JP6253532B2 - 歩行型作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、ミッションケースと、ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、が備えられている歩行型作業機に関する。
例えば、下記の特許文献1に、従来の歩行型作業機が記載されている。特許文献1に記載の歩行型作業機には、ミッションケースと、ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置(特許文献1では「作業機」)と、ロータリ作業装置を支持するロータリケース(特許文献1では「ロータリケース」)と、が備えられている。
ロータリケースは、ミッションケースと機体横方向に重なり合う状態で、機体横向きの横軸心方向へ螺進する締結具によってミッションケースに締結固定されている。
特開平10−295107号公報(図1)
しかし、従来の技術では、ミッションケースに対するロータリケースの固定は、機体横向きの横軸心方向へ螺進する締結具のみを用いて行われている。このため、ロータリ作業装置を駆動する際の振動等により、締結具に対して横軸心の周方向向きの力が作用すると、締結具に緩みが生じ易く、ミッションケースとロータリケースとの間にガタつきが発生し易くなっていた。
上記実情に鑑み、ミッションケースとロータリケースとの固定を好適に行うことができる歩行型作業機の提供が望まれていた。
本発明は、ミッションケースと、前記ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、前記ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、機体横向きの横軸心方向への螺進により、前記ミッションケースに対して前記ロータリケースを機体横方向に重ね合わせて締結する締結具と、前記ロータリケースに固着され、前記ロータリケースから後方に向けて延出されるロータリフレームと、前記横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとを連結する連結部材と、が備えられ、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとが、前記ロータリケースを介して連結され、前記横軸心周りの回転方向において、前記連結部材は、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとの間に位置する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとに連結されているものである。
本発明によると、ミッションケースとロータリケースとが、機体横向きの横軸心方向への螺進する締結具によって締結され、且つ、ロータリケースに固着されたロータリフレームとミッションケースとが、機体横向きの横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で連結部材によって連結されている。つまり、連結部材の抵抗力により、締結具に対して作用する横軸心の周方向向きの力を抑えることが可能になり、締結具に緩みが生じにくい構造とすることができる。しかも、ミッションケースとロータリケースとロータリフレームとのそれぞれが互いに連結固定されているので、全体の構造強度を向上できる。よって、ミッションケースとロータリケースとの間にガタつきが生じにくい構造とすることができる。
したがって、本発明によれば、ミッションケースとロータリケースとの固定を好適に行うことができる。
本発明は、ミッションケースと、前記ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、前記ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、機体横向きの横軸心方向への螺進により、前記ミッションケースに対して前記ロータリケースを機体横方向に重ね合わせて締結する締結具と、前記ロータリケースに固着され、前記ロータリケースから後方に向けて延出されるロータリフレームと、前記横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとを連結する連結部材と、が備えられ、前記横軸心方向と直交する方向への螺進により、前記連結部材を前記ミッションケースに連結する第一連結具が備えられているものである。
上記構成によれば、ミッションケースと連結部材とが、締結具が螺進する横軸心方向と直交する方向に螺進する第一連結具により連結されている。これにより、締結具の回転が第一連結具によって防止されると共に、第一連結具の回転が締結具によって防止される。
よって、全体として強固な連結構造にできる。また、ミッションケースに対する連結部材の着脱を第一連結具により容易に行うことができる。
本発明は、ミッションケースと、前記ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、前記ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、機体横向きの横軸心方向への螺進により、前記ミッションケースに対して前記ロータリケースを機体横方向に重ね合わせて締結する締結具と、前記ロータリケースに固着され、前記ロータリケースから後方に向けて延出されるロータリフレームと、前記横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとを連結する連結部材と、が備えられ、前記横軸心方向と直交する方向への螺進により、前記連結部材を前記ロータリフレームに連結する第二連結具が備えられているものである。
上記構成によれば、ロータリフレームと連結部材とが、締結具が螺進する横軸心方向と直交する方向に螺進する第二連結具により連結されている。これにより、締結具の回転が第二連結具によって防止されると共に、第二連結具の回転が締結具によって防止される。
よって、全体として強固な連結構造にできる。また、ロータリフレームに対する連結部材の着脱を第二連結具により容易に行うことができる。
本発明において、前記連結部材が、前記ロータリフレームの上側に位置していると好適である。
上記構成によれば、ロータリフレームの上側には、ロータリフレームの下側に比べて広い作業スペースを確保することが可能なので、ロータリフレームの上側に連結部材を位置させることで、ロータリフレームに対する連結部材の取り付け作業を行い易くできる。
本発明は、ミッションケースと、前記ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、前記ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、機体横向きの横軸心方向への螺進により、前記ミッションケースに対して前記ロータリケースを機体横方向に重ね合わせて締結する締結具と、前記ロータリケースに固着され、前記ロータリケースから後方に向けて延出されるロータリフレームと、前記横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとを連結する連結部材と、が備えられ、前記ロータリフレームに前後軸心周りに揺動可能に支持されるロータリカバーと、前記ロータリカバーの揺動角度を調節可能な調節機構と、が備えられ、前記調節機構が、前記連結部材に支持されているものである。
上記構成によれば、連結部材を、ロータリカバーの揺動角度を調節可能な調節機構の支持部材としても用いるので、部品の兼用化を図ることができると共に、調節機構の支持強度を向上できる。
歩行型管理機の右側面図である。 歩行型管理機の平面図である。 連結部材の周辺を拡大して示す右側面図である。 ロータリカバーの周辺を示す正面図である。 別実施形態におけるスタンドが収納姿勢と接地姿勢との間で姿勢変更する様子を説明する右側面視の説明図である。 別実施形態におけるスタンドが接地姿勢と支持姿勢との間で姿勢変更する様子を説明する右側面視の説明図である。
以下、本発明の一例である実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1、図2に示されるように、歩行型管理機(「歩行型作業機」の一例)の機体本体10には、原動機としてのエンジン11と、ミッションケース12と、伝動ケース13と、走行装置15と、ロータリケース16と、ロータリ作業装置17と、ロータリフレーム18と、ロータリカバー19と、操縦ハンドル20と、が備えられている。
図1に示されるように、エンジン11は、機体本体10の機体フレーム21上に支持されている。エンジン11の上部には、タンクカバー22に覆われた燃料タンク23が支持されている。エンジン11の駆動力は、図1、図2に示されるベルトテンション機構24を介して、ミッションケース12へ伝達される。
図1、図2に示されるように、ミッションケース12は、エンジン11の機体後方に位置している。ミッションケース12の下部の横側面には、伝動ケース13及びロータリフレーム18が連結固定されている。エンジン11からベルトテンション機構24を介してミッションケース12へ伝達された駆動力は、変速されて、走行用駆動力と、作業用駆動力とに、それぞれ分岐される。走行用駆動力は、伝動ケース13内を通って走行装置15へ伝達される。作業用駆動力は、ロータリケース16内を通ってロータリ作業装置17へ伝達される。
図1に示されるように、伝動ケース13は、ミッションケース12の横側面側に位置している。伝動ケース13の上部には、機体横向きの面を有するフランジ部13Aが形成されている。このフランジ部13Aは、複数の螺進具14により、ミッションケース12の下部の横側面に締結固定されている。伝動ケース13は、機体後方から機体前方に向かうにつれて下方に位置する斜め前下がりの姿勢となるように、ミッションケース12に連結されている。伝動ケース13の下部には、走行装置15が支持されている。
各螺進具14は、機体横外側からの機体横向きの第一横軸心X1方向への螺進により、ミッションケース12の横側面に対して、伝動ケース13の上部に形成されたフランジ部13Aを、機体横方向に重ね合せて締結するように構成されている。これら螺進具14は、例えばボルトで構成されている。また、螺進具14は、例えば4つ備えられている。
走行装置15は、例えば、一輪式の車輪で構成されている。走行装置15は、伝動ケース13を介して、ミッションケース12に支持されている。走行装置15は、エンジン11及びミッションケース12の下方側に位置している。また、走行装置15は、ロータリ作業装置17及びロータリカバー19の前方側に位置している。
図1、図2に示されるように、操縦ハンドル20は、ミッションケース12の上側箇所から機体後方に延びる左右一対のハンドル杆26と、ハンドル杆26の後端部に形成される握り部27と、が備えられている。
〔ロータリケースについて〕
図1、図3に示されるように、ロータリケース16は、伝動ケース13の機体後方に位置している。ロータリケース16は、ミッションケース12の横側面側に位置している。
ロータリケース16の上部には、機体横向きの面を有するフランジ部16Aが形成されている。このフランジ部16Aは、複数の締結具29により、ミッションケース12の下部の横側面に締結固定されている。ロータリケース16は、機体前方から機体後方に向かうにつれて下方に位置する斜め後ろ下がりの姿勢となるように、ミッションケース12に連結されている。ロータリケース16の下部には、ロータリ作業装置17が支持されている。
〔締結具について〕
図1、図3、図4に示されるように、各締結具29は、機体横外側からの機体横向きの第二横軸心X2(「横軸心」に相当)方向への螺進により、ミッションケース12の横側面に対して、ロータリケース16の上部に形成されたフランジ部16Aを、機体横方向に重ね合せて締結するように構成されている。これら締結具29は、例えばボルトで構成されている。また、締結具29は、例えば4つ備えられている。第二横軸心X2は、第一横軸心X1と平行とされている。なお、図4では、ミッションケース12の図示を省略している。
〔ロータリ作業装置について〕
図1に示されるように、ロータリ作業装置17は、ミッションケース12の下方に位置している。ロータリ作業装置17は、ロータリケース16の下端部に支持されている。言い換えれば、ロータリ作業装置17は、ロータリケース16を介して、ミッションケース12に支持されている。ロータリ作業装置17には、機体横向きの爪軸心X3周りに回転駆動される複数の耕耘爪25が備えられている。図1、図4から理解されるように、耕耘爪25は、爪軸心X3の方向に並べて左右2組で配置されている。
〔ロータリフレームについて〕
図1、図3、図4に示されるように、ロータリフレーム18は、ロータリケース16に固着され、ロータリケース16から機体後方に向けて延出されている。ロータリフレーム18は、機体前後方向に沿った形状とされている。ロータリフレーム18の前部は、ロータリケース16の横側面及び後部に亘って、溶接等により固着されている。ロータリフレーム18の機体前後方向の中途部には、開閉揺動可能な左右一対のロータリカバー19が支持されている。図1、図2、図4に示されるように、ロータリフレーム18の後部には、耕耘爪25による耕耘深さを調節する抵抗棒30が支持されている。
〔ロータリカバーについて〕
図2、図4に示されるように、ロータリカバー19は、左右一対で備えられている。左右のロータリカバー19は、ロータリフレーム18を中心にして、機体横方向に振り分け配置されている。左右のロータリカバー19は、左右2組の耕耘爪25の上側の空間をそれぞれ覆っている。左右のロータリカバー19は、それぞれ、ヒンジ31によりロータリフレーム18に連結され、機体前後方向を向く前後軸心周りに揺動可能にロータリフレーム18に支持されている。
〔連結部材について〕
図1〜図4に示されるように、機体本体10の後部側には、ミッションケース12とロータリフレーム18とを連結する連結部材32が備えられている。連結部材32は、ロータリフレーム18の上側で、ミッションケース12の後側に位置している。図1、図3に示されるように、連結部材32は、側面視でU字状に屈曲された板金部材で構成されている。図3に示されるように、連結部材32には、斜め前上がりで縦向きの前部34と、前部34の下端から後方へ延出される機体前後方向に沿った中途部35と、中途部35の後端から上方へ延出される縦向きの後部36と、が備えられている。
〔第一連結具について〕
図3に示されるように、連結部材32の前部34をミッションケース12の後部に形成された取付部38に連結する2つの第一連結具40が備えられている。取付部38は、第一連結具40を締結可能なように、ミッションケース12の他の箇所と比べて、肉厚が厚く形成されている。2つの第一連結具40は、機体前後方向に並ぶように配置されている。第一連結具40は、第二横軸心X2の方向と直交する方向への螺進により、ミッションケース12の後面に連結部材32を連結するように構成されている。具体的には、第一連結具40の第一螺進軸心W1は、機体前後方向に沿った向きとされている。第一連結具40は、例えば、ボルトで構成されている。また、例えば、第一連結具40は、例えば、1つ備えられている。
〔第二連結具について〕
図3に示されるように、連結部材32をミッションケース12に連結する第二連結具41が備えられている。第二連結具41は、機体前後方向に並べて配置されている。連結部材32の前部34の前面は、ミッションケース12の後部側に一体的に形成された取付部38の後面に接した状態で、第二連結具41によって連結されている。第二連結具41は、第二横軸心X2方向と直交する方向への螺進により、連結部材32をロータリフレーム18の上面に連結するように構成されている。具体的には、第二連結具41の第二螺進軸心W2は、上下方向に沿った向きとされている。また、第二連結具41の第二螺進軸心W2は、第一連結具40の第一螺進軸心W1とは異なる向きとなっている。第二連結具41は、例えば、ボルトで構成されている。また、第二連結具41は、例えば、2つ備えられている。
このように、連結部材32の前部34がミッションケース12の後部側に一体的に形成された取付部38に第一連結具40によって取り付けられると共に、連結部材32の中途部35がロータリフレーム18の上面側に第二連結具41によって取り付けられている。
すなわち、連結部材32は、第二横軸心X2の周方向での抵抗力を有する状態で、ミッションケース12とロータリフレーム18とを連結している。言い換えれば、連結部材32は、ロータリケース16に固着されたロータリフレーム18と、ミッションケース12とを、互いに相対回転しないように連結している。
これにより、各締結具29に対して第二横軸心X2周りの回転力が作用することを抑制可能となり、各締結具29に緩みが生じることを防止できる。
〔調節機構について〕
図1〜図4に示されるように、ロータリカバー19の上側には、調節機構43が備えられている。調節機構43は、ロータリフレーム18及びロータリカバー19に支持されている。調節機構43は、左右のロータリカバー19の揺動角度をそれぞれ独立して調節可能とされている。図3、図4に示されるように、調節機構43は、連結部材32の後部36に支持されている。調節機構43には、左右の調節板44と、ノブボルト45と、が備えられている。調節板44には、複数の係合部46が形成されている。調節板44は、その一端がロータリカバー19の上面に揺動自在に支持されている。
図4から理解されるように、所望の係合部46にノブボルト45を係止した状態で、ノブボルト45によって、左右の調節板44を共締めする。これにより、左右のロータリカバー19の揺動角度がそれぞれ固定される。左右のロータリカバー19の揺動角度を変更することにより、ロータリ作業装置17により飛散される土等の塵埃の飛散範囲を調節できる。
〔スタンドについて〕
図1に示されるように、機体フレーム21の前端部には、二股状のスタンド50が横向きの揺動軸心P周りに揺動自在に支持されている。スタンド50と機体フレーム21の間には、ばね部材51が介装されている。スタンド50は、ばね部材51の付勢力により、収納姿勢側に付勢されている。スタンド50は、接地した起立状態となって機体フレーム21を支持する支持姿勢(図1において二点鎖線で示されているスタンド50の姿勢)と、接地しない収納姿勢(図1において実線で示されているスタンド50の姿勢)との間で、姿勢変更可能となっている。
詳しくは図示しないが、スタンド50を支持姿勢から収納姿勢にするには、操縦ハンドル20を機体前方へ押し操作する。これにより、スタンド50がデッドポイントを超えると、ばね部材51の付勢力により、スタンド50が収納姿勢となる。一方、スタンド50を収納姿勢から支持姿勢にするには、操縦者が機体本体10の横側方に立ち、機体フレーム21の前部を少し持ち上げながら、脚等でスタンド50を操作し、支持姿勢にする。
[別実施形態]
以下、上記実施形態を変更した別実施形態について説明する。以下の各別実施形態で説明している事項以外は、上記実施形態で説明している事項と同様である。上記実施形態及び以下の各別実施形態は、矛盾が生じない範囲で、適宜組み合わせてもよい。なお、本発明の範囲は、上記実施形態及び以下の各別実施形態に限定されるものではない。
(1)上記実施形態では、ばね部材51で収納姿勢側に付勢されたスタンド50が一例に示されているが、これに限られない。図5、図6に示されるような別構造のスタンド150であってもよい。スタンド150は、ワイヤ151を介して、操縦ハンドル20のハンドル杆26の近傍に配置された操作具152に連繋されている。ハンドル杆26には、スタンド150が収納姿勢(図5において実線で示され、図6において二点鎖線で示されているスタンド50の姿勢)にある状態で、ワイヤ151が連繋された操作具152を係止可能な係止具153が備えられている。
スタンド150を支持姿勢(図5及び図6において一点鎖線で示されているスタンド50の姿勢、スタンド50の下端部が揺動軸心Pよりも前方に位置して、スタンド50が機体本体10を支える姿勢)から収納姿勢にするには、図5、図6に示されるように、操縦ハンドル20の握り部27を把持して機体前方に押し操作し(図5における右向きの黒矢印参照)、スタンド150を支持姿勢から、スタンド150の下端部が接地した接地姿勢(図5及び図6において二点鎖線で示されているスタンド50の姿勢)にする(図5における左向きの黒矢印参照)。そして、操作具152を引き操作して、ワイヤ151の引っ張り(図5における中央付近箇所の左上向きの白抜き矢印参照)により、スタンド150を接地姿勢から収納姿勢にし(図5における右下箇所の左上向きの白抜き矢印参照)、操作具152を係止具153に係止する。これにより、スタンド150が収納姿勢に保持される。
一方、スタンド150を収納姿勢から支持姿勢にするには、図5、図6に示されるように、係止具153に対する操作具152の係止を解除する(図6における中央付近箇所の右下向きの白抜き矢印参照)。すると、スタンド150が自重で揺動軸心P周りに揺動し、スタンド150が接地姿勢となる(図5における右下箇所の右下向きの白抜き矢印参照)。この状態で、操縦ハンドル20の握り部27を把持して機体後方に引き操作し(図6における左向きの黒矢印参照)、スタンド150の下端部が揺動軸芯Pより前方に位置すると(図5における右下箇所の右向きの黒矢印参照)、スタンド150全体が機体本体10を支えるものとなり、スタンド150が支持姿勢に保持される。
このようなスタンド150であれば、スタンド150を収納姿勢から支持姿勢に姿勢変更するにあたり、操縦者が、機体本体10の機体横側方に回り込んでスタンド150の操作を行う必要がなく、操縦ハンドル20の握り部27側に立つ作業姿勢で、スタンド150の操作を簡単に行うことができる。
(2)上記実施形態では、調節機構43が、連結部材32に支持されているものが一例に示されているが、これに限られない。例えば、調節機構43の支持部材と分離した状態で配置されている他の連結部材であってもよい。
(3)上記実施形態では、連結部材32が、ロータリフレーム18の上側に位置しているものが一例に示されているが、これに限られない。ロータリフレーム18の機体横側に位置している他の連結部材や、ロータリフレーム18の下側に位置している他の連結部材であってもよい。
(4)上記実施形態では、連結部材32をロータリフレーム18に連結する第二連結具41が備えられているものが一例に示されているが、これに限られない。例えば、連結部材32とロータリフレーム18とが、溶接により連結されていてもよい。
(5)上記実施形態では、連結部材32をミッションケース12に連結する第一連結具40が備えられているものが一例に示されているが、これに限られない。例えば、連結部材32とミッションケース12とが、溶接により連結されていてもよい。
(6)上記実施形態では、締結具29が4つ備えられているものが一例に示されているが、これに限られない。例えば、1つ〜3つ、または、5つ以上の締結具29が備えられていてもよい。
(7)上記実施形態では、第一連結具40が2つ備えられているものが一例に示されているが、これに限られない。例えば、1つ、または、3つ以上の第一連結具40が備えられていてもよい。
(8)上記実施形態では、第二連結具41が1つ備えられているものが一例に示されているが、これに限られない。例えば、2つ以上の第二連結具41が備えられていてもよい。
(9)上記実施形態では、原動機としてエンジン11が示されているが、これに限られず、電動モータ等の他の原動機であってもよい。
(10)上記実施形態では、1輪式の車輪からなる走行装置15が示されているが、これに限られない。例えば、2輪式の車輪、クローラ走行装置等の他の走行装置であってもよい。
(11)上記実施形態では、左右の表現が用いられているが、上記実施形態とは左と右とが反対の構造であってもよい。
本発明は、上記歩行型管理機の他、歩行型耕運機等の各種歩行型作業機に利用できる。
12 :ミッションケース
16 :ロータリケース
17 :ロータリ作業装置
18 :ロータリフレーム
19 :ロータリカバー
29 :締結具
32 :連結部材
40 :第一連結具
41 :第二連結具
43 :調節機構
X2 :第二横軸心(横軸心)

Claims (5)

  1. ミッションケースと、
    前記ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、
    前記ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、
    機体横向きの横軸心方向への螺進により、前記ミッションケースに対して前記ロータリケースを機体横方向に重ね合わせて締結する締結具と、
    前記ロータリケースに固着され、前記ロータリケースから後方に向けて延出されるロータリフレームと、
    前記横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとを連結する連結部材と、が備えられ
    前記ミッションケースと前記ロータリフレームとが、前記ロータリケースを介して連結され、
    前記横軸心周りの回転方向において、前記連結部材は、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとの間に位置する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとに連結されている歩行型作業機。
  2. ミッションケースと、
    前記ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、
    前記ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、
    機体横向きの横軸心方向への螺進により、前記ミッションケースに対して前記ロータリケースを機体横方向に重ね合わせて締結する締結具と、
    前記ロータリケースに固着され、前記ロータリケースから後方に向けて延出されるロータリフレームと、
    前記横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとを連結する連結部材と、が備えられ
    前記横軸心方向と直交する方向への螺進により、前記連結部材を前記ミッションケースに連結する第一連結具が備えられている歩行型作業機。
  3. ミッションケースと、
    前記ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、
    前記ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、
    機体横向きの横軸心方向への螺進により、前記ミッションケースに対して前記ロータリケースを機体横方向に重ね合わせて締結する締結具と、
    前記ロータリケースに固着され、前記ロータリケースから後方に向けて延出されるロータリフレームと、
    前記横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとを連結する連結部材と、が備えられ
    前記横軸心方向と直交する方向への螺進により、前記連結部材を前記ロータリフレームに連結する第二連結具が備えられている歩行型作業機。
  4. ミッションケースと、
    前記ミッションケースの下方に位置するロータリ作業装置と、
    前記ロータリ作業装置を支持するロータリケースと、
    機体横向きの横軸心方向への螺進により、前記ミッションケースに対して前記ロータリケースを機体横方向に重ね合わせて締結する締結具と、
    前記ロータリケースに固着され、前記ロータリケースから後方に向けて延出されるロータリフレームと、
    前記横軸心の周方向での抵抗力を有する状態で、前記ミッションケースと前記ロータリフレームとを連結する連結部材と、が備えられ
    前記ロータリフレームに前後軸心周りに揺動可能に支持されるロータリカバーと、
    前記ロータリカバーの揺動角度を調節可能な調節機構と、が備えられ、
    前記調節機構が、前記連結部材に支持されている歩行型作業機。
  5. 前記連結部材が、前記ロータリフレームの上側に位置している請求項1〜のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
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