JP6258726B2 - 縦型熱処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、縦型熱処理装置に関する。
半導体デバイスの製造においては、被処理体、例えば半導体ウエハ等の基板(以下、単にウエハとも記載する)に、酸化、拡散、CVD(Chemical Vapor Deposition)、アニール等の処理を施すために、各種の処理装置(半導体装置)が用いられている。そして、処理装置の1つとして、一度に多数枚のウエハの熱処理が可能なバッチ処理式の縦型熱処理装置が知られている。
バッチ処理式の縦型熱処理装置においては、複数枚のウエハを収納した運搬容器(キャリア、FOUPともいう)により装置外からウエハを搬送し、運搬容器を装置の搬入搬出部であるロードポート等を介して縦型熱処理装置内に供給する。そして、供給された運搬容器からウエハを取り出し、高さ方向に間隔をあけて複数枚のウエハを保持できるボート(保持具)にウエハを移載する。次いで、下端部に炉口を有する熱処理炉に、ボートごと熱処理炉の下方側から挿入して、各種処理に供される。
このような縦型熱処理装置においては、ボートが熱処理炉に挿入されている間はボート下部に設けた蓋体により熱処理炉の炉口は塞がれている。しかし、熱処理炉からボートを取り出した後は蓋体もボートと共に下降するため熱処理炉の炉口は解放された状態になる。
炉口が解放されていると、炉内の熱が熱処理炉外へ放出されるため炉内の温度が下がり次のバッチのウエハに熱処理を施す際に昇温に時間を要するため生産性が低下する恐れがあった。また、炉内から放出された熱により炉口の周辺部材に悪影響を及ぼす恐れがあった。
そこで、例えば特許文献1には、ほぼ垂直に設けられ、下側端部に被処理物をロード・アンロードするための開口部を有する熱処理炉と、非処理中に熱処理炉の開口部を閉塞するための開閉機構と、を具備したことを特徴とする縦型熱処理装置が開示されている。特許文献1に開示された縦型熱処理装置では、開閉機構が、熱処理炉の円形状の開口部に当接される円板状の蓋部と、この蓋部を駆動するための駆動機構部と、蓋部と駆動機構部とを接続するアーム部等から構成されていることも開示されている。
特開平4−147616号公報
しかしながら、特許文献1に開示された縦型熱処理装置では、蓋部はアームのみにより片持ち支持されている。このため、アームは蓋部を水平に支持することは困難であり、熱処理炉の開口部に蓋部を当接して熱処理炉の炉口を蓋部で塞いだ際に開口周縁部と蓋部との間に隙間が生じ、開口部を密閉できない場合があった。
本発明は上記従来技術が有する問題に鑑み、熱処理炉の炉口を蓋部により塞いだ際の密閉性に優れた縦型熱処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、下端部に炉口を備えた熱処理炉と、
前記熱処理炉の前記炉口に配置され、前記炉口を塞ぐ炉口遮蔽部と、前記炉口遮蔽部を複数の弾性体を介して支持する支持部材とを有する蓋部と、
前記蓋部を前記支持部材の下面側から片持ち支持する蓋部開閉機構と、
トグル機構を備え、前記蓋部を前記炉口に配置した際に前記蓋部を前記支持部材の下面側から押圧する補助手段とを有し、
前記補助手段が前記支持部材を前記支持部材の下面側から押圧する際、前記補助手段は前記支持部材と前記複数の弾性体との接点で囲まれた領域内を押圧する
縦型熱処理装置を提供する。
本発明によれば、熱処理炉の炉口を蓋部により塞いだ際の密閉性に優れた縦型熱処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る縦型熱処理装置の概略説明図。 本発明の実施形態に係る縦型熱処理装置における熱処理炉の炉口周辺の説明図。 本発明の実施形態に係る縦型熱処理装置における蓋部開閉機構により蓋部を搬送する際の動作説明図。 本発明の実施形態に係る縦型熱処理装置における補助手段のトグル機構の説明図。 本実施形態の実施形態に係る縦型熱処理装置において、補助手段が押圧する場所の説明図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明するが、本発明は、下記の実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、下記の実施形態に種々の変形および置換を加えることができる。
本実施形態では縦型熱処理装置の一構成例について説明する。
本実施形態の縦型熱処理装置は、下端部に炉口を備えた熱処理炉と、熱処理炉の炉口に配置される蓋部と、蓋部を蓋部の下面側から片持ち支持する蓋部開閉機構と、蓋部を炉口に配置した際に蓋部を蓋部の下面側から押圧する補助手段とを有することができる。そして、補助手段がトグル機構を備えていることが好ましい。
以下、本実施形態の縦型熱処理装置の構成について、本実施形態の縦型熱処理装置の断面模式図を表した図1を用いて具体的に説明する。
図1に示すように、本実施形態の縦型熱処理装置10は、熱処理ユニット11を有することができる。熱処理ユニット11の構成例について以下に説明する。
(熱処理ユニット)
熱処理ユニット11は、熱処理炉エリア111と、ローディングエリア112とを有することができる。熱処理炉エリア111には熱処理炉1111を配置できる。また、ローディングエリア112は熱処理炉1111にウエハを供給するため、又は、熱処理炉1111で処理を行ったウエハを搬出するため、運搬容器15と保持具1121との間でウエハを移載できる。
なお、運搬容器15は被処理体であるウエハを搬送、保管する際に用いられ、その内部には複数枚、例えば25枚のウエハを収納できる。運搬容器15が例えば密閉型のFOUP(Front Opening Unified Pod)の場合、一端部に被処理体を出し入れするための取り出し口が形成され、取り出し口には着脱可能な蓋を配置できる。そして運搬容器15内は蓋によって実質的に気密状態とされる。一般的に、運搬容器15の内部の雰囲気は、清浄空気となっている。また、蓋には例えば2つのロック機構が設けられており、ロック機構を施錠又は開錠することにより、蓋を取り出し口から着脱することができる構成となっている。
熱処理炉エリア111は、図1に示したようにローディングエリア112上に配置することができる。熱処理炉1111は、下端部が炉口1111aとして開口された縦長の処理容器である反応管1112と、反応管1112の周囲を覆うように配置されたヒータ1113とを有することができる。ヒータ1113の構成については特に限定されないが、反応管1112内を例えば300〜1200℃に加熱できることが好ましい。
反応管1112は例えば石英等から構成することができ、反応管1112内に処理ガスやパージ用の不活性ガスを導入する複数のガス導入管や反応管1112内を制御可能な真空ポンプや圧力制御弁等を有する排気管を接続できる。また、反応管1112の下方にはウエハを挿入するための炉口1111aを設けることができる。炉口1111aの水平面(図中のZ軸と垂直な面)における断面形状は被処理体であるウエハの形状等にあわせて任意に選択することができ特に限定されないが、例えば円形状とすることができる。
反応管1112やヒータ1113はベースプレート1114上に配置することができ、ベースプレート1114に開口部を設けておくことにより、図中下方側からウエハを保持した保持具1121等の搬入搬出を行うことができる。ベースプレート1114は例えばステンレス鋼により構成されていることが好ましい。
ローディングエリア112には、後述する搬送保管ユニット12の移載部123の載置台123aに載置した運搬容器15内のウエハを移載する保持具1121等を設置することができる。
具体的には例えば図1に示したように、移載部123の載置台123a上に載置した運搬容器15と、保持具1121との間で、ウエハを移載する移載機構1122を配置できる。なお、移載機構1122は、熱処理炉1111にウエハを供給するため、運搬容器15から保持具1121にウエハを移載することもできるが、熱処理後、保持具1121から運搬容器15に処理済みのウエハを移載することもできる。
保持具1121はボートとも呼ばれ、多数枚のウエハを棚状に保持できる。保持具1121は断熱部(保温筒)1125を介して、蓋体1123上に載置されている。
蓋体1123は図示しない昇降機構上に支持されており、昇降機構によってその位置を上昇することにより熱処理炉1111の炉口1111aを密閉することができる。また、昇降機構により蓋体1123上に載置された保持具1121を熱処理炉1111に対して搬入あるいは搬出することができる。
さらに、蓋体1123上に載置された保持具1121を回転させ、熱処理炉1111内でウエハを水平面内で回転できるように回転機構1124を設けることもできる。
また、ローディングエリア112には、保持具1121や蓋体1123を下降している時に熱処理炉1111の炉口1111aに配置できる蓋部1126を設けることができる。蓋部1126には、蓋部1126を蓋部1126の下面側から片持ち支持する蓋部開閉機構1127を設けることができ、さらに、蓋部1126を炉口に配置した際に蓋部1126を蓋部1126の下面側から押圧する補助手段1128を設けることができる。そして、補助手段1128はトグル機構を備えていることが好ましい。
熱処理炉1111の炉口1111a周辺の構造について図2〜図4を用いて説明する。
図2(A)、(B)は本実施形態の縦型熱処理装置10における熱処理炉1111の炉口1111a周辺を拡大して示した断面図に当たる。
図2(A)、(B)では、保持具1121や蓋体1123を下降した後、熱処理炉1111の炉口1111aを塞ぐため、マニフォールド21により形成された炉口1111aを覆うように蓋部1126を配置し、マニフォールド21に蓋部1126を当接させている。そして、図2(A)は補助手段1128により蓋部1126を押圧していない状態を、図2(B)は補助手段1128により蓋部1126を蓋部1126の下面側から押圧している状態をそれぞれ示している。
ここで、図2(A)、(B)に示した蓋部1126、蓋部開閉機構1127、補助手段1128について説明する。
蓋部1126は炉口1111aを塞げるように構成されていればよく、具体的な構成は特に限定されないが、例えば、炉口1111aを塞ぐ炉口遮蔽部231と、炉口遮蔽部231を複数の弾性体233を介して支持する支持部材232と、を有することができる。そして、蓋部開閉機構1127は支持部材232の下面側から蓋部1126を片持ち支持するように構成することができる。また、補助手段1128は支持部材232の下面側から蓋部1126を押圧することができる。
蓋部1126が炉口遮蔽部231と、炉口遮蔽部231を複数の弾性体233を介して支持する支持部材232とを有する場合、蓋部開閉機構1127や補助手段1128により、支持部材232に対して局所的、又は狭い範囲に加えられた力を弾性体233が分散させて炉口遮蔽部231に伝えることができる。このため、炉口遮蔽部231の支持部材232と対向する面に対して面内で略均一に力を加えることができ、炉口1111aを形成するマニフォールド21と炉口遮蔽部231との間に隙間が生じることを抑制できる。また、図2(A)、(B)に示したように炉口遮蔽部231のマニフォールド21と対向する部分にシール部材231aを設けた場合、シール部材231aを略均一に圧縮し、炉口遮蔽部231による炉口1111aの密閉性を高めることができる。
炉口遮蔽部231は炉口1111aを塞げるように構成されていればよく、形状は特に限定されないが、例えば炉口1111aと対向する側の面を炉口1111aと相似形、すなわち例えば円形状とすることができる。この場合、炉口1111aを形成するマニフォールド21の炉口遮蔽部231と対向する面と当接できるように炉口遮蔽部231は、炉口1111aよりも大きいことが好ましい。そして、炉口遮蔽部231の外形は例えば板状形状を有していることが好ましいため、上述のように炉口1111aが円形状を有する場合、炉口遮蔽部231は円板形状とすることが好ましい。
また、上述のように、炉口遮蔽部231の炉口1111aと対向する面のうち、マニフォールド21と当接する位置にはシール部材231aを配置することが好ましい。シール部材231aとしては特に限定されないが、例えばOリングを用いることができる。さらに、炉口遮蔽部231には、例えば炉口遮蔽部231やシール部材231aを冷却するための冷却機構等の各種付帯設備を任意に配置することができる。
弾性体233は、炉口遮蔽部231と支持部材232とを接続し、炉口遮蔽部231を支持できればよく、その構成は特に限定されないが、弾性体233としては例えばばねを用いることが好ましい。特に弾性体233は炉口1111aの近傍に配置されるため、耐熱性が高いことが好ましく、弾性体233として金属製のばねを用いることがより好ましい。炉口遮蔽部231と、支持部材232との間に配置する弾性体233の数についても特に限定されないが、支持部材232からの力をより均一に分散できるように例えば3個以上配置することが好ましい。弾性体233の配置は特に限定されず、任意の位置に配置できる。ただし、蓋部開閉機構1127や補助手段1128により、支持部材232に対して局所的、又は狭い範囲に加えられた力を炉口遮蔽部231に対して炉口遮蔽部231の面内でより均一に伝えられるように配置することが好ましい。例えば炉口遮蔽部231が円板形状を有する場合、弾性体233は、炉口遮蔽部231と複数の弾性体233との接点が1つの円上に位置するように配置することが好ましい。特に、弾性体233は、炉口遮蔽部231と複数の弾性体233との接点を通る円が、炉口遮蔽部231の周縁の円と同心円となるように配置することがより好ましい。
支持部材232については特に限定されるものではなく、上面側、すなわち炉口遮蔽部231と対向する面では複数の弾性体233と接続される。また、下面側では蓋部開閉機構1127と接続することができる。支持部材232の形状は特に限定されるものではないが、例えば円板形状とすることができる。
なお、炉口遮蔽部231を弾性体233を介して支持部材232上に配置する際の炉口遮蔽部231と、支持部材232との位置関係は特に限定されない。例えば、支持部材232の中心と、炉口遮蔽部231の中心とを通る直線が、炉口遮蔽部231の炉口1111aと対向する面と垂直になるように炉口遮蔽部231と支持部材232とを配置することが好ましい。
次に蓋部開閉機構1127について説明する。
蓋部開閉機構1127は、上述のように蓋部1126を蓋部1126の下面側から支持している。そして蓋部開閉機構1127は、蓋部1126を所定の位置に搬送することができる。例えば、保持具1121や蓋体1123等を上昇し、熱処理炉1111内に保持具1121を挿入している間は、蓋部開閉機構1127は、保持具1121やそれに付帯した蓋体1123等の設備と干渉しない退避位置に蓋部1126を搬送、配置できる。
また、保持具1121や蓋体1123が下降している間は、蓋部開閉機構1127は、炉口1111aを塞ぐ炉口遮蔽位置に蓋部1126を搬送、配置できる。なお、炉口遮蔽位置には後述のように図中のZ軸方向の位置が異なるフルクローズ用炉口遮蔽位置と、ハーフクローズ用炉口遮蔽位置との両方を含むことができる。
蓋部開閉機構1127は、上述のように所定のタイミングで退避位置と、炉口遮蔽位置との間で蓋部1126を搬送できる機構であればよく、構成は特に限定されるものではない。
例えば、図2(A)、(B)に示したように蓋部開閉機構1127はシリンダー部221と、蓋部1126を支持するアーム部222と、シリンダー部221とアーム部222とを接続する軸部223とを有することができる。そして、蓋部開閉機構1127はシリンダー部221により軸部223を回転軸としてアーム部222を図2(A)に両矢印で示したθ方向に回転(旋回)させることができる。また、蓋部開閉機構1127はシリンダー部221によりアーム部222をZ軸方向に上下動させることができる。
蓋部開閉機構1127が上述のようにシリンダー部221、アーム部222、及び軸部223を有する場合の蓋部1126の炉口遮蔽位置と退避位置との間の移動、搬送について図2(A)、(B)、及び図3を用いて説明する。図3は炉口1111a側から蓋部1126及び蓋部開閉機構1127を見た図を示しており、説明に必要な部材以外は記載を省略している。
図3では炉口1111aを一点鎖線で示しており、実線で示した位置Aにアーム部222及び、アーム部222により支持された蓋部1126が位置している場合、炉口1111aは蓋部1126により塞がれており、蓋部1126は炉口遮蔽位置に位置している。なお、炉口遮蔽位置とは、上述のように炉口1111aを塞ぐことができる蓋部1126の位置を示す。炉口遮蔽位置に蓋部1126がある時、蓋部1126は炉口1111aの真下に位置していることが好ましく、炉口1111aを形成するマニフォールド21の真下に、蓋部1126の炉口遮蔽部231に設けたシール部材231aが位置することがより好ましい。特に、炉口遮蔽位置に蓋部1126がある時、蓋部1126は炉口1111aの中心と蓋部1126の炉口1111aに対向する面の中心とが一致する場所に位置していることがさらに好ましい。
図3の位置Aに蓋部1126を配置した際、図2(A)、図2(B)に示すように蓋部1126をZ軸方向に上昇させてマニフォールド21に当接する位置(フルクローズ用炉口遮蔽位置)に蓋部1126を搬送して炉口1111aを閉塞できる(フルクローズ)。なお、熱処理炉1111からの熱を遮断して、熱処理炉1111内の温度及び雰囲気を維持するためには上述のようにフルクローズの状態とすることが好ましい。ただし、熱処理炉1111からの熱を一定程度遮断するのみで良い場合には、蓋部1126をマニフォールド21に当接させず、炉口1111aを覆うように炉口1111aと間隔を開けた位置(ハーフクローズ用炉口遮蔽位置)に配置しても良い(ハーフクローズ)。
そして、熱処理炉1111内に保持具1121等を挿入する場合には、軸部223を回転軸として、シリンダー部221により矢印Cに沿ってアーム部222を回転させ、点線で示した位置Bにアーム部222及び蓋部1126を移動させることができる。位置Bにアーム部222及び蓋部1126がある場合、炉口1111aがローディングエリア112に対して露出し、炉口1111aに保持具1121等を挿入することができ、蓋部1126は退避位置に位置している。
図3では位置Aのアーム部222と、位置Bのアーム部222との間の角度が約90度となっているが、係る形態に限定されるものではない。退避位置は上述のように熱処理炉1111に保持具1121等を挿入している際に、保持具1121やそれに付帯した蓋体1123等の設備と干渉しない蓋部1126の位置を示している。このため、縦型熱処理装置10内の各部材の配置やサイズにより退避位置は異なり、炉口遮蔽位置に蓋部1126がある場合のアーム部222と、退避位置に蓋部1126がある場合のアーム部222と、の間の角度は、任意に選択できる。
ここまで、軸部223を回転軸としてアーム部222を回転(旋回)させ、蓋部1126を炉口遮蔽位置と、退避位置との間で搬送する蓋部開閉機構1127の構成例を示したが、係る形態に限定されるものではない。例えば蓋部開閉機構1127は蓋部1126を、炉口遮蔽位置と、退避位置との間で、直線状にスライドさせて搬送する機構であってもよい。
蓋部1126を直線状にスライドさせる場合、蓋部開閉機構は上述の構成に代えて例えば一方向(直線方向)に伸縮するアーム機構部を有することができる。そして、アーム機構部の一端部側で蓋部1126を支持し、アーム機構部の他端部は例えばベースプレート1114に固定することができる。蓋部開閉機構はアーム機構部を伸縮することにより蓋部1126を炉口遮蔽位置と、退避位置との間で直線状に搬送することができる。また、蓋部開閉機構はアーム機構部をZ軸方向に移動させる上下移動機構部を有することもできる。上下移動機構部を設ける場合、アーム機構部はベースプレート1114に直接固定せず、上下移動機構部を介してベースプレート1114に固定するように構成できる。上下移動機構部を有することにより蓋部1126を炉口遮蔽位置(ハーフクローズ用炉口遮蔽位置)に搬送した後、蓋部1126をZ軸方向に搬送して炉口1111aを形成するマニフォールド21に当接する位置(フルクローズ用炉口遮蔽位置)に搬送できる。フルクローズ用炉口遮蔽位置に蓋部1126を搬送することにより、炉口1111aを気密に閉塞することができる。
次に補助手段1128について説明する。
上述のように蓋部開閉機構1127により蓋部1126を炉口1111aを形成するマニフォールド21に当接させて、炉口1111aを塞ぐことができる。しかしながら、蓋部開閉機構1127は蓋部1126を下面側から片持ち支持するため、蓋部開閉機構1127のみでは蓋部1126を水平に保つことが困難である。このため、蓋部開閉機構1127のみで蓋部1126を支持し、炉口1111aに押し当てるだけでは蓋部1126とマニフォールド21との間に隙間が生じ、炉口1111aを密閉できない恐れがある。
特に近年では被処理体であるウエハの直径が300mm、450mmと大きくなっており、これにあわせて炉口1111aや、蓋部1126のサイズも大きくなっている。さらに、蓋部1126のサイズが大きくなるのに伴い蓋部1126の重量も増加している。このため、蓋部開閉機構1127のみで蓋部1126を水平に支持することは特に困難になっており、蓋部1126とマニフォールド21との間にさらに隙間が生じやすくなっている。
そこで、本実施形態の縦型熱処理装置10においては補助手段1128を設けることができる。補助手段1128は、蓋部開閉機構1127とあわせて蓋部1126を支持、押圧できるため、蓋部開閉機構1127のみで蓋部1126を片持ち支持している場合と比較して蓋部1126をより水平に保つことが可能になる。そして蓋部1126をマニフォールド21に対して強く当接することができるため、蓋部1126とマニフォールド21との間に隙間が生じることを抑制できる。このため、熱処理炉1111の炉口1111aを蓋部1126により塞いだ際の熱処理炉1111の密閉性を高めることが可能になる。
なお、上述のように蓋部1126を片持ち支持するのみの場合、ウエハのサイズが大きくなるのに従って、蓋部1126とマニフォールド21との間に隙間が生じやすくなっていた。これに対して、本実施形態の縦型熱処理装置10ではウエハのサイズによらず蓋部1126とマニフォールド21との間の隙間の発生を抑制でき、本実施形態の縦型熱処理装置10は、処理するウエハの直径が大きいほど特に優れた効果を示す。このため、本実施形態の縦型熱処理装置10の処理するウエハは、例えば直径が300mm以上のウエハであることが好ましく、特に直径が450mm以上のウエハであることが好ましい。
補助手段1128は蓋部1126を下面側から押圧できればよく、その構成は特に限定されるものではないが、トグル機構を備えていることが好ましい。
補助手段1128は、図2(A)、(B)に示したように伸縮機構部241と、リンク板242と、リンク板−補助手段アーム部接続板243と、補助手段アーム部244と、を有することができる。
リンク板242は三角形状を有しており、3つの頂点のうちの1つの頂点近傍に伸縮機構部241を、1つの頂点近傍にリンク板−補助手段アーム部接続板243を接続できる。なお、リンク板242と伸縮機構部241との接続点、及びリンク板242とリンク板−補助手段アーム部接続板243との接続点、においてはそれぞれ、リンク板242が回転可能に接続することが好ましい。リンク板242のさらに1つの頂点は任意の箇所にリンク板242が回転可能に固定できる。
リンク板−補助手段アーム部接続板243はさらに、補助手段アーム部244に接続でき、リンク板−補助手段アーム部接続板243は補助手段アーム部244の端部ではない任意の箇所に接続することが好ましい。リンク板−補助手段アーム部接続板243と、補助手段アーム部244とを接続する際、リンク板−補助手段アーム部接続板243が接続点で回転可能に接続することが好ましい。
補助手段アーム部244は一方の端部を任意の箇所に補助手段アーム部244が回転可能に固定できる。また、補助手段アーム部244の他方の端部には例えば支持部材232を押圧する押圧部材を設けておくことができる。
伸縮機構部241は伸縮可能なロッド部を有し、ロッド部の先端部を上述のようにリンク板242の1つの頂点近傍に接続することができる。伸縮機構部241は伸縮可能なロッド部を有していればよくその構成は特に限定されないが、例えばエアシリンダにより構成することができる。
ここで、補助手段1128のトグル機構について図4(A)、(B)を用いて説明する。図4(A)、(B)では、各部材の回転の中心となる点が分かり易いように補助手段1128を点と線で模式的に示している。図4(A)は図2(A)と同様に補助手段1128が蓋部1126を押圧していない状態、すなわち補助手段1128がクランプしていない状態に相当する。そして図4(B)は図2(B)と同様に補助手段1128が蓋部1126を押圧している状態、すなわち補助手段1128がクランプしている状態に相当する。
図4(A)、(B)中、三角形ABCが図2(A)、(B)のリンク板242に、線分BEがリンク板−補助手段アーム部接続板243に、線分DFが補助手段アーム部244に相当する。点Fが例えば支持部材232を押圧できる。
まず図4(A)に示したように、伸縮機構部241がロッド部241aを矢印41の方向に伸展することによりリンク板242(三角形ABC)が頂点Cを中心に矢印42の方向に、すなわち反時計回り(左回り)に回転する。この際、補助手段アーム部244(線分DF)が支点Dを中心に矢印43の方向に、すなわち反時計回り(左回り)に回転する。そして、伸縮機構部241がロッド部241aを矢印41の方向にさらに伸展することにより図4(B)の状態となる。
図4(B)ではリンク板−補助手段アーム部接続板243(線分BE)の一方の端部である点Eがリンク板242(三角形ABC)の一辺を示す線分BC上にある場合を示しているが、以下に、点Eが線分BCの右側にある場合と、点Eが線分BCの左側にある場合とに分けてトグル機構の働きについて説明する。
なお、点Eが線分BCの右側にある状態から、伸縮機構部241のロッド部241aをさらに矢印41の方向へ伸展させると、点Eは左側へと移動し、点Eは線分BCの左側に移動する。そして、点Eが線分BCの右側にある場合はトグルが効いていない状態であり、点Eが線分BCの左側にある場合はトグルが効いている状態となる。
まず、図4(B)において点Eが線分BCの右側にある状態、すなわちトグルが効いていない状態について説明する。
図4(B)において、点Eが線分BCの右側に位置した状態となった後、伸縮機構部241による矢印41方向への圧力を除去し、伸縮機構部241がリンク板242(三角形ABC)に対して力を加えていない状態としたとする。そしてこの状態で、点Fにブロック矢印44で示したように下向きの力がかかったとすると、リンク板−補助手段アーム部接続板243(線分BE)は点Bを支点として矢印45の方向(右回り)に回転し、リンク板242(三角形ABC)は点Cを中心に矢印46の方向(左回り)に回転する。このため、補助手段アーム部244(線分DF)の点F側の端部は加えられた荷重の方向、すなわちブロック矢印44の方向に下がってしまう。
次に図4(B)において、点Eが線分BCの左側にある場合、すなわちトグルが効いている状態について説明する。
図4(B)において、点Eが線分BCの左側に位置した状態となった後、伸縮機構部241による矢印41方向への圧力を除去し、伸縮機構部241がリンク板242に対して力を加えていない状態としたとする。そしてこの状態で上述の場合と同様に、点Fにブロック矢印44で示したように下向きの力がかかったとする。この場合、リンク板−補助手段アーム部接続板243(線分BE)は点Bを支点として矢印47の方向(左回り)に回転しようとする。そして、リンク板242(三角形ABC)は点Cを中心に矢印48の方向(右回り)に回転しようとする。リンク板242(三角形ABC)が矢印48の方向に回転しようとするとリンク板−補助手段アーム部接続板243(線分BE)は上方に押し上げられる。そうすると補助手段アーム部244(線分DF)は点Dを中心にブロック矢印44で示した荷重の向きとは反対側の方向に、すなわち矢印49の方向に回転しようとする。このため、トグルが効いている状態では、伸縮機構部241からの力が加わっていなくても補助手段アーム部244(線分DF)は荷重に対して抵抗し、その位置を保持することができる。
以上に説明したように補助手段1128がトグル機構を備えている場合、トグルが効いた状態とすることにより、例えば伸縮機構部241からの出力が抜けた場合であっても補助手段1128は蓋部1126を継続して支持することができる。このため、蓋部1126とマニフォールド21との間に隙間が突然生じることを防ぐことができ、蓋部1126により閉塞された熱処理炉1111内の密閉性をより確実に維持することができる。
なお、例えば図2(B)に示すように、補助手段1128により蓋部1126の下面側から押圧する場合であって、補助手段1128がトグル機構を備えている場合には、上述の理由からトグルが効いた状態まで伸縮機構部241を作動させることが好ましい。
次に、補助手段1128が蓋部1126を押圧する位置について説明する。
上述のように蓋部1126は支持部材232を有していることが好ましい。そして、蓋部1126が支持部材232を有している場合、補助手段1128は支持部材232の下面側から蓋部1126を押圧することが好ましい。なお、補助手段1128は支持部材232を支持部材232の下面側から直接押圧することもできるが、アーム部222を押圧し、アーム部222を介して支持部材232を押圧しても良い。
蓋部1126が支持部材232を有する場合に、補助手段1128が押圧する好適な位置について図5を用いて説明する。
図5は、炉口遮蔽位置に蓋部1126を配置した際のアーム部222及び支持部材232の下面側から見た図を示している。図5においては、説明に必要な部材以外は記載を省略している。また、弾性体233(233a〜233d)は支持部材232と炉口遮蔽部231との間に配置されるため、本来支持部材232の下面側から弾性体233は見えないが説明の便宜上示している。なお、弾性体233として4本の弾性体233a〜233dを配置した例を示しているが、既述のように弾性体233の数は限定されるものではなく、例えば4本より多く、または4本未満配置することもできる。
補助手段1128により支持部材232の下面側から押圧する点である補助手段押圧点1128aの位置は特に限定されるものではなく、蓋部1126のサイズ、重さや、アーム部222による支持部材232に対する押圧力等により任意に選択することができる。
ただし、支持部材232の下面側から補助手段1128により押圧する際、その押圧する力は、蓋部1126の全体に略均一にかかることが好ましい。このため、補助手段1128が支持部材232を、支持部材232の下面側から押圧する際、補助手段1128は、支持部材232と、複数の弾性体233(233a〜233d)と、の接点で囲まれた領域内を押圧することが好ましい。具体的には例えば図5のように弾性体233a〜233dを配置した場合、支持部材232と弾性体233a〜233dとの接点で囲まれた領域51内を補助手段1128により押圧することが好ましい。
なお、支持部材232と複数の弾性体233との接点は弾性体233が金属ばねの場合、略円形状となる。支持部材232と複数の弾性体233との接点が略円形状の場合、上記領域51とは、支持部材232と複数の弾性体233との接点の中心間を結ぶ線よりも外側に位置する、隣接する支持部材232と複数の弾性体233との接点間に引いた共通接線により囲まれる領域を指す。このため図5に示すように、領域51には、支持部材232と複数の弾性体233との接点の真下の領域も含まれる。
支持部材232と弾性体233(233a〜233d)との接点で囲まれた領域51内を補助手段1128により押圧することにより、補助手段1128によって支持部材232に対して局所的に加えられた力を弾性体233により分散できる。このため、炉口遮蔽部231の支持部材232と対向する面に対して、面内に略均一に力を加えることができる。
また、蓋部1126とマニフォールド21との間に隙間が生じることを特に抑制するため、補助手段押圧点1128aと、支持部材232の中心232aと、アーム部222の支持点と、の3点が形成する角度52が90度以上270度以下であることが好ましい。なお、アーム部222の支持点とは、例えば上述のように蓋部開閉機構1127のアーム部222が軸部223により支持されている場合には、軸部223の中心を指す。
これは、蓋部1126のうち下面側からアーム部222により支持されている部分、及びアーム部222により支持されている部分からの距離が短い部分については蓋部1126、特に炉口遮蔽部231とマニフォールド21との間に隙間を生じにくい。しかしながら、アーム部222は蓋部1126を片持ち支持しているため、支持部材232と炉口遮蔽部231との間に弾性体233を配置しても、蓋部1126のうちアーム部222からの距離が遠くなるとアーム部222からの押圧力が十分に伝わらない場合がある。このため、蓋部1126とマニフォールド21との間に隙間を生じやすくなる。そこで、蓋部1126とマニフォールド21との間で隙間が生じやすい部分を補助手段1128により押圧するため、上述の角度52が90度以上270度以下の範囲となるように補助手段押圧点1128aの位置を選択することが好ましい。
特に、補助手段1128により支持部材232を押圧する補助手段押圧点1128aの位置は、上述した支持部材232と複数の弾性体233との接点で囲まれた領域内であって、補助手段押圧点1128aと、支持部材232の中心232aと、アーム部222の支持点と、の3点が形成する角度52が90度以上270度以下であることがより好ましい。すなわち図5に示した構成の場合、補助手段1128は、支持部材232と、弾性体233a〜233cと、の接点で囲まれた領域内を押圧することが好ましい。
ここまで、補助手段1128を1つ設けた例を示したが、補助手段1128は1つに限定されず、複数の補助手段1128を設けることができる。複数の補助手段1128を設ける場合も、支持部材232の下面側から複数の補助手段1128が押圧する補助手段押圧点1128aの位置は特に限定されるものではない。
ただし、複数の補助手段1128のいずれかが、支持部材232と、複数の弾性体233と、の接点で囲まれた領域内を押圧することが好ましい。特に、複数の補助手段1128全てが支持部材232と、複数の弾性体233と、の接点で囲まれた領域内を押圧することがより好ましい。
または、複数の補助手段1128のうちのいずれかの補助手段押圧点1128aと、支持部材232の中心232aと、アーム部222の支持点と、の3点が形成する角度52が90度以上270度以下であることが好ましい。特に複数の補助手段1128の全てについて、補助手段押圧点1128aと、支持部材232の中心232aと、アーム部222の支持点と、の3点が形成する角度52が90度以上270度以下であることがより好ましい。
特に、複数の補助手段1128のうちのいずれかが支持部材232を押圧する補助手段押圧点1128aの位置が、支持部材232と複数の弾性体233との接点で囲まれた領域内であって、補助手段押圧点1128aと、支持部材232の中心232aと、アーム部222の支持点と、の3点が形成する角度52が90度以上270度以下であることが好ましい。さらに、複数の補助手段1128全ての支持部材232を押圧する補助手段押圧点1128aの位置が、支持部材232と複数の弾性体233との接点で囲まれた領域内であって、補助手段押圧点1128aと、支持部材232の中心232aと、アーム部222の支持点と、の3点が形成する角度52が90度以上270度以下であることがより好ましい。
上述のように本実施形態の縦型熱処理装置10においては、蓋部1126をマニフォールド21に当接させて炉口1111aを気密に閉塞することができる(フルクローズ)。また、蓋部1126をマニフォールド21に当接させず、炉口1111aを覆うように炉口1111aと間隔を開けて配置することもできる(ハーフクローズ)。補助手段1128は主に熱処理炉1111の炉口1111aを蓋部1126により塞いだ際に、蓋部1126とマニフォールド21との間に隙間が生じることを抑制することを目的として設けたものであるから、フルクローズの場合に特に効果を発揮する。しかしながら、ハーフクローズの場合であっても蓋部1126をより水平に保つために、補助手段1128により蓋部1126を支持するように構成してもよい。
また、ここでは、蓋部1126により炉口1111aを塞ぐ場合について説明したが、補助手段1128は、保持具1121を熱処理炉1111に挿入した際に炉口1111aを塞ぐ蓋体1123についても同様に下面側から押圧することもできる。
以上に説明したように本実施形態の縦型熱処理装置10は、蓋部開閉機構1127に加えて補助手段1128を有するため、熱処理炉1111の炉口1111aを蓋部1126により塞いだ際に蓋部1126とマニフォールド21との間に隙間が生じることを抑制できる。そして、熱処理炉1111の密閉性を高めることができる。
本実施形態の縦型熱処理装置10は、熱処理ユニット11以外に例えば搬送保管ユニット12、搬入搬出ユニット13を有することができる。搬送保管ユニット12、搬入搬出ユニット13の構成例について図1を用いて以下に説明する。
(搬送保管ユニット)
搬送保管ユニット12は、複数の運搬容器15を保管する第1保管部(第1キャリアステージ)121を有することができる。また、必要に応じて複数の運搬容器15を保管する第2保管部(第2キャリアステージ)122を設けることもできる。
搬送保管ユニット12は、運搬容器15内のウエハを熱処理ユニット11の保持具1121に移載する際に、運搬容器15を載置する移載部123の載置台123aを有することができる。さらに、第1保管部121、第2保管部122、移載部123の載置台123aや、例えば後述する搬入搬出ユニット13と、の間で運搬容器15を搬送する搬送機構部124を有することができる。
第1保管部121、第2保管部122は運搬容器15を載置し、保管する部材である。縦型熱処理装置10内に運搬容器15を載置する保管部を設けておくことにより、熱処理炉1111でのウエハへの処理が終わるごとに、熱処理炉1111内のウエハを迅速に交換することができ、縦型熱処理装置10のスループットを高めることができる。
第1保管部121は図1に示すように複数段の載置棚121a〜121dを有し、各載置棚には紙面と垂直な方向に例えば2個ずつ運搬容器15を配置できる。載置棚の段数は特に限定されるものではなく、縦型熱処理装置10の高さ等に応じて任意の段数とすることができる。第1保管部121は、搬送保管ユニット12の選択された一の壁面に設けることができ、例えば搬送保管ユニット12の熱処理ユニット11に対向する壁面に配置することが好ましい。
第2保管部122は図1に示したように、例えば搬送機構部124の下方に設けることができる。なお、本実施形態における下方とは、高さ方向(図1中Z軸方向)で見て下方向を意味しており、水平方向(図1中でのX軸方向や、紙面と垂直な方向)の位置は問わない。ただし、第2保管部122は、搬送機構部124側から、高さ方向(図1中Z軸方向)に沿って下方、すなわち、第2保管部122側を見た場合に、搬送機構部124と、第2保管部122の少なくとも一部と、が重なり合うように配置することが好ましい。特に第2保管部122は搬送機構部124の真下に配置することが好ましい。
第2保管部122は、第2保管部122に運搬容器15を配置した際、運搬容器15の上端部の高さが、移載部123の載置台123aの高さと同じ、または、移載部123の載置台123aの高さよりも低くなることが好ましい。ただし、搬送機構部124により運搬容器15を把持できるように、搬送機構部124の可動域を考慮に入れて第2保管部122の載置台の高さを決定することが好ましい。
第2保管部122についても第1保管部121と同様に、図1の紙面と垂直な方向に運搬容器15を例えば2個並べて配置することができる。
移載部123は、FIMSポートとも呼ばれ、運搬容器15を載置する載置台123aを有している。移載部123の載置台123aには、熱処理炉1111に多数枚のウエハを供給する保持具1121に運搬容器15内のウエハを移載する際、または、保持具1121から運搬容器15内にウエハを移載する際に、運搬容器15を載置できる。
移載部123の載置台123aは、例えば、図1に示すように、第1保管部121の下方に配置することが好ましい。移載部123の載置台123aは第1保管部121側から図1中Z軸方向(高さ方向)に沿って下方、すなわち、移載部123側を見た場合に、第1保管部121と、移載部123の少なくとも一部と、が重なり合うように配置することがより好ましい。特に移載部123の載置台123aは第1保管部121の真下に配置することがさらに好ましい。
そして、移載部123は、熱処理ユニット11内のローディングエリア112内と運搬容器15内とを連通する開口部と、開口部をローディングエリア112側から密閉できる開閉可能な扉機構123bと、を有することができる。また、図示しない運搬容器15の蓋を開閉する蓋開閉機構を有することができる。
さらに、運搬容器15を載置台123a上に配置した際に、運搬容器15の位置合わせを行う位置決め用の凸部を載置台123a上に設けておくことができる。また、運搬容器15を載置台123a上に配置した際に容器本体の前面周縁部を搬送保管ユニット12の熱処理ユニット11と対向する隔壁に当接した状態で、運搬容器15を固定できるロック手段を載置台123a上に配置しておくこともできる。
移載部123の載置台123aについても、紙面と垂直な方向に2つの運搬容器15を配置できるように構成されていることが好ましい。この場合、2つの運搬容器15に対して同時にウエハの移載を行えるように、上述した開口部や扉機構123b、蓋開閉機構等も運搬容器15の載置位置に対応して紙面と垂直な方向に2つ配置されていることが好ましい。
なお、図1では第1保管部121の下方に移載部123の載置台123aを配置した例を示しているが、移載部123の載置台123aの設置位置は係る形態に限定されるものではない。例えば第1保管部121の載置棚121a〜121dのうち載置棚121dを移載部123の載置台とし、図1で移載部123の載置台123aとして示した棚を第1保管部121の載置棚の1つとしても良い。すなわち、第1保管部121の載置棚121dと移載部123の載置台123aの位置を交換しても良い。
また、移載部123に配置できる運搬容器15の数は2つに限定されるものではなく、任意に変更することもできる。例えば移載部123に2つよりも多く運搬容器15を配置する必要がある場合には、第1保管部121の最下段の載置棚121dについても移載部123の載置台123aとすることもできる。この場合、載置棚121d部分に配置される運搬容器15に対応するように上述した開口部や扉機構123b、蓋開閉機構等も設けることができる。
また、移載部123についても保持具1121と、運搬容器15との間でのウエハを移載する状況等に応じて、一時的に運搬容器15を保管する保管部(第3保管部)として用いることもできる。
搬送機構部124は運搬容器15を搬送する機構とすることができる。
搬送機構部124は、搬送保管ユニット12と、搬送保管ユニット12の外部と、の間で運搬容器15を搬送することができる。具体的には例えば、後述する搬入搬出ユニット13から搬入された運搬容器15を第1保管部121、第2保管部122、移載部123の載置台123aへ搬送できる。また、熱処理ユニット11で処理を終えたウエハを収納した運搬容器15を搬入搬出ユニット13へ搬出できる。
さらに、搬送機構部124は搬送保管ユニット12内で、運搬容器15を搬送することもできる。具体的には、第1保管部121、第2保管部122、移載部123の載置台123a間で運搬容器15を搬送できる。
搬送機構部124は、運搬容器15を搬送できればよく、その具体的な構成については特に限定されるものではない。例えば、運搬容器15を、運搬容器15の上面側から把持して搬送する機構や、運搬容器15の下面側から支持して搬送する機構を採用できる。運搬容器15を運搬容器15の上面側から把持して搬送できる搬送機構として、例えばオートメーションフランジを好適に用いることができる。
(搬入搬出ユニット)
搬入搬出ユニット13は搬送保管ユニット12に隣接して配置することができ、ウエハを複数枚収納した運搬容器15を縦型熱処理装置10に搬入搬出するユニットとすることができる。
搬入搬出ユニット13の構成は特に限定されないが、例えば図1に示すように、下段ロードポート131と上段ロードポート132の2段のロードポートを配置することができる。各ロードポートは、運搬容器15を載置する台と、運搬容器15を搬送保管ユニット12内に搬入搬出するための開口部とを有することができる。
具体的には、下段ロードポート131は、運搬容器15を載置する第1の搬入搬出台131aと、第1の開口部131bと、を有することができる。
上段ロードポート132は、運搬容器15を載置する第2の搬入搬出台132aと、第2の開口部132bと、を有することができる。また、第1の搬入搬出台131a、第2の搬入搬出台132a共に、紙面と垂直方向に例えば2個の運搬容器15を配置するように構成できる。
第1の搬入搬出台131a、第2の搬入搬出台132aに搬入された運搬容器15は、搬送保管ユニット12の搬送機構部124により搬送保管ユニット12内の第1保管部121や第2保管部122、移載部123の載置台123a等に搬送できる。また、熱処理ユニット11で処理を終えたウエハを収納した運搬容器15は、第1の搬入搬出台131aや、第2の搬入搬出台132aに払い出すことができる。
なお、第1の搬入搬出台131aや、第2の搬入搬出台132aは、運搬容器15の搬入、搬出状況等に応じて、一時的に運搬容器15を保管する保管部(第4保管部)として用いることもできる。
なお、本実施形態の縦型熱処理装置においては、図1に示すように例えばコンピュータからなる制御部14を設けることができる。制御部14はプログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えることができる。プログラムには、制御部14から縦型熱処理装置10の各部に制御信号を送り、運搬容器15の搬送や、運搬容器15と保持具1121との間でのウエハの移載、熱処理炉1111の熱処理、蓋部1126の開閉等の各処理工程を進行させるように命令(各ステップ)を組みこむことができる。プログラムは、コンピュータ記憶媒体、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)及びメモリーカード等の記憶媒体に格納されて制御部にインストールできる。
1111 熱処理炉
1111a 炉口
1126 蓋部
1127 蓋部開閉機構
1128 補助手段
231 炉口遮蔽部
232 支持部材
233 弾性体

Claims (1)

  1. 下端部に炉口を備えた熱処理炉と、
    前記熱処理炉の前記炉口に配置され、前記炉口を塞ぐ炉口遮蔽部と、前記炉口遮蔽部を複数の弾性体を介して支持する支持部材とを有する蓋部と、
    前記蓋部を前記支持部材の下面側から片持ち支持する蓋部開閉機構と、
    トグル機構を備え、前記蓋部を前記炉口に配置した際に前記蓋部を前記支持部材の下面側から押圧する補助手段とを有し、
    前記補助手段が前記支持部材を前記支持部材の下面側から押圧する際、前記補助手段は前記支持部材と前記複数の弾性体との接点で囲まれた領域内を押圧する
    縦型熱処理装置。
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