JP6765070B2 - 電気錠システム及び電気錠装置 - Google Patents

電気錠システム及び電気錠装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に電気錠システム及び電気錠装置に関し、より詳細には、電気錠装置と鍵装置とが通信を行うことにより電気錠装置にて建物の出入口の解錠を行う電気錠システム、及び当該電気錠システムに用いられる電気錠装置に関する。
従来、建物の扉に設けられた錠を電動で施錠又は解錠する電気錠システムが提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の電気錠システムは、電気錠装置と、携帯機とを備える。電気錠装置は、検知部と、第1通信部と、錠前を駆動する駆動部と、制御部とを有する。携帯機は、メモリと、第2通信部とを有する。携帯機のメモリには、錠前を施錠又は解錠するために必要な認証情報が予め登録されている。電気錠装置の制御部のメモリには、携帯機に割り当てられた認証情報が予め登録されている。
制御部は、第1通信部と第2通信部とが無線通信を行うことにより携帯機から取得した認証情報とメモリに予め登録されている認証情報とを照合し、両者が一致する場合に解錠待ちの状態となる。そして、制御部は、解錠待ちの状態で検知部から検知信号が入力されると、駆動部を制御して錠前を解錠させる。
特開2016−30894号公報
ところで、特許文献1に記載のような電気錠システムにおいて、携帯機(鍵装置)からの電波が届く範囲を広くしたり、特殊な間取りの建物に対応させようとした場合に、鍵装置が建物内にあるにもかかわらず、建物の外からの解錠を許可する可能性があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされており、建物の出入口を建物の外から不正に解錠されにくくすることができる電気錠システム及び電気錠装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電気錠システムは、電気錠装置と、鍵装置とを備えている。前記電気錠装置は、建物の出入口の施錠を行う。前記鍵装置は、前記電気錠装置と通信可能である。前記電気錠装置は、操作部と、錠側通信部と、認証部とを有している。前記操作部は、前記出入口の解錠を行う際に前記建物の外側から操作される。前記鍵装置は、前記錠側通信部と通信を行う鍵側通信部を有している。電気錠システムは、前記操作部が操作され、かつ前記錠側通信部と前記鍵側通信部とが通信を行うことにより前記錠側通信部が受信した前記鍵装置の認証情報に基づいた前記認証部の認証結果に応じて前記出入口を解錠する解錠処理を行う。電気錠システムは、判断部と、モード選択部とをさらに備えている。前記判断部は、前記鍵装置が前記建物の内と外とのいずれにあるかを判断する。前記モード選択部は、前記判断部の判断結果に応じて、前記解錠処理を有効にする有効モードと前記解錠処理を無効にする無効モードとのいずれかの動作モードを選択する。前記判断部は、前記操作部に対する解錠操作により前記出入口の解錠が行われた後、一旦開けられた前記出入口が再度閉められた場合に、前記鍵装置が前記建物の内にあると判断する。
本発明の一態様に係る電気錠装置は、建物の出入口の施錠を行う。電気錠装置は、操作部と、錠側通信部と、認証部とを備えている。前記操作部は、前記出入口の解錠を行う際に前記建物の外側から操作される。電気錠装置は、前記操作部が操作され、かつ前記認証部の認証結果に応じて前記出入口を解錠する解錠処理を行うように構成されている。前記認証部の認証は、前記錠側通信部と前記鍵装置の鍵側通信部とが通信を行うことにより前記錠側通信部が受信した前記鍵装置の認証情報に基づいて行われる。また、電気錠装置は、判断部と、モード選択部とをさらに備えている。前記判断部は、前記鍵装置が前記建物の内と外とのいずれにあるかを判断する。前記モード選択部は、前記判断部の判断結果に応じて、前記解錠処理を有効にする有効モードと前記解錠処理を無効にする無効モードとのいずれかの動作モードを選択する。前記判断部は、前記操作部に対する解錠操作により前記出入口の解錠が行われた後、一旦開けられた前記出入口が再度閉められた場合に、前記鍵装置が前記建物の内にあると判断する。
本発明によれば、建物の出入口を建物の外から不正に解錠されにくくすることができる、という効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る電気錠システムの構成を示すブロック図である。 図2A及び図2Bは、同上の電気錠システムの動作を説明するための説明図である。 図3は、同上の電気錠システムの動作を説明するためのフローチャートである。
(1)電気錠システムの概要
本実施形態に係る電気錠システム10は、図2A及び図2Bに示すように、鍵装置1と、電気錠装置2と、を備えている。
電気錠装置2は、建物3の出入口4の施錠を行う装置である。ここでいう建物3の「出入口」とは、建物3の内(宅内31)と外(宅外32)とを隔てる扉又は窓であって、例えば、玄関扉、勝手口又は掃出窓等である。電気錠装置2は、出入口4に設置されている。ここで、電気錠装置2は、鍵装置1と通信可能に構成されており、鍵装置1との通信によって、出入口4を施錠する施錠状態と出入口4を解錠する解錠状態との切り替えを電気的に行う。
鍵装置1は、電気錠装置2との通信機能を有している。本実施形態では、鍵装置1と電気錠装置2との間の通信方式は、電波を媒体とする無線通信である。鍵装置1は、ユーザ5によって携帯可能となるように、電池駆動式で、かつ適度なサイズに構成されている。本実施形態では、鍵装置1は、ユーザ5が所持する鞄等に取付可能なタグ状に構成されている(図2A参照)。
本実施形態では、建物3が戸建住宅である場合を例として説明する。ユーザ5は、建物3(戸建住宅)の住人のうち、鍵装置1を所持(携帯)する人である。
電気錠システム10の基本的な機能としては、鍵装置1に予め記憶されている鍵ID(Identification)を、鍵装置1が電気錠装置2に送信することによって、電気錠装置2での出入口4の解錠を可能にする。すなわち、鍵装置1と電気錠装置2とが通信し、鍵装置1の持つ鍵IDの認証が成功した場合に、電気錠装置2は出入口4の解錠が可能な状態となる。そして、電気錠装置2は、認証の成功後、第1操作部25又は第2操作部26(ともに図1参照)の所定の操作(解錠操作)を待って出入口4の解錠を行う。結果的に、電気錠装置2は、鍵装置1との通信によって、施錠状態から解錠状態へ切り替える解錠動作を行う。ここに、本実施形態では、上述の鍵IDが鍵装置1の認証情報である。
上述したような電気錠装置2による解錠動作は、ユーザ5が宅外32に居るとき、つまりユーザ5の帰宅時と、ユーザ5が宅内31に居るとき、つまりユーザ5の外出時との少なくとも一方において行われる。本実施形態では、ユーザ5の帰宅時と外出時との両方において、電気錠装置2による解錠動作が行われる。すなわち、ユーザ5の帰宅時には、宅外32に居るユーザ5が、例えば鍵装置1と電気錠装置2との間の通信用の電波が届く程度に出入口4に近づいた状態で、ユーザ5の所持する鍵装置1が電気錠装置2と通信することで、出入口4が解錠可能となる。同様に、ユーザ5の外出時には、宅内31に居るユーザ5が、例えば鍵装置1と電気錠装置2との間の通信用の電波が届く程度に出入口4に近づいた状態で、ユーザ5の所持する鍵装置1が電気錠装置2と通信することで、出入口4が解錠可能となる。ただし、ユーザ5の外出時には、必ずしも鍵装置1と電気錠装置2とが通信を行って鍵装置1の鍵IDの認証を行う必要はなく、第2操作部26による解錠操作のみで出入口4の解錠を行ってもよい。
また、本実施形態では詳しい説明は省略するが、電気錠装置2は、出入口4が解錠されている状態において、鍵装置1との通信によって鍵IDの認証が成功し、第1操作部25又は第2操作部26にて所定の操作(施錠操作)がなされると、出入口4の施錠を行う。つまり、電気錠装置2は、解錠操作だけでなく、鍵装置1との通信によって、解錠状態から施錠状態へ切り替える施錠動作も行うことができる。
(2)鍵装置の構成
次に、本実施形態に係る鍵装置1の構成について、図1を参照して説明する。
鍵装置1は、鍵側通信部11と、制御部12と、記憶部13と、を備えている。
記憶部13は、例えば、不揮発性メモリからなる。記憶部13には、鍵装置1に固有の鍵IDが記憶されている。
鍵側通信部11は、電気錠装置2と通信可能に構成されている。鍵側通信部11と電気錠装置2(錠側通信部21)との間の通信方式は、例えば、Bluetooth(登録商標)等の電波を媒体とした無線通信である。本実施形態では、鍵装置1は、電気錠装置2に信号を送信するだけでなく、例えば、接続要求信号、ID要求信号等の信号を電気錠装置2(錠側通信部21)から受信する。そのため、鍵側通信部11は、信号の送信機能及び受信機能を有しており、錠側通信部21との間で双方向の通信を行う。
制御部12は、本実施形態ではCPU(Central Processing Unit)及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。言い換えれば、制御部12は、CPU及びメモリを有するコンピュータにて実現されており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータが制御部12として機能する。CPUが実行するプログラムは、ここではマイクロコンピュータのメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
制御部12は、鍵側通信部11を制御する。制御部12は、少なくとも電気錠装置2(錠側通信部21)からの信号を鍵側通信部11にて受信させることによって、電気錠装置2での出入口4の解錠を可能にする。具体的には、制御部12は、錠側通信部21から送信される、鍵側通信部11と錠側通信部21との通信を開始させるための信号(接続要求信号)を鍵側通信部11に受信させる。これに対して、制御部12は、鍵側通信部11から錠側通信部21に対して、接続要求信号に対する応答信号(ACK:ACKnowledgement)を送信させる。鍵側通信部11と錠側通信部21との通信が成立すると、制御部12は、記憶部13から鍵IDを読み出し、鍵側通信部11から錠側通信部21に対して、鍵IDを含む信号(ID信号)を送信させる。
(3)電気錠装置の構成
次に、電気錠装置2の構成について、図1を参照して説明する。
電気錠装置2は、錠側通信部21と、信号処理部22と、認証部23と、錠駆動部24と、第1操作部25と、第2操作部26と、を備えている。信号処理部22は、判断部221と、モード選択部222と、記憶部223と、を有している。電気錠装置2は、例えば出入口4(図2A参照)となる扉(例えば玄関扉)に内蔵されている。電気錠装置2は、系統電源(商用電源)等の外部電源から電力供給を受けて動作してもよいし、電池駆動式であってもよい。
錠側通信部21は、鍵装置1(鍵側通信部11)と通信可能に構成されている。上述したように、錠側通信部21と鍵装置(鍵側通信部11)とは双方向に通信を行うので、錠側通信部21は、信号の送信機能及び受信機能を有している。
認証部23には、少なくとも1つの登録IDが登録(記憶)されている。登録IDは、鍵装置1の鍵IDに対応している。例えば、建物3の住人がそれぞれ個別の鍵装置1を所持するような場合、つまり電気錠システム10が複数台の鍵装置1を含む場合には、認証部23には、これら複数台の鍵装置1の鍵IDに対応する複数の登録IDが登録されている。錠駆動部24は、出入口4の錠前を駆動することで、施錠状態と解錠状態との切り替えを行う。
信号処理部22は、本実施形態ではCPU及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。言い換えれば、信号処理部22は、CPU及びメモリを有するコンピュータにて実現されており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータが信号処理部22として機能する。CPUが実行するプログラムは、ここではマイクロコンピュータのメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
信号処理部22は、錠側通信部21、認証部23及び錠駆動部24の制御を行う。信号処理部22は、鍵装置1(鍵側通信部11)に対して、錠側通信部21から定期的に信号(接続要求信号)を送信させる。信号処理部22は、接続要求信号への応答として鍵装置1からの応答信号(ACK)を錠側通信部21が受信した場合には、通信が成立したと判断し、錠側通信部21から鍵側通信部11に鍵IDを要求する信号(ID要求信号)を送信させる。信号処理部22は、ID要求信号への応答として、鍵IDを含む信号(ID信号)を錠側通信部21が受信すると、ID信号に含まれる鍵IDと認証部23に予め登録されている登録IDとの照合を認証部23に行わせることで、鍵IDの認証処理を実行する。鍵IDの認証に成功すると、本実施形態では、信号処理部22は、第1操作部25又は第2操作部26に対する所定の操作(解錠操作)をトリガにし、錠駆動部24を制御して出入口4の解錠を行う。
第1操作部25及び第2操作部26は、ユーザ5による操作を受け付ける機能を持つ。第1操作部25は、例えば出入口4の宅外32側に設けられた押釦スイッチからなる。第2操作部26は、例えば出入口4の宅内31側に設けられた押釦スイッチからなる。第1操作部25及び第2操作部26は、例えば、出入口4の扉に備わっているドアハンドル(取っ手)であってもよいし、ユーザ5がドアハンドルに触れる操作を検知するタッチセンサ等であってもよい。なお、第2操作部26は出入口4の宅内31側に設けられているため、通常、第2操作部26は建物3の住人によって操作される。そのため、宅内31から出入口4の解錠を行う場合には、鍵装置1の鍵IDの認証処理が行われなくてもよい。ただし、宅内31から出入口4の解錠を行う場合に、鍵装置1の鍵IDの認証処理を行うか否かは任意である。
判断部221は、信号処理部22に設けられており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータが判断部221として機能する。判断部221は、鍵装置1が建物3の内(宅内31)と外(宅外32)とのいずれにあるかを判断する。このとき、判断部221は、第1操作部25に対する所定の操作(解錠操作)により出入口4の解錠を行った後に、所定条件(第1条件)を満たしているか否かにより、鍵装置1が宅内31と宅外32とのいずれにあるかを判断する。また、判断部221は、第2操作部26に対する所定の操作(解錠操作)により出入口4の解錠を行った後に、規定条件(第2条件)を満たしているか否かにより、鍵装置1が宅内31と宅外32とのいずれにあるかを判断する。
ここで、第1操作部25は、上述のように、出入口4の宅外32側に設けられている。つまり、ユーザ5は、第1操作部25に対して宅外32から解錠操作を行うことになる。また、所定条件は、例えば、出入口4となる玄関扉が一旦開けられた後、再度閉められることである。この場合、ユーザ5が出入口4を通って宅外32から宅内31に入ったと推定される。したがって、判断部221は、上述の条件を満たしている場合には、鍵装置1が建物3の内(宅内31)にあると判断する。ただし、上述の条件だけでは、鍵装置1が必ずしも宅内31にあるとは判断できないため、実際には、判断部221は、鍵装置1が宅内31にあると推定することになる。
また、第2操作部26は、上述のように、出入口4の宅内31側に設けられている。つまり、ユーザ5は、第2操作部26に対して宅内31から解錠操作を行うことになる。また、規定条件は、例えば、出入口4となる玄関扉が一旦開けられた後、再度閉められることである。この場合、ユーザ5が出入口4を通って宅内31から宅外32に出て行ったと推定される。したがって、判断部221は、上述の条件を満たしている場合には、鍵装置1が建物3の外(宅外32)にあると判断する。ただし、上述の条件だけでは、鍵装置1が必ずしも宅外32にあるとは判断できないため、実際には、判断部221は、鍵装置1が宅外32にあると推定することになる。
モード選択部222は、判断部221と同様に信号処理部22に設けられており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータがモード選択部222として機能する。モード選択部222は、判断部221の判断結果に応じて、電気錠装置2の動作モードを選択可能に構成されている。電気錠装置2の動作モードとしては、第1操作部25による宅外32からの解錠操作を有効とする「有効モード」と、第1操作部25による宅外32からの解錠操作を無効とする「無効モード」とのいずれかが選択される。「有効モード」とは、鍵装置1の鍵IDの認証が成功し、かつ第1操作部25に対して所定の操作(解錠操作)が行われた場合に、出入口4の解錠を許可するモードである。「無効モード」とは、鍵装置1の鍵IDの認証に成功し、かつ第1操作部25に対して所定の操作(解錠操作)が行われた場合に、出入口4の解錠を許可しないモードである。
ここで、鍵装置1が建物3の外(宅外32)にあると判断部221が判断した場合、鍵装置1を所持したユーザ5が宅外32にいることが想定されるため、モード選択部222は、電気錠装置2の動作モードとして「有効モード」を選択することが好ましい。この場合、電気錠装置2の動作モードが「有効モード」であるため、例えば図2Aに示すように、外出先から帰宅したユーザ5が第1操作部25に対して解錠操作を行うことにより出入口4の解錠を行うことができる。つまり、本実施形態では、電気錠装置2の動作モードが「有効モード」である場合、第1操作部25による解錠操作を受け付けるように構成されている。
一方、鍵装置1が建物3の内(宅内31)にあると判断部221が判断した場合、鍵装置1を所持したユーザ5が宅内31にいることが想定されるため、モード選択部222は、電気錠装置2の動作モードとして「無効モード」を選択することが好ましい。この場合、電気錠装置2の動作モードが「無効モード」であるため、例えば図2Bに示すように、鍵装置1を所定していない不審者6が第1操作部25に対して解錠操作を行っても出入口4が解錠されない。つまり、本実施形態では、電気錠装置2の動作モードが「無効モード」である場合、第1操作部25による解錠操作を受け付けないように構成されている。このように、鍵装置1が宅内31にある場合に電気錠装置2の動作モードを「無効モード」にすることで、建物3の出入口4を建物3の外から不正に解錠されにくくすることができる。
記憶部223は、例えばマイクロコンピュータのメモリからなる。記憶部223には、モード選択部222により選択された電気錠装置2の動作モードが記憶されている。
(4)動作
次に、本実施形態の電気錠システム10(電気錠装置2)の動作について、図3を参照して説明する。図3は、電気錠システム10(電気錠装置2)の動作例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、鍵装置1と電気錠装置2との通信により鍵装置1の鍵IDの認証が成功していると仮定する。
電気錠装置2の信号処理部22は、第1操作が行われたか否かを判断する(ステップST1)。ここで、「第1操作」とは、ユーザ5によって行われる第1操作部25に対する所定の操作(解錠操作)のことである。第1操作が行われた場合(ステップST1のYes)、信号処理部22は、電気錠装置2の動作モードが「有効モード」であるか否かを判断する(ステップST2)。電気錠装置2の動作モードが「有効モード」である場合(ステップST2のYes)、信号処理部22は、錠駆動部24により出入口4の錠前を駆動させて出入口4を解錠する(ステップST3)。言い換えると、信号処理部22は、第1操作部25に対する解錠操作によって行われる解錠処理を錠駆動部24に行わせる。
その後、信号処理部22の判断部221は、上述の所定条件を満たしているか否かを判断する(ステップST4)。上述の所定条件を満たしている場合(ステップST4のYes)、判断部221は、鍵装置1が建物3の内(宅内31)にあると判断(推定)する。そして、モード選択部222は、判断部221の判断結果に従って、電気錠装置2の動作モードとして「無効モード」を選択する(ステップST5)。つまり、この場合には、「有効モード」であった電気錠装置2の動作モードが「無効モード」になる。モード選択部222により選択された「無効モード」との動作モードは、記憶部223に記憶される。なお、ステップST2において電気錠装置2の動作モードが「無効モード」である場合、ステップST4において所定条件を満たしていない場合には、ステップST1に戻る。
ステップST1において第1操作が行われていない場合(ステップST1のNo)、信号処理部22は、第2操作が行われたか否かを判断する(ステップST6)。ここで、第2操作とは、ユーザ5によって行われる第2操作部26に対する所定の操作(解錠操作)のことである。第2操作が行われた場合(ステップST6のYes)、信号処理部22は、錠駆動部24により出入口4の錠前を駆動させて出入口4を解錠する(ステップST7)。その後、信号処理部22は、電気錠装置2の動作モードが「無効モード」であるか否かを判断する(ステップST8)。電気錠装置2の動作モードが「無効モード」である場合(ステップST8のYes)、信号処理部22の判断部221は、上述の規定条件を満たしているか否かを判断する(ステップST9)。上述の規定条件を満たしている場合(ステップST9のYes)、判断部221は、鍵装置1が建物3の外(宅外32)にあると判断(推定)する。そして、モード選択部222は、判断部221の判断結果に従って、電気錠装置2の動作モードとして「有効モード」を選択する(ステップST10)。つまり、この場合には、「無効モード」であった電気錠装置2の動作モードが「有効モード」になる。モード選択部222により選択された「有効モード」との動作モードは、記憶部223に記憶される。なお、ステップST6において第2操作が行われていない場合、ステップST8において電気錠装置2の動作モードが「無効モード」でない場合、ステップST9において規定条件を満たしていない場合には、ステップST1に戻る。
ところで、上述の規定条件を満たすことで電気錠装置2の動作モードが「有効モード」になっている状態において、鍵側通信部11と錠側通信部21とが継続して通信を行っている場合には、電気錠装置2の動作モードを再度「無効モード」にすることが好ましい。この場合、上述の規定条件を満たしているものの、鍵装置1が電気錠装置2との通信圏内に留まっていることから、判断部221は、鍵装置1が建物3の内(宅内31)にあると判断(推定)することができる。したがって、この場合には、電気錠装置2の動作モードとして、一旦「有効モード」を選択した後であっても再度「無効モード」を選択することが好ましい。
また、上述の規定条件を満たすことで電気錠装置2の動作モードが「有効モード」になっている状態において、一定時間の間、受信信号強度が変化しない場合には、電気錠装置2の動作モードを再度「無効モード」にすることが好ましい。この場合、上述の規定条件を満たしているものの、受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)がほとんど変化しないことから、判断部221は、鍵装置1が建物3の内(宅内31)にあると判断(推定)することができる。したがって、この場合には、電気錠装置2の動作モードとして、一旦「有効モード」を選択した後であっても再度「無効モード」を選択することが好ましい。例えば、見送り等で自宅にいながら「有効モード」になってしまった場合でも、再度「無効モード」にすることができ、これによりセキュリティ性を確保することができる。
以上説明したように、本実施形態の電気錠システム10は、電気錠装置2と、鍵装置1と、を備えている。電気錠装置2は、建物3の出入口4の施錠を行う。鍵装置1は、電気錠装置2と通信可能である。電気錠装置2は、操作部(第1操作部25)と、錠側通信部21と、認証部23とを有している。操作部は、出入口4の解錠を行う際に建物3の外側から操作される。鍵装置1は、錠側通信部21と通信を行う鍵側通信部11を有している。この電気錠システム10は、操作部が操作され、かつ錠側通信部21と鍵側通信部11とが通信を行うことにより錠側通信部21が受信した鍵装置1の認証情報に基づいた認証部23の認証結果に応じて出入口4を解錠する解錠処理を行う。また、この電気錠システム10は、判断部221と、モード選択部222とをさらに備えている。判断部221は、鍵装置1が建物3の内と外とのいずれにあるかを判断する。モード選択部222は、判断部221の判断結果に応じて、解錠処理を有効にする有効モードと解錠処理を無効にする無効モードとのいずれかの動作モードを選択する。この構成によれば、鍵装置1が建物3の内にあると判断部221が判断した場合、モード選択部222が無効モードを選択することで建物3の外からの解錠処理が無効になり、これにより建物3の出入口4を建物3の外から不正に解錠されにくくすることができる。また、判断部221の判断結果に応じてモード選択部222により自動的に動作モードを選択することができるので、動作モードの選択し忘れがなく、セキュリティ性を高めることができる。
また、本実施形態の電気錠システム10のように、電気錠装置2は、出入口4の解錠を行う際に建物3の内側から操作される第2操作部26をさらに有していることが好ましい。この場合、操作部は第1操作部25である。そして、電気錠装置2は、動作モードが有効モードと無効モードとのいずれの場合でも第2操作部26が操作されることにより出入口4の解錠が可能なように構成されていることが好ましい。この構成によれば、電気錠システム10の動作モードが有効モードと無効モードとのいずれの場合であっても、建物3の内側からは第2操作部26を操作するだけで出入口4の解錠を行うことができる。また、建物3の内側からの解錠操作時において動作モードを意識しなくてもよいという利点もある。ただし、この構成は電気錠システム10の必須の構成ではなく、第2操作部26は省略されていてもよい。
また、本実施形態の電気錠システム10のように、判断部221は、解錠処理が行われた後に所定条件が満たされていると、鍵装置1が建物3の内にあると判断するように構成されていることが好ましい。この場合、モード選択部222は、動作モードとして無効モードを選択するように構成されていることが好ましい。この構成によれば、建物3の外から解錠処理を行った場合には、ユーザ5が建物3の内に入ったことが想定されるため、動作モードを無効モードにすることで、建物3の出入口4を建物3の外から不正に解錠されにくくすることができる。ただし、この構成は電気錠システム10の必須の構成ではなく、建物3の外からの解錠処理を行った後に所定条件が満たされている場合に、動作モードを無効モードにするように構成されていなくてもよい。
また、本実施形態の電気錠システム10のように、判断部221は、第2操作部26が操作されることにより出入口4の解錠が行われた後に規定条件が満たされていると、鍵装置1が建物3の外にあると判断するように構成されていることが好ましい。この場合、モード選択部222は、動作モードとして有効モードを選択するように構成されていることが好ましい。この構成によれば、建物3の内側から出入口4の解錠を行った場合には、ユーザ5が建物3の外に出ていくことが想定されるため、動作モードを有効モードにすることで、ユーザ5の帰宅時に建物3の外から解錠処理を行うことができる。ただし、この構成は電気錠システム10の必須の構成ではなく、建物3の内側から解錠処理を行った後に規定条件が満たされている場合に、動作モードを有効モードにするように構成されていなくてもよい。
本実施形態の電気錠装置2は、建物3の出入口4の施錠を行う。電気錠装置2は、操作部(第1操作部25)と、錠側通信部21と、認証部23とを備えている。操作部は、出入口4の解錠を行う際に建物3の外側から操作される。電気錠装置2は、操作部が操作され、かつ錠側通信部21と鍵装置1の鍵側通信部11とが通信を行うことにより錠側通信部21が受信した鍵装置1の認証情報に基づいた認証部23の認証結果に応じて出入口4を解錠する解錠処理を行うように構成されている。電気錠装置2は、判断部221と、モード選択部222とをさらに備えている。判断部221は、鍵装置1が建物3の内と外とのいずれにあるかを判断する。モード選択部222は、判断部221の判断結果に応じて、解錠処理を有効にする有効モードと解錠処理を無効にする無効モードとのいずれかの動作モードを選択する。この構成によれば、鍵装置1が建物3の内にあると判断部221が判断した場合には、モード選択部222が無効モードを選択することで建物3の外からの解錠処理が無効になり、これにより建物3の出入口4を建物3の外から不正に解錠されにくくすることができる。また、判断部221の判断結果に応じてモード選択部222により自動的に動作モードを選択することができるので、動作モードの選択し忘れがなく、セキュリティ性を高めることができる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
建物3は、戸建住宅に限らず、例えば集合住宅の各住戸等の戸建住宅以外の住宅、又は事務所や店舗、介護施設等の非住宅であってもよい。
また、鍵装置1は、上述の実施形態のようにタグ状の装置に限らず、例えば、ICカード等であってもよいし、更には、スマートフォン等の汎用の端末にて構成されていてもよい。
さらに、鍵装置1と電気錠装置2との間の通信方式は、Bluetooth(登録商標)に限らず、その他の電波を媒体とした無線通信、又は赤外線等の光を媒体とする光通信等であってもよい。
また、上述の実施形態では、鍵IDの認証は電気錠装置2で行われているが、この例に限らず、例えば鍵装置1にて、鍵IDの認証を行ってもよい。つまり、電気錠装置2に予め記憶されている錠IDが電気錠装置2から鍵装置1に送信され、鍵装置1にて錠IDと鍵IDとの照合を行って、両者が一致した場合に、認証信号を電気錠装置2に送信してもよい。この場合、電気錠装置2は、鍵装置1から認証信号を受信することで、出入口4の解錠を可能にする。
さらに、上述の実施形態では、判断部221が電気錠装置2に設けられているが、判断部は鍵装置1に設けられていてもよい。この場合、出入口4となる玄関扉の開閉情報が電気錠装置2から鍵装置1に送信され、上記開閉情報をもとに、鍵装置1の判断部にて鍵装置1が建物3の内と外とのいずれにあるかを判断する。そして、判断部の判断結果は鍵装置1から電気錠装置2に送信され、電気錠装置2のモード選択部222にて上記判断結果に基づいて電気錠装置2の動作モードが選択される。
また、上述の実施形態では、第1操作部25に対する所定の操作(解錠操作)が行われる前に、鍵装置1の鍵IDの認証処理を行っているが、第1操作部25に対する所定の操作が行われた後に、鍵IDの認証処理を行ってもよい。
さらに、上述の実施形態では、電気錠装置2の動作モードが「無効モード」である場合において、第1操作部25による解錠操作を受け付けないように構成されているが、例えば鍵装置1から送信される鍵IDを受信しないように構成されていてもよい。鍵IDを受信しない場合には、認証部23にて認証処理が行われないため、第1操作部25に対して解錠操作が行われても、出入口4の解錠が行われない。その結果、上述の実施形態と同様に、建物3の出入口4を建物3の外から不正に解錠されにくくすることができる。また、接続要求信号に対して応答信号を送信してきた鍵装置1に対応する動作モードが「無効モード」である場合に、上記応答信号を受信しないように構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、電気錠装置2の動作モードを例に説明したが、鍵装置1の動作モードであってもよい。この場合、鍵装置1の動作モードが「無効モード」であれば、電気錠装置2から送信される接続要求信号を受信しないように構成されていてもよいし、ID要求信号を受信しないように構成されていてもよい。さらに、電気錠装置2から送信されるID要求信号に対してID信号を送信しないように構成されていてもよい。いずれの場合も、上述の実施形態と同様に、建物3の出入口4を建物3の外から不正に解錠されにくくすることができる。
さらに、上述の動作モードには、鍵装置1の動作モードと電気錠装置2の動作モードとの両方が含まれていてもよい。この場合には、判断部221の判断結果に応じて、モード選択部222にて鍵装置1の動作モードと電気錠装置2の動作モードとの両方が同時に選択されることになる。
また、上述の実施形態では、鍵装置1が1つであるが、鍵装置1は複数であってもよい。この場合、建物3の外からの解錠処理の「有効」、「無効」を設定する動作モードについては、複数の鍵装置1に対して一対一に対応するように複数の動作モードを有していることが好ましい。言い換えると、電気錠システム10は、鍵装置1を複数備え、複数の鍵装置1に一対一に対応付けられた複数の動作モードを有していることが好ましい。この構成によれば、複数の鍵装置1の各々に対して個別に動作モードを設定することができる。ただし、この構成は電気錠システム10の必須の構成ではなく、複数の鍵装置1に対して1つの動作モードが対応するように構成されていてもよい。
さらに、複数の鍵装置1が用いられる場合には、複数の鍵装置1の鍵側通信部11が電気錠装置2の錠側通信部21と通信可能なエリアにあれば、複数の鍵装置1に一対一に対応付けられた複数の動作モードを一括で選択するように構成されていることが好ましい。言い換えると、電気錠システム10において、モード選択部222は、複数の鍵側通信部11と錠側通信部21とが通信可能である場合に、複数の動作モードを一括で選択するように構成されていることが好ましい。この構成によれば、例えば複数のユーザ5が一緒に建物3内に入った場合には、複数の鍵装置1に一対一に対応付けられた複数の動作モードを同じモードにすることで、利便性が損なわれないという利点がある。ただし、この構成は電気錠システム10の必須の構成ではなく、複数の鍵側通信部11と錠側通信部21とが通信可能である場合に、複数の動作モードを一括で選択するように構成されていなくてもよい。
また、上述の実施形態における「所定条件」及び「規定条件」は一例である。例えば、「所定条件」及び「規定条件」に受信信号強度が用いられていてもよい。この場合、出入口4に近づくことで強くなった受信電波強度が、出入口4から離れることで弱くなった場合に、「所定条件」及び「規定条件」を満たしていると判断すればよい。また、「所定条件」と「規定条件」とは、上述の実施形態及び本変形例のように同じであってもよいし、異なっていてもよい。
ところで、鍵装置1が、例えばスマートフォンなどの電話機能を有する機器である場合、宅外32の鍵装置1から宅内31の鍵装置1に電話することにより、電気錠装置2の動作モードとして「有効モード」が選択されるように構成されていてもよい。例えば、ユーザ5が鍵装置1を宅内31に忘れてしまい、電気錠装置2の動作モードが「無効モード」になっている場合には、ユーザ5であっても建物3の外から出入口4の解錠を行うことができない。したがって、このような場合でも建物3の外から出入口4の解錠を行うことができるように、電話機能により動作モードを切り替えられるように構成されていることが好ましい。
1 鍵装置
2 電気錠装置
3 建物
4 出入口
10 電気錠システム
11 鍵側通信部
21 錠側通信部
23 認証部
25 第1操作部(操作部)
26 第2操作部
221 判断部
222 モード選択部

Claims (7)

  1. 建物の出入口の施錠を行う電気錠装置と、前記電気錠装置と通信可能な鍵装置とを備え、
    前記電気錠装置は、前記出入口の解錠を行う際に前記建物の外側から操作される操作部と、錠側通信部と、認証部とを有し、
    前記鍵装置は、前記錠側通信部と通信を行う鍵側通信部を有しており、
    前記操作部が操作され、かつ前記錠側通信部と前記鍵側通信部とが通信を行うことにより前記錠側通信部が受信した前記鍵装置の認証情報に基づいた前記認証部の認証結果に応じて前記出入口を解錠する解錠処理を行う電気錠システムであって、
    前記鍵装置が前記建物の内と外とのいずれにあるかを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に応じて、前記解錠処理を有効にする有効モードと前記解錠処理を無効にする無効モードとのいずれかの動作モードを選択するモード選択部とをさらに備え
    前記判断部は、前記操作部に対する解錠操作により前記出入口の解錠が行われた後、一旦開けられた前記出入口が再度閉められた場合に、前記鍵装置が前記建物の内にあると判断する
    ことを特徴とする電気錠システム。
  2. 前記操作部は第1操作部であり、
    前記電気錠装置は、前記出入口の解錠を行う際に前記建物の内側から操作される第2操作部をさらに有しており、
    前記電気錠装置は、前記動作モードが前記有効モードと前記無効モードとのいずれの場合でも前記第2操作部が操作されることにより前記出入口の解錠が可能なように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の電気錠システム。
  3. 前記判断部は、前記解錠処理が行われた後に所定条件が満たされていると、前記鍵装置が前記建物の内にあると判断し、
    前記モード選択部は、前記動作モードとして前記無効モードを選択するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電気錠システム。
  4. 前記判断部は、前記第2操作部が操作されることにより前記出入口の解錠が行われた後に規定条件が満たされていると、前記鍵装置が前記建物の外にあると判断し、
    前記モード選択部は、前記動作モードとして前記有効モードを選択するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気錠システム。
  5. 前記鍵装置を複数備え、
    前記複数の鍵装置に一対一に対応付けられた複数の前記動作モードを有している
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気錠システム。
  6. 前記モード選択部は、前記複数の鍵側通信部と前記錠側通信部とが通信可能である場合に、前記複数の動作モードを一括で選択するように構成されている
    ことを特徴とする請求項5記載の電気錠システム。
  7. 建物の出入口の施錠を行う電気錠装置であって、
    前記出入口の解錠を行う際に前記建物の外側から操作される操作部と、
    錠側通信部と、
    認証部とを備え、
    前記操作部が操作され、かつ前記錠側通信部と前記鍵装置の鍵側通信部とが通信を行うことにより前記錠側通信部が受信した前記鍵装置の認証情報に基づいた前記認証部の認証結果に応じて前記出入口を解錠する解錠処理を行うように構成されており、
    前記鍵装置が前記建物の内と外とのいずれにあるかを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に応じて、前記解錠処理を有効にする有効モードと前記解錠処理を無効にする無効モードとのいずれかの動作モードを選択するモード選択部とをさらに備え
    前記判断部は、前記操作部に対する解錠操作により前記出入口の解錠が行われた後、一旦開けられた前記出入口が再度閉められた場合に、前記鍵装置が前記建物の内にあると判断する
    ことを特徴とする電気錠装置。
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