JP4709637B2 - ドア錠制御装置 - Google Patents

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本発明は、ドア錠制御装置に関するものである。
携帯器の認証を条件にドアの錠装置を施解錠操作するドア錠制御装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、錠制御装置は、携帯器が発信する認証用IDを認証した際に錠装置に対して施解錠操作信号を出力するように構成される。
錠制御装置はセキュリティ部に接続されており、錠装置に対する施錠操作がなされた後、施錠用のボタンを押下して施錠状態に、再びボタンを押下することによりセキュリティシステムを警備状態に移行させる。
特開2004-133797号公報
しかし、上述した従来例は、警備状態への移行のために、ドアを閉めた状態で施錠のためと警備状態への移行のためのボタン押下操作を要するために、以下の欠点がある。
すなわち、ドア閉扉状態という同一環境下で目的の異なる同種の操作を行うようにすると、双方の操作に対する意識が薄くなる。この結果、例えば、警備モードを解除することなく過ってドア開放操作を行って警備装置を誤作動させる等の問題が発生しやすくなる。
これを防止するためには、上記従来例のように、携帯器の接近により警備解除を自動的に行うことも可能であるが、単に携帯器の接近によってのみ解錠、警備モード解除を行うと、操作ボタン押下により移行した施錠、あるいは警備モードが、所持している携帯器により直ちに解除されてしまうために、複雑な制御が必要になる。
本発明は以上の欠点を解消すべくなされたものであって、警備モードへの移行を利用者に意識させることにより、警備モード解除操作のし忘れ等による警備装置の誤動作を防止することのできるドア錠制御装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
携帯器1に対する認証成立を条件にドア錠2に施解錠操作信号を出力する錠制御部と、
認証成立を条件にセキュリティシステムに警備開始信号を出力するセキュリティ交信手段と、
警備モード変更スイッチ3とを有し、
前記セキュリティ交信手段は、認証成立下における警備モード変更スイッチ3への操作により待機状態に移行可能で、該待機状態への移行後における施錠状態の検知により警備開始信号を出力し、
かつ、前記警備モード変更スイッチ3は、ドア4閉状態では、錠制御部への施解錠操作信号出力命令スイッチとして機能するとともに、
前記警備モード変更スイッチ3への操作による待機状態への移行は、ドア4開放状態の検知を条件にしてなされるドア錠制御装置を提供することにより達成される。
ドア錠制御装置は携帯器1からの認証用IDが認証部において認証されると、錠制御部からドア錠2に施解錠操作信号を出力し、これによりドア錠2のアクチュエータ2aが駆動されてドア錠2の施解錠が行われる。セキュリティ交信部は、施錠動作に伴ってセキュリティシステムに警備開始信号を出力し、以後、セキュリティシステムは所定の警備モードに移行する。
セキュリティシステムは、破錠、不審者侵入、火災等、室(屋)内での異常に対する検知手段を有し、セキュリティ交信部からの警備開始信号を受領すると、これら検知手段を活性化する。検知手段が異常を検知すると、現地での警報、あるいは警備会社への異常発生信号の出力を行う。
警備モード変更スイッチ3は、ドア4開放状態で操作されると携帯器1に対する認証を条件にセキュリティ交信部に対して警備開始信号を出力する。ドア4開放状態を保持したままでの警備モード変更スイッチ3の操作は、閉扉状態でのスイッチ操作に比して意識的な操作を必要とするするために、ドア4開放状態での警備モード変更スイッチ3に対する操作を要求する本発明において、利用者に対して警備モードへの移行をより強く意識させることができる。
この結果、警備モード解除操作を忘れてドア4を開けて警備システムを誤動作させることがなくなり、誤動作防止のための複雑な構成をとる必要がなくなる。
警備モード変更スイッチ3は警備モード移行のための単独の機能を有するスイッチとして構成することも可能であるが、この他に、施解錠操作スイッチとしての機能を付加することもできる。警備モード変更スイッチ3の本来の機能と施解錠操作スイッチとしての機能はドア4の開閉状態により区別することが可能であり、ドア4の開放状態では警備モードへの移行スイッチとして、ドア4の閉塞状態では、ドア錠2に対する施解錠操作スイッチとして機能させることができる。
施解錠操作スイッチとしての機能を警備モード変更スイッチ3に付与する場合、1個のスイッチで代用することも、あるいは施解錠単独に設定される合計2個のスイッチのいずれか一方、あるいは双方を警備モード変更スイッチ3に設定することもできる。1個のスイッチで施解錠操作スイッチをまかなう場合には、ドア錠2の施解錠状態を検出し、施錠の場合には解錠、解錠の場合には施錠に移行させるように構成される。
施解錠の操作は上述したように、利用者による施解錠操作スイッチの操作により行う以外に、携帯器1からの応答要求信号信号に対するアンサーバック信号、あるいは利用者により操作された携帯器1からの施解錠信号に対する認証が成立したときに自動的に行われるように構成することができる。
また、施錠動作は、上述したように、閉扉状態における警備モード変更スイッチ3の操作、あるいは携帯器1の操作による携帯器1からの施錠信号の出力等、利用者の操作を伴う以外に、自動施錠によることができる。自動施錠は、例えば、セキュリティ交信手段が待機状態になった後にドア4”閉”状態が検知されたことを条件に行うように構成することが可能であり、このように、自動施錠を取り入れると、警備モード変更スイッチ3を操作した後の施錠忘れを確実に防止することができる。
さらに、上述した従来例では、携帯器1を所持しないで室外に出て所定時間が経過すると自動施錠されて締め出し状態となるが、自動施錠のために待機状態への移行、すなわち携帯器1の認証成立を条件とすると、携帯器1なしには施錠状態に移行しないために、締め出しが確実に防止される。
携帯器1は、利用者の操作によりドア錠制御装置側に施解錠信号を出力するもの(以下、この状態で出力される信号を「アクティブ施解錠信号」という。)、あるいはドア錠制御装置からの応答要求信号を受信した場合にのみドア錠2制御信号にアンサーバック信号を出力する、いわゆるパッシブ交信器であってもよく、さらにはその両方の機能を備えたものであってもよい。
パッシブ交信器として構成される携帯器1を利用する場合の応答要求信号の出力タイミングは、予め決定された時間間隔によったり、人センサ等のセンサからの出力による以外に、利用者の明示の要求に基づくように構成することができ、ドア錠制御装置は、
携帯器1に対して応答要求信号を出力するリクエスト信号出力部と、
応答要求信号に応答して携帯器1から出力されるアンサーバック信号から認証用IDを生成するアンサーバック信号受信部とを有し、
前記警備モード変更スイッチ3が、リクエスト信号出力部の活性化スイッチとして機能するように構成することができる。
ドア4”開”状態で警備モード変更スイッチ3が操作されると、リクエスト信号出力部が活性化されて携帯器1側に応答要求信号を出力し、携帯器1からのアンサーバック信号が認証されると、認証成立条件が充足され、セキュリティ交信手段が待機状態に移行する。
メカニカルキーを使用した解錠操作に伴って警備モードの解除を可能にすることは、携帯器1の紛失等に加え、警備会社に緊急用の解錠手段を預ける場合に有効となる。すなわち、解錠手段としてメカニカルキーを預けておくと、携帯器1を預けた場合のバッテリの消耗等の心配をする必要がなくなる。
この場合、ドア錠制御装置は、
錠装置を施解錠操作するシリンダ錠5の施解錠操作を検知するシリンダ錠検知手段6を有し、
前記セキュリティ交信手段は、警備モード変更スイッチ3への操作維持状態でシリンダ錠検知手段6がシリンダ錠5の施錠状態から解錠状態への移行を検知した際に、セキュリティシステムに対して警備解除信号を出力するように構成することができる。
ピッキング等のシリンダ錠5の不正解錠操作には通常両手による作業が必要であり、警備モードの解除にシリンダ錠5に対する回転操作と、警備モード変更スイッチ3への操作状態の維持の双方を利用する本発明においては、上記不正解錠操作が困難になる。
本発明において、警備モードへの移行を利用者に意識させることにより、警備モード解除操作のし忘れ等による警備装置の誤動作を防止することができる。
図1に玄関ドア4に適用された本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、ドア錠制御装置は、玄関ドア4の屋内側および屋外側壁面に固定され、内部にアンテナ7と図外の制御ボードが収容された屋内外ユニット8A、8Bからなる。なお、図1において符号8Aが付されたユニットが固定される側が屋内を示す。
2はこのドア錠制御装置により駆動制御されるドア錠で、サムターンケース2b内に収容されるモータ等のアクチュエータ2aにより進退駆動されるデッドボルト2cを有する。
後述するように、ドア錠2は利用者が所持する携帯器1から発信される認証用IDに対する認証成立を条件に駆動され、デッドボルト2cがドア4から突出した状態が施錠状態に対応する。
携帯器1を使用することなく解錠操作が可能なように、ドア4の屋外側壁面にはシリンダ錠5が固定される。シリンダ錠5は真正なメカニカルキーによってのみ回転操作が可能であり、シリンダ錠5を回転操作することにより、上記アクチュエータ2aを駆動することなくデッドボルト2cを直接進退動させることができる。
9はセキュリティシステムのコントローラであり、ケーブル、あるいは無線を介してドア錠制御装置と交信できる。セキュリティシステムは、警備モードと警備解除モードとの間をモードチェンジ可能であり、警備モードにおいて図外の異常検知センサを活性化させて所定の異常状態の発生を検出する。
図2(a)に携帯器1を示す。携帯器1は、ROM1aに記述されたプラグラムに基づいて動作する制御用マイコン1bを有する。制御用マイコン1bには、リクエスト信号受信回路1c、送信回路1d、施錠ボタン1e、および解錠ボタン1fが接続される。制御用マイコン1bが施解錠操作ボタン1e、1fの押下を検知すると、ROM1a内に格納した携帯器固有の認証用IDと、ボタン種情報を含むアクティブ施解錠信号を送信回路1dにセットし、アンテナから出力する。
また、制御用マイコン1bは、リクエスト信号受信回路1cにおけるドア錠制御装置からの応答要求信号を受信すると、上記認証用IDを含むアンサーバック信号を送信回路1dにセットし、アンテナ1gから出力する。
この携帯器1と交信するドア錠制御装置は、図2(b)に示すように、ROM2dに記述されたプログラムに基づいて動作する制御用マイコン2eを備える。制御用マイコン2eは、アクティブ信号受信部、アンサーバック信号受信部、認証部、錠制御部、セキュリティ交信手段、およびリクエスト信号出力部として機能する。
アクティブ信号受信部として動作する制御用マイコン2eは、制御用マイコン2eに接続される受信回路2fが上記携帯器1からのアクティブ施解錠信号を受信すると、当該アクティブ施解錠信号から認証用IDとボタン種、すなわち、利用者が携帯器1の施錠ボタンと解錠ボタンのいずれを押下操作したかに関する情報を抽出する。
アンサーバック信号受信部としての制御用マイコン2eは、後に詳述するリクエスト信号出力部が応答要求信号を出力した後、所定時間内に受信回路2fが携帯器1からのアンサーバック信号を受信したか否かを監視する。アンサーバック信号の受信が検出されると、制御用マイコン2eは、当該アンサーバック信号から認証用IDを抽出する。
リクエスト信号出力部としての制御用マイコン2eは、制御用マイコン2eに接続された警備モード変更スイッチ3に対する操作を検出すると、リクエスト信号送信回路2gに応答要求信号をセットし、アンテナ7から携帯器1に向けて発信する。
警備モード変更スイッチ3に、施解錠操作用、正確には施解錠操作時の応答要求信号出力スイッチとしての機能も割り当てられるこの実施の形態において、警備モード変更スイッチ3は、施錠操作ボタン3aと、解錠操作ボタン3bに分割される。
認証部としての制御用マイコン2eは、上記アクティブ信号受信部、およびアンサーバック信号受信部において抽出された認証用IDを図外の記憶部に格納した認証可能IDと比較し、一致すれば認証成立として後述する錠制御部を駆動する。
錠制御部としての制御用マイコン2eは、ドア錠2のアクチュエータ2aを駆動するドライブ信号を生成する。ドア錠2は、施解錠状態検出スイッチ2hを有しており、制御用マイコン2eは、この施解錠状態検出スイッチ2hの状態から現在の施解錠状態を知ることができる。この錠制御部は、上記携帯器1に対する認証成立による以外に、施解錠操作ボタン3a、3bの押下によっても起動され、施錠操作ボタン3aが押下された場合には施錠操作信号が、解錠操作ボタン3bが押下された場合には解錠操作信号がそれぞれセットされる。
セキュリティ交信手段としての制御用マイコン2eは、所定の条件が充足されると、セキュリティシステムのコントローラ9に警備開始信号、あるいは警備解除信号を出力する。警備開始信号は、ドア4の開放、閉塞状態を検知するための扉状態検出スイッチ2jがドア4”開”状態を示していること、認証部において認証が成立していること、および施錠操作ボタン3aが押下されていることの3条件が同時に充足されると出力される。
これに対し、警備解除信号は、上記携帯器1が認証部で認証された場合に加え、メカニカルキーを使用した所定手順の解錠操作が行われた場合に出力される。メカニカルキーを使用したシリンダ錠5への施解錠操作は、シリンダ錠検知手段6の監視により検出可能であり、制御用マイコン2eは、認証部における認証がなされていない状態でシリンダ錠検知手段6の解錠状態への移行を検知すると、解錠操作ボタン3bが操作されているかどうかを検出する。
また、セキュリティ交信手段は、セキュリティシステムのコントローラ9側にセキュリティシステムが警備モードか否かを問い合わせることにより、屋内に残った人によるセキュリティシステムのモード変更を検出することができる。
制御用マイコン2eが施解錠状態検出スイッチ2hの解錠状態検知と解錠操作ボタン3bの押下をほぼ同時に検出した場合には、メカニカルキーによるシリンダ錠5への解錠操作が解錠操作ボタン3bを押下した状態で行われたものとして、警備解除信号をセットし、セキュリティシステムのコントローラ9に通知する。
図3、4にドア錠制御装置の動作を示す。まず、ドア錠制御装置は、セキュリティシステムのモードを検出し(ステップS1)、警備状態であるときには、施解錠状態検出スイッチ2hの変化を監視する(ステップS11)。ステップS11で施錠状態から解錠状態への変化が検出されると、制御用マイコン2eは施解錠操作ボタン3a、3bの状態を検出し(ステップS12)、施解錠操作ボタン3a、3bの押下が検出されると、メカニカルキーによる正規の解錠操作が行われたものとして、警備解除信号をセキュリティ交信手段にセットしてセキュリティシステムのコントローラ9に出力し(ステップS13)、ステップS2に制御が移る。
これに対し、ステップS11において錠状態の変化が検出されなかった場合、あるいはステップS12で施解錠操作ボタン3a、3bの押下が検出されなかった場合には、ステップS2に制御が移る。
ステップS2は、ステップS1で警備解除状態が検出された場合、あるいはステップS11経由で警備が解除された状態に加え、ステップS11経由の処理で警備解除されないで警備状態が維持されている場合に実行される。このステップS2において施解錠操作ボタン3a、3bの操作が検知され、ボタン操作が検出されない場合には、アクティブ信号受信部に携帯器1からのアクティブ施解錠信号の受信の有無を問い合わせ(ステップS3)、受信が検出されない場合にはステップS1に戻る。
ステップS3で携帯器1からのアクティブ施解錠信号の受信が検出された場合には、利用者が携帯器1の施解錠操作ボタン3a、3bを操作していると考えられるため、アクティブ施解錠信号から認証用IDを抽出して認証部での認証を行い(ステップS4)、認証が成立しなかった場合にはステップS1に移動する。
これに対し、ステップS4で認証が成立すると、扉状態検出スイッチ2jを確認し(ステップS5)、ドア4が開いている場合にはステップS1に、閉じている場合にはステップS6が実行される。
ステップS6では、アクティブ施解錠信号中のボタン種情報から携帯機操作に際して押下されたボタン種を検出する。ステップS6で施錠操作ボタン3a押下が検出された場合には、施解錠状態検出スイッチ2hの状態からドア錠2の施解錠状態を検出し(ステップS7)、解錠状態である場合には錠制御部に施錠操作信号をセットして(ステップS8)ドア錠2を施錠状態に移行させてステップS1に復帰する。
一方、ステップS6で解錠操作ボタン3b押下が検出されると、ステップS61でドア錠2の施解錠状態が判定され、施錠状態の場合にのみ錠制御部に解錠操作信号をセットして(ステップS62)ドア錠2を解錠状態に移行させる。このようにしてドア錠2が解錠状態であることが保証されると、次いで、ステップS63において警備状態か否かが判定され、警備状態である場合には警備解除信号をセキュリティ交信手段にセットしてセキュリティシステムのコントローラ9に出力し(ステップS64)、ステップS1に制御が移動する。
これに対し、ステップS2で施解錠操作ボタン3a、3bの押下操作が検出された場合には、ドア錠制御装置側からの応答要求信号に基づく携帯器1との交信がなされるパッシブモードでの運用になる。パッシブモードでの運用に当たって、まず、ステップP1において応答要求信号を出力し、所定時間携帯器1からのアンサーバック信号受信を待ち受ける(ステップP2)。
ステップP2において所定時間内にアンサーバック信号を受信しなかった場合には、ステップS1に戻り、受信した場合には、アンサーバック信号から認証用IDを抽出して認証部で認証を行う(ステップP3)。認証が成立しない場合にはステップS1に戻り、認証が成立すると、施解錠操作ボタン3a、3bのいずれが押下されたかが検出される(ステップP4)。
ステップP4で施錠操作ボタン3aの押下が検出された場合にはステップP41が実行されてドア錠2の施解錠状態が判定され、施錠状態のときにのみ錠制御部に解錠操作信号をセットして(ステップP42)ドア錠2を解錠状態に移行させる。
ステップP41、42でドア錠2が解錠状態であることが保証されると、次いで、警備状態を検出し(ステップP43)、警備状態である場合には警備状態を解除し(ステップP44)、ステップS1に復帰する。
一方、ステップP4で施錠操作ボタン3aが検出された場合には、扉状態検出スイッチ2jによりドア4の開閉状態が判定される(ステップP5)。ステップP5において閉扉状態が検出されると、施解錠状態検出スイッチ2hによりドア錠2の状態が判定され(ステップP6)、解錠状態のときにのみ施錠操作信号を出力してドア錠2を施錠状態に移行させて(ステップP7)、ステップS1に戻る。
また、ステップP5でドア4”開”が検出された場合には、所定時間内にドア4が閉じられたか否かが検出され(ステップP51、52、53)、ドア4”閉”が検出された場合に錠制御部に施錠操作信号をセットしてドア錠2を解錠状態に移行させた後(ステップP53)、さらにセキュリティ交信手段に警備開始信号をセットして(ステップP54)ステップS1に戻る。
以上のステップP1からP54までの一連の処理により、認証成立、ドア4開放条件下での警備モード変更スイッチ3の操作が検出され、当該条件がすべて充足した場合にのみ警備モードへの移行がなされる。
ドア錠を示す図である。 本発明を示すブロック図で、(a)は携帯器を示す図、(b)はドア錠制御装置を示す図である。 ドア錠制御装置の制御を示すフローチャートである。 ドア錠制御装置の制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯器
2 ドア錠
3 警備モード変更スイッチ
4 ドア
5 シリンダ錠
6 シリンダ錠検知手段

Claims (4)

  1. 携帯器に対する認証成立を条件にドア錠に施解錠操作信号を出力する錠制御部と、
    認証成立を条件にセキュリティシステムに警備開始信号を出力するセキュリティ交信手段と、
    警備モード変更スイッチとを有し、
    前記セキュリティ交信手段は、認証成立下における警備モード変更スイッチへの操作により待機状態に移行可能で、該待機状態への移行後における施錠状態の検知により警備開始信号を出力し、
    かつ、前記警備モード変更スイッチは、ドア閉状態では、錠制御部への施解錠操作信号出力命令スイッチとして機能するとともに、
    前記警備モード変更スイッチへの操作による待機状態への移行は、ドア開放状態の検知を条件にしてなされるドア錠制御装置。
  2. 前記錠制御部は、前記待機状態後のドア”閉”検知により自動的に施錠操作信号を出力する請求項1記載のドア錠制御装置。
  3. 携帯器に対して応答要求信号を出力するリクエスト信号出力部と、
    応答要求信号に応答して携帯器から出力されるアンサーバック信号から認証用IDを生成するアンサーバック信号受信部とを有し、
    前記警備モード変更スイッチが、リクエスト信号出力部の活性化スイッチとして機能する請求項1記載のドア錠制御装置。
  4. 錠装置を施解錠操作するシリンダ錠の施解錠操作を検知するシリンダ錠検知手段を有し、
    前記セキュリティ交信手段は、警備モード変更スイッチへの操作維持状態でシリンダ錠検知手段がシリンダ錠の施錠状態から解錠状態への移行を検知した際に、セキュリティシステムに対して警備解除信号を出力する請求項1、2または3記載のドア錠制御装置。
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