるという問題点があ
った。
【0009】一方、警備システムの利用者からすると、
上述したように従来の警備システムでは人件費がかかる
ため、警備システムの契約と利用料とが一般に高額であ
り、簡易で安価な警備システムの出現が期待されてい
た。
【0010】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
迅速かつ簡易なシステムで契約および利用料が比較的安
価な警備システムおよび警備方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる警備システムは、インターネット
に接続されたプロバイダと、前記プロバイダを介してイ
ンターネットに接続可能であって、警備対象環境近傍に
設けられ、該警備対象環境の警備と監視とを行う警備対
象装置と、前記プロバイダを介してインターネットに接
続可能な情報端末と、前記インターネットに接続され、
前記警備対象装置と前記情報端末との間で送受信される
情報の中継管理処理を行うサーバとを備え、前記警備対
象装置は、前記警備対象環境の異常を検出した場合、前
記プロバイダを介して前記サーバにアクセスして異常発
生を通知し、この通知を受けた前記サーバは、前記警備
対象装置から異常発生時の画像を取得し、この取得した
画像を添付した異常発生情報を一つ又は複数の前記情報
端末に通知することを特徴とする。
【0012】この請求項1の発明によれば、前記警備対
象装置が、前記警備対象環境の異常を検出した場合、前
記プロバイダを介して前記サーバにアクセスして異常発
生を通知し、この通知を受けた前記サーバは、前記警備
対象装置から異常発生時の画像を取得し、この取得した
画像を添付した異常発生情報を一つ又は複数の前記情報
端末に通知するようにしている。
【0013】また、請求項2にかかる警備システムは、
上記の発明において、前記サーバによる前記情報端末に
対する前記警備対象環境の異常発生の通知は、前記警備
対象環境の異常発生時の画像を添付した電子メールまた
は該画像を添付しない電子メールによって行うことを特
徴とする。
【0014】この請求項2の発明によれば、前記サーバ
による前記情報端末に対する前記警備対象環境の異常発
生の通知は、前記警備対象環境の異常発生時の画像を添
付した電子メールまたは該画像を添付しない電子メール
によって行うようにしている。
【0015】また、請求項3にかかる警備システムは、
上記の発明において、前記情報端末は、前記異常発生情
報を受信した場合、前記プロバイダおよび前記インター
ネットを介して前記サーバにアクセスし、このアクセス
を受けた前記サーバは、前記警備対象装置が取得した前
記異常発生時前後の画像を取得し、前記情報端末に送出
することを特徴とする。
【0016】この請求項3の発明によれば、前記情報端
末が、前記異常発生情報を受信した場合、前記プロバイ
ダおよび前記インターネットを介して前記サーバにアク
セスし、このアクセスを受けた前記サーバは、前記警備
対象装置が取得した前記異常発生時前後の画像を取得
し、前記情報端末に送出するようにしている。
【0017】また、請求項4にかかる警備システムは、
上記の発明において、前記警備対象装置と前記サーバと
は動的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を
行い、前記警備対象装置は、一定時間毎に前記警備対象
装置に対して接続確認信号を送信し、該接続確認信号に
対する応答を、前記一定時間を超える所定時間以上受信
できない場合、前記サーバに対して再接続処理を行うこ
とを特徴とする。
【0018】この請求項4の発明によれば、前記警備対
象装置と前記サーバとは動的なグローバルIPアドレス
を用いて継続的接続を行い、前記警備対象装置が、一定
時間毎に前記サーバに対して接続確認信号を送信し、該
接続確認信号に対する応答を、前記一定時間を超える所
定時間以上受信できない場合、前記サーバに対して再接
続処理を行うようにし、継続的接続を維持するようにし
ている。
【0019】また、請求項5にかかる警備システムは、
インターネットに接続されたプロバイダと、前記プロバ
イダを介してインターネットに接続可能であって、警備
対象環境近傍に設けられ、該警備対象環境の警備と監視
とを行う警備対象装置と、前記プロバイダを介してイン
ターネットに接続可能な情報端末と、前記インターネッ
トに接続され、前記警備対象装置と前記情報端末との間
で送受信される情報の中継管理処理を行うサーバとを備
え、前記情報端末は、前記警備対象装置に対してサーバ
を介して発呼のみを行い、この発呼を受けた警備対象装
置は、該情報端末に対する着呼を行わず、その後前記サ
ーバに前記プロバイダおよび前記インターネットを介し
て接続し、前記情報端末が発呼した時点の前後の画像
を、前記サーバを介して前記情報端末に送出することを
特徴とする。
【0020】この請求項5の発明によれば、前記情報端
末が、前記警備対象装置に対してサーバを介して発呼の
みを行い、この発呼を受けた警備対象装置は、該情報端
末に対する着呼を行わず、その後前記サーバに前記プロ
バイダおよび前記インターネットを介して接続し、前記
情報端末が発呼した時点の前後の画像を、前記サーバを
介して前記情報端末に送出するようにしている。
【0021】また、請求項6にかかる警備システムは、
上記の発明において、前記警備対象装置と前記サーバと
は動的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を
行い、前記情報端末は、前記警備対象装置に対して前記
サーバを介して画像要求を行い、この画像要求を受けた
警備対象装置は、該情報端末に対して、前記情報端末が
要求した時点の前後の画像を前記サーバを介して送出す
ることを特徴とする。
【0022】この請求項6の発明によれば、前記警備対
象装置と前記サーバとは動的なグローバルIPアドレス
を用いて継続的接続を行い、前記情報端末が、前記警備
対象装置に対して前記サーバを介して画像要求を行い、
この画像要求を受けた警備対象装置は、該情報端末に対
して、前記情報端末が要求した時点の前後の画像を前記
サーバを介して送出するようにしている。
【0023】また、請求項7にかかる警備システムは、
上記の発明において、前記警備対象装置は、一定時間毎
に前記サーバに対して接続確認信号を送信し、該接続確
認信号に対する応答を、前記一定時間を超える所定時間
以上受信できない場合、前記サーバに対して再接続処理
を行うことを特徴とする。
【0024】この請求項7の発明によれば、前記警備対
象装置が、一定時間毎に前記サーバに対して接続確認信
号を送信し、該接続確認信号に対する応答を、前記一定
時間を超える所定時間以上受信できない場合、前記サー
バに対して再接続処理を行うようにしている。
【0025】また、請求項8にかかる警備システムは、
上記の発明において、前記情報端末は、前記警備対象装
置に対して前記サーバを介して画像要求を行い、この画
像要求を受けた警備対象装置は、該情報端末に対して、
前記情報端末の要求に応じて該情報端末が要求した時点
後の画像を連続的に送出することを特徴とする。
【0026】この請求項8の発明によれば、前記情報端
末が、前記警備対象装置に対して前記サーバを介して画
像要求を行い、この画像要求を受けた警備対象装置が、
該情報端末に対して、前記情報端末の要求に応じて該情
報端末が要求した時点後の画像を連続的に送出するよう
にしている。
【0027】また、請求項9にかかる警備システムは、
上記の発明において、各警備対象装置は、前記サーバか
らの独自コマンドに対して応答することを特徴とする。
【0028】この請求項9の発明によれば、各警備対象
装置が、前記サーバからの独自コマンドに対してのみ応
答するようにしている。
【0029】また、請求項10にかかる警備システム
は、上記の発明において、前記サーバは、前記警備対象
装置の履歴を管理する管理手段と、前記管理手段が管理
する履歴をもとに前記警備対象環境の警備と監視とを依
頼した利用者毎に利用料金を管理する料金管理手段とを
備えたことを特徴とする。
【0030】この請求項10の発明によれば、前記サー
バにおける管理手段が、前記警備対象装置の履歴を管理
し、料金管理手段が、前記管理手段が管理する履歴をも
とに前記警備対象環境の警備と監視とを依頼した利用者
毎に利用料金を管理するようにしている。
【0031】また、請求項11にかかる警備システム
は、上記の発明において、前記インターネットに接続さ
れ、前記サーバを管理する管理装置をさらに備え、前記
管理装置は、前記管理手段によって管理された履歴を前
記利用者に提示する提示手段を備えたことを特徴とす
る。
【0032】この請求項11の発明によれば、前記イン
ターネットに接続され、前記サーバを管理する管理装置
の提示手段が、前記管理手段によって管理された履歴を
前記利用者に提示するようにしている。
【0033】また、請求項12にかかる警備システム
は、上記の発明において、前記警備対象装置は、前記警
備対象環境の画像を取得する画像取得手段と、前記画像
取得手段が取得した画像をもとに、前記警備対象環境の
異常発生を検出する異常検出手段と、少なくとも前記画
像取得手段を接続処理を行うとともに、前記インターネ
ットとの接続処理を行う通信インターフェースとを備え
たことを特徴とする。
【0034】この請求項12の発明によれば、前記警備
対象装置において、画像取得手段が、前記警備対象環境
の画像を取得し、異常検出手段が、前記画像取得手段が
取得した画像をもとに、前記警備対象環境の異常発生を
検出し、通信インターフェースが、少なくとも前記画像
取得手段を接続処理を行うとともに、前記インターネッ
トとの接続処理を行うようにしている。
【0035】また、請求項13にかかる警備システム
は、上記の発明において、前記警備対象装置は、前記警
備対象環境における異常発生を検知する異常検知センサ
と、前記警備対象環境下の操作者による異常発生の入力
を受け付ける異常入力ボタンとをさらに備え、前記異常
検出手段は、前記異常検知センサあるいは前記異常入力
ボタンからの入力を受けた場合、前記警備対象環境の異
常発生として検出することを特徴とする。
【0036】この請求項13の発明によれば、異常検知
センサが、前記警備対象環境における異常発生を検知
し、あるいは、異常入力ボタンが、前記警備対象環境下
の操作者による異常発生の入力を受け付け、前記異常検
出手段が、前記異常検知センサあるいは前記異常入力ボ
タンからの入力を受けた場合、前記警備対象環境の異常
発生として検出するようにしている。
【0037】また、請求項14にかかる警備システム
は、上記の発明において、前記警備対象装置は、前記警
備対象環境に異常発生を報知する報知手段をさらに備
え、前記異常検出手段は、前記警備対象環境の異常発生
を検出した場合、前記サーバを介して前記情報端末に通
知するとともに、前記報知手段によって前記警備対象環
境の異常発生を報知させることを特徴とする。
【0038】この請求項14の発明によれば、前記異常
検出手段が、前記警備対象環境の異常発生を検出した場
合、前記サーバを介して前記情報端末に通知するととも
に、前記報知手段によって前記警備対象環境の異常発生
を報知させるようにしている。
【0039】また、請求項15にかかる警備システム
は、上記の発明において、前記情報端末は、警備および
監視に関する設定を行う設定手段を備えたことを特徴と
する。
【0040】この請求項15の発明によれば、前記情報
端末の設定手段によって、警備および監視に関する設定
を行えるようにしている。
【0041】また、請求項16にかかる警備方法は、イ
ンターネットに接続されたプロバイダと、前記プロバイ
ダを介してインターネットに接続可能であって、警備対
象環境近傍に設けられ、該警備対象環境の警備と監視と
を行う警備対象装置と、前記プロバイダを介してインタ
ーネットに接続可能な情報端末と、前記インターネット
に接続され、前記警備対象装置と前記情報端末との間で
送受信される情報の中継管理処理を行うサーバとを有し
た警備システムの警備方法において、前記警備対象装置
が、前記警備対象環境の異常を検出する異常検出工程
と、前記異常検出工程によって異常が検出された場合、
前記プロバイダを介して前記サーバにアクセスして異常
発生を通知する第1通知工程と、前記第1通知工程によ
る通知を受けた前記サーバが、前記警備対象装置から異
常発生時の画像を取得する第1画像取得工程と、前記画
像取得工程によって取得された画像を添付した異常発生
情報を前記情報端末に通知する第2通知工程とを含むこ
とを特徴とする。
【0042】この請求項16の発明によれば、異常検出
工程によって、前記警備対象装置が、前記警備対象環境
の異常を検出し、第1通知工程によって、前記異常検出
工程によって異常が検出された場合、前記プロバイダを
介して前記サーバにアクセスして異常発生を通知し、第
1画像取得工程によって、前記第1通知工程による通知
を受けた前記サーバが、前記警備対象装置から異常発生
時の画像を取得し、第2通知工程によって、前記画像取
得工程によって取得された画像を添付した異常発生情報
を前記情報端末に通知するようにしている。
【0043】また、請求項17にかかる警備方法は、上
記の発明において、前記第2通知工程によって、前記情
報端末が、前記異常発生情報を受信した場合、前記プロ
バイダおよび前記インターネットを介して前記サーバに
アクセスする接続工程と、前記接続工程によるアクセス
を受けた前記サーバが、前記警備対象装置が取得した前
記異常発生時前後の画像を取得する第2画像取得工程
と、前記サーバが、前記第2画像取得工程によって取得
した画像を前記情報端末に送出する画像通知工程とをさ
らに含むことを特徴とする。
【0044】この請求項17の発明によれば、接続工程
によって、前記第2通知工程によって前記情報端末が、
前記異常発生情報を受信した場合、前記プロバイダおよ
び前記インターネットを介して前記サーバにアクセス
し、第2画像取得工程によって、前記接続工程によるア
クセスを受けた前記サーバが、前記警備対象装置が取得
した前記異常発生時前後の画像を取得し、画像通知工程
によって、前記サーバが、前記第2画像取得工程によっ
て取得した画像を前記情報端末に送出するようにしてい
る。
【0045】また、請求項18にかかる警備方法は、上
記の発明において、前記警備対象装置と前記サーバとを
動的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行
う継続的接続工程と、前記警備対象装置が、一定時間毎
に前記サーバに対して接続確認信号を送信する確認工程
と、前記警備対象装置が、前記接続確認信号に対する応
答を、前記一定時間を超える所定時間以上受信できない
場合、前記サーバに対して再接続処理を行う再接続処理
工程とをさらに含むことを特徴とする。
【0046】この請求項18の発明によれば、継続的接
続工程によって、前記警備対象装置と前記サーバとを動
的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行
い、確認工程によって、前記警備対象装置が、一定時間
毎に前記サーバに対して接続確認信号を送信し、再接続
処理工程によって、前記警備対象装置が、前記接続確認
信号に対する応答を、前記一定時間を超える所定時間以
上受信できない場合、前記サーバに対して再接続処理を
行うようにしている。
【0047】また、請求項19にかかる警備方法は、イ
ンターネットに接続されたプロバイダと、前記プロバイ
ダを介してインターネットに接続可能であって、警備対
象環境近傍に設けられ、該警備対象環境の警備と監視と
を行う警備対象装置と、前記プロバイダを介してインタ
ーネットに接続可能な情報端末と、前記インターネット
に接続され、前記警備対象装置と前記情報端末との間で
送受信される情報の中継管理処理を行うサーバとを有し
た警備システムの警備方法において、前記情報端末が、
前記警備対象装置に対してサーバを介して発呼のみを行
う発呼工程と、前記発呼工程による発呼を受けた警備対
象装置が、前記情報端末に対する着呼を行わず、その後
前記サーバに接続する接続工程と、前記警備対象装置
が、前記情報端末が発呼した時点の前後の画像を、前記
サーバを介して前記情報端末に送出する画像送出工程と
を含むことを特徴とする。
【0048】この請求項19の発明によれば、発呼工程
によって、前記情報端末が、前記警備対象装置に対して
サーバを介して発呼のみを行い、接続工程によって、前
記発呼工程による発呼を受けた警備対象装置が、前記情
報端末に対する着呼を行わず、その後前記サーバに接続
し、画像送出工程によって、前記警備対象装置が、前記
情報端末が発呼した時点の前後の画像を、前記サーバを
介して前記情報端末に送出するようにしている。
【0049】また、請求項20にかかる警備方法は、イ
ンターネットに接続されたプロバイダと、前記プロバイ
ダを介してインターネットに接続可能であって、警備対
象環境近傍に設けられ、該警備対象環境の警備と監視と
を行う警備対象装置と、前記プロバイダを介してインタ
ーネットに接続可能な情報端末と、前記インターネット
に接続され、前記警備対象装置と前記情報端末との間で
送受信される情報の中継管理処理を行うサーバとを有し
た警備システムの警備方法において、前記警備対象装置
と前記サーバとを動的なグローバルIPアドレスを用い
て継続的接続を行う継続的接続工程と、前記情報端末
が、前記警備対象装置に対してサーバを介して画像要求
を行う画像要求工程と、前記画像要求工程によって画像
要求を受けた警備対象装置が、前記情報端末に対して、
前記情報端末が要求した時点前後の画像を送出する画像
送出工程とを含むことを特徴とする。
【0050】この請求項20の発明によれば、継続的接
続工程によって、前記警備対象装置と前記サーバとを動
的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行
い、画像要求工程によって、前記情報端末が、前記警備
対象装置に対してサーバを介して画像要求を行い、画像
送出工程によって、前記画像要求工程によって画像要求
を受けた警備対象装置が、前記情報端末に対して、前記
情報端末が要求した時点前後の画像を送出するようにし
ている。
【0051】また、請求項21にかかる警備方法は、上
記の発明において、前記画像送出工程は、前記画像要求
工程によって画像要求を受けた警備対象装置が、前記情
報端末に対して、前記情報端末の要求に応じて該情報端
末が要求した時点後の画像を連続的に送出することを特
徴とする。
【0052】この請求項21の発明によれば、前記画像
送出工程によって、前記画像要求工程によって画像要求
を受けた警備対象装置が、前記情報端末に対して、前記
情報端末の要求に応じて該情報端末が要求した時点後の
画像を連続的に送出するようにしている。
【0053】また、請求項22にかかる警備方法は、上
記の発明において、前記警備対象装置が、一定時間毎に
前記サーバに対して接続確認信号を送信する確認工程
と、前記警備対象装置が、前記接続確認信号に対する応
答を、前記一定時間を超える所定時間以上受信できない
場合、前記サーバに対して再接続処理を行う再接続処理
工程とをさらに含むことを特徴とする。
【0054】この請求項22の発明によれば、前記継続
的接続工程が、前記警備対象装置と前記サーバとを動的
なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行い、
確認工程によって、前記警備対象装置が、一定時間毎に
前記サーバに対して接続確認信号を送信し、再接続処理
工程によって、前記警備対象装置が、前記接続確認信号
に対する応答を、前記一定時間を超える所定時間以上受
信できない場合、前記サーバに対して再接続処理を行う
ようにしている。
【0055】また、請求項23にかかる警備方法は、上
記の発明において、各警備対象装置は、前記サーバから
の独自コマンドに対して応答することを特徴とする。
【0056】この請求項23の発明によれば、各警備対
象装置が、前記サーバからの独自コマンドに対してのみ
応答するようにしている。
【0057】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる警備システムおよび警備方法の実施の形態
について説明する。
【0058】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態である警備システムの構成を示す図である。図1
において、この警備システムでは、インターネットN
に、インターネットサービスプロバイダ(ISP)5,
6,12およびサーバ10が接続される。さらに、イン
ターネットNには、この警備システムの管理者センター
に配置される端末11が接続される。この端末11は、
ISP12を介してインターネットNに接続され、警備
システムの管理者によって操作することによって、警備
システム全体を管理する。
【0059】ISP5には、警備対象側装置20が接続
される。ただし、この警備対象側装置20は、常時接続
されるわけではなく、必要の都度、ダイヤルアップ接続
される。また、ISP6には、情報端末7が接続され
る。この情報端末7は、インターネットNに接続可能な
携帯情報端末(PDA)やパーソナルコンピュータによ
って実現される。この情報端末7も、常時接続されるわ
けではなく、必要の都度、ダイヤルアップ接続される。
【0060】警備対象側装置20は、ビデオクライアン
ト2がモデム4を介してISP5に接続される。ビデオ
クライアント2には、さらに、ビデオカメラ1a、緊急
ボタンセンサ1bや警報器1cと、24時間サーバ3と
が接続される。ビデオクライアント2は、例えば、ユア
サ商事(株)の「YSC−333」(仕様 http://ww
w.yuasa-jp.com/kanshi/siyou.htm参照)によって実現
される。このビデオクライアント2は、画像処理部2a
と通信インターフェース部2bとを有する。画像処理部
2aは、ビデオカメラ1aが取得したNTSC信号を、
JPEG画像にデジタル変換し、このための画像蓄積機
能も有する。異常発生検出部2bは、画像処理部2aが
取得した画像変化をもとに異常発生の有無を検出する。
通信インターフェース部2cは、モデム4の接続が可能
であるとともに、イーサネット(登録商標)(10BA
SE−T)接続が可能である。24時間サーバ3は、イ
ーサネット(登録商標)によって接続されている。ま
た、通信インターフェース部2cは、TCP/IPプロ
トコルをサポートしている。
【0061】ビデオクライアント2は、上述したよう
に、ビデオカメラ1a、緊急ボタンセンサ1bおよび警
報器1cを接続し、ビデオカメラ1aは、最大4台まで
接続可能であり、緊急ボタンセンサ1bは、最大8個ま
で接続可能であり、警報器1cは、最大8個まで接続可
能である。図1では、ビデオカメラ1aとして、ビデオ
カメラ1a−1〜1a−4の4台が接続され、緊急ボタ
ンセンサ1bとして、緊急ボタン1b−1,侵入センサ
1b−2の2個が接続され、警報器1cとして1個が接
続されている。
【0062】24時間サーバ3は、上述したように、イ
ンターネットNから完全に独立して、ビデオクライアン
ト2に接続される。24時間サーバ3は、画像処理部2
aが処理したJPEG画像を、順次図示しないハードデ
ィスク装置などの大容量記憶装置に記憶し、文字通り常
時ビデオカメラ1aが取得した画像を監視する。24時
間サーバ3は、たとえば1分間に60枚のJPEG画像
を蓄積する。このJPEG画像の蓄積時間は、ハードデ
ィスク装置などの記憶容量により決定される。
【0063】緊急ボタンとして機能する緊急ボタン1b
−1の入力あるいは入力センサとして機能する侵入セン
サ1b−2の入力は、異常発生の入力であり、ビデオク
ライアント2の異常発生検出部2bに入力され、異常発
生が検知される。この異常発生が生じた場合、警報器1
cを鳴動させるとともに、モデム4およびISP5を介
してインターネットN側に異常発生を通知する。
【0064】情報端末7は、ISP6に接続可能であ
り、少なくとも電子メール受信機能およびJPEG画像
の再生機能を有する。なお、情報端末7およびモデム4
は、それぞれISP6,5と間の回線接続を、PHSな
どを用いた無線回線接続としてもよいし、ISDN回線
や公衆回線、ADSLなどによる有線回線接続としても
よい。
【0065】サーバ10は、警備対象側装置20と情報
端末7との間の情報授受の中継管理を行う。サーバ10
は、履歴管理部10aと料金管理部10bとを有し、履
歴管理部10aは、警備対象側装置20と情報端末7と
の間で授受された情報の履歴を管理する。この履歴と
は、授受の日時、契約者のIDおよび異常発生時前後の
規定時間のJPEG画像である。
【0066】料金管理部10bは、履歴管理部10aの
履歴をもとに、契約者毎かつ月毎に料金管理を行い、そ
の結果を契約者、たとえば情報端末7に送出する。ある
いは、管理センターの端末11からの指示を受けて、料
金管理の結果を情報端末7に送出する。この場合、JP
EG画像を含めて送出し、警備および管理を確実に行っ
ていたことを証明するようにするとよい。
【0067】ここで、図2に示すシーケンス図をもと
に、この実施の形態1による警備管理処理手順について
説明する。まず、ビデオサーバ2が、緊急ボタンセンサ
1bあるいは取得された画像をもとに、異常発生を検知
する(ステップS1)と、ビデオクライアント2は、サ
ーバ10にダイヤルアップ接続し、異常発生したことを
示す情報を通知する(ステップS2)。
【0068】これに対し、サーバ10は、この通知を受
けて、ビデオクライアント2に対して画像送信要求を行
う(ステップS3)。この画像送信要求を受けたビデオ
クライアント2は、異常発生した時点のJPEG画像を
サーバ10に送信する(ステップS4)。サーバ10
は、このJPEG画像を受信すると、このJPEG画像
を添付ファイルとした電子メールを生成し、情報端末7
に送信する(ステップS5)。なお、この場合、JPE
G画像を添付せず、異常発生のみを通報する電子メール
を情報端末7に送信するようにしてもよい。これによっ
て、情報端末7を所有する契約者は、警備対象側装置2
0が警備する警備対象環境に異常が発生したことを知
る。
【0069】その後、契約者は、さらに異常の発生状態
を把握すべく、情報端末7から、サーバ10にダイヤル
アップ接続する(ステップS6)。サーバ10が情報端
末7との接続を完了すると、サーバ10はビデオクライ
アント2に対して画像送信要求を行う(ステップS
7)。
【0070】この画像送信要求を受けたビデオクライア
ント2は、異常が発生した時点前後の規定時間内のJP
EG画像を、サーバ10に送信する(ステップS8)。
さらに、サーバ10は、この送られたJPEG画像をH
TML形式で情報端末7に送信する(ステップS9)。
この際、サーバ10は、ビデオクライアント2と情報端
末7との間で送受信された情報を、履歴として管理す
る。このようにして、異常発生時点前後の規定時間内の
JPEG画像が、情報端末7に順次送信されるため、情
報端末7の所有者である契約者は、異常発生時の状況を
迅速に知ることができ、迅速な対応が可能となる。
【0071】なお、ステップS8,S9におけるJPE
G画像の送信は、異常が発生した時点以降の画像の停止
が指示されるまで、連続的に送るようにしてもよい。
【0072】このようにして受信したJPEG画像は、
情報端末7の表示部7a上に順次表示される。図3は、
この表示部7a上に表示される表示画面の一例を示す図
である。図3に示すように、送られたJPEG画像は、
領域E1に順次表示される。図3に示す表示画面には、
ウィンドウ形式によって表示され、GUI機能によって
操作し易くなっている。このGUI機能を用いて、ビデ
オカメラ1aを切り換えるようにすることができる。す
なわち、カメラ番号を選択することができる。また、指
定したビデオカメラ1aをプリセット位置に移動させる
命令を出せるようにしてもよい。
【0073】また、情報端末7には、サーバ10の履歴
管理部10aが管理する履歴を表示するようにしてもよ
い。また、通知された異常発生の緊急度レベルを表示す
るようにしてもよい。緊急度のレベルを知ることによっ
て、直ちに処置すべきか否かを容易に判断できるからで
ある。また、GUI機能を用いて出力制御するようにし
てもよい。この出力制御には、JPEG画像をプリント
アウトできる機能を追加することを含めることができ
る。
【0074】さらに、情報端末7から、警備対象環境が
施錠モードか開錠モードかを設定できるようにしてもよ
い。施錠モードにしておくと、どんな人でも侵入者とし
て判断されるため、簡易に契約者自身からモード設定を
できることが好ましいからである。
【0075】ここで、ビデオクライアント2は、クライ
アントとして運用され、サーバ機能を有していないた
め、通常時は、インターネットNに接続されていない。
そして、異常発生時のみ、サーバ10に対してダイヤル
アップ接続される。これによって、警備対象側装置20
のセキュリティ対策が十分なものとなる。たとえば、仮
に、ビデオクライアント2が常時接続されると、外部か
らの侵入によって画像あるいは映像を見ることができる
場合が発生し、警備上の秘密保持が保たれず、犯罪を促
進することになる。
【0076】なお、この警備システムの使用料金を、月
額定額料金で課金してもよいし、ビデオクライアント2
に接続されるビデオカメラ1aや緊急ボタンセンサ1b
などの接続個数や、情報端末7へのアクセスにかかる課
金によって異なるようにしてもよい。
【0077】この実施の形態1では、人間あるいは車両
などの介在がないため、迅速かつ安価な警備を実現する
とともに、ビデオクライアント2がインターネットNに
常時接続していないため、セキュリティの高い警備シス
テムを得ることができる。また、契約者が自由に設定で
きるため、柔軟性のある警備システムを構築することが
できる。
【0078】(実施の形態2)つぎに、この発明の実施
の形態2について説明する。上述した実施の形態1で
は、ビデオクライアント2側が異常発生を検知すること
をトリガとして異常発生の通報および画像伝送が実施さ
れたが、この実施の形態2では、情報端末7側から任意
の時に、警備対象環境の状態を知ることができる警備シ
ステムを実現している。この実施の形態2の構成は、実
施の形態1と同じである。
【0079】図4は、この発明の実施の形態2である警
備システムによる警備管理処理手順を示すシーケンス図
である。図4において、まず、情報端末7は、警備対象
側装置20が配備されている警備対象環境の状態を知る
ため、必要に応じてサーバ10に対してダイヤルアップ
接続を行う(ステップS11)。その後、サーバ10
は、情報端末7の接続を完了すると、ビデオクライアン
ト2に対して一定時間発呼する(ステップS12)。
【0080】これに対して、ビデオクライアント2は、
着呼せず、一定時間の経過によるサーバ10側の切断
(RING終了)が生じたか否かを判断する(ステップ
S13)。サーバ10側の切断が生じた場合、ビデオク
ライアント2は、サーバ10にダイヤルアップ接続する
(ステップS14)。その後、サーバ10は、ビデオク
ライアント2を接続し、ビデオクライアント2に対して
画像送信要求を行う(ステップS15)。
【0081】この画像送信要求を受けたビデオクライア
ント2は、現時点前後の規定時間内のJPEG画像をサ
ーバ10に、順次送信する(ステップS16)。このJ
PEG画像を受けたサーバ10は、履歴管理をしつつ、
情報端末7に対してJPEG画像をHTML形式で順次
送信する(ステップS17)。その後、情報端末7の表
示部7a上に、送信されたJPEG画像が表示出力され
る。
【0082】なお、ステップSS16,S17における
JPEG画像の送信は、異常が発生した時点以降の画像
の停止が指示されるまで、連続的に送るようにしてもよ
い。この連続的な画像送信は、情報端末7の画像要求に
含めるようにしてもよいし、その後の指示によって変更
するようにしてもよい。
【0083】この実施の形態2では、情報端末7の契約
者が、任意の時間に任意の時間前後の警備対象環境の状
態をほぼリアルタイムで知ることができるという柔軟な
警備システムを得ることができる。なお、情報端末7か
らの操作によって、任意の過去のJPEG画像を得るこ
とができるようにしてもよい。また、この警備システム
および警備方法は、通常の遠隔監視装置としても機能す
ることになる。
【0084】(実施の形態3)つぎに、この発明の実施
の形態3について説明する。上述した実施の形態1で
は、ビデオクライアント2による異常発生検出の都度、
サーバ10にダイヤルアップ接続するようにしていた
が、この実施の形態3では、ビデオクライアント2とサ
ーバ10との間を動的なグローバルIPアドレスを用い
て継続的接続を行っている。
【0085】この発明の実施の形態3の全体構成は実施
の形態1と同じであるが、ビデオクライアント2とサー
バ10との間がダイヤルアップ接続でなくインターネッ
ト常時接続によってその後継続的に接続される点が実施
の形態1と異なる。図5は、この発明の実施の形態3で
ある警備システムの警備処理手順を示すフローチャート
である。図5において、まず、ビデオクライアント2と
サーバ10との間において、ビデオクライアント2がサ
ーバ10に対してサーバ10のURLをアクセスするこ
とによって接続され、その後継続的接続処理がなされる
(ステップS30)。
【0086】その後、実施の形態1と同様にビデオクラ
イアント2が異常発生を検出する(ステップS1)と、
継続的接続処理が行われた状態で、ビデオクライアント
2はサーバ10に対して異常発生通知を行う(ステップ
S32)。その後の処理手順は実施の形態1におけるス
テップS3〜S9と同じである。
【0087】ここで、ビデオクライアント2とサーバ1
0との間は、動的なグローバルIPアドレスが用いられ
ているため、定期的に割り当てられるグローバルIPア
ドレスが変更され、その都度ビデオクライアント2とサ
ーバ10との間が切断される。したがって、ビデオクラ
イアント2とサーバ10との間の継続的接続を再接続機
能によって維持する処理が必要となる。
【0088】図6は、動的なグローバルIPアドレスを
用いた場合における継続的接続を維持するためのビデオ
クライアント2側の処理手順を示すフローチャートであ
る。図6において、動的なグローバルIPアドレスを用
いた接続処理がなされる(ステップS61)と、その後
ビデオクライアント2は、グローバルIPアドレスが変
更される周期よりも短い一定時間を経過したか否かを判
断する(ステップS62)。一定時間を経過していない
場合は、この判断処理を繰り返し、一定時間を経過した
場合(ステップS62,YES)、サーバ10側に接続
確認信号を送出する(ステップS63)。ここで、サー
バ10は、ビデオクライアント2との間が接続されてい
る状態であると、この接続確認信号に対する応答をビデ
オクライアント2側に返信する。
【0089】その後、ビデオクライアント2は、上述し
たステップS62に示した一定時間を超える所定時間内
に接続確認信号に対する応答を、サーバ10側から受信
したか否かを判断する(ステップS64)。サーバ10
側からの接続確認信号の応答を受信した場合(ステップ
S64,YES)には、ステップS62に移行し、上述
した処理を繰り返す。一方、サーバ10側からの接続確
認信号の応答を受信していない場合(ステップS64,
NO)には、ビデオクライアント2自体がリブート、す
なわちシステムリセットを行って、継続的接続のための
再接続処理を行い(ステップS65)、ステップS62
に移行し、上述した処理を繰り返す。これによって、ビ
デオクライアント2とサーバ10との間は、自動的に継
続的接続が維持されることになる。なお、物理回線の接
続がなされていないダイヤルアップ接続の場合も、ダイ
ヤルアップ接続後に図6と同様な処理を行うことによっ
て継続的接続を維持することができる。
【0090】なお、ステップS8,S9におけるJPE
G画像の送信は、異常が発生した時点以降の画像の停止
が指示されるまで、連続的に送るようにしてもよい。こ
の連続的な画像送信は、情報端末7の画像要求に含める
ようにしてもよいし、その後の指示によって変更するよ
うにしてもよい。
【0091】また、上述実施の形態3では、動的なグロ
ーバルIPアドレスを用いて継続的接続を行っている
が、これに限らず、固定グローバルIPアドレスを用い
て常時接続するようにしてもよい。
【0092】さらに、上述した実施の形態3では、情報
端末7がサーバ10に対してダイヤルアップ接続するこ
とを前提としているが、これに限らず、情報端末7とサ
ーバ10との間が継続的接続処理が行われるようにして
もよい。この場合、情報端末7は、サーバ10のURL
にアクセスして接続すればよい。
【0093】また、動的なグローバルIPアドレスを用
いた継続的接続は、インターネットを介した外部からの
侵入を排除するために、定期的なグローバルIPアドレ
スの変更を行っているが、ビデオクライアント2をサー
バ10からの独自コマンドによってのみ応答するように
するとよい。この場合、独自コマンドの解析を行わない
と、ビデオクライアント2に対するアクセスを行うこと
ができないので、インターネットを介した不正侵入を防
止することができる。なお、ここでいう独自コマンドと
は、たとえば画像取得コマンドや、パンチルトズームな
どのカメラコマンドや、その他の設定コマンドである。
【0094】(実施の形態4)つぎに、この発明の実施
の形態4について説明する。上述した実施の形態2で
は、画像送信要求時に、サーバ10がビデオクライアン
ト2に対して発呼するようにしていたが、この実施の形
態3では、ビデオクライアント2とサーバ10との間を
動的なグローバルIPアドレスによって継続的接続を行
い、情報端末7がサーバ10を介して直接画像送信要求
できるようにしている。
【0095】この発明の実施の形態4の全体構成は実施
の形態1と同じであるが、ビデオクライアント2とサー
バ10との間がダイヤルアップ接続でなくインターネッ
ト常時接続によってその後継続的に接続される点が実施
の形態2と異なる。図7は、この発明の実施の形態4で
ある警備システムの警備処理手順を示すフローチャート
である。図7において、まず、ビデオクライアント2と
サーバ10との間において、ビデオクライアント2がサ
ーバ10に対してサーバ10のURLをアクセスするこ
とによって接続され、その後継続的接続処理がなされる
(ステップS70)。この継続的接続処理は、動的に割
り当てられるグローバルIPアドレスを用いて行われ
る。
【0096】その後、情報端末7は、画像送信要求をサ
ーバ10を介してビデオクライアント2に対して行う
(ステップS71,S72)。この画像送信要求を受け
たビデオクライアント2は、現時点前後の規定時間内の
JPEG画像をサーバ10に、順次送信し(ステップS
16)、さらに、サーバ10は、履歴を管理しつつ、情
報端末7に対してJPEG画像をHTML形式で順次送
信する(ステップS17)。その後、情報端末7の表示
部7a上に、送信されたJPEG画像が表示出力され
る。
【0097】ここで、ビデオクライアント2とサーバ1
0との間は、動的なグローバルIPアドレスが用いられ
ているため、定期的に割り当てられるグローバルIPア
ドレスが変更され、その都度ビデオクライアント2とサ
ーバ10との間が切断される。したがって、ビデオクラ
イアント2とサーバ10との間の常時接続を維持する処
理が必要となるが、この処理は、実施の形態3と同様に
して行う。なお、ダイヤルアップ接続によって接続した
後に継続的接続処理を行うようにしてもよい。
【0098】なお、ステップS16,S17におけるJ
PEG画像の送信は、異常が発生した時点以降の画像の
停止が指示されるまで、連続的に送るようにしてもよ
い。この連続的な画像送信は、情報端末7の画像送信要
求に含めるようにしてもよいし、その後の指示によって
変更するようにしてもよい。
【0099】また、上述実施の形態4では、動的なグロ
ーバルIPアドレスを用いて継続的接続を行っている
が、これに限らず、固定グローバルIPアドレスを用い
て継続的接続を行うようにしてもよい。
【0100】さらに、上述した実施の形態4では、情報
端末7がサーバ10に対してダイヤルアップ接続するこ
とを前提としているが、これに限らず、情報端末7とサ
ーバ10との間においても継続的接続がなされるように
してもよい。
【0101】なお、上述した実施の形態1〜4では、取
得され、送信される画像をJPEG画像としたが、これ
に限らず、他の圧縮方式による静止画像であってもよ
い。また、CDMA方式などを利用した携帯端末による
広帯域性を考慮すると、静止画像のみならず、動画像を
送信するようにしてもよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、前記警備対象装置が、前記警備対象環境の異常
を検出した場合、前記プロバイダを介して前記サーバに
アクセスして異常発生を通知し、この通知を受けた前記
サーバは、前記警備対象装置から異常発生時の画像を取
得し、この取得した画像を添付した異常発生情報を一つ
又は複数の前記情報端末に通知するようにしているの
で、容易かつ迅速に警備対象環境において発生した異常
を知ることができるとともに、人あるいは車両を介さず
に異常を知ることができるので、安価な警備システムが
構築でき、さらに、警備対象装置がインターネットに常
時接続されていないため、高いセキュリティを確保する
ことができるという効果を奏する。
【0103】また、請求項2によれば、前記サーバによ
る前記情報端末に対する前記警備対象環境の異常発生の
通知は、前記警備対象環境の異常発生時の画像を添付し
た電子メールまたは該画像を添付しない電子メールによ
って行うようにしているので、異常が発生したことを直
ちに知ることができるとともに、そのときの概要を知る
ことができるという効果を奏する。
【0104】また、請求項3によれば、前記情報端末
が、前記異常発生情報を受信した場合、前記プロバイダ
および前記インターネットを介して前記サーバにアクセ
スし、このアクセスを受けた前記サーバは、前記警備対
象装置が取得した前記異常発生時前後の画像を取得し、
前記情報端末に送出するようにしているので、契約者
は、警備対象環境の状態の詳細を迅速に知ることができ
るという効果を奏する。
【0105】また、請求項4の発明によれば、前記警備
対象装置と前記サーバとは動的なグローバルIPアドレ
スを用いて継続的接続を行い、前記警備対象装置が、一
定時間毎に前記サーバに対して接続確認信号を送信し、
該接続確認信号に対する応答を、前記一定時間を超える
所定時間以上受信できない場合、前記サーバに対して再
接続処理を行うようにし、継続的接続を維持するように
しているので、継続的な接続を確保でき、かつ動的なグ
ローバルIPアドレスを用いていることから、安価にイ
ンターネット接続を実現できるという効果を奏する。
【0106】また、請求項5にの発明によれば、前記情
報端末が、前記警備対象装置に対してサーバを介して発
呼のみを行い、この発呼を受けた警備対象装置は、該情
報端末に対する着呼を行わず、その後前記サーバに前記
プロバイダおよび前記インターネットを介して接続し、
前記情報端末が発呼した時点の前後の画像を、前記サー
バを介して前記情報端末に送出するようにしているの
で、任意のときに、警備対象環境の状態を詳細かつ迅速
に知ることができるという効果を奏する。
【0107】また、請求項6の発明によれば、前記警備
対象装置と前記サーバとは動的なグローバルIPアドレ
スを用いて継続的接続を行い、前記情報端末が、前記警
備対象装置に対して前記サーバを介して画像要求を行
い、この画像要求を受けた警備対象装置は、該情報端末
に対して、前記情報端末が要求した時点の前後の画像を
前記サーバを介して送出するようにしているので、前記
情報端末のユーザが異常状態を迅速かつ簡易に把握する
ことができるという効果を奏する。
【0108】また、請求項7の発明によれば、前記警備
対象装置が、一定時間毎に前記サーバに対して接続確認
信号を送信し、該接続確認信号に対する応答を、前記一
定時間を超える所定時間以上受信できない場合、前記サ
ーバに対して再接続処理を行うようにしているので、継
続的な接続を確保でき、かつ動的なグローバルIPアド
レスを用いていることから、安価にインターネット接続
を実現できるという効果を奏する。
【0109】また、請求項8の発明によれば、前記情報
端末が、前記警備対象装置に対して前記サーバを介して
画像要求を行い、この画像要求を受けた警備対象装置
が、該情報端末に対して、前記情報端末の要求に応じて
該情報端末が要求した時点後の画像を連続的に送出する
ようにしているので、所望の時間における警備対象の状
態を迅速かつ容易に把握することができるという効果を
奏する。
【0110】また、請求項9の発明によれば、各警備対
象装置が、前記サーバからの独自コマンドに対してのみ
応答するようにしているので、この独自コマンドの解析
をしなければ各警備対象装置にアクセスすることでき
ず、インターネットを介した不正侵入を防ぐことができ
るという効果を奏する。。
【0111】また、請求項10によれば、前記サーバに
おける管理手段が、前記警備対象装置および前記情報端
末が利用した履歴を管理し、料金管理手段が、前記管理
手段が管理する履歴をもとに前記警備対象環境の警備と
監視とを依頼した利用者毎に利用料金を管理するように
しているので、課金処理を容易かつ的確に行うことがで
きるという効果を奏する。
【0112】また、請求項11によれば、前記インター
ネットに接続され、前記サーバを管理する管理装置の提
示手段が、前記管理手段によって管理された履歴を前記
利用者に提示するようにしているので、明瞭な課金を迅
速に提示することができるという効果を奏する。
【0113】また、請求項12によれば、前記警備対象
装置において、画像取得手段が、前記警備対象環境の画
像を取得し、異常検出手段が、前記画像取得手段が取得
した画像をもとに、前記警備対象環境の異常発生を検出
し、通信インターフェースが、少なくとも前記画像取得
手段を接続処理を行うとともに、前記インターネットと
の接続処理を行うようにしている障害発生を自動的に検
出することができ、迅速かつ安価な警備システムを実現
できるという効果を奏する。
【0114】また、請求項13によれば、異常検知セン
サが、前記警備対象環境における異常発生を検知し、あ
るいは、異常入力ボタンが、前記警備対象環境下の操作
者による異常発生の入力を受け付け、前記異常検出手段
が、前記異常検知センサあるいは前記異常入力ボタンか
らの入力を受けた場合、前記警備対象環境の異常発生と
して検出するようにしているので、異常検出の幅をさら
に広げることができるという効果を奏する。
【0115】また、請求項14によれば、前記異常検出
手段が、前記警備対象環境の異常発生を検出した場合、
前記サーバを介して前記情報端末に通知するとともに、
前記報知手段によって前記警備対象環境の異常発生を報
知させるようにしているので、たとえば火災などのとき
に、被害を小さくすることができるという効果を奏す
る。
【0116】また、請求項15によれば、前記情報端末
の設定手段によって、警備および監視に関する設定を行
えるようにしているので、柔軟な警備システムを構築す
ることができるという効果を奏する。
【0117】また、請求項16によれば、異常検出工程
によって、前記警備対象装置が、前記警備対象環境の異
常を検出し、第1通知工程によって、前記異常検出工程
によって異常が検出された場合、前記プロバイダを介し
て前記サーバにアクセスして異常発生を通知し、第1画
像取得工程によって、前記第1通知工程による通知を受
けた前記サーバが、前記警備対象装置から異常発生時の
画像を取得し、第2通知工程によって、前記画像取得工
程によって取得された画像を添付した異常発生情報を前
記情報端末に通知するようにしているので、容易かつ迅
速に警備対象環境において発生した異常を知ることがで
きるとともに、人あるいは車両を介さずに異常を知るこ
とができるので、安価な警備方法が構築でき、さらに、
警備対象装置がインターネットに常時接続されていない
ため、高いセキュリティを確保することができるという
効果を奏する。
【0118】また、請求項17によれば、接続工程によ
って、前記第2通知工程によって前記情報端末が、前記
異常発生情報を受信した場合、前記プロバイダおよび前
記インターネットを介して前記サーバにアクセスし、第
2画像取得工程によって、前記接続工程によるアクセス
を受けた前記サーバが、前記警備対象装置が取得した前
記異常発生時前後の画像を取得し、画像通知工程によっ
て、前記サーバが、前記第2画像取得工程によって取得
した画像を前記情報端末に送出するようにしているの
で、契約者は、警備対象環境の状態の詳細を迅速に知る
ことができるという効果を奏する。
【0119】また、請求項18の発明によれば、継続的
接続工程によって、前記警備対象装置と前記サーバとを
動的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行
い、確認工程によって、前記警備対象装置が、一定時間
毎に前記サーバに対して接続確認信号を送信し、再接続
処理工程によって、前記警備対象装置が、前記接続確認
信号に対する応答を、前記一定時間を超える所定時間以
上受信できない場合、前記サーバに対して再接続処理を
行うようにしているので、継続的な接続を確保でき、か
つ動的なグローバルIPアドレスを用いていることか
ら、安価にインターネット接続を実現できるという効果
を奏する。
【0120】また、請求項19によれば、発呼工程によ
って、前記情報端末が、前記警備対象装置に対してサー
バを介して発呼のみを行い、接続工程によって、前記発
呼工程による発呼を受けた警備対象装置が、前記情報端
末に対する着呼を行わず、その後前記サーバに接続し、
画像送出工程によって、前記警備対象装置が、前記情報
端末が発呼した時点の前後の画像を、前記サーバを介し
て前記情報端末に送出するようにしているので、任意の
ときに、警備対象環境の状態を詳細かつ迅速に知ること
ができるという効果を奏する。
【0121】また、請求項20の発明によれば、継続的
接続工程によって、前記警備対象装置と前記サーバとを
動的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行
い、画像要求工程によって、前記情報端末が、前記警備
対象装置に対してサーバを介して画像要求を行い、画像
送出工程によって、前記画像要求工程によって画像要求
を受けた警備対象装置が、前記情報端末に対して、前記
情報端末が要求した時点前後の画像を送出するようにし
ているので、前記情報端末のユーザが異常状態を迅速か
つ簡易に把握することができるという効果を奏する。
【0122】また、請求項21の発明によれば、前記画
像送出工程によって、前記画像要求工程によって画像要
求を受けた警備対象装置が、前記情報端末に対して、前
記情報端末の要求に応じて該情報端末が要求した時点後
の画像を連続的に送出するようにしているので、所望の
時間における警備対象の状態を迅速かつ容易に把握する
ことができるという効果を奏する。
【0123】また、請求項22の発明によれば、前記継
続的接続工程が、前記警備対象装置と前記サーバとを動
的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行
い、確認工程によって、前記警備対象装置が、一定時間
毎に前記サーバに対して接続確認信号を送信し、再接続
処理工程によって、前記警備対象装置が、前記接続確認
信号に対する応答を、前記一定時間を超える所定時間以
上受信できない場合、前記サーバに対して再接続処理を
行うようにしているので、継続的な接続を確保でき、か
つ動的なグローバルIPアドレスを用いていることか
ら、安価にインターネット接続を実現できるという効果
を奏する。
【0124】また、請求項23の発明によれば、各警備
対象装置が、前記サーバからの独自コマンドに対しての
み応答するようにしているので、この独自コマンドの解
析をしなければ各警備対象装置にアクセスすることでき
ず、インターネットを介した不正侵入を防ぐことができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である警備システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した警備システムによる警備管理処理
手順を示すシーケンス図である。
【図3】情報端末の表示部に表示された表示内容の一例
を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態2である警備システムに
よる警備管理処理手順を示すシーケンス図である。
【図5】この発明の実施の形態3である警備システムに
よる警備管理処理手順を示すシーケンス図である。
【図6】動的なグローバルIPアドレスを用いて継続的
接続を行う場合におけるビデオクライアントの継続的接
続処理手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態4である警備システムに
よる警備管理処理手順を示すシーケンス図である。
【図8】従来の警備システムの概要構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1a,1a−1〜1a−4 ビデオカメラ 1b 緊急ボタンセンサ 1b−1 緊急ボタン 1b−2 侵入センサ 1c 警報器 2 ビデオクライアント 2a 画像処理部 2b 異常発生検出部 2c 通信インターフェース部 3 24時間サーバ 4 モデム 5,6,12 ISP 7 情報端末 7a 表示部 10 サーバ 10a 履歴管理部 10b 料金管理部 11 端末(管理センター) N インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/04 H04B 7/26 M (72)発明者 坂上 伸一 東京都あきる野市草花2100−45 (72)発明者 今井 憲生 東京都八王子市散田町5−19−14 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA22 AA24 AA25 BB03 BB12 BB18 BB74 DD05 DD20 EE02 EE12 EE15 EE16 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG02 GG23 GG40 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K067 AA35 BB41 BB43 DD52 FF18 GG01 GG07 5K101 KK13 KK14 LL01 MM07 NN14 NN21 RR12 RR27 SS07

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続されたプロバイダ
    と、 前記プロバイダを介してインターネットに接続可能であ
    って、警備対象環境近傍に設けられ、該警備対象環境の
    警備と監視とを行う警備対象装置と、 前記プロバイダを介してインターネットに接続可能な情
    報端末と、 前記インターネットに接続され、前記警備対象装置と前
    記情報端末との間で送受信される情報の中継管理処理を
    行うサーバと、 を備え、 前記警備対象装置は、前記警備対象環境の異常を検出し
    た場合、前記プロバイダを介して前記サーバにアクセス
    して異常発生を通知し、この通知を受けた前記サーバ
    は、前記警備対象装置から異常発生時の画像を取得し、
    この取得した画像を添付した異常発生情報を一つ又は複
    数の前記情報端末に通知することを特徴とする警備シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記サーバによる前記情報端末に対する
    前記警備対象環境の異常発生の通知は、前記警備対象環
    境の異常発生時の画像を添付した電子メールまたは該画
    像を添付しない電子メールによって行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の警備システム。
  3. 【請求項3】 前記情報端末は、前記異常発生情報を受
    信した場合、前記プロバイダおよび前記インターネット
    を介して前記サーバにアクセスし、このアクセスを受け
    た前記サーバは、前記警備対象装置が取得した前記異常
    発生時前後の画像を取得し、前記情報端末に送出するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の警備システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記警備対象装置と前記サーバとは動的
    なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行い、 前記警備対象装置は、一定時間毎に前記サーバに対して
    接続確認信号を送信し、該接続確認信号に対する応答
    を、前記一定時間を超える所定時間以上受信できない場
    合、前記サーバに対して再接続処理を行うことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備システ
    ム。
  5. 【請求項5】 インターネットに接続されたプロバイダ
    と、 前記プロバイダを介してインターネットに接続可能であ
    って、警備対象環境近傍に設けられ、該警備対象環境の
    警備と監視とを行う警備対象装置と、 前記プロバイダを介してインターネットに接続可能な情
    報端末と、 前記インターネットに接続され、前記警備対象装置と前
    記情報端末との間で送受信される情報の中継管理処理を
    行うサーバと、 を備え、 前記情報端末は、前記警備対象装置に対してサーバを介
    して発呼のみを行い、この発呼を受けた警備対象装置
    は、該情報端末に対する着呼を行わず、その後前記サー
    バに前記プロバイダおよび前記インターネットを介して
    接続し、前記情報端末が発呼した時点の前後の画像を、
    前記サーバを介して前記情報端末に送出することを特徴
    とする警備システム。
  6. 【請求項6】 前記警備対象装置と前記サーバとは動的
    なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行い、 前記情報端末は、前記警備対象装置に対して前記サーバ
    を介して画像要求を行い、この画像要求を受けた警備対
    象装置は、該情報端末に対して、前記情報端末が要求し
    た時点の前後の画像を前記サーバを介して送出すること
    を特徴とする請求項5に記載の警備システム。
  7. 【請求項7】 前記警備対象装置は、一定時間毎に前記
    サーバに対して接続確認信号を送信し、該接続確認信号
    に対する応答を、前記一定時間を超える所定時間以上受
    信できない場合、前記サーバに対して再接続処理を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の警備システム。
  8. 【請求項8】 前記情報端末は、前記警備対象装置に対
    して前記サーバを介して画像要求を行い、この画像要求
    を受けた警備対象装置は、該情報端末に対して、前記情
    報端末の要求に応じて該情報端末が要求した時点後の画
    像を連続的に送出することを特徴とする請求項6または
    7に記載の警備システム。
  9. 【請求項9】 各警備対象装置は、前記サーバからの独
    自コマンドに対して応答することを特徴とする請求項1
    〜8のいずれか一つに記載の警備システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバは、 前記警備対象装置の履歴を管理する管理手段と、 前記管理手段が管理する履歴をもとに前記警備対象環境
    の警備と監視とを依頼した利用者毎に利用料金を管理す
    る料金管理手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つ
    に記載の警備システム。
  11. 【請求項11】 前記インターネットに接続され、前記
    サーバを管理する管理装置をさらに備え、 前記管理装置は、前記管理手段によって管理された履歴
    を前記利用者に提示する提示手段を備えたことを特徴と
    する請求項1〜10のいずれか一つに記載の警備システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記警備対象装置は、 前記警備対象環境の画像を取得する画像取得手段と、 前記画像取得手段が取得した画像をもとに、前記警備対
    象環境の異常発生を検出する異常検出手段と、 少なくとも前記画像取得手段を接続処理を行うととも
    に、前記インターネットとの接続処理を行う通信インタ
    ーフェースと、 を備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一
    つに記載の警備システム。
  13. 【請求項13】 前記警備対象装置は、 前記警備対象環境における異常発生を検知する異常検知
    センサと、 前記警備対象環境下の操作者による異常発生の入力を受
    け付ける異常入力ボタンとをさらに備え、 前記異常検出手段は、前記異常検知センサあるいは前記
    異常入力ボタンからの入力を受けた場合、前記警備対象
    環境の異常発生として検出することを特徴とする請求項
    12に記載の警備システム。
  14. 【請求項14】 前記警備対象装置は、前記警備対象環
    境の異常発生を報知する報知手段をさらに備え、 前記異常検出手段は、前記警備対象環境の異常発生を検
    出した場合、前記サーバを介して前記情報端末に通知す
    るとともに、前記報知手段によって前記警備対象環境の
    異常発生を報知させることを特徴とする請求項13に記
    載の警備システム。
  15. 【請求項15】 前記情報端末は、警備および監視に関
    する設定を行う設定手段を備えたことを特徴とする請求
    項1〜14のいずれか一つに記載の警備システム。
  16. 【請求項16】 インターネットに接続されたプロバイ
    ダと、前記プロバイダを介してインターネットに接続可
    能であって、警備対象環境近傍に設けられ、該警備対象
    環境の警備と監視とを行う警備対象装置と、前記プロバ
    イダを介してインターネットに接続可能な情報端末と、
    前記インターネットに接続され、前記警備対象装置と前
    記情報端末との間で送受信される情報の中継管理処理を
    行うサーバとを有した警備システムの警備方法におい
    て、 前記警備対象装置が、前記警備対象環境の異常を検出す
    る異常検出工程と、 前記異常検出工程によって異常が検出された場合、前記
    プロバイダを介して前記サーバにアクセスして異常発生
    を通知する第1通知工程と、 前記第1通知工程による通知を受けた前記サーバが、前
    記警備対象装置から異常発生時の画像を取得する第1画
    像取得工程と、 前記画像取得工程によって取得された画像を添付した異
    常発生情報を前記情報端末に通知する第2通知工程と、 を含むことを特徴とする警備方法。
  17. 【請求項17】 前記第2通知工程によって、前記情報
    端末が、前記異常発生情報を受信した場合、前記プロバ
    イダおよび前記インターネットを介して前記サーバにア
    クセスする接続工程と、 前記接続工程によるアクセスを受けた前記サーバが、前
    記警備対象装置が取得した前記異常発生時前後の画像を
    取得する第2画像取得工程と、 前記サーバが、前記第2画像取得工程によって取得した
    画像を前記情報端末に送出する画像通知工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の警備
    方法。
  18. 【請求項18】 前記警備対象装置と前記サーバとを動
    的なグローバルIPアドレスを用いて継続的接続を行う
    継続的接続工程と、 前記警備対象装置が、一定時間毎に前記サーバに対して
    接続確認信号を送信する確認工程と、 前記警備対象装置が、前記接続確認信号に対する応答
    を、前記一定時間を超える所定時間以上受信できない場
    合、前記サーバに対して再接続処理を行う再接続処理工
    程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項16または17に
    記載の警備方法。
  19. 【請求項19】 インターネットに接続されたプロバイ
    ダと、前記プロバイダを介してインターネットに接続可
    能であって、警備対象環境近傍に設けられ、該警備対象
    環境の警備と監視とを行う警備対象装置と、前記プロバ
    イダを介してインターネットに接続可能な情報端末と、
    前記インターネットに接続され、前記警備対象装置と前
    記情報端末との間で送受信される情報の中継管理処理を
    行うサーバとを有した警備システムの警備方法におい
    て、 前記情報端末が、前記警備対象装置に対してサーバを介
    して発呼のみを行う発呼工程と、 前記発呼工程による発呼を受けた警備対象装置が、前記
    情報端末に対する着呼を行わず、その後前記サーバに接
    続する接続工程と、 前記警備対象装置が、前記情報端末が発呼した時点の前
    後の画像を前記サーバを介して前記情報端末に送出する
    画像送出工程と、 を含むことを特徴とする警備方法。
  20. 【請求項20】 インターネットに接続されたプロバイ
    ダと、前記プロバイダを介してインターネットに接続可
    能であって、警備対象環境近傍に設けられ、該警備対象
    環境の警備と監視とを行う警備対象装置と、前記プロバ
    イダを介してインターネットに接続可能な情報端末と、
    前記インターネットに接続され、前記警備対象装置と前
    記情報端末との間で送受信される情報の中継管理処理を
    行うサーバとを有した警備システムの警備方法におい
    て、 前記警備対象装置と前記サーバとを動的なグローバルI
    Pアドレスを用いて継続的接続を行う継続的接続工程
    と、 前記情報端末が、前記警備対象装置に対してサーバを介
    して画像要求を行う画像要求工程と、 前記画像要求工程によって画像要求を受けた警備対象装
    置が、前記情報端末に対して、前記情報端末が要求した
    時点前後の画像を送出する画像送出工程と、 を含むことを特徴とする警備方法。
  21. 【請求項21】 前記画像送出工程は、前記画像要求工
    程によって画像要求を受けた警備対象装置が、前記情報
    端末に対して、前記情報端末の要求に応じて該情報端末
    が要求した時点後の画像を連続的に送出することを特徴
    とする請求項20に記載の警備方法。
  22. 【請求項22】 前記警備対象装置が、一定時間毎に前
    記サーバに対して接続確認信号を送信する確認工程と、 前記警備対象装置が、前記接続確認信号に対する応答
    を、前記一定時間を超える所定時間以上受信できない場
    合、前記サーバに対して再接続処理を行う再接続処理工
    程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項20または21に
    警備方法。
  23. 【請求項23】 各警備対象装置は、前記サーバからの
    独自コマンドに対して応答することを特徴とする請求項
    16〜22のいずれか一つに記載の警備方法。
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