JP6254969B2 - スパークプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、スパークプラグに関する。
スパークプラグの着火性は、スパークプラグをエンジンヘッドに取り付けた際の、気筒内における接地電極の位置によって変化する。そのため、スパークプラグの着火性を向上させるために、接地電極の位置合わせを行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−92410号公報
そこで、本発明では、接地電極の位置合わせが行われた場合に、特に着火性を向上させることのできるスパークプラグを提供することを課題とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態は、筒状の主体金具と、外周の少なくとも一部が前記主体金具によって保持され、軸線に沿った軸孔を有する絶縁体と、前記軸孔に設けられ、前記主体金具よりも前記軸線の先端側に突き出る中心電極と、前記主体金具に基端が固定され、前記中心電極の先端面である中心電極側先端面に対向する対向面を有する接地電極と、を備え、前記中心電極側先端面は、前記軸線上に位置し、前記中心電極側先端面と前記対向面とは、前記軸線に垂直な第1仮想面に投影した場合に、重複する領域を有し、前記対向面の幅方向の中心は、前記軸線からずれており、前記対向面の少なくとも一部が前記第1仮想面に対して傾斜しており、内燃機関のインテークマニホールドに連通する1以上の第1開口部と、エキゾーストマニホールドに連通する1以上の第2開口部とを有する気筒に備えられ、前記対向面の幅方向の中心が前記軸線からずれる方向は、前記気筒内において、前記第2開口部の位置の重心から前記第1開口部の位置の重心へ向かう方向に対して前記軸線を中心に±40度の範囲でずれた方向であることを特徴とするスパークプラグである。
本発明の第2の形態は、筒状の主体金具と、外周の少なくとも一部が前記主体金具によって保持され、軸線に沿った軸孔を有する絶縁体と、前記軸孔に設けられ、前記主体金具よりも前記軸線の先端側に突き出る中心電極と、前記主体金具に基端が固定され、前記中心電極の先端面である中心電極側先端面に対向する対向面を有する接地電極と、を備え、前記中心電極側先端面は、前記軸線上に位置し、前記中心電極側先端面と前記対向面とは、前記軸線に垂直な第1仮想面に投影した場合に、重複する領域を有し、前記対向面の幅方向の中心は、前記軸線からずれており、前記対向面の少なくとも一部が前記第1仮想面に対して傾斜しており、前記接地電極は、貴金属チップを備え、前記貴金属チップと前記中心電極側先端面とは、前記第1仮想面に投影したときに重複する領域を有し、前記中心電極側先端面内の位置であって前記軸線に垂直な方向において前記接地電極との距離が最も近い位置から、前記主体金具の先端面である金具側先端面とのなす角が45度になる直線を引いた場合に、前記直線が前記貴金属チップに交差することを特徴とするスパークプラグである。また、本発明は、以下の形態としても実現できる。
(1)本発明の一形態によれば、スパークプラグが提供される。このスパークプラグは、筒状の主体金具と;外周の少なくとも一部が前記主体金具によって保持され、軸線に沿った軸孔を有する絶縁体と;前記軸孔に設けられ、前記主体金具よりも前記軸線の先端側に突き出る中心電極と;前記主体金具に基端が固定され、前記中心電極の先端面である中心電極側先端面に対向する対向面を有する接地電極と;を備え、前記中心電極側先端面は、前記軸線上に位置し、前記中心電極側先端面と前記対向面とは、前記軸線に垂直な第1仮想面に投影した場合に、重複する領域を有し、前記対向面の幅方向の中心は、前記軸線からずれており、前記対向面が前記第1仮想面に対して傾斜していることを特徴とする。このような形態のスパークプラグであれば、中心電極の先端面に対向する接地電極の対向面が軸線に垂直な第1仮想面に対して傾斜しているので、その傾斜部分に沿って気筒内の気流が通過するようにスパークプラグを位置合わせしてエンジンに取り付けることにより、接地電極と中心電極との間における気流の流速を上げることができる。そのため、放電時に発生する火花を伸張させることが可能になり、スパークプラグの着火性を向上させることができる。また、本実施形態では、接地電極の対向面の中心が、軸線からずれているため、接地電極によって火炎の成長が妨げられることを抑制することができる。そのため、スパークプラグの着火性をより向上させることができる。
(2)上記形態のスパークプラグにおいて、前記接地電極の先端面である接地電極側先端面に垂直な方向から見た場合に、前記中心電極側先端面を含む第2仮想面と、前記対向面との前記軸線に沿った距離が、前記中心電極側先端面上において最短になるよう、前記対向面が傾斜してもよい。このような形態のスパークプラグであれば、軸線上で、接地電極の対向面と中心電極の先端面の距離が最短になるように対向面が傾斜しているので、接地電極の存在によって火炎の成長が妨げられることをより効果的に抑制することができる。
(3)上記形態のスパークプラグにおいて、前記接地電極は、貴金属チップを備え、前記貴金属チップと前記中心電極側先端面とは、前記第1仮想面に投影したときに重複する領域を有してもよい。このような形態のスパークプラグによれば、接地電極に貴金属チップが備えられているため、接地電極の耐久性を向上させることができる。
(4)上記形態のスパークプラグにおいて、前記貴金属チップは、前記対向面の幅方向の中心が前記軸線からずれる方向とは逆方向に、前記接地電極から突き出てもよい。このような形態のスパークプラグによれば、接地電極の側面側に火花が飛んだ場合であっても、その部分に貴金属チップが存在しているため、接地電極の耐久性を向上させることができる。
(5)上記形態のスパークプラグにおいて、前記中心電極側先端面内の位置であって前記軸線に垂直な方向において前記接地電極との距離が最も近い位置から、前記主体金具の先端面である金具側先端面とのなす角が45度になる直線を引いた場合に、前記直線が前記貴金属チップに交差してもよい。このような形態のスパークプラグによれば、接地電極の広い範囲に貴金属チップが配置されることになるため、接地電極の耐久性をより向上させることができる。
(6)上記形態のスパークプラグにおいて、前記スパークプラグは、内燃機関のインテークマニホールドに連通する1以上の第1開口部と、エキゾーストマニホールドに連通する1以上の第2開口部とを有する気筒に備えられ、前記対向面の幅方向の中心が前記軸線からずれる方向は、前記気筒内において、前記第2開口部の位置の重心から前記第1開口部の位置の重心へ向かう方向に沿った方向であってもよい。このような形態のスパークプラグであれば、気筒内に気流が流れる方向と反対の方向に接地電極がずれて配置される可能性が高くなるので、接地電極の存在によって火花の伸張や火炎の成長が妨げられることを抑制することができる。
本発明は、上述したスパークプラグとしての形態以外にも、例えば、スパークプラグの製造方法や、スパークプラグを用いた点火システム、スパークプラグを備える内燃機関など、種々の形態で実現することが可能である。
第1実施形態におけるスパークプラグの部分断面図である。 接地電極の正面の形状を示す図である。 接地電極の先端面の形状を模式的に示す図である。 接地電極の側面の形状を示す説明図である。 気筒内における気流の方向を示す図である。 第2実施形態における接地電極の正面の形状を示す図である。 第3実施形態における接地電極の正面の形状を示す図である。 第4実施形態における接地電極の正面の形状を示す図である。 第5実施形態における接地電極の正面の形状を示す図である。 第6実施形態における接地電極の正面の形状を示す図である。 第7実施形態における接地電極の正面の形状を示す図である。 第1変形例における接地電極の側面の形状を示す図である。
A.第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態におけるスパークプラグ100の部分断面図である。スパークプラグ100は、図1に示すように、軸線Oに沿った細長形状を有している。図1において、一点破線で示す軸線Oの右側は、外観正面図を示し、軸線Oの左側は、スパークプラグ100の中心軸を通る断面でスパークプラグ100を切断した断面図を示している。以下の説明では、図1の上方側を軸線方向ODにおける先端側と呼び、図1の下方側を後端側と呼ぶ。
スパークプラグ100は、絶縁体10と、中心電極20と、接地電極30と、端子金具40と、主体金具50とを備える。絶縁体10は、外周の少なくとも一部が筒状の主体金具50によって保持され、軸線方向ODに沿った軸孔12を有する。中心電極20は、軸孔12に設けられ、主体金具50よりも軸線方向ODの先端側に突き出ている。接地電極30は、主体金具50に基端が固定されており、中心電極20との間に、火花を発生させる隙間である火花ギャップを形成する。
絶縁体10は、アルミナを始めとするセラミックス材料を焼成して形成された絶縁碍子である。絶縁体10は、中心電極20および端子金具40を収容する軸孔12が中心に形成された筒状の部材である。絶縁体10の軸方向中央には外径を大きくした中央胴部19が形成されている。中央胴部19よりも端子金具40側には、端子金具40と主体金具50との間を絶縁する後端側胴部18が形成されている。中央胴部19よりも中心電極20側には、後端側胴部18よりも外径が小さい先端側胴部17が形成され、先端側胴部17の更に先には、先端側胴部17よりも小さい外径であって中心電極20側へ向かうほど外径が小さくなる脚長部13が形成されている。
主体金具50は、絶縁体10の後端側胴部18の一部から脚長部13に亘る部位を包囲して保持する円筒状の金具である。主体金具50は、例えば、低炭素鋼により形成され、全体にニッケルめっきや亜鉛めっき等のめっき処理が施されている。主体金具50は、後端側から順に、工具係合部51と、シール部54と、取付ネジ部52とを備える。工具係合部51は、スパークプラグ100をエンジンヘッドに取り付けるための工具が嵌合する。取付ネジ部52は、エンジンヘッドの取付ネジ孔に螺合するネジ山を有する。シール部54は、取付ネジ部52の根元に鍔状に形成されている。シール部54とエンジンヘッドとの間には、板体を折り曲げて形成した環状のガスケット5が嵌挿される。主体金具50の先端面(以下、金具側先端面57という)は、中空の円状であり、その中央からは、絶縁体10の脚長部13と中心電極20とが突出する。
主体金具50の工具係合部51より後端側には厚みの薄い加締部53が設けられている。また、シール部54と工具係合部51との間には、加締部53と同様に厚みの薄い圧縮変形部58が設けられている。工具係合部51から加締部53にかけての主体金具50の内周面と絶縁体10の後端側胴部18の外周面との間には、円環状のリング部材6,7が介在されており、さらに両リング部材6,7間にタルク(滑石)9の粉末が充填されている。スパークプラグ100の製造時には、加締部53を内側に折り曲げるようにして先端側に押圧することにより圧縮変形部58が圧縮変形し、この圧縮変形部58の圧縮変形により、リング部材6,7およびタルク9を介し、絶縁体10が主体金具50内で先端側に向け押圧される。この押圧により、タルク9が軸線O方向に圧縮されて主体金具50内の気密性が高められる。
主体金具50の内周においては、取付ネジ部52の位置に形成された金具内段部56に、環状の板パッキン8を介し、絶縁体10の脚長部13の基端に位置する碍子段部15が押圧されている。この板パッキン8は、主体金具50と絶縁体10との間の気密性を保持する部材であり、燃焼ガスの流出を防止する。
中心電極20は、電極母材21の内部に、電極母材21よりも熱伝導性に優れる芯材22が埋設された棒状の部材である。電極母材21は、ニッケルを主成分とするニッケル合金からなり、芯材22は、銅または銅を主成分とする合金からなる。なお、主成分とは、その物体の成分中、最も質量%が多いことを意味しており、その比率が、50質量%を超えるとは限らない。
中心電極20の後端部近傍には、外周側に張り出した形状の鍔部23が形成されている。鍔部23は、軸孔12に形成された軸孔内段部14に後端側から当接して、中心電極20を絶縁体10内で位置決めする。中心電極20の後端部は、セラミック抵抗3およびシール体4を介して端子金具40に電気的に接続される。中心電極20の先端には略円柱状の貴金属チップ24が溶接されている。貴金属チップ24は、例えば、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)あるいはこれらの合金によって形成されている。以下では、貴金属チップ24も含めて、中心電極20という場合がある。
接地電極30は、耐腐食性の高い金属から構成され、例えば、インコネル(商標名)600やインコネル601等の、ニッケルを主成分とするニッケル合金が用いられる。接地電極30の基端は、金具側先端面57に溶接されている。接地電極30は、接地電極30の先端部の一側面(図2における対向面31)が中心電極20と対向するように、中間部分が約90°屈曲されている。接地電極30は、上述したニッケル合金を母材として、その内部に、銅や銅合金を埋め込んだ2層構造としてもよく、更に、銅、銅合金の内部にニッケルまたはニッケル合金を埋め込んだ3層構造としてもよい。
図2は、接地電極30の正面の形状を示す図である。本実施形態では、図の左側から右側に気筒内の気流が流れるように、スパークプラグ100が位置合わせされてエンジンヘッドに取り付けられる。接地電極30は、金具側先端面57に基端が固定されており、中心電極20の先端面(以下、中心電極側先端面25という)に対向する対向面31を有する。この対向面31には、貴金属チップ32が設けられている。接地電極30の対向面31には、貴金属チップ32の軸線方向ODにおける後端側の面も含まれる。貴金属チップ32は、例えば、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)あるいはこれらの合金によって形成されている。以下では、貴金属チップ32も含めて、接地電極30という場合がある。中心電極側先端面25は、軸線O上に位置している。中心電極側先端面25と、接地電極30の対向面31とは、それぞれを軸線Oに垂直な第1仮想面VS1に投影したときに、重複する領域AR1を有している。また、中心電極側先端面25と、接地電極30に設けられた貴金属チップ32とも、それぞれを第1仮想面VS1に投影したときに、重複する領域AR2を有している。本実施形態では、中心電極側先端面25の第1仮想面VS1に対する投影面積は、対向面31の投影面積よりも小さく、また、貴金属チップ32の投影面積よりも小さい。更に、中心電極側先端面25の投影領域は、対向面31の投影領域にも含まれ、また、貴金属チップ32の投影領域にも含まれる。従って、領域AR1および領域AR2は、いずれも中心電極側先端面25の投影領域となり、それらの位置および大きさは同じである。
接地電極30の対向面31の幅方向WDの中心Cは、軸線Oから気流の上流側に向けてずれている。幅方向WDは、軸線Oに垂直な方向である。一方で、貴金属チップ32は、気流の下流側、つまり、接地電極30の中心Cが軸線Oからずれる方向とは逆側に向けて突き出すように、接地電極30に設けられている。接地電極30の対向面31の少なくとも一部は、第1仮想面VS1や金具側先端面57に対して傾斜している。より詳しくは、接地電極30の先端面(以下、接地電極側先端面33という)に垂直な方向からスパークプラグ100を見た場合に、中心電極側先端面25を含む第2仮想面VS2と、接地電極30の対向面31との軸線方向ODに沿った距離D1が、中心電極側先端面25上において最短になるよう、接地電極30の対向面31の少なくとも一部は傾斜している。
図3は、接地電極側先端面33の形状を模式的に示す図である。本実施形態では、接地電極30の対向面31の反対側の第1側面34は、軸線Oに垂直である。また、第1側面34から、軸線方向ODの後端側に延びる第2側面35と第3側面36とは、軸線Oに略平行である。第2側面35は、気流方向において上流側の面であり、第3側面36は下流側の面である。第2側面35の軸線Oに沿った厚みT1は、第3側面36の軸線Oに沿った厚みT2よりも小さい。また、第1側面34の軸線Oに垂直な方向における幅W1は、第2側面35の厚みT1および第3側面36の厚みT2よりも大きい。接地電極側先端面33は、その幅方向WDの中心線Cで分割したときに、面積の小さい領域A1と、面積の大きい領域A2とに分割される。本実施形態では、これらの領域のうち、面積の小さい領域A1が、気流の上流側に配置され、面積の大きい部分が、気流の下流側に配置される。
図4は、接地電極30の側面の形状を示す説明図である。図4は、図2に示したスパークプラグ100を図2の右側(気流方向の下流側)から見た図である。本実施形態では、接地電極30の先端部は、軸線Oと垂直な方向において、中心電極先端面25内の位置であって軸線Oに垂直な方向において接地電極30との距離が最も遠い位置まで延びている。また、本実施形態では、貴金属チップ32は、長手方向に延びる略直方体状の形状を有しており、接地電極30の最も先端側(図4の左側)に配置されている。更に、貴金属チップ32は、中心電極側先端面25内の位置であって軸線Oに垂直な方向において接地電極30との距離が最も近い位置P1から、金具側先端面57とのなす角が45度になる直線Xを引いた場合に、その直線Xが貴金属チップ32に交差する位置に配置されている。貴金属チップ32の長手方向における長さDは、直線Xが貴金属チップ32に交差する交点P2から、接地電極側先端面33までの距離Eよりも長い。交点P2を求めるための直線Xの角度を45度とした理由は、中心電極側先端面25の端部から火花が飛ぶ場合、図4に示すように、斜め45度の方向が、最も電界強度が強く、火花が飛びやすい経路だからである。そのため、接地電極側先端面33から上記交点P2まで貴金属チップ32が配置されていれば、電極の消耗を効果的に抑制することができる。
図5は、エンジンの気筒70内における気流の方向を示す図である。図5には、ピストン側から見た気筒70内の様子を概略的に示している。気筒70内の天面75の略中央部には、スパークプラグ100が配置されている。スパークプラグ100の周囲には、インテークマニホールド71に連通する2つの第1開口部61,62と、エキゾーストマニホールド72に連通する2つの第2開口部63,64とが備えられている。第1開口部61,62には、吸気バルブが配置され、第2開口部63,64には、排気バルブが配置される。本実施形態では、気筒70内の気流は、第1開口部61,62のそれぞれの中心位置P11,P12の重心P13から、第2開口部63,64のそれぞれの中心位置P21,P22の重心P23へ向かう方向に沿って流れるものとして仮定している。より詳しくは、気筒70内の気流は、スパークプラグ100の軸線Oに垂直な投影面に第1開口部61,62と第2開口部63,64とを投影したときに、その投影面における第1開口部61,62のそれぞれの中心位置P11,P12の重心P13から、その投影面における第2開口部63,64のそれぞれの中心位置P21,P22の重心P23へ向かう方向に沿って流れるものとして仮定している。そのため、図2において、接地電極30の対向面31の幅方向WDの中心Cが軸線Oからずれる方向は、図5において、気流方向と反対の方向、すなわち、第2開口部63,64のそれぞれの位置P21,P22の重心P23から、第1開口部61,62のそれぞれの位置P11,P12の重心P13へ向かう方向である。なお、図5には、第1開口部と第2開口部とがそれぞれ2つ配置された例を示しているが、これらの数は、エンジンによって異なり、任意である。
以上で説明した本実施形態のスパークプラグ100によれば、中心電極側先端面25に対向する接地電極30の対向面31が傾斜しているので、その傾斜部分に沿って気筒70内の気流が通過するようにスパークプラグ100をエンジンヘッドに取り付けることにより、火花ギャップ間における気流の流速を上げることができる。そのため、放電時に発生する火花を気流が流れる方向に沿って伸張させることが可能になり、スパークプラグ100の着火性を向上させることができる。また、本実施形態では、接地電極30の対向面31の中心Cが、軸線Oからずれているため、接地電極30によって火炎の成長が妨げられることを抑制することができる。そのため、スパークプラグ100の着火性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、軸線O上で、接地電極30の対向面31と中心電極側先端面25との距離D1が最短になるように、対向面31が傾斜しているので、接地電極30の存在によって火炎の成長が妨げられることを効果的に抑制することができる。
更に、本実施形態では、貴金属チップ32が、気流の下流側の方向に突き出すように、接地電極30に設けられている。そのため、気流に乗って火花が接地電極30の側面側に飛んだ場合であっても、その部分に貴金属チップ32が存在していることになるので、接地電極30の耐久性を向上させることができる。
また、火花を伸張させるために点火システムに含まれる点火コイルから大きなエネルギーが印加された場合には、火花の飛ぶ範囲が広範囲に亘る可能性が高くなる。しかし、本実施形態では、図4に示したように、広範囲に貴金属チップ32が設けられているので、広範囲に亘って飛ぶ火花によって接地電極30が消耗することを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、気筒70内に気流が流れる方向と反対の方向に接地電極30がずれて配置されるので、接地電極30の存在によって火炎の成長が妨げられることを抑制することができる。
B.他の実施形態:
図6は、第2実施形態における接地電極30aの正面の形状を示す図である。第2実施形態では、接地電極側先端面33の形状が、第1実施形態と異なり、他の部分は第1実施形態と同じである。具体的には、第2実施形態では、対向面31aは第1実施形態と同様に傾斜しているものの、第1側面34と対向面31aの間に第2側面35が存在せず、第1側面34と対向面31aとによって鋭角な角部37が形成されている。このような接地電極30aであっても、接地電極側先端面33に垂直な方向からスパークプラグ100aを見た場合に、中心電極側先端面25を含む第2仮想面VS2と、接地電極30の対向面31との軸線方向ODに沿った距離D1が、中心電極側先端面25上において最短になるように対向面31aが傾斜している。そのため、第1実施形態と同様に、火花ギャップ間の流速を速くすることができ、スパークプラグ100aの着火性を向上させることができる。
図7は、第3実施形態における接地電極30bの正面の形状を示す図である。第3実施形態では、接地電極30bの対向面31bの形状が、第1実施形態と異なり、他の部分は第1実施形態と同じである。具体的には、第1実施形態では、対向面31bが接地電極側先端面33において直線状であったのに対して、第3実施形態では、図7において右上方向(気流の下流方向かつ軸線方向ODにおける先端側の方向)に向かって凸になる曲線状となっている。このような接地電極30bであっても、接地電極側先端面33に垂直な方向からスパークプラグ100bを見た場合に、中心電極側先端面25を含む第2仮想面VS2と、接地電極30の対向面31bとの軸線方向ODに沿った距離D1が、中心電極側先端面25上において最短になるように対向面31bが傾斜している。そのため、第1実施形態と同様に、火花ギャップ間の流速を速くすることができ、スパークプラグ100bの着火性を向上させることができる。
図8は、第4実施形態における接地電極30cの正面の形状を示す図である。第4実施形態では、接地電極30cの対向面31cの形状が、第1実施形態と異なり、他の部分は第1実施形態と同じである。具体的には、第4実施形態では、対向面31cの形状が、第3実施形態とは逆の方向(気流の上流方向かつ軸線方向ODにおける後端側の方向)に凸になる曲線状となっている。このような接地電極30cであっても、接地電極側先端面33に垂直な方向からスパークプラグ100cを見た場合に、中心電極側先端面25を含む第2仮想面VS2と、接地電極30cの対向面31cとの軸線方向ODに沿った距離D1が、中心電極側先端面25上において最短になるように対向面31cが傾斜している。そのため、第1実施形態と同様に、火花ギャップ間の流速を速くすることができ、スパークプラグ100cの着火性を向上させることができる。
図9は、第5実施形態における接地電極30dの正面の形状を示す図である。第5実施形態では、接地電極30dの対向面31dと第1側面34dの形状が、第1実施形態と異なり、他の部分は第1実施形態と同じである。具体的には、第5実施形態では、対向面31dは、図8に示した第4実施形態と同様の形状である。一方、第1側面34dは、図9の左上方向(気流の上流方向かつ軸線方向ODにおける先端側の方向)に向かって凸になるように、曲線状になっている。このような接地電極30dであっても、接地電極側先端面33に垂直な方向からスパークプラグ100dを見た場合に、中心電極側先端面25を含む第2仮想面VS2と、接地電極30dの対向面31dとの軸線方向ODに沿った距離D1が、中心電極側先端面25上において最短になるように対向面31dが傾斜している。そのため、第1実施形態と同様に、火花ギャップ間の流速を速くすることができ、スパークプラグ100dの着火性を向上させることができる。
図10は、第6実施形態における接地電極30eの正面の形状を示す図である。第6実施形態では、接地電極30eの第3側面36eの形状が、第1実施形態と異なり、他の部分は第1実施形態と同じである。具体的には、第6実施形態では、第3側面36eの軸線方向ODの先端側が、後端側に比べて、気流の上流側に位置するように傾斜している。このような接地電極30eであっても、接地電極側先端面33に垂直な方向からスパークプラグ100eを見た場合に、中心電極側先端面25を含む第2仮想面VS2と、接地電極30eの対向面31eとの軸線方向ODに沿った距離D1が、中心電極側先端面25上において最短になるように対向面31eが傾斜している。そのため、第1実施形態と同様に、火花ギャップ間の流速を速くすることができ、スパークプラグ100eの着火性を向上させることができる。
図11は、第7実施形態における接地電極30fの正面の形状を示す図である。第7実施形態では、貴金属チップ32fの形状が、第1実施形態と異なり、他の部分は第1実施形態と同じである。具体的には、第7実施形態では、貴金属チップ32fが、第1実施形態よりも大きく、接地電極30fの第3側面36f全体を覆う大きさとなっている。このような接地電極30fであっても、接地電極側先端面33に垂直な方向からスパークプラグ100fを見た場合に、中心電極側先端面25を含む第2仮想面VS2と、接地電極30fの対向面31fとの軸線方向ODに沿った距離D1が、中心電極側先端面25上において最短になるように対向面31fが傾斜している。そのため、第1実施形態と同様に、火花ギャップ間の流速を速くすることができ、スパークプラグ100fの着火性を向上させることができる。また、本実施形態では、貴金属チップ32fの大きさが大きいため、接地電極30fの耐久性を更に高めることができる。特に、本実施形態では、貴金属チップ32fが、接地電極30fの先端部において第3側面36fの全体を覆っているため、接地電極30fの第3側面36f側に火花が飛んだ場合であっても、その部分に広範囲に貴金属チップ32fが存在していることになり、接地電極30fの耐久性をより一層向上させることができる。
C.変形例:
<第1変形例>
図12は、第1変形例における接地電極30gの側面の形状を示す図である。この変形例においても、図4に示したように、貴金属チップ32は、中心電極側先端面25内の位置であって軸線Oに垂直な方向において接地電極30との距離が最も近い位置P1から、金具側先端面57とのなす角が45度になる直線Xを引いた場合に、その直線Xが貴金属チップ32に交差する位置に配置されている。本変形例では、接地電極30gの先端部の構造が、図4に示した構造と異なる。具体的には、本変形例では、接地電極30gの先端が、貴金属チップ32よりも先端側に延びている。このように、接地電極30gの形状は、上述した種々の実施形態の形状に限られない。
<第2変形例>
上記実施形態では、接地電極30に貴金属チップ32が、中心電極20に貴金属チップ24が、それぞれ設けられているが、これらの貴金属チップ24,32のいずれか一方または両方を省略してもよい。
<第3変形例>
上記実施形態では、接地電極側先端面33に垂直な方向からスパークプラグ100を見た場合に、中心電極側先端面25を含む第2仮想面VS2と、接地電極30の対向面31との軸線方向ODに沿った距離D1が、中心電極側先端面25上において最短になるように対向面31を傾斜させている。これに対して、対向面31は、中心電極側先端面25上ではない位置において、距離D1が最短になるように傾斜させてもよい。
<第4変形例>
上記実施形態では、接地電極30の貴金属チップ32と中心電極側先端面25とは、第1仮想面VS1に投影したときに重複する領域を有している。重複とは、全部が重複すること、および、一部が重複することを含む。つまり、接地電極30の貴金属チップ32と中心電極側先端面25とは、第1仮想面VS1に投影したときに少なくとも一部の領域が重複していればよい。また、中心電極側先端面25は、第1仮想面VS1に投影したときに、接地電極30の対向面31と、少なくとも一部の領域が重複していればよく、接地電極30の貴金属チップ32と中心電極側先端面25とが、第1仮想面VS1に投影したときに重複する領域を有しない構成とすることも可能である。
<第5変形例>
上記実施形態では、接地電極30の貴金属チップ32は、対向面31の幅方向WDの中心Cが軸線Oからずれる方向とは逆方向に、接地電極30から突き出ているが、貴金属チップ32は、対向面31の幅方向WDの中心Cが軸線Oからずれる方向とは逆方向に突き出ていなくてもよい。
<第6変形例>
上記実施形態では、中心電極側先端面25内の位置であって軸線Oに垂直な方向において接地電極30との距離が最も近い位置P1から、金具側先端面57とのなす角が45度になる直線Xを引いた場合に、直線Xが交点P2において貴金属チップ32に交差している。しかし、直線Xは、貴金属チップ32に交差しなくてもよい。
<第7変形例>
上記実施形態では、対向面31の幅方向WDの中心Cが軸線Oからずれる方向は、気筒70内において、第2開口部63,64の位置の重心P23から第1開口部61,62の位置の重心P13へ向かう方向に沿った方向である。この方向は、正確に、重心P23から重心P13へ向かう方向に沿っていなくても構わない。例えば、気流の流速を速めることができるのであれば、重心P23から重心P13へ向かう方向に対して軸線Oを中心に、±40度程度の範囲でずれた方向であってもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態や変形例の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
3…セラミック抵抗
4…シール体
5…ガスケット
6,7…リング部材
8…板パッキン
9…タルク
10…絶縁体
12…軸孔
13…脚長部
14…軸孔内段部
15…碍子段部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…中央胴部
20…中心電極
21…電極母材
22…芯材
23…鍔部
24…貴金属チップ
25…中心電極側先端面
30…接地電極
31…対向面
32…貴金属チップ
33…接地電極側先端面
34…第1側面
35…第2側面
36…第3側面
37…角部
40…端子金具
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ネジ部
53…加締部
54…シール部
56…金具内段部
57…金具側先端面
58…圧縮変形部
61,62…第1開口部
63,64…第2開口部
70…気筒
71…インテークマニホールド
72…エキゾーストマニホールド
75…天面
100…スパークプラグ
VS1…第1仮想面
VS2…第2仮想面

Claims (7)

  1. 筒状の主体金具と、
    外周の少なくとも一部が前記主体金具によって保持され、軸線に沿った軸孔を有する絶縁体と、
    前記軸孔に設けられ、前記主体金具よりも前記軸線の先端側に突き出る中心電極と、
    前記主体金具に基端が固定され、前記中心電極の先端面である中心電極側先端面に対向する対向面を有する接地電極と、を備え、
    前記中心電極側先端面は、前記軸線上に位置し、
    前記中心電極側先端面と前記対向面とは、前記軸線に垂直な第1仮想面に投影した場合に、重複する領域を有し、
    前記対向面の幅方向の中心は、前記軸線からずれており、
    前記対向面の少なくとも一部が前記第1仮想面に対して傾斜しており、
    内燃機関のインテークマニホールドに連通する1以上の第1開口部と、エキゾーストマニホールドに連通する1以上の第2開口部とを有する気筒に備えられ、
    前記対向面の幅方向の中心が前記軸線からずれる方向は、前記気筒内において、前記第2開口部の位置の重心から前記第1開口部の位置の重心へ向かう方向に対して前記軸線を中心に±40度の範囲でずれた方向であることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグであって、
    前記接地電極の先端面である接地電極側先端面に垂直な方向から見た場合に、前記中心電極側先端面を含む第2仮想面と、前記対向面との前記軸線に沿った距離が、前記中心電極側先端面上において最短になるよう、前記対向面が傾斜していることを特徴とするスパークプラグ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスパークプラグであって、
    前記接地電極は、貴金属チップを備え、
    前記貴金属チップと前記中心電極側先端面とは、前記第1仮想面に投影したときに重複する領域を有することを特徴とするスパークプラグ。
  4. 請求項3に記載のスパークプラグであって、
    前記貴金属チップは、前記対向面の幅方向の中心が前記軸線からずれる方向とは逆方向に、前記接地電極から突き出ていることを特徴とするスパークプラグ。
  5. 請求項3または請求項4に記載のスパークプラグであって、
    前記中心電極側先端面内の位置であって前記軸線に垂直な方向において前記接地電極との距離が最も近い位置から、前記主体金具の先端面である金具側先端面とのなす角が45度になる直線を引いた場合に、前記直線が前記貴金属チップに交差することを特徴とするスパークプラグ。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
    前記対向面の幅方向の中心が前記軸線からずれる方向は、前記気筒内において、前記第2開口部の位置の重心から前記第1開口部の位置の重心へ向かう方向に沿った方向であることを特徴とするスパークプラグ。
  7. 筒状の主体金具と、
    外周の少なくとも一部が前記主体金具によって保持され、軸線に沿った軸孔を有する絶縁体と、
    前記軸孔に設けられ、前記主体金具よりも前記軸線の先端側に突き出る中心電極と、
    前記主体金具に基端が固定され、前記中心電極の先端面である中心電極側先端面に対向する対向面を有する接地電極と、を備え、
    前記中心電極側先端面は、前記軸線上に位置し、
    前記中心電極側先端面と前記対向面とは、前記軸線に垂直な第1仮想面に投影した場合に、重複する領域を有し、
    前記対向面の幅方向の中心は、前記軸線からずれており、
    前記対向面の少なくとも一部が前記第1仮想面に対して傾斜しており、
    前記接地電極は、貴金属チップを備え、
    前記貴金属チップと前記中心電極側先端面とは、前記第1仮想面に投影したときに重複する領域を有し、
    前記中心電極側先端面内の位置であって前記軸線に垂直な方向において前記接地電極との距離が最も近い位置から、前記主体金具の先端面である金具側先端面とのなす角が45度になる直線を引いた場合に、前記直線が前記貴金属チップに交差することを特徴とするスパークプラグ。
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