JP4102171B2 - セキュリティシステム及びセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法 - Google Patents

セキュリティシステム及びセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セキュリティシステム及びセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば住宅のドア等の施解錠状態を検出する等して、住宅内の異常を監視するセキュリティシステムが提案されている(特許文献1参照)。セキュリティシステムは、警戒モードにおいてドアが開けられたり窓ガラスが割られたりしたときに警報を発するようになっている。このため、夜間や外出時にセキュリティシステムを警戒モードに設定しておくことにより、セキュリティ性を向上させることができる。
【0003】
このようなセキュリティシステムの一例として、住宅のユーザ(家人)がドアに近付いたときに、ユーザが携帯する携帯機との相互通信が成立したことを条件として、ドアに設けられたドア錠を解錠させるのと同時に警戒モードの解除を行うようにしたものが考えられている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−115429号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のセキュリティシステムでは、住宅内に入らない場合でも、ユーザがドアに近付けばドア錠が解錠されるとともに警戒モードが解除される。この状態においてユーザがドアから離れると、ドア錠は施錠されるが、セキュリティシステムの警戒モードは解除されたままになる。ゆえに、ユーザがセキュリティシステムをボタン操作等によって再び警戒モードに設定しなければ、セキュリティ性が低下してしまう。
【0006】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、セキュリティ性を向上させることができるセキュリティシステム及びセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ドアに設けられたドア錠を施錠または解錠する施解錠手段と、所定の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の検出機能が有効になる警戒モードとするために操作する操作手段と、前記ドア錠が施錠されているときに前記操作手段の操作に基づいて警戒モードに設定するとともに、前記ドア錠が解錠されたことに基づいて警戒モードを解除させる警戒モード設定・解除手段と、警戒モードの解除後に前記ドアが開けられていないことを条件として、警戒モードの再設定を行う警戒モード復帰手段とを備え、さらに、携帯可能であってID信号を送信する送信手段と、前記送信手段からのID信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたID信号に含まれているIDコードの正否を判定する判定手段とを備え、前記警戒モード復帰手段は、前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されているときには、警戒モードの再設定を行わない一方、同警戒モード復帰手段は、前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されなくなったことを条件として警戒モードの再設定を行うことを要旨とする。
【0008】
本発明においては、セキュリティシステムの警戒モードが解除された場合でも、ドアが開けられなければ、警戒モード復帰手段によって警戒モードの再設定が行われる。そのため、警戒モードが解除された状態において操作手段の操作を行わなくても、警戒モードが解除されたままになることはない。よって、セキュリティシステムのセキュリティ性を向上させることができる。
【0010】
また、警戒モード復帰手段は、ドアが開けられていないことだけでなく、判定手段によってIDコードが正規のものであると判定されなくなったことを条件として、警戒モードの再設定を行う。よって、ドアを開けようとしているのにも拘わらず、ドアが開けられていないと判断されて、警戒モードに再設定されてしまうことはない。そのため、ドアを開けたときに異常検出手段が誤作動するのを防止することができる。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記警戒モード復帰手段は、前記ドア錠が施錠されたことを条件として警戒モードの再設定を行うことを要旨とする。
【0012】
本発明においては、警戒モード復帰手段が警戒モードの再設定を行う前にドア錠が施錠されるようになっている。そのため、ドア錠が解錠されたままの状態で警戒モードに再設定されることはない。よって、セキュリティシステムのセキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、電気的エネルギの供給を受けてトランスポンダ信号を送信するトランスポンダと、前記トランスポンダ信号を受信したときに、同トランスポンダ信号に含まれるトランスポンダコードが正規のものであると判定されたことを条件として、前記警戒モードを解除させるイモビライザ用制御手段とを備えることを要旨とする。
【0014】
本発明においては、セキュリティシステムの警戒モードは、トランスポンダ信号に含まれるトランスポンダコードが正規のものであると判定されない限り解除されることはない。すなわち、警戒モードを解除させるためには、トランスポンダを意識的に電気的エネルギが供給される範囲に進入させる必要がある。そのため、ドアに近付いたときに無意識に警戒モードが解除される可能性が小さくなる。よって、警戒モードに再設定する頻度が低くなるため、セキュリティシステムが誤作動する可能性も小さくなり、セキュリティシステムのセキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、ドアに設けられたドア錠が施錠されたことに基づいて、所定の異常を検出する異常検出手段の検出機能が有効になる警戒モードに設定するとともに、判定手段によって送信手段からのID信号に含まれているIDコードが正規のものであると判定されたことを条件として、前記ドア錠を解錠させ、さらに前記ドア錠が解錠されたことに基づいて警戒モードを解除させるセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法であって、警戒モードの解除後に前記ドアが開けられておらず、且つ前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されているときには、警戒モード復帰手段が警戒モードの再設定を行わない一方、警戒モードの解除後に前記ドアが開けられておらず、且つ前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されなくなったことを条件として、警戒モード復帰手段が警戒モードの再設定を行うことを要旨とする。
【0016】
本発明においては、セキュリティシステムの警戒モードが解除された場合でも、ドアが開けられず、且つ判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されなくなれば、警戒モード復帰手段によって警戒モードの再設定が行われる。そのため、警戒モードが解除された状態において操作手段の操作を行わなくても、警戒モードが解除されたままになることはない。よって、セキュリティシステムのセキュリティ性を向上させることができる。
また、警戒モード復帰手段は、ドアが開けられていないことだけでなく、判定手段によってIDコードが正規のものであると判定されなくなったことを条件として、警戒モードの再設定を行う。よって、ドアを開けようとしているのにも拘わらず、ドアが開けられていないと判断されて、警戒モードに再設定されてしまうことはない。そのため、ドアを開けたときに異常検出手段が誤作動するのを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を住宅用のセキュリティシステムに具体化した第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。
【0018】
図1に示すように、セキュリティシステム1は、施解錠制御装置2及び住宅3内に設置される住宅用セキュリティシステム4によって構成されている。施解錠制御装置2は、住宅3のユーザ(家人)に所持される携帯機5と、住宅3のドア6内に設置され、携帯機5と相互通信可能な通信制御装置7とを備えている。
【0019】
図2に併せ示すように、ドア6には、屋外側に露出する屋外側アンテナユニット8と、屋内側に露出する屋内側アンテナユニット9が配置されている。これらアンテナユニット8,9には、それぞれLED等の発光素子からなる表示部10が設けられている。本実施形態においてこの表示部10は2色発光ダイオードによって構成されている。屋外側アンテナユニット8には、図3に示す屋外側送信アンテナ8aと屋外側受信アンテナ8bとが設けられている。また、屋内側アンテナユニット9には、図3に示す屋内側送信アンテナ9aと屋内側受信アンテナ9bとが設けられている。なお、本実施形態において、送信アンテナ8a,9aは134kHzの電波を送信可能に設定され、受信アンテナ8b,9bは300MHzの電波を受信可能に設定されている。また、ドア6には2つのドア錠11,12が設けられており、ドア6の屋内側面には、これらドア錠11,12を手動で施解錠可能な図2に示すサムターン11a,12aが設置されている。
【0020】
図3に示すように、携帯機5は、携帯機側受信回路13、携帯機側マイクロコンピュータ(携帯機側マイコン)14、送信手段としての携帯機側送信回路15、施錠スイッチ16a及び解錠スイッチ16bを備えている。携帯機側受信回路13には受信アンテナ17aが接続され、携帯機側送信回路15には送信アンテナ17bが接続されている。携帯機側受信回路13は、通信制御装置7からのリクエスト信号を受信アンテナ17aを介して受信して、その信号を携帯機側マイコン14に入力するための回路である。
【0021】
携帯機側マイコン14は、携帯機側受信回路13からのリクエスト信号が入力されたときに、予め設定されたIDコードを含むID信号を出力するための回路である。また、施錠スイッチ16a及び解錠スイッチ16bは、携帯機5の外側面に設けられており、操作されるとその操作信号が携帯機側マイコン14に入力されるようになっている。そして、携帯機側マイコン14は、施錠スイッチ16aが操作された場合にはIDコードと施錠操作コードとを含む施錠操作信号を出力し、解錠スイッチ16bが操作された場合にはIDコードと解錠操作コードとを含む解錠操作信号を出力するようになっている。すなわち、携帯機側マイコン14は複数種の送信信号を出力可能となっている。
【0022】
携帯機側送信回路15は、ID信号、施錠操作信号及び解錠操作信号を所定周波数(ここでは300MHz)の電波に変調して送信アンテナ17bを介して外部に送信するための回路である。なお、これらID信号、施錠操作信号及び解錠操作信号は、図2に示すドア6付近の屋外側領域A1及び屋内側領域A2内で通信制御装置7と通信可能となっている。
【0023】
図3に示すように、通信制御装置7は、ドア側送信回路18、受信手段としてのドア側受信回路19及び判定手段としての施解錠制御マイクロコンピュータ(施解錠制御マイコン)20を備えている。ドア側送信回路18には送信アンテナ8a,9aが接続され、ドア側受信回路19には受信アンテナ8b,9bが接続されている。ドア側送信回路18は、施解錠制御マイコン20から出力されるリクエスト信号を所定周波数(ここでは134kHz)の電波に変換し、送信アンテナ8a,9aを介して出力するための回路である。リクエスト信号は、屋外側送信アンテナ8a及び屋内側送信アンテナ9aを介して、図2に示すドア6付近の領域A1,A2に出力される。よって、この領域A1,A2において携帯機5と通信制御装置7との相互通信が可能となる。図3に示すように、ドア側受信回路19は、携帯機5から出力されたID信号を受信アンテナ8b,9bを介して受信し、そのID信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号を施解錠制御マイコン20へ出力するための回路である。
【0024】
施解錠制御マイコン20にはドア錠11,12及びドア開検出スイッチ21が電気的に接続されている。この施解錠制御マイコン20は、図示しないCPU、ROM、RAMからなるCPUユニットであり、ドア側送信回路18に対してリクエスト信号を出力する。また、施解錠制御マイコン20には予め設定されたIDコードが記憶されており、施解錠制御マイコン20は、前記受信信号が入力されたときに自身のIDコードと受信信号に含まれるIDコードとを比較する。そして、施解錠制御マイコン20は、それらIDコードが一致したときに、ドア錠11,12に対して駆動信号を出力する。詳しく言うと、施解錠制御マイコン20は、前記ID信号または前記解錠操作信号からなる受信信号が入力されたときに、ドア錠11,12に対して解錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を解錠させる。そして、ドア錠11,12は、施解錠制御マイコン20に対して解錠完了信号を出力する。この状態においてドア6が開けられると、ドア開検出スイッチ21は施解錠制御マイコン20に対してドア開信号を出力する。また、施解錠制御マイコン20は、ドア開検出スイッチ21からドア開信号が入力される前に、ID信号からなる受信信号が入力されなくなったり、前記施錠操作信号からなる受信信号が入力されたりすると、ドア錠11,12に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を施錠させる。そして、ドア錠11,12は、施解錠制御マイコン20に対して施錠完了信号を出力する。すなわち、施解錠制御マイコン20は施解錠手段として用いられている。
【0025】
施解錠制御マイコン20には、作動時に警戒モードの設定を所定時間(設定許可時間)許可する警戒モード設定許可用のタイマが含まれている。また、施解錠制御マイコン20には、操作手段としての警戒モード設定スイッチ22が電気的に接続されている。警戒モード設定スイッチ22は前記屋外側アンテナユニット8の外側面に配置されている。施解錠制御マイコン20は、警戒モード設定スイッチ22がユーザに操作されたときにドア錠11,12に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を施錠させるとともに、警戒モード設定許可用のタイマを作動させるようになっている。施解錠制御マイコン20は、タイマが設定許可時間を経過する前に警戒モード設定スイッチ22が再度ユーザに操作されると、前記住宅用セキュリティシステム4に対して警戒モード設定信号を出力する。また、警戒モードの解除後において、施解錠制御マイコン20は、前記ドア開信号が入力される前に、前記ID信号からなる受信信号が入力されなくなったり、前記施錠操作信号からなる受信信号が入力されたりしたことを条件として、ドア錠11,12を施錠させるとともに警戒モード設定信号を出力する。
【0026】
図3に示すように、住宅用セキュリティシステム4は、住宅3内に設置される異常検出手段としての異常検知センサ23及びコントローラ24によって構成されている。異常検知センサ23は、住宅3の窓ガラスが割られたことを検知してコントローラ24に異常検知信号を出力する。コントローラ24には、セキュリティ制御マイクロコンピュータ(セキュリティ制御マイコン)25、前記表示部10及び警報部26が電気的に接続されている。表示部10は、セキュリティ制御マイコン25からの出力信号に基づいて点灯する。表示部10は、ドア錠11,12からの施錠完了信号及び解錠完了信号に基づいて、ドア6の施錠状態または解錠状態を表示部10に表示する。本実施形態においてこの表示部10は、施錠状態で緑色点灯、解錠状態で赤色点灯するように設定されている。警報部26は、例えばブザーやスピーカによって構成され、セキュリティ制御マイコン25からの作動信号に基づいて動作する。
【0027】
セキュリティ制御マイコン25は、ドア錠11,12から出力される施錠完了信号を検知したときに、ドア錠11,12が施錠されているとみなすようになっている。この状態において、施解錠制御マイコン20から警戒モード設定信号が出力されると、セキュリティ制御マイコン25は、住宅用セキュリティシステム4を異常検知センサ23の検出機能を有効化する警戒モードに設定させるようになっている。すなわち、セキュリティ制御マイコン25は警戒モード設定・解除手段として用いられている。
【0028】
また、セキュリティ制御マイコン25は、ドア錠11,12から出力される解錠完了信号を検知したときに、ドア錠11,12が解錠されているとみなすようになっている。この状態において、施解錠制御マイコン20から警戒モード解除信号が出力されると、住宅用セキュリティシステム4の警戒モードを解除して在宅モードに復帰させるようになっている。それとともに、セキュリティ制御マイコン25は、異常検知センサ23の検出機能を無効化させるようになっている。
【0029】
警戒モードの解除後において、セキュリティ制御マイコン25は、前記ドア6が開けられる前に施解錠制御マイコン20から警戒モード設定信号が出力されると、住宅用セキュリティシステム4を警戒モードに再設定するようになっている。それとともに、セキュリティ制御マイコン25は、異常検知センサ23の検出機能を有効化させるようになっている。すなわち、セキュリティ制御マイコン25は警戒モード復帰手段として用いられている。
【0030】
警戒モードにおいてセキュリティ制御マイコン25は、ドア錠11,12からの解錠完了信号が入力されたときや、異常検知センサ23からの異常検知信号が入力されたときに、警報部26に対して作動信号を出力する。これにより、警報部26から警報音が発せられる。
【0031】
次に、このように構成されたセキュリティシステム1の携帯機側マイコン14、施解錠制御マイコン20及びセキュリティ制御マイコン25によって行われる一連の動作を、図4〜図7に従って説明する。
【0032】
まず、通信制御装置7の屋内側送信アンテナ9aから図2に示すドア6付近の屋内側領域A2に対してリクエスト信号が一定時間おきに出力されている(S1)。外出時においてユーザが携帯機5を所持したままドア6付近の屋内側領域A2内に進入すると、携帯機5によって通信制御装置7からのリクエスト信号が受信され、その受信に基づいて携帯機5からID信号が通信制御装置7へ送信される。なお、携帯機5は、通常、リクエスト信号を受信可能なスタンバイモードとなっており、同リクエスト信号の受信時にのみID信号が送信されるようになっている。
【0033】
通信制御装置7がID信号を受信すると(S2)、ID信号及び施解錠制御マイコン20のIDコード同士が一致するか否かが判断される(S3)。IDコード同士が一致すると判断された場合、ドア錠11,12が施錠されていれば(S4)、ドア錠11,12を解錠する(S5)。通信制御装置7がID信号を受信できなかったり、ID信号及び施解錠制御マイコン20のIDコード同士が一致しなかったりする場合で、さらにドア錠11,12が解錠状態にあれば(S15)、ドア錠11,12が施錠される(S16)。また、IDコード同士が一致すると判断された場合で、ドア錠11,12が解錠状態にあるときには(S4)、ドア錠11,12が解錠されることはない。
【0034】
ドア錠11,12から施解錠制御マイコン20に解錠完了信号が出力されると(S6)、通信制御装置7の屋外側送信アンテナ8aから図2に示すドア6付近の屋外側領域A1に対してリクエスト信号が出力される(S7)。ユーザが屋外に移動してドア6が閉じられ、警戒モード設定スイッチ22が操作されると(S8)、ドア錠11,12が施錠され(図5に示すS9)、施解錠制御マイコン20に含まれている警戒モード設定許可用のタイマが作動する(S10)。そして、警戒モード設定スイッチ22を再度操作したときに(S11)、タイマが作動していると判断され(S12)、タイマが警戒モードの設定許可時間を経過していないと判断されれば(S13)、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される(S14)。なお、S10、S12及びS13の処理は省略されていてもよい。また、警戒モード設定スイッチ22が操作されなかった場合、タイマが作動していない場合及び設定許可時間の経過後に警戒モード設定スイッチ22が操作された場合には警戒モードに設定されることはない。
【0035】
警戒モード設定スイッチ22が操作されていない場合(S8)、通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されれば(図5に示すS17)、ドア錠11,12が施錠される(S18)。なお、通信制御装置7がID信号を受信できなくなるまでの間は、ドア錠11,12が施錠されることはない。
【0036】
次に帰宅時について説明する。帰宅時における施解錠は、図6のS19〜S23、S32,S33に示すように、基本的に上述した外出時の場合と逆の処理が行われ、住宅用セキュリティシステム4の警戒モードを解除したり再設定したりする点が異なっている。
【0037】
すなわち、ドア6が閉められている状態で携帯機5を所持したユーザが屋外側領域A1に進入すると、携帯機5によってドア錠11,12が解錠され、ドア錠11,12から解錠完了信号が出力される。なお、ユーザが屋外側領域A1に進入していない場合でも、通信制御装置7が解錠スイッチ16bの操作によって携帯機5から送信される解錠操作信号を受信したと確認したときに、ドア錠11,12を解錠させて、ドア錠11,12から解錠完了信号を出力させるようにしてもよい。そして、住宅用セキュリティシステム4の警戒モードが解除されたときに(S24)、ドア6が開いているか否かが判断される(S25)。
【0038】
ドア6が閉められている場合、通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されれば(S26)、ドア錠11,12が施錠されるとともに(S27)、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに再設定される(S28)。よって、通信制御装置7がID信号を受信できなくなるまでの間は、ドア錠11,12が施錠されて住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに再設定されることはない。なお、通信制御装置7は、施錠スイッチ16aの操作によって携帯機5から送信される施錠操作信号を受信したと確認したときに、ドア錠11,12の施錠と警戒モードの再設定とを行うようにしてもよい。
【0039】
また、通信制御装置7は、ドア錠11,12が施錠された後の状態において(S27)、解錠スイッチ16bの操作によって携帯機5から送信される解錠操作信号を受信すると、ドア錠11,12を解錠させる。しかし、所定時間が経過したのにも拘わらず、ID信号または施錠操作信号を受信していなければ、通信制御装置7はドア錠11,12を自動的に施錠させる。
【0040】
ドア6が開いている場合(S25)、通信制御装置7の屋内側送信アンテナ9aから図2に示すドア6付近の屋内側領域A2に対してリクエスト信号が出力される(S29)。ユーザが屋内に移動してドア6が閉じられ、通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されれば(S30)、ドア錠11,12が施錠される(S31)。
【0041】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)住宅用セキュリティシステム4の警戒モードが解除された場合でも、ドア6が開けられなければ、セキュリティ制御マイコン25によって警戒モードの再設定が行われる。そのため、例えば警戒モードが解除されたことに気付かなかった場合等のように、警戒モードが解除されたのにも拘わらず、警戒モード設定スイッチ22の操作が行われなかった場合でも、警戒モードが解除されたままになることはない。よって、セキュリティシステム1のセキュリティ性を向上させることができる。また、警戒モードの再設定を行うときに、ユーザが警戒モード設定スイッチ22を操作する必要はないため、セキュリティシステム1の利便性が向上する。
【0042】
(2)セキュリティ制御マイコン25は、ドア6が開けられていないことだけでなく、通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されたことを条件として、警戒モードの再設定を行う。よって、ユーザが帰宅してドア6を開けようとしているのにも拘わらず、施解錠制御マイコン20によってドア6が開けられていないと判断されて、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに再設定されてしまうことはない。そのため、帰宅時においてユーザがドア6を開けたときに、住宅用セキュリティシステム4が誤作動して警報部26から警報音が発せられるのを防止することができる。
【0043】
(3)住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに再設定される前にドア錠11,12が施錠されるようになっている。そのため、ドア錠11,12が解錠されたままの状態で警戒モードに再設定されることはない。よって、セキュリティシステム1のセキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0044】
また、施錠スイッチ16aの操作によってドア錠11,12を施錠した場合、ユーザがドアノブを操作する等してドア錠11,12の施錠を確認しているときに、住宅用セキュリティシステム4が誤作動して警報部26から警報音が発せられるのを防止することができる。
【0045】
(第2実施形態)
第2実施形態において第1実施形態と同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0046】
図8,図9に示すように、警戒モード設定スイッチ22を操作手段として用いる代わりに、携帯機5に設けられた施錠スイッチ16aが操作手段として用いられている。よって、本実施形態におけるセキュリティシステム1は、前記第1実施形態におけるセキュリティシステム1から警戒モード設定スイッチ22を省略した構成となっている。
【0047】
施錠スイッチ16aは、操作されるとその操作信号が携帯機側マイコン14に入力されるようになっている。このとき、携帯機5に設けられた携帯機側マイコン14は、IDコードと施錠操作コードとを含む施錠操作信号を出力するようになっている。
【0048】
一方、通信制御装置7に設けられた施解錠制御マイコン20は、施錠操作信号からなる受信信号が入力されたときには、ドア錠11,12に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を施錠させる。それと同時に、施解錠制御マイコン20は、住宅用セキュリティシステム4に対して警戒モード設定信号を出力するようになっている。その結果、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される。
【0049】
次に、このように構成されたセキュリティシステム1の動作を説明する。なお、図8において、S34〜S40、S43,S44の処理は、前記第1実施形態におけるS1〜S7、S15,S16の処理と同等の処理であるため、ここでの説明を省略する。また、帰宅時における処理は、前記第1実施形態におけるS19〜S33の処理と同等の処理であるため、ここでの説明を省略する。
【0050】
ユーザが屋外に移動してドア6が閉じられ、施錠スイッチ16aが操作されると(図8に示すS41)、ドア錠11,12が施錠される(図9に示すS42)。それと同時に、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される。
【0051】
施錠スイッチ16aが操作されていない場合(S41)、通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されれば(図9に示すS45)、ドア錠11,12が施錠される(S46)。
【0052】
(第3実施形態)
第3実施形態において第1実施形態と同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0053】
図10に示すように、携帯機5にはトランスポンダ27が内蔵されており、トランスポンダ27にはトランスポンダ制御部28が設けられている。トランスポンダ制御部28は、外部から受ける電磁界により誘導された起電力(電気的エネルギ)により、予め設定された所定のトランスポンダ用のIDコード(トランスポンダコード)を含むトランスポンダ信号を出力するようになっている。詳しくは、このトランスポンダ制御部28は、通信制御装置7からのトランスポンダ駆動電波を受信すると、トランスポンダ信号を出力するようになっている。
【0054】
一方、通信制御装置7は、ドア側送信回路18及びイモビライザ用受信回路(イモビ用受信回路)29を備えている。イモビ用受信回路29は施解錠制御マイコン20に接続されている。イモビ用受信回路29には、屋外側アンテナユニット8に配置される受信アンテナ30が接続されている。また、ドア側送信回路18は、施解錠制御マイコン20から出力されるトランスポンダ駆動信号を所定周波数の電波に変換してトランスポンダ駆動電波を生成し、屋外側送信アンテナ8aを介して出力するようになっている。すなわち、屋外側送信アンテナ8aからは、リクエスト信号だけでなくトランスポンダ駆動電波も出力されるようになっている。つまり、リクエスト信号の出力アンテナとトランスポンダ駆動電波の出力アンテナとが共用されている。また、イモビ用受信回路29は、ユーザが携帯機5を屋外側アンテナユニット8に近付けたときに、受信アンテナ30を介して携帯機5からのトランスポンダ信号を受信可能となっている。そして、イモビ用受信回路29は、そのトランスポンダ信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号を施解錠制御マイコン20へ出力するようになっている。
【0055】
施解錠制御マイコン20は、トランスポンダコードを含む受信信号が入力されたときには、予め設定されたトランスポンダコードと受信信号に含まれるトランスポンダコードとの比較(トランスポンダコードの照合)を行うようになっている。そして、施解錠制御マイコン20は、トランスポンダコード同士が一致したことを条件として、警戒モード設定スイッチ22の操作を有効化するようになっている。具体的には、施解錠制御マイコン20は、トランスポンダコード同士が一致した状態で警戒モード設定スイッチ22がユーザに操作されたときに、ドア錠11,12に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を施錠させるとともに、警戒モード設定許可用のタイマを作動させるようになっている。また、施解錠制御マイコン20は、タイマが設定許可時間を経過する前に、トランスポンダコード同士が一致した状態で警戒モード設定スイッチ22が再度ユーザに操作されると、前記住宅用セキュリティシステム4に対して警戒モード設定信号を出力するようになっている。その結果、セキュリティ制御マイコン25によって住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される。
【0056】
また、施解錠制御マイコン20は、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定されているときにトランスポンダコード同士が一致したことを条件として、ドア錠11,12に対して解錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を解錠させる。この状態において、施解錠制御マイコン20から警戒モード解除信号が出力されると、住宅用セキュリティシステム4の警戒モードを解除して在宅モードに復帰させるようになっている。すなわち、施解錠制御マイコン20はイモビライザ用制御手段として用いられている。
【0057】
次に、このように構成されたセキュリティシステム1の動作を、図11〜図14に従って説明する。なお、図11において、S51〜S57、S67,S68の処理は、前記第1実施形態におけるS1〜S7、S15,S16の処理と同等の処理であるため、ここでの説明を省略する。
【0058】
ユーザが屋外に移動してドア6が閉じられ、通信制御装置7が携帯機5から出力されるトランスポンダ信号を受信すると(S58)、トランスポンダコード同士が一致するか否かが判断される(図12に示すS59)。トランスポンダコード同士が一致されていることを条件として、警戒モード設定スイッチ22が操作されると(S60)、ドア錠11,12が施錠され(S61)、施解錠制御マイコン20に含まれている警戒モード設定許可用のタイマが作動する(S62)。そして、警戒モード設定スイッチ22が再度操作されたときに(S63)、タイマが作動していると判断され(S64)、タイマが警戒モードの設定許可時間を経過していないと判断されれば(S65)、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される(S66)。なお、S62、S64及びS65の処理は省略されていてもよい。また、警戒モード設定スイッチ22が再度操作されなかった場合(S63)、タイマが作動していない場合(S64)及び設定許可時間の経過後に警戒モード設定スイッチ22が操作された場合(S65)には、警戒モードに設定されることはない。
【0059】
トランスポンダ信号の受信を確認できない場合(S58)、トランスポンダコード同士が一致しない場合(S59)及び警戒モード設定スイッチ22が操作されなかった場合(S60)において、通信制御装置7がID信号を受信しなくなったことが確認されれば(S69)、ドア錠11,12が施錠される(S70)。なお、ID信号を受信できなくならない限り、ドア錠11,12が施錠されることはない。
【0060】
次に帰宅時について説明する。帰宅時におけるS73〜S85の処理は、前記第1実施形態におけるS21〜S33の処理と同等の処理であるため、ここでの説明を省略する。
【0061】
すなわち、ドア6が閉められている状態で携帯機5を所持したユーザが屋外側領域A1に進入したとき、通信制御装置7が携帯機5から出力されるトランスポンダ信号を受信すると(S71)、トランスポンダコード同士が一致するか否かが判断される(S71)。トランスポンダコード同士が一致している場合、ドア錠11,12が解錠され、警戒モードが解除される。なお、トランスポンダコード同士が一致しない場合、ドア錠11,12が解錠されることはないため、警戒モードが解除されることもない。
【0062】
(4)住宅用セキュリティシステム4の警戒モードは、トランスポンダ信号のトランスポンダコードと施解錠制御マイコン20に予め設定されたトランスポンダコードとが一致しない限り解除されることはない。すなわち、警戒モードを解除させるためには、ユーザは、携帯機5を意識的に屋外側アンテナユニット8の近傍に近付ける必要がある。そのため、ユーザがドア6に近付いたときに無意識に警戒モードが解除される可能性が小さくなる。よって、警戒モードに再設定する頻度が低くなるため、住宅用セキュリティシステム4が誤作動する可能性も小さくなり、セキュリティシステム1のセキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0063】
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・警戒モードの解除後において、セキュリティ制御マイコン25は、ドア6が開けられていないときに、通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されたことを条件として、警戒モードの再設定を行うようになっていた。しかし、セキュリティ制御マイコン25は、ドア6が開けられていないときに、メカキーによってドア錠11,12が施錠されたと確認されたことを条件として、警戒モードの再設定を行うようにしてもよい。
【0064】
・前記各実施形態では、セキュリティ制御マイコン25は、ドア6が開けられていないときに、通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されたことを条件として、警戒モードの再設定を行うようになっていた。しかし、セキュリティ制御マイコン25は、ドア6が開けられていないときに、所定時間が経過したことを条件として、警戒モードの再設定を行うようにしてもよい。
【0065】
・前記各実施形態では、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに再設定される前にドア錠11,12が施錠されるようになっている。しかし、ドア錠11,12が施錠される前に住宅用セキュリティシステム4を警戒モードに再設定してもよい。
【0066】
・前記各実施形態において施解錠制御装置2は、ドア錠11,12の施解錠を行うようになっている。しかし、施解錠制御装置2は、ドア錠11,12に限らず、例えば窓や引き戸等、各種建具(門ドアも含む)の錠の施解錠を行うようになっていてもよい。
【0067】
・セキュリティシステム1は、住宅3に限らず車両に適用されてもよい。
次に、上記実施形態及び他の実施形態によって把握される技術的思想を以下に記載する。
【0068】
(1)前記セキュリティシステムにおいて、前記警戒モード復帰手段は、所定時間内に前記ドアが開けられていないことを条件として警戒モードの再設定を行う。
【0069】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、セキュリティシステムのセキュリティ性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるセキュリティシステムの概略斜視図。
【図2】 同じく、ドアを示す概略側面図。
【図3】 同じく、セキュリティシステムの概略構成を示すブロック図。
【図4】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図5】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図6】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図7】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図8】 第2実施形態におけるセキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図9】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図10】 第3実施形態におけるセキュリティシステムの概略構成を示すブロック図。
【図11】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図12】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図13】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図14】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…セキュリティシステム、6…ドア、11,12…ドア錠、15…送信手段としての携帯機側送信回路、16a…操作手段としての施錠スイッチ、19…受信手段としてのドア側受信回路、20…判定手段、施解錠手段及びイモビライザ用制御手段としての施解錠制御マイクロコンピュータ(施解錠制御マイコン)、22…操作手段としての警戒モード設定スイッチ、23…異常検出手段としての異常検知センサ、25…警戒モード設定・解除手段及び警戒モード復帰手段としてのセキュリティ制御マイクロコンピュータ(セキュリティ制御マイコン)27…トランスポンダ。

Claims (4)

  1. ドアに設けられたドア錠を施錠または解錠する施解錠手段と、
    所定の異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段の検出機能が有効になる警戒モードとするために操作する操作手段と、
    前記ドア錠が施錠されているときに前記操作手段の操作に基づいて警戒モードに設定するとともに、前記ドア錠が解錠されたことに基づいて警戒モードを解除させる警戒モード設定・解除手段と、
    警戒モードの解除後に前記ドアが開けられていないことを条件として、警戒モードの再設定を行う警戒モード復帰手段と
    を備え、
    さらに、携帯可能であってID信号を送信する送信手段と、前記送信手段からのID信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたID信号に含まれているIDコードの正否を判定する判定手段とを備え、
    前記警戒モード復帰手段は、前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されているときには、警戒モードの再設定を行わない一方、
    同警戒モード復帰手段は、前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されなくなったことを条件として警戒モードの再設定を行うことを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 前記警戒モード復帰手段は、前記ドア錠が施錠されたことを条件として警戒モードの再設定を行うことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 電気的エネルギの供給を受けてトランスポンダ信号を送信するトランスポンダと、前記トランスポンダ信号を受信したときに、同トランスポンダ信号に含まれるトランスポンダコードが正規のものであると判定されたことを条件として、前記警戒モードを解除させるイモビライザ用制御手段とを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセキュリティシステム。
  4. ドアに設けられたドア錠が施錠されたことに基づいて、所定の異常を検出する異常検出手段の検出機能が有効になる警戒モードに設定するとともに、判定手段によって送信手段からのID信号に含まれているIDコードが正規のものであると判定されたことを条件として、前記ドア錠を解錠させ、さらに前記ドア錠が解錠されたことに基づいて警戒モードを解除させるセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法であって、
    警戒モードの解除後に前記ドアが開けられておらず、且つ前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されているときには、警戒モード復帰手段が警戒モードの再設定を行わない一方、
    警戒モードの解除後に前記ドアが開けられておらず、且つ前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されなくなったことを条件として、警戒モード復帰手段が警戒モードの再設定を行うことを特徴とするセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法。
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